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検索対象: 月刊 みんなねっと 通巻第87号 2014年 7月号
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1. 月刊 みんなねっと 通巻第87号 2014年 7月号

対する意見聴取を行っており、そ児支援のあり方に関する検討 お知らせします の結果が検討会に出されること会」等での審議やヒャリングを みんなね一つとの活動 になっています。本人たちはど経て、まとめられたものの総括 う思っているのか、職員は ? 結的な報告が行われました。 報告内容は、 ( 1 ) 障害児支■平成年度定期総会開かれる 果が気になるところです。 援のあり方に関する検討会の関 6 月 5 日 ( 水 ) 、平成年度公益 ■社会保障審議会障害者部会係団体のヒャリング概要 ( 2 ) 社団法人全国精神保健福祉会連 平成年度障害福祉報酬改定の合会定期総会が、池袋東京セミ 【第回 ( 5 月新日 ) 部会】 今回は、ガーデンシテ検討チームについて ( 3 ) 障ナー学院にて開催されました。 当日午前中は、平成年度の ィー御茶ノ水の 3 階で開催され害福祉計画に係る基本指針 ました。 ( 4 ) その他、でした。今回は第二回理事会が開かれました。 昨年 7 月絽日に開催された第すべてが報告事項であったこと理事会では議案の内容の確認を 回から本年 1 月日に開催さもあり、議事もスムーズに進行し、報告事項に基づいて、今後 取り組むべき方向性などが検討 れた回までの 6 回にわたる審し、時間内に終わりました。 しかし、昨年度改正された精されました。午後 1 時からの定き 議会及び「精神障害者に対する の 医療の提供に対する医療の提供神保健福祉法でも、代弁者制度期総会は、ほぼ全員に近い正会 祉 福 を確保するための指針等に関す等、積み残された課題は大変多員が参加して行われました。 健 る検討会」「障害者の地域生活いわけです。読者各位の建設的今回の定期総会の議案は、第保 の規準に関する検討会」、それなご意見を、みんなねっと事務 1 号、第 2 号議案は平成年度精 の活動報告、収支決算 ( 案 ) に関 と今度新たに設置された「障害局までお寄せください。 。「わた「て論議され、退院促進事有効であるなどの意見が出され 知っておきたい 業、地域移行支援事業などを展ました。また現在の病院は、経号 精神保健福祉の動き 開してきましたが、思うような営的な立場から病床を埋めな 年 効果は見られませんでした。今ければならないという問題があ ■長期入院精神障害者の地域移回の検討会ではより具体的な方る。もっと構造的面から考えな と っ 行に向けた具体的方策に係わ策を考えたいとしています。まければならないという意見など ね 亠な る検討会 たこの検討会においては、精神が出、地域移行も、歴史的、構 ん み 【第 1 回 ( 3 月日 ) 検討会】科病院の病床をグル 1 プホーム造的に困難な問題があることが この検討会は、先に行われた等に転換することの是非も検討共通認識されたと感じました。 「精神障害者に対する医療の提することになっており、その点 【第 2 回作業チーム ( 4 月日 ) 】 供を確保するための指針等に関でも注目されています。 する検討会」において、検討課 今回は厚労省の方から、長期 【第 1 回作業チーム ( 4 月 8 日 ) 】入院者の地域移行の流れのイメ 題とされていた問題について、 作業部会は構成員の人数を絞 議論を深めるために開かれたも ージ図が提示されました。長期 のです。当会からは理事の良田って、論点を整理し検討会に提入院者の退院に向けた意欲の喚 が参加しています。 供する役割をもって開かれたも起、本人の意向に沿った移行支 現在 1 年以上入院している、のです。構成員からは、退院の援について前回に引き続き討議 長期入院精神障害者は万人い意欲につながるものは、十分なされました。厚生労働省では入 ると言われています。長期入院情報の提供であるということ院中の精神障害者本人と、病院職 者の退院に関しては十年以上にや、ピアの人たちの働きかけが員に対する意見聴取、退院患者に

