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検索対象: 月刊 みんなねっと 通巻第120号 2017年 4月号
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1. 月刊 みんなねっと 通巻第120号 2017年 4月号

ケロプタス病院では、政府から実証されるようになり、世界各国ず、すべての相談に責任をもっ て対応します。 要請されて、患者を地域に移しで大きな話題になっています。 電話ロで受け付ける職員は、 て支援するための新しい心理的 全員、家族療法の専門的研修を 治療方法を開発してきました。◆家族療法として この治療法は、家族療法の一受けた看護師、医師、心理士、精 年の年月を経る間にたどり 神保健福祉士などの専門職員で 着いたこの方法では、地域住民つです。専門家が家庭を訪問 の誰かに急性症状が生じた、とし、本人を中心に家族など、本す。電話で受け付けた職員が、 の相談が病院に届くと、時間人と特に関係が深い人が集まっそのケースの担当責任者にな り、他の職員と 2 名でチームを 以内に支援者 2 名が本人の自宅てミーティングを行ないます。 組んで自宅を訪問します。相手 を訪問し、家族も支援の対象に 含めて、他に特に本人と関係の◆電話での受付と訪問から始まるが自宅を好まない場合は、町の ケロプタス病院では、年中無中のクリニックのミーティング 深い人がいれば本人の承諾を得 てから加わってもらい、皆で休、時間体制で電話を受け付ルームなどに集まります。本人、哢 ロ けています。初めて精神症状が家族、親しい関係者が集まり、 「オ 1 プンダイアローグ ( 開か れた対話 ) 」というミーティン発生したり、再発の症状が出たオープンダイアロ 1 グという特 ン プ りしたとの通報が入ると、 2 人別なミーティングを開きます。 グを行ないます。 オ できるだけ薬物療法や入院にの支援者が時間以内に駆けっ 集 けます。精神疾患の急性症状で◆訪問頻度 頼らないで治療を行います。 特 1 日 1 回 1 時間くらいで、必 近年になり、非常に高い効果があれば、疾病の種類にかかわら コ・セイックラの『オープンダ ( 開かれた対話 ) ィアローグ』 ( 日本評論社 ) を号 参考に、なるべくやさしい表現 年 オープンダイアローグの話 で情報をお届けします。 第 8 回 <OH- 全国研修会第 9 分科会に参加して と っ 第一部 みんなねっと編集委員飯塚壽美・野村忠良 ね オープンダイアローグとは な ん み ◆分科会での取材 分科会では、伊藤順一郎先生斎藤先生の講義と前述の著作 月刊みんなねっと誌の編集会の司会のもと、斎藤環先生と高から、分かりやすくまとめてみ 議で、今、注目を集めている、木俊介先生が、「オープンダイアました。 対話を中心とした治療法「オー ローグ」の概要と今後の日本での プンダイアローグ ( 開かれた対広がりについて語られました。◆オープンダイアローグの開発 に年 話 ) 」を取材し紹介しようと考お三方とも、この分野で熱心に フィンランドで、専門家によ えていた矢先、今年の 1 月日活動されている精神科医です。 と四日に開かれた「第 8 回 <o 先生方のご了解を得て、会場る家族療法の研究が始まったの 全国研修会」の分科会でこのでお聴きしたことをもとに、斎は、 1980 年頃からです。 スウェ 1 デンとの国境に近い テ 1 マが取り上げられることを藤先生の著・訳『オープンダイ 知り、編集委員 2 名が参加してアローグとは何か』 ( 医学書院 ) 西ラップランド地方のポスニア 記事にまとめました。 湾に面した都市トルニオにある と高木先生の翻訳によるヤー

