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検索対象: 月刊 みんなねっと 通巻第90号 2014年 10月号
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1. 月刊 みんなねっと 通巻第90号 2014年 10月号

ねっと 月刊みんなねっと 2014 年 10 月 1 日発行 2007 年 7 月 24 日第三種郵便物承認 月刊みんなねっと ( 毎月 1 回 1 日発行 ) 通巻 90 号 2014 年 10 月 1 日発行 2007 年 7 月 24 日第三種郵便物承認 月千翡を軋の家族と家族会をつなぐ機誌 笑って語ってつながって 今こそめざそう ! 共に生きる社会を 2014 ・特集・ 高齢化する精神障がい者にどんな支援が必要か ・メンタル障害をサポートする知識 , ー薬物療法を正しく理解する ( 姫井昭男 ) 【連載 3 】「精神科の薬」を学ぶ前に ( 3 【「神経伝達物質」その 1 ) ■街の診療所からのお便り ( 増本茂樹 ) 認知症のケア・システムは少し良くなっています 第 7 回 全国精神保健福祉家族大会 みんなねっと 石川大会 ・こおろぎ橋 , 。 2 。 14 年 10 月 16 日 017 日 0 金沢歌劇座 3 000 円。 ~ 。。 , 学生 , , 。制 [ 個 ] 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会 / 石川県精神障害者家族会連合会 石川大会〒 920-8201 石川県金沢市鞍月東 2 丁目 6 番地石川県こころの健康センター内 事務局 TEL : 076-238-5761 FAX : 076-238-5762 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会

2. 月刊 みんなねっと 通巻第90号 2014年 10月号

10 月号通巻第 90 号 2014 【表紙の糸会】 = 。織田信生 知っておきたい精神保健福祉の動き 2 お知らせしますみんなねっとの活動 4 特集 受付時間 : 月水金 10 時 ~ 15 時 TEL03-6907-9212 「みんなねっと」電話相談 みんなのわー一読者のページ 36 真澄こと葉のつれづれ日記 ( 第 43 回 ) 34 第 1 章「精神科の薬」を学ぶ前に 3 : 「神経伝達物質」その 1 30 メンタル障害をサポートするための知識ーー薬物療法を正しく理解する・連載 3 ( 姫井昭男 ) ・・認知症のケア・システムは少し良くなっています。・・・ 26 街の診療所からのお便り【連載 89 】 ( 増本茂樹 ) 心身重複障がいを持つ娘と共に生きる日々① ( 松崎ふみ子 ) 22 私と子どものあゆみー母として A D H D の支援 ( 横井英樹 ) 18 発達障害の理解とサポート【連載 6 】 住居の確保と S O s が出せるネットワークが必要 ( はらからの家 ) 13 高齢化にともなうニーズに合わせて様々な支援を提供 ( やどかりの里 ) 7 高齢化する精神障がい者にどんな支援がか 6 精神疾患がある人や家族に役立つ出版物 う / 新しく家族会を立ち上げよう / 支援者・関係者の方々へ / 資料編 よう / 地域にとけこむ活動への積極的参加 / 新しい家族を家族会につなげよ 活動をおこなおう / 運営・活動費 ( 財政基盤 ) について / 家族会の組織強化をし のある支援機関でもせひこ活用を ! 【内容】精神障がい者家族会とは / 家族会 した ! 会報や案内パンフなとの見本の資料ページもあり、家族会とつなかり 家族会の設置から運営の仕方まで家族会の活性化に役立つ「てびき」かできま 家族会からの注文は 1 冊 600 円に割引します ☆家族会運営のてびき A4 判・ 100 頁・定価 800 円 ( 送料込 ) 家族会員・支援者のための 家族会や家族教室などのテキストとして全国各地で活用されています。 A5 判・定価 200 円 ( 送料込 ) ☆シリーズ・わたしたち家族からのメッセージ 新しく豸畩相談事業を立ち上げたいときは / 次相談員の養成 / 家族相談の事例 意義と特徴 / 家族相談の目標 / 家族相談の留 / 相談実習の進め方 / 家族相談の方法 / 【内容】豸鏃による家族支援 / / 精神障がい者の状況 / 精神障がい者家族の状況 / 家族村」談の / ッドブック 家族相談のテキストができました ! 家族会ならの注文は 1 冊 500 円に割引 ☆家族相談ハンドブック A4 判・ 76 頁・定価 700 円 ( 送料込 ) 。 〇「統合失調症を正しく理解するために」 ( 48 頁 ) 【内容】統合失調症はどんな病気か / 統合失調症の経過と症状 / 治療とリ ハビリテーション / 統合失調症の「障がい」とは ? / 家族の接し方・対 応の仕方 / 生活を支援するサービス / 暮らしに役立つ福祉制度 / ほか 家族からの ' メッセージ 統合失鋼症を 正しく理解するために 1 0 富鉄からのメッセージ 0 〇「うつ病を正しく理解するために」 ( 56 頁 ) 【内容】私のうつ病体験記 ( 本人の体験 ) / 見守って将来の手助けを してあげたい ( 母の体験 ) / 細く長く、頑張りすぎないでいこうね ( 妻 の体験 ) / うつ病の症状と治療 ( 精神科医・仮屋暢聡 ) / 家族の接し 方・対応の仕方 / 生活を支える支援制度 / ほか 問い合わせ先 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会 ( みんなねっと ) fax 03 ー 3987 ー 5466 te103 ー 6907 ー 9211 ホームページ http://www.seishinhoken.jp

