クラスター爆弾 - みる会図書館


検索対象: ドイツ連邦試作戦車 レオパルト3への挑戦
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1. ドイツ連邦試作戦車 レオパルト3への挑戦

0 「ホップの単砲身ケースメイト戦車 (Einrohr kasemattpanzer) こんな名前だが、旋回範囲が 限定された砲架を有する 頭上砲戦車である。ー 年代は技術の進歩により これまで不可能だった = = 言力可能こなり 様々な案が検討されました クラウス・マッファイの 低姿勢砲塔 自動装填装置の弾庫は 縦置きベルトコンべア ( 立体駐車場の様な ) になっているので ルクレールと比べて 後方視界が良い。 クラウス・マッファイの 頭上砲戦車 主砲後部に搭載弾薬の 全てである 40 発が 搭載された。 この方式は周囲の視界が 良いが、対空警戒に問題を 生じると思われる。また、対空 機銃はリモコン式が不可欠になるだろう。 しかし頭上の武装は、トップアタック・ミサイルや クラスター爆弾から乗員を守る盾としても機能する。 0 を MaK の DRK ( 双砲身ケースメイト戦車 ) については 「ドイツ連邦 駆逐戦車開発小史 編」で詳しく 解説しましたので 参考にして下さい 0 、」の 0 0 分 9 乗員は 2 門の主砲の間の コンパクトで軽量な 戦闘室に配置されており 重量効率が良い。戦闘室両脇の武装は 戦闘室を守る空間装甲としても機能し残存性が高い。 气、 0

2. ドイツ連邦試作戦車 レオパルト3への挑戦

で、本項では u-JU(D で新しく採用された構造につれている戦車は、走行装置が車筐に直接取り付け ~ のコンセプト ( 総合防御実験車台 ) は、頭上砲戦車の いてのみ述べる。 ている。この方法では、足回りの振動と騒音が直 利点に加えて、総合防御コンセプトによる更なる 接車内に伝わり、最大 12 5 ( < ) にも達す 一残存性向上を研究する為に製造された。総合防御 w(5V) の構造 る大きな乗員負担となっていた。また車外への騒 コンセプトとは、兵器が敵に発見 - 攻撃されてか全体的な配置は、乗員 2 名、武装は頭上砲式で音は露見性を増加させてしまう。 ら被弾・撃破されるまでを数段階に分けて、各段自動装填装置装備、リアエンジン・リアドライブ、 1 この問題を解決する研究は、 70 年代から始め 階の脆弱性を改善することで残存性の向上を図るデジタル・ネットワークを装備する。 られた、そして試行錯誤の結果、 mo 年代にデカッ ものである。これは、残存性チェーンとも呼ばれ車体・・・ L.LJOØの車体構造は圧延均質装甲板のプルド・ランニングギアが考案された。これはトー ており、戦車の場合は以下の様に分けられる。 溶接構造ではなく、屈曲加工技術が用いられた。 ションバ ・サスペンション、油圧ダンパ これは、例えば BUJ-IOO><OOO の様な構造材部支持転輪等の走行装置を、ランニングギア・キャ ・発見されない ・シグネチャ ( 露見性 ) を低を曲げ加工により基本車筐を構築し、その上からリアに取り付ける。そして、これが免震機構を介 減して敵からの発見を防ぐ。