2. 月刊 みんなねっと 通巻第120号 2017年 4月号

適用認定証の交付申請は、 < さん 急性心筋梗塞で 2 か月入院した の家族が行ってくれました。 < さんの事例 今回の < さんの入院治療にか < さん ( 歳男性、会社員、かる医療費が平成四年 1 月分は 標準報酬月額万円、全国健康万円、 2 月分は万円だった 保険協会の健康保険に加入中 ) としたら、どのように医療費負 担の計算が行われたのか考えて は、平成四年 1 月 8 日に自宅で 急に胸が苦しくなって近くの大みましよう。 学病院へ救急搬送されました。 急性心筋梗塞でした。緊急手術 円算一成算 万計費ま平計す のあと、しばらく入院による治 、のま の療 と日一り一 よ医吏キ 療と経過観察を続けた結果、順 る負な 額限 め費と 調に体調は回復して 2 月日に 月旦十んよ療り 退院することになりました。 酬円い医通 報己 x あのの < さんは限度額適用認定証を 準自 襾小 、円式 / の 病院へ提出したので、窓口での医 ので「 8 算 1 頁 療費の支払いは自己負担限度額 ′ルの、 O 一一一一口 + 左 さすはみの までで済みました。入院中で動く < で式 2 こ 2 ことができなかったので、限度額 800 , 000 円 (A さんの治療で病院が請求できる医療費 ) 800,000 円 X 3 割 = 240 , 000 円 ( 高額療養費がなかった場合に A さんが負担する医療費 ) 800 , 000 円 x 7 割 = 560 , 000 円 ( 全国健康保険協会が病院に支払ってくれる医療費 ) 80 , 100 円十 (800,000 円一 267 , 000 円 ) x 1 % = 85 , 430 円 ( A さんが窓口で支払うことになる医療費 ) 240 , 000 円一 85 , 430 円 = 154 , 570 円 ( 全国健康保険協会が病院に支払ってくれる医療費 ) 本来であれば A さんは、医療費を 240 , 000 円支払わな ければならないところ、自己負担限度額が 85 , 430 円な ので、 154 , 570 円負担が軽くなったことになります。 れが高額療養費の効果です。結果的に、全国健康保険協 会は、医療費の 7 割分 ( 560 , 000 円 ) に加えて、高額療 養費分 ( 154 , 570 円 ) を病院に支払ってくれることにな ります。 治療にかかった医療費 本来の医療費負担割合 自己負担限度額 高額療養費 まとめ 高額療養費制度のこれからとそ の他医療保険制度 これまでの説明と事例でお分 かりいただけたと思いますが、 高額療養費制度は本人に代わっ て多額の医療費を負担してくれ 月 分な をお 自己負担限度額は 81 , 430 円算同 すじ になりますので、高額療養費はる手 と順 38 , 570 円 ( = 120,000 円一 8 1 , 430 円 ) となります。 平 成 年 2 ます。利用する側にとっては大 変ありがたいことですが、医療 保険を運営する側にとっては非 常に大きな負担となっていて、 今後、自己負担限度額が引き上 げられていく予定です。 また、医療保険には病気やけ がで働けなくなってしまった時 所得保障として「傷病手当金」 という制度があり、高額療養費 と併せて利用することで、生活 困窮に陥ることを防ぐことがで きます。そのほかにも医療保険 には様々な保険給付があります ので、ご興味がありましたら全 国健康保険協会のホームページ などをご覧ください ( たかはしやすのり ) 33 知ることは生きること みんなねっと 2017 年 4 月号 32

3. 月刊 みんなねっと 通巻第120号 2017年 4月号

家族療法的支援の充実、会議等 へ本人の意見を反映すべき手立 てをとることを求めました。今み 月月月月でが 月月月月 スけ 後も家族等同意の廃止、本人のナ 0 0 0 2 会択 1 ヾ、一 1 よ っ 0 冖 / 1 1 1 1 ノ O 取 議採 意思決定の充実を継続的課題と 1 市 2 年年年年年年年年 の O ・ど 月もま 6 で 一 1 -1 1 1 1 1 1 1 すること、重度かっ慢性の方等用 2 鉄よ 択 焦県Ⅱ ス下尺采 4 すワ」ワ」ワ」ワ」ワ」ワ」ワ」ワ」 への入院以外の代替治療がない 度 採、り ー津髄採県県 で一取 かについても検討する」趣旨の 盻各市は書府県都山県県県県道 割県屋泉見道良京歌知田木玉海 発言をしました。 ロ 市的 賃知古意都奈東和愛秋栃埼北 イ 奈和 運愛名なる 運 ち神も ・交通運賃割引これまでの運のけ お 等見 ~ ~ 1 1 月月月月月月月月の県県 動の進捗状況 っ 0 ワ」っ 0 っ 0 っ 0 っ 0 っ 0 っ 0 町知 4 生 ~ 会 CD CD 全国精神保健福祉会連合会と 年年年年年年年年市愛道 害 「 O O 「仁村 5 。都 1 一 1 1 -1 -1 1 1 択 3 定 ( みんなね「と ) は、 2014 年障以 22 町 すワ」っ」ワ」ワ」ワ」っ」ワ」ワ」 予也 て 6 月 5 日、第 7 回定期総会で精 スス市 県県昨「 は採ま 神障害者の社会参加と平等への者始迎迎ス県胤府県県県県島県川 を ~ 父 ~ 父バ府県道阪庫岡山取児岡奈県がい 願いを込めた決議を行い、身体・ 障動島県山道府都大兵静岡鳥鹿福神村岡町で 町静市ん 知的障害者と同等に割引制度の神運児手歌都道 1 ワ」っ 0 4 LO C.D 「 / 8 市全進 ■鹿岩和■都 適用を求める運動を開始しまし た。以降、 2014 年には全国の 家族・当事者のアンケート調査、連代表 ) 、南海電鉄本社 ( 大家連、と。アンケート調査の結果は、 2015 年から国会請願署名に 和歌山県連、奈良県連 ) 家族に迷惑をかけないために外 取り組み、昨年 5 月には請願署名《同年 4 月日》阪急電鉄本社出を控えていること。精神への の衆・参議長への提出などの取り ( 大家連、京家連、兵家連 ) 、阪適用によって利用が増えること 組みを全国の家族が力を合わせ神電鉄本社 ( 大家連、兵家連 ) などを伝えて、検討を求めまし て進めてきました。 2 年余りの《同年 4 月幻日》京阪電鉄本社た。南海電鉄では、「住宅開発 運動を振り返り、これまでの取 ( 大家連、京家連、滋賀県連、 の沿線の乗客が高齢化により減 り組みの進捗状況をまとめまし奈良県連 ) 、近畿日本鉄道本社少して経営が厳しくなってい た。今後の取り組みに生かすこ ( 大家連、京家連、奈良県連 ) る」といった話もありました。 懇談の設定は、みんなねっと とができればと考えています。 4 月凵日には和歌山県出身で 近畿プロック代表理事の倉町さ 交通事業者への要望・懇談 バリアフリー法の成立に尽力され き 動 2015 年 6 月日から、交んが各社と連絡を取り、日時のた一一階衆 ~ 議院議員の協力で *-. の 祉 通事業者への要望・懇談の活動設定を行ってくれました。各社西日本和歌山支社長と懇談しま をはじめました。近畿プロックへの要望書には、全福連本條理した。川井正支社長から「—æ西健 神 では昨年 4 月、西日本と私事長と沿線府県連代表が連名のは福知山線の脱線事故を契機に、 精 鉄大手 5 社を訪問して要望書をものを手渡しました。 お客様の意見に真摯に向き合う こ き 手渡し、懇談しました。その取 懇談では、全国の精神障害ようにしている。職員の研修に お り組みについて報告します。 者家族会が精神障害者の社会 役立つ情報も届けてほしい。本て っ 知 《 2 016 年 4 月日》西参加と平等への願いを込めて社にも皆さんの思いを伝えま 日本本社 ( 近畿プロック各府県 2014 年から運動を始めたこす」と話していただきました。 0 0 みんなねっと 2017 年 4 月号 4

