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検索対象: 月刊 みんなねっと 通巻第83号 2014年 3月号
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1. 月刊 みんなねっと 通巻第83号 2014年 3月号

でおこなっております。 冷たい態度を取られても、自分 すのご発展をお祈りします。 〇一人暮らし 8 年で、日中は買 に落度があるんだな ? と考える ようになってからは、謙虚にな い物と図書館以外は自宅で書い◆ Sofia 本人 ( 代 ) わ ています。その合間にピア相談 私は統合失調症ですが、クロり人間関係もうまくいくように ーズでフルタイムで働いていまなり、やる気も出てきました。 なに電話して交流を深めていま す。仕事の内容は事務的な事で体調を崩すこともほとんどない んす。 みこの疾病は刺激に弱いのが特す。発病は歳の時で、その後ので、それが仕事が続いている 要因とも思います。 〇徴です。できるだけ、出来るこ就労して年位になります。 〇とも無理のない範囲でやること 最初は病気の症 〇が大切です。睡眠を十分とり、 状よりも、職場の 〇一日キロカロリ 1 の食人間関係がうまく バっ いかず、ある日突 事をとり、静かに心を安定させ 〇 ることが大切です。 然辞表を残し辞め 〇 そういった日常でも、母の見た経験もありま 〇守り、弟家族のことなど、解決す。その後いろん 出来ないことが私の肩にずっしな経験を積んで、 りかかってきています。でもど結婚もして子供も んなに厳しい日々でも、やるこ産まれました。毎 とはやって日は経っていきま日服薬を欠かした す。まず自立の精神をもって、事はありません。 あとは再発しないようにコント この病気はやはモモむ ~ 9 魲 ロールすることが大切です。 り経験が大事だと みなさまの御健康と、ますま思います。職場で 思す生半っ思は 着凧 い。き分ていり社 冬膨風が冬士さ神 寺まこや妄いま偏会 到れまき将山 川住すのす想るす見の 来のかれ軍も 。考く 、と。み組 本県・ せ 満 えな田思みた織 風人 お そ 方つうんいの ま 邪 を 60 ンのはた呈のなな中 車 合ようはがもに ひ代ネ の 、僕のい 人 く つう 生 ぃな分のはる よ ム な さ るおる本 が をる と当 、笑とや とま の 話ほマ下テま上テ ◆ せどイがンわがン 茨 城 るよナりシりりシ 「私と子どものあゆみー母として」とくスきヨのきヨ 県 のコーナーへお母様の体験談をおいや思っン人っン いや考たががたが 寄せ下さい ! ヨ田 ね高にま疲ま めなまれま 子 昨年 6 月号からスタートした、お のっ話て話 母様の体験手記コーナーに、読者の 気てすしす 本 皆様からたくさんの共感、感動の言 分しとまと 人 でま 葉をいただいております。 つ そこで様々な体験をお持ちのお母 様方に、お子様とのあゆみ、エピ ソードの手記を募集します。内容を 2400 ~ 2600 字程度 ( 原稿用紙・ワー プロなどでも可 ) にまとめて、氏名 ( ペンネームも可 ) ・住所・電話番号 を記入の上、みんなねっと事務局 ( 巻 末住所 ) までご送付ください。 編集会議で検討し、掲載の方には ご連絡致します。また、内容等につ いてのお問い合わせは、事務局 (03- 6907 ー 9211 ) までご連絡いただけれ ば幸いです。 皆様の貴重な体験をお待ちしてい ます。 - 〇〇〇〇〇〇〇〇〇みんなのわ〇〇 39 読者のページ ( みんなのわ ) 原稿募集 ふつうの人が 難なく通りぬける所で 頭をぶつけ がんばりすぎて壊れ さぼってみたら嫌われる それでも まっすぐに生きてみたら いっしか足跡が道になったよ 「マイウェイ」 ◆群馬県かず本人 ()0 代 ) みんなねっと 2014 年 3 月号 38