3. 月刊 みんなねっと 通巻第90号 2014年 10月号

な族に、温かい優しい言葉で語り全国の民間病院の半分の医者 みをでかける、そしてどうにか分から及び職員を、アウトリーチの職 ←の ~ 局 ~ 猪擲ナせて頂けるありがたさ。そこに員として地域医療に専任させ、 わ ま則コは先生の自信に満ちた専門知識国の責任において病床をⅣ万床 の と高潔な人格に依るものと拝察解体すれば、当事者及び家族は 少し気が治まる。また精神科医 ら紹しています。 ん いずれ先生より、その後の進の生活も保障されることを祈念 み 捗についてご寄稿があるだろうする。 〇 と信じています。本当にご連載 〇 〇 ありがとうごさいました。 ◆鹿児島県家族 5 月号ページの発達障害の 〇「みんなねっと」の感想 ◆三重県ペンネーム三重太郎記事を読ませてもらいました。 <coQ ( 自閉症スペクトラム障 〇◆神奈川県川上祐彦家族家族元代 ) 8 イ 現在、国は民間の精神病院内害 ) の特徴が、息子と全く同じ 〇 とうとうその日が来てしまい に、職員の生活確保の場として、なのでほっとしました。 〇 ました。菊山裕貴先生の「統合グループホームの創設を検討し 引歳の息子は、歳でアスペ 失調症はどこまでわかったか」ている。 ルガーと診断されました。その の連載、 7 月号最終回である。 過去 3 年前より、国は偏見と頃この病気はほとんど知られて いなくて、医者からも認知の障 連載のこの 5 年間、家族として差別の産物として精神病院に加 の勇気と希望をどれほど頂いた 担し、万人の患者を入院させ害とだけ言われました。 か図り知れません。 障害の「軽いがゆえのつらさ」 ている。原因は国と精神科医の 最先端を走る医学の専門知識利害関係と談合ゅ着で、現在もと本文にありましたが、まさに 息子の日常生活は中途半端な常 を、素養のない知識のプアな家続行している。 読者のページ 識と非常識が交差して、家族は その息子も 7 年目の現在、作 か。こんなことを考える今日こ 手がつけられない状態でした。業所に行っています。テキパキのごろです。 地域住民からは、野放しにするとはできませんが、カだけはあ なと、何度も電話がありました。 るので農業を手伝っています。日常生活 アスペルガーの事を知りたく今年初体験で田植えもしまし て本屋に行っても、学童向けのた。非常識な部分も少しずつ減◆愛知県家族 ( 代 ) ってきました。 学校や家庭内の躾や訓練は、 息子と生きる 歳の息子には何の役にも立ちま 〇 せんでした。「みんなねっと」◆神奈川県 MOTOKO 本人息子が高校生の時、神経の使 〇 を読んで、私達は無駄な親子喧 ( 代 ) い過ぎだといわれて、病気にな わ 嘩をしたなと反省しています。 近年「精神病院」という言葉って早年になります。 その後、人間関係の不得手ながあまり使われなくなり、「精今は週 3 日デイケアにかよ「な 息子と一一人で大阪に住むのは無神科病院」と呼ばれることが多ています。みんなと一緒にごはん 理と思い 、思い切って鹿児島に くなったように感じます。少しん食べたり、話をするのが楽しみ 引越しました。 3 年間は環境にやわらかな感じがして、 いいなみみたいです。 わ なじめない病気の特徴で苦労しと思います。 幼稚園のころ自転車で行く〇 の な ました。 けれど、精神病は脳の病気な時、亀が道路に歩いていて、ひ〇 〇み 誰も知らない人ばかりですのだから、もう一歩ふみこんでかれるといって自転車のカゴに が、家族会には本当に励まされ「脳病院」という呼び方をする入れて持っていった思い出があジ 〇一 ました。場所が変わろうと家族のはいかがでしようか。昔の「脳 ります。いつまでもそのやさし 〇ペ の悩みは皆同じで、本当の家族病院」のイメージが強くて悪、 しさを忘れないでほしいと思いま 〇諸 に出会った安心感がもてまし印象を与えるなら、「脳内科病す。 こ 0 院」と呼ぶのはいかがでしよう 私は、家族会で「みんなねっ みんなねっと 2014 年 10 月号 36