4. 月刊 みんなねっと 通巻第120号 2017年 4月号

月刊みんなねっと 2017 年 4 月 1 日発行 2007 年 7 月 24 日第三種郵便物承認 精神疾患がある人や家族に役立つ出版物 A 4 判・ 1 1 2 頁 定価 1 OOO 円 ( 別途送料 ) 家族相談の活動は家族会の原点です。 ) 好評発売中 ! ! 本書は、全国から寄せられた家族による相談事例の中から 32 事例を掲載しま した。事例を、日常生活、医療、家族会、家族依存、地域連携、親亡き後、制度の七 つに分類し、それにコメントを加えた初めての家族相談事例集です。同じ家族 としての立場から相談にのり、情報を伝え、家族会につなげていく活動は家族 会の原点ともいえます。みなさんの活動に役立てていただければと思います。 月刊みんなねっと ( 毎月 1 回 1 日発行 ) 通巻 120 号 2017 年 4 月 1 日発行 2007 年 7 月 24 日第三種郵便物承認 月翡を軋の家族と家族会をなぐ機誌 精神障がい者家族相談事例集 精神障がい者家族 相談事例集 ・特集・ オープンダイアローク ( 開かれた対話 ) の話 ( 飯塚壽美・野村忠良 ) ・私と家族の手記難治性部分てんかんや幻聴と闘った息子と家族の年① ・事例からみる精神障害者の障害年金の実際 ( 白石美佐子 ) 連載 1 「障害認定に係る等級判定ガイドライン」 ■知ることは生きること ( 高橋裕典 ) 連載回 医療保険 ( 高額療養費 ) 《経済的支援特集 精神障がい者と家族に役立つ を凸物凸・ 全凸含凸 精神獰がい者と家版に役立つ 社会資源ハンドブック 改訂版 B 5 判・ 1 8 0 頁・定価 1 4 0 0 円 ( 送料込 ) 【内容】医療に関する制度 / 地域で生活するための支援 / 日中活動の 場、就労や復学の支援 / 経済的な支援を受けたいとき / 財産の活用 や保護、法的な支援など / 家族が情報を得る、相談できるところ 家族会員・支援者のための ☆家族会運営のてびき A4 判・ 100 頁・定価 800 円 ( 送料込 ) 家族会からの注文は 1 冊 600 円に割引します 家族会の設置から運営の仕方まで家族会の活性化に役立つ「てびき」ができま した ! 会報や案内パンフなとの見本の資料ページもあり、家族会とつなかり のある支援機関でもせひこ活用を ! 【内容】精神障がい者家族会とは / 家族会 活動をおこなおう / 運営・活動費 ( 財政基盤 ) について / 家族会の組織強化をし よう / 地域にとけこむ活動への積極的参加 / 新しい家族を家族会につなげよ う / 新しく家族会を立ち上げよう / 支援者・関係者の方々へ / 資料編 ☆家族相談ハンドブック A4 判・ 76 頁・定価 700 円 ( 送料込 ) 家族相談のテキストができました ! 家族会ならの注文は 1 冊 500 円に割引 【内容】家族による家族支援 / 精神障がい者の状冫ル / 精神障がい者家族の状況 / 家族相談の 意義と特徴 / 家族相談の目標 / 家族相談の留点 / 相談実習の進め方 / 家目談の方法 / 新しく家桝目談事業を立ち上げたいときは / 家族相談員の養成 / 家族相談の事例 問い合わせ先 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会 ( みんなねっと ) tel 03 ー 6907 ー 9211 / fax03 ー 3987 ー 5466 ホームへージ http://www.seishinhoken.jp 0 ノ、 ま歳格談 ハントプ・ 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会

