家族会 - みる会図書館


検索対象: 月刊 みんなねっと 通巻第95号 2015年 3月号
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1. 月刊 みんなねっと 通巻第95号 2015年 3月号

より精神障害者の就労に繋がる家族が中心となって行うこと。 ワーキンググループから当会 のではないかとの要望をだしま④就労については、— に、「障害者と家族は時には対 した。 ( 文・理事堤 ) モデル (lndividual Placement 立することがある」との質問が Support) をおこなうこと、す出ましたので、「本当の家族支 ・障害福祉サーピスの在り方等なわち、まず就労させ、その後援は専門職の人が、本人には本 に関する論点整理のためのワー ジョブコーチなどの援助を受け人の困っていること支援を必要 キンググループヒアリング ながら仕事をする。 としていることを聞き、また家 ( 第 5 回 2 月 4 日 ) ⑤障害児に対する療育だけでな族に対しても家族の困っている 厚生労働省内で当会をはじく、すべての児童、生徒に対すことを聞き、最終的には本人、 め、障害者関連 2 団体に対するる教育、オーストラリアで実施家族自身が問題解決できるよう 総合支援法の見直しに向けてのされているマインドスターズプに支援していくことであり、本 ヒアリングがありました。 ログラム ( 教育に対する研修 ) 、人の再発予防、社会参加に大き 当会としては、 社会教育 ( 地域教育、 ) 家庭教な効果がある」との回答をしま ①障害者権利条約及び障害者基育をおこなう。 した。また— Q-« c-•o についても質 本法に則った障害の定義を明記⑥高齢者施策との連携が大切で問があり、欧米では顕著なエビ すること。 ある。 デンスがあると説明しました。 ②個人因子のみに着目した医療⑦精神障害者に限らず、障害者なお、 7 項目以外に精神障害 ( 医学 ) モデルから社会モデル本人を含む家族全体を家庭訪問者相談員制度の創設も提言しま に転換を図ること。 した。 して、家族支援をおこなうこと、 ( 文・理事長本條 ) ③制度設計は本人 ( 当事者 ) との 7 項目を意見表明しました。 では決められない、大企業と中相談に関し、担当者を定めるこ 知っておきたい t 小企業に分けるべきではないかと」の文言のところでは、「業号 精神保健福祉の動き 等の意見がでました。また、「事務指導や相談に関し、障害特性 3 業主は、障害者から申出があつを理解した担当者を定めるこ 0 労働政策審議会障害者雇用分た過重な負担に当たると判断しと」に訂正をお願いしておきま と 科会 ( 第簡回月芻日・第回た場合には、当該措置を実施でした。発達障害者についても同っ きないことを障害者に伝えると様に修正したほうが良いのでは 月簡日 ) ん み ともに、障害者からの求めに応ないかとの意見を述べました。 第回の議題は合理的配慮指じて、当該措置が過重な負担に 針についての 2 回目の議論でし当たると判断した理由を説明す た。前回の意見を踏まえた修正ること。また、事業主は、障害第回の議題は両指針のまと 案が事務局から提一小され議論さ者と話し合いの下、その意向をめでした。両指針のまとめを事 れました。「合理的配慮の提供十分に尊重した上で、過重な負務局から最終の修正案として説 担にならない範囲で合理的配慮明がありました。議論は今まで の義務については、事業主に対 に出尽くしており、ここでは文 に係る措置をとること」と文言 して過重な負担を及ぼすことと 言の修正や要望等の意見が多く なる場合を除くこと」の文言のにあるが、第 3 者機関に相談に 行く前に、相互理解 ( 話し合っだされました。当会からは、就 ところでは、企業の規模につい ては従業員の数で決めるのかをて ) が極めて大事であると認識労機関の職員として精神障害者 のピア・スタッフ配置 ( 就職 ) 明確にすべきとの意見や企業のしました。 財務状態も関係し企業規模だけ精神障害者への「業務指導やをお願いしたい、そうすれば、 【第回】 【第回】 3 精神保健福祉の動き

