脱退した場合、脱退一時金が支 到来した加入日の前日まで、こ【給付金の受け取り】 一男さんの死亡・重度障害に給されます。 の①②両方を満たす期間加入し ていれば、それ以降の掛金の支より、英子さんへの給付金の支もしも、英子さんが生活保護 給が始まります。給付金の受けを受給することになっても、心 払いは免除になります。 一男さんの場合、 2016 年取りや管理が難しい場合、本人身障害者扶養共済制度による給 の代わりに給付金を受け取り管付金は収入と見なされないた 月 2 日を加入日とした場合、 ①の要件を満たすのは 2036 理する年金管理者を指定するこめ、保護費に上乗せして受け取 年月川日、②の要件を満たすとができます。英子さんは、自ることができます。 のは 2029 年月 9 日となり分で障害基礎年金の振込先であ ますので、両方の要件を満たする銀行口座から出金を行い、買【お金の管理が心配ならば】 社会福祉協議会では、福祉 2036 年月以降の掛金は免い物もしています。そこで一男 さんは、年金管理者は指定せず、サービスの利用など日常生活に 除されることになります。 また、山川さんご家族が、今支給開始のための最初の手続き関わる契約や金銭管理等が不安 と な人を対象に、福祉サ 1 ビスの こ だけ、一男さんの妺にも手伝い 後、経済的に困った状況になっ 利用、金銭管理、重要な書類等き た場合には、掛金の免除・減免を頼んでおくことにしました。 生 なお、 1 年以上加入した後、の保管などのお手伝いをする日 を受けられる可能性があります と こ 日入中に障害者本人が死亡した常生活自立支援事業を行ってい ( 詳細は自治体にご確認くださカ る 場合、弔慰金が支給されます。ます。山川さん夫婦も今後のこ とを考えて、社会福祉協議会で また、 5 年以上加入した後に、 ③特別の疾病または障害がなく者に対して加入者になれるのはれたとすれば ( 申請から承認ま 生命保険契約の対象となる健康 1 名のみです ( 山川さんご夫婦で 1S2 か月かかります ) 、月号 月 状態であること 2 人一緒に加入者となることは額 1 万円の掛金で、一 年 山川さんご夫婦は、① 5 ③の出来ません ) 。 男さんが死亡したり重度障害と すべて満たしている夫の一男さ なったあと、英子さんは終身月 と ん ( 歳 ) を加入者とすること【掛金の月額】 額 2 万円を受け取ることになり っ ね にしました。なお、 1 人の障害 加入者の年齢 ( 加入年度の 4 ます ( 1 人の障害者で加入でき な ん 月 1 日の年齢 ) にるのは最大 2 ロです ) 。 み よって、掛金は、 円円円円円円円 1 ロあたり、上の【掛金の免除】 っ ) 4 , っ ) っ 0 8 7 , 3 ′在 4 マ / 8 0 っ ) 1 表のようになりま 山川さんご夫婦は、月額 現 あ 日 す。 ロ 1 万 8 8 c o 円の掛金につい 満満満満満満月 一男さんは 8 月て、少し不安になりました。今 未未未未未未 4 川日が誕生日なのはなんとか払えますが、この先、 歳歳歳歳歳歳年 月 0 尸 ) 0 5 ) 0 5 ) 8 4 4 5 ) 【 ) -0 -0 っム の で、今年の 4 月 1 毎月 1 万円を支払い続 金満上上上上上上成 日時点では歳けることができるでしようか け未以以以以以以平 掛歳歳歳歳歳歳歳 だったことになり 掛金には免除があります。① 5 ) 5 0 一う 0 一 5 一 0 っ ) っ n 4 4 L-n 5 ) \.O ます。加入申請が 加入日から年、②加入者が満 今年度中に承認さ歳になった年度以降の最初に
新を第の一 つ第物圄れ それぞれの 人にそれぞれ の自立がある のが正しいと 思一つけど・ 0 0 病院は 病院で 家族じゃない。 って思ったこと も何回もある 色んな助けを 受けて現在に 至るけど 0 病院って役に 立たないリ 0 辛くても 本人が 自分の力す ) 自分の歩ける 幅を 歩けると でもお父さんに 自分の人生に と言われ 責任をもつのが 自立なんだぞ きっと みんな自分の 居場所が いっか見つかる はず 病院は助けて くれるけど 「利用する」くらいに しなきゃいけないのかな それって頼りつきり になっちやダメで みんなねっと 2016 年 1 1 月号 34 35 真澄こと葉のつれづれ日記