5. 月刊 みんなねっと 通巻第120号 2017年 4月号

めにも、今回の心のバリアフリ 知っておきたい、 ・街づくりについて国民一人号 精神保健福祉の動き ひとりが理解を深め、偏見・差別 加り 年 ⑥りねよ のない社会づくりを進めること よ ) が必要です。 0 ュニバーサルデザイン 2020 と 関係閣僚会議 サ第ム教育は時間を要しますが、確っ 2 月日に年東京オ レホ実に次世代に根付き、今回の諸な み リンピック・パラリンピック競 サ觚施策全般を実りあるものにする 技大会にむけて、総理大臣官邸 第 ( ものです。小・中学校の義務教 育はもちろん、幼少期や高等教 で第 1 回「ユニバーサルデザイ ( ュ典叩Ⅳ 出 5 育、企業研修などで理解を深め ン関係閣僚会議」が開 ることが重要です。 催されました。安倍総理大臣の 正しい知識と体験的、体現的 「精神障害は脳の機能障害で 出席のもと「ユニバーサルデザ イン行動計画」が閣議あって、隠さないといけない様持続性のある福祉教育の充実 決定されました。この際、障害な異常なものではない。否定的で、思春期に発症しやすい精神 当事者 9 団体 ( 注 ) からの意見交なレッテルを張られての対応で障害に触れるなど、各障害種別 について格差のないよう理解を 換も行われ、事務局長の小幡があれば、気持ちが穏やかでいら 出席しました。これを受け、当れなくなるのは誰でも一緒だと深めること、家族・当事者を含 会として、次の趣旨を発言しま思う。精神障害をもつ人の地域むピア活動にも波及していくこ した。 で安心した生活を広げていくたとを期待いたします。」 ( 注 ) 全国精神保健福祉会連合会、全日本ろうあ連盟、日本盲人会連合、全国手をつなぐ育成会連合会、日本発達障害ネット ワーク、全国重症心身障害児 ( 者 ) を守る会、日本会議、日本身体障害者団体連合会、日本バラリンピアンズ協会 また、医療保護入院時の家族同意することを求められている ■これからの精神保健医療福祉 の在り方に関する検討会 ( 第 5 等同意の廃止には至りませんでかを明確にし、同意を行う際に した。しかし、運用について改医療機関側からその旨を伝える 58 回 ) 当検討会は平成年月 5 平正がされる見込みです。家族がこととすることが適当。 成四年 2 月にかけて開催され、意思表示できない場合には、市〇現在、退院支援委員会を開催 法改正の報告書案をまとめまし町村長が同意することが可能とする対象となっている患者であ って、 1 年以上の入院となった た。 2 月日の社会保障審議会なります。 障害者部会に報告書が提出され・医療保護入院の家族等の同意者についても、一定の期間ごと ました。 に関する主な内容は次の通りでに定期的に開催されるよう検討 することが適当。 今回の検討会には、相模原のす。 事件や指定医資格不正取得も踏〇医療保護入院にあたり、医師〇医療保護入院制度等の特性を まえ、措置入院後の継続支援やが入院が必要となる理由を本人踏まえ、医療機関以外の第三者 による意思決定支援等の権利擁 資格取得の見直しなどがもりこや家族等に文書等により丁寧に 護を行うことを、障害者総合支 説明することが必要。 まれました。 退院後の支援体制の充実は必〇本人との関係が疎遠であるこ援法に基づく地域生活支援事業 に位置づけることが適当。 要であるものの、事件をきっかと等を理由に、家族等から意思 けで検討するのは精神障害の偏表示が行われないような場合に本條理事長は「この際に公権 ついて、市町村長同意を行える力が適正に運用されることを明 見や犯罪防止との印象をぬぐえ 確化していくこと、家族支援の ない旨の論点は抜け落ちてしまよう検討することが適当。 〇家族等がどのような観点から検討にあたっては、本人を含む っています。 愛