レーダー反射、熱、外装式モジュール装甲を装着するものである。こして車体に取り付けられる。これにより走行装置 マルチスペクトル、騒音、視認性を抑制する。 の方式により、経済的な製造が可能となり、溶接振動と騒音が軽減され、車内の騒音レベルを約 2 ・捕捉されない ・敵に発見されても煙幕、レー箇所の脆弱性を回避することが出来る。この方式 07'0(<) 抑制することに成功した。車外の音 ザー及びレーダー撹乱で敵の照準を妨害する。 は、 (.5F—Y OO><UJCY のプロトタイプと後述する響シグネチャレベルは非公開となっている。 ・被弾しない ・さらに敵がミサイル等の攻撃 e e ( 2 6 頁 ) に用いられた。車体形状は、 また、ランニングギア・キャリアは、内部に燃 手段を発射しても、誘導を妨害するソフトキルや、レーダー - シグネチャ抑制の観点から形成された。 料を搭載しており ILLJ<F 弾対策にも有効と思わ 攻撃手段を迎撃するハードキルで被弾を防ぐ。 また、シグネチャを減らす為に、車体表面とれる。油圧ダンパーは、シグネチャ低減の為 ・貫通されない・ ・そして被弾しても、パッシ装甲の間に冷却の為の空間が設けられた。 に強制冷却される。 LLJO(J) の走行装置は総重量 ブ装甲やリアクティブ装甲等の各種装甲で貫通を戦聞室・・・乗員が 2 名になり非常にコンパクト __l(._)r-.so ( 62t ) まで対応する 防ぐ。 になった。この為、周囲に堅固な装甲を配置でき デカップルド・ランニングギアのデメリットは、 ・被害の低減 : ・たとえ装甲を貫通されても、様々た。乗員は、空調、高度に自動化された全体シスランニングギア・キャリアに厚みがある為、車筐 な手段で被害拡大を防止する。着弾の衝撃や貫通テムの元で乗務する。戦闘室上部は砲塔前端のひ内部の横幅が減少してしまう点である。 に伴って生じる飛散物を防ぐスポールライナー さし状の構造物に覆われており、これはトップア 自動消火装置、搭載弾薬誘爆による爆風を逃がすタック・ミサイル等やクラスター爆弾から戦闘室 LLJO(D の開発は、 1989 年秋から始められた。 プローオフパネル、地雷や—wo 対策の対衝撃を守る空間装甲として機能すると思われる。 設計にあたって、防御技術、構造力学、シグネチャ シート等。これは、特に乗員の防御が優先される。駆動装置・・・エンジンとレンク低減に重点が置かれた。そして、 1993 年秋に 操向変速器が、コンパクトな完成し、大規模なシグネチャ測定試験が行われた。 u.JOØは、この中の「発見されない」「貫通さ字型に配置された。そして強力なマフラーと排気 1 9 9 5 5 9 6 年初期の間には、ヴィークル・ダ れない」「被害の低減」の点に改善があった。また、放射の低減に有効な媒煙フィルターを装備した。 イナミクス試験がで行われた。この調 人間工学的にも明確な利点があると期待された。足回り ・足回りは、デカップルドこフンニン査の結果、後にプーマ歩兵戦闘車にデカップルド・ 頭上砲の特徴は >}-(.n—の項で既に述べたのグギアと呼ばれる方式が採用された。現在使用さランニングギアが採用される等の成果があった。