4. 月刊 みんなねっと 通巻第90号 2014年 10月号

談コーナーへお越しください。 るための具体的な方法について普通 8 7 2 9 7 2 4 0 郵便口座番号 検討していくこととなりました。 次回の委員会は川月頃を予定ー 1 ー 513048 ■第回アピリンピック愛知県 で開催 ! しています。 アビリンピックは、障害のあ なお、このプログラムは本人 る方々が職場や学校などで日ご だけでなく、家族を " 丸ごと ~ ろ培った技能を競い合う大会で サポートすることができます。 導入に向けた計画を実施する■みんなねっと石川大会での薬す。全国から人以上の選 手が集まり、「機械 c--)<Q 」「喫 ためには、みなさまの協力が必の相談コーナーのお知らせ 全国大会 ( 石川大会 ) では、茶サービス」など種目の競技 要です ! 本計画をすすめるた 川月日、Ⅳ日の両日、会場内に参加します。また、障害者雇動 めに、「みんなねっとメリデン の 用を応援する「障害者ワ 1 クフ の展一小プースに「薬の相談コー 募金」にご協力ください と っ ナー」を設けます。薬の専門家ェア 2014 」のほか、併催イ ね メリデン版家族支援 ( ファ 亠な 薬剤師の先生が相談に対応してべントもおこなわれます。 ん ミリーワーク ) 導入のため み くれますので、日頃聞いてみた日時【Ⅱ月幻日 ( 金 ) 5 日 ( 日 ) の寄付のお願い す いこと、心配な事など相談して ( 競技は日開催 ) ま し 0 銀行口座名、郵便口座加入者名みませんか。相談は無料で、本会場【ボートメッセなごや せ ら 人、家族など、どなたでも相談で※入場無料 「みんなねっとメリデン募金」 きます。服薬内容のメモがあれ主催【独立行政法人高齢・障お 0 銀行口座番号 ばなおいいですね。お気軽に相害・求職者雇用支援機構愛知県 一一一井住友銀行池袋東ロ支店 事例などを収集・分析して取り 回の委員会を通して、昨年度開 お知らせします 号 まとめたいとしています。 催されました「みんなねっとフ 月 そのため各団体から調査によ オ 1 ラム 2013 」の振り返り みんなね ~ っとの活動 年 って差別事例を集めたいという や、神戸におけるモデル事業の ことです。 0 家族支援プロジェクト委員会動き、実際にプログラムに参加 と 交通に関しては精神では運賃がスタートしました " した人の情報などについて話し っ ね 割引の他障がいとの格差が一番本委員会は事務局職員を含む合われました。 な 8 名で構成されています。 の問題ですが、財団としては制 みんなねっとフォーラムみ 度の問題は、個別の差別事例に委員会の業務として、一つは 2013 の参加者アンケートで は当たらないとしながらも、課家族支援を実現・実践するためは、ほとんどの方が講演内容に 題としては取り上げたいとしての講演会 ( みんなねっとフォー 「とてもよかった」と回答して います。精神障がい者が調査に ラム 2014 や日本各地での講おり、家族や専門職から「ぜひ おいて運賃割引に関する不平等演活動など ) の企画・運営につ身に付けたい。日本でも導入し して、もう一つは 2 013 年よてほしいー を多く書くことで、課題として もっと詳しく学び 大きく取り上げられることが必り、当会で進めている、家族支たい ! 」という声が多く挙がっ 援の技術である「英国メリデンていました。 要だと思います。 調査票が届きましたら、よろ版家族支援プログラム」の導入 今年度のプログラム導入に向 をおこなうものです。 しくお願いいたします。 けた計画については、このプロ 第一回委員会 ( 8 月 4 日 ) ・ グラムの基礎研修 ( 基礎ワーク 第二回委員会 ( 9 月 4 日 ) 計 2 ショップ ) を受ける人を選出す お知らせ & こ案内コーナー