2. 月刊 みんなねっと 通巻第87号 2014年 7月号

市町村はありません。そこでや医療費負担、受療抑制などの 2013 年 1 月 52 月、当事実態を調査することになり、実号 月 者、家族、支援者が全市町村 現会議は県と協議の場を持っこ 年 4 ( 告を訪問して就労が困難な実態をとになりました。 の伝え、制度の必要性を説明して 調査は、手帳所持者 と 現市町村独自での実施を求めまし名のうち名を抽出調査っ 実 亠な た。ほとんどの市町村は「要望しました。調査項目は必要なも ん み はよく分かるが、制度は県と一 のに絞る。精神科病院と診療所 体で実施している。単独ではでにも通院・入院者の統計調査 きないが、県がすれば実施する。 と、院長にはアンケート調査も いての考えを聞き、結果を公表県に実施を働きかける」との回行う。などが決まり、 8 月に実 しました。 答でした。文書回答も全市町村態調査、 9 月—2 月に集計・分 からいただきました。 析をして、川月末に結論が示さ 市町村キャラバン れました。「平成年度予算へ 県が生活実態調査 の計上も視野に、調査を早めた」 福祉医療制度の実施主体は市 町村です。お隣りの和歌山県海昨年 3 月 7 日県議会で議員のとのことでした。 南市などでは、県の制度がな質問に、荒井正吾知事が「精神 第 2 次市町村キャラバン 障害者の生活実態を調査する」 いまま市が単独で実施してい ます。しかし奈良県では実施と答弁しました。県が生活状況平成年度予算が視野に入っ たことで、取り組みは急速にヤ一致で採択されました。このとコミに発表したため、その内容 マ場を迎えました。早期実現をきの傍聴参加者は名。 2 月 7 と報告会の模様が、翌日の新聞 目指して第 2 次の市町村キャラ日の県議会本会議では、「障害各紙に報道されました。 、ハンを、 7 月後半—2 月に実施者差別をなくす奈良県条例の制報告会は当事者、家族、支援 しました。県の動きを伝え、市定を求める請願」とともに全会者など 237 人が会場を埋めま 町村が主体となっての早期実現一致で採択されました。この日した。県議会山下カ議長、厚生 委員会小泉米造委員長をはじ は名が傍聴しました。 を重ねて要望しました。 め、人の議員も出席しました。 県議会への請願活動 挨拶で山下議長は「 9 月議会 県議会の理解がなければ、福請願は採択されましたが、予算では皆さんの請願と、差別をな 祉医療は実現しません。昨年 8 が計上されなければ運動は実りまくす条例を求める請願と、障害現 月日から 1 か月かけて、県議せん。本番はこれからです。月者関係の 2 つの請願を全員一致 度 会各会派に資料を手渡し、説明県英ムを控えて、実現会議で集めで採択した。問題は施策の中味制 と併せて請願の紹介議員のお願た人のアンケート調査とである。議会も努力して、全国医 3 番目 * の福祉医療となるため韲 いをしました。各会派から 1 名県が実施した調査の墾ロ会を、 と無所属議員が紹介議員になっ月日に設定しました。地域家族の一翼を担いたい」と決意を披県 れき 奈 会は地元選出の議員に、墾ロ集会瀝しました。小泉厚生委員長は てくれました。 集 * 精神障害者保健福祉手帳 1 級、 2 級 請願は厚生委員会に付託さ参笳をお願いして回りました。こ 特 所持者に、全診療科の入院・通院対象 で医療費助成を実施しているのは山梨 れ、 9 月日の同委員会で全員の日の朝、県が調査結果をマス 県と岐阜県です。 墳神陸害者の福社医療を実現する奈良県会、 精神障害者の生活実態調査報告会 Ⅱ実 : 門