6. 月刊 みんなねっと 通巻第120号 2017年 4月号

を持っことを意味しています。 医療保険の歴史と役割 国民が等しく医療を受けること 日本の公的医療保険 ( 以下、ができるようにとの願いが込め られたとても素晴らしい制度で 単に「医療保険」といいます ) は、 東京オリンピック開催を間近にす。 現在の医療保険は、次表のよ 控えた昭和年に「国民皆保険」 うな区分と種類になっていま が達成されました。 国民皆保険とは、すべての国す。 民が医療保険に加入して保険証 康保険等によって多少違いがあが必要です。高額療養費の対象 高額療養費制度の基本的な考え りますが、基本的な考え方や仕とならない費用には、次のよう 方と仕組み 組みは同じなので、今回は全国なものがあります。 ①診断書などの文書料、②先 保険証を提一小して治療を受け健康保険協会の間歳未満の人に た場合、医療費の 3 割 ( 年齢や適用される制度について事例を進医療の技術料、③特別室の べッド代、④入院中の食事代や 条件により 2 割以下の人もいま交えて説明します。 す ) を窓口で支払います。自己 光熱水道代などです。 高額療養費の基本ルールその 1 病院で交付される領収証等に 負担額のことです。 ( 対象となる費用 ) それぞれの費用が分けて記載さ 自己負担額が月に円 や円ならば大きな負担 高額療養費の対象となるのはれていますので、その内容を確 になることはないかもしれませ医療費の自己負担分 ( 扶養家族認してみましよう。 んが、月に何十万円にもなると等の負担額も含めることができ 高額療養費の基本ルールその 2 大変です。重病でも治療を受ける場合があります ) です。わか ( 計算する単位など ) と ずに我慢しようとする人が出てりやすく一一一一口うと、窓口で支払う こ る 高額療養費は①病院ごとに、 きてしまいますので、高額療養費用ということになりますが、 き 生 費制度によって 1 か月毎の自己その費用には医療費ではないも② 1 か月単位で自己負担額を合 負担額は一定の限度までで良い のや高額療養費の対象にするこ計して計算する仕組みです。入こ る 院と外来は分けて計算するなど ことにしているのです。高額療とが認められていない費用が含 養費制度は、年齢や加入する健まれていることがあるので注意の細かなルールはありますが、 医療保険 ( 高額療養費 ) ( 経済的支援特集⑩ ) 。第 , 社会保険労務士高橋裕典 0 0 75 歳以上の人 扶養家族 ①または②に加入する ( ※ 1 、※ 2 ) 雇われている人 ①全国健康保険協会の健康保険 会社員 ( 社長も含む ) ②健康保険組合の健康保険 雇われていない人 市区町村国民健康保険に加入する 自営業・無職など 生活保護の人医療扶助を受けている場合は生活保護にて医療を受ける ※ 1 : 雇われている会社がどの健康保険に加入しているかで決まります。 ※ 2 : 公務員は、共済制度が医療保険の役割を担っています。 区分 後期高齢者医療制度 に加入する みんなねっと 2017 年 4 月号 28

7. 月刊 みんなねっと 通巻第120号 2017年 4月号

自身の内から湧かせたい 年には 4 万筆を超える署名を減少しないことが分かりまし 〇 集めて、西鉄本社に要請に行き、 号 〇 月 西鉄本社で多岐にわたる検討 署名とあわせて要望書を提出、 、ハリアを破る祈りとは わ がなされたことだと思います年 意見交換を行いました。 自身をいたわるほめ言葉 の 更に、昨年 5 月福岡県が約が、最終的には社長をはじめ役 心の傷が治ります 5 万筆、全国で約万員の方々のご英断で今回の決定 と ん っ 筆を集め、国会へ請願がなされたことと推察します。 み 地域の話題 ね 致しましたが参院選直前で審議このことで精神障がい者の社会 〇 参加が促進されることになるでみ 〇◆西日本鉄道株式会社が精神障未了、不採択になりました。 一方、昨年 4 月に西鉄本社で、しよう。 〇がい者運賃割引を実施 ( 平成四 福精連が中心となって、組織外多くのみなさまのご理解とご 〇年 4 月 5 ) ( 公社 ) 福岡県精神障害者福祉会連合会のてんかん協会や発達障害の団協力により、このような運びと 〇 会長一木猛体にも呼びかけ、当事者 3 名をなったことに、役員一同、感動 〇 もしており、関係者のみなさま 私たちの永年の悲願であった伴い、要望協議を行いました。 その中で、運賃収入に、どのに心より感謝申し上げる次第で 〇運賃割引が実現するに当り、多 くのみなさまのご支援・ご協力程度、影響があるのかが焦点とあります。 を賜りました。関係者のみなさなり、当事者へのアンケート調 ◆東京都議会厚生委員会で 査を行うことが決まりました。 まに厚く御礼申し上げます。 振り返りますと、平成年に 名の当事者のアンケー⑩請願が全会一致で採択 ! 東京つくし会植松和光 は約 1 万筆の署名を集ト結果を 8 月末に西鉄に提出。 めて福岡県議会に請願、全会派運賃割引がなされれば 8 割以上去る 2 月Ⅳ日、東京都議会厚 一致で採択、国会へ意見書を提の人が乗る回数を増やすという生委員会で「東京都心身障害者 出して頂きました。また、平成結果となり、運賃収入が大きく医療費助成 ( ⑩マル障 ) を精神 障害者も助成対象にして下さ賛同してくれたことが大きなカ 「読者の皆様へ」 になりました。 当会では本誌内容について、執筆 い」という東京都精神保健福祉 者への直接のお取り次ぎは致してお さて、東京都のこの制度は昭 家族会連合会 ( 東京つくし会 ) りません。内容についてのご意見ご が都議会議長あてに提出した請和的年 7 月に施行され、以来貶 感想等は、投稿としてお寄せいただ 願が全会一致で採択されまし年余りがたちました。この間私 ければ幸いです。また、「みんなのわ」 たちは、東京都に対し精神障害 コーナーにお送りいただいた各種文 この採択は、私たち家族や当者の体の健康と所得の現状を再書、作品等は原則としてお返し致し ませんので、ご了承ください 三訴え、精神科以外の診療科目 事者の長年の願いを叶える第一 でも安心して治療できるように 歩の足がかりとなりました。 と要望をしてきましたが、東京 請願署名活動では、東京マル 灯度を 障の会を結成 ( 東京つくし会と都は精神障害は障害ではなく 。 8 程談度 地域でくらすための東京ネット病気であり、自立支援医療費 ワークとで構成 ) し、広範な都助成があるのでそれで対応して C っ ) の 0 いるとの答弁に終始してきてい 民の皆さんに賛同を得る取り組 め ~ 様 0 女・ -C 0 ヒ白フ みを行いました。新宿駅での街ます。私たちは都民の皆様のお てを旧へ ~ し集 頭署名を行うなど 1 か月弱で力をお借りして、この請願が 3 募一 0 1 万 3 千筆余りの賛同署名が集月の東京都議会本会議で採択さ 集稿ナナ刀 まりました。皆さんの切実な気れ、早期に実施されることを願 をの」田し 持ちが手に取るように解りましっています。 稿で E わ言さ 東京から春のニュースが届け レ : の手下 原「スなのせ また、今回の請願では、都議られるようがんばります。 メレん族寄 会自民党、都議会公明党を始め ドみ家お 都議会各会派の皆さんが理解し 一」 0 - 〇〇〇〇〇〇〇〇〇みんなのわ〇〇一 39 読者のページ ( みんなのわ )

