精神科医 - みる会図書館


検索対象: 月刊 みんなねっと 通巻第130号 2018年2月号
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1. 月刊 みんなねっと 通巻第130号 2018年2月号

月刊みんなねっと 2018 年 2 月 1 日発行 2007 年 7 月 24 日第三種郵便物承認 みんなねっとフォーラム 2 ④年 地域の共に暮』 、それぞれの立場で出来るごと ~ ロ日時 : 2018 年 ( 平成 30 年 ) 3 月 2 日金曜日午前 10 時 ~ 午後 4 時 ( 開場午前 9 時 30 分から ) ロ会場 : 帝京平成大学 : 冲永記念ホール ( J R 池袋駅 ) ロ参加費 : 無料 ( 事前申し込みは不要です ) ロ定員 : 700 名 ※定員に達した場合は入場できない場合があります。ご了承ください。 月刊みんなねっと ( 毎月 1 回 1 日発行 ) 通巻 130 号 2018 年 2 月 1 日発行 2007 年 7 月 24 日第三種郵便物承認 2018 午前の部 ・特集・ ひとりひとりの自尊心と思いを大切に かぞっく 訪間看護ステーション「」の願い ( 訪問取材 ) ・事例からみる精神障害者の障害年金の実際 ( 白石美佐子 ) 連載リ病歴・就業状況等申立書の書き方」 ■知ることは生きること書木聖久 ) 連載回 兀航空会社のという側血を持っ私が今を一生懸命生きる 《自らの人生の主人公としての家族の暮らし特集⑤》 09 : 30-10:OO 、開場・受付 10:OO-I O:I O 開会挨拶 ・本條義和 ( 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会理事長 ) IO : 15-12 : 10 講演 『地域で共に暮らす - 愛南町の取り組みか - 』 〇長野敏宏氏 3 愛媛県公益財団法人正光会御荘診療所所長・精神科医 ) ツ 13 : 30-15 : OO シンボジウム & ディスカッション 『地域の中で共に暮らすそれそれの立場で出来ること ~ ・シンポジスト : 岡田久実子氏 ( 埼玉もくせい会 / 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会理事 ) . 高橋美久氏 ( 就労継続支援 B 型事業所 TERRA サービス管理責任者 / 千葉県障害者ピアサポート専門員 ) 佐野澄子氏 ( 所沢市保健センタアウトリーチ支援チム統括責任者 / 看護師 / 精神保健福祉士レ ・コーディネーター 藤井千代氏 ( 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所社会復帰研究部長精神科医 ) 15 : OO -15 : 20 休憩 Supported by 曰ホ ( 15 : 20-15 : 50 質疑応答 THE NIPPON 1 5 : 50-16 : OO ー ~ 閉会挨拶 FOUNDATION = 罩、 〇松沢勝 ( 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会副理事長 ) 主催 : 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会 ( みんなねっと ) 【後援】 ( 依頼中含 ) 内閣府 / 厚生労働省 / 高齢・障害・求職者雇用支援機構 / 全国精神保健福祉センター長会 / 全国保健所長会 / 日本てんかん協会 / 日本自翩耐劦会 / 全日本〒酌車盟 / 全国手をつなぐ育成会車合会 / 旧本身本阜害者団体連合会 / ・日本精神保 { 盟品祉連盟 / 旧本障害者リハビリテーション協会 / 日本精神衛生会 / 日本精神科病院協会 / 日本精神神経科診療所協会 / 全国精神障害者地域生活支援協議会 / きようされん / 日本社会福祉士会 / 全国精神保健福祉相談員会 / 日本精神科看護協会 / 日本精神保健福祉士協会 / 全国精神障害者就労支援事業所連合会 / 日本作業療法士協会 / NHK 厚生文化事業団 / 朝日新聞厚生文化事業団 / 読売光と愛の事業団 / 中央共同募金会 / 日本チャリティ協会 / 明治安田こころの健康財団 / 精神科臨床薬学研究会 / ACT 全国ネットワーク / 日本臨床心理士会 / 日本相談支援専門員協会 / 認知症の人と家族の会 / 日本発達障害ネットワーク / D P 一日本会議 / 全国精神障害者団体連合会 / 帝京平成大学 / 土或精神保健福祉機構 / メリデンジャパンファミリーワークプロジェクト ( 順不同 ) 午後の部 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会

