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検索対象: 月刊 みんなねっと 通巻第96号 2015年 4月号
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1. 月刊 みんなねっと 通巻第96号 2015年 4月号

療た 地ね 含を 。を所 訪診 のい はる 特で のん 回組 療してくれるクリニックができ 6 割がうつ病や不安障害の方 たという情報を得て、さっそくで、あとの 4 割が統合失調症や府中こころ診療所の診療の理念 訪ねてみることにしました。 認知症の人だそうです。逆に往 府中駅前の「府中こころ診療診に行く人は約 2 人くらいの先生に診療についての考え方 所」は、昨年 5 月に開院したば内、統合失調症の人の割合が多を伺いました。先生は「長期入 院をなくしたいです」と即座に いということでした。外が怖い かりの新しいクリニックです。 て ね 訪 答えられました。このことは初 待合室は広く明るくて清潔感がとか、不調で外来に来られない を 所 あり、気軽に立ち寄れる雰囲気人が対象で、主に自治体の関係期治療の大切さに大きくつな 療 がっています。「発症の段階で診 です。 者からの相談から始まる事例が 入院をしなければならない事態 所長の春日雄一郎先生はまだ多いそうです。 中 代の若い所長さんで、私たち治療を拒否していたり、訪問がある事は、ある程度仕方がな 府 いことですが、その最初の段階 の取材に快く答えてくださいまを嫌がる人を対象にすることは した。診療所にはほかに 2 名の実際困難だと言われます。先生で本人も家族も勉強して、再発ざ 再入院をなくすことが目標でを 精神保健福祉士がおり、先生とが以前保健所の嘱託医をしてい 発 た時に、そういった相談がよくす」と先生は言われます。 共に活動しています。 の あったそうです。しかし現実こ実際、今の精神科医療は入院医 地 の問題は一診療所では解決できか外来かの二分極となっていま 府中こころ診療所の患者さん 集 ないことであることも確かです。本人自身も病気の事をよく わからず、家族も理解していな 通院されている患者さんの約す。 特集 所 神ろ △休 地域医療の発展をめざした 「府中こころ診療暫を訪ねて の医 ) 味ん 意せ さ訪 「一つま 者 患るしせ とか のす す欠 患療ま 疾診ーー 神てイー 、を療 精 し手医 な向 ( ち出チ土 地 がが一 神 に師ウ 精 り医ア も、、れ」 こへはわを 引在療と《 一 J 日々外来に行くのを辛く思う 本人にやきもきし、時々襲って くる症状の変化に不安を覚える 家族、そんな時主治医の先生が 来てくれたらなと、多くの家族 が田っことでしょ , つ。 国は精神科医療のアウトリ 1 チを今後進めていく方向性で進 めており、医療のアウトリーチ に診療報酬をつけました。これ で訪問してくれる先生が誕生す るかなという期待を持っていた ところ、東京都府中市に訪問診 みんなねっと 2015 年 4 月号 6