5. 月刊 みんなねっと 通巻第90号 2014年 10月号

第 7 回全国精神保健福祉家族大会 みんなねっと石川大会 笑って語ってつながって ~ 今こそめざそう ! 共に生きる社会を ~ 9 : 00 受付 9 : 30 分科会 第 1 分科会家族会活動 「何が活力の源か ? 」 ~ 家族会活動これからの 10 年 ~ 第 2 分科会就労促進 「障害があっても働ける」 ~ 働くことを妨げているのは何か ~ 第 3 分科会偏見・差別 「偏見・差別と向き合って」 ~ 精神障害への社会的偏見・差別について ~ 第 4 分科会家族支援 「家族への支援について」 ~ 家族が望む「家族支援」とは ~ 第 5 分科会障害のある本人の活動 「元気でやってます」 ~ 福祉サービスを上手く使って ~ 11 : 30 休憩移動 1 1 : 45 閉会式 分科会報告 大会宣言 次期開催地挨拶 ■本誌で「私と子どものようか。 編集会議で掲載が決ま あゆみー母として」が始 まって 1 年余り、このコるとご連絡し、原稿の確 ーナーを心待ちにしてく認や小見出しなど相談し ださっている方も多いのていきます。そこで話の ではないかと思います。輪が広がることもしばし 病気になると、家族にば。自作のイラストや作 品などを、文中の挿絵に もさまざまな困難がふり かかってきます。「うち送っていただくこともあ だけがこんななのか ? 」ります。 これまでⅡ名のお母様 「こういう時、他の家族は どうしているのだろう ? 」の手記をご紹介してきま した。今も少しずつ原稿 : と思っても、なかなか 他の家族の体験や対応をが届いていますが、皆さ んの貴重な体験はまだま 知る機会はありません。 そこで、本人との関わだたくさん埋もれている りが一番長く深いお母様はず : ・。それはきっと次 に、貴重な体験を手記との家族の力になります。 してお寄せいただくこと今までのことを振り返え にしました。そのあゆみる機会に、ぜひ。ヘンをと は百人百様、読者の皆さってみてください。お待 んも自分のことと重ね合ちしています〔原稿募集 わせ、さまざまな想いをの詳細は。ヘージにあり ( 佐藤 ) 抱かれるのではないでします〕。 10 月 16 日 0 10 月 17 日 0 第 1 日目 第 2 日目 1 圓 0 受付 1 1 : 15 オープニングセレモニ 開会式 12 : 00 12 : 45 休憩 ( 15 分 ) 13 : 00 基調講演 「『あなた病気の人、私治すんから 『私も家族の一人です』と言えるようになって 見えてきたこと」 講師 / 夏苅郁子氏 児童精神科医・やきつべの径診療所医師 14 : 15 活動報告 「障害者施策の動きと私たちが求める家族支援」 報告者 / 川﨑洋子氏 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会理事長 14 : 45 休憩 ( 20 分 ) 15 : 05 行政報告 厚生労働省 記念講演 「精神科利用法ー叩けよ、さらば開かれん一」 講師 / 川﨑康弘氏 金沢医科大学精神神経科学教授 16 : 50 事務連絡移動 18 : 30 懇親会金沢工クセルホテル東急 編集後記 15 : 35 【ご寄付のお願い】当会の活動は、皆さんの会費を主な財源として いますが、活動資金が不足しています。