2. 月刊 みんなねっと 通巻第95号 2015年 3月号

一方で、日々業務にあ ■寒かった冬も終わり、 やっと温かい季節 ( と移たっていて感じたことは り変わろうとしています。「勉強不足」ということで 毎年、近所にある河川す。 全国からいただく問い 敷の桜が満開になると、 花見に来る人でにぎわっ合わせにスムーズに答え ています。この編集後記ることができず、自分に を書いているのが 1 月な対して悔しい思いをした のですが、桜はそろそろり、家族会の全国団体で 咲き始めているのでしょ働く立場として、困って いる家族のために自分に はどんなことができるの 私は今年度の途中に、 みんなねっと事務局に入かを悩むことも多くあり ました。 りました。 みんなねっとは働きな 新年度になる前に、 こで入職 1 年目の振り返がら勉強することができ りをしてみようと思いまる最高の環境です。 間違えることもありま す。 の出張や、 1 人での飛行しておくよりずっと良い」 機など、ドキドキ・ワクと思い、時には息抜きを ワクする経験が沢山ありしながら頑張りたいです。 ( 齋藤 ) ました。 知っておきたい精神保健福祉の動き / 特集 / ( 投稿 ) 私と子どものあゆみ 連載①街の診療所からのお便り / 連載②メンタル障害をサポートする知識 / 連載③発達障害の理解とサポート / 連載④真澄こと葉のつれづれ日記 / わかりやすい制度のはなし / みんなのわ ( 読者のヘージ ) ほか 【特集】 ■ 2012 年・ 10 月号 : 保護者制度がなくなる ? ! ーー新しい家族のあり方へ 1 1 月号 : 家族相談ーー静岡県連の取り組みと家族会活性への期待 12 月号 : 絵を描く楽しさーー原画の選考会をとおして ・ 2013 年・ 1 月号 : 夢と希望を語ろうーーそれぞれの立場から 2 月号 : みんなねっと茨城大会 3 月号 : 生活を支えるケアホーム・グループホーム 4 月号 : ホームヘルバーを知っていますか ? 5 月号 : 現在の精神科医療の動向 6 月号 : イギリスの家族支援視察 7 月号 : 精神障がい者へのアウトリーチのとりくみ 8 月号 : 家族が望む家族支援とは ? 9 月号 : 働きかたいろいろーー雇用の現場から 10 月号 : つながりをもとめて一一病気の親をもっ子どもの集い・交流会 11 月号 : 「精神保健福祉法」改正について考える 12 月号 : みんなねっと大阪大会 ・ 2014 年・ 1 月号 : 私たちが求める本当の家族支援とは何か 2 月号 : 働き続けるために一一自分に期待できる働き方 3 月号 : 薬を減らすガイドラインへの期待 4 月号 : その人のできることを実現するための就労支援 5 月号 : 本人・家族をともに支える訪問家族支援【その①】 6 月号 : 本人・家族をともに支える訪問家族支援【その②】 7 月号 : 奈良県で福祉医療制度が実現 8 月号 : いきいき家族会 9 月号 : 障害者差別をなくす地方条例をつくろう 10 月号 : 高齢化する精神障がい者にどんな支援が必要か 1 1 月号 : メンバーとスタッフが協働して運営するクラブハウス 1 2 月号 : 「あなた病気の人、私治す人」から「私も家族の一人です」となって見えてきたこと ・「角判みんなねっと」のハックナンハーのお中し込み方法・ 「 300 円 x 冊数 + 送料 80 円」の金額を巻末の振込用紙にてお振り込みくた さい。「通信欄」には、ご希望の号を記入してください。郵便局に備え付け の振込用紙の場合、「 () () 1 3 0 ー 0 - 3 3 8 3 1 7 みんなねっと」宛て にお振り込みください ( この場合、振込手数料は自己負担願います ) 。 FAX での申し込みもお受けします ( FAX 番号 03 ー 3987-5466 ) 月刊みんなねっと ~ 毎月こんな内容でお届けします ~ 編集後記 【ご寄付のお願い】当会の活動は、皆さんの会費を主な財源として いますが、活動資金が不足しています。より活動を充実していくた めに、寄付を募っています。ぜひご協力ください。 * 通信欄に「寄 付」とご記入ください。寄付金控除・税額控除の対象になります。 加入者名みんなねっと 0 郵便振込 00130 ー 0 ー 338317 定価 300 円 月刊みんなねっと通巻第 95 号 ( 2015 年 3 月号 ) 発行日 2015 年 3 月 1 日 賛助会費 ( 会費に購読料含む ) 個人・年間 3 5 0 0 円 発行者公益社団法人全国精神保健福祉会連合会 団体・年間 3000 円 x 人数 ( 2 人以上 ) 理事長本條義和 〒 170-0013 東京都豊島区東池袋 1 ー 46 ー 1 3 ホリグチビル 602 TEL 0 3 ー 6 9 0 7 ー 9 2 1 1 FAX 0 3 ー 3 9 8 7 ー 5 4 6 6 郵便振替 0 0 1 3 0 ー O ー 3 3 8 3 1 7 ホームページ www.seishinhokenjp 印刷・製本 / 倉敷印刷株式会社表紙の絵 / 織田信生