2. 月刊 みんなねっと 通巻第96号 2015年 4月号

健福祉士などがおこなう継続的てきます。そのコ 1 チとして医ことが大切であり、そのために な退院後の地域生活の訪問相談療や福祉のスタッフがいます。」は、医療と福祉の両方で患者や 支援なども報酬化すると、医療と話していました。認知行動療家族を支援していくことが、地 と福祉の連携した支援が広まる法やなど様々な症状への域で生活する支援につながるこ 対処法がありますが、まずは諦とを先生から教えていただきま のではないかと先生は考えてい て した。 めずに行うことが大切です。 ます。 ね 訪 まだこれからいろいろなこと そして、症状と向き合って、 を 所 服薬やリハビリなどの対処をしに取り組んでいく府中こころ診 読者へのメッセージ 療 ていくことが大切です。薬を「飲療所ですが、先生の思い、考え の が一つ一つ着実に実現していく 最後に読者へ伝えたいことをまされている」と思うと病気は 中 治りにくいので、まず患者自身ことを心から願います。お忙し 伺いました。 府 「患者自身が病気に対処してが前向きに対処しようと思う気いところを丁寧に対応していた し いき、そのために病気の対処法持ちがあると快方へ向かうと話だきありがとうございます。春ざ を 日先生のご活躍を期待していま 展 を勉強していってほしいです。されました。 発 の それには繰り返しの練習が必要患者自身が症状を受け入れてす。 療 医 ですが、諦めずに練習して学ん治療していこうと思えるように 域 地 すること、治療の初期の段階か だ対処法を行えば良くなってい 集 特 きます。長い付き合いだからこら患者自身と家族が病気につい そ、継続した対処が大切になって学んで理解する、受け入れる 精神科訪問看護のケア内容 ①日常生活の維持 / 生活技能の獲得・拡大 食生活・活動・整容・安全確保、等のモニタリングおよび技能の維持向上のためのケア ②対人関係の維持・構築 コミュニケーション能力の維持向上の援助、他者との関係性への援助 ③家族関係の調整 家族に対する援助、家族との関係性に関する援助 ④精神症状の悪化や増悪を防ぐ 症状のモニタリング、症状安定・改善のためのケア、服薬・通院継続のための関わり ⑤身体症状の発症や進行を防ぐ 身体症状のモニタリング、生活習慣に関する助言・指導、自己管理能力を高める援助 ⑥ケアの連携 施設内外の関連職種との連携・ネットワーキング ⑦社会資源の活用 社会資源に関する情報提供、利用のための援助 ⑧対象者のエンパワーメント 自己効力感を高める、コントロール感を高める、肯定的フィードバック ※医療機関および訪問看護ステーションの訪問看護師 ( 18 名 ) を対象としたインタビュー調査の内容分析 第 15 回今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会 ( 平成 21 年 4 月 ) 資料より ※精神科訪問看護とは、精神科の保険医療機関の保健師、看護師、作業療法士、精 神保健福祉士が、患者の在宅に訪問してケアをおこなった場合、精神科訪問看護指 導料として診療報酬が支払われる制度 ( 複数の職員が訪問した場合は加算がつく ) い祉い診療の精しビなメす行い保う そとのま療にカ神現いスどンま つま健 うい連せ報必ン保在とに ト篌てす福と しう携ん酬要フ健の考対医を ほが祉で たこが 。制なア福とえ応療お精し、、士す ととなそ度事レ祉こてで・こ い精が こがかのでのン士ろいき福な保 神訪ま と ろあなたは一スの、まる祉え健 科問た かりかめカ部な相診よのるの 先の看 らま広、バにど談療う多制ケ生看護現 、すま医ーっ、や所 護を在 に様度ア 精。り療さい連地内しなのマ 師行は 神 にとれて携域でてサ導ネ いにつ精 保 く福ては医での欲ー入ジまもて神 みんなねっと 2015 年 4 月号 12 ( 取材・鈴木 / 良田 ) 1 一一口

3. 月刊 みんなねっと 通巻第96号 2015年 4月号

人の中にいくつかの知識やセン一番関わる家族」を重視してい チームカが大切 スなど、専門に縛られない側面るからです。家族だけでなく本号 月 を持っていることが大切」と一一一口人も共に病気のことや社会制度 年 府中こころ診療所は現在、医 います。「患者さんの生活は生のことを学ぶことで、症状への 師と 2 名の精神保健福祉士で診活面や社会制度面、医療面など良い対処ができ、生活も改善さ と っ 療活動を行っています。 が混然一体となっています。それると考えています。病気のこ ね メンバーは今後徐々に増やしうしたことを幅広い視点を持っとを学んで、本を読んだり外出な み ていく計画ですが、先生は「一て取り組めるチームカがあるこしたりして症状が消えた人もい とが求められる」と話されます。るそうで、そこに家族の理解が 加われば理想的だと思います。 家族とのかかわりを重視 日頃精神科医はとかく病気の 症状には関心を持っても、なか 春日先生は近隣の家族会とのなか生活や家族関係にまで関心 かかわりを持っています。府中を持ってくれないと多くの家族 こころ診療所の待合室にも数箇が嘆くところですが、家族の存 所の家族会のパンフレットが置在に重きを置き、家族へのかか いてありました。 わりを持つべきとする先生の話 先生が家族を重視するのはをとても心強く感じました。 「患者さんが地域に出るときに また、先生のお話では、家族 から一番相談されるのが、両親する。それを実現するようにし親亡き後の心配は、精神障害 が体調を崩したとき、本人はどていくのが訪問支援のあり方と者の親の共通の悩みです。親亡 き後は入院ではなく、地域で支 うしたらよいかということだそ先生は話されます。どんなサー ビスが必要かは人によって違い援を利用し、時に訪問診療や福 うです。 ます。オーダーメードで、個別祉を使って自立した生活をす の支援ということです。そのたる、こんなことができたら、親て 自立することの支援 めには医療と福祉の連携が必要としては本当に安心できます。訪 家族の不安に答えるのが、「自です。患者が地域で生活できる春日先生の活躍に期待したいで 二一口 の 立」の支援です。症状はあるけように支援するには、医療者がす。 ど自分で対処していく、つらさ医療と福祉の両方の知識を持っ 中 はあるけど何とかサポートするべきであると先生は考えていまこれからの課題と希望 府 す。また福祉の関係者、ホーム のが医療と福祉だと先生は言い し ざ 取材の時間も残り少なくなっ ヘルバーなどとの連携、ケース め ます。 「自立の支援」です。訪問看会議への参加も必要になってきてきました。現在の課題とこれ飛 の 護は、このような「自立」につます。実際に、連携しての対応からどうあったらよいか、地域 療 医 なげるための中間地点です。どが必要な方に対しては、地域生医療への希望をうかがいまし 域 」 0 うしても駄目なら入院もあるけ活支援センターや公的機関等と 集 特 今後の先生の課題として、 ケース会議に参加するなどして れど、何とか自分で支援のサー 時間体制の支援を行いたいとい ビスを利用しながら地域で生活連携をおこなっています。 △ : 14 : を第 1 第 00 す亂 . = 042 電 19-7887

