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検索対象: 月刊 みんなねっと 通巻第85号 2014年 5月号
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1. 月刊 みんなねっと 通巻第85号 2014年 5月号

困っている人のニーズを中心に ジメントを、すべての職種、医護はあるけど、デイケアはない サービスを組み立て提供すると師も看護師も大切にしているこ とか、地域全体としてデザイン いうことです。そういう発想に とが、大きなポイントではないされていないというのが、日本 なれば、自分のところでは提供 かと思います。 の特徴です。住民全体のニーズ できないサ 1 ビスがあれば、ほ をとらえてシステムを設計する 地域全体をデザインする かの機関とつないでサービスが ということは、現状ではほとん ① 受けられるようにするとか、地 次に、地域責任制ですが、各どないと一一一一〔えます。 の そ 域にそのサービスがない場合は、チームが担当エリアを明確に定 日本においても、今後は地域 いろいろな関係者とネットワー めているということです。日本の自立支援協議会やそれを支え支 家 クを作って、社会資源を開発しでは、医療機関は、自分の担当る市町村、都道府県が、この地 ていくということをおこないま地域を定めていません。通える域に、どんな施設が必要か、あ訪 る え す。一般の人が使っているサー範囲という限定があるだけでるいは必要ないか、地域の明 支 ビスがあって、障がいのある人す。ですから、同じサービスが確なニーズをアセスメント " し も にも使いやすいようにしたいな と 一つの地域にたくさんあったて、具体的な数としてあらわし と思うなら、その機関に働きか り、同じサービスが地域に一つてデザインしていかないと、先族 けて、精神障がいのある人にもしかないということが起こって進国の状況にはならないだろう 人 本 使いやすいようにしていく、と います。ある地域に精神科ディと思います。 ( さとうあっし ) いうのが、ケアマネジメントとケアが四つもあるのに、訪問看 * アセスメントとは、個人や地域の状特 態を十分理解し、必要な支援を考えた いう考え方です。このケアマネ護はまったくないとか、訪問看 り、支援の成果などを調べること。 になります。日本の場合は、夜います。なお、精神科病院の入言っておられました。 間、休日にを出しても、院は、原則日 4 週間になりま 日本のサービスとの違い 警察官しか来てくれませんが、す。日本の標準入院期間は約 3 さらに、アウトリーチは、ケ ーミンガムでは、ソーシャル か月前後ですから、その三分の アマネジメントをベースにおこ 一になります。日間というこ ワーカーか看護師が、そのお宅 とは、入院するとすぐに退院先なっているというのがもう一つ に訪間して、薬物治療が必要か、 入院治療が必要か、あるいは精のことを考えないといけないとの特徴です。 いうことになりますので、アウ 日本のサービスの現状は、「私 神的サポートが必要かを見極め ます。そこで、時間 365 日トリーチのチームの方に聞きまたちの機関・事業所は、こういう ことをおこなっています。これに のケアをおこなって、危機的なすと、入院して間もなく、「君は ートに住みたいか、自宅か、当てはまる人は相談にのります 状況を回避することになりまアパ す。このチームを通さないと公営住宅がいいか」と聞き、まず、が、当てはまらない人は、ごめん 精神科病院に入院できません。住居を確保しないといけないとなさい、他に行ってください」 という考え方です。先に自分た このチ 1 ムがゲートキー 言っていました。 つまり、これだけのシステムちの役割を決めてしまって、そ ( 門番 ) になっていて、「これ くらいの人なら、地域で支援がを動かす大事なポイントは、経れに合う人しかみない。 一方、バ 1 ミンガムでおこな あれば何とかやっていける」と済的な保障と住居をどう維持す いう判断をした場合は、入院をるかということで、それがとてわれているケアマネジメントを べースにした支援というのは、 避けるというシステムになっても大切なことであると盛んに みんなねっと 2014 年 5 月号 12