3. 月刊 みんなねっと 通巻第95号 2015年 3月号

小さいと思いますが、すでに介 英国のバーミンガム地方から広まった家族支援の技法。その家族の住ま いに個別に訪問し、本人を含め家族全体を支援するもので、メリデン版ファ 護保険のほうは家族支援を言っ ミリーワークと呼ばれている ( 本誌 2014 年 5 ・ 6 月号の特集参照 ) 。 ていますからね。そこと連携し て、障害のある人、高齢者、認 たわけですからね。家族支援の方を入れた法律を日本で作れる かどうかというのは大きな問題 知症の人などは、家族支援をし必要性を浸透させるのは時間は ないと本人の回復にもつながらかかりますが、法律を作るのは、です。日本の場合、家族法 ( 民 ないとい , っことを粘り強 / : そんなに時間がかかりませんか法 ) との関係があるから、家族 谷】今、地域で暮らす精神障がらね。国会議員が採決したら終の機能とは何かという議論をし ないといけないわけですよ。そ わりですから。 い者の 7 割は家族と同居してい る るわけですから、本人と家族を松沢【英国のケアラーズアクトれは時間がかかりますよ。 含めた「まるごと支援」が望まは毎年改定されています。一番本條】以前の障害者施策は、障齶 れますよね。 新しいケアラ 1 、の定義では、害のある人に責任があるとまで駐 本條】ですから、家族支援の先本人と同居してる、あるいは関は言いませんが、個人因子が中と 駆けの英国も、まず一番最初に、係する人たちは全部ケアラー 心だったわけです。ところが、 地 の やつばり環境も大事で、環境の ケアラーズアクト ( 障がい者な ( 家族 ) という範疇に入ってい どをケアしている家族を支援するのです。そういう意味では広影響が大きいというのは今や常 障 神 精 る法律 ) を作って、変わっていつく捉えています。そういう考え識になってるわけです。だから 集 家族を支え、支援することに 特 英国では、ケアをする人をケアラーと呼びます。その範囲に家 族はもちろん含まれますが、かなり広い範囲で捉えられています。 よって本人の病状も回復して再 れるという。その信頼感を取り戻第一日本の精神科病院のほと谷【そうですね。精神科で一番 足りないのは、精神科の医師で号 すような訪問医療をやっていかんどが民間だということが大問 月 すからね。 ないと、簡里にアウトリーチをや題なんですね。 年 ればいいというだけの話じゃな良田二方で、例えば公立病院 家族支援こそが なんかで精神科を併設してたり いと思います。 と 本人の回復につながる っ するところありますが、そうい ね 上 亠な うところはやめる所があるんで谷【総合的なビジョンが必要だ よ例以 、 1 ノーノ ん 特名 み % よ す。それはなぜかというと、精と良田さんも言われましたが、 っ ) 査く月 入 神科の医療費が安いんですよ。ひとつは、松沢さんが言われた の調な 収 名 ように、スタッフを外に出すと 儲からないからです。 か料病 一了病 し院殳彳 いうか、地域に出していく、そ 入 まロ 療数褂患谷【精神科の病院は、一般病院 3 の で、 ういう仕組みを作るということ のた円円医讎 上治療というより収容という面がですね。具体的には、医師・ス 院当図 9 会 以 病日 0 隊・ ル又 名 強くなり、しかも、少ないスタッタッフ等に支払われる診療報酬 舟 1 省よ フでたくさんの患者さんをみるも含めて、地域に重点を置くと 医 院生例病一 いう仕組みが必要です。 という状態で、安上がりな医療 院院病厚特般 病病年は一 几又・本 本條【やつばり私が思うのは、 に抑えられていますよね。 科者 神患 精 川﨑【だから、みなさん精神科家族支援ですね。もちろん精神 精 入 だけだったらそういう声はまだ 医になりたがらないですよね。

4. 月刊 みんなねっと 通巻第95号 2015年 3月号

的な内容が多く占めていたと思住施設是非が中心になり、最終すか ? どんな福祉を求めてい います。当事者たちの多くが自的こよ、、、 。。ししカ悪いかだけの話にるんですか ? どんな体制をあ 由でないからいやだと答えてい なって終わってしまいました。 なたたちは希望しているんです たと記憶します。検討会の前半私たちは本当は日本の精神医療か ? というのは、断片的に言っ は病床転換型施設には否定的なというのはどうあるべきなのか、てたんじやダメです。総合的にど 空気でした。私も当事者がいやどうしたら長期入院者をこれか ういうものを望んでいるのかと だという結果が出ている、施設ら先つくらないですむような医 いうことを私たちは求められて の実施は不適切だと反対意見を療ができるのか、ちゃんと時間 いて、それを我々の中で確認し合 一一一口いました。 をかけて議論すべきでした。 うことが必要なんじゃないかな 家族会もどんな医療を求めてというふうに思いました。 る いろいろな施策がおこなわ 考 いるのか、福祉を求めているの を れたが結果が出ていない 活 ボタンをかけ違え、民間病 か、そ , つい , っことについて、公心 院中心になってしまった 地 良田【国は、これまでもいろ合的なビジョンを持つべきじゃ いろな施策をおこなってきたけ ないかなと思います。 谷【今から 2 年前の年 地 の れど、ちっとも結果が出ていま そのビジョンにもとづいてみに、厚生労働省は改革ビジョン 者 せん。それで、これからの精神んなで主張していかなければとを出して、地域に移行させる施 障 神 科医療をどうしたらいいかとい 思います。関係者の方々に私たち策をおこなってきましたが、結 精 集 う議論になりました。ところがも聞かれるわけですよね。家族局、ほとんど変わってないとい 終盤になってまた病棟転換型居はどんな医療を求めているんでう現状があります。その点につ ると、日本の場合、 7 万床ぐらい しまいます。今、そのツケが回っ して雇うということではなく 号 で済みますから、万 5 万人ぐてきていると私は思っていまて、アウトリーチとかアクトと 月 らいの方たちは、みんな地域です。ですから、退院したら地域かの訪問支援の体制を、家族は 年 生活していることになります。 で丁寧にお世話をする体制を、望んでいるのではないかと思い しかも、では、入院して一日も早く作らなければいけなます。 と っ も、その期間は平均で 2 週間程 いと思います。 良田【それは、私も大事なこと ね 度、長くても 1 か月半くらいで そして、地域でお世話をするだと思います。私は「長期入院 み すから、地域の支援体制が整っのは家族ではなくて、家族以外精神障害者の地域移行に向けた ているからこそ可能になることの人が責任を持って支援できる具体的方策に係る検討会」とい なのでしようね。ちなみに、日体制が、今日本ではとても不明う厚生労働省の検討会に委員と 本の平均は 301 日と、これま確です。家族がいない人はずっして出ました。この検討会は長 たダントツです。 と長期になるし、家族がいたと期入院の人を地域移行させる方 しても高齢だったり倒れたりす策について検討する会でしたが、 日本は地域に支援体制が ると家に引き取れないというこ昨年の 3 月から 6 月頃までの短 整っていない とで長期入院になります。 期間でおこなわれ、前半は関係 野村【日本の場合、地域に支援 公的な責任で、退院して地域者のヒアリングでした。そのヒ 体制が整っていないから、みんに出てこられた方をしつかり包アリングの中での話や当事者を なが悪くなってから病院に入っ括的に支援する体制を整えなけ対象とする調査結果も、病院内 てしまい、退院できなくなってればいけない。家族がお金を出あるいは病棟内居住施設に否定