2. 月刊 みんなねっと 通巻第83号 2014年 3月号

メリデン版家族支援 ( ファミ 世の中の物事が成熟していくのガイドラインが広まって、多リーワーク ) 導入のための寄 のには、それなりの時間が必要剤大量処方といわれている状況付のお願い この度、当会では、メリデン版 が変わっていくことを期待しま です。世論形成も必要だと思い 家族支援 ( ファミリーワーク ) を 日本に導入するため、海外から講 ますね。それを急に規制というした。しかし、ガイドラインは 師を招いたり講演会や専門職の養 形でやるより、動きを少しづっ医師が使うものであり、どう 成研修会を開催していきます。し かし、開催には多くの費が掛か していったほうがよいのではなやったら広められるのか、本人 り、当会の運営状態では困難な状 や家族は何ができるのか、など、 いか、と個人的に思います。 況です。そこで、研修会開催のた このガイドラインは、そのた疑問がわいてきました。 めの資金を集めるため、寄付金を お願いすることにいたしました。 山之内医師の説明をきいて、 めの第 1 歩だと思います。減ら ご支援くださいますよう、お願い しても大丈夫といえる研究のも医師や薬剤師などと、薬につい いたします。詳しくは、 2013 年 6 月号の特集「イギリスの家族 とで提示しました。減らすとよて話をする「コミュニケーショ 支援視察」をご覧ください。 くなるのでなく、減らしても大ンの場」をどうやってつくって 名 いけるか、一番大切なのは、この 丈夫、ということですね。そう 店 4 者金 支 入募 ことではないかと感じました。 ロ いえただけでも、減薬の根拠に ン 東 4 座デ 袋 2 医師も自分の処方について考 なると思います。 池 7 便メ 号 9 号 えるきっかけを持ってほしい 郵と 番行 2 番 っ 取材を終えて・ : 座銀 7 座 o 名 という先生の言葉が印象的でし ね ロ友 8 ロ 8 統合失調症の減薬ガイドライた。 期通郵 o ・三並日■ O ( 取材鈴木・谷 ) ンが公表されたことを知り、こ るのでしょ , つか、ちょっと聞い また、本人・家族で医師と薬 0 どういうふうにきっかけを てみるとかということが、できの話ができ、「じゃあ減らしまっくっていくかが課題ですね。 るといいですね。 しよう」と仮になったとしても、 その第 1 歩はコミュニケー減らしたせいで、今度は減らす山之内医者とコミュニケー ションでしようね。そのコミュ ことで患者・家族が不安になっ ションをとるきっかけづくりと ニケーションの材料のひとっとたり、調子が悪くなることもあ一緒に取り組んでいくというこ して、「減薬しても大丈夫だつります。そこで、「すぐにもととが大切ですね。まずは、何に たという研究もあるのですが に戻そう」という話も、患者、困っているか、というところか ・ : 」とか「うちの子はこんなに家族から出たりしますが、急にら話し始めてほしいです。朝も のんでいてこんな状態で」とい 戻すかどうかも、話し合いなが昼も夜も 8 錠のんで、毎日気が うように、医師とそれについてら考えていくことができるとい 重いんですけど・ : という言い方 話ができるといいと思います。 いですね。 もありますね。 大切なことは、すぐに減らす 話をするより、今の処方はどう ガイドラインは、減薬の動きを少しず いう意味があるのか、どれなら っ始めるための第 1 歩 減らせるのか、ゆっくり話して 取り組めば、患者も家族も安心 a 減薬ガイドラインの今後の山之内制度的に規制して減ら して減らしていくことができる広がり、見通しはどうでしようすのでなく、納得して減らして のだと思います。 カフ・ いくことが大切です。 15 特集薬を減らすガイドラインへの期待 みんなねっと 2014 年 3 月号 14