8. 月刊 みんなねっと 通巻第120号 2017年 4月号

ーーコく と見 ねを な 1 ン みペ 2017 4 月号通巻第 120 号 みんなねっと相談室 会のご案内 > みんなねっとについて 【表紙の絵】織田信生 みんなねっとは精神に障がいのある方のゞ、 家族が結成した団体です 公鼕社団法人全国精神保健福祉会連合会 朝神朝い家族の査 知っておきたい精神保健福祉の動き 2 特集 オープンダイアローグ ( 開かれた対話 ) の話 ーー第 8 回 A C T 全国研修会第 9 分科会に参加して ( 飯塚壽美・野村忠良 ) 6 事例からみる精神障害者の障害年金の実際 【連載 1 】障害認定に係る等級判定ガイドライン ( 白石美佐子 ) 1 4 私と家族の手記「難ラ雑音吩てんかんや幺と闘った息子と家族の 2 昨①」 20 街の診療所からのお便り【連載 119 】 ( 増本茂樹 ) ・・夢を追求し過ぎないことも必要です・・ 24 知ることは生きること ( 連載 1 6 回 ) 医療保険 ( 高額療養費 ) 《経済的支援特集⑩》 ( 高橋裕典 ) 28 0 施策のうごき みんなぬっとについて イベント・研修会 調査・研究 意見・要望書など 書籍 月刊みんなねっと 更新情報ー 都道府県連合会の情報 > 各都道府連からのお知らせ ン都道府県連のお問い合わせ先一覧 月刊みんなねっと 2013 年 9 月号 ) ロ年 0 4 日 NEW? 無本県連イベント・研修会予定 2013 年 9 月 4 日 NEW! 山形宮 質岐 北信越プロック研修会開催 20 ロ年明 2 ? 日 NEW! 「訪問による家族支援」普及活動 しくスタートします。 : 、詳細 都道府県達合会卒県 複井富山 月刊みんなねっと最新号 2013 年 9 月号 んな ~ 9 【特集】働き方いろいろー 雇用の現場から一 > 目次・詳細 > バックナンバー 都道県合会長野県 広島岡山 佐員 愛を川 長崎人分高知 費庫京都 三ま 都道府県連合会石川県 北信越プロック研修会開催 20 に年明 27 日 ビックアップ 都道府県連合会直山県 北信越プロック研修会開催 20 ロ年 8 月 27 日 NEW! ■新着記事のある都道府県遽合会 書籍のご紹介 都道府県達合会新湯県 北信越プロック研修会開催 20 年 8 月 27 日 NEW! 統合失調症を正しく理解 するために「わたしたち 家族からのメッセージ」 病気の知生活サービ ス、家族の目線でわかりや すくまとめました > 目次・詳第 うつ病を正しく理解する 、・をらのメ・を一ン ために「わたしたち家族 からのメッセージ」 病気の知識、生活サービ ス、家族の目線でわかりや 0 すくまとめました 〉目次・詳細 メンタルヘルスと福祉リービス 病気のことや生活に必要な情報をわ こ第 0 をいを かつやすく説明しています。 家族支援 相談室 書籍 都道府県運合会福井県 北信越プロック研修会開催 2013 月 27 日 NE W ー 精神愛害者に対する医療の提供を確保す るための指針等に関する検討会への意見 20 ロ年 8 2 / 日 NEWI 害者基不計画 ( 案 ) へのパプリックコメ ントの募集 20 新日月 25 日 NEWI 障害者の地域生活の推進に関する検討会 ( 第 3 回 ) 20 に 8 月 22 日 ンバックナンバー 第策のうごき みんなねっと相談室 お気軽にご相談ください。 > 詳第 施策のうごき 施策のうごき > 書籍の一覧 > ご注文について 真澄こと葉のつれづれ日記 ( 第 73 回 ) 34 みんなのわー一読者のページ ・地域の話題 36 みんなねっと無料メルマガ購読 メールマガジンはじめました。ぜひ、ご 登録 ( 無料 ) ください。 家族相談ハンドブック 家放会の相談研修や支援機関でテキ ストとして活用できます > 詳を 購読申込み > メールマガジンの詳編 ホームページのリニューアルに伴い、みんなねっとではメールマガジンを 発行しています ( 無料 ) 。当会の活動だけでなく、各都道府県連の情報な ども随時お知らせするメルマガになっています。ぜひ、ご登録ください。 詳しくはホームページをご覧ください ( 「みんなねっと」で検索ください ) 。