より活動を充実していくた めに、寄付を募っています。ぜひご協力ください。 * 通信欄に「寄 付」とご記入ください。寄付金控除・税額控除の対象になります。 加入者名みんなねっと ■郵便振込 00130 ー 0-338317 定価 300 円 月刊みんなねっと通巻第 90 号 ( 2014 年 10 月号 ) 発行日 2014 年 IO 月 1 日 賛助会費 ( 会費に購読料含む ) 発行者公益社団法人全国精神保健福祉会連合会個人・年間 3 5 0 0 円 団体・年間 3000 円 x 人数 ( 2 人以上 ) 理事長本條義和 〒 170-0013 東京都豊島区東池袋 1 ー 4 6 ー 1 3 ホリグチビル 602 TEL 0 3 ー 6 9 0 7 ー 9 2 1 1 FAX 0 3 ー 3 9 8 7 ー 5 4 6 6 郵便振替 0 0 1 3 0 ー 0 ー 3 3 8 3 1 7 ホームページ www.seishinhoken.jp 印刷・製本 / 倉敷印刷株式会社表紙の絵 / 織田信生 」金沢駅 国道 8 号線・北必一自動道 9 金沢工クセル ホテル東急・ 0 沢西し 0 は 飛行機 ( 小松空港着 ) 金沢剿℃ . ! 札幌から・・・約 1 時間 30 分 ー東京から・・・約 1 時間 沖縄から・・・約 2 時間 10 分 ・仙台から・・・約 1 時間 05 分 福岡から・・・約 1 時間 20 分 小松空港から金沢駅行 ( 市内経由 ) 空港バスに乗り約 60 分で金沢駅気着 東京から・・・約 3 時間 50 分 上越新韓線 ( 越後湯沢のりかえ ) 島 x とき -- はくたか 大販から・・・約 2 時間 30 分 サンダーバード 名古屋から・・・約 2 時間 30 分 東海道新線 ( ※約 3 時間 ) ( 米原のりかえ ) ひかり一しらさぎ※しらさぎのみ 会場への能登空港 アクセス 金沢市内 地図 川県庁書 沢属 金第 第 沢世本バ : 金美 9 ■ 0 物な坊 富山空港、十 小松空港・金沢 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会みんなねっと石川大会実行委員会事務局 株式会社 JTB 中部金沢支店 〒 170 ・ 0013 〒 920-0917 金沢市下堤町 30 〒 920-8201 東京都豊島区東池袋 1 -46-13 ホリグチビル 602 石川県金沢市鞍月東 2 丁目 6 番地石川県こころの健康センター内 TEL : 076-264 ・ 2272 FAX : 076 ・ 262 ・ 6156 営業時間 9 : 30 ~ 17 : 30 ( 土・日・祝祭日 : 休業 ) TEL. 03-6907-921 1 FAX. 03-3987-5466 TEL : 076-238-5761 FAX : 076-238-5762 十みんなねっと全国大会では、 10 月 16 日、 17 日の両日、会場内の展示ブースに「薬 の相談コーナー」を設けます。薬の専門家薬剤師の先生が無料で相談に対応して くれます。服薬内容のメモなどを準備し、お気軽に相談コーナーへお越しください。 。ツ鉄道 ( 」 R 金沢駅着 ) 歌劇座 福井 お問い合わせ先