2. 月刊 みんなねっと 通巻第130号 2018年2月号

計画であることを強く意識したる場面もありました。 知っておきたい一 ( 、 ものです。 今回提示された " 基本計画の号 パラリンピックが日本で開催策定に向けた政策委員会意見 精神保健福祉の動き 年 されることは、障害者の社会活 ( 案 ) ~ の方向では、各項目を基 ■障害者政策委員会 ( 第回 ) 動への参画を促す大きな契機で本法と対比させています。精神 と っ 障害者の家族を代表して、精一 月幻日に開催された委員会あり、世界中から多くの人を迎 ね は、第 4 次障害者基本計画を検えることから、「社会のあらゆ杯意見を伝えたいと臨んだ今回な 討する最後の機会でした。昨年る場面におけるアクセシビリテの委員会では、小さな点も含めみ 川月に開催されて以来Ⅱ回の会イの向上」を取り入れていくこて 5 点意見を述べました。 と、成熟社会における先進的な◎保健・医療の推進【基本的考え 議を重ね、まだまだ提言したい ことはありますが、充実した内取組を世界に示す機会であると方】【精神障害者が地域の一員と 容になったと思います。今回出しています。また競技大会そのして安心して暮らすため、精神 された意見は、石川准委員長がものをゴールととらえるのでは障害者への医療の提供・支援を必 担当課と最終確認をして、パプなく、開催後も得られた成果を要な限り地域において行 , つ。ー リックコメントとして公開され活かして、共生社会の実現に向た入院中の精神障害者の早期退 院及び地域移行を推進し、いわゆ けて一層の取組を重ねていくこ ます。 今回の検討は、年にとが明記されました。委員の一る社会的入院の解消を進める。 東京オリンピック・パラリンピ人である大日方邦子さんがパラ◎精神疾患の予防と早期発見方 ックが開催されること、また国リンピックの団長となったこと法の確立及び発見の機会の確保・ 連の権利条約を批准した直後のが報告され、全員が拍手で称え充実を図る。◎精神障害者に対 活動への支援。◎心神喪失等のを准めると明記するよう意見し毎回大量の資料を読みこなすの 状態で重大な他害行為を行ったました。 は大変な作業でしたが、良い学 者の医療及び観察等に関する法学校、職域及び地域におけるびの機会となりました。 律に基づき、同法対象者に対する心の健康に関する相談、カウン 精神保健医療と福祉が連携したセリング等の機会の充実によ 支援の提供を充実させる。 り、一般国民の心の健康づくり■交通運賃割引制度推進ー 前回提言した長期入院者の退対策を推進する。加えて、学校国土交通省が精神障害者への運 院率に関しては、「これからのにおいては子供の心の変化に気 賃割引適用を要請 精神保健医療福祉のあり方に関付くための取組の促進、職域に みんなねっとは、精神障害者 する検討会」の報告書の内容をおいては事業者によるメンタル にも交通運賃割引の実現を求め き 動 踏まえ、精神科病院に入院中のヘルス不調者への適切な対応、て国会請願や地方議会からの意 の 患者の意思決定支援等の権利擁地域においては保健所、精神保見書提出の運動を進めてきまし 護について、医療機関以外の第健福祉センターで心の健康相談 た。こうした全国の家族の力を健 三者による意思決定支援等の権を行う。と表記されたことも良合わせた運動により、国土交通襯 利擁護を行うことを検討する。 かったと思います。 省は鉄道事業者や都道府県バス き とされことは、一歩前進かと思 今後はパプリックコメントで協会などに協力要請を行ってい お て います。その上で、世界で持出意見を募集して、最終案となります。なお、国交省の依頼文書 っ 知 ・た病床数ど長明入院者 1 掏束ます。是非皆様には多くの意見に添付されている実施事業者一 の問題医療審査会のあり方なを寄せていただきたいと思いま覧の公営事業者については、 ( 飯塚壽美 )

