椅子が丸く並んでいます。このムの職員がなり、長い年月、退 病院には日本のような「診察室」職するまで続けて係ります。 はなく、この「ミーティングルー ケロプダス病院における支援 訪問支援の場面ム」で治療ミーティングが行わは病院単独で行なうのではな れます。 く、西ラップランド地域のすべ ケロプダス病院のサテライトての支援サービスがつながって 施設として、地域の離れた場所 いて、敷居が低くて使いやすい ま一気にクリニックがあります。そこ仕組みにな「ています。それぞ で治療ミーティングをすることれが大きな力を発揮していま もあります。 す。 外から支援の要請の連絡があ Y<N 〇 O の現状 ると、スタッフのチームがすぐ に訪問します。それで、この病練馬区大泉町にある民家の 2 院の患者さんの未治療期間 ( 発階を借りて事務所にしていま 症してから受診するまでの期す。 8 畳 1 室と小さな部屋がっ 間 ) は 3 週間と、日本と比べてながっていて、そこに 8 人くら 驚くほどの短さです。 いのスタッフが詰め、毎日、分か 患者さんの担当職員には、最れて訪問に出かけてゆきます。 初に電話を受けて訪問したチー それぞれ、 1 日に 355 件の ヒーを淹れてくれないと、良い ロプダス病院に出かけました。 ンダイアローグなんて受けてい 2017 年 2 月には、ない」と発言された人もいて、仕事ができない」と笑顔で言う o のスタッフ 1 名が「べてるの「治療者と患者」の「治し治さ雰囲気があります。実際に、医 師はそのようにチームの仲間た 家」の一行に加わって視察に行れる関係」ではなく、「お互い き、 9 月には森川さんと三ッ井にいろいろなことを感じる人とちに上下の関係ではなく同僚と さんが他の 3 人のス人の出会いと対話」が中心で治して接しているようです。 看護師には、医師の仕事の一 タッフと共に 3 回目のケロプダ療が進められているようでし 部を代行できる権限がありま ス病院訪問研修に行きました。 そして、治療者と患者の関係す。ある患者さんの話では、 2 ケロプダス病院での精神医 だけではなく、医療スタッフの年間も治療ミーティングを受け 療 ( 渡邊さんと三ッ抖さんの感想 ) 職種の間にもヒエラルキー ( 階ていて、医師に会ったのは、たっ まず驚いたのは、精神科の治級制 ) がないことも新鮮に感じたの 3 回とのことです。 薬剤師は、医師が出した処方 療が「対話」中心で成り立ってられました。 に基づいて薬局から薬を出しま いることです。そのやり方で、 中心になって働いているのは 1980 年代に 160 床以上看護師と心理士で、精神科医はすが、強い権限を持っています。 あった病床が床に減ったこと 6 人いますが、薬の処方を書診察室を見て、日本との違いに も驚きでした。 き、書類を作ることが主な仕事びつくりしました。やや大きめ の部屋に、小さなテープルを囲 しかし、その治療を受けてい です。 んで、 6 脚くらいのカラフルな る患者さんの中には、「オープ 看護師たちが「医師がコー 11 特集ひとりひとりの自尊心と思いを大切に みんなねっと 2018 年 2 月号 10
いうオープンダイアローグを紹 いたのですが、その時は迷って 三ッ # 直子さんの参加 介する映画の上映会を開きまし いたので断っていました。 三ッ井さんは 8 年前に看護師 た。そこに渡邊さんが観に行き 2 人は、都立松沢病院の訪問 ました。それこそが、オープン の資格をとり、都立松沢病院に看護ステーションが開催してい 就職しました。弟が精神疾患に た事例検討会で知り合いましダイアローグとの初めての出会 いになりました。 かかったことも影響しているのた。渡邊さんの最初の誘いを そして 2 015 年の 9 月に かもしれません。 断ってから 1 年半が経って、医 就職して五年目に、医療観察療観察病棟勤務で進路については、森川さんと三ッ井さんが他 法の病棟に異動になりました。 悩んでいた三ッ井さんは渡邊さの人々と組んでフィンランドの 勤務していて、新しく学ばなけんから再び声をかけられ、今こケロプダス病院に視察に出かけ 切 大 ればならないことがたくさんあそ白衣を脱いで町に出る時だとました。