3. 月刊 みんなねっと 通巻第87号 2014年 7月号

役職プロック 氏名所属 ( 都道府県 ) から変更されるこ ( 新 ) 理事長近畿 本條義和兵庫県 とになりました。副理事長甲州・東海木全義治愛知県 ( 新 ) 副理事長関東 松澤勝東京都 報告事項 3 はメリ理事 北海道・東北阿部文博秋田県 関東 飯塚壽美埼玉県 デンファミリーワ理事 ( 新 ) 理事関東 眞壁博美東京都 ークについてで、 ( 新 ) 理事近畿 倉町公之大阪府 本條理事より今後 ( 新 ) 理事北信越星眞人新潟県 中国 理事 濵﨑智熙鳥取県 の予定が説明され ( 新 ) 理事四国 吉村美登利香川県 九州・沖縄島田正博沖縄県 ました。報告事項理事 理事 理事長推薦堤年春神奈川県 4 は公共運賃割引理事 理事長推薦良田かおり東京都 有識者青木聖久日本福祉大学 の運動について、理事 日本社会事業大学・東京 理事 有識者寺谷隆子 家政大学・板橋会 する件です。また第 3 号議案、奈良県の奥田氏よ ( 新 ) 理事有識者羽藤邦利イ 弋々木の森診療所 第 4 号議案は平成年度の活動り、近畿プロック監事 興野憲史栃木県 畑中茂千葉県 計画、活動方針、収支予算 ( 案 ) に関と愛知を中心に運 ( 新 ) 監事 するものです。いずれの嚶木も特動を進め広げていくことが説明した。その後理事等が集まり話 段の質問もなく承認されました。 され、会場からもこの運動へのし合いで、理事長、副理事長 2 名、 報告事項 1 は、賛助会員の推期待が数人より発言され、期待幹事を決定し発表されました。 移であり、より一層の賛助会員の大きさがうかがわれました。 今回の改選で、川﨑理事長が 増加の必要性が確認されまし 第 5 号議案は役員改選です。退任し、兵庫県精神障害者家族 た。報告事項 2 は大会分担金の総会会場においてプロックごと会連合会の本條義和氏が理事長 件であり、平成年の三重大会に集まり、代表理事を選出しまに就任しました。本條新理事長 から川﨑前理事長の功績をたた 神障害者保健福祉手帳の 1 級保 えて花束が贈呈されました。 持者です。これにより対象者は、 ☆各地の取り組み☆ 翌日の 6 月 6 日 ( 金 ) は、 9 2 月から医療費の月間の上限負 時から時まで会長、事務局長■精神障がい者も島根県の福祉担額は次のとおりとなります。 会議が開催され、事務局体制に医療費の対象に ( 島根県精神保 ・低所得者 ( 市町村民税非課税 ついてと、新理事長の交通費な健福祉会連合会〈島精連〉より ) の人 ) 通院千円、入院 2 千円。 どの財政面のこと、さらに家族 これまで島根県の福祉医療費 ・一般通院 6 千円、入院 2 万円。 会の活性化について活発に議論助成制度は身体・知的障がい者対象が限られているとはいえ が交わされました。 ( ともに重度 ) にしか適用され従来、 3 割当たり前の自己負担 ていなかったため、島精連は昨をしてきた人にとって大いに助 動 年 7 月に精神障がい者も対象とかりますし、精神障がい者にも 気す 活 たするよう知事に要望していまし制度への道が開かれた意味は大の っ またが、 2 月 1 日から新たに対象きいと思います。県内の 1 級の ね に加えられ、助成制度が受けら手帳保持者は昨年 4 月 1 日現 ん 」ら呈 、畄日 み カ目ハ れることになりました。 在、 899 人となっています。 長が 事束 この医療費助成制度は精神科 なお、手帳 2 級保持者も身体す 理花 新へだけでなく、すべての診療科の通障がい、知的障がいと重複してし 條長 ら 」い本事院・入院費用に適用されますが、 いる人は新たに対象となりまし 知 お 0 た。該当者は 2013 年 4 月 1 島根県が今回対象に加えたのは 他障がいの重度と同じように精日現在、 8 人です。 みんなねっと 2014 年 7 月号 4