2. 月刊 みんなねっと 通巻第85号 2014年 5月号

の状態になってしまうでしょ は、保健・医療・福祉がそれぞからコミュニティ精神保健チー う。なぜ集中してしまうのかとれに、さまざまなニーズにこたムに紹介されてきます。この いうと、いろいろなニーズにこ チームは多職種による訪問チー えるアウトリーチを展開してい たえる多種多様な訪問アウト かないと、約万人を支えるシムですが、おおむね週 1 回程度 ーチチームが地域にないからステムはできないだろうと思い訪問すればよい人たちに対して 訪問しているチームです。これ です。これから、日本においてます。 ① 英国バ 1 ミンガム ( 人口がⅣチームあるということにな の そ る ります。 130 万人 ) では、どのよう あ 療 で 週時 ) 援 医 ところが、この週 1 回では支支 なシステムになっているか 族 健 ムの 家 えきれない人たちが一定の割合 イをご紹介します。 保 神 ム 訪 R 基図のように、英国ではまでいるわけです。そういう場合 生月 ) る レ え チ ンず心も身体も総合的に診らは、 <0+ に紹介され、週に 2 支 戉万 6 保 回、あるいは 1 日に数回の んれる家庭医にかかります。 地 も 神 と 軽い統合失調症やうつ病の支援がおこなわれます。 を ガ約庭精 ロ家 囲ハ方は、家庭医への通院と投もし、本人の病状が急に不安族 ュ 測刋薬で済んでしまう場合もあ定になり、すぐに入院か支援が 人 本 必要かもしれない場合は、ホ 1 トります。 コ 院 入ア 国 のもう少し、手厚いケアがムトリートメントチーム ( 危機特 英 こ必要な人たちには、家庭医介入チーム ) に紹介されること く社会の仕組みがあるというこも知られたくない、目立っとこ の考えです。 ろに一何きた / ないとい , っことが このケアラー法は、 1996 とになります。 あります。また、これまで受け 年に成立し、その後、改正に改 地域で暮らせるシステム た支援に不信感が募っていて、 正を重ねていきます。 ふたつめは、日本でいうと約とてもじゃないけど相談したい 年に出された政府の指針を訳し てみると、ケアラーはケアのパ 万人の人が退院して、地域でとは思わないということがお こってくるわけです。 トナーとして敬意を払われる人暮らしているという英国・ 例えば、現在、家族会の中で、 たちであると書かれています。ミンガムは、どのようなシステ アクト そして、 2 番目に、ケアラーはムになっているかというと、さ <0+ に対するニーズが非常に ケアする役割と同時に自分自身まざまな機能や役割を持つアウ高まっています。ところが、日 の人生をもっことができる人でトリーチ ( 訪問支援 ) が充実し本のある地域に <0+ ができま あること、 3 番目に、経済的なているということです。なぜ、すと、さまざまなニーズを抱え た人が、その <0+ チームに集 困難が生じないようにすること、訪問が必要かというと、精神に 4 番目には、精神的にも身体的障がいのある人は、外出や相談中するということになってしま こあ一り , - います。本来は、重い精神障が に行くことが難しい状態し にもよい状態で支援されるとい いの人を支えるという < 0 ます。例えば、幻覚や妄想のた うことなどが一小されています。 、、目炎こ一丁きに、さまざまなニーズの人たち この法律のバックがあるからめに外出しにくし本一三ロし彳 にくい。なかなか意欲がでなくが集中していきますので、数か こそ、今日ここで学んでいただ て、相談に行きにくく、周囲に月で支援できる対象がいつばい く訪問家族支援が生かされてい 24 時間、 365 日 危機に対応 ホームトリートメント チーム ( 10 ) 危機介入 みんなねっと 2014 年 5 月号 10

