るとお話していましゃ痛み止めとして一般的に使わ る れる消炎鎮痛剤は << から たね。再発、あるい え 抑は急性期症状が出現の産生を進める酵素である 广る OOX ー 2 を抑えることによっ する初めのサインと さ・ロ— して「夜眠れなくなてを減らして発熱や痛 失る る」、つまり、病気みを軽減しています。 0 を 合す の性合 / 、 0 キ 0 然似結の初期に不眠が始ま ま改 消炎鎮痛剤の役割 り、その後に急性期 まの的 、を些 とムロ 酵 では、消炎鎮痛剤は統合失調 症状がみられ、急性 期症状が収まった後症の急性期症状を改善できるで ド期合は併明 も、不眠の症状だけしようか。実は統合失調症の急 O 急 はしばらく残り、最性期の人をリスバダールだけで 後に本当に良くなっ治療するよりも、リスバダール 害ま合 てから眠れるように十消炎鎮痛剤で治療した方が、 図 2 2 0 も なりますね。この不急性期症状が早く収まるとい X X C C よ 眠は覚醒物質であるう報告があります (Muller et が高まって aL2004 ) 。 Q < や < などのー 3 いることによると考えられま 統合失調症患者さんの急性期 症状は脳の炎症反応の時期であす。ロキソニンなどの熱冷まし脂肪酸系は、消炎鎮痛剤と同じ 号 月 年 と っ ね ん み 役割を果たします。と < て、ミノマイシンという抗生物も実は神経細胞だけでなく、グ < は実は化学構造がほとんど同質の一種が統合失調症の症状リア細胞にも作用していて、ミ じ物質で、ともに OOX ー 2 に 改善に効くという報告 (Levko- クログリア細胞の活性化を防ぐ 結合するため、が豊富に 効果があることが知られていま vitz Y. et al.:J Clin Psychiatry, あれば、は OO><—C\J を 71: 一 38 ニ 49.20 一 0 しがあります (Kato T. et al.:J Neurochem, << から奪い取ってくれるたす。ミノマイシンは殺菌作用だ 106 〕 815 , 8252008 し。現在の め、 << からが作られけでなく、脳内でミクログリア治療も実は直接的に炎症を抑え なくて済み、炎症を軽症化する細胞が活性化するのを防ぐ抗炎ることにより症状を緩和してい ことができます。ただし、炎症症作用も併せ持っています。躁る部分もあるのです。 は抑えすぎてもいけません。消 うつ病の治療薬として使われる 連載が回で終了が決定して 炎鎮痛剤の使い過ぎや過剰な Q 炭酸リチウム ( 商品名リ 1 マ以降、かなりスピードアップし カ の摂取は逆効果となる可能 ス ) などのを抑制すて解説しましたが、結局全てを一一た る作用を持っ薬剤は炎症性サイ解説しきれないまま、来月最終 性もあります。 わ で トカインを減らしてくれます回となります。来月は「結局、 ま こ 統合失調症は完治するのか」に ど 抗炎症作用で急性期症状を (Beurel, E. 」 ope, R. S 」 J Neu- ついてお話します。 roinflammation, 6 〕 9.2009 し。 緩和する 症 調 現在、統合失調症の治療に使わ 失 精神病の急性期症状を抗炎症れている第二世代抗精神病薬 作用で緩和する他の方法とし ( ドバミンやセロトニンのお薬 ) Arachi do n ic ac id (A'\) Prostaglandin Ⅱ 2 (PG112) ( きくやまひろき )
図 1. 現代人の食事は炎症性脂肪酸に傾いている n6 脂肪酸系 食事 n3 脂肪酸系 Pro—inflammatory ( 現代人 ) Anti-inflammatory Cis—LinoIeic acid (LA) 住 -l„inoleic acid (ALA) を多く摂るために << ( アラキドステムで、単に << やが << やなどの ン酸 ) や () フロスタグラ亜宝旧というわけではなく、最終的 炎症物質が増えている ンジン ) という炎症物質が増には体の修復に働くため必要な物 図 2 で現代人はー 6 脂肪酸系えています。炎症は体に必要なシ質なのですが、強すぎる炎症、あ るいは遷延化され た炎症は、精神病 者の急性期症状を強 ・症めたり、治癒を遅 失らせたりします。 統市 2 は発熱 物質で痛みを増強 し、覚醒の方向へ っ 0 働きます。入院中か 0 0 0 常の統合失調症患者で 0 0 健 さんではこの ど 0 が健常な方に 症 調 比べて高いことが 失 示されていますを統 ( 図 3 ) 。 連載⑩ 統合失調症は 新科室 どこまでわかったか 所医教 究阪学貴 研大医 学・神裕 神病経山 「 = ー 3 脂肪酸系 ( ) 」 精山菊 阪武学 大阿大 は、週に 1 回以下あるいは週に人の食事は初期人類と比べて < の効果 5 回以上の人に比べて重症な精ー 6 脂肪酸系 ( 炎症促進系脂肪 という物質が脳にいい 神症状を来すリスクが % 程度酸 ) に傾いていることが知られ らしいとか、統合失調症の人のに下がることが報告されていまています ( 図 2 ) 。 肉、卵、とうもろこし、大豆 前駆期にが効くらしいとす (Hedelin M. et al 」 BMC ア y ・ いう話を聞いたことがある方が chiat 「 YこP38.201() し。などたいていのものにー 6 脂 多いのではないでしようか。 を摂れば摂る程いいわけではな肪酸は含まれています。現代人 は主に海洋系の魚 ( さ いけれど、適切にを摂るよ / のヒ率が 055 ば、しろさけ、くろまぐろ ) に なっていて、これを 253 / 1 ことは精神症状を重症化させな 含まれる不飽和脂肪酸です。ス いことに寄与します。 にすることが勧められています ウェーデンの調査で週に 154 < はー 3 脂肪酸系 ( 炎 (Das, U. N 」 Lipids Health Dis. 回魚を含む食事を摂取する人症抑制系脂肪酸 ) ですが、現代 7 〕 37288 し。 6—desaturase (d 、 -6-d) Ⅳ—LinoIeic acid (GLA) Dihomo- ・ y -Linoleic acid (DGLA) △ 5—d esat urase (d-5-d) 1 Eicosapentaenoic acid (EPA) Docosah exaenoic acid (DHA) PGA3, PGE3, PGF30, PG13, TXA2, LTB5 achidonic acid (AA PGA2, PGE2, P(GF2cr, PG12, TXA2, LTB Das, し . 、 . : l.ipids l•lealth Dis, 7 : 37 , 2008. より作図 図 2. 統合失調症の人では prostaglandin E2 が高い PGE2 800 000 # p く 0.05 6 0 0 4 ewseld 7W/6d 2 0 みんなねっと 2014 年 6 月号 30