3. ドイツ連邦試作戦車 レオパルト3への挑戦

た。基本車体及び装甲防御、戦闘室、駆動装置とび W>NO ( 道路交通許可規則 ) を順守するこ 冷戦終結直前には、 ZKW2000 と共に歩走行装置、防御システム、指揮手段、エネルギーと。乗員は、 2 名十交代要員 2 名 ( 下車歩兵を含 兵戦闘車、駆逐戦車 N<n 供給。車台の共通化は、調達・開発コスト削減や、まない ) 。歩兵戦闘車の下車歩兵は、 8 名が望ま といった開発計画が進められていた。これらは、訓練・兵站の共通化によるライフサイクル・コスしいが最低 6 名を確保する。操作機能の十分な自 冷戦の終結とドイツ再統一の結果、全て中止されトの削減も狙っていた。 動化。ケッペン気候区分で < 1 、 3 、 01 、 0 2 てしまった。そして、 1995 年になると新たな しかし、これは困難な妥協を要求した。連邦軍気候帯で使用できること ( 熱帯雨林気候、地中海 装甲戦闘車両開発計画が ( 新型装甲プラツは、戦車にはリア・ドライブの防御・機動特性が性機構、温帯夏雨気候で熱、乾燥、湿気に対応し トフォーム ) の名称で開始された。この計画では、適しており、歩兵戦闘車は車輌を盾にして歩兵をなければならない ) 。各機能には冗長性を持たせ 前述の戦闘車両に加えて、近い将来旧式化する戦展開する為に後部ドアが必要でフロント・ドライるため非常用操作装置が要求された。防御面では、 闘車両もまとめて置き換えるとされた。 70 年代プが適していた。こうした問題を多少でも軽減す高度な弾道防御の他に、クラスター爆弾や地雷等 に導入されたレオパルト 2 、マルダー歩兵戦闘車、る為に、エンジンの小型化が希望された。 の様々な脅威に対する残存性が求められた。 ゲパルト自走高射砲は度重なる戦力向上改修が行 この他要求されたのは、 >-JO()O を達成する 提案されたコンセプトをが検討した結 われていたが、 2010 年には寿命を迎えるとさ為のコンパクトな 2 名用戦闘室、レオパルト 2 と果、 1996 年には以下の企業、クラウス・マッ れていた。これらを置き換えるの配備は、同等の機動力。要求された指揮及び迅速な反応能ファイ・ヴェクマン & 0 0 、システム・ゲ 歩兵戦闘車型が最も早く 2007 年で遅くとも 2 力は、例えば現代的なや情報交換可能な偵ゼルシャフト O E-oc 、ヘンシェル・ヴェアテヒ 009 年までに導入するとした。戦車型は 201 察手段、兵装センサー、敵味方識別装置との連携ニク、の参加が決定した。 5 年、支援型は 2020 年を期限とするとした。 に基づくとされた。 この他、以下の技術が調査された。武装は、ロ zoa- 戦車と歩兵戦闘車 径 14 0 戦車砲の他に、電子熱化学砲 ( 0 ) 共通車台の要求に対し、 -y はフロント・ド コンセプト では、歩兵戦闘車や支援車両も同時に調が検討されたが実用化の目処は立っていなかっ ライブの共通車台の後部に各派生型のモジュール 達することになり、こうした異なる用途の車輌もた。デジタル・ネットワークの構築。駆動装置にを組み込むことを提案した。そしてヴェクマンは、 共通のプラットフォームから派生させることが要はディーゼル・エレクトリック推進が、防御面で リア・ドライブの共通車台を提案した。歩兵戦闘 求された。この為、は用途に合わせて < 、、はアクティブ防御システムが検討された。 車型は、、」 月型のエンジンを片側に寄せることで、 O の 3 種類のプラットフォームを開発するとされ 幅約 750 の下車兵員用スペースを確保した。 注目すべき点は、重量が戦車型で 55577t 、 た。 < は戦車、は歩兵戦闘車、 0 は自走迫撃砲や計画の進行 対空車両、エ兵車両等の支援車両となる。 1995 年に連邦国防省は、連邦軍が計画した歩兵戦闘車型は 55571 ・ 9 にもなってしまっ 車台の共通化は、全ての派生型が戦車と同じ戦 Z(-5Q の開始を決定した。は軍需産業に対たことである。この歩兵戦闘車の重量は、マルダー 闘環境で活動し、同じ脅威に対処できることが求して提案の公募を一丁、、 彳し以下のことを要求した。 1 < 4 の 3 8 5 やプーマ歩兵戦闘車の 4 3 められた為である。この為に、生存性、機動性、戦車型は 140 戦車砲を装備し弾薬 30 発をと比べて非常に重く、他国の歩兵戦闘車と比べて 指揮と反応速度、投入能力、運用性は戦車と同じ搭載する。歩兵戦闘車型は 35 / 50 も極めて重かった。これは、戦車と同等の防御と 水準が求められた。この為に、以下のコンポーネ oco 機関砲を装備し弾薬 300 発を搭載する。機いう高度な要求に答えた結果である。 ントは共通化されたモジュラー構造にするとされ動性はレオパルト 2A4 と同等で、 >—IO()O 及 てを

