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検索対象: 月刊 みんなねっと 通巻第115号 2016年 11月号
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1. 月刊 みんなねっと 通巻第115号 2016年 11月号

「みんなねっと」の ホームページをご覧ください 2016 > みんなねっと相談室 : 、入会のご内 , みんなねっとについて みんなねっとは精神に障がいのある方の 家族が結成した団体です 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会 一【表紙の絵】織田信生 知っておきたい精神保健福祉の動き 2 0 施策のうごき ) みんなねっとについて 調査・研究 イベント・研修会 書籍 月刊みんなねっと 意見・要望書など 特集 家族の思いから立ち上がった A ( T のとリくみ ( 宮崎 ~ 量夫・倉知延章 ) 6 精神科医療の現状と改革の展望 【連載第 8 回】造り過ぎた精神科病床 ( 氏家憲章 ) 16 私と家族の手記「私たち家族が引っ越した先の家族会」 ( 大きな子ぶた ) 20 街の診療所からのお便り【連載 114 】 ( 増本茂樹 ) ・・精神病の状態は、人生で道に迷っている状態です。・ 24 知ることは生きること ( 連載 11 回 ) 子を扶養する親に対してや、親亡きあとの制度 ( 風間朋子 ) 28 更新情報 都道府県連合会の情報 > 各都道府連からのお知らせ 北第道 > 都道府県達のお問い合わせ先一覧 201 3 年 9 月号 2 ( ⅱ 3 年 9 月 4 日 NEW! 熊本県連イベント・研修会予定 2013 年 9 月 4 日 NEW' 買岐阜 北信越プロック研修会開催 2 ( ⅱ 3 年 8 月 27 日 NEW! 北信越プロック研修会開催 20 協年明 2 ル NEW! 北信越プロック研修会開催 2013 年阯 27 日 NEW! 北信越プロック研修会開催 20 年明 27 日 NEW' 「訪問による家族支援」普及活動 北信越プロック研修会開催 2013 年明 27 日 しくスタートします。 NEW! 務神障者に対する医療の提供を確保す るための指針等に関する検討会への意見 2013 年 8 月 27 日 NEW! 第害者基本計画 ( 案 ) へのパプリックコメ ントの募集 20 ロ年 8 月 26 日 NEW' 障害者の地域生活の推進に関する検討会 ( 第 3 回 ) 20 年 8 月 22 日 NEW! 》バックナンバー = 室み書籍のご注文方法につす第 〔にみんなねっと入会のご案内 月刊みんなねっと 都道府県達合会本県 月刊みんなねっと最新号 2013 年 9 月号 ー特集】働き方いろいろー 雇用の現場から一 > 目次・詳最 ンバックナンバー 都道県運合会長野県 広島岡 愛を香川 長崎メ分発知 都道府県連合会石川県 ビックアップ 都道県達合我ー山県 ・新着紀事のある都道用県連合会 書籍のご紹介 都道府県運合会新潟県 統合失調症を正しく理解 するために「わたしたち 家族からのメッセージ」 病気の知識、生活サービ ス、家族の目線でわかりや すくまとめました 〉目次・詳編 うつ病を正しく理解する 、・をらの′ッまーツ ために「わたしたち家族 からのメッセージ」 病気の知、生活サービ ス、家族の目線でわかりや 0 すくまとめました > 目次・詳第 - による 家族支援 相談室 都道府県連台会物井県 策のうごき みんなねっと相談室 お気軽にご相談ください。 施策のうこき 真澄こと葉のつれづれ日記 ( 第 68 回 ) 34 みんなのわーー一読者のページ・地域の話題 36 サポート情報室 メンタルヘルスと福羅サービス 病気のことや生活に必要な情報をわ かりやすく説明しています、 施策のうごき 情報室 〉ご注文について 〉書籍の一覧 みんなねっと無料メルマガ講読 メールマガジンはじめました。せひ、こ 登録 ( 無料 ) ください。 メールアドレス 》メールマガジンの詳細 家族相談ハンドブック 家族会の相談研や支援機関でテキ ストとして活用できます 講読申込み ホームページのリニューアルに伴い、みんなねっとではメールマガジンを 発行しています ( 無料 ) 。当会の活動だけでなく、各都道府県連の情報な ども随時お知らせするメルマガになっています。ぜひ、ご登録ください。 詳しくはホームページをご覧ください ( 「みんなねっと」で検索ください ) 。