5. 月刊 みんなねっと 通巻第95号 2015年 3月号

さ、い ビ弓している人が多勢いるのです。 病気の原因が遺伝による膽弓 な中。 具体的な活動としては、市の みをで性であること、薬での突然死の の高 擲ナ最新の報告など、心理社会的サ区画整理で空店舗となっている わ 建物を、障害者の利用できるス まりコボートがどのように行われてい の くか、病院側の体制も知り不安ペースとして貸して欲しいと市 にお願いしました。 ら「を払拭された思いでした。 ん しかし、他団体との不公平感 —oo 人に一人というありふ み れた病気であり、発症が主に青を理由に今だ貸してもらえませ 〇 年期でありながら、この前後にん。「他団体と連合を組みなさ 〇 〇 い」と言われているのですが、 周知するような制度、メディア なかなか難しいです。私達はま 〇「みんなねっと」の感想を切に望んでいます。何よりも、 家族としても声を大にして発しだ初心者なのです。私達は市の 〇◆岩手県家族代 ) 対応に不満を感じています。 ていきたいと思いました。 病院での家族会の研修会があ 現在私達は、労働金庫の社会 〇 りました。新しく着任した医師 ◆東京都岡本恵子家族 (€的意義のあるグループ活動に資 〇 金をサポートするという募集に の「統合失調症について」のお代 ) 話は、今まで学んできた中で、 東京近郊市に、精神障害者の応募中です。みなさん、障害者 コンパクトでとてもわかりやす親 3 人と、ボランティア 2 人での生きやすい社会にするようが く、当事者が経験してきた通り「トワ・エ・モア」という、家族 & んばりましよう。 の症状や、今どの台療殳皆こ、 冫「ドしし当事者の会を立ちあげました。 て、これから先どう治療をうけ 私達の住む市には、精神障◆長崎県松尾美代子家族 ていくかの見通しを立てること害者の居場所や作業所がとても ( 代 ) ができました。 月号「みんなのわ」の神奈 少ないので、引きこもって孤立 精神保健福祉法の一部改正に は学んでいく姿に好感が持てま 川県家族 (8 代 ) の手記を読ま ついての説明に、皆さまに伝えした。 せて頂きました。 いろいろやってみてはちょっ たい事で、本人の受診拒否の対 私の家の一一階に、うつ病 ( 間 歳 ) 男性が住んでいます。食事応、陥りやすい家族の気持ちのと失敗や挫折をして、そんな中 は自分でしていて、台所・トイ反応、保健所が出来ることなど、で、ふと人にやさしい言葉をか レ・風呂は共同で、 8 年間位私細部にわたってお話がありましけられたりして心があたたま り、最後にはああよかったな、 と主人 ( 統合失調症 ) で住んでた。 ます。 知らない事も多く、家族でなというしめくくりになっていま 〇 くても知っていた方が、これかすね。 私の弟経営のア。 〇 真澄こと葉ちゃんは、いし 統合失調症 ( 歳 ) 男性が住むらのボランティア活動に役立て 事になっています。グループホる事が出来たらと思いました。 ろやってみていろいろ体験をしの ームに 2 年間住んでいましたそれにしても若くないから残念て、最終的には自分自身がやさな が、おとなしい方でアパートのです。 しく成長していきますね。 ん 方がいいだろうという事で、母 頑張るだけでなく少し休もうみ 親が実家とアパートを往復しな◆神奈川県・本人代 ) よとか、まあいいじゃないかこ〇 がらの生活です。病人はもうす いつも「みんなねっと」で一れもありだよ、みたいな感じで〇の 亠な ぐの退院です。生活保護を受け番最初にマンガを読ませてもらユーモラスにしめくくってい〇 っています。とてもかわいらして、そういうほのぼのとした生〇み ています。 く面白いです。 活ってすてきだなあと思いま 〇、一 真澄こと葉ちゃんはいろいろす。 ◆新潟県ボランティア元代 ) 〇ペ 先日、家族会の研修会があり、 な事に挑戦していて、学校に行 私自身、病気にぶち当たって〇者 ボランティアですが参加しまし ったり仕事についたり、ほんのイライラした時、こののんびり〇 ささいな日常生活にも挑戦してとした感じのマンガを読んで、 みんなねっと 2015 年 3 月号 36