4. 月刊 みんなねっと 通巻第96号 2015年 4月号

月刊みんなねっと 2015 年 4 月 1 日発行 2007 年 7 月 24 日第三種郵便物承認 精神疾患がある人や家族に役立つ出版物 凸 0 凸龠 合凸合凸 ロ臼 公社当人全物神保端社物合金 月刊みんなねっと ( 毎月 1 回 1 日発行 ) 通巻 96 号 2015 年 4 月 1 日発行 2007 年 7 月 24 日第三種郵便物承認 月子翡全軋の家族と家族会をつなぐ機誌 精神障がい者と家族に役立つ 社会資源ハンドブックー 精神障がい者と家族に役立つ き社会資源ハンドブック 2015 改訂版 ・特集・ 地域医療の発展をめざした「府中こころの診療所」を訪ねて ・私と家族の手記「闘う治療」 ・誰でもわかる認知行動療法【新連載】 ( 大野裕 ) ・街の診療所からのお便り ( 増本茂樹 ) それぞれの症状をよく見てそれぞれの対処の仕方を考える B5 判・ 180 頁・定価 1 400 円 ( 送料込 ) みなさんからたいへん好評いたたいた「精神障かい者と家 族に役立つ社会資源ハンドブック」の改訂版ができまし た ! 内容、ホリュームともにアップして、 1 5 年 4 月より 発売いたします。家族や家族会はもらろん、支援機関でも せひこ活用くたさい ! 【内容】医療に関する制度 / 地域 で生活するための支援 / 日中活動の場、就労や復学の支 援 / 経済的な支援を受けたいとき / 財産の活用や保護、 法的な支援など / 家族が情報を得る、相談できるところト 4 家族会員・支援者のための ☆家族会運営のてびき A4 判・ 100 頁・定価 800 円 ( 送料込 ) を第・支掲老の 家族会からの注文は 1 間 600 円に割引します 家族会の設置から運営の仕方まで家族会の活性化に役立つ「てびき」ができま した ! 会報や案内パンフなどの見本の資料ページもあり、家族会とつなかり のある支援機関てもせひこ活用を ! 【内容】精神障がい者家族会とは / 家族会 、 ? ? 活動をおこなおう / 運営・活動費 ( 財政基盤 ) について / 家族会の組織強化をし よう / 地域にとけこむ活動への積極的参加 / 新しい家族を家族会につなげよ う / 新しく家族会を立ち上げよう / 支援者・関係者の方々へ / 資料編 ☆家族相談ハンドブック A4 判・ 76 頁・定価 700 円 ( 送料込 ) ”縄 家族相談のテキストができました ! 家族会らの注文は 1 冊 500 円に割引 【内容】家族による家族支援 / 精神障がい者の当帰レ精神障がい者家族の状況 / 家族相談の 意義と特徴 / 家族相談の目標 / 家族相談の留意 / 相談実習の進め方 / 家族相談の方法 / 新しく家族相談事業を立ち上げたいときは / 家族相談員の養成 / 家族相談の事例 問い合わせ先 ま廳相談 ′ッドブック 0 0 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会 ( みんなねっと ) tel 03 ー 6907 ー 9211 / fax03 ー 3987 ー 5466 ホームへージ http://www.seishinhoken.jp 全国精神保健福祉会連合会 公益社団法人