4. 月刊 みんなねっと 通巻第87号 2014年 7月号

号 月 集奈良県で福祉医療制度が実現 年 -4 特 2 月実施に向けて県と市町村が協議中 と っ ね 2 年前に精神障害当事者や家 県の精神障害者生活アンケート み 族、支援者が連携し「精神障害 0 、 者の福祉医療を実現する奈良県 ~ 余裕なく医療費負担大を物 日一そううつ病や統合失調症このため県は来年度か 5 などを患っている精神障害の適用を検討するため 。。第・お会議」をつくり、要望活動をし 月者の生活実態を調べた県の月にアンケ 1 トを実 アンケート結果が日公表神障害者保健福祉らで まてきました。実現までの経過を ′され、暮らしに余裕がな持者 6742 人から , 5 く、医療費の負担が大きいに約 1 ~ ) ) 、ー , 報告します。 成現状が明らかになった。精送し、月 神障害者わでつくる市民団率・ 3 体は集会を開き、医療費のた。 磊聞手帳 1 級・ 2 級は全診療科 1 自己負担分を助成する「福一回答 2 祉医療制度」に、すべての一 7 割を ~ 医療費助成制度今 , 睾安 3 燾日の入院・通院費を助成 精神障害者を含めるよう改 ~ は万年 第て毎 版 制匿重度 00 体、「的一 = 。 " 手帳 1 、 2 級所持者に県精神障 - 者〈 0 医療費 3 1 障害者の通院・入院時の医や生活 一療費を助成する市町村の事ており△ 父、。を = 00 墨。 , 、 , 。「藤井会」病院 0 左奈良県は 2 月日に発表した 業で、県が半額を補助す来ず、版 る。だが、精神障害者は精る状 3 裟 , 希 = 。。。耆 , 」。 = 昻建設計画を採択仕平成年度予算 ( 案 ) で、精神 奈神科通院の治療に限られて暮ら ~ 障害者〈の医療費助成は、一ば、すべての診療科の入保第療機関の指定取り療聞障害者への医療費助成を川月か おり、適用を求める要望ががない ~ の負奈 ~ これま「 ) 精神科の通院治療】院、通院に適用される。消し処分を受けた東明香芝医新 一二強くなっている。 のみに限られており、制度一助成を受けるには領収書病院 ( 香芝市 ) の後継病院を ら実施するとして、 1 億 6 千万 奈の拡充を求める声があが 0 一を添え ( 度を実施する市を再公募していた県はい うち社会保険本人と生活保護の じですが、「福祉医療」ではなく、 円を計上しました。 約人は助成の対象外で 内容は、 * レセプトとは、患者が受けた診療につい ての明細書のことで、 1 か月ごとに医療機関 【助成対象】精神保健福祉手帳が保険者 ( 市町村や健康保険組合等 ) に請求す。 する診療報酬明細書のこと 1 級、 2 級所持者。全診療科の 福祉医療制度とは 入院・通院。 現行の「精神科通院医療費助成 重度障害者が健康で安心して 【所得制限】老齢福祉年金の所の拡充」としています。 予算は 3 月日に県議会で可日常生活を送るために、医療費 得制限基準。 の自己負担を軽減・免除するも 【自己負担】通院 1 レセプト * 決成立しました。 あたり円 / 月、入院 ( 凵 県内の精神保健福祉手帳は、のです。市町村が重度心身障害 1 月末日現在、 1 級 954 件、者に医療費助成をしていて、多 日以上 ) 同—ooo 円 / 月 ) くの都道府県は助成費用の一一分現 【給付方法】「通常償還払い」 ( そ 2 級 4436 件、 3 級 1257 1 カ 1 ・ 2 級で手帳所持者のの一を補助しています。 の都度還付請求 ) としたが、身件で、 度 都道府県の制度に上乗せした 別 % がカバーされます。 体・知的障害者と同じ「自動償 療 現行の奈良県における通院医り、単費でしているところもあ医 還払い」への変更を求めた。県 は「自動償還払い」 ( 最初に手療費助成は、手帳がなくても自ります。自治体によって手帳の 県 対象等級が異なり、自己負担や 続きすれば、以後毎月自動的に立支援医療の受給者証を持てば 良 奈 還付 ) に変更し、川月実施に向月額円の自己負担を除い所得制限なども異なっていま 集 す。身体障害者と知的障害者に て助成されます。受給者証は 1 けて市町村と協議中。 特 内容は身体・知的障害者と同月末日現在 1 万 2492 人で、は全国の自治体で適用されてい z 〇法人奈良県精神障害者家族会連合会 奥田和男