3. 月刊 みんなねっと 通巻第83号 2014年 3月号

さ心 違うので、それにあった対処を読めて嬉しかったです。 な中。 をみを あと、毎回出ている「真澄こ の高でしていただくような制度があっ 号 月 と葉のつれづれ日記」が大好き 者投ナたらばと思っていました。 年 まりコ発病した時、その本人の症状で、何時も思わず笑ってしまい 」便る 盟第第第わおすにあった対処をしてもらう制度ます。これからもずっと続けて 、。を " のの介 と ら紹があったなら、どんなに喜ばし下さい ん っ く、安心できることでしよう。 み こうした制度を作っていただく◆神奈川県ペンネーム秋山望な 〇 本人 ( 代 ) み ようお願いします。 〇 統合失調症が自然に治った 〇 〇「みんなねっと」の感想◆東京都谷口啓子元保健師り、カウンセリングだけで治る ことは充分可能だと思う。プロ 〇◆愛知県波多野浩家族 イラーの時代でも、統合失調症 はじめてお便りいたします。 1 月号の新春座談会で家族支定年まで保健所に勤務、その後の % は自然に治ったと言われ 〇 援がとりあげられました。その間歳まで市役所にて週 3 回、精ている。 〇 子供の時に無ロだった人が、 中で「本人の事を一貫して知っ神の相談にのらせていただき、 ているケアマネ 1 ジャーが必現在は、地元の精神障害者の作大人になってからよくしゃべる 要」との意見がありました。共業所でボランティアをしておりようになった、という話を聞く 感しています。 ことがあるが、統合失調症が自 ます。 かねてから、親亡きあと問題仕事上の専門誌は止めました然に治ったと考えられる場合も を考えてきました。親は生活の が、この「みんなねっと」だけあると思う。 カウンセリングだけで完全に 全般について面倒をみていまは読んでいます。月号は、尊 す。ひとりひとり病状、環境が敬する藤井克徳氏の基調講演が治すことはむずかしいが、状態 をある程度改善することはでき会や勉強会、会員相互の懇親行話を聴いてもらい、それが心の る。 事など、当事者が参加できる活支えとなっているので、日々感 私は生まれつきの統合失調症動も多くあります。私も息子と謝の気持ちでいつばいです。 だが、よいカウンセラーに出会一緒に料理教室やバーベキュ 1 月 1 度の家族会でも気の合う ってからは、薬を飲まなくてもなどに参加し楽しんでいます。 当事者の知り合いが出来たり、 少しずつ回復してきた。 統合失調症の息子は、早寝早やさしい言葉で励ましてくれる 起きや家事の手伝い、田植え稲 ご家族がいるので、毎度和やか ◆福井県松田仁美家族 刈りの手伝いなど、自分のことで一時的ですが気分が晴れま 〇 病院の掲示板ポスターを見は自分でやり、規則正しい生活す。 〇 て、「あすわ会」家族会に入会、が出来る事で、家族はホッとし 私自身最近思うのは、過去の わ 頼もしい仲間が温かく迎えてくています。あとは地域で安心しことにとらわれず、今の時間を れて 5 年が経ちます。今では会た生活、自立出来る事を願「ても「と有意義に過ごせるよう、な の中で色々な事を学び、息子と います。 自分を大切にすることが大切、ん 家族が毎日元気・笑顔で生活出 ということです。ゆっくり頑張み 来る事に感謝しています。 ります。 日常生活 月 1 回の定例会「たまり場」 な には、必ず「みんなねっと」を◆福岡県あっこ本人 ( 加代 ) ◆東京都ベンネーム岬由紀〇 持って参加し、皆で輪読します。 〇み 発症して川年以上、幻聴と呼本人代 ) 昨年末の会では、月号の特集ばれる嫌がらせで毎日つらいで 2014 年を迎え、社会の仕 〇、一 「みんなねっと大阪大会」の己 言す。ほとんどが過去の話題です。事を辞めて年目に入ります。 〇ペ 事を時間をかけて読み、質疑応気分転換としてョガ、水泳、活動支援センターのプログラ 〇者 答も多くありました。 読 読書、料理、掃除をしています。ム、ピア電話相談、フリートー そ 0 他、講師を招〔て 0 研修そして理解 0 ある家族や友人にクを、ピアカウセラー 0 。人一 元代 )