2. 月刊 みんなねっと 通巻第115号 2016年 11月号

「君が施設を休んで自分のび出されてアッシー君をしてい がありました。川名近くの保護 者が集い、ときどき食事会をし部屋に閉じこもり、タバコばかる」等々、近頃では親のほうが いろいろな病気になって、入院 り吸って、体重が増えて困って たりしていましたが、今は、親 するということが、次々とお いる」 子力ラオケ大会をしたり、 こっています。 「 L-Q 君が施設を休みがちで、 ベキュー大会をしたりしており みんなに天気予報のメールを ます。 そして私たち夫婦も、その家送ってばかりいる」 ! と化粧家族会の前の会長は、一夜の 「子は結婚したい 族会に参加するようになりまし うちに、朝起きたら亡くなって をして口紅をたくさん塗ってい いたそうで、当事者の息子が、 「 < 子が大暴れして、また入る」という話を聞いたりしまし 年老いた母親の前で言った「僕 院して、病院で手足を縛られてた。 「兄と弟の二人が当事者で、は、この家で孤独死と決まって いる」 「子が結婚して、今は何と両親も亡くなっているので、自しまったなあ : ・」という一一一一〔葉が、 分が面倒を見て、家族会にも来今も耳について離れません。 かうまくいっている」 そんなわけで、急に私の夫が 「 o 子をやっとのことでグている」という、きようだいの 会長になり、忙しく走り回って ループホームに入れたのに、 2 方からの話もありました。 いましたが、先日、バトンタッ 「結婚したけど、 3 年半で別 日目の夜中に毛布をかぶって逃 げ出して、母親の友人の家に助れた。歳が円歳も離れていて、チして、今は、相談役をしてい 未だに毎日のようにメールで呼ます。 けを求めた ! 困った」 しかし、この町には、就労継まく運んでいるのだろうと想定 家族会の皆さんは、いつも腹 を割「て話し合い、人の苦しみ続型の事業所しかなく、紹介していますが、当地では型事 しましたが、無理でしたので、業所しか働く場所がないので、 が、わが苦しみ ! と、共に考え、 共存共栄です。閉会後はそれぞ何とかほかの道はないものかと多様性に富んだ、障害者の個別 れ話を聴いてもら「ただけで笑別な町の障害者就業・生活支援のニーズを網羅して対応してい ただける場所が「もっともっと 顔になります。仲間がいるのはセンターを紹介しました。 ここはハローワークと直結しあってほしいなあ」と、切望し 本当に素晴らしいことだと考え たル 1 トが築かれており、そのております。 ます。 そんな矢先、兵庫県で就労支 前に当事者の真のニーズがどの 辺にあるか、それに応じた適性援型をしている事業所に出会 、欠期会長夫婦と一緒に見学 最後に、夫から聞いた一つのが社会的に十分適用されるかど うかを確認します。オリエンのため訪問しました。 事例を紹介します。 家族会を開き、みんなで力を 現に生活保護を受けながらのテ 1 ションの期間を設けて個別 の指導もする、障害者・生活支合わせ、高齢者も含めた型の 父子家庭で、娘さんは既婚で一 事業所をつくり、当事者に月記 子ありますが、別居交流してい援事業所です。 の 8 万円の給料を支払えるような ます。 場所を残すことが最大の夢で家 娘さんは統合失調症でお金が その方を送り出してから後す。 入る仕事につきたい、ホステス は、何の報告もなく、きっとう になりたいと希望しています。 みんなねっと 2016 年 1 1 月号 22