6. 月刊 みんなねっと 通巻第95号 2015年 3月号

月刊みんなねっと 2015 年 3 月 1 日発行 2007 年 7 月 24 日第三種郵便物承認 みんなねっとフォーラム 2014 本人と家族が安心して生活していくためには ~ 居住支援と訪問支援から考える ~ 日時 : 2015 年 3 月 6 日 ( 金 ) 1 0 : 00 ~ 16:00 ( 受付 9 時 30 分 ~ ) 場 : 津田ホール ( 」 R 千駄ヶ谷駅 ) 参加費 : 無料 ( 家族、当事者、専門職、学生どなたでもご参加ください ) 定員 : 490 名 ( 事前の申し込みは不要です ) く午前の部〉 【講演】 精神障がい者の「住まい」を考える ~ 英国の居住支援から学ぶ ~ 0 講師上野勝代氏 ( 神戸女子大学家政学部家政学科教授 ) く午後の部〉 【シンポジウム】 英国メリデン版訪問家族支援を日本で実現するために・ 0 シンポジスト ・家族の立場から 丸山美恵氏 (N p 0 法人世田谷さくら会 ) ・訪問家族支援トレーナーズコース受講者の立場から テ未来氏 ( < 独 > 国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター、精神科医師 ) ・アウトリーチ・ ACT の立場から 上久イ呆真理子氏 ( びあクリニックく浜松市〉、精神保健福祉士 ) 0 コーティネーター佐藤純氏 ( 京都ノートルダム女子大学准教授 ) 主催・問合先 : 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会 ( みんなねっと ) fax 03 ー 3987 ー 5466 / http://www.seishinhoken.jp tel 03 ー 6907 ー 9211 170 ー 0013 東京都豊島区東池袋 1 ー 46 ー 13 ホリグチビル 602 Supported by 〇事前申し込みは不要です。直接会場にお越しください。なお立ち見 曰ホ ができませんので、定員に達した場合はモニターでの聴講になりま丁 す。ご了承ください。 THE NIPPON 〇昼食は各自ご用意ください。周辺の飲食店もご利用いただけます。 FOUNDATION 月刊みんなねっと ( 毎月 1 回 1 日発行 ) 通巻 95 号 2015 年 3 月 1 日発行 2007 年 7 月 24 日第三種郵便物承認 月子翡を軋の家族と家族会をつなぐ機誌 2015 ・特集・ 精神障がい者の地域移行と地域生活を考える 精神科病棟転換型居住系施設問題にふれながら ・私と子どものあゆみーー母として ニ人で一緒に、泣いたリ笑ったリ ・街の診療所からのお便り ( 増本茂樹 ) 入院治療するか ? 家で治療するか ? 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会