その時には、 1 日だけ を ることが分かり、そのまま、そ思い、の職員になるの見学でした。渡邊さんは、長盟 女の出産が重なり、惜しくも行 こで働くことが、自分の本来のことにしたのでした。 尊 ・目 けませんでした。 やりたいことに合っているのか の オープンダイアローグとの レ」 どうかんでいました。 翌 2 016 年川月になって、 出会い その一一年前、すなわち就職し 今度は 3 人に渡邊さんのお母様 レ」 て 3 年目に、実は三ッ井さんは ができた 2013 や精神科医の斎藤環さん、ホー 集 渡邊さんから *<NOO の立ち年に、「全国精神病者集団」とムレス支援、当事者研究の関係 特 上げに加わらないかと誘われて いう団体が「開かれた対話」と者も加わり、総勢 8 人で再びケ は止めて、訪年目の終わりに差しかかってい ます。 ん問看護ステー 井ションの制度 森川さん ( 医師 ) との つながり 権を大切に は、森川さんと共 砌し、利用者の 第物 ~ 自宅に出向い 同で運営されています。 o て支援する方森川さんは、渡邊さんたちと < 法を選びまし一緒にホームレスの方を対象に 利用者としたクリニックも立ち上げまし スタッフの対 た。 < N 0 0 の利用者には 話の時間が、 1 件 S 分から 1 時ホ 1 ムレスだった人々も多く、 一方で、精神科病院に長期入間未満と比較的多く取れること森川医師が主治医の患者さんが 院している患者さんには退院しも、選ぶ理由にありました。家たくさんいます。森川さんと共 てほしいし、地域の患者さんの族支援のニーズにも応えられまにホームレス支援も行なってい 新たな入院は防ぎたいとも考えす。 ます。 ました。 こうして、訪問看護ステ 1 森川さんやが出演 いろいろ議論した結果、グション < o o が、 2 013 する講演会は、この 2 年間で数 ル 1 プホームや作業所開設の案年にオ 1 プンしました。今は 4 十回になります。 みんなねっと 2018 年 2 月号 8
薬が合ってない可能性がありま対して「立派な人間になってくと思います。自由に生きたいで す。 れ」と願うものです。ス しい会すね。そのためには、夜はちょ それから、気にしなくていし 社に入って、たくさんの給料をうどよく寝て、朝起きてご飯を ことで頭が迷い続け、楽しいこもらって」とも思うでしよう。食べたら、仕事と遊びが自然と とも明るいこともできなくなつでも、病気をもらってしまったあって、夕方には程良く疲れて てしまうのは精神病の特徴でら、そういうわけには行きませ休息モードに入りたい。病気で す。薬が強過ぎる場合は、眠くん。「薬を飲まないでいいよう ない丈夫な人では、無理に頑 なったり、身体が重くなったり になってほしい」というのも難張ってたくさんのお金を儲ける します。 しい。まず親が子供の病気の部人もありますが、精神病の人は 分を認めていろんなことを諦めそんなに頑張ることはできませ 〈諦められない〉 なければ、子供はなおさら病気ん。でも、そうだから、 " 無理 このお母さんからのメモを読を認められません。子供は親のに頑張らないで生きて行く気 むと、息子は希望して頑張って期待に応えたいものですから。 とい一つことを阜・ / ハ刀かることが できるはずなのです。 〈ちょうどよく生きる〉 実を、お母さんは受け入れて おられないようです。お父さ 精神科の治療の目標は何で んは医者と何年間も話してきしようか ? 私は、その人の心 て、元々の希望は諦めておられに自然に生じた楽しいことを ます。どこの親も自分の子供にやって行けるようになることだ れ、「夜は眠れる。昔の嫌な人 「誰でもみんなが自分のことれなら、精神病の患者さんはい をばかにしているような」 つから薬を飲むようになるのと縁を切りたい」などと言われ号 月 るようになりました。 そういう風に考えるのは病気でしよう ? > さんの場合は、 年 のせいと思いますよ。 " そんな「死にたい」と言い出して、車 0 ー ( 、鷲」、、・。要 ~ 。《、 〈お母さんからの質問〉 に考え続けなくてもいいですに火鉢を持ち込んでいたり、縄 と っ 今回の受診ではお母さんのメ よ ~ という薬を飲んでみませんを持って裏山に行ったりされま ね 亠な か ? 