4. ドイツ連邦試作戦車 レオパルト3への挑戦

1976 年から 78 年にかけて、ドイツは頭上 ものと思われる。乗員は 3 名で、エンジンルーム 砲戦車の技術開発を行った。この時は、 4 種類の人間工学 : ・主砲の後退に巻き込まれての負傷や、の後ろで横に並んで着座する。配置は、左から車 4 コンセプトが作成された。うち 3 種類の様相が判発砲に伴うガスや騒音による乗員負担も軽減され長、操縦手、砲手の順である。 3 名の乗員にはそ 明しておりいずれもフロント・ドライブ方式で、る。戦闘室が小型化されるのでエアコンや zno れぞれ独立したハッチが用意され、車体後部のラ 乗員や弾薬庫の配置に違いがあった。フロント・換気装置も小型化できる。アイコンタクトやハンンプも脱出ハッチとして使用できる。 ドライプは、パワーパックを戦闘室の防御に用いドサイン等のコミュニケーションも可能になる。 ることができるので、装甲重量を節約できると考車長が車体に位置するため、直接視界は少なくと >I•—()—の試験は、 19 7 8 年夏からメッペン えられた。作成されたコンセプトのうち最も軽いも 15540 度の死角が生じる。 の E91 試験場 ( 射撃試験を担当する施設で現在 ー 4 8 ・ 3 の物でもレオパルト 2 と同等の乗員防 ので行われた。試験は、停止中、行 4 御を実現できた。当時は、メルカバの登場により リスク : ・頭上砲戦車は、武装に高度な自動化と、進から停止に移った状態、行進中の各条件で行わ 各国でこの方式が検討された。 乗員の直接視界の不足を補う為の視察装置も必要れ、命中精度は実用上十分な値が得られたと言わ この計画では、頭上砲戦車の技術的リスクと戦で、技術的なリスクやコストが高い。乗員は、武れている。条件は不明であるが、命中率は 705 術面の特徴を調査する為に技術実証車 >F-()—装にアクセス出来ず、信頼性の高い自動装填装置 100 % であった。技術的な問題もほぼ解決の見 3 が、フロント・ドライブの特徴を確認する為に > と不発時の抜弾機構が不可欠になる。対空機銃は込みがついた。 I-L が製造された。 リモコン式が必要になり、設置にコストがかかる 1979 年に、部隊側の評価が発表されたが、 これは重大な懸念を含むものだった。まず、車長 頭上砲の特徴 席のハッチから全周視界が得られないことが、相 頭上砲戦車は、防御の向上を第一目的にしたレ本車は、マルダー歩兵戦闘車を改造して製造さ当懸念された。直接武装にアクセス出来ない為、 ィアウトである。頭上砲は、乗員が車体内に位れた為、 >eo ( 技術実証歩兵戦闘車 ) と呼ばれてファイアパワー・キル ( 火力喪失 ) の蓋然性が高 置する点は前述のと同じであるが、武装がいるが、あくまで戦車としての技術実証車である。まる。武装の旋回範囲が制限される。対空機銃の 旋回するので戦術上の制約を受けることもない。 武装はレオパルト 1 と同じ 105m 戦車砲設置は不可能というものだった。 それでも在来型の砲塔戦車と比較すると、操作性 <co であった。 8 発の砲弾を収納する弾薬庫は車試験が終了するとー 1 は、コブレンツの や技術的なリスクに大きな変化が予想された。 体後部に有り、自動装填装置により薬室に運ばれ博物館に収蔵された。 る。この方式では、主砲を 12 時に向けないと再 防御・ ・頭上砲コンセプトは、乗員と弾薬庫を装填が出来ないデメリットがある。主砲の可動範 車体内部に配置して、旋回式の主砲のみを車体上囲は、旋回角が左右に各 60 度、仰俯角はマイナ >FL.L( フロント・ドライブ技術実証車 ) は、 部に設置するものである。この方式であれば、ケース 10 度からプラス 15 度。この旋回範囲は、ド重量 43550t を想定した、フロント・ドライ スメイト式の防御上のメリットを享受しつつ、寸 身ィッ連邦軍が戦車に必要と考えていた値である。ブ戦車の機動特性を調査する為に製造された。 1 角の制限を回避することが出来る。また、主砲及砲手用の照準器は、 R12 が主砲下方に 978 年頃に製造契約が結ばれ 84 年頃に製造さ び周辺構造物を、トップアタック・ミサイルやクあり、車長も別の旋回ペリスコープを使用できる。れた。しかし、フロント・ドライプは機動特性と ラスター爆弾から戦闘室を守る空間装甲として用車体にマルダーを使用したのは、フロント・ド防御特性が戦車に不向きであるとして、特別な理 いることが出来る。 ライブ方式の戦車への適合性の評価を兼ねていた由がなければ使用に消極的になった。