7. 月刊 みんなねっと 通巻第95号 2015年 3月号

ュディ・ヒューマン氏 ( 米国国 メリデン版家族支援 ( ファミ 当会も所属している、全国 リーワーク ) 導入のための寄 の障がい者団体・関係団体で構務省国際障害者の権利に関す 付のお願い 成される日本障害フォーラムる特別顧間 ) 、林陽子氏 ( 弁護 当会では、メリデン版家族支援 ( ファ ミリーワーク ) を日本に導入するため、 =) は設立 2 周年を迎え士 / 国連・女性差別撤廃委員会 昨年度はイギリスから講師を招いて、 ました。障害者権利条約の批准委員 ) 、久松三二氏幹 東京と京都 2 か所で講演会を開催し と川周年を機に、障がいのある事会副議長 / 全日本ろうあ連盟ました。今年度はいよいよバーミンガ ムに受講生を派遣し、トレーナー養 人もない人も、誰もが共に住み事務局長 ) の 4 名、コ 1 ディネ 成の一歩を踏み出すことになります。 ーターは、藤井克徳氏 やすい社会を目指していくため 多くの支援者の養成が家族支援を現 に、今回のフォーラムが開催さ幹事会議長 ) でした。 実のものとします。しかし、そのため には多くの費か掛かります。そこで、 会場では同時通訳がパネルと れました ( 有楽町朝日ホール ) 。 研修会開催のための資金を集めるた フォーラムは午前、午後の 2 通訳機による音声で流れていま め、寄付金をお願いすることにいた 部構成になっていて、午前は嵐した。会場からは積極的な質問 しました。ご支援くださいますよう、 谷代表挨拶のあと、の取が挙がっていて、質問時間が足お願いいたします。 名 り組みについての映像やイエロりなくなるほどでした。 店 4 者金 支 入募 また障害関連ブック / ビデオ ーリボンの紹介がありました。 ロ ン 東 4 座デ 午後は記念シンポジウムが開フェアとして、所属団体のプー 池 7 便メ かれました。 スも設けられていました。イエ 号 9 号 郵と 番行 2 番 っ シンポジストには、マリア・ バッジやリストバンドがよ 名 座銀 7 座 0 ね ロ友 8 ロ 8 座 ロ ソレダ 1 ド・レイエス氏 ( 国連・く売れていました。 / ィ一ー 1 銀井通郵 0 ー三並日・ O ( 文・事務局齋藤 ) 障害者権利委員会委員長 ) 、ジ -4 0 第 9 回国際アピリンピック派英文ワープロ、ホームページ作 号 新年度からの原稿募集 遣委員会 ( 独立行政法人高齢・障成、フラワ 1 アレンジメント、 月 コンピューター組み立てなど多父、母、夫、妻、兄弟姉妹畩・ : ご家族の 害・求職者雇用支援機構・ 2 月 9 日 ) 年 皆様の貴重な体験談をお寄せください 議事は平成年 3 月日から彩です。専門委員会からは、選 「私と子どものあゆみ」コーナーで 日まで、仏のボルド 1 で開催出の留意点として、競技種目の と は、今までお母様の手記を中心に連載 っ される国際アビリンピック大会専門性だけでなく、健康 ' 体調 してきました。新年度からは範囲を拡ね 亠な の選手の選定です。委員会メン管理なども考慮にいれた総合点大し、父、母、夫、妻、兄弟姉妹 ん さまざまな立場のご家族の皆様方に、 み から評価したと説明文があり、 バーは障害 3 団体と関係者など ご本人とのあゆみ、エピソードの手記 9 名からなっています。選定方委員会ではその評価を妥当と考を募集することになりました。 内容を 240052600 字程度 ( 原 法は、毎年行われる都道府県代え、上位 2 名と補欠者 1 名を決 稿用紙・ワープロなどでも可 ) にまと 表が参加する全国障害者技能競め、精神関係は 4 名選出されま めて、氏名 ( ペンネームも可 ) ・住所・ ( 文・顧問川﨑 ) 電話番号を記入の上、みんなねっと事 技大会の上位者から選出しました。 務局 ( 巻末住所 ) までご送付ください。 す。今回の国際大会はⅣの競技 いただいた原稿は編集会議で検討 し、掲載の方にはご連絡致します。ま 種目が設定されており、各種目 お知らせしは た、内容等についてのお問い合わせは、 に 2 名の選手と補欠 1 名の選出みんなね , っとの活動 事務局 (0 3 ・ 6 9 0 7 ・ 9 211 ) ま です。委員には評価票が配布さ でご連絡いただければ幸いです。 この機会に、ご本人とのあゆみとそ れ、全国大会の上位者の氏名と匐周年記念全国フォー の想いを振り返り、ペンをとってみて 種目専門委員会の評価点が記さラム「権利条約の批准と私たち いただければと思います。皆様の貴重 の社会 5 私たち抜きに私たちのな体験をお待ちしています。 れています。種目は、洋裁、家具、 英文、の図面作成、ことを決めないで 5 」月 4 日 5 お知らせしますみんなねっとの活動