飲んでみて感想を聞かしした。危ないですね。それからモを持って来られました。お母 ん み てください。と言って、ほんのはお父さんも " 馬鹿にされたとさんの意見は初めてです。 「本人が、いらいらすると言 少量の抗精神病薬のロナセン 2 思わなくてもいいように ~ と、 います。薬の副作用ですか ? 」 を処方しました。もし、強す薬を勧められるようになりまし 「意欲が出ないようなのです ぎたら眠くなったりして、それた。薬はオランザピン川から が、薬が強すぎるのでは ? 」 きり飲んでくれないですから始め、に増やしています。 いらいらするのは頭でしよう その後も「薬を飲んでも何の ね。 嗽、。。。。。 ~ 、 ( → ) 。一 ( ( 一 ~ 効果もない」と一『〕われるので、か、身体とか手足とかでしよう 〈自分は病気ではない〉 効果がないのは量が足りないのか ? 精神的なイライラでした でも > さんは薬をすぐには飲だろう。きっと > さんにびったら、それは症状です。イライラ まれませんでした。人は、自分りの薬があるはず、と説得しての元を考え、薬の工夫が必要で は病気ではないと頑張っているきました。この 3 か月は本人が、す。そうではなく、手足がイラ 間は薬を飲まないものです。そお父さんと 2 週間ごとに通院さイラするのでしたら、抗精神病 25 街の診療所からのお便り
さ心 な中 で、治療行為の一環として行わになっているのではないでしょ す みを でれているものと思っていました , っカ の稿一 号 月 患者心理教育も教育入院期間 ナが、どうも先生の個人的なご厚 わ 意による学習会であることを後 ( およそ 2 か月間 ) を過ぎると 年 」便る の第ー わおすに知りました。 地域に戻ります。 つの なら紹 そのため家族を対象とした 6 精神障害者の治療方針が、入 ん と っ 「んに回シリーズの家族心理教育は、院から地域医療へと向かい、社 み ね 〇 当事者・家族にとっては有用で会で受け入れる方向にかじ取り 〇 も病院経営としては負担だけでを変えていく中、田宮病院と同み 〇 医療ポイントにはなってないよじような志を持った病院が全国 〇「みんなねっと」の感想 うです ( 毎回参加者は 2—家に広がることを願います。 族 ) 。 まずは一番身近な病院と家族 〇◆愛知県佐野久司家族 ( 年 このⅡ年間で先生が、名古屋の意識を変えていくことが当事 齢不詳 ) の病院から八王子の病院へ、さ者回復の近道だと確信していま 2 月号みんなねっと特集記事らに稲沢の病院を経て長岡の田す。 「当事者の地域生活の実現を目宮病院へと転院された経緯は患そのためには家族心理教育を 指す精神科病院」を拝読しまし者・家族にとって有用の治療方医療行為と認めていただき、患 一」 0 法でも病院経営には有用ではな者と家族が病気を学び多くの患 Ⅱ年前に渡部先生の家族 かったからだと思えます。 者を安心してサポートすること 心理教育に参加して病気の本質今も田宮病院には長岡市以外が大事だと痛感します。 を学び、私を含む社会一般の認の全国から患者と家族が心理教何処にその声を届けたらよい 識不足を痛感した一人です。 育に通っていることと推測しまのでしようか。 病院内での研修会でしたのすがおそらく無料での教育研修 「娘さんが発症されたことを 私は 3 人の子に恵まれまし ◆滋賀県万木千枝家族代 ) た。が、長女と長男が難聴です。 2 月号の「みんなねっと」を読きっかけに残業を一切止め会社 ませて頂きました。私は統合失調での肩書を全て降ろす決断をさ二女は普通ですが : ・。長男は 29 症の息子 ( 歳 ) と二人で暮らしれた事」は本当に勇気のいる事歳の時、失恋がきっかけで発症 ですし、部下の人や職員の前で、しました。 ています歳女です。 これまでの人生は子供の事は 自らの主人公としての家族の暮家庭内での状況を包みかくさず らし特集①を読んで山本さんの手話された事は本当にご立派で頭言うまでもなく、夫の事でも随 記を読んで大変感動致しました。 分と苦労しました。しかしこの が下がります。 