3. 月刊 みんなねっと 通巻第130号 2018年2月号

円 ) レる、 ■池袋には多くの飲食店がる友人と飲みに行く機会が 0 含た 2 のドれい 料く 0 よアさどさ あるが、居酒屋やバーなどあった。 んノ稿くた価譴せ 6 6 ・ 0 雑居ビルに入る飲食店の多友人と言っても、面識が 一几又 定購合ビ 4 Ⅳ み + 入 。 O いチ 5 くは店のホーム。ヘージなど出来て浅いのだが、いろん 二一一口 費 6 問グ一 。、こ 会 3 お なことを話しているうちに 持たない小さなお店。 リ 7 一生 一稿すをお ホ 8 ペ信旧 それらのお店の通りには、時間が経ち、気が付けば 6 ペ投。 , を 号費間間 3 9 ム田 の。て他ム 月会年年 辻々に呼び込みのお兄さん時間一緒に居て、 3 件のハ 1 3 ホ織 者た扣の一 2 助人体一 こたちが立っており、通る人シゴ酒。 読しにそネ 年賛個団 っ 0 【 / ( 伝 -4 ・ O -1 の一 たちに声をかけてくる。 あまり飲めない私にと 0 まんッ 5 会 一 3 紙 少しでも立ち止まろうもてはとてもめずらしい出来ま吼本 きガ 0 に @ 族方 号連袋表 のなら。「お兄さんお兄さん、事だった。 会池 1 3 0 祉東 1 一社 何をお探しですか ? 」「いし 「サシで飲むなんていつ以稿う 5 家る 福区 2 c 会 殳よはれ お店紹介しますよ」「ねえね来だろう」 健島 9 一式 レきⅲ性稿第保豊一株 え、お探しなんでしよ」とそんなことを思いながら、 丿で投巻神都 7 3 刷 。完全無視をめずらしいことする自分に 誠にしつこい で通日精和京 1 印 1 国義東 9 0 敷 メレ年ム しているのに通りを 2 っ横満足だった。 全條 3 6 倉 っ 2 人本田一 「次も計画しましよう ! 」 法 9 3 替本 わメ住ネ 年 ね 団長間 c 振製 これらの手合いはトラ。フそう言ってもらえたことのが、ン 、ひ 8 阯社 益事 1 便 な稿ⅲ名ペ ん ルの元、関わらないのが一カ女 2 公理〒垂篳 。、喜しく、次の計画も準備ん投氏 番なので通るときには素振中。おいしい居酒屋を探すみのははお 」日者 ・一丁一丁 げへス方な のも楽しみになった。 りに気を付けている。 月発発 ( 山本 ) 同郷で単身赴任をしてい 知っておきたい精神保健福祉の動き / 特集 ( 各号にタイムリーなテーマで 掲載します ) / ( 投稿 ) 私と家族の手記 / 連載①街の診療所からのお便り 連載②精神科医療の現状と改革の展望 / 連載③知ることは生きること / 連 載④真澄こと葉のつれづれ日記 / みんなのわ ( 読者のヘージ ) ほか 月刊みんなねっと』これまでの特集の紹介・ ■ 2015 年・ 【品切れ】 11 月号 : 日本でも本人と家族をともに支援する家族支援の実現を 1 2 月号 : 戦後 70 年と障害者権利条約 ( 藤井克徳 ) ■ 2016 年・ 1 月号 : 世界から見た我が国の精神保健医療福祉 ( 長谷川利夫 ) 2 月号 : 精神障害者と差別解消法 ( 池原毅和 ) 3 月号 : 障害者総合支援法施行 3 年後の見直し ( 本條義和 ) 【品切れ】 4 月号 : 家族だからできる家族支援『家族による家族学習会プログラム』 ( 岡田久実子 ) 【品切れ】 5 月号 : 精神障がい者と家族ーそれぞれが自立し、ささえあうために① ( 白石弘巳 ) 【品切れ】 6 月号 : 精神障がい者と家族ーそれぞれが自立し、ささえあうために① ( 白石弘巳 ) 【品切れ】 7 月号 : みんなねっと「政策委員会」の取リ組み① ( 野村忠良 ) 8 月号 : みんなねっと「政策委員会」の取リ組み① ( 野村忠良 ) 9 月号 : メンタルヘルスと福祉教育をめざして ( 松本すみ子 ) 10 月号 : 訪問看護が家庭内暴力とどう向き合うか ( 原子英樹 ) 11 月号 : 家族の思いから立ち上がった ACT のとリくみ ( 宮崎富夫・倉知延章 ) 12 月号 : 家族が求めていた訪問支援が実現するまで ( 岡田久実子・吉澤美樹 ) ・ 2017 年■ 1 月号 : 東京ソテリアにおけるイタリア交流事業のとりくみ ( 塚本さやか他 ) 2 月号 : 精神科におし、てアウトリーチはなぜ大切か、どう進めたらいいか① ( 渡邉博幸 ) 3 月号 : 精神科においてアウトリーチはなぜ大切か、どう進めたらいいカ 0 ( 渡邉博幸 ) 【品切れ】 4 月号 : オープンダイアローグ ( 開かれた対話 ) の話 ( 飯塚壽美・野村忠良 ) 5 月号 : イタリア精神保健見聞記 ( トレントの地域精神保健医療 ) その 1 ( 野村忠良 ) 【品切れ】 6 月号 : イタリア精神保健見聞記 ( トレントの地域精神保健医療 ) その 2 ( 野村忠良 ) 7 月号 : それぞれの自立をめざしてその 1 ( 夏苅郁子 ) 8 月号 : それぞれの自立をめざしてその 2 ( 夏苅郁子 ) 9 月号 : それぞれの自立をめざしてその 3 ( 夏苅郁子 ) 10 月号 : 当事者の地域生活の実現をめざす精神科病院 ( 木全義治ほか ) 1 1 月号 : 精神科医療における身体拘束を考える ( 長谷川利夫 ) 12 月号 : 当事者中心の地域支援再考 ( 山本昌知 ) ・ 2018 年■ 1 月号 : ピアサポーターと協働した地域移行支援の実践 ( 柳尚夫 ) 〔 0 「月刊みんなねっと」のパックナンパーのお申し込み方法・ 電話、 FAX 、みんなねっとのホームページよりお申込みいただけます。 代金は「 300 円 x 冊数 + 送料 80 円」となります。 バックナンバー発送時に振込用紙 ( 郵便振込 ) を同封させていただきます。 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会 ( みんなねっと ) 〒 170 ー 0013 東京都豊島区東池袋 1 ー 46 ー 13 ホリグチビル 602 電話 : 03 ー 6907 ー 921 1 FAX : 03 ー 3987 ー 5466 月刊みんなねっと ~ 毎月こんな内容でお届けします ~ 編集後記