5. ドイツ連邦試作戦車 レオパルト3への挑戦

為に、自動装填装置も新しく製造された。試験の外の参加国も za を配備した国はなかった。 140 戦車砲 ZO-NE 背景 : ・ 1979 年に配備されたレオパルト 2 は、結果、レオパルト 2 への搭載は可能と証明された。 120 戦車砲と複合装甲を装備した優れた戦車 mNE*NOOO の計画終了 であった。しかし、この優位性はソ連戦車の進歩性能・・・ za は、大口径化と装薬量の増大は、乗員 2 名の実現に技術的 により、何時かは失われると考えられた。ソ連戦により砲ロエネルギーが強化され、約 cvo な問題を抱えていた。しかし、そうした開発リス 1 1 5 1 0 0 車の主砲は、 125m と着 -) にもなった。ラインメタル 44 口径 120m 戦クの発生とは関係無く、冷戦の終結とドイツ再統 ~ 亠 実に強化されていた。装甲は、東側の技術水準が車砲からを発射した場合の 9 ・と一の影響により 1992 年に中止されてしまっ どの程度か推測の域を出なかったが、西側が複合比較して約 2 倍である。 た。冷戦終結は、予算の削減に加えて国際情勢の 装甲を獲得したのと同様に強化されると考えられ 140 砲弾の装薬は、 102 から 202 に増変化による装備の優先度をも変化させた。こうし た。実際には、 60 年代中盤に出現した T64 か加した。この為、砲弾の全長約 r-ooo た事情により、同時期に行われていた歩兵戦闘車 ら既に複合装甲が使用されており、 mo 年代にはから約 1500 に増加した。そして重量は約と駆逐戦車の開発計画も同様に中止されている。 爆発反応装甲の配備が始まり眼に見える形で脅威 20 瓸から約 380 瓸に増加した。弾薬は、強度 が増大した。こうしたソ連との緊張関係のもと、を確保し、取り回しを容易にする為に 2 分割式に 1 より強力な戦車砲が必要とされた。 された。またその重量と寸法から自動装填装置の E E E E ・羊 E Z 使用が不可欠になった。弾薬の巨大化により、戦 E m00 言 m00 0 0 5 、 0 0 0 0 0 4 4 7 ・ 0 0 LO 0 -1 -1 CD 糸′ ( 、 8 【 0 -1 4 ^ 0 開発 ・・・ 19 8 0 年 5 月に、米英独仏の 4 カ国車への弾薬搭載量は、従来の 4 0 発から 3 2 発に ~ 4 は将来戦車主武装 (LLF><) の名称で 140 減少する予想とされた。 戦車砲を開発する了解覚書を交わした。これは、 主砲の高威力化は反動衝力を増大させ、プラッ 砲と弾薬に関する基本的なパラメーターの取り決トフォームへの負荷が著しく増大した。駐退器に E Z Z め、インターオペラビリティ、個々のコンポーネよる後退距離は 160m の増加で済んだが、反動 E g っ乙 6 っ 0 ワ」 4 0 -1 4 ントの互換性を確保する為だった。開発には、各衝力は 4 4 口径砲 12 0 の約 5 5 0 z ( 5 5 国から以下の企業が参加した。米ウォーターブ ) から約 14 0 0 z ( 14 0 ) に激増した。 4 リート・アーセナル、英ロイヤル・オードナンス、射角は、 120m 砲と比べて 10 % 増加した。こ 3 a- 仏ジアット・インダストリーズ、独ラインメタル。 れは、軽量構造・結合揺架そして、多段式尾栓等師Ⅲ 0 っっ名っ 4 0 7 、 1982 年から研究と予備調査が始められ、 1 の重量面で有利な構造により可能になった。 -1 1 【 0 9 / ー、 7 ・・つ 0 ( 0 っ 0 988590 年に設計上の個々の問題を抜き出すこうして戦車砲 zc の開発は完了 為の技術試験と実現可能性の調査が行われた。 1 した。しかし、ドイツでは搭載を予定していた 重ノ 9 9 0 5 9 2 年にはラインメタルにより 14 0 が中止されてしまった為、配備に ギ れ S 一 z N ( 新型戦車砲 ) の名称でデモンストレー は至らなかった。 z N は、この他にもレオパ レ 取 E モ ターが製造され、射撃台を用いた射撃試験が行わルト 2 の改修計画Ⅲ、歩兵戦闘車 ネ仂 ~ が衡 長工薬圧足 角平 れた。そして 1992 年にレオパルト 2 の試作砲の対戦車型、後述するにも搭載が予定され 径身ロ戦ス座動曲寸不 ロ砲砲ガ後反印 ( 塔 T19 を改造して車載テストが行われた。このていたが、。 とれも中止されてしまった。ドイツ以

6. ドイツ連邦試作戦車 レオパルト3への挑戦

、当をリ匱 この橋 渡れるかな ? 重量の増加は こうした問題を もたらします 必戦戦自他 要闘車走に に支回浮も な援収橋 っ体車や て制等 しのの ま見 ↑戦車回収車 い直 タンク・トランスポーター↓ まし すも 希望の光ー こうした問題を解決する為に レイアウトの工夫で 防御力を保ったまま 重量を削減できないか 検討されるようになったのです レル・ / 行 1 909 。 90 △頭上砲戦車 砲架以外は車体内に配置されるので、砲塔装甲 が不要になり軽量化できる。その重量の余裕で 車体前面装甲を強化することが出来る。シル 工ットも小さくなり、被弾率も低い。 ① 6