4. 月刊 みんなねっと 通巻第83号 2014年 3月号

か、きっかけをあたえるための ます。 てないし、よくもなってない この研究で、ゆっくり少しずワークシートをつくって公開し でも、これは実は大事なことで たということです。 つ、減らしてもよい。どういう す。 いままで 2 錠のんでいて、そふうに減らしはじめたらいい れが 8 錠に減った。それでも悪 くもならないし変わらない。そまずは、主治医に困っていることなど もそも 8 錠でよかったのではな を相談してほしい いか、ということです。余分な 2 錠をのんでいたことになりま O 患者、家族にできることは言ってほしいと思います。医者 の側からすると、その医者のせ すね。減らしても大丈夫、とな何でしようか ? いというより、長年の歴史の積 れば、減った状態でいいのでは 山之内実際、わたしも診療しみ重ねの慣習という面もあるわ ないか、となります。 薬を飲み続けることは、体へてますが、たとえば、減薬ガイけです。でも、医者にもこれだ けの薬をどういう意図で出して の負担もありますからね。のみドラインの記事を見たので、こ いるのか、考えてほしいと思い 続けなければいけないという気のように減らしてください、と いわれると、医者もなかなか対ます。医者が考えるような働き 持ちの整理も必要になりますよ かけを、患者としてできるので ね。自分は、 5 錠のむか 4 錠の応しづらいかと思います。 はないかなと思います。 それよりも、今自分が何に むか、と考えたときに、 5 より たとえば、ぼーっとしている、 困っているか、自分のことばで は 4 のほ , つがしいかな、と田ハ、 という症状があったとして、そ医者に伝えられるよう、手伝っらないことが結構あると思いま てほしいです。また、本人が、す。 れをどのように説明するといし でしようか。「私は、アルバイ自分が何に困っているか自覚で病気でないときと比べて何が トもはじめ、朝起きるようにしきないときでも、家族は、病気ちがうか、などという点も説明し になる前も知っている、症状がていただくと、医者も、それは病 て生活リズムを整えています。 なのに、 1 日ぼーっとしていま大変な時も知っているし、今も気のせいだろうか、薬が多いせ いか、と考えることができます。 す」とか、そういうような症状知っている。家族でないとわか をきちんと伝えてくれるといし ですね。そのうえで、医師にど 薬を通して医師やスタッフとコミュニ 待 うしてこの薬を出しているか聞 ケーションがとれることが肝心 期 の いてほしいと思います。 へ ン 何に困っているか、どうして O 多剤処方が減ることで副作てコミュニケーションがとれる イ ラ ほしいかを話して医者と共有す用も減らせるという可能性がでようになると思います。 イ 今まではそれがあまりなかっ てきたということでしようか ? ることが大切です。 ガ たと思います。是非、患者、家す O 家族は何ができるでしよう ? 山之内減薬によって、副作用族が、そういう話し合いの場に を 薬 の対処についても考えやすくなもちこんでほしい 集 ちょっと打ち解けてきたとき 山之内まずは、患者本人の一一一一口りますよね。そうすると医師、 特 に、なんでまた 3 種類のんでい いたいことを、わかりやすく、薬剤師、患者の間で、薬につい みんなねっと 2014 年 3 月号 12