5. 月刊 みんなねっと 通巻第96号 2015年 4月号

感じてはいる様で、またすべてッ式を使用しなければいけませ善した。今までの暗雲が晴れわ 号 〇の事に用心深く、とても不安だん。店に行くのがはずかしいでたり世界が一変したようだっ 月 らけの様です。ドクタ 1 に相談す。でも頑張って外出してます。た。 年 わ 退院後、 >- 先生の指示のもと 他にも私以外に統失でオムツ しましたが「 " けいさつ。のお よ世話にな「て下さい」とだけで、している人いますか ? いたら教私は精神医療関係の専門出版社 を立ち上げ、何点か単行本を発 と えて下さい " ん本当に困り果てています。 行し完売もした。一方、先生っ み今後は入院設備のある病院を な 〇探しておりますが、本人の気持◆奈良県安部武康本人代 ) も国立病院を退官され、地元の ある大学の教授として精神医学み 〇ちに添って行こうと思っている我がこころの医師・ >- 先生 今から数年前、度重なるスの講義を担当された。 〇となかなか進みません : ・これで そんな折「統合失調症に罹患 トレスや過労が高じて、私は統 〇良いのか ? ? と日々髑んでおり ます。良い知恵をよろしくお願合失調症に見舞われ入退院を繰した当事者の一人として、自身 〇 り返していた。いくつかの病院の闘病体験を学生たちに話して いします。 〇 で入院治療をするものの、幻覚・ほしい」と、先生から講演依 〇◆熊本県かんちゃん本人妄想の症状や薬の副作用 ( 呂律頼があ「た。私は極度のプレッ シャ 1 と不安感のためかなり迷 が回らない、手指の震えなど ) 代 ) 私は高校 1 年で統合失調症をのため、約 5 年に亘って悶々とったが、思い切ってお引き受け することにした。先生のお役 発病し円年になります。今まで闘病生活を続けていた。 に立てる絶好の機会だと思った その後、地元の国立病院で副 計 6 回くらい入院しましたが、 今は外来通院でよいクリニック荘長を務めておられた主治医のからだ。懸念していた講演や質 先生と出会った。そこで処方疑応答も無事終え、帰りには過 に移り年程になります。 分な謝礼までいただいた。それ 年々調子は良くなっているもされた抗精神病薬によって見違 がきっかけとなり「私の闘病体 えるほど精神症状や副作用が改 のの、副作用で紙オムツのパン になりたいです。一番はやはり、 いつもと同じ 験記」の自費出版にも繋がった。 私・家族の健康です。 今まで、心の病や悩みのためど同じことを繰り返すのが こか暗い闇を抱えていたが、大優しい 「読者の皆様へ」 きな自信と希望の毎日を過ごせそして 当会では本誌内容について、執筆 るようになった。我がこころの難しい 者への直接のお取り次ぎは致してお ( 執筆年齢歳 ) りません。内容についてのご意見ご 医師・ >- 先生に出会えて、感謝と 感想等は、投稿としてお寄せいただ 報恩の気持ちで一杯である。 ければ幸いです。また、「みんなのわ」 9 歳から心の病で、詩を書き コーナーにお送りいただいた各種文 始め三十 ? 年経ちます。心の病書、作品等は原則としてお返し致し 詩・その他 ませんので、ご了承ください。 は病名が変わりました。詩は何 ◆愛媛県ゆりか本人 ( 代 ) 十回か新聞・雑誌に載りました が芽が出ま せん。でも一 ) ( 、 緩やかで厳しい山々に 病気が良く 囲まれた野原に なること 野苺をつみに行こう も、詩 ( 最 マルタで創った 近は句 ) の 暖かな小さな家に ことも諦め オレンジの灯がともる頃に られません 家の中では誰かが 誰か大切な人のために いっか病 今晩の慎ましい疲れを 気とも縁が 癒す用意をしてる 切れ、文人 決してめずらしい事じゃない 第び九 0 9 ・一ゞ みんなねっとを読み始めて 8 年目となりました。頑張って ください。参考になります。 ◆奈良県倉岡正明本人 39 読者のページ ( みんなのわ )