3. 月刊 みんなねっと 通巻第85号 2014年 5月号

と思っています。さらには私た たちは科学的根拠に基づいた家れば大きな変化をもたらすこと ちがしてきたことを、日本の文族支援を提供しているというこ ができるのです。 化にうまく合うような形で取りとです。 家族の一人が発症したとき 入れていただければと思います。 さらにもう一つ、サービスの 私たちの組織は国民保健サー 仕方を変えることです。今まで もし家族の一人が精神疾患を ビス (z=co) が認定する国のは個人個人に焦点を当てがちで発症したとき、家族にどんな影 公的な健康システムに拠点を置したが、家族を単位に考えます。響があるでしようか。多くの家 そ いています。イギリスでは、精私たちは家族 ( ファミリー ) を、族にとって、非常に困難な旅に 援 神疾患患者のサービスはほとん当事者にとって最も重要な人た なります。もし選択肢があれば 支 ど国の公的なサ 1 ビスに基づ 家 いち、血のつながりのあるなしでより簡単な道を選ぶでしよう 訪 て行っています。その理由は、 なく友人や近隣の人なども含めが、そこには選択の余地のない る え イギリスのどの地域にいても、て家族と言っています。 いばらの困難な道が続いてい 支 均一のサ 1 ビスが受けられるよ 私たちメリデンのチームはⅡ て、それ以外には方法がないと も と , つにとい一つことです % 人しかおりません。非常に小さ いう場合です。 を 族 中でも大事にしているのは家いチームです。しかし世界中で そのような状況になったと 家 族のニ 1 ズに応える、「家族に多くの人々が私たちが行ってきき、さまざまな影響が出てきま 人 本 配慮した」サービスを発展させたトレーニングを受けています。仕事への影響があります。 てきたことです。 す。小さなグループであっても、世話をしなくてはいけない人が特 もうひとつ重要なことは、私方向性や姿勢と意思を持ってい 仕事をあきらめなくてはいけな ファミリーワーク ( 英国訪 支援 ) について メリデンファミリープログラム所長、臨床心理士グレイン・ファッ一アン ーハ十 6 ヾ まず最初に申し上げたいこと ーミンガムからまいり は、これまで皆さんが非常に努ました。非常に美しい都市です。 力をされてきた「家族への支援」このバーミンガムで私たちはプ ということに関してです。そしログラムを年間行っています。諸 てメリデンファミリ 1 ワークが ファミリーワークを導入する これから導入されることに関し に当たって て非常にうれしく思っておりま す。私たちはこれから長い旅路さて皆さんが、これから歩み に手に手を取って歩もうとして出す旅路は、私たちもしてきたするのではなく、ぜひ私たちが いるわけです。「千里の道も一 ことです。その道のりの中で多してきたことを皆さんにお話す 歩から」と一一一〕う言葉もあります。くの間違いもしましたし、そこることを共有していただくこと まさに私たちは今日その一歩をから学ぶことも多かったです。により、皆さんがこの旅路をよ 踏み出したと思います。 私たちが皆さんにあれこれ指示り速く進むことができるように みんなねっと 2014 年 5 月号 14

4. 月刊 みんなねっと 通巻第85号 2014年 5月号

6 ~ 12 カ月後の再発率 目目目日目引ー の減少、入院率の減少、そしてがある事は非常に重要です。皆 ファミリーワークの実際 さんはガイドラインを作るよう 薬物療法に対する積極的参加、 号 月 それでは最後に、ファミリー 当然ケアのコストも削減されまに、政府や政治家に対して口 年 ワ 1 クの実際についてです。 す。一番コストが高いのは、入ビー活動を行うことです。専門 これを実践しようとするとど 院することです。 家と家族が一緒に手をつないで と 多くの国が家族に対する支援すれば、とても大きな力になるんな困難があるのでしよう。本っ な 人と家族のグループ、専門家の のガイドラインを設けていまはずです。 ん み 群グループ、そしてシステムや組 す。家族はこれだけのサービス し 織という大きなグル 1 プ、この を受けるべきであるというガイ 施 実 ドラインです。イギリスにおい 3 つの大きなグループが一緒に を 。ゅク 一やっていこうとすると複雑な状 ては、統合失調症の人がいる家 況になります。家族支援を届け 族に対しては—OO % 、こ , っし る・受けることへ影響するもの た家族支援のアプローチを受け は、家族は通常自分たちにはカ るべきであるとされています。 がないと思っています。専門家 アメリカや多くのヨ 1 ロッパ諸 群 は自信がなかったりします。組 国でも、似たようなガイドライ の " 織というものは変化に対する恐 ンがあります。日本には残念な 物 薬れとがあります。これらの 3 っ がら、公的に守られるべきもの がないようです。ガイドライン ロのグループは、今まで私が話し と安心できると思います。さら た科学的根拠を知らない、そのとも重要です。 あとは相手が話を理解できるに専門家を巻き込むことによっ 知識が欠如しているところがあ ります。この障壁をどのようにように、論点、論拠を展開するてよりゴールに到達しやすく ことが必要です。例えば相手がなってきます。そしてもっと大 克服するかです。 まず一点目は、科学的根拠を予算の事を気にするならば、コきなグループ、域の人を巻き込 利用することです。これは当然スト削減になることを伝えるなむことも重要です。それによっ ① とても説得力があり、効果を生ど政治的に話すことが大事です。て雇用につながったり、支援に の そ み出します。一一点目は、何かガ組織、専門家、家族のすべてのもつながっていきます。 アイルランドに、頭で考えて支 イドラインというものを作るこレベルでの活動が必要です。 いるだけでは畑は耕すことはで家 とができれば非常に力強いもの 多くの人のかかわリが必要 訪 きないという諺があります。た があります。任意団体と公的 る サービスの協働は、効果を最大最後にメッセージをお伝えしだ考えているだけではだめ、何え ドに引き出すことができます。ます。より多くの人が関わるこ かをもたらすためには、自分が も と とによって、すべての人がゴー 何か行動を起こさなければいけ 三点目は、もしファミリ 1 ワー を 族 クがなかった場合のリスクをルに到達することができるようません。そして私たちはみんな 家 はっきり説明することも重要でになります。当事者はとても孤一つの道を歩くということです。 人 本 す。例えば自殺率が高くなると独を感じています。家族や友人そこに困難はあるかもしれませ か、家族が精神的健康の間題をたちと取り組むことができれんが、皆で歩くことによって歩特 よ、自分は信用されている、もっき通せるだろうと思っています。 抱えるといったことを伝えるこ F をツ 0 ル 0 朝 0