7. ドイツ連邦試作戦車 レオパルト3への挑戦

ZKW2000 N 2 0 0 0 で構想されたレイアウトは、 フランスとの共同開発が中止されると、ドイツ減したことで、これは陸軍も認めていた。これま 食は、再び頭上砲戦車の開発を始めた。この計画でで述べた様に、戦闘室の装甲は乗員を守る為に重前方から順に戦闘室、武装及び弾薬庫、ハワーパッ は頭上砲式に加えて、いくつかの特筆すべき要求装甲となっており重い。この為、乗員の削減によクで、リアエンジン・リアドライプになっている。 が追加された。主砲は 140 砲、乗員 2 名とそり軽量化を計ったのである。戦闘室の内部容積は、重量上限としての >—IO()O が定められた。各コ れを可能にする自動交戦技術、そして総合防御コ今日の砲塔戦車が約 8510 ・ E であるのに対しンポーネントは、以下の物が要求された。自動交 ンセプトによる残存性向上が計画された。こうして、乗員 2 名なら約 3 ・ 5 市になると見積もられ戦に必要なマルチセンサー技術、モジュラー式の た要求により、レオパルト 2 と比べて特に火力とた。戦闘室の小型化と頭上砲式により削減されたデジタル LLOU) 、第ニ世代 LL—I—CY ( 赤外線前方 監視装置 ) 、 0 0 2 レーザー・レンジファインダー 重量の余裕は、前面装甲の強化にあてられる。 生存性が向上するとされた。 1984 年に新型戦車の開発を始めた当初は、乗員削減による戦闘中の負担増は、自動交戦機能車両全体のデジタルシステム、デジタル・ 3 人乗りの砲塔戦車に、デジタル I-LOO 、により補われる。また日常業務の負担を増加させネットワーク機能、コンパクトなシ ーズ駆動装置。 システム、エンジン等新しいコンポーないように、戦線の後方に各車両に 2 名の交代要 N 2 0 0 0 は、レオパルト 1 の後継とし ネントを搭載したものとして計画された。しかし、員を配置して待機させる。この為、 1 両あたりの て 1 9 9 9 年から 1 3 0 0 両の導入が予定され これでは要求された防御を >—JO()O の制限内で乗員は従来通り 4 名となる。 総合防御コンセプトとは、敵に発見・攻撃され 設計できなかった。そして、革新的な戦車への挑 戦が始められ、 1988 年の末に 0- てから被弾・撃破されるまでを数段階に分けて考 o ( 主力戦車 NOOO ) の戦術要求が作成された。え、各段階での脆弱性を改善することで残存性を技術実証車の製造 向上させるものである。これは、英語圏で残存性の開発が始まると、必要な技 チェーンと呼ばれている。この計画では、特にシ術を調査する為に数両の技術実証車が製造され コンセプト 注目すべき点は、運用側が頭上砲戦車を認めてグネチャ ( 露見性 ) 管理による発見の防止、レイた。まず、乗員 2 名による戦車の運行の実現性を いた点である。これまでの研究開発により、要求アウトの工夫による直接防御が追求された。乗員探る為に >FNOOO が、総合防御コンセプトの 技術水準を確認する為にが製造された。武 された防御を在来型戦車に適用すると戦闘重量の削減による装甲強化もこの為に必要とされた。 140m 戦車砲がの名称で開発さ 主砲は、 4 カ国共同で 48 口径戦車砲装は、 増大が許容できないことが明らかになっていた。 仮に自動装填装置を採用した 3 人乗り戦車の場が開発中で、これの搭載が予定されていれて、レオパルト 2 の試作車を改造して車載テス 合、将来必要とされる防御力を実現するには >—l た。砲ロエネルギーは、 44 口径 120 戦車砲トが行われた。次項から各デモンストレーターの C70 を超える重量になってしまう。要求されたからを発射した場合の 9 から、詳細について記述する。本計画が未完に終わった 防御力を >—IOOO の重量制限の範囲内で実現す NO>¯) 強にも増大する。このエネルギーを得る理由は 140 戦車砲の項 ( 22 頁 ) で解説する。 この他、 N 9 0 が終了してから N 2 ることは、スペースの効率化でのみ実現できた。為に、砲弾長は 1 ・ 5 倍、重量は 2 倍弱に増加した。 このことから、 N 2 0 0 0 の要求作成にあこの為、搭載弾数はレオパルト 2 と比較して減少 0 0 0 が始まるまでの間の 19 8 6 年に、戦車の ・シグネチャを調査する為にステルス・ たって、運用側は最初に頭上砲を受け入れた。ましたと思われるが、具体的な数字は得られなかっレーダー た、 >l—cor- で問題になった全周視界も 000 カた。後に計画された戦車も同じ砲が予定さデモンストレーターが製造された。これは、レオ れており、こちらは搭載弾数は発が予定されパルト 1 にハリポテを被せた様な物だった。調査 メラにより解決可能になっていた。 の結果は、 u.JUØの開発に活かされたと思われる。 もうひとつの特筆すべき点は、乗員を 2 名に削ており、 N-YBOJOOO も同程度と思われる。