5. 月刊 みんなねっと 通巻第83号 2014年 3月号

②は昨年 8 月 からの金額 基準引き下げ③は今年 4 月 前の金額 からの金額 うことを強調しています。 《その引》 精神障害者にとっても、親か ら「自立」していく上で大切な わかりやすい制度のはなし 生活保護制度が、今どのような 状況におかれているのかという 「自立」のために重要な生活保 ことを述べていきます。 護制度は、これからどうなる 全国公的扶助研究会横山秀昭。 保護基準の引き下げと その影響 が元気な内に『自立』するため 最初は、昨年から始まった生 にはど , っしたらよいか」とい , っ 親亡き後の心配と 話をして欲しいという依頼が数活保護基準の引き下げの中身と 生活保護制度の問題 その影響です。 多くあります。 私がその中で「生活保護制度 精神障害者と暮らす家族に とって、昔も今も最大の課題はは貧困に苦しむ多くの市民に■長い歴史の中で最大の引き下け とって、『自立』したり、生活現在の生活保護制度は、今か 「親亡き後」のことです。 そして、最近は家族会から、を再建するための最後の砦となら年以上も前の 1950 年に 「『親亡き後』のために、社会保るとても大切な制度だが、今大施行されましたが、その長い歴 障や社会福祉制度を活用し、親変な状況におかれている」とい史の中で、最大の基準引き下げ ④は来年 4 月 からの金額 が昨年から 3 年間にかけて行わ 円円 ) 円円 , 円円 , 、るれています。 4 0 % よ , 刀よ 0 8 9 8 0 ノ 著月に生活保護費は、何人世帯の家 1 △囲△ 1 △のユ族か、母子家庭かどうか、子ど 永年 吉るもかいるかどうかなどによっ 村俶さて、支給される金額が違「てき ますが、最大で川 % 、平均する & 円曰円円曰円円曰 ) 場減 0 護の「 圓 1 呆がと聞 % と、大幅な引き下げが始 ↓川 2 帯円 世 o まっています。 ②③③②③ム②③ ~ 引 単身世帯では毎月の生活費が う※ ど 約円円の引 る額き下げとなり、中高生がいる 4 円【な金 る人世帯は、 2 万円近くが、 2 年し ど れ 十 6 後には減額されます。 の 歳 度 減 8 制 型の帯 4 る い帯帯 0216 万人の利用者に影響 す 類で人の世図世歳 3 四生人 生活保護利用者は、原則貯金 , 刀 世こ譁高 4 母畆 ができませんので、その分生活 わ 費を切り詰めなければいけなく みんなねっと 2014 年 3 月号 26

6. 月刊 みんなねっと 通巻第83号 2014年 3月号

をつ巐 見を述べました。 的障害者相談員は、それぞれ、 1 月Ⅳ日、早急に精神障害者 次回は、事例発表、今後の施身体障害者福祉法、知的障害者相談員制度を創設してほしいと 策のあり方について協議・検討福祉法に規定されていますが、国に要望しました。国からは、 が行われます。 精神障害者本人や家族が相談に身体・知的障害者相談員制度の のる制度はありません。 現状を確認し、精神障害者相談 ☆「障害者の権利に関する条約」 障害者総合支援法の中でも身員について制度化、予算化が可 批准書が寄託されました 体、知的、それぞれの相談員制 能かどうか、検討をしたい旨の 1 月日、日本は国連に「障度の充実が謳われていますが、返事がありました。 害者の権利に関する条約」の批精神の相談員は対象とされてい ■お知らせ 准書を渡し、受理されました。 ません。しかし、障害者総合支 Q ( 日本障害フォーラ 動 2 月円日に、日本国内において効援法の成立の際に、「精神障害ム ) は、東日本大震災における 活 力を発します。日本はを含者やその家族が行う相談の在り 障害者の被災状況と今後の課題の っ めて、 141 番目の締結国です。方等の支援施策について、早急をまとめ、 Q>Q 「生命のこと ね に検討を行うこと」と附帯決議づけ」をつくり上映運動を進めな お知らします「 されました。 てきました。このたび個人視聴み これまで、精神障害者家族会用の Q>Q ができました ( 頒価す は長きにわたり相談活動を行っ 3 千円 ) 。お問い合わせは、みし ら ■精神障害者相談員制度の創設てきました。相談機関でも精神んなねっと事務局まで。 知 お を要望しました 障害にかかわる相談が増えてお電話 ( 6907 ) 9211 現在、身体障害者相談員、知り、制度化が望まれています。 æ<>< ( 3987 ) 5466 行、観念その他一切のものの除・障害者職業能力開発推進会議力開発の一層の効率的な推進に 去』とあるように、間違った慣【第 1 回・月芻日】 ついて協議・検討を行うため推号 行、観念をなくしていくことが 障害者の職業能力開発は、雇進会議が開催されました。当会 年 大事である。そのための教育の用・就業を希望する障害者の増からは今年度より初めての参加 実施を考えてもらいたい」「協大、障害の重度化・多様化に対応で、堤理事が委員として参加し と っ 議会に障害者等及び家族の参画し、障害者職業能力開発校におけています。 ね な が謳われているが、協議会の審る職業訓練に加えて、障害者の態 第 1 回は、障害者職業能力開 ん み 議事項は「障害福祉計画」であ様に応じた多様な委託訓練及び発施策の現状とこれまでの研究 る。一方、利用者・家族にとっ 一般校を活用した職業訓練等が会での内容、特別支援障害者の て大事なのはひとり一人異なる実施されています。その中で、範囲見直し、今後の施策の検討 その人固有の利用計画であり、障害者の職業能力開発は、各都課題等について事務局より報 サービス事業者が実施する個別道府県に定着してきていますが、告・提案がありました。堤よ の支援であり個別支援計画であ ハローワークの求職障害者の増り、「精神障害者向けに特化し る。この段階での、ピアサポー 加、特に精神障害者を中心に職た実践能力習得コースの訓練設 ター、家族相談員等の関与が必業訓練上特別な支援を要する障定支援事業及び精神障害者向け 要である。なお、障害者相談員害者が大幅に増加していること委託訓練カリキュラム開発、検 制度に精神障害者相談員制度が から、その取組について一層の充証、普及事業の創設には謝意を ないのでこの創設も検討いただ実・強化が求められています。 表し、精神障害者に対する職業 きたい」と意見具申しました。 このため、有識者及び関係機訓練の一層の充実が雇用拡大の 関の代表者等が障害者の職業能ためには必要である」などの意