割も担うということです。そのし、先進諸国はわずか人口万対医療福祉関係者は、この特例と ため入院期間は必然的に長期化 5 床となり、日本の精神科病床差別の全廃を願っています。 し、しかも長期入院者を収容すが飛び抜けて多いことが歴然と しかし万床を維持したまま では、精神科特例と精神科差別 るための大量の精神科病床が必しています。 基本的に同じ患者数なのに、 要になります。 の廃止は不可能です。その現状 先進諸国でも、隔離・収容の日本の精神科病床が先進諸国のを見てみます。 精神医療政策の時代は、入院の数倍も多い背景には、日本を除 く先進諸国の平均在院日数が絽 ①精神科特例の廃止 長期化と大量の精神科病床の間 日前後であるのに、日本は万 長い間放置されていた精神科 題が存在していました。 人が 1 年以上の長期入院という 特例ですが、年に一般 ①長期入院と精神科病床大国は異常な事実があります。これで病院における精神科病棟の精神 望 " 表裏一体 ~ 明らかなように、異常な長期入科特例が全廃され、精神科病院 展 の 院と精神科病床大国とは " 表裏での看護の「特例」部分も廃止に 精神疾患の発症率は、日本も 革 なりました。 先進諸国も、基本的に同じで患者一体 ~ なのです。 と 数も同じです。そのため必要とな しかし精神科病院の医師と薬塘 図差別解消に動けない万床 の 剤師については、人手不足のた る精神科病床数は、日本も先進 療 精神科特例と精神科差別は、め特例が残っています。特に医科 諸国も基本的に同じはずです。 しかし日本が人口 1 万人当た精神科病院が抱える問題の根源師が深刻です。精神科医の 1 年精 間の養成数は名前後です り床 ( 万床 ) であるのに対です。そのため多くの精神保健 に営める時代へと変わってきて います。たとえ入院になっても 精神科医療の現状と改革の展望 1 か月以内の短期入院です。 昭和大学烏山病院家族会あかね会監事 氏家憲章 社会福祉法人うるおいの里・理事長 そのため今では、以前のよう に大量の精神科病床を必要とし なくなっています。 《連載》第 8 回造リ過ぎた精神科病床 ①大量の病床を必要とする わが国の万床の精神科病床減少し、 2014 年には、芻万 隔離・収容政策 8174 床へと約 2 万 5 千床近 は、 1954 年の第 1 回「精神 衛生実態調査」による " 要収容く減少しましたが、現在でも世精神科病院への入院を中心と ( 入院 ) 者万人 ~ の結果を受界最大の " 精神科病床大国 ~ にする隔離・収容政策とは、精神 は変わりがありません。 けて国策として進められたこと 科医療と精神障害者の処遇の重 によります。国 ( 厚生省 ) が、三 点を病院に置くという政策で " 精神科医療の到達点 ~ つの優遇策 ( 第 5 回参照 ) を設 す。別な言い方をするなら、治 け、民間病院に依拠しながら精今日、世界的には、精神の病療に加えて住む場所などの精神 神科病床の増床を国策として強気や障害があっても、精神科病障害・精神疾患に関連する問題 力に推進して構築しました。 院への入院医療を中心におこなを精神科病院に任せることで その数は、 1994 年の万うのではなく、医療支援と生活す。すなわち病院が治療的役割 2962 床をピークに、その後支援によって、地域生活を普通と住む場所の提供など福祉的役 みんなねっと 2016 年 1 1 月号 16
ても「シェルター機能」 ( 避難所 ) ら、嵐が収まるのを待っ」「ホ てくれるからいいね」という ントに毎日が地獄です」にうな がなければ役に立たない。 でも、本人にとって「病院は 行政との懇談で高齢の元家族ずき共感する家族たち。私もそ つらい、怖いところ」。食物も ほとんど喉を通らず、 3S4 か会長はつぶやく。「相談したらの一人だ。重度かっ慢性化する 何とかなるの ? 」。社会との「関子の行く末を案じ、疲れ果て老 月もすれば我慢の限界だ。 「無理すれば人間が壊れるのわり」が切れ、現実と妄想の世残の日を迎える。 ではないか ? 」と家族が引き取界を往き来する本人は、仲間か 2 ・多職種・アウトリーチ る。