5. 月刊 みんなねっと 通巻第87号 2014年 7月号

ンの日程調整や参加者の手配、結に要望してくれた。 障、知的と同じ「自動償還」に 果の報告、マスコミ対策など、休 向けて、市町村と協議をしてい 日・夜間を厭わず取り組んで運動以上思いつくままにあげまし くと実現会議に説明しました。 た。県の新年度予算案発表まで、 以後 2 月実施に向けて、県と市の推進力になった。 町村との協議が行われています。◆実現会議ニュース ( 速報号、不安がっきまといました。昨年 お知らせ号 ) のタイムリ 1 なのみんなねっと大阪大会で藤井 なぜ実現できたのでしよう 発行と、月刊情報紙「マインド克徳先生に「自治体財政が厳し いこの時期に、可能でしようか」 ◆当事者と家族が市町村キャラなら」で情報提供ができた。 ハン、県議会傍聴、報告集会、◆奈精協の協力で人のと質問すると「バブルの時でも シンポジウムと、つねに積極的実態調査ができ、 4 年前の県の障害者施策に金はつぎ込まれな に参加したこと。とくに市町村「高齢者障害者の生活・介護等かった。財政状況よりどんな運現 キャラバンは初体験で、当事者に関する実態調査」と併せて、動をするかが大事です」と答え 度 が自分の体験や思いを訴え、同 3 障害の比較や、精神障害者のてくれました。先生の一一一〔葉どお制 生活実態を示す有効な説明資料り当事者と家族、支援者が力を 時に運動への自信を養った。 合わせて、多くの取り組みを実韲 ◆支援協・協会の皆さんができた。 県 良 が、刀根治久氏を中心に事務局を◆県議会が、会派を超えて一致践できたことが、市町村と県議 奈 会の協力につながり、知事の英 キし速報ニュースの発行、実態協力してくれた。 集 特 調査の実施ととりまとめ、各種資◆市町村が訴えを受け止め断に結びついたと思います。 て、市長会、町村会として知事 料づくり、要望書作成、キャラバ 本メ全の 会ド国制 福祉医療実現会 議がで度 開つ 3 で 会き番は 前ま目岐 法な 立 / / ご にしと阜 張 3. 亥への・ななし′ / 、たな 当。る山 2 月 21 日に行われた厚生委員会での『厚生委員会として自動償還払いとすべきと意思表明を確 事 2 制梨 認する』との委員長の発言を受け、奈良県議会 3 月定例会においても、 10 月から昿大予定の精神 障害者医療費助成 0 手続き方法や助成が適用される等級に 0 し、て、各会派から『要望』や了質問』 0 者 . 月 . 度 が続出しました。概要は以下の通り。 家 26 実蠱 実山資頁倨まー第をノ 族日現 . 見情神障害者の医療費助成制度について拡充すると 12 月議会で英断をいただいた。 く 、のの 答弁の中で「できるだけすみやかに平成 26 年度中に実施する』「全市町村に働きかけをしていく』と 向あ。た。県として精神障害者の特性やアンケ・一ト結果を踏まえて、実施内容を公表した。他の 2 障害 け と同じように自動償還払いとし、当事者にとって使いやすいものとしていただけるよう要望する。 ・ ( く答弁 > なし しえ支 推 進今芽子員 ( 日本共 [ 知笋第 / 3 て室援 カ県として精神障害者の医療費助成を 2 級まで実施するのは、全国でも 3 番目となり、運動の力。しか 月おと者 し、その手統き方法が身体・知的障害者の自動償還と異なり、精神障害者・だけ通常償還となっている。 と 25 礼 、 40 領収書の管理や役所 , 、の申請など大変。改善が必要である。現在、実施されている情神科通院への助 な 成制度でも 4 割の人が制度を利用していない。精神障害者についても自動償還とすべき。 日を議人 つ く知事答弁 > すべての市町村が 10 月 ~ 円滑に実施できるように、今議会で予算成立後ただちに市町 た 、申長が 村との協議を行う。慣還払いの方法についても検討していく。自動償還で実施するべきとの意見が今 最し、揃 ネ井議員からありましたが、障害を持っている人の負担や、市町村の事務量も多いなどの意見を踏まえ、 ネ止市町村と協議をして早急に決める。 終上副っ 医 日げ議て 療 / / / 粛二議員 ( なら気ク之カー更望ノー知質ノ のま長各 実身体・知的障害者は障害に考慮して、最初に手続きをすれば自動的に還付される制度が採用されてい 本し室 る。新たな精神障害者の医療費助成制度は素早い実施となったが、 2 点疑問がある。①情神障害者の 現 みが領収書を管理して、役所 , 、申請をしなければならないこと。市町村も事務量が大変になる。 21 会たを派 日に開催された厚生委員会でも全議員が身体・知的障害者と同様に自動償還払いとすべきと求めた。 議 議。訪の ②もうーっは 3 級が適用対象になっていないこと。身体・知的障害者障害者よりも精神障害者は所得 速 で問控 が低いことは県が行った調査でも出ている , , 調査対象の 70 % が働き盛りの年代にもかかわらず、 60 % 報 の人は年間所得が 100 万円太満となっている , 、 3 級まで用対象とすべきと考えるがどうか 市くな県のら業県はご障助決礼後予 3 町自だ県か空にに ざ害成断に実算 月村動さにら家てし障い者をで行現案 償いし障のい働た害ま医あ全き会が 25 日還また害活るくい者す療わ国ま議承 に払しい者用。応。が費せ 3 しの認 こがを住援就全と助る番た 12 さ 健 。と移しま団労国伝成と目。名れ 予で抱っていで一え、全 がま 負ていもをは住るあ国通素知し 課 をくる県作県みとり一院晴事た は 話る。営っ内や、がの医ら室 0 しよ他住てのす知と精療しに閉 身 てう府宅も企い事う神費いお みんなねっと 2014 年 7 月号 14 平成 26 年 3 月 7 日 ( 金 ) 第 23 号 精神障者の福祉医療を実現する尞良県会議 発行人 : 事務局刀根治久 彳 TEL&FAX 050-5 ) 5-4036 MaiI 71回1取02012@ツah( 0C0 の ( おくだかずお )