9. 月刊 みんなねっと 通巻第120号 2017年 4月号

が治療的意味を持ちます。無意めることもありません。必ず、の裏打ちがあります。 識に抑圧されていたものから、本人の前で本人を中心に話し合支援者たちは、国家資格の上 、本人が決めるようにします。に家族療法の研修を 3 年かかっ 本人が解放されます。 て修め、専門性をしつかり身に 旧来の病院中心の医療では、 本人や家族が病気を自覚して病◆皆が平等 着けています。 オープンダイアローグのミー この治療法では、本人、家族、 院に行くようになるまでに時間 がかかり、ひとりで苦しむうち支援者、関係者のすべてが平等ティングの中では、支援者同士 が本人の了解を得て、わざわざ に問題が本人のなかで固定化さな位置にいます。お互いの間に れ深刻化していました。この新上下関係はつくりません。支援本人の目の前で専門的な会話を 交わすことがあります。それは、 しい療法により、発症後すぐに、者同士の関係でも、職種の間に 本人や家族がそれを見て、自分 濃厚な人間関係に守られ、苦境を上下はありません。 の問題を専門家の立場から見て 脱出することができるようにな 話 の 視野を広げ理解するのに役立っ りました。薬や入院には、なるべ◆専門性 ロ オープンダイアローグでは、 からです。 く頼らないようにしています。 イ 医学的な診断や治療方針には固 ン プ 執しません。 ◆連続性 ◆本人抜きにはしない オ ひとたび担当したケースを、 支援職員は、本人がいないと専門性が欠けた治療法に見え 集 ころでは、決して本人のことをますが、実は、長い歴史で培わ支援者は交代せずに長期間、担特 話しませんし、本人のことを決れた心理学の深い専門性、理論当します。また、ミーティング 要がある限り、初日から毎日続します。対話を広げ、本人の思っ うに、支援者は時々、本人と家族 けて開きます。たいていのケー ていることが明確になり発展すに質問を上手にするなどして関号 スでは、ミーティングだけで川 るように、支援者は折を見て質わります。全員が、自分の心に 年 日以内に治まりますが、中には 問をしてゆきます。 浮かぶことを日常的に使う言葉 途中から薬を用いたり、長期に 参加者は、全員で本人や家族にして話します。専門的な言葉 と っ 及んだりすることもあります。 の発言を肯定的に温かく受け止は用いません。雰囲気が険悪に ね め、特に本人の一つひとつの発なりそうなときには、支援者が ん み ◆ミーティングの内容 言に対して、誰もが自由に自分話題を変えるなどの調整をして、 「開かれた対話」という名前 の心に浮かんだことを一言葉にしその場の安心感を保ちます。 のとおり、本人を中心とした、て返します。本人も、自由に自安心できる対話の流れの中で、 家族、支援者を含むグループで分の心に起きていることを言葉本人を中心とする連帯感が生ま の「対話」による心理的治療法 にして表現します。全員に発一一一口れ、全員が、愛ともいえる雰囲気 です。 の機会が与えられます。そうすに包まれることもあります。 ミーティングでは、前もっ ることによって、本人の問題が こうしたミーティングで、多 て目的やテーマは決めません。全員に共有され、その解決につくの場合、本人の症状が治まっ 初めに支援者が本人にインタ いて、一緒に考えるようになりて、薬の服用もせずに元の生活 ビューをします。皆が温かい関ます。 に戻れるようになります。 心を持って本人の話を聴き、そ できるだけ新鮮な内容の発一一 = ロ病的体験に本人と参加者が言 れぞれが感じたことを本人に返が次々に発展的に続いていくよ葉を与えると物語になり、それ