6. 月刊 みんなねっと 通巻第96号 2015年 4月号

「みんなねっと」の ホームページをご覧ください 4 月号通巻第 96 号 0 : ・みんなねっと相談室 ) 入会のご案内ンみんなぬっとについて ツ、 00 。 00 みんなねっとは精神に障がいのある方の 家族が結成した団体です 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会 : 岩手 山形宮載 広島を山 和載山 長第大分高知 「訪問による家族支島普及活動 しくスタートします。 〉詳第 、 0 【表紙の絵】織田信生 知っておきたい精神保健福祉の動き 2 お知らせしますみんなねっとの活動 3 イベント・研修会 調査・研究 0 施策のうごき 〉みんなねっとについて 意見・要望書など 書第 月刊みんなねっと 1 統合失調症を正しく理解 するために「わたしたち 刈ージ 家族からのメッセージ」 病気の知識、生活サービ ス、家族の目線でわかりや すくまとめました > 目次・詳第 うつ病を正しく理解する ために「わたしたち家族 からのメッセージ」 病気の知気生活サービ ス、家族の目線でわかりや 0 すくまとめました 、目次・詳第 〉書第の一覧 > ご注文について 特集 地域医療の発展をめざした 「府中こころ診療所」を訪ねて 6 【新連載①】 誰でもわかる認知行動療法 ( 大野 裕 ) 14 私と家族の手記 闘う治療 ( 風信子 ) 18 街の診療所からのお便り【連載 95 】 ( 増本茂樹 ) ・・それぞれの症状をよく見てそれぞれの対処の仕方を考える・・ わかりやすい制度のはなし《その 56 》 ( 山口多希代 ) 障害者扶養共済制度について 26 メンタル障害をサポートするための知識ーー薬物療法を正しく理解する・連載 9 ( 姫井昭男 ) 第 2 章「精神科のの働きく 2 〉 30 真澄こと葉のつれづれ日記 ( 第 49 回 ) 34 みんなのわー一読者のページ 36 更新情報 都道府県連合会の情報 〉各都道府連からのお知らせ > 都道用県達のお問い合わせ先一覧 0 引書第のご注又方法について、 辷みんなねっと入会のご案内 月刊みんなねっと 2013 年 9 月号 2013 年 9 月 4 日第に w ! 熊本県連イベント・研修会予定 2013 年 9 月 4 日 NEW! 北信越プロック孅修会開優 2013 年明 27 日 NEW! 北信越プロック研会開催 2013 年明 27 日 NEW! 北信越プロック研修会開催 2013 年 8 月 27 日 北信越プロック研会開催 2013 年 8 月 27 日 NEW! 北信越プロック研修会開催 2013 年明 27 日 NEWI 神障害者に対する医療の提供を確保す るための指針等に関する検討会への意見 年 8 月 27 日 NEW! 障者基本計画 ( 案 ) へのバブリックコメ ントの募集 2013 年 8 月 26 日 NEW' 害者の地域生活の推進に関する検討会 ( 第 3 回 ) 2013 年 3 月 22 日 NEW! > バックナンバー 都道府県理合会本県 , ′ 井を山 新第 月刊みんなねっと最新号 2013 年 9 月号 ー特集ー働き方いろいろー 雇用の現場から一 》目次・詳編 > バックナンバー 都道府県連合会長野県 兵意京都 都道県合会石川県 神發川 ビックアップい 都道府県運合会富山県 第新新記事のある都道府県連合会 書籍のご紹介 都道府県連合会新県、 . による 家族支援 相談室 書籍 道用県連 & 会福井県 施策のうごき みんなねっと相談室 お気経にこ相談ください。 22 施策のうごき サポート情報室 メンタルヘルスと福社サービス 病気のことや生活に必要な情報をわ かりやすく説明しています。 飛のうごき みんなねっと無料メルマガ購読 メールマガジンはじめました。せひ、ご 登録 ( 無料 ) ください。 メールアドレス > メールマガジンの詳紙 家族相談ハンドブック 家族会の相談研第や支援機関でテキ ストとして活用できます 購読申込み 「みんなねっと」電話相談 TEL03-6907-9212 受付時間 : 月水金 10 時 ~ 15 時 ホームページのリニューアルに伴い、みんなねっとではメールマガジンを 発行しています ( 無料 ) 。当会の活動だけでなく、各都道府県連の情報な ども随時お知らせするメルマガになっています。ぜひ、ご登録ください。 詳しくはホームページをご覧ください ( 「みんなねっと」で検索ください ) 。