7. 月刊 みんなねっと 通巻第83号 2014年 3月号

私と子どもの あゆ 母として 私は意を決して隣の部屋にい す。娘はすぐにそのことを東京うか。息子は、「キリストの使い だ」といい、離婚は絶対に許さなた娘に精神病院へ電話をしてく の息子に電話で伝えました。息 僕のカで父親を家に帰すのれと頼みました。ほどなく病院 子は帰って来ました。これまで から医師と男の看護師 2 人が来 の息子とは大変違っていましだ、などと大声でいいます。間 た。夜になっても眠りません。違ったこと言っているのではなられました。簡単に経過を話し いのですが、どこか違うと思 , いました。医者は息子の様子を診 ずうーっとしゃべっています。 そんな日が 4 日も続いたでしょました。息子の状態はどんどんて「激しいですね。でもよくな 現実から離れていきまる可能性はあります」といわれ す。その日、夫は広島にました。息子は突然のことで少 いましたので、息子のこし抵抗をしました。「僕、病気 ? 」 とを何回も電話でを話しと聞きます。「そうよ、先生の て、帰って欲しいと頼み言われることを聴いてね」とい て し と ましたが帰ってくれませうと、息子は大人しく頷きまし た。そして入院したのでした。 ん。私はいつも診ていた だいている医者に事情を夫は夜明け近い時間に帰って来ゅ も 話しましたところ、精神ました。息子のことを話しまし ど た。夫は黙って聞いていまし子 病院を紹介してください ました。いくら待ってもた。夜が明けてから、みんなは こたつで雑魚寝をしてしまいま 夫は帰ってきません。 あした 天気になーれ ! 広島県岡本智惠子 きません。思案しておりました 息子のことから 矢先、「いま成田へ着いた、お号 息子は私が歳、夫が、の金がない」と息子から電話があ 3 年 7 月、仮死状態で生まれました。 り、やれやれと思ったもので 3550g ありました。生まれす。広島の家へ帰ってきた息子 と っ てから後は、歳まで一兀気でしはそれまでの息子とは何となく ね な た。父親は岡山の私立大学、私違った感じがありました。でも ん は広島の高校に勤めていまし私の知らないところで息子も大み た。家族は、私たち夫婦と息子、人になったのだろうと解釈しま その下に娘、そして私の母親とした。 の 5 人でした。 息子の発病 息子は東大の一一次試験に失敗 して、一一期校の東京外国語大学その頃のことですが。岡直で 夫には好きな女性が出来ていた に進学しました。 1 年が過ぎました。息子はようです。正月に帰ってこな 「歳になるまでにアメリカへかった夫から突然家庭裁判所を 3 か月の予通して離婚訴訟の封書が届きま 行くんだ」といい した。二人のこどもにとって両 定でアメリカへ旅立ちました。 ですが、 3 か月経っても帰って親の離婚は一大事だったので

