頭上砲戦車の開発が中止されると、レオパルト QNOO と名付けた。砲塔は、自動装填装置をンについては、これ以上情報が無いので、本項で ン 2 の車体に自動装填装置を装備した新しい軽量砲備えたフラット砲塔で 120 滑腔砲と改良型 LL は低姿勢砲塔の特徴について簡単に述べる。 塔を搭載することが計画された。この方法は、頭 OØを装備する。部隊配備の時期について、当時 上砲戦車より軽量化のメリットは小さいが、リス計画されていた歩兵戦闘車 YBoo の調達が優先低姿勢砲塔は、砲塔前面の高さを抑えて、砲塔 クもまた小さかった。この計画は、フランスと共され、 1996 年まで導入できないとされた。 の軽量化と被弾率軽減を図ったものである。戦車 同で開発されることになった。しかし、この計画 フランスは、この計画をシャール 90 ナポレの砲塔前面は、被弾率が高く、その後ろには乗員 4 は早い段階で中止され、試作車は製造していない。 オンと命名し、重量の上限として >—JOLOO ( 約がいるので手厚く装甲化されている。この為、砲 48t ) を主張した。フランス側は、ドイツの案塔前面の小型化は軽量化の効果が大きい。しかし、 と異なる低姿勢砲塔を計画した。部隊配備時期は、主砲は俯角をとると砲尾が持ち上がるので、この 一 0 経緯 の開発に失敗しイギリスとの共予算の理由で 1991 年とした。 可動域を確保する必要がある。この為、低姿勢砲 ~ 9 同開発が中止されると、 1977 年にドイツはフ 塔は、砲尾部だけ天井が高くなっている。 ・ 1 この方式のデメリットは、砲尾部隆起が車長の ランスと戦車の共同開発を始めた。当時のフラン自動装填装置による軽量化 スは < x 3 0 に続く新型戦車を必要としてい Z90 のレオパルト 2 と比較しての改善点直接視界を遮る点である。また砲塔バスルの自動 た。当初は外国製の戦車の購入も検討したが、要は、自動装填装置の搭載による軽量化である。こ装填装置にもある程度の高さが必要で、これも直 求を満たすものが無いという結論に至った。 の利点は、自動装填装置の設置が砲塔レイアウト接視界を遮る。ナポレオンでは、背の高いペリス 両国は、かっての <>><00 とレオパルト 1 のの自由度を高める為もたらされた。 コープを配置して視界を確保している。 共同開発の失敗を教訓に、今回は細かい技術的な 戦車の戦闘室は、乗員を防護する為に装甲が分これに加えて、砲塔側面の装甲が不足している 問題や試作車の製造の前に、基本的な要求につい厚くなっており重量がかさむ。しかし自動装填装という説がある。これは、どういう意味か具体的 て慎重に共同締約のゴールを定めた。こうして、置なら、戦闘室に配置する必要がないので戦闘室には分からなかったが、砲尾の為の天井隆起部を 最初に以下の点について協議された。お 来の主力を小型化できる。自動装填装置は、装甲の薄い砲指していると思われる。砲塔側面には、空間装甲 戦車に対する要求。共同計画の為の工業機構及び塔バスルに搭載すればよい。また、装填手によるや複合装甲等の特殊装甲を使用しているが、これ 調和の取れた管理。タイム・プランニングだけで装填作業には天井にある程度の高さが必要であっ等は軽量である反面、体積が大きい。この為、砲 なく資金とワーク・パッケージの配分。必要な手たが、自動装填装置ならこれも不要となり乗員は尾部隆起側面に特殊装甲を配置するとペリスコー 順 ( 例えば、評価、契約の種類、費用の償還、等々 ) 着座で勤務できるようになる。こうして天井の高プや乗員ハッチと干渉し、装甲に十分な厚みを持 可能な国際協力及び輸出の規制問題。 さを低くすることも出来る。 たせることができないという意味だと思われる。 この低姿勢砲塔の否定的な面については、ドイ ッ連邦武器技術調達局に勤務されたロルフ・ヒル 1980 年に、ドイツはレオパルト 2 の車台にナポレオンと低姿勢砲塔 新しい砲塔を搭載することを決定した。これは、 (O)O に搭載する砲塔について、フランスメス氏が著書で主張しており、ドイツ連邦軍の見 レオパルト 2 は完成したばかりで、新しく開発し側はどの様な砲塔を提案したか詳しい情報は得ら解を反映していると思われる。実際に連邦軍では、 ても大きな進歩が見込めなかった為である。このれなかったが、グランドパワー誌 2005 年 8 月低姿勢砲塔の本格的な検討は見られなかった。 アイデアは、フランスからも認められた。 号に簡単な図が掲載されている。これによるとナこうして、 QNOO でドイツ側は低姿勢砲塔 ドイツ側は、 1981 年の末に提案をまとめ、ポレオンは、低姿勢砲塔になっている。ナポレオとは異なるフラット砲塔の搭載を検討した。
で、本項では u-JU(D で新しく採用された構造につれている戦車は、走行装置が車筐に直接取り付け ~ のコンセプト ( 総合防御実験車台 ) は、頭上砲戦車の いてのみ述べる。 ている。この方法では、足回りの振動と騒音が直 利点に加えて、総合防御コンセプトによる更なる 接車内に伝わり、最大 12 5 ( < ) にも達す 一残存性向上を研究する為に製造された。総合防御 w(5V) の構造 る大きな乗員負担となっていた。また車外への騒 コンセプトとは、兵器が敵に発見 - 攻撃されてか全体的な配置は、乗員 2 名、武装は頭上砲式で音は露見性を増加させてしまう。 ら被弾・撃破されるまでを数段階に分けて、各段自動装填装置装備、リアエンジン・リアドライブ、 1 この問題を解決する研究は、 70 年代から始め 階の脆弱性を改善することで残存性の向上を図るデジタル・ネットワークを装備する。 られた、そして試行錯誤の結果、 mo 年代にデカッ ものである。これは、残存性チェーンとも呼ばれ車体・・・ L.LJOØの車体構造は圧延均質装甲板のプルド・ランニングギアが考案された。これはトー ており、戦車の場合は以下の様に分けられる。 溶接構造ではなく、屈曲加工技術が用いられた。 ションバ ・サスペンション、油圧ダンパ これは、例えば BUJ-IOO><OOO の様な構造材部支持転輪等の走行装置を、ランニングギア・キャ ・発見されない ・シグネチャ ( 露見性 ) を低を曲げ加工により基本車筐を構築し、その上からリアに取り付ける。そして、これが免震機構を介 減して敵からの発見を防ぐ。レーダー反射、熱、外装式モジュール装甲を装着するものである。こして車体に取り付けられる。これにより走行装置 マルチスペクトル、騒音、視認性を抑制する。 の方式により、経済的な製造が可能となり、溶接振動と騒音が軽減され、車内の騒音レベルを約 2 ・捕捉されない ・敵に発見されても煙幕、レー箇所の脆弱性を回避することが出来る。この方式 07'0(<) 抑制することに成功した。車外の音 ザー及びレーダー撹乱で敵の照準を妨害する。 は、 (.5F—Y OO><UJCY のプロトタイプと後述する響シグネチャレベルは非公開となっている。 ・被弾しない ・さらに敵がミサイル等の攻撃 e e ( 2 6 頁 ) に用いられた。車体形状は、 また、ランニングギア・キャリアは、内部に燃 手段を発射しても、誘導を妨害するソフトキルや、レーダー - シグネチャ抑制の観点から