6. 月刊 みんなねっと 通巻第87号 2014年 7月号

細胞に変化することは原理的に なっていました。胚芽様細胞をイチャー (Nature) 』に 号 細胞の論文として掲載されましはあり得ることだと考えていま 単離するために胚芽様細胞が小 月 さいあるいはストレスに強いとた。しかし、細胞受容体再構す。なぜなら、多能性幹細胞で 年 成に関するデータの画像が切りある受精卵が様々な細胞へ成熟 いう性質を利用して細いチュ 1 プに細胞を通して小さな細胞の貼りされているため、 co+<0-«し、男性や女性が作られ、男性 細胞があるという証拠とはみなや女性の細胞の一部である精子っ みを取り出したり、様々なスト や卵子が結合すると多能性幹細 レスをかけているうちに、実はせず、 3 月 5 日に『ネイチャ 1 ん そうしたストレスが胚芽様細胞プロトコール (Natureprotocol) 』胞である受精卵へ戻るからでーみ に掲載された再実験結果ではす。 を作っているという仮説を持っ この過程に遺伝子導入はもち ようになりました。 細胞受容体再構成はみられな ろん関わっていません。何か自 日本に帰国後、元々あった胚かったと発表されました。 然界にはまだヒトが解明してい 芽様細胞や細胞ではな 多能性幹細胞の作成原理 ない多能性幹細胞作成原理があ く、成熟細胞がストレスにより < 細胞が元々あった胚るはずだということになりま 多能性幹細胞へ変化したことを 示すために細胞受容体再構成芽様細胞や細胞ではなす。これを解明すれば栄誉とと いという証拠はどこにもない状もに特許による莫大な利益が得 という原理を利用して証明に取 態です。しかし、多くの研究者られます。 り》かかり・主す % 2013 年にバ 細胞はまだ証明不十 カンティ博士を筆頭発明者としは遺伝子導入によらず、外部刺 て特許申請し、 2014 年に『ネ激によって成熟細胞が多能性幹分な段階でなぜ公表されたの か、それは先願性である特許を細胞は遺伝子導入は不要だけ り、アセチルコリンや Q z 何とか我がものとしたかった、れども培養しなければならなといった老齢になると低下して 胚芽様細胞の時には細 。遺伝子導入も培養も不要でしまう脳内物質も増加したこと 胞に特許を取られてしまったバ より安全で簡便な方法はない が報告されています。 カンティ博士らの思惑がからんか。それが脂肪幹細胞移植です。 再生医療は究極的には若返り でいるのかもしれません。 脂肪幹細胞移植は美容整形ややもしかしたらプラナリア並み 豊胸手術で現在すでに一般的にの再生能力、あるいは不老不死 脂肪幹細胞の可能性 行われている技術です。その人をもたらす可能性がある技術で 年に発表されたの腹部などの皮下脂肪を吸引しす。その技術の進歩は目覚まし で統合失調症への臨床応用にそれを機械にかけ、脂肪幹細胞く、統合失調症の完治も当初の は年かかるかもしれないと思を選び出し、必要な所へ移植す予想よりもどんどん早まりつつ カ こ われていたのが、 2011 年にるだけであり、他の再生医療よあるように感じます。 っ 発表された細胞で、すりも比較的簡便で安全です。脂 でもまだ完成していません。 わ で でにサルのパーキンソン病モデ肪幹細胞はマイルドな多能性をもうしばらくその技術が完成す ま ルで成功しており、新技術の開持っています。 るまでの間、病気の進行を防止す ど 発により再生医療は当初の予想 この脂肪幹細胞を老齢のねずるために現段階における適切な 症 よりも早く進歩しています。 みに投与すると、脂肪幹細胞が治療を受けながら将来に期待しー知 は遺伝子導入の後、培神経細胞へ変化し、認知機能やて待っていてほしいと思います。 養しなければならない。 行動力が若いねずみ並に若返 ( きくやまひろき )