8. 月刊 みんなねっと 通巻第83号 2014年 3月号

は病院家族会の代表を務めてい のではないか。発病し友達など務めさせていただいています。 ます。 との繋がりの切れた、息子のこ 年度から就労継続支援型事 全家連大会に出席し、障害年とを重ねて思いました。作業所業所と地域活動支援センターの 金の制度があることを知りましのことを知り、家族会の仲間や活動をしています。息子は 5 年 た。発病してⅣ年目に障害年金当事者の人たちと話し合い作業ほど小康状態が続いています。 が受け取れるようになりまし所を作る運びになりました。 能力開発校に通い、。、 ノソコンの た。年金を受け取るようになっ O ( マイクロソフト・オフィ て息子のお金に対する意識が変無認可小規模作業所」Ⅳ年月ス・スペシャリスト ) に合格、 わり、貯蓄を考えるようになり設立・年Ⅱ月 zæo 、人に移行 現在は事業所の職員として税理 ました。 士の指導を受けながら、会計の 「仲間同士が集まって少しだ仕事をしています。 地域家族会の立ちげに参 け仕事をして、話のできる場所。 「どうか、もう再発しません て し 私は地域の精神障害者家族会自助努力・自立」を目標としまように」息子と私、そして娘の と 母 の立ち上げに参加しました。副した。現在、市町や地域の皆さ願いです。私の通勤は、息子の み 会長になりました。息子は、そんのご支援ご協力を頂きなが車で送迎をしてもらっていま ゅ あ のころ、病院のデイケアに通っら、理事長として運営に携わっす。 も ていました。きっと息子のようています。今年で 9 年になりま 今年、私は歳、息子は歳子 と な立場にいる人たちも、息子とす。年秋から広島県精神保健になります。 同じような生活をしておられる福祉家族会連合会の代表理事も ( おかもとちえこ ) した。 れました。 てきました。日も暮れてきまし 朝 9 時過ぎ目が覚めました。 息子は大学に 4 年在学しました。私は一人、停留所でバスを号 月 夫も起きました。 たが、単位が取れず退学しまし待った時のことは忘れられませ 年 た。帰ってからまた、広大の入ん。 離婚 学試験を受け合格しましたが卒そのころ医師から統合失調症 夫は「役場へ転出届をとり業できませんでした。アルバイの病名を聴きました。息子は入「 亠な に行く」といって出て行きましトはよくしました。疲れては再退院を繰り返すなかで、英検一 ん み た。その後、私は夫と息子のこ発し、入退院を川回以上繰り返級、点 *_ao_± とで話し合ったことがありますしました。 3 度目の入院してい の成績を採っています。車の免 が、夫は「息子は病気ではなた時のことです。土曜日も授業許も取りました。 い、おまえが我儘をさせるからが昼まではあったころのことで 障害年金 だ」といい、病気を認めません。す。私は昼から病院の息子のと 夫はその後、息子、わたしたちころへ行くのを日課にしていま 私は定年退職をしました母 に対しては一切知らん顔になりした。月の寒い日でした。息親は退職する 1 年前に亡くなり ました。したがって私は母の助子に会いましたが、まだ暗いトました。病院家族会に入会しま けを借りながら頑張るしかない ンネルの中にいる息子でした。 した。山の中にある病院ですが、 生活になりました。 5 年後、夫 いっ明るい日の下で話が出来る院長先生が、人権を重んじる人 からの申し出があり離婚しましのだろうかと、先の見えない頃道的な人柄で、患者や家族を大 た。この年娘は結婚して家を離がありました。帰り道、雪が降っ切にしてくださる病院です。私