〇 歳になって夫も亡くなり息子と 〇 一一人の生活を楽しんでいます。 代 わ 今まで生きてきた事の意味を はつ ( ~ も ) し ( て・も しみじみ感じる此の頃です。な 人 ん 本 ◆熊本県田島敬一家族代 ) み 0 ン みんなねっとの月号にケリ〇 わ ャ ーサベジさんという、ニュージ〇 の 0 亠な ーランド国籍の青年が神奈川県〇 ャ内の精神科に躁状態で入院した〇み ところ、身体拘束によ「て日〇 〇一 県後に心肺停止になってしまった 〇〔 媛 そうです。 〇者 ←両手首と両足、腰を拘束され〇読 ておぞましいことです。 ニ : ロ
に負けないで共に頑張りましょ 熊本地震で車中泊をしているきますが、統合失調症は 2 度と 〇 うちにエコノミークラス症候群前の状態には戻りません。 号 〇 月 人々から疎外され迫害され虐 で亡くなった人もあり、みなさ わ ん警戒していたというのに、まめられて生きて行かなくてはな◆北海道スーちゃん本人年 らないです。 ( 代 ) なるで病院が殺したみたいです。 中には大したことはない、な 統合失調症になってはやⅣ と ん身体拘束は広く行われている っ どと豪語する人もいますが、そ年。得た物と失った物がありま みのでしようか。 ね 亠な の人も失敗して精神病院送りにした。 なったりしています。 得た物は入院とジプレキサでみ 〇日常生活 統合失調症は完治する薬の無瓸太ったのでデブトークが出 い豪病です。 来る事です。意外に盛り上がり 〇◆青森県家康本人代 ) 神はなぜこのような試練を私ます。あと家族のありがたみが 〇統合失調症は恐ろしい病気だ たちにくれたのか、わかりませわかりました。 と思います。 〇 失ったのかそうじゃないかし この病気にかかると社会からん。 なんでこんな病気があるのだわかりませんが友達。 〇疎外されてしまいます。 ろうかといつもうらんでいま 普通に結婚して子供を産んで この人なら大丈夫と思ってい 会社で働いてという人生がおく ても自殺したり、精神病院で暴す。 しかしそれはそれとして、私れない私にとって、会っても何 れたりしていると、よく聞きま 達統合失調症患者は共に助けあを話したら良いのかわからな す。 、勇気づけあい、立派に生活 統合失調症に一度かかると根 カミングアウトしたら嫌われ 治する薬がないというところがしていけば後世の人も評価して くれるのではないでしようか るのではないか、などと思って 厄介です。 統合失調症のみなさん、病気 いるうちに賀状だけの関係、何 骨折してもいっか骨はくつつ 年かに一度メールするだけの関 いつおわるのかこの苦悩 設けました。 係になってしまいました。 光を求めてどこまでも 一一日目は①各県連から " 外と 毎日作業所に通所している時 繋がるための具体的な活動報告 ~ は仲間や仕事にもまれて気付き と意見交換、② 4 人の当事者の 地域の話題 ませんが、ふとした時に感じる 方の発表、という日程でした。 寂しさです。 ◆みんなねっと四国プロック大懇親会は正調よさこい踊りと 残りの人生どう動くかはわか会ⅲ高知 当事者によるピアノ演奏で盛り りませんが、過去の失敗を繰り高知県精神障害者家族会連合会会長上がりました。 〇 返さないように大人になって歩 横田直子 参加者へのアンケートやスタ 〇 んでいければと考えています。 平成四年度みんなねっと四国ツフの総括からは、津久井やま わ プロック大会ⅲ高知は「地域でゆり園の事件をとりあげたこと 暮らすためにーっながる家族会が良かった。お互いの想いを伝よ をめざして」をテーマに月 5 えあうことが励みとなった。なん ◆千葉県廣瀬新一郎本人日 6 日の両日、開催されました。 どが評価として挙がりました。み 代 ) 初日は相模原市津久井やまゆ 一方で、時間が足りずに分散〇 わ 幾つもの障壁を超え り園の元職員西角純志氏を講師会の意見を紹介できなかったこ〇 の な 進み歩みつづけるこの魂 に「津久井やまゆり園事件ー匿とや、みんなねっと理事長にも〇 燃え尽きるまで 名報道から考える」という演題っと長く国の施策やみんなねっ〇み 果てしなくつづく旅路 で講演会が行われました。 との方向性を話して欲しかっ 〇、一 ゴールはあるのかどうか : 分散会は講演内容を柱にしてた。という意見が課題となりま 〇ペ ただ進化していくこの魂 ①郵政思想②ヘイトクライム③した。 〇諸 褪せるまで続くこの命 匿名報道④共生社会⑤家族会⑥今回の大会テーマ「つながる〇 いっ燃え尽きるだろうか フリ 1 トークの 6 つの分散会を家族会は家族会の深刻な現実か -