7. 月刊 みんなねっと 通巻第87号 2014年 7月号

ました。 た。取り組んだ主な活動を報告ト調査は、地域の施設の通所 者と合わせて人、うち 名古屋を参考に、議会に請願します。 手帳を持つ人 691 名 ( 1 級 して理解を得る議員対策と、精 困窮事例の調査 名、 2 級 5 9 8 名、 3 級簡名 ) 神障害者の実態を広く知っても らうための困窮事例調査、実施結成と同時に「生活と医療・の回答を得ました。 主体である県内市町村への健康の実態調査」の準備を始め 首長・議員へ公開質問 キャラバン ( 巡回要望 ) 、他府ました。入・通院者へのアンケー トのため、奈良県精神科病院協奈良市長・市議会議員選挙な 県の実施状況の調査、資料づく 会 ( 奈精協 ) に実現会議への参ど、市町村の首長、議員選挙の り、組織内外への情報発信、マ 候補者に公開質問状を送って、 加と実態調査の協力をお願い スコミ対策など、具体的な実施 計画を立てて活動を開始しましし、了解を得ました。アンケー精神障害者の福祉医療制度につ 1 % るかも 員 1 3 査 \ 精神障害者の訴えが掲載された『毎日新聞』 はいらえ んで ・は合及て明訴 態済者 2 。割引きがの ′辛 0 障害を越えてつきまとう大病〈の不安第 共持 ( たので状窮 悩まされたり、 年以上患う橿原市の栃担となる。 医療費の自己負担分 ) 康・所人し業衣労現困 を自治体が助成する福用 保帳 0 で営就いよ 祉医療制度を適用して【適ら、んきな病気にな 0 たらど一ら精神安定剤など複数まく築けずに職 健社手 1 , 自、な ほしいと、県内の精神、驢者訴しようと大きな不寥の薬が手放せない。集を転々とし、 障害者や家族らが訴え 害力ある」と話す。中力が持続しにくく、用保険で食いっ ので級 % ・級り少たら 制←な 療 精神障害者保健福祉一のどが渇くなどの副作ないできた。 ている。精神障害者は。、障 険」 2 5 労 2 おてしかた 就労が困難なため、経 ン制島 医 療 ~ 神痛手帳を持つ人は、通院用に苦しむ。障害を隠現在は 1 人暮、 保人、 ( 就、てめま人し と療本人人般 % っ極リま 患以外の治療は自己負】るような妄想や幻覚にの作業所を運営第笠をを 5 いう。統合失調症を福 ′医「 0 3 一 3 なはな 8 り 生 ・の級級・級と人に・あ ますが、精神障害者は多くの場 名家連の堀場洋一一会長から福祉 今回の運動のきっかけ 合対象になっていません。 医療を実現した名古屋の経験を号 福祉医療制度を県に要望した 聞き、本格的な取り組みを始め 年 5 年前バス運賃 のは、年Ⅱ月が最初でました。 割引運動を経験 ワ」 す。その後も毎年要望しました と 「実現会議」がスタート っ 奈良県連は、年奈良が、的外れの回答ばかりでした。 ね 交通バスに、運賃割引を精神障年には精神科の入院医 「精神障害者の福祉医療を実 み 害者にも適用するよう運動をし療費に絞って要望しましたが、 現する奈良県会議」 ( 実現会議 ) ました。手帳の写真添付がきっ同じ結果でした。 は、 2012 年 9 月日に発足 かけです。そして 2 0 0 8 年 4 そんな時、県内の障害者団しました。構成は三つの当事者 月、身体・知的障害者と同じ割体で組織する「福祉連合」が、会と県家族会連合会 ( まほろば 引を実現しました。このとき当年の予算要望で「福祉会 ) 、支援協、県協会、 事者会、県家族会連合会、県精医療制度の窓口負担解消・委任日本精神科病院協会奈良県支部 神障害者地域生活支援団体協議払い」を決めました。「精神障 ( 奈精協 ) です。共同代表は当 会 ( 以下、支援協という ) がプ害者はますます取り残される」事者の栃本一弥氏と家族会の奥 ロジェクトチ 1 ムを作って、街「自分たちで動かなければ」家田和男、事務局を支援協の刀根 頭署名や奈良交通への要望活動族会はこのとき腹をくくりまし治久事務局長が担当し、毎月の をしました。関係者には成功体た。そして 2012 年 5 月、県本会議と支援協・協会有 験の余熱が残っていました。 連合会結成周年記念式典で、志で構成する事務局会議ができ 9 特集奈良県で福祉医療制度が実現