4. 月刊 みんなねっと 通巻第130号 2018年2月号

いうオープンダイアローグを紹 いたのですが、その時は迷って 三ッ # 直子さんの参加 介する映画の上映会を開きまし いたので断っていました。 三ッ井さんは 8 年前に看護師 た。そこに渡邊さんが観に行き 2 人は、都立松沢病院の訪問 ました。それこそが、オープン の資格をとり、都立松沢病院に看護ステーションが開催してい 就職しました。弟が精神疾患に た事例検討会で知り合いましダイアローグとの初めての出会 いになりました。 かかったことも影響しているのた。渡邊さんの最初の誘いを そして 2 015 年の 9 月に かもしれません。 断ってから 1 年半が経って、医 就職して五年目に、医療観察療観察病棟勤務で進路については、森川さんと三ッ井さんが他 法の病棟に異動になりました。 悩んでいた三ッ井さんは渡邊さの人々と組んでフィンランドの 勤務していて、新しく学ばなけんから再び声をかけられ、今こケロプダス病院に視察に出かけ 切 大 ればならないことがたくさんあそ白衣を脱いで町に出る時だとました。その時には、 1 日だけ を ることが分かり、そのまま、そ思い、の職員になるの見学でした。渡邊さんは、長盟 女の出産が重なり、惜しくも行 こで働くことが、自分の本来のことにしたのでした。 尊 ・目 けませんでした。 やりたいことに合っているのか の オープンダイアローグとの レ」 どうかんでいました。 翌 2 016 年川月になって、 出会い その一一年前、すなわち就職し 今度は 3 人に渡邊さんのお母様 レ」 て 3 年目に、実は三ッ井さんは ができた 2013 や精神科医の斎藤環さん、ホー 集 渡邊さんから *<NOO の立ち年に、「全国精神病者集団」とムレス支援、当事者研究の関係 特 上げに加わらないかと誘われて いう団体が「開かれた対話」と者も加わり、総勢 8 人で再びケ は止めて、訪年目の終わりに差しかかってい ます。 ん問看護ステー 井ションの制度 森川さん ( 医師 ) との つながり 権を大切に は、森川さんと共 砌し、利用者の 第物 ~ 自宅に出向い 同で運営されています。 o て支援する方森川さんは、渡邊さんたちと < 法を選びまし一緒にホームレスの方を対象に 利用者としたクリニックも立ち上げまし スタッフの対 た。 < N 0 0 の利用者には 話の時間が、 1 件 S 分から 1 時ホ 1 ムレスだった人々も多く、 一方で、精神科病院に長期入間未満と比較的多く取れること森川医師が主治医の患者さんが 院している患者さんには退院しも、選ぶ理由にありました。家たくさんいます。森川さんと共 てほしいし、地域の患者さんの族支援のニーズにも応えられまにホームレス支援も行なってい 新たな入院は防ぎたいとも考えす。 ます。 ました。 こうして、訪問看護ステ 1 森川さんやが出演 いろいろ議論した結果、グション < o o が、 2 013 する講演会は、この 2 年間で数 ル 1 プホームや作業所開設の案年にオ 1 プンしました。今は 4 十回になります。 みんなねっと 2018 年 2 月号 8