6. 月刊 みんなねっと 通巻第90号 2014年 10月号

・ : のケア・システムは 少し良くな 0 ています。・ 画 - -0 連載回 せん。あの大雨でも目を覚まさました。 〈介護保険〉 ずに眠っておられたのでしよう 〈長谷川式スケール〉 先日、さん ( 別歳女性、一か ? もう忘れてしまわれたの 人暮らし ) が、近くに住む娘さでしようか ? お歳は何歳ですか ? んと受診されました。 1 年ごと 今日はどんなことで来られま 「あれつ ? 」といった顔で、 の介護保険の更新の時期なのでしたか、体調しいかがですか、 娘さんの方を向いて助けを求め すが、サービスは使っておられという話になって、今朝は食事られます。「別歳よ」と娘さん。 ません。小柄で、顔色もそう良を取れましたか ? と聞きます 今日は何月何日でしたつけ ? くはないさんは診察室では緊と、「ええと ? 」と言って戸惑と聞いても、やはり、戸惑って 張しておられ、朝方の大雨や雷われます。「最近、物忘れをし答えられません。 のことを話題にしても、なかて困ります」と言われますので、 春夏秋冬で言うとどれになり なか気楽な返事が返って来ま記憶力テストをすることになりますか ? 「春です」とあてずつぼうがや、日常生活で役に立っ知識がの動きも上手でなくなって、料 出ました。あれつ、違ったかな ? 出て来るかどうかを見ていきま理をするのも大変でしよう。娘 す。他にも簡単な図形を書いてさんもいつもは手伝いに来られ という顔もされます。 もらったりして、手がスムーズませんから、ヘルバーを頼みま この質問は " 長谷川式スケー しよう。今は市役所が介護保険 に働くかを見ていきます。 ル ~ を使う、認知症の可能性が でヘルバーを派遣してくれます 〈介護 1 〉 から、一人暮らしの人は大勢が なやり方です。今すぐのことを 診察していくと、さんでは頼んでおられます。普通のこと 記憶できるかどうかの記銘カ 認知症が悪化していることが分ですよ。 かりました。 " 介 〈家族で団らん〉 判定されるはずです。さらに、 これで終わりとほっとされ、 歩行などの身体的能力、排尿排 さんは明るく診察室を出られ 便、食事摂取、身体を身ぎれい にする能力、徘徊などの精神症たのですが、記憶テストなどをお 状の有無などを見て、判定会議見ておられた娘さんは何やら泣ら で、どれほど手助けが必要かのき顔です。 所 「お母さんはもう治らないの診 介護度が決められます。 歳のせいですかね、さんはでしようか ? 」と言われます。街 少し物忘れがあるようです。手お母さんの予想以上の能力の低 ■■ しげき 増本クリニック院長 みんなねっと 2014 年 10 月号 26 ましもと 増本茂樹

7. 月刊 みんなねっと 通巻第90号 2014年 10月号

- って供 集高齢化する精神障がい者に なせ提 特どんな支援が必要か もわをの前 と合援り にに支か、 我が国が今一直線に超高齢化 化スなど にもかかわず、このことはあ一 社会に向かっていることは、誰まり議論されません。一人で暮 齢一々 もが認識していることだと思いらす人には身体的に介護が必要一 高ニ様 ます。精神障がい者も例外ではになった時どう対処ができるの なく、精神科病院での長期在院か、家族と暮らす人はまず親の 者の高齢化は最近の国の会議で高齢化、介護の問題があり、次 「やどかりの里」は、精神障 も問題になり、早期の地域移行には自分の問題が出てきます。 一 ( がいのある人たちが、地域の中 の必要性が強く言われたことで支援をする人や関係者は今から す。しかしこのことは、入院中このことを念頭において準備し で生き生きと暮らし、働くこと の精神障がい者だけでなく、現ていく必要があると思います。 。一を目的に設立されました。 在地域に一人で暮らす、あるい 今回は、独り住まいをめざす 1970 年に " ごく当たり前 は家族と暮らす精神障がい者に人々が暮らすグループホームの一 一の生活 ~ を求めて始まった活動 ついても実は深刻な問題である関係者に、この問題を中心に取、一 と言えます。 材しました。 は、精神障がい分野において先 駆的な役割を果たしながら、現 者生活支援センター と地域活動支援セン高齢化の現状 ター、宿泊型生活訓練 事業やショートステ やどかりの里全体での利用者 かイ、日中活動として生の年齢構成を見ると、代 5 間 ど や活訓練事業や生活介護代までと幅広く、そのなかでも ン ョ 事業を行うサポートス歳代が最も多くなっています。 シ 要 テーションやどかり グループホーム入居者のなか 必 以 ( 旧援護寮 ) 、地域に点には長期入院経験者が多く、す瓰 支 亠な 。〔在するグループホー でに高齢になってからやどかり ん ど サム、就労支援 ( 就労継の里を利用することになった場 者 続支援 < 、型、就労合もあるため、ホーム入居者の カ 移行支援事業 ) をおこ年齢は 8 代が最も多く、高齢化 障 神 が進んでいます。 なう事業所 6 か所など 精 る を運営して、多彩な活サポートステーションやどか す 在は公益法人 ( 社団法人 ) とし動をおこなっています。 りのような精神障がいのある人 齢 高 て、さまざまな活動に広がって 今回の取材では、やどかりの里が宿泊や入所できる施設は、さ います。 の常務理事である増田一世さん いたま市に 1 か所しかなく、市特 さいたま市に、 3 か所の障害が全面的に男してくれました。 内にある 6 か所の精神科病院か い 7 みんなねっと 2014 年 10 月号 6