5. 月刊 みんなねっと 通巻第85号 2014年 5月号

さ、い ろな問題は兄弟でやるしかあり野での議論、政をしてほしいと な中。 す 切望しています。 みをでません。 のニ 0 同 月 ところで、本シリーズでは、 一縮擲←兄弟もそれぞれの家庭を営ん わ まりコでいるわけです。金銭的、精神ぜひとも「単身世帯」枠が切望年 」便る の ー的負担も限度があります。姉にされます ( の世帯類型など な らは何とか一人で生きていってもに、今後最も多くを占める「単 と ん 「んにらうしかないのです。 身世帯」は不可欠。最も実際的っ み 亠な 患者も家族も総合的にケアしなパターンですから ) 。次号の 〇 ん ていく制度になっていけば良い 〇 「はなし」を今から息を詰める み 〇 思いで待っています。 と、切に思います。 さらにこのシリーズをもっと 〇「みんなねっと」の感想 ◆東京都みちょちゃん家族もっと続けていただきたいと思 っています。同意見の方はすご 〇◆静岡県まねきねこ家族代 ) 代 ) 3 月号制度のはなし「・ : 生活保護く多いのではないでしようか。 〇 障害者差別解消法施行の具体 1 月号特集「私たちが求める制度は : ・どうなる①」について 〇 本当の家族支援とは何か」の佐親亡き後を心配する者の一人例の数々も宜しくお願いいたし 藤純先生の意見に、心がスッキとして、この企画は有難いです。ます。 リしました。 「生活保護」の基準引き下げに 「家族も人生を生きている一よる影響が約の制度にも及ぶ◆岡山県なおこ本人代 ) 人の人間だ」。その通りです。とあり、ぞっとする思いです。 1 月号特集「私たちが求める本 私は、今年 8 歳になる統合失調日本は各方面において、まだま当の家族支援とは何か」の感想 症の独身の姉がいます。両親も だ " 先進国 ~ とは一一一口えない状況 私は以前 ( 川年位前 ) に精神 既に他界しており、姉のいろい ですが、為政者には、幅広い視科の看護婦をしていました。そ 読 こでは、患者さんが病気になっした。又、大学病院に勤めてい てしまって、本当に申し訳ない たのは「成育歴に問題がある」た時、ある医師が「うつの患者ことをしたなと思っています。 とか、あまり治療に積極的でなさんがいる家庭には、攻撃的な 誰も完璧な人なんていないの かったり、協力的でないと言わ家族がいることが多い」と言っです。地域で家族をもっと支え れる家族に対して「問題のあるていました。 てくれるシステムが、もっと増 家族」とレッテルを貼っていま それを受けて、最初に私の「う えたらいいなと思います。 つ」が発症した時、私は両親 をとても責めました。特に 日常生活 〇 母親に対して「病気になった 〇 のは育て方が悪かったから◆北海道みさちゃん家族 わ 代だ」と攻撃しました。私がう 代 ) つでしんどい時に、私を置統合失調症とてんかんと一一一〕うな 人いて外でボランティアをし精神疾患の息子と向き合って 3 ん 本ている母親が許せなかった年目。何がなんだかわからずのみ のです。 3 年でしたが、「みんなねっと」〇 わ つでも記事を読んで、母親を読んだり、家族会に参加した〇の な ても家から外に出ることで私 りして勉強しています。 病気を受け入れ前向きに考〇み 県とのほどよい距離を保つこ ジ ロとができていたし、母親のえて行くつもりですが、薬の 山精神衛生を保つことでバラ こととなると私の知らないこ 〇ペ ンスがとれていたんだなととだらけ。「みんなねっと」を〇者 思いました。母親は私が攻参考にしてこれからも現状を〇読 撃した事でトラウマになっ 受け止め、将来の自立を目ざ