7. 月刊 みんなねっと 通巻第96号 2015年 4月号

さ、い な活ができていますが、頭の中の不れました。ノルアドレナリンに みをで安は親子の先の生き方です。親効果のある治療薬が製造されれ の・ ~ 0 同 号 ナ亡き後でもその場所で子供が生ば、本人家族にとってこんな素月 わ 年 活できていく、こんな安心の住晴らしいことはありません。 」便る の わおすまいがあったらなあーと。 姫井先生の連載はローマ字や の介 十 / 、り刀ロ この夢の様な期待を実現する記号がほとんどなく文章もわか と ん っ ことにどのような形でも後押りやすいため、年配の人たちも み ね 〇 し、応援を惜しまない程、拝み願喜んで読んでくれると思いま ん 〇 いたい気持ちです。 す。次回のセロトニンと < み 〇 < の掲載が楽しみです。ご健筆 を期待しています。 〇「みんなねっと」の感想◆北海道家族代 ) ノルアドレナリンの学説に期待 〇◆山梨県桃子家族 ( 代 ) 従来統合失調症の治療薬に◆茨城県デイラック本人 読者のページ 1 月号、りんご ハミン、セロトニンに ( 代 ) 〇 さん ( 家族 ) の投稿は、自分自身効果のある非定型の治療薬が使 月号の夏刈郁子先生の記事 〇 の感想を綴られている様で感動用されてきましたが、人によっを読んで、私も同調してしまい しました。特に松崎ふみ子さんては効果があまりないケースもました。私は医学部に入ったわ 「私と子どものあゆみ」の項目のあったようです。専門家の間でけではありませんが、地方の大 中に「親子一緒のケア付きホー は神経伝達物質として他にもあ学の理学部を中途退学してしま ムを」には同感です。改めて川 るだろう、ということで研究が 、現在も精神科に通院して 月・Ⅱ月号を読み返しました。 進められて来ました。 年ほど経ちます。 思春期に病になってしまった Ⅱ月号でノルアドレナリンの 病名は統合失調症なのです 代娘と、現在少し落ち着いた生存在が姫井先生の連載で紹介さが、ここの所、急に病変が良くな 読者のページ り、いっかは興味のある精神科 リンピックが控えています。そずボンべのスペアを持って同伴 医になって自分の経験を生かしのためにも今よりも世の中が少しなければならなくなりまし ていけたらいいと思っていますしでも精神障がい者に対する福た。、 とうか私達親が一兀気なうち 祉対策、差別問題が変わってい に精神障がい者にも温かい心と ◆鑒都籍堅次医師 ( 兜代 ) って欲しいものです。 手が待ち望まれます。 2 月号の特集「精神障がい者岬 ヘージ下の段「旅客会 同士で結婚 : ・」の記事を拝見、社では : ・」というところに、営 日常生活 私も少数例の経験があり、いず業政策的割引を実施されている れもうまくいったと思います。 ことが書かれておりますが、現◆東京都荒川カンガルーの親〇 よくゆく例は、周囲の暖かい援在実施している障がい者割引の子家族 ( 代 ) わ 助と見守りによるものだと思い 対象から精神障がい者が除外さ 今、私と娘 ( 当事者 ) と 2 人で ます。 れていることは、障害者基本法暮らしております。住まいの関な が禁止している「直接差別」に係で埼玉から今の東京に引越しん ◆千葉県伊澤希久子家族間違いなく該当します。利用者ましたが、病院 ( クリニック ) がみ 元代 ) に公平サービス提供ということ遠くになり ( 車で 1 時間 ) 、私が〇 わ など交通運賃割引推進プをうたっているとするならば、車で一緒に行っていました。〇 の ロジェクトチームの奥田さんは精神障がい者を適用対象とする この頃は私に「薬をいただい じめみなさん応援しております。のが当然です。 て来て欲しい」と、去年は 1 月〇み 私も医療・交通割引のアンケ 私の所も息子が内科、メンタに行ったきりで、本人に代わり 〇、一 ートに参加させて頂いた一人でルと通院するのに交通を利用し私がもらって来ていました。 〇ペ す。 1 月号の特集 6 ページからますと、往復約 1780 円かか 時々薬を全部服用せず = ・にな〇者 読ませて頂きました。 ります。息子は酸素ボンべが昨り、行動・一『〕葉がとてもおかし〇 年には東京オリンピック・パラ年 6 月より必要となり、私も必くなりました。自分もつらいと

8. 月刊 みんなねっと 通巻第96号 2015年 4月号

間を支えるものとから出られなくなってしまうこ してとらえ、生活ともあるので、外来に来るよう や環境面を調整すにすることを重視します。 る機能として重視 また訪問して係ると本人や生 しています。「外活が変わります。家ではリラッ て , 、一先来受診だけではなクスしており、普段症状やでき 春かなか生活のリズないことに焦点が当てられるの訪 イ長ムができません。と違い、生活面で、できる部分 精神保健福祉士が が見えてきて、そこに焦点を当診 ろ 精神科訪問看護とてると関係が近づきます」訪問 いう形で ( 現在は看護によって週 3 回作業所に行 中 府 この形でしか診療くようになった人もいるそうで 報酬につながらなす。こうした福祉の関係者のカざ め を い ) 家庭に訪問しを先生は重視しています。 展 発 ています。またこのほかに、精ています。 さらに精神保健福祉士だけで の 神保健福祉士が訪問をしていま うつ病の人で外来にもこられは足らず、今後は看護師や作業医 域 地 す。府中市を中心に、主に自転 ない人に訪問し、だんだん外に療法士なども取り入れていきた 集 車で行くそうです。 出られるようになると外来につ いと計画しているそうです。 特 先生は訪問を外来と入院の中なげます。訪問をし続けると家 い中で服薬をやめたりして病気対処能力が落ちてしまう、生活習するための「家族教室」や が再発し、再び入院となりまがしづらくなる。ある程度症状ショートケア等もおこなう予定号 す。そんなことを幾度も繰り返があっても、それを受け入れ、です。 年 し、回復する力も弱り、長期入症状と上手に付き合いながら生本人と家族両方が病気、症状 院につながっていくという結果活できることを目標にしてい と付き合っていく力をつけるこ と っ になります。また発症して日がる」と言われます。 とは本当に大事だと思います。 ね 浅いほど病気について学ぶと、 確かに言われてみれば家族特に初期の段階でそうした働き み 治療への取り掛かりもよいのでも、何とか症状がなくなってほ かけがなかなか得られず、家族 すが、病気が長期になってからしいと思いがちです。症状が続も苦労してきたというのが実態 だと、治そうという努力が低下 いている間はまだよくなって いです。先生が今後計画されてい してしまうそうです。これは本ないと評価しがちになりますることは、まさに私たちが望ん 人にとっても家族にとっても極 が、目標を緩やかに設定するこできたことです。 めて残念なことです。 とも大切だと考えさせられまし 訪問診療・訪問看護の効果 症状と付き合いながら生活 先生は本人が病気を受け入 れ、症状と付き合っていけるよ府中こころ診療所では医師に 春日先生は「症状を全部なく うに、集団精神療法を取り入れよる訪問診療を行っています。 そうとすると、たくさんの薬をており、そのための部屋も用意 「患者さんが来られなかったら 使うことになる、そうすると、 されていました。また家族が学行く」ことは自然のことと考え こ 0