8. ドイツ連邦試作戦車 レオパルト3への挑戦

Kpz90 ( 5ampfpanzer90) 90 年代主力戦車いった意味。 FT mod4 ( バラレル砲塔 ) FT mod3 ( タンデム砲塔 ) 砲塔 バスルは 軽量化の為か 幅が狭くなっており バスル弾薬庫の搭載弾数 はわずか 9 発しかなかった。 砲塔天井高はレオパルト 2 より 250 mm 低かった 短縮車体 + フラット砲塔 ↑フラット砲塔は、主砲が俯角をとると、天井から砲尾が露出する。 短縮車体前面装甲強化案 0 詳細不明のレオバルト 2 改修案 右頁で述べた、 Kpz90 開発中止後に検討された装填補助装置を備えた 3 人乗り新型砲塔がこれだと思われる。作画の参考にした資料の写真は K MW が提供しており、当時のクラウス・マッファイかヴェクマンの提案と思 われる。砲塔小型化の為かバ スル弾薬庫が廃止されている。 装填補助装置 は、車体弾 薬庫から取り 出した砲弾を 載せると砲尾 部まで持ち上 げるエレベー ターである。車体弾薬庫からの装填は、バスル弾薬庫からの装填より労力が大きいため設置されたと思 わえる。しかし、バスルを廃止した分だけ搭載弾数は減り、装填にも時間がかかるだろう。 0

9. ドイツ連邦試作戦車 レオパルト3への挑戦

Kpz3 度な防御を達成するのは、初期の段階で軽蔑され排除して非常に小さい。これにより、装甲重量は レオバルト 3 へ レオパルト 2 以降の戦車開発は、まだレオパルていた無砲塔戦車だけだとされた。 軽減され、その分を戦闘室の装甲強化に回して乗 ト 2 が開発中だった 19 7 2 年から始まってい レオパルト 2 は、革新的な Z70 (>me 員の生存性を向上させることもできる。また、乗 た。レオパルト 2 は、 M48 を置き換えることに ) の開発失敗もあり、比較的保守的な設計だっ員は被弾率の低い車体に位置するので生存性が更 なっていたが、近い将来レオパルト 1 が旧式化すた。 LLOØや装甲素材には技術革新があったが、 に高まる。車体弾薬庫を戦闘室から排除するは、 るのは避けられず、後継車両が必要とされた。 レイアウトはほぼ在来型のままだった。 誘爆の被害から乗員を守るメリットもある。 こうして、レオパルト 1 を mo 年代後半に置き レオパルト 2 以降の開発は、特に防御の向上に のもう一つの特徴は、ケースメイト戦車 換えるオペレーション要求が発布された。この計重点が置かれた。西側第三世代戦車は、装甲重量でありながら行進間射撃が可能な点である。 画は、イギリスと共同開発することとなり、イギの約半分を車輌筐体と装甲が占めており、レイアのは、旋回式照準器で照準したまま、車 リスは >Ol--coo 、ドイツはと命名した。ウトの改善が出来れば相当の軽量化でき、この余体を目標方向に旋回させると最適のタイミングで そして 1975 年までの間に、、 ooe 、裕で装甲強化が可能であると考えられていた。無自動的に発砲するというものである。この行進間 ラインシュタール・トランスポルトテヒニク、ク砲塔戦車が注目されたのは、こうした理由による射撃に必要な安定化の為に、砲架は仰俯のみ可能 ラウス・マッファイ、ホッブズ・グループ・ものであった。こうして双砲身ケースメイト戦車だった。また、は高速で蛇行機動をとりな オブ・コンサルティング・エンジニアーズの 5 社と頭上砲戦車の実現性を調査する為に技術実証車がら発砲を繰り返すことで、被弾率を低減した。 が、 9 種類のコンセプトを提案した。それは、判が製造された。また、当時注目されていたフロンの射撃方法は、技術実証車の射撃試験で要 明している範囲では以下の様なものだった。 ト・ドライブ戦車の調査も行われることになった。求を満たす命中精度を実現した。 ・後部駆動の砲塔戦車 しかし、は、運用試験で許容不能な欠点 ・前部駆動の砲塔戦車 が指摘されて、戦車部隊から配備を拒否されてし の開発 ・双砲身ケースメイト戦車 ( 0 ) ( 双砲身ケースメイト戦車 ) の開発は、まい計画は中止された。まず、部隊行動中の蛇行 ・頭上砲戦車 1972 年にから始められた。 OCY-Y の構造は、軌道射撃は、隊形の維持が困難で、先行車が後続 車体両端に主砲が設置され、その後部に自動装填車の射界に入り危険であった。また、 2 本の砲身 提案は、デザイン研究の後に行われたプロジェ装置が配置されていた。乗員は 3 名で、 2 門の主が突き出している為、市街地や森林での行動も不 クト・デフィニション段階で次の 3 案に絞られた。砲の間の戦闘室に配置された。この様な配置に適格とされた。蛇行機動戦闘は広大な平地が適し ・砲塔戦車 ( クラウス・マッファイ ) なったのは防御の向上を狙ってのものだった。 ているが、そうした地形は限られていた。そして、 ・双砲身ケースメイト戦車 ( ) 戦車は、車両全体の装甲を分厚くすると重量過射撃する時は目標に進路を向けなければならない ・頭上砲戦車 ( ホップ ) 多になってしまう。この為、乗員の生存だけでもので、目標と並走しながらの射撃も出来なかった。 確保する為に、戦闘室は重点的に装甲化されてお これを受けてイギリスは砲塔戦車の案を提示し これらのコンセプトは、イギリスの提案と共にり重い。この為、戦闘室の小型化は、軽量化の効たが、ドイツはレオパルト 2 と比較して改善点が 比較評価された。しかし、イギリスの提案は非常果が大きい。在来型の戦車は、乗員が車体と砲塔無いとして拒絶した。そして、有効なアドバンテー に高度な作戦上の要求を満足させられなかった。 に分かれており、さらに戦闘室内には主砲や車体ジを達成し得るのは、ラディカルなデザインへの そして、 1976 年に始められたパラメーター 弾薬庫が配置されており戦闘室を肥大化させてい挑戦だけだとして頭上砲戦車の開発を始めた。イ 研究において >—IO()O の重量制限を守りつつ高る。これに対しの戦闘室は、武装と弾薬をギリスはこれを拒絶し、共同開発から離脱した。