計画であることを強く意識したる場面もありました。 知っておきたい一 ( 、 ものです。 今回提示された " 基本計画の号 パラリンピックが日本で開催策定に向けた政策委員会意見 精神保健福祉の動き 年 されることは、障害者の社会活 ( 案 ) ~ の方向では、各項目を基 ■障害者政策委員会 ( 第回 ) 動への参画を促す大きな契機で本法と対比させています。精神 と っ 障害者の家族を代表して、精一 月幻日に開催された委員会あり、世界中から多くの人を迎 ね は、第 4 次障害者基本計画を検えることから、「社会のあらゆ杯意見を伝えたいと臨んだ今回な 討する最後の機会でした。昨年る場面におけるアクセシビリテの委員会では、小さな点も含めみ 川月に開催されて以来Ⅱ回の会イの向上」を取り入れていくこて 5 点意見を述べました。 と、成熟社会における先進的な◎保健・医療の推進【基本的考え 議を重ね、まだまだ提言したい ことはありますが、充実した内取組を世界に示す機会であると方】【精神障害者が地域の一員と 容になったと思います。今回出しています。また競技大会そのして安心して暮らすため、精神 された意見は、石川准委員長がものをゴールととらえるのでは障害者への医療の提供・支援を必 担当課と最終確認をして、パプなく、開催後も得られた成果を要な限り地域において行 , つ。ー リックコメントとして公開され活かして、共生社会の実現に向た入院中の精神障害者の早期退 院及び地域移行を推進し、いわゆ けて一層の取組を重ねていくこ ます。 今回の検討は、年にとが明記されました。委員の一る社会的入院の解消を進める。 東京オリンピック・パラリンピ人である大日方邦子さんがパラ◎精神疾患の予防と早期発見方 ックが開催されること、また国リンピックの団長となったこと法の確立及び発見の機会の確保・ 連の権利条約を批准した直後のが報告され、全員が拍手で称え充実を図る。◎精神障害者に対 活動への支援。◎心神喪失等のを准めると明記するよう意見し毎回大量の資料を読みこなすの 状態で重大な他害行為を行ったました。 は大変な作業でしたが、良い学 者の医療及び観察等に関する法学校、職域及び地域におけるびの機会となりました。 律に基づき、同法対象者に対する心の健康に関する相談、カウン 精神保健医療と福祉が連携したセリング等の機会の充実によ 支援の提供を充実させる。 り、一般国民の心の健康づくり■交通運賃割引制度推進ー 前回提言した長期入院者の退対策を推進する。加えて、学校国土交通省が精神障害者への運 院率に関しては、「これからのにおいては子供の心の変化に気 賃割引適用を要請 精神保健医療福祉のあり方に関付くための取組の促進、職域に みんなねっとは、精神障害者 する検討会」の報告書の内容をおいては事業者によるメンタル にも交通運賃割引の実現を求め き 動 踏まえ、精神科病院に入院中のヘルス不調者への適切な対応、て国会請願や地方議会からの意 の 患者の意思決定支援等の権利擁地域においては保健所、精神保見書提出の運動を進めてきまし 護について、医療機関以外の第健福祉センターで心の健康相談 た。こうした全国の家族の力を健 三者による意思決定支援等の権を行う。と表記されたことも良合わせた運動により、国土交通襯 利擁護を行うことを検討する。 かったと思います。 省は鉄道事業者や都道府県バス き とされことは、一歩前進かと思 今後はパプリックコメントで協会などに協力要請を行ってい お て います。その上で、世界で持出意見を募集して、最終案となります。なお、国交省の依頼文書 っ 知 ・た病床数ど長明入院者 1 掏束ます。是非皆様には多くの意見に添付されている実施事業者一 の問題医療審査会のあり方なを寄せていただきたいと思いま覧の公営事業者については、 ( 飯塚壽美 )