5. 月刊 みんなねっと 通巻第130号 2018年2月号

薬が合ってない可能性がありま対して「立派な人間になってくと思います。自由に生きたいで す。 れ」と願うものです。ス しい会すね。そのためには、夜はちょ それから、気にしなくていし 社に入って、たくさんの給料をうどよく寝て、朝起きてご飯を ことで頭が迷い続け、楽しいこもらって」とも思うでしよう。食べたら、仕事と遊びが自然と とも明るいこともできなくなつでも、病気をもらってしまったあって、夕方には程良く疲れて てしまうのは精神病の特徴でら、そういうわけには行きませ休息モードに入りたい。病気で す。薬が強過ぎる場合は、眠くん。「薬を飲まないでいいよう ない丈夫な人では、無理に頑 なったり、身体が重くなったり になってほしい」というのも難張ってたくさんのお金を儲ける します。 しい。まず親が子供の病気の部人もありますが、精神病の人は 分を認めていろんなことを諦めそんなに頑張ることはできませ 〈諦められない〉 なければ、子供はなおさら病気ん。でも、そうだから、 " 無理 このお母さんからのメモを読を認められません。子供は親のに頑張らないで生きて行く気 むと、息子は希望して頑張って期待に応えたいものですから。 とい一つことを阜・ / ハ刀かることが できるはずなのです。 〈ちょうどよく生きる〉 実を、お母さんは受け入れて おられないようです。お父さ 精神科の治療の目標は何で んは医者と何年間も話してきしようか ? 私は、その人の心 て、元々の希望は諦めておられに自然に生じた楽しいことを ます。どこの親も自分の子供にやって行けるようになることだ れ、「夜は眠れる。昔の嫌な人 「誰でもみんなが自分のことれなら、精神病の患者さんはい をばかにしているような」 つから薬を飲むようになるのと縁を切りたい」などと言われ号 月 るようになりました。 そういう風に考えるのは病気でしよう ? > さんの場合は、 年 のせいと思いますよ。 " そんな「死にたい」と言い出して、車 0 ー ( 、鷲」、、・。要 ~ 。《、 〈お母さんからの質問〉 に考え続けなくてもいいですに火鉢を持ち込んでいたり、縄 と っ 今回の受診ではお母さんのメ よ ~ という薬を飲んでみませんを持って裏山に行ったりされま ね 亠な か ? 飲んでみて感想を聞かしした。危ないですね。それからモを持って来られました。お母 ん み てください。と言って、ほんのはお父さんも " 馬鹿にされたとさんの意見は初めてです。 「本人が、いらいらすると言 少量の抗精神病薬のロナセン 2 思わなくてもいいように ~ と、 います。薬の副作用ですか ? 」 を処方しました。もし、強す薬を勧められるようになりまし 「意欲が出ないようなのです ぎたら眠くなったりして、それた。薬はオランザピン川から が、薬が強すぎるのでは ? 」 きり飲んでくれないですから始め、に増やしています。 いらいらするのは頭でしよう その後も「薬を飲んでも何の ね。 嗽、。。。。。 ~ 、 ( → ) 。一 ( ( 一 ~ 効果もない」と一『〕われるので、か、身体とか手足とかでしよう 〈自分は病気ではない〉 効果がないのは量が足りないのか ? 精神的なイライラでした でも > さんは薬をすぐには飲だろう。きっと > さんにびったら、それは症状です。イライラ まれませんでした。人は、自分りの薬があるはず、と説得しての元を考え、薬の工夫が必要で は病気ではないと頑張っているきました。この 3 か月は本人が、す。そうではなく、手足がイラ 間は薬を飲まないものです。そお父さんと 2 週間ごとに通院さイラするのでしたら、抗精神病 25 街の診療所からのお便り

6. 月刊 みんなねっと 通巻第130号 2018年2月号

も参加するようになっていましは積極的に多くの授業に参加さ 私は 2016 年に、虹丘さん た。その中で、自らを家族教室れました。ある日、授業後に参たちと数名で、福島原発の被災 につないでくれたの後姿加した懇親会会場のトイレで並地域 ( 帰還困難区域 ) へ行き、ゴー から、「私が目指したいのは高齢んでいる時、声をかけてくれたストタウンと化している街を視 者のケアではなく、精神障がい 学友が、奇遇にも精神障がいの察して、言葉にならない思いを 者のケアだ」と考えるようになつある人の兄弟姉妺だったのです。共有したことがあります。その ていきました。さらに、偶然のこのことがきっかけとなり、兄虹丘さんの一番好きなことは、 出会いも後押しします。虹丘さ弟姉妺の会につながりました。 ゲラゲラ笑い、ゴクゴク飲むこ んが働いている高齢者施設に、 そして、実際に参加すること と、と言われます。実際、福島 ひとく / 、 以前勤めていた航空会社の 0< によって、家族と言っても、一括県相馬市で入った居酒屋では、 の先輩が実習に来られ、再会をりにすることができず、その立被災した店の大将のいいところ 果たしたのです。「 0< だった者場性によって、距離感等が随分をいつばい引き出され、場を和 でもそんな道があるのか」と、異なることを知れたと言います。ませ、皆で語りやすい雰囲気を と を目指すことに大きくっ 率先して作って下さいました。 こ る ながっていったと言います。 相手が、喜ぶ、元気になるように、 間違いなく、虹丘さんもたくさ き 生 常に受け取リやすいバトンを渡すんの荷物を背負って生きている まなざ 兄弟姉妹の会を知り、つながる ここからは、虹丘さんのこと はずなのに、眼差しは常に応援こ る 虹丘さんはを目指し、を私なりに振り返りながら、未者なのです。それはきっと、こ 知 2014 年、大学に入学した後来を語りたいと思います。 れまでの歩みのなかで、身につ の精神科病院では、主治医と話年 3 月Ⅱ日に起きた東日本大震掲載されている精神科病院を訪 ができるような雰囲気も感じら災です。また、震災の直前には、ねてみたことがきっかけとなり、 れなかったのです。 お姉さんの夫が亡くなり、弟さ「家族教室」の存在を知り、他の このように、これという情報んのこともあり、何よりも、被家族と出〈ムうことになります。 が得られないなかでも、虹丘さ災地の人たちのことを考えると、 そこでは、多くの家族の抱え んが精神医療に求めていたのは、 「ポンヤリしていられない」と一ている悩みが決して同じでない 「弟をなんとか治してくれないか念発起されたのです。 ことがわかった、と言います。 なあ、でも治るのかなあ」とい その後は、持ち前の行動力で、その一方で、精神障がいによる う思いでした。 産業カウンセラー、介護職員基生きづらさを持って生きること 礎研修の受講を始めました。まが、どれほど難しいことかを実 ボンヤリしていられない、動きた、「ふんばろう東日本」という感することもできました。しか 出そう チームに入り、被災地の人々とし、だからと言って希望を捨て 虹丘さんは、年に航電話で話したり、さらには、宮てはいけないこともわかり、虹 空会社を退職した後、 0< とし城県石巻市にも行きました。 丘さんは勇気を得られたのです。 て身につけたものを活かし、塾 やマナー講師、さらには、クリ家族会に参加し、暮らしの多様自分自身の生き方として精神保 ニックで働いておられました。 性を知る 健福祉士 (a-(f)3) になろう そのような最中、大きな転機震災の翌年の 2012 年、虹 虹丘さんはその後、高齢者施 が訪れます。それは、 2011 丘さんは、お母さんが読んだ本に設で働きつつ、徐々に家族会に みんなねっと 2018 年 2 月号 28