主治医から「お宅は入院期ら笑われ、悔しさと怒り、絶望 の夢 み と無力感に苛まれ、「辛くて涙 間が短いから治らないんだ」と 最近、地域に精神科診療所や いわれたことも。通院費公費負が止まらない」「もう死にたい」。 の 担の制度があることや、保健所家族の介助は、日常生活のす福祉事業所が増えてきた。だが、 べてにわたり夜も昼もおこなわ通所が困難な精神障害者への支 が地域における精神保健の第一 っ 線機関であること、地域家族会れ、生活能力の低下や人間的資援は皆無に近い。「多職種チー 上 ち の存在を教えられたときは、十質が失われていく様を見続けるムのアウトリ 1 チなんて夢のま しかない た夢」。疾患と障害に苦しむ家 数年が経過していた。 の そして、予測できない「衝動族の思いは専門家のサービスと 妄想、幻聴、思考混乱、対人 族 家 の嵐」がケアする家族を襲う。乖離し、治療・支援を求め医療 関係の喪失、一歩も外に出ない 引きこもり、凄まじい怒号や暴「自宅の車庫の中や近くのホテと福祉 ( 病院と地域 ) の谷間を特 ルに泊まって様子を窺いなが漂流するしかない。願いは一つ 言の頻発・ : 。「相談機関」といっ 立ち上がった <o+ のとりくみ ら 精の 5 の祉 力度福 肥重と 家族が求める地域生活支援 一歸 が医 —「 <0+ 」の設立に関わって 5 ( 家族の立場から ) o チしラ 職間グ 門訪ロ 一般社団法人ー < o 代表理事宀呂崎宀贔夫 ⅷ専をプ . 祉まな ト福住こ クとのお い薬 ) の猛烈な副作用「知覚変容 ア療堵を 矣 ・医療からも福祉からも 、が支 発作」にも年間翻弄された。 O は ~ ) 沽 漂流 < と神生 お世話になった医療機関は 9 か所、主治医川人。入院はこれ 息子の発症は年前になる。 家 多剤大量の薬物投与にも悩ままで回。それでも家族会の仲 間は「あなたのところは入院し され、非定型高カ価薬 ( 作用が強 みんなねっと 2016 年 1 1 月号 6
「君が施設を休んで自分のび出されてアッシー君をしてい がありました。川名近くの保護 者が集い、ときどき食事会をし部屋に閉じこもり、タバコばかる」等々、近頃では親のほうが いろいろな病気になって、入院 り吸って、体重が増えて困って たりしていましたが、今は、親 するということが、次々とお いる」 子力ラオケ大会をしたり、 こっています。 「 L-Q 君が施設を休みがちで、 ベキュー大会をしたりしており みんなに天気予報のメールを ます。 そして私たち夫婦も、その家送ってばかりいる」 ! と化粧家族会の前の会長は、一夜の 「子は結婚したい 族会に参加するようになりまし うちに、朝起きたら亡くなって をして口紅をたくさん塗ってい いたそうで、当事者の息子が、 「 < 子が大暴れして、また入る」という話を聞いたりしまし 年老いた母親の前で言った「僕 院して、病院で手足を縛られてた。 「兄と弟の二人が当事者で、は、この家で孤独死と決まって いる」 「子が結婚して、今は何と両親も亡くなっているので、自しまったなあ : ・」という一一一一〔葉が、 分が面倒を見て、家族会にも来今も耳について離れません。 かうまくいっている」 そんなわけで、急に私の夫が 「 o 子をやっとのことでグている」という、きようだいの 会長になり、忙しく走り回って ループホームに入れたのに、 2 方からの話もありました。 いましたが、先日、バトンタッ 「結婚したけど、 3 年半で別 日目の夜中に毛布をかぶって逃 げ出して、母親の友人の家に助れた。歳が円歳も離れていて、チして、今は、相談役をしてい 未だに毎日のようにメールで呼ます。 けを求めた ! 困った」 しかし、この町には、就労継まく運んでいるのだろうと想定 家族会の皆さんは、いつも腹 を割「て話し合い、人の苦しみ続型の事業所しかなく、紹介していますが、当地では型事 しましたが、無理でしたので、業所しか働く場所がないので、 が、わが苦しみ ! と、共に考え、 共存共栄です。閉会後はそれぞ何とかほかの道はないものかと多様性に富んだ、障害者の個別 れ話を聴いてもら「ただけで笑別な町の障害者就業・生活支援のニーズを網羅して対応してい ただける場所が「もっともっと 顔になります。仲間がいるのはセンターを紹介しました。 ここはハローワークと直結しあってほしいなあ」と、切望し 本当に素晴らしいことだと考え たル 1 トが築かれており、そのております。 