10. ドイツ連邦試作戦車 レオパルト3への挑戦

70 年代の ドイツでは フロント・ドライブ 戦車が何種類も 検討されたんだよ ( versuchsträger Schutzenpanzer マルダー歩兵戦闘車はエンジン左側に操縦席があったが、 VTSI では工 ンジン後方中央部分に変更された。車長はその左後方、砲手は右後 方に配置されている。 VTF ( versuchsträger Frontantrieb ) VTF は、メルカバと異なりエンジンの給排気口が車体後方にある。 これは、赤外線放射を低減し、弾道防御上の弱点とならないように する為と思われる。しかし、この方法はエンジンから排気口まで長い ダクトを必要とし、スペース効率が悪い。車体上面には、エンジン 後方に操縦手用と車長用と思われるハッチが 2 つ並列に配置され、さ らにその後ろにターレットリングがある。 VTF に戦車の砲塔を搭載した ことを示す資料は見られなかったが、後にパンター駆逐戦車の砲塔 搭載実験に使用されている。 ・フロント・ドライプとリア・ドライプの比較 えると重量の増加も大きい。工ンジン区画以後の天井高を下 現代の MBT は、前方 60 度の範囲から射撃された大口径砲弾に被 げることも出来るが、エンジンデッキの隆起が主砲俯角を遮 弾しても、乗員を保護できることを要求されている。この為に必要 らないように注意が必要である。また排気ロも防御上の弱点 な装甲配置は下図の様になり、フロント・ドライブの方がより広い とならないように配慮が必要になる。フロント・ドライブの防 面積を重装甲にする必要がある。車体側面は、被弾貫通後の乗 御上の利点は、重量効率の悪さで相殺されており、独特の 員被害を考えると、リア・ドライブ・よりも広い面積を重装甲化す デメリットも目立つ。この為、複合装甲の実用化により必要 る必要がある。また車体前面装甲もエンジンを収納する為に高め 性が薄れていった。 になっている。車体前面は重点的に装甲化されており、面積が増 排気ロ → 排気ロ 後部ハッチ