3. 月刊 みんなねっと 通巻第115号 2016年 11月号

する ( 「ステップダウン」という ) ビスがなくても、通常の社会資 きく機能している。 ことを、利用開始時から意識し源サービスの利用で地域生活を号 月 可能にしていくことをめざして 3 医療と福祉の社会資源活用にて援助している。 年 対象者は重症の精神障 いるのである。 よる設立・運営 その結果、利用者も <0+ ス 私たちの相談支援事業や訪問害者なので、症状や障害のため に、当初は多様な社会資源を利タッフも、への過度の依っ 看護ステーション対象者は <0 ね E-* 利用者に限定している。なお、用することは困難なことが多存を防ぐことができる。さらに、 ん み そのため、 <0+ 利用開始地域の関係機関とかかわること グループホームは経営安定のた めに開設したので、利用当初は、チ 1 ムですべてが多くなるので、 <0+ の存在 や支援内容を広めることができ 者に限定していない。しかし、の支援を抱えることになる。 しかし、そのような状態を恒ている。これが、さらなる利用 経営的には初年度から黒字決算 久的に続けることは、 <OE-* へ者紹介につながっている。 であり、安定している。 の過度の依存を生み、その状態 ( 家族会とのつながりを重視 3 地域社会資源とつながり、スから抜け出せなくなってしま引 う。そこで、可能な限り、少し 0 ー <0+ 立ち上げの第一歩 テップダウンをめざす 私たちは、利用者が <OE-* のずつ地域の社会資源サービスのは家族からの願いである。また、 始めるにあたって、家族は大切 サービスを徐々に減らして、地併用を進め、地域と連携しなが 域の社会資源の利用を増やしてら、徐々にのサービスをな利用者紹介源であると考え た。そのため、運営体制も一工 いき、最終的には <0+ を卒業減らし、利用者がのサー 夫加え、一般社団法人ー <0 告会を開催し、意見をいただい の法人理事は福岡県家族会のている。 役員の方々になってもらった。 さらに、私たちが利用者の支援は、 2012 年 4 を引き受けることで、家族には月に福岡市に開設し、 2014 これからの人生を自分のために年 4 月に北九州市に開設した。 2017 年には久留米市に開設 楽しんでもらいたいという思い もあった。 すべく、現在準備を進めている ただし、理事の方々に経営的ところである。今後の O—<O は、人材育成と資金確保を続 責任まで押しつけるわけにはい けながら、できれば 2 年ごとに かないので、理事会組織をなく 新しいチームを増やしていくこ し、法人の象徴として位置づけ た。実質的に運営はスタッフたとを考えている。多くの家族や ちが責任を持っておこなう仕組精神障害者が私たちを待ってい ることがわかってきた。いつの みとしている。 もう一つ、法人役員には、家日か、県内のどこにでも <0+ 族目線でー <0+ の支援内容チームが存在しているという状 をチェックしてもらうという意況を必ずつくる所存である。 図もあった。毎年 2 回、理事報 ( くらちのぶあき ) 「読者の皆様へ」 読者のページ「みんなのわ」への投稿をお待ちしています。採用され た方には図書カードを差し上げています。ふるってご応募ください。 【「みんなのわ」へメールで投稿できます】読者のページ ( みんなのわ ) への投稿がメールでできるようになりました。投稿のメールアドレ スは minnanet.seishinhoken@outlook.jp です。※投稿される 方は、氏名、住所、年齢、性別、 ( 家族、本人、その他 ) をご記入ください。 なお、ペンネームで投稿される方はペンネームをお書きください。 15 特集家族の思いから立ち上がった ACT のとりくみ