8. 月刊 みんなねっと 通巻第90号 2014年 10月号

真この ゝル 一っい , っ薹 していて、ふと、 回。。住 尊いことなんだ なあ 働くことって と先生に言ったら 0 0 0 あんたちょっと 大人になったやないか 0 0 と言われて意外だった 気を使える人 家では彼とケンカも かいるのは するし気も使うし可 ← * 幸せなことだと 思一つから * ロ 0 くやしい 再びハローワーク通い 足をケガして やむなく清掃の 仕事をやめた しロ 0 0 と言っても毎日ハロー ワークに行っても どうにもならないので ハ 0 一 ) 内お見こ、、い : い 職場でもおばちゃん に気を使いっ放し だったが 基本的に家で ゴロゴロ 0 夛ん / のツ多んツいツのい第ツツーいのツ・ル 本を読んたり していた また 働きたいと する中でたまに ケーキを焼いたり 0 思 、ショ 35 真澄こと葉のつれづれ日記 みんなねっと 2014 年 10 月号 34

9. 月刊 みんなねっと 通巻第90号 2014年 10月号

セスも良く、駅周辺には店が建 ち並んでいて暮らしやすそうな 関印象です。夏真っ盛りの暑い日 のでしたが、涼しい風が吹き始め たタ方に駅前のロータリーを進 んでいくと、住宅地の一角に 3 し 階建ての建物があります。 1 階 訪 が地域生活支援センタ 1 プラッ 必 ツ、 2 ・ 3 階部分がピア国分寺援 支 亠な ( グループホーム ) です。 ん ど 者 暮らしを実感できる 住宅地の一角に 共同作業所 ( 多機能型事業所 ) ・ 神 グループホ 1 ム 4 か所・ネット法人本部にもなっている地域 精 る 「社会福祉法人はらからの家ワーク推進事業 ( 医療連携 ) を生活支援センタープラツツは、 す 福祉会」は、精神障害者の街で運営しています。 「みんなが社会参加できる・あ 齢 高 の暮らしを総合的に支援してい 今回は国分寺駅から徒歩 5 分るがままに生きがいを持った生 集 くことを目的に、プラツツ ( 地の場所にあるプラツツ、ピア国活ができる・プラツツには誰か 特 域生活支援センター ) ・さっき分寺を訪ねました。電車のアク いる」という三つのコンセプト はありますか、という質問に対話や訪問をしてくれ、辰村さんなどを勧めています。医療面で は保健師、食事面では栄養士と、 し「将来の自分の生活。以前、 たちの生活を見守ってくれてい 号 月 老後のことを考えたら不安で、るそうです。そうしたこともあ複数の専門職が関わることで、 体調が悪くなったことがある」り辰村さん自身も「毎日見に来病気の早期発見や、健康な身体年 と言っていました。 たり、電話をくれるから、あまを維持できるように生活の場だ と けでなく、様々な面からサポー やどかりの里ではグル 1 プり将来について深刻に考えない っ ね な ホームの利用者に毎日職員が電ようになった」と話していましトしています。 ん 一」 0 増田さんは「その人にあった み 支援を考えながら、その都度必 要なもの ( グループホ 1 ムなど ) その人にあった支援を が出てきたらみんなで考え、や ん 最後に増田さんに話しを聞きどかりの里として必要な環境を 村 辰 ました。 作っています」と言っていまし と 佐やどかりの里では進む高齢化た。進む高齢化において、ニーズ さのなかで精神疾患に併せて身体に合わせながら支援方法を考え 増疾患のある人が増加傾向にありていくこと、これは精神保健の ます。そのため「高齢になって分野だけではありませんが、と も元気でいられるように」と、ても重要なことだと感じました。 ( 取材・齋藤 / 川﨑 ) 法人職員に保健師を迎え、健診 住居の確保と S 0 S が出せるネットワー クづくリが必要 はらからの家 ( 東京都国分寺市 )