8. 月刊 みんなねっと 通巻第95号 2015年 3月号

「みんなねっと」の ホームページをご覧ください 0 知っておきたい精神保健福祉の動き 2 お知らせしますみんなねっとの活動 4 2015 3 月号通巻第 95 号 ンみんなねっと相談室 ) 。入会のご案内 ) みんなねっとについて 0 みんなねっとは精神に障がいのある方の 家族が結成した団体です 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会 イベント・研修会 調査・研究 笑ってってつながって 【表紙の絵】織田信生 》み裕なねっとについて 0 施策のうごき 書籍 意見・要望書など 月刊みんなねっと 都道府県連合会照本県 都道府県連合会の情報 > 各都道府遽からのお知らせ > 都道府県連のお間い合わせ先一覧 更新情報 特集 精神障がい者の地域移行と地域生活を考える 精神科病棟転換型居住系施設問題にふれながら 6 発達障害の理解とサポート【連載最終囘】 大人の発達障害の理解とサポート・・・これまでの歩みと今後への展望 ( 加藤進昌 ) 私と子どものあゆみー母として ニ人で→に、泣いたり笑ったリ ( 坂本ひとみ ) 22 街の診療所からのお便り【連載 94 】 ( 増本茂樹 ) ・・入院治療するか ? 家で治療するか ? ・・ 26 メンタル障害をサポートするための知識ーー薬物療法を正しく理解する・連載 8 ( 姫井昭男 ) 第 2 章「精神科の薬」の働き 1 : 「精神症状と神経イ云達」 30 真澄こと葉のつれづれ日記 ( 第 48 回 ) 34 みんなのれ一一読者のページ 36 ード鷺ツ書籍のご文方法についす一。 上幺 : 物んなっ入会のご案内 月刊みんなねっと 20 ー 3 年 9 月号 2C13 年 9 4 日 熊本県連イベント・研修会予定 20 ロ纃 4 日 NEW! 北信越プロック研修会開催 20 ! 明 2 を 手 島 新 動が 青 B BBEI 支プす 族るま 家すし る関ト 月刊みんなねっと最新号 2013 年 9 月号 ー特集】働き方いろいろー 雇用の現場から一 > 目次・詳編 ) バックナンバー 道府県連合会長野県 農取 広島岡山 長第大分高知 第児島 ル京第 山口 物歌山 都道府県連合会石川県 物奈川 北信越プロック研修会開催 20 年 ビックアップ 都道府県連合会高山県 ・新着記事のある都道府県連合会 書籍のご紹介 統合失調症を正しく理解 するために「わたしたち 家族からのメッセージ」 病気の知生活サービ ス、家族の目線でわかりや すくまとめました 〉目次・詳を うつ病を正しく理解する ために「わたしたち家族 からのメッセージ」 病気の知識、生活サービ ス、家族の目線でわかりや 0 すくまとめました > 目次・詳 都道府県運合会新湯県 北信越プロック研修会開催 20 ! 3 年 8 27 日 家族支援 相談室 都道帰県連合会、井県 北信越プロック研修会開催 20 ミ 3 年明 2 / 日 神障霄者に対する医療の提供を確保す るための指針等に関する検討会への意見 2013 年 5 月 2 一 NEW! 障害省本計画 ( 案 ) へのバブリックコメ ントの募集 2013 年 8 月 26 ミ NEW! 障害者の地域生活の推進に関する検討会 ( 第 3 回 ) 20 ロ年 8 月 22 日 NEW! 〉バックナンバー 第策のうこき みんなねっと相談室 お気軽にご相談ください。 第策のうこき サポート情報室 メンタルヘルスと福社サ・一ビス ,. 病気のことや生活に必要な情報をわ かりやすく説明しています。 > 詳を 第策のうごき : 、書籍の一覧 》ご注文について みんなねっと無料メルマガ購読 メ - ールマガジンはじめました。せひ、こ 登録 ( 無料 ) ください。 家族相談ハンドブック 家族会の相談研修や支援機関でテキ ストとして活用できます ) 詳第 書籍 購読申込み : ンメールマガジンの詳第 「みんなねっと」電話相談 TEL03-6907-9212 受付時間 : 月水金 10 時 ~ 15 時 ホームページのリニューアルに伴い、みんなねっとではメールマガジンを 発行しています ( 無料 ) 。当会の活動だけでなく、各都道府県連の情報な ども随時お知らせするメルマガになっています。ぜひ、ご登録ください。 詳しくはホームページをご覧ください ( 「みんなねっと」で検索ください ) 。

9. 月刊 みんなねっと 通巻第95号 2015年 3月号

いて厚生労働省は、どう述べて後、長期入院者を出さないとい と思うんですね。最初に入った いますか ? う方策が、とても大事だという時に 3 か月で追い出されてしま 良田】それは、日本の精神医療ことをしつかり主張していかな うので、家族は困ってしまいま が民間病院中心であったためとくてはいけません。 す。治ってないのに退院してき かという文書は出てますが、反 て、次の 3 か月が経つまで病院 3 か月で退院させられる に入れないので、家族が大変な 省して今後はこのように変えて 回転ドア現象が始まった いきましようというものではな 思いで支えているわけです。ま いですね。 川﨑】私が参加した厚生労働省さに回転ドア現象が始まってい ですから民間病院中心にしての「精神科医療の機能分化と質るのです。家族自身がうつ病に しまったいうボタンのかけ違い の向上等に関する検討会」でなっちゃったりして追い詰めら が、現在もずーっと尾を引い は、 1 年以上の入院患者を作られています。 ているんだなあと思いますし、 ない、長期入院患者をこれ以上佐藤【これもずっと言われてき じゃあそのかけ違いをどう直し増やさないということが決めらていることですが、地域の資源 。しまた ていくかっていうことになるれましたが、地域の基盤整備がやマンパワーの不足よ、、 と、非常に難しいのですね。 できていないから、また再発しに解消されていません。国は長 現在、病院にいる長期入院者て入院するということが起こっ期入院を減らすというふれ込み の地域移行を考えていますが、ているわけです。要は地域の基で、地域移行、退院促進といっ これから入院する人たちも長期盤づくりが必要なのですね。 たさまざまな事業を打ち出して になる可能性はあるわけで、今野村【入院医療の改革も必要だきましたが、地域で思ったよう い。なぜかと言ったら病院が手 な成果は上げていないように思資源やマンパワーを増やしてい います。現場の地域活動支援セける、もっと具体的な提案をし放さないからです。病院は、医 者も含め看護師および専門職の ンターなどでは計画相談が取りていきたいですね。 方々をかかえて手放さないまま、 入れられて、個々の利用者の意 病院から地域に 「障がい者のみなさん、地域でど 向に沿えるように個別面接や他 専門スタッフを移す うぞ生活してください」と言っ 機関のコ 1 ディネートが増え、 連絡調整やケア会議、書類作成松沢【病棟転換の問題を放置してるわけで、それは不可能に近 いわけです。やはり社会資源が た政策というのは、とてつもな に多くの時間が割かれるように い国際的なルール違反だというあって、医者を含めた専門職の なっています。一人の利用者に ふうには思いますが、今、良田助けがあって初めて、地域で生 関わる時間が長くなるのは良い え 考 ですが、それをおこなう相談員さんのお話を伺って、反対する活できるんだという考え方にし を 活 ないといけないと思います。 や相談を受けるセンターの数はだけでなくて、じゃあどうした 地 増えない。そういうことには予らいいんだという点で申し上げ良田【当事者団体はアウトリー チに大反対なんです。なぜなら訪 算をつけようとはしません。本たいのですが。 地 の 結局、病院にいる病気の方々問に来て、すぐ入院になってしま 腰を入れてその問題に取り組も 者 うという姿勢は感じられないのが地域で生きていくためには専うような、いわゆる入院中心体制 障 神 精 です。家族会としては、法律や門家の力が必要なわけですよね。が変わらないからです。その根っ 施策を小手先で変えるような漠ところが社会資源がない。施設 こには、不信感があるんですよね。黻 然としたことではなく、地域のもないし、特にスタッフがいな職員がくれば、すぐ再入院させら みんなねっと 2015 年 3 月号 10