10. 月刊 みんなねっと 通巻第120号 2017年 4月号

知っておきたい精神保健福祉の動き / 特集 ( 各号にタイムリーなテーマで 掲載します ) / ( 投稿 ) 私と家族の手記 / 連載①街の診療所からのお便り 連載②精神科医療の現状と改革の展望 / 連載③知ることは生きること / 連 載④真澄こと葉のつれづれ日記 / みんなのわ ( 読者のヘージ ) ほか ( : : : : : ・ - 「月 - 刊みんなねう - と」これまでの特集の介・ ・ 2014 年■ 1 2 月号 : 「あなた病気の人、私治す人」から「私も家族の一人です」となって見えてきたこと ・ 2015 年・ 1 月号 : 身体・知的障がい者と同等の交通運賃割引制度の実現を求めて 2 月号 : 精神障がい者同士で結婚して 11 年目のわたしたち 3 月号 : 精神障がい者の地域移行と地域生活を考える 4 月号 : 地域医療の発展をめざした「府中こころの診療所」を訪ねて 5 月号 : 精神障がい者の「住まい」を考える一英国の国主支援から学ぶ ( 上野勝代 ) 6 月号 : 精神障がい者」にも交通運賃の割引を 7 月号 : グループホームの運営ってどうなっているの ? 8 月号 : 家族をひろげ元気にする家族相談活動ー愛知の経験から ( 木全義治 ) 【品切れ】 9 月号 : 全科が無料になる医療費助成一地域家族会のとりくみ 1 0 月号 : 精神障がい・精神保健の正しい教育を一世界の教科書比較 ( 山田浩雅 ) 11 月号 : 日本でも本人と家族をともに支援する家族支援の実現を 1 2 月号 : 戦後 70 年と障害者権利条約 ( 藤井克徳 ) ■ 2016 年・ 1 月号 : 世界から見た我が国の精神保健医療福祉 ( 長谷川利夫 ) 2 月号 : 精神障害者と差別解消法 ( 池原毅和 ) 3 月号 : 障害者総合支援法施行 3 年後の見直し ( 本條義和 ) 【品切れ】 4 月号 : 家族だからできる家族支援『家族による家族学習会プログラム』 ( 岡田久実子 ) 5 月号 : 精神障がい者と家族ーそれぞれが自立し、ささえあうために① ( 白石弘巳 ) 【品切れ】 6 月号 : 精神障がい者と家族ーそれぞれが自立し、ささえあうために① ( 白石弘巳 ) 7 月号 : みんなねっと「政策委員会」の取り組み① ( 野村忠良 ) 8 月号 : みんなねっと「政策委員会」の取り組み① ( 野村忠良 ) 9 月号 : メンタルヘルスと福祉教育をめざして ( 松本すみ子 ) 10 月号 : 訪問看護が家庭内暴力とどう向き合うか ( 原子英樹 ) 11 月号 : 家族の思いから立ち上がった ACT のとリくみ ( 宮崎富夫・倉知延章 ) 12 月号 : 家族が求めていた訪問支援が実現するまで ( 岡田久実子・吉澤美樹 ) ■ 2017 年■ 1 月号 : 東京ソテリアにおけるイタリア交流事業のとりくみ ( 塚本さやか他 ) 2 月号 : 精神科においてアウトリーチはなぜ大切か、どう進めたらいいか① ( 渡邉博幸 ) 3 月号 : 精神科におし、てアウトリーチはなぜ大切か、どう進めたらいいか① ( 渡邉博幸 ) ( : ・「角刊みんなねっと」のバックナンバーのお申し込み方法・ : ) 「 300 円 x 冊数十送料 80 円」の金額を巻末の振込用紙にてお振り込みくだ さい。「通信欄」には、ご希望の号を記入してください。郵便局に備え付け の振込用紙の場合、「 0 0 1 3 () ー () ー 3 3 8 3 1 7 みんなねっと」宛て にお振り込みください ( この場合、振込手数料は自己負担願います ) 。 FAX での申し込みもお受けします (FAX 番号 03-3987 ー 5466 ) 月刊みんなねっと ~ 毎月こんな内容でお届けします ~ ■今年も 3 月 3 日に「みいます ( 私が覚えていな んなねっとフォーラム」いだけかもしれませんが を開きました。 今回の学生ボランティ 今回も、多くの学生ボ ランティアに協力してもアさんは、私たちのよう らって運営いたしました。 な精神障害者の家族を支 学生さんは、運営でもえる団体の存在を知って 会場の案内や受付、書籍もらえただけでも、良い 販売、会場設営など、と学びになったのではない ても良く協力していただ かと感じています。 き、さらに講演・シンポそして、私も学生時代 ジウムを熱心に聴いてい に「障害者の家族を支え ただき、心から感謝してる」という概念をもっと 学んでおきたかったと思 います。 その姿を見て、私は学いました。学生時代に勉 生の頃を思い出していま強できなかった分、みん した。私は、学生時代になねっと事務局で精神障 社会福祉を専攻して学ん害者の家族の理解に努め でいました。ところが、ていこうと思います。 なお今回のみんなねっ 今ほど福祉業界でも「障 害者の家族を支える」ととフォーラムの内容や詳 細は、今後「月刊みんな いう考えが浸透してなく、 このことを深くは教えてねっと」に掲載する予定 もらえなかったように思です。ご期待ください ( 鈴木 ) 編集後記 【「みんなのわ」へメールで投稿できます】読者のページ ( みんなのわ ) への投稿がメールでできるようになりました。投稿のメールアドレ スは minnanet.seishinhoken@outlook.jp です。※投稿される 方は、氏名、住所、年齢、性別、 ( 家族、本人、その他 ) をご記入ください。 なお、ペンネームで投稿される方はペンネームをお書きください。 月刊みんなねっこ通巻第 120 号 ( 2017 年 4 月号 ) 定価 300 円 発行日 2017 年 4 月 1 日 賛助会費 ( 会費に購読料含む ) 発行者公益社団法人全国精神保健福祉会連合会個人・年間 3 6 0 0 円 団体・年間 ( お問い合わせください ) 理事長本條義和 〒 170-0013 東京都豊島区東池袋 1 ー 46 ー 1 3 ホリグチビル 602 TEL 0 3 - 6 9 0 7 ー 9 2 1 1 FAX 0 3 ー 3 9 8 7 ー 5 4 6 6 郵便振替 () 0 1 3 0 ー O ー 3 3 8 3 1 7 ホームページ www.seishinhoken.jp 印刷・製本 / 倉敷印刷株式会社表紙の絵 / 織田信生