10. 月刊 みんなねっと 通巻第90号 2014年 10月号

らの長期入院患者を多く受け入あります。一直線の階段を上っ中はそれぞれの意向に合わせ た先にホームの入り口がありまて、ホームで過ごしたり、サポ 1 れてきました。 トステーションやどかりや、作 やどかりの里での多彩な活動した。中に入ると、長い廊下が の中からは、グループホ 1 ムの続いていて両サイドに居室が 8 業所で過ごしたりしています。 ここでは職員の鈴木恵さんに 一つである「みなみハウス」と部屋あります ( 1 部屋につき 6 話を聞きました。 畳 ) 。 「サポ 1 トステ 1 ションやどか 「ここも高齢化が進み、以前 ここはやどかりの里のグルー り」を見学させていただきまし た。またサポートステーションプホーム内で唯一、時間職員ホーム内で入居者の方の看取り が常駐していて、主に見守りのを行ったことがあります。ご本 やどかり内においては、やどか りの里のメンバーである、長期必要な方が入所しています。職人の意思を尊重しながら、職員 入院経験者の辰村泰治 ( 行歳 ) 員体制は日中が常勤十非常勤のが協力してみんなで看取りを行 いました」と話していました。 2 名、夜間は 1 名の職員体制と さんにインタビューしました。 また増田さんは「ここは 2 階なの なっています。 で、急な階段を登らなければなり グループホームみなみハウス ません。代中心のホ 1 ムとして 代中心のホーム は改善が必要です。もっと安心し 最初に私たちが向かった場所 て暮らせる場を整えていくこと このホームも 8 代が中心で、 は、「みなみハウス」です。み なみハウスは住宅街のなかにあ認知症や糖尿病などのさまざまが必要です」と話します。 日本において、高齢化は深刻 な理由の方が入居しており、日 り、 2 階建て家屋の 2 階部分に に、その人の年齢や時ています。共有スペースもあり、 期に合わせて必要な支この日は 2 名の方が座って話を 援を見直していました。 されていました。 この 2 階、食堂スペースをお借 サポートステーション りして、メンバーの辰村泰治さん やどかり ス にお話しをお聞きしました。 ウ やどかりの里として 要 年間の長期入院を経て 必 最初にできた施設であ り、平成年 4 月から 援 支 宿泊型自立訓練事業、 辰村泰治さんは現在行歳です。 ん ど 短期入所事業 ( ショー 笑顔が素敵で、とても穏やかな トスティ ) 、翌年 4 月方という印象を受けました。辰者 より自立訓練 ( 生活訓村さんは満州に生まれ、その後 障 練 ) 事業・生活介護事帰国。大学に入るまでは母の実 る な問題ですが、精神保健の分野業を新たにおこなっています。家がある金沢で過ごしました。 す でも同じことが言えます。 3 階建ての建物になってお両親、弟を亡くし周囲に支えら 齢 高 みなみハウスでは一人ひとり り、 1 階では作業活動や書道なれながら生きてきました ( 注 ) 。 に寄り添った関わり方をしてい どの創作活動をおこなってい 大学生 ( 歳 ) の時に統合失特 て、進む高齢化に対応するためて、 2 ・ 3 階部分が居室となっ調症を発病し、歳で胃潰瘍を みんなねっと 2014 年 10 月号 8