4. 月刊 みんなねっと 通巻第115号 2016年 11月号

■生産性や速さが価値あえられるところのこと。 ある研究によれば、孤 るものとされることが、 立がトラウマとなり、と 普通になってしまってい きに依存症や犯罪加害者 る日常があります。 にもつながっていくとの そこには「インクルー こと。依存症とは依存で シ。フ ( 包み込んだ ) 」とい う言葉と考え方はまだ根きる人、居場所がないか づいていません。排除しらこそ起こるといってい ない多様性を認め合えるます。 関係性が体感的に築かれ自分が認識していなく 一ていれば「価値がある命ても、その笑顔が他人を か」という問いは成り立幸せにすることもあるの っていないことが分かるです。自分の存在が人と は違う存在だからこそ誰 一はずです。 「命があるから価値が生かの役に立てることがあ ります。 一まれる」のですからね。 インクルーシプを根づ私がよいと思うこと、 かせるひとつに、自分が大切と思うことを他人は 思えるそんな居場所が必れば、他人がそう思える 一要だと思います。単なるように表現していきたい。 空間のことではなく、人そもそも、みんな違うと いうことに気づいていな を信頼でき、心底頼りに いのですから。 ( 小幡 ) でき、素直な気持ちを伝 知っておきたい精神保健福祉の動き / 特集 / ( 投稿 ) 私と家族の手記 / 連載 ①街の診療所からのお便り / 連載②精神科医療の現状と改革の展望 / 連載 ③知ることは生きること / 連載④真澄こと葉のつれづれ日記 / みんなのわ ( 読者のヘージ ) ほか ・「月刊みんなねらとれまでの特集の紹丿・ ■ 2014 年・ 6 月号 : 本人・家族をともに支える訪問家族支援【その②】 7 月号 : 奈良県で福祉医療制度が実現 8 月号 : いきいき家族会 9 月号 : 障害者差別をなくす地方条例をつくろう 10 月号 : 高齢化する精神障がい者にどんな支援が必要か 11 月号 : メンバーとスタッフが協働して運営するクラブハウス 1 2 月号 : 「あなた病気の人、私治す人」から「私も家族の一人です」となって見えてきたこと ■ 2015 年■ 1 月号 : 身体・知的障がい者と同等の交通運賃割引制度の実現を求めて 2 月号 : 精神障がい者同士で結婚して 11 年目のわたしたち 3 月号 : 精神障がい者の地域移行と地域生活を考える 4 月号 : 地域医療の発展をめざした「府中こころの診療所」を訪ねて 5 月号 : 精神障がい者の「住まい」を考える一英国の主支援から学ぶ ( 上野勝代 ) 6 月号 : 精神障がい者」にも交通運賃の割引を 7 月号 : グループホームの運営ってどうなっているの ? 8 月号 : 家族をひろげ元気にする家族相談活動ー愛知の経験から ( 木全義治 ) 【品切れ】 9 月号 : 全科が無料になる医療費助成一地域家族会のとりくみ 1 0 月号 : 精神障がい・精神保健の正しい教育を一世界の教科書比較 ( 山田浩雅 ) 11 月号 : 日本でも本人と家族をともに支援する家族支援の実現を 12 月号 : 戦後 70 年と障害者権利条約 ( 藤井克徳 ) ・ 2016 年・ 1 月号 : 世界から見た我が国の精神保健医療福祉 ( 長谷川利夫 ) 2 月号 : 精神障害者と差別解消法 ( 池原毅和 ) 3 月号 : 障害者総合支援法施行 3 年後の見直し ( 本條義和 ) 【品切れ】 4 月号 : 家族だからできる家族支援『家族による家族学習会プログラム』 ( 岡田久実子 ) 5 月号 : 精神障がい者と家族ーそれぞれが自立し、ささえあうために① ( 白石弘巳 ) 【品切れ】 6 月号 : 精神障がい者と家族ーそれぞれが自立し、ささえあうために① ( 白石弘巳 ) 7 月号 : みんなねっと「政策委員会」の取リ組み① ( 野村忠良 ) 8 月号 : みんなねっと「政策委員会」の取り組み① ( 野村忠良 ) 9 月号 : メンタルヘルスと福祉教育をめざして ( 松本すみ子 ) 10 月号 : 訪問看護が家庭内暴力とどう向き合うか ( 原子英樹 ) ・「月刊みんなねっ」のパッンハーのお申し込み方法・ 「 300 円 x 冊数十送料 80 円」の金額を巻末の振込用紙にてお振り込みくた さい。「通信欄」には、ご希望の号を記入してください。郵便局に備え付け の振込用紙の場合、「 () () 1 3 () ー () ー 3 3 8 3 1 7 みんなねっと」宛て にお振り込みください ( この場合、振込手数料は自己負担願います ) 。 FAX での申し込みもお受けします (FAX 番号 03 ー 3987 ー 5466 ) 月刊みんなねっと ~ 毎月こんな内容でお届けします ~ 編集後記 【「みんなのわ」へメールで投稿できます】読者のページ ( みんなのわ ) への投稿がメールでできるようになりました。投稿のメールアドレ スは minnanet.seishinhoken@outlook.jp です。※投稿される 方は、氏名、住所、年齢、性別、 ( 家族、本人、その他 ) をご記入ください。 なお、ペンネームで投稿される方はペンネームをお書きください。 月刊みんなねっこ通巻第 115 号 ( 2016 年 11 月号 ) 定価 300 円 発行日 2016 年 1 1 月 1 日 賛助会費 ( 会費に購読料含む ) 個人・年間 3 6 () 0 円 発行者公益社団法人全国精神保健福祉会連合会 団体・年間 ( お問い合わせください ) 理事長本條義和 〒 170 ー 0013 東京都豊島区東池袋 1 ー 46 ー 1 3 ホリグチビル 602 TEL () 3 ー 6 9 () 7 ー 9 2 1 1 FAX () 3 ー 3 9 8 7 ー 5 4 6 6 郵便振替 0 0 1 3 0 ー O ー 3 3 8 3 1 7 ホームページ www.seishinhoken.jp 印刷・製本 / 倉敷印刷株式会社表紙の絵 / 織田信生