10. 月刊 みんなねっと 通巻第95号 2015年 3月号

病院協会 ( 病院側 ) の言い分と、 も決して好ましいことじゃない。 に出られなくて困っている患者 地域になかなか適応できない患地域で暮らして周りのみんなとさんがいらして、「病院の中側 者さんたちがいて困っているこふれ合ってこそ、やつばりしあの敷地だったらいい」とおっ とはわかっていて、それをどうわせとか安心感があるんです。 しやってる方を、どうするかっ しようかと考えていて、そこで谷】それで、病棟転換は、あまていう問題はやつばり相当考え 反対意見がなければ、ズルズル りにも安直でおかしいのではな なくてはいけないでしようね。 いっちゃったと思います。やは いかと、いろいろな取り組みが場合によっては、敷地内に居住 り反対意見が出てるから、あんおこなわれたのですね。 施設をつくることもやむを得な まりそれを大々的にやることが野村】そうです。これまで行わ いのかもしれないけれど、すで できない。 れてきた昨年 6 月日の日比谷に敷地内につくって運営してい る 病棟を居住施設に転換する制野外音楽堂での反対集会やⅡ月る病院もあるわけでね、そこで 度化を検討している方々は、利 日の院内集会、月日の厚暮らしてる方たちのアンケート 地 用者の利用期限を 2 年にする、生労働省との意見交換会などは なんか取ってみたらどうかと思 制度は数年後には廃止すると一一一一口とても大切なことだったと思い うのですが 地 の いますが、私は 2 年では終わらます。私はそこに「みんなねっと」 者 家族会として代案を ないと思います。いったんつく が関わって意思表明して「反対で 障 提案していくことが必要 神 るとそれがずーっと続いていくす」って言ったことがよかったと 精 だろうし、ノーマライゼーショ 思います。 良田】病棟転換の問題は、それ黻 ン ( 普通に暮らす ) からいって しかし、病院の中には、地域は、もう私たちも根本的には反 発予防になるということが国民 いう苦境に立たされています。険点数 ) もそれなりに上げてく の意識になれば、大きく変わっ良田【病院も改築してとてもきれと言っていますね。 ていくわけです。やはりこれは、れいになっていますね。入院生良田【でも財務省は、それほど甘 粘り強く法制化を訴えていくべ活を快適にするための努力をしくはありません。 きと思います。確かにメリデンてる感じです。ずいぶん費用が 病棟転換よりも地域の方に 版家族支援・を普及していくのかかったことと思いますね。 その予算を使いたい は、ものすごく時間がかかると 松沢【病院はたくさんあって、 思いますが ものすごい設備投資をやってき野村【私は、空いた病棟にア 谷】どちらにしても、日本版のました。だから、政府がそうい ートをつくるお金があるとし 家族支援というのを作らないとう悪い償却資産を買い取るぐらたらね、そのお金をやはり地域 いけないですが、一番大きな いの施策を打ち出さないと、経に向けるべきだと思います。 ネックはやはり民間病院が 85 営上の転換はできないんですよ。 「みんなねっと」も反対の意 9 割近くを占めていることですそれはそれで別の施策ですよ。 思表示をして、とてもよかった ね。精神病院も、最近は、満床良田【病院は国に、退院して空と思うんです。病棟転換は本道 率が下がり、空きべッドが目立きべットになった分のお金を出ではないんですよ。この間、病 つようになってきています。おせと言ってますよね。 棟転換型居住系施設を考える会 まけに最近は、病棟を新しく建松沢【あるいは認知症のべッドのみなさんが厚生労働省に行っ て替えて、その改築費用も減価に切り換えるから、ちゃんとおて交渉したでしよ。 償却していかないといけないと金を出してくれと、診療報酬 ( 保 やはり厚労省も、日本精神科 みんなねっと 2015 年 3 月号 14