6. 月刊 みんなねっと 通巻第85号 2014年 5月号

各種会議での意見提出や政党へ 全国大会は、 2 月日 ( 木 ) メリデン版訪問家族支援につい の要望活動を引き続き行ってい Ⅳ日 ( 金 ) 、石川大会を実施ての反響があり、もっと知りた きます。時間の相談体制や訪します。主会場は金沢歌劇座で 、自分たちで今ある社会資源 間家族支援、精神障がい者相談す。また、啓発事業として「精をもっと活用しようという声が 員制度の創設、公共交通運賃の神障がい者と家族に役立っ社会あがりました。 割引、重度障害者医療費の無料資源ハンドブック」の改訂版を また、当事者発表はどれも参 化などの諸課題について、理事作成します。 加者の胸をうち、元気をもらっ 会の諮間機関として政策委員会 たという感想は主催者としても ( 仮称 ) を立ち上げ恒常的に検・四国精神障害者家族大会高知うれしい限りです。四県意見交 討することとしました。また、大会を開催 流会のあり方としては、焦点を 動 などの公共交通機関の割引 2 月日 5 幻日、高知市高知 絞り、対策を具体化するために 活 の 実現に向けたプロジェクトを立 会館にて、「私の町で生き生きも日常の活動が問われていると と ち上げ運動を行います。 ときらくにきやすくきが感じますし、合同で共通の課題っ 事業について・ : 3 月に、みんなねなく」の大会テーマのもと、 ( 今回は交通運賃 ) で活動してな み ねっとフォーラム 5 英国メリデ四国精神障害者家族大会を開催 いく必要性を確認しました。 す ン版訪問家族支援 ( ファミリー しました ( 参加者 320 名 ) 。 ま し ワーク ) 研修会を開催しました。 県知事、高知市長じきじきに せ ら それを踏まえ、年度も訪問型祝辞をいただき、一同励みにな お 家族支援の普及を目指していきりました。講演でも新たに知る ます。 ことが多く、特に川﨑理事長の 度の計画等について審議しまし は言い難い。適切な待遇改善が研究事業について ( 2 ) 日常生活自立支援事業のた。 必要。 実施状況および動向について賛助会員の拡大について・ : 組織 0 地域福祉権利擁護に関する検 ( 1 ) については県社協、市町の財政基盤として、減少傾向に 討委員会【第 2 回・ 3 月 4 日】村社協に対してアンケート調査ある賛助会員をいかに増やすか 委員会は「社会福祉協議会がの報告書が出され、意見交換をが課題です。家族会員の中でも 実施する日常生活自立支援事行いました。また今後、このア当会の活動の主な財源が賛助会 業、法人後見はじめ、地域福祉ンケート調査に基づき有効な権費であることを知らない人がい における権利擁護の実践やその利擁護体制の構築に向けた施策る、もっと知らせて理解を求め なければ、という意見がだされ 手法、システム、制度施策等にを検討していく予定です。 関する協議・検討を行う場」と ( 2 ) については現状の報告とました。家族会内の呼びかけは もちろんですが、市町村など自 して、全国社会福祉協議会の委意見交換が行われました。 治体の障害担当者に、賛助会員 員会規定に基づく調査研究委員 加入を働きかけていくこととし 会として設置されているもので お知らせしは ました。 す。厚労省の関係者も参加してみんなねっとの活動 運動について : 廝年度は、精神 います。 今回の議題は下記の 2 点でし・平成年度第 3 回理事会を開保健福祉法や障害者雇用促進法 催 の改正、障害者権利条約の批准 3 月凵日、東京都障害者福祉 など、状況を大きく変える方向 ( 1 ) 「地域における権利擁護体 制の構築の推進に向けて」調査会館において開催し、平成年性が出た年でした。今後も国の みんなねっと 2014 年 5 月号 4