ます。 そんな矢先、兵庫県で就労支 前に当事者の真のニーズがどの 辺にあるか、それに応じた適性援型をしている事業所に出会 、欠期会長夫婦と一緒に見学 最後に、夫から聞いた一つのが社会的に十分適用されるかど うかを確認します。オリエンのため訪問しました。 事例を紹介します。 家族会を開き、みんなで力を 現に生活保護を受けながらのテ 1 ションの期間を設けて個別 の指導もする、障害者・生活支合わせ、高齢者も含めた型の 父子家庭で、娘さんは既婚で一 事業所をつくり、当事者に月記 子ありますが、別居交流してい援事業所です。 の 8 万円の給料を支払えるような ます。 場所を残すことが最大の夢で家 娘さんは統合失調症でお金が その方を送り出してから後す。 入る仕事につきたい、ホステス は、何の報告もなく、きっとう になりたいと希望しています。 みんなねっと 2016 年 1 1 月号 22
する ( 「ステップダウン」という ) ビスがなくても、通常の社会資 きく機能している。 ことを、利用開始時から意識し源サービスの利用で地域生活を号 月 可能にしていくことをめざして 3 医療と福祉の社会資源活用にて援助している。 年 対象者は重症の精神障 いるのである。 よる設立・運営 その結果、利用者も <0+ ス 私たちの相談支援事業や訪問害者なので、症状や障害のため に、当初は多様な社会資源を利タッフも、への過度の依っ 看護ステーション対象者は <0 ね E-* 利用者に限定している。なお、用することは困難なことが多存を防ぐことができる。さらに、 ん み そのため、 <0+ 利用開始地域の関係機関とかかわること グループホームは経営安定のた めに開設したので、利用当初は、チ 1 ムですべてが多くなるので、 <0+ の存在 や支援内容を広めることができ 者に限定していない。しかし、の支援を抱えることになる。 しかし、そのような状態を恒ている。これが、さらなる利用 経営的には初年度から黒字決算 久的に続けることは、 <OE-* へ者紹介につながっている。 であり、安定している。 の過度の依存を生み、その状態 ( 家族会とのつながりを重視 3 地域社会資源とつながり、スから抜け出せなくなってしま引 う。そこで、可能な限り、少し 0 ー <0+ 立ち上げの第一歩 テップダウンをめざす 私たちは、利用者が <OE-* のずつ地域の社会資源サービスのは家族からの願いである。また、 始めるにあたって、家族は大切 サービスを徐々に減らして、地併用を進め、地域と連携しなが 域の社会資源の利用を増やしてら、徐々にのサービスをな利用者紹介源であると考え た。そのため、運営体制も一工 いき、最終的には <0+ を卒業減らし、利用者がのサー 夫加え、一般社団法人ー <0 告会を開催し、意見をいただい の法人理事は福岡県家族会のている。 役員の方々になってもらった。 さらに、私たちが利用者の支援は、 2012 年 4 を引き受けることで、家族には月に福岡市に開設し、 2014 これからの人生を自分のために年 4 月に北九州市に開設した。 2017 年には久留米市に開設 楽しんでもらいたいという思い もあった。 すべく、現在準備を進めている ただし、理事の方々に経営的ところである。今後の O—<O は、人材育成と資金確保を続 責任まで押しつけるわけにはい けながら、できれば 2 年ごとに かないので、理事会組織をなく 新しいチームを増やしていくこ し、法人の象徴として位置づけ た。実質的に運営はスタッフたとを考えている。多くの家族や ちが責任を持っておこなう仕組精神障害者が私たちを待ってい ることがわかってきた。いつの みとしている。 もう一つ、法人役員には、家日か、県内のどこにでも <0+ 族目線でー <0+ の支援内容チームが存在しているという状 をチェックしてもらうという意況を必ずつくる所存である。 図もあった。毎年 2 回、理事報 ( くらちのぶあき ) 「読者の皆様へ」 読者のページ「みんなのわ」への投稿をお待ちしています。採用され た方には図書カードを差し上げています。ふるってご応募ください。 【「みんなのわ」へメールで投稿できます】読者のページ ( みんなのわ ) への投稿がメールでできるようになりました。投稿のメールアドレ スは minnanet.seishinhoken@outlook.jp です。※投稿される 方は、氏名、住所、年齢、性別、 ( 家族、本人、その他 ) をご記入ください。 なお、ペンネームで投稿される方はペンネームをお書きください。 15 特集家族の思いから立ち上がった ACT のとりくみ