7. 月刊 みんなねっと 通巻第130号 2018年2月号

椅子が丸く並んでいます。このムの職員がなり、長い年月、退 病院には日本のような「診察室」職するまで続けて係ります。 はなく、この「ミーティングルー ケロプダス病院における支援 訪問支援の場面ム」で治療ミーティングが行わは病院単独で行なうのではな れます。 く、西ラップランド地域のすべ ケロプダス病院のサテライトての支援サービスがつながって 施設として、地域の離れた場所 いて、敷居が低くて使いやすい ま一気にクリニックがあります。そこ仕組みにな「ています。それぞ で治療ミーティングをすることれが大きな力を発揮していま もあります。 す。 外から支援の要請の連絡があ Y<N 〇 O の現状 ると、スタッフのチームがすぐ に訪問します。それで、この病練馬区大泉町にある民家の 2 院の患者さんの未治療期間 ( 発階を借りて事務所にしていま 症してから受診するまでの期す。 8 畳 1 室と小さな部屋がっ 間 ) は 3 週間と、日本と比べてながっていて、そこに 8 人くら 驚くほどの短さです。 いのスタッフが詰め、毎日、分か 患者さんの担当職員には、最れて訪問に出かけてゆきます。 初に電話を受けて訪問したチー それぞれ、 1 日に 355 件の ヒーを淹れてくれないと、良い ロプダス病院に出かけました。 ンダイアローグなんて受けてい 2017 年 2 月には、ない」と発言された人もいて、仕事ができない」と笑顔で言う o のスタッフ 1 名が「べてるの「治療者と患者」の「治し治さ雰囲気があります。実際に、医 師はそのようにチームの仲間た 家」の一行に加わって視察に行れる関係」ではなく、「お互い き、 9 月には森川さんと三ッ井にいろいろなことを感じる人とちに上下の関係ではなく同僚と さんが他の 3 人のス人の出会いと対話」が中心で治して接しているようです。 看護師には、医師の仕事の一 タッフと共に 3 回目のケロプダ療が進められているようでし 部を代行できる権限がありま ス病院訪問研修に行きました。 そして、治療者と患者の関係す。ある患者さんの話では、 2 ケロプダス病院での精神医 だけではなく、医療スタッフの年間も治療ミーティングを受け 療 ( 渡邊さんと三ッ抖さんの感想 ) 職種の間にもヒエラルキー ( 階ていて、医師に会ったのは、たっ まず驚いたのは、精神科の治級制 ) がないことも新鮮に感じたの 3 回とのことです。 薬剤師は、医師が出した処方 療が「対話」中心で成り立ってられました。 に基づいて薬局から薬を出しま いることです。そのやり方で、 中心になって働いているのは 1980 年代に 160 床以上看護師と心理士で、精神科医はすが、強い権限を持っています。 あった病床が床に減ったこと 6 人いますが、薬の処方を書診察室を見て、日本との違いに も驚きでした。 き、書類を作ることが主な仕事びつくりしました。やや大きめ の部屋に、小さなテープルを囲 しかし、その治療を受けてい です。 んで、 6 脚くらいのカラフルな る患者さんの中には、「オープ 看護師たちが「医師がコー 11 特集ひとりひとりの自尊心と思いを大切に みんなねっと 2018 年 2 月号 10

