永平寺 - みる会図書館


検索対象: 「奥の細道」に潜む漢詩文
1件見つかりました。

1. 「奥の細道」に潜む漢詩文

避けマ ( 永平寺 ) 。邦機千里を 五十丁山に入りて永平寺を礼す。道元禅師の御寺な 尊きゅゑ有りとや。 カカる山に ~ 小をのこし ~ 立も 邦機十里、これ氏の止まる所 ( 詩経 ) ( 敦賀 ) 十四日のタぐれ、つるいの聿に宿をもとむ。その夜、月に青れ / り。「あすの夜もくあるべきにや」といへば、「越路の習い、 と、あるじに酒すすめられて、気比の なほ明夜の陰暗はかりかた 卩月、より。社頭神・さいて、松の木の 明神に夜参す。仲哀夭皇の子 月の焉り入りたる 玉蟾初上欲円時 銀冠無聲な暗垂 清愽瑟宜先賞 明夜陰睛永可知 ( 蛇足 ) 邦機は奄都の。日本てすえば、さしずめ「内」か 邦機千里、惟民所止 お前のも砂、霜を敷けるがごとし。 玉蟾初めマ上りて円ならんと欲す 銀冠聲無くして、露暗に垂れ 清擲瑟、宜しくまず賞ずるべし 明夜の陰睛未だ知るべらず