精神障害に偏重しない慎重な事害者の存在を否定的に捉える考 、知っておきたい一 ( 、 え方は決して許されるものでは 件背景と真相究明を求めること」 ありませんが、残念ながら私た 一精神保健福祉っ働き ~ 一。表明」 = 」旄 そして、集会参加者一同で次ちの社会には広く存在しており 19 9 6 年まて続いた優生保護 ■相模原障害者殺傷事件に対すのアピールを確認しました。 るアピール行動 「相模原障害者殺傷事件の犠牲法の被害者に対する謝罪・補償 9 月日。第一部追悼会を参者を追悼し、想いを語る会」アも未だに行われていません。現 在も多くの障害者が入所施設や 議院議員会館、第二部アピ 1 ルピール文 2 016 年 7 月日未明に神精神科病院ての生活を余儀なく 行動を日比谷公園から東京駅ま されている中で、地域で障害の での行進で開催しました。この奈川県相模原市の障害者施設 「津久井やまゆり園」で起きた ある者とない者とが具体的に出 行動の呼びかけⅡ団体の一つ 会う機会が奪われ、そうした考 に、みんなねっとも参加し全体障害者殺傷事件によりお亡くな りにな、られた方々に思いを馳せ え方がはびこる現実があります。 で名が集いました。 どんなに重度の障害があっても、 みんなねっとから松澤副理事心より哀悼の意を表するととも に、負傷された方々にこよりお命と尊厳が守られ、権利の主体 長が挨拶に立ち「犠牲になられた として全ての分野に参加し多様 方への哀悼の意をお伝えし、事件見舞いを申し上げます。 この事件の容疑者は「障害者性が認められる社会を目指して は、特異な考えを持っている容疑 いかなければなりません。 は不幸を作り出す存在てあり 者が自ら犯したものであり、それ いなくなれ、はいい」と語ったと このような痛ましい事件がニ をもって精神障害者故犯したも のと結論づけることは危険です。伝えられています。こうした障度と起きることのないよう、障 害の有無によってわけ隔てられを宣言する。 証し、私たちはどこへ向かうの ることなく、だれもが共に学び・ ③この事件を機に、措置入院のか、何をなすべきなのかをすべ ての人たちとともに考える場と 働き・暮らせるインクルーシプ強化、退院後の監視強化、施設・ なりました。みんなねっと小幡 な社会の実現を目指そうという病院の閉鎖性を高めようとする 想いで、私たちは「相模原障害動きに強く抗議する。 事務局長が次の趣旨の指定発言 者殺傷事件に対するアピール行④障害の有無によってわけ隔てをしました。 、られることのないインクルーシ 「マスコミの取材の第一声は 動実行委員会」を立ち上げ、本日、 想いを語る会を開催しました。 プな社会の実現に向けて、地域『措置入院歴があるがどう思い 私たち「相模原障害者殺傷事生活支援の飛躍的拡充等根っこますか』であった。報道は公正 からの改革を求める。 にしたとされるが、精神障害者 件の犠牲者を追悼し、想いを語 2 0 1 6 年・ 9 月日 への偏見を助長する危うさを持 る会」参加者一同は、ここに以 相模原障害者殺傷事件に対すっている。精神の団体としてマ 下のことを宣言します。 るアピール行動参加者一同イナスの方向へ進ませることは ①相模原障害者殺傷事件により できないとして、家族会のみな お亡くなりになられた人一人 りに思いをはせ、心より哀 ■相模原事件を考える緊急ディさんの後押しもあり、発言をし てきた。政府も、精神疾患が事 悼の意を表する。 スカッション 件の原因であるかのように検証 ②「障害者はいなくなればいい」 9 月日に緊急企画が、 存在てはなく、すべての人が尊参議院議員会館に名の参チームを立ち上げたのであれば 本末転倒である。親や関係者の 厳と基本的人権を有し、かけが 加で開催されました。 えのない社会の一員であること 企画は、事件とその問題を検声は聞こえても、当事者の声が みんなねっと 2016 年 1 1 月号 2 3 知っておきたい精神保健福祉の動き