8. 月刊 みんなねっと 通巻第130号 2018年2月号

精神科病院「ケロプダス病院」 お母様が陽和病院で働いてい Y<N 〇 O 誕生までの経過 に、地域住民から精神症状の発 た渡邊さんは、もともと「人権」 症で支援要請の電話があると、 渡邊さんが作業療法士としてに強い関心をもっていて、仕事 時間以内に看護師や心理士等働いていた病院の近くにある練の中で人権を大切にする活動が が 2 名以上で訪問し、本人、家馬区の陽和病院に、 2011 年、したいと、常々考えていました。 族、親しい人たちと一緒に対話精神科医の森川すいめいさんが森川さんと渡邊さんは、練馬の を始めます。その場にいる全員転職してきました。 大泉町、いまのの近 から、ムフここにいる、いきさっ 渡邊さんは、森川さんに誘わくのお店「グラッチェ・ガーデ と経緯を聴き、全員の声が大切れて一緒にホームレス支援に出ン」で、地域に新しい支援の拠 にされる安心できる対話の場をかけるようになり、同時に「当点を作ろうと、熱心に何度も話 切 大 開き、それは治療ミーティング事者研究」 * という北海道浦河し合いを重ねました。 を と呼ばれています。初回の治療町にある「べてるの家」で始まっ ホームレス支援では、アメリ レ」 ミーティングは分程度、そのた支援方法を、陽和病院に取りカの「ハウジング・ファース 尊 ・目 後は 8 分程度の時間をかけて、入れる活動も行ないました。 ト」の考え方がとても大切なの の 対話を重ねていきます。毎日開 * 当事者研究とは、北海道浦河町のべで、地域に、まず住まいの拠点と てるの家で始まったプログラムで、自 く場合もあれば、必要に応じて を作りたいという思いもありま と 分が抱える生きづらさや症状への対処 数か月に 1 回程度の場合もありを、専門家や家族に丸々委ねたりする した。 のではなく、自分が主体となって、そ ます。 地域支援のなかに、「当事者特 れらの症状や苦労の成り立ちなどを理 解し、どう対処するかを研究すること。 研究」を取り入れられないか ひとりひとりの自尊心と 思いを大切に ▽訪問看護ステーション「 K A Z 〇 C 」の願い一訪問取材ー 渡邊さん ( 右 ) の支援のようす Ⅱ月の半ばも過ぎたある日、 月刊「みんなねっと」の編集委号 員が訪問看護ステ 1 ション 年 ゾック NOO をお訪ねして、代表者の つよし 渡邊乾さんと看護師の三ッ井直と っ 子さんからお話を伺いました。 ね ん 月刊みんなねっと誌編集部 み が、今回この訪問看護ステー ションを選んだ理由は、、 日本に広まりつつあるフィンラ ンドのケロプダス病院で行われ ている治療法「オープンダイア ローグ」に < N O O が深い関 心を持ち、その良いところを日 本の現場で活かそうとしている からです。 オープンダイアローグとは 西ラップランド地方にある