9. 月刊 みんなねっと 通巻第96号 2015年 4月号

知っておきたい精神保健福祉の動き / 特集 / ( 投稿 ) 私と子どものあゆみ / 連載①街の診療所からのお便り / 連載②メンタル障害をサポートする知識 / 連載③誰でもわかる認知行動療法 / 連載④真澄こと葉のつれづれ日記 わかりやすい制度のはなし / みんなのわ ( 読者のヘージ ) ほか 【特集】 ー 2012 年■ 10 月号 : 保護者制度がなくなる ? ! ーー新しい家族のあり方へ 1 1 月号 : 家族相談ーー静岡県連の取り組みと家族会活性への期待 12 月号 : 絵を描く楽しさーー原画の選考会をとおして ・ 2013 年■ 1 月号 : 夢と希望を語ろうーーそれぞれの立場から 2 月号 : みんなねっと茨城大会 3 月号 : 生活を支えるケアホーム・グループホーム 4 月号 : ホームヘルバーを知っていますか ? 5 月号 : 現在の精神科医療の動向 6 月号 : イギリスの家族支援視察 7 月号 : 精神障がい者へのアウトリーチのとりくみ 8 月号 : 家族が望む家族支援とは ? 9 月号 : 働きかたいろいろーー雇用の現場から 10 月号 : つながリをもとめて - ーー病気の親をもっ子どもの集い・交流会 11 月号 : 「精神保健福祉法」改正について考える 12 月号 : みんなねっと大阪大会 ・ 2014 年■ 1 月号 : 私たちが求める本当の家族支援とは何か 2 月号 : 働き続けるために一一自分に期待できる働き方 3 月号 : 薬を減らすガイドラインへの期待 4 月号 : その人のできることを実現するための就労支援 5 月号 : 本人・家族をともに支える訪問家族支援【その①】 6 月号 : 本人・家族をともに支える訪問家族支援【その②】 7 月号 : 奈良県で福祉医療制度が実現 8 月号 : いきいき家族会 9 月号 : 障害者差別をなくす地方条例をつくろう 10 月号 : 高齢化する精神障がい者にどんな支援が必要か 11 月号 : メンバーとスタッフが協働して運営するクラブハウス 1 2 月号 : 「あなた病気の人、私治す人」から「私も家族の一人です」となって見えてきたこと 、ハーの中し込み - ~ 法・ ) 「 300 円 x 冊数 + 送料 80 円」の金額を巻末の振込用紙にてお振り込みくだ さい。「通信欄」には、ご希望の号を記入してください。郵便局に備え付け の振込用紙の場合、「 () () 1 3 () - () - 3 3 8 3 1 7 みんなねっと」宛て にお振り込みください ( この場合、振込手数料は自己負担願います ) 。 FAX での申し込みもお受けします (FAX 番号 03-3987-5466 ) 月刊みんなねっと ~ 毎月こんな内容でお届けします ~ さんは「私のしたこ ・最近の事件報道で聞か れることは、どうして未とが男の子のためになっ 然に周りが手をさしのべたのか」と、しばらく悩 られなかったかというこんだそうです。 また、 Z さんもちょっと とです。しかし、現実は そうはいかないのですね。お世話しようと思ったら、 家族会のさんの話で「うるせえ ! ばばあー ! 」 す。電車の中で、 6 歳位と言われ、何とも寂しい の男の子を激しく叱って思いをしたそうです。 こんなことではいけな いた若い母親がいました。 男の子はドアのところでいと思いますが、ロ出し 涙を流しました。さんできないのが今の社会で はそっとその子のところす。「怖くて言えない」「人 に行き、涙を拭いてあげの家のことだから関係な ました。ところが電車を い」で済ませていいので 降りたら、その母親が追しようか。まだまだ気づ いかけてきて、「何をしてかれていないひきこもり くれたんですか ! 」と聞の家庭も課題です。 かれ、涙を拭いてあげた 一人では困難ですが、 ことを話すと「余計なこ保健所、医師、警察、そ とはしないでください ! 」して家族会が連携して、 と言って、男の子を平手解決の方法を考える時期 打ちしたそうです。 がきています。 ( 川﨑 ) 編集後記 【ご寄付のお願い】当会の活動は、皆さんの会費を主な財源として いますが、活動資金が不足しています。より活動を充実していくた めに、寄付を募っています。ぜひご協力ください。 * 通信欄に「寄 付」とご記入ください。寄付金控除・税額控除の対象になります。 ■郵便振込 00130 ー 0-338317 加入者名みんなねっと 月刊みんなねっと通巻第 96 号 ( 2015 年 4 月号 ) 定価 300 円 発行日 2015 年 4 月 1 日 賛助会費 ( 会費に購読料含む ) 発行者公益社団法人全国精神保健福祉会連合会個人・年間 3 5 0 0 円 団体・年間 3 0 0 0 円 x 人数 ( 2 人以上 ) 理事長本條義和 〒 170-0013 東京都豊島区東池袋 1 ー 4 6 ー 1 3 ホリグチビル 602 TEL 0 3 ー 6 9 0 7 ー 9 2 1 1 FAX 0 3 ー 3 9 8 7 ー 5 4 6 6 郵便振替 0 0 1 3 0 ー () ー 3 3 8 3 1 7 ホームページ www.seishinhoken.jp 印刷・製本 / 倉敷印刷株式会社表紙の絵 / 織田信生