8. 月刊 みんなねっと 通巻第87号 2014年 7月号

知っておきたい精神保健福祉の動き / 特集 / 私と子どものあゆみ / 連載① 街の診療所からのお便り / 連載②統合失調症はどこまでわかったか / 連載 ③絵を描く人たち / 連載④真澄こと葉のつれづれ日記 / わかりやすい制度 のはなし / みんなのわ ( 読者のヘージ ) ほか 【特集】 ・ 2012 年・ 1 月号 : 2012 年を障がい者制度改革の年に 2 月号 : 本人・家族の体験 3 月号 : 認知行動療法ってどんなもの ? ( 上 ) 【在庫なし】 4 月号 : 認知行動療法ってどんなもの ? ( 下 ) 5 月号 : こころの健康基本法 ( 仮称 ) 制定に向けて 6 月号 : 「働きたい」を実現するための支援ーー就労移行支援事業 7 月号 : 日本で家族支援をどのように実現していくか 8 月号 : 引きこもリの支援と居場所づくリ 9 月号 : 楽しむことで元気になれる一一フットサルを通して 10 月号 : 保護者制度がなくなる ? ! ーー新しい家族のあり方へ 1 1 月号 : 家族相談ーー静岡県連の取り組みと家族会活性への期待 12 月号 : 絵を描く楽しさーー原画の選考会をとおして ■ 2013 年一 1 月号 : 夢と希望を語ろうーーそれぞれの立場から 2 月号 : みんなねっと茨城大会 3 月号 : 生活を支えるケアホーム・グループホーム 4 月号 : オームヘル / ヾーを知っていますか ? 5 月号 : 現在の精神科医療の動向 6 月号 : イギリスの家族支援視察 7 月号 : 精神障がい者へのアウトリーチのとリくみ 8 月号 : 家族が望む家族支援とは ? 9 月号 : 働きかたいろいろーー雇用の現場から 10 月号 : つながリをもとめて一一病気の親をもっ子どもの集い・交流会 11 月号 : 「精神保健福祉法」改正について考える 12 月号 : みんなねっと大阪大会 ・ 2014 年・ 1 月号 : 私たちが求める本当の家族支援とは何か 2 月号 : 働き続けるために一一自分に期待できる働き方 3 月号 : 薬を減らすガイドラインへの期待 ・「月刊みんなねっと」のパックナンバーのお申し込み法・ 「 300 円 x 冊数 + 送料 80 円」の金額を巻末の振込用紙にてお振り込みくた さい。「通信欄」には、ご希望の号を記入してください。郵便局に備え付け の振込用紙の場合、「 0 0 1 3 0 ー 0 ー 3 3 8 3 1 7 みんなねっと」宛て にお振り込みください ( この場合、振込手数料は自己負担願います ) 。 FAX での申し込みもお受けします (FAX 番号 03-3987 ー 5466 ) 月刊みんなねっと ~ 毎月こんな内容でお届けします ~ 上 円 0 金てさ ・ 7 月に入り、いよいよ本これからよろしくお願いい 資つだ 0 含 料数 0 動募く たします。 格的な夏がやってきました。 価譴人 6 6 活を入と 年々暑さが厳しくなってお 定購円円ビ 4 こ り、毎年「去年より暑くな・はじめまして。 5 月から O O ノ【 0 が寄ごね 費 o o グ一 らないと いいな : ・」と願う入りました長妻知美です。 会 5 0 す、とな リ 7 一生 これからみんなねっとを通 ばかりです。 まに」 ん 33 ホ 8 べ」信 費間間 しめ付 さてこの度、わたくしごしてわたし自身もいろいろ み 3 9 ム田 号会年年 てた寄 1 3 ホ織 とではありますが、みんなと学ばせていただきなが しく「す 月助人一一 ' / 名 ねっと事務局に入職いたしら、丁寧に働けたらと思っ 7 賛個団 といにま 4 0 ・ 1 の一 ましたことをご報告させてています。どうぞよろしく し源て欄り入 願 4 会 一 3 紙 いただきます。 お願いします。 財し信な口 お 8 表 な実通にカ これから暑い日々がやっ 以前は障がいのある方を 連袋 3 の 会池 1 3 寸主充 * 象 対象とした就労支援の現場てきますね。うちには犬が イをを。対 号祉東 1 一社 で働いておりました。事務二匹いるのですが、あの毛寄 7 福区会 。費動いの 1 健島 9 一式 局に入職して約 1 か月経ち皮はすごく暑いのではない 【会活さ除田 第保豊一 o 株 のりだ控 ましたが、事務処理など基かと思います。私も暑さは 巻神都 73 刷 んよく額 6 本的なことも含め、学ぶこ苦手なので、大共々夏バテ さ。カ税 とが多い毎日です。慣れなしないように気をつけて過 皆す協・ 全條 3 6 0 倉 こ月 いことが多く、家族会のみごしたいと思います。 、まご除 8 っ 7 人本田一 / 法 9 3 替本 なさんをはじめ、多くの方そして夏を無事に乗り越 年 はいひ控 ね 4 長間 o 振製 動てぜ金込 にご迷惑をおかけすることえて、秋の全国大会等で皆 巐事 1 便 活し。付振 もあると思いますが、「日々さまにお会いできる日を楽 2 公理〒旺郵刷 印 の足す寄便み 勉強Ⅱ」と思い一生懸命勤しみにしたいな、と思って 」日者 会不ま。郵 います。 めさせていただきますので、 ョ、力しし 月発発 編集後記