9. 月刊 みんなねっと 通巻第83号 2014年 3月号

援の必要をのべました。「過度の見直し③その他でした。①にる。相談支援は、利用者・家族 な負担」については、公的資金ついては医療の提供確保のための気持ちとニーズに沿ったもの の在り方が求められるとの意見の指針の検討会座長から検討会でないといけない。そういう意 が、当会などから出されました。 最終案についての報告があり、味から、高度の専門性が大事な 「啓発活動」については偏見をその後精神病床の機能分化に関のは言うまでもないが、体験を なくす活動が必要で、この解決して「議論すること自体反対」ともにする当事者・家族を相談 の方法として、具体的な偏見差等異論が複数出ましたが、詳細支援員として登用を考える必要 別、年齢による差別、地域におについては来年以降も検討するがある」と意見陳述しました。 ける差別など、調査の必要を当ということで、一部文一一一一口修正の 会の意見として述べました。 うえ了承されました。また、②【第回・ 1 月日】 についても次回以降も検討とい 今回の審議内容は、「障害福 0 社会保障審議会障害者部会 うことで了承されました。当会祉計画に係る基本指針の見直 【第回・月日】 から、「計画相談が、従来、病し」でした。なお、平成年度 暮れも押し迫った月日厚院・施設から地域移行する人等障害保健福祉部予算案の概要の き 生労働省内において、第回社一部の人に限られていたのが利 説明も行われました。 会保障審議会が開催されまし用者全体の利用計画を作成する審議の結果、字句の修正意見の た。今回の議事内容は①良質か点は評価できるが、従来の利用等はあったものの、最終案が承福 っ適切な精神障害者に対する医計画を見ていて、単なるケアプ認されました。当会からは、「基保 精 療の提供を確保するための指針ラン作成、ケアマネ 1 ジメント本理念にも、『障壁となるよう ②障害福祉計画に係る基本指針 に終わってないかと危惧を感じな社会における事物、制度、慣 もう少し延ばせるような仕組みく基本方針について、委員から 知っておきたい【 をつくるなど充実・強化が必要の意見が報告されました。「不号 精神保健福祉の動き、 であること」「合理的配慮とし当な差別的取扱い」「合理的配 年 て、ジョブコーチ ( 職場適応援慮の基本的な考え方」「合理的 ■改正障害者雇用促進法に基づ助者 ) 支援制度を採り入れて、配慮における過度な負担の考え と っ く差別禁止・合理的配慮の提供実績を上げておられる企業があ方」「対応要領に記すべき事項」 ね 亠な 「相談・紛争の相談体制」「啓発 の指針の在り方に関する研究会ることを例にだし、ジョブコー ん チ支援の必要性」などの意見を活動」について行政機関、事業み 【第 4 回・信月 7 日】 第 4 回は、経済団体と労働組述べました。企業側から、「過所がとるべきことの意見がださ 合からのヒアリングが行われま重の負担となる場合がある」とれました。当会は、「不当な差 別的取扱い」として、精神科医 した。当会理事の堤から「精神の意見が出されました。これに 対して「精神障害者への合理的療の特例、手帳サービスの他障 障害者の雇用の機会を増やすた め、雇用する企業側からの面配慮の提供の必要が不可欠であがい者との格差をあげました。 接・試験だけでは適正・能力がることから、国の方で財政的支「合理的配慮の基本的な考え方」 判断できないケースも多く雇用援等を考えていただければありとしては、委員である精神科医 師から、入院している精神障が に結びつかない。障害者トライがたい」との意見を述べました。 い者に関しては、第三者の権利 アル雇用制度を活用することが 有効に機能しているという観点■障害者政策委員会【第 9 回・擁護者を選ぶことが求められる と発言がありました。当会は、 月日】 から、現状のトライアル雇用期 「障害者差別解消法」に基づ本人の思いに寄り添うような支 間を精神障害者の特性に応じて