10. 月刊 みんなねっと 通巻第96号 2015年 4月号

滞ってしまいました。ついに自われ、今回休んだのは性格のせのある人で、好調の時はバリ弋 いか ? 病気のせいか ? と質問リ仕事をしていましたから、 " 怠 殺を試みて発見され、救急搬送 で入院されています。さんはされました。なんとも答えよう けていた ? 一という質問には打 ちひしがれ怒ることを忘れて 周囲に申し訳ない思いを抱いてがありませんでした」 その時に、 " サポっていたのおられた。 自分を責め、仕事も趣味もでき 精神科医はさんより先に なくなり、食事も睡眠も不調のか ? 。とか " 病気になってはい 典型的なうつ病になっておられけない ~ とかと言われたと感じ「なんてひどい上司だ ! 」と怒っ ています。 ました。病院は川日ばかりで退たのですね。 でも、実際に、職員に冷たい 今回は、うつ状態とうつ病に 院されていますが、その後はう こんな職場は少なくないのでついて書きましたが、他の精神 ちに通院されて 1 か月です。 す。さんは自分を責めたり落科の病気でも病状は一人ひとり 〈職場の対応〉 違っていますから、画一的なや ち込んだりしないで、相手に怒 るべきです。今は抗議する勇気り方ではうまくいきません。 最近ようやく復職しようとい う段階になり、上司との話し合がないのなら、自分の怒りを当 患者と家族と医療者がよく話お の ら いが行われましたが、今回受診然のこととして認めてやることし合って治療方針を決め、やっ して、その時の様子を暗い顔でが必要です。 てみては修正していくもので所 療 す。 言われます。 の 〈一人ひとり違う〉 「上司から、休んでいる間の さんは気分の上がり下がり 仕事の遅れを取り戻すように言 ロケットを噴射したように、元て、いじめの証拠を確保した上気持ちになると、周囲の人から 気で走り回れるものではありまで園長さんに相談に行かれ、指『うつ病』と思われてしまうこ 号 月 せん。診察室では迷路で迷う自導者を変えてもらうことができとはよくあることです。 年 分を観察し、出口を見付けようました。やつばり、自分から行 しかし、長く休職しなければ と話し合います。少量の抗うつ動しないとハッピーになれませならないようなうつ病はマスコ と 薬は " そんなに一所懸命にならん。でも本来は、園側に『うつ っ ミで言われるほどは多くない、 なくても何とかなるよ ~ と、明病だから休職せよ』というのはと私は思います。暗い顔をしてな るく応援してくれる薬です。薬 いじめ ~ だということに気付 いる若い人たちには、近くに居み で悩み過ぎなくなり、夜間良眠 いて欲しいところです。 る大人たちが相談に乗り、仕事 できれば、次の朝は少し元気に あなたはうつ病の入り口までにどのくらいエネルギーを使う なれるというものです。さん行きましたが、入り込まずに済べきか、標準の仕事量はどのく の抗うつ薬は、パロキセチンなみました。これから先、ひど、 しらいかなどを伝えてやるような ら 5 錠の 4 分の 1 錠を食後 3 うつ状態に陥らないためには、 社会でありたいです。 回、夜にデジレル錠 1 錠く職場で何をどのくらい頑張っ」 = = 。い 〈うつ病〉 らいでしよう。 て、どのくらいで自分を誉める のかを自分で決めることです。 歳代のさんの場合は、休 〈うつ病ではない〉 今の日本の社会では、若い人職している同僚の仕事まで引き (-) さんは先輩の罵り声を録音たちが仕事や同僚との人間関係受ける羽目になり、不調に陥っ し、報告書の下書きをコピーしで悩んだ末、自信を失って暗い ても頑張って疲れ果て、仕事が 二一口