9. 月刊 みんなねっと 通巻第130号 2018年2月号

-4 る各種運賃割引等の適用の対象 事業者が実施と記載されていまた。この結果、割引を実施して とすることについて、改めて理解と す。しかし、名古屋市と福岡市いる事業者は増加傾向にあるが、 月 協力を求めるなど、所要の措置 の交通局が今年 4 月から、熊本依然として半数以上の事業者が 年 8 市と鹿児島市がその以前から市未実施の状況となっている。障害を講じられたい つ」 外の精神保健福祉手帳所持者も者権利条約の締結等の環境変化 これを受けて鉄道局長から全 と っ 対象にしていますが、残る 8 市もみられる中、精神障害者に対国の地方管区運輸局長あてに協 ね では市外の手帳所持者は割引のしても、身体障害者及び知的障力要請が行われています。 ん 対象になっていません。そのた害者と同様に公共交通機関の運◆〔平成四年 7 月 6 日 ( 国鉄事み め、私たちは大阪市や京都市の賃割引制度の適用対象とするよ第号 ) 国土交通省鉄道局長〕 う、障害者団体等からの度重な 交通局などと、全ての手帳所持 各地方管区運輸局長精神障害 る要請があり、国会においても、 者に対する各種割引制度の適用 者への適用を求めて協議を行っ 繰り返し取り上げられるなど、 ています。 について標記について、総合政策 ◆〔平成四年 6 月四日 ( 国総安政第多くの声が寄せられている。こう局長より別添のとおり協力依頼 号 ) 国土交通省総合政策局長〕 した状況を踏まえ、精神障害者がありました。つきましては、貴 鉄道局長精神障害者に対するヘの運賃割引等の実施については、 局管内の鉄軌道事業者に、精神 公共交通機関の運賃割引等に関貴職におかれては、精神障害者障害者割引の実施状况等について する協力について ( 依頼 ) 今般、精割引の実施状況等について関係事周知するとともに、精神障害者 神障害者に対する公共交通機関業者等に幅広く周知するととも についても身体障害者等を対象と の運賃割引の実施状况について、 精神障害者についても身体障 して実施している各種運賃割引 別添のとおり取りまとめを行っ 害者等を対象として実施してい 等の適用の対象とすることについ 拡大等の検討について、理解と協 て、改めて理解と協力を求めていわれています。参考に近畿運輸 力を頂きますよう、お願い申し上 ただきますようお願いします。 局長の要請文を紹介します。 げます。 そして、各地方管区運輸局長◆〔近運鉄監第号〕 また、通知は、総合政策局長 から管内鉄軌道事業者代表者宛標記については、これまでもその ↓自動車局長↓各地方管区運輸 に「精神障害者に対する各種割引検討について理解と協力を求めて きたところてすが、このたび、国局長↓日本バス協会会長、全国 制度の適用について」の要請が行 土交通省鉄 ハイヤー・タクシー連合会会長、 在 全国個人タクシー協会会長、全 現既率繒ら同 = より・・ 福 7 況 1 導 3 幻 、浜古井速 月 月 者 海名福高佐気・、 - 通知があり 国福祉輸送サービス協会会長、 者者者月者 わ 、葉め電な叔広土。 : 、施年 神 0 》事・ 1 ? ? 、 7 6 9 年事 ち・、鉄長 トト一オイ 囲総ました。貴 日本有料道路協会会長宛に送ら 工 気 ち島 の平計 者者者者言者者 大 ち鉄え広電 軌 業土局におれ、さらに、総合政策局長↓自動 業「事 2 、「↑ 陸 鉄 都 導 る 京 かれまして動車局長↓各地方管区運輸局長げ 14 っこ ? ) て名 し 速条ス」 っ 者 は、本実施↓管内の都道府県のバス協会会 在人総 青ア陸、レ岡哥北ビ 業 現 ね モ 愛サ鉄ノ機 営者者者者日者者 引個状況につい長、日本バス協会会長↓全国都な を 月 上谷葉州陸レじ本都交入 導 年 み 道府県のバス協会会長のルート て了知いた 割 者 者者者者 、蘰業 ^ ム 業つ」 0 る 1 2 6 平事 台計業 す 運 だくとともでも「運賃割引協力への周知」 人総 業 ま る し す が通知されています。 精神障 公業貶加ン法業 5 ク事掲 対 せ 富や筑山歔既と山の と電登 市畆本鉄 導 ら タ害者に対す ( 推進事務局長堀場洋一 l) 者札熊西弘山の御長一、木皿事 知 業 お →る各種割引 営民 公手 ク 神 大 タ 制度の適用 中小民鉄 鉄軌道事業 乗合パス事業 旅客船事業

10. 月刊 みんなねっと 通巻第130号 2018年2月号

月 年 の副・ : お母さんから質間の ク 街手紙がありました。・ 増 画 -- 0 っ 連載一 ~ ね な ん 〈病気だろうか ? 〉 〈家に閉じ籠もる〉 ないかと心配はしても、病院受 息子の > さんは、東京の理系 2 週間ごとにお父さんと来ら診を強く一一一一口うこともなかなかで れている > さん ( 歳男性 ) はきなかったのです。お父さんのの私立大学の 3 年目に大学に 8 年間家の自室に閉じ籠ってお方が気持ちが暗くなり、一日中行くのが難しくなったようで 息子のことが心配で夜眠れなくす。親は、就職活動がうまく行 られます。 かないことを気にしてはいまし > さんは食事やトイレ・入浴なり、うちへ通院されるように の時以外は一日中部屋から出なりました。そして、ずいぶんたが、いよいよ卒業して親元に とたってから「実は息子のこと帰ってきてからは、息子が周囲 ず、隣近所からも隠れるように が心配で、夜もしつかり眠れてに対して異常な恐怖感を持って して過ごされていました。でも、 いることが分かりました。自室 本人が悩みを相談するどころいなかった」と打ち明けられた から出ようとせず、「中学校時 か、ほとんど一言葉を発しなかつのです。 代に野球部で同級生にけがをさクに相談に行かれていますが、をしたままでいると行き詰って せてしまってから、自分はダメ精神科医も本人と会わないではしまいます。自分一人で考え込 診断を決めることはできなかつまずにほかの人の意見を聞いて になった」などと繰り返すよう になったからです。このころおたようです。そして、対策のなみてもいいと思います。私のク いままに数年が過ぎてしまいまリニックに来てみませんか。あ 父さんは近くの精神科クリニッ した。 なたにちょうど良い薬もあるか 〈勘違いの病気〉 〈ばかにされている〉 私のところで、お父さんが相 その後半年もたったころ、お 談を始めたのは 2 年前です。こ 父さんに連れられて、 > さんは のころから > さんは「頭が変に なりそう。死にたい」と言われ受診されています。 「自分の考えていることを常 たようです。この時私は > さん に否定されているようです」 宛に短い手紙を書きました。 お の うまくいかないことが多いよ 声がするのですか ? ら うですね。人生は大変ですから 「声はしないです。統合失調 療 ね。ただ、お父さんから話を聞症の父方のおばさんがばかにし の 街 くと、あなたには勘違いがあるて笑っているんです」 そのおばさんだけですか ? ように思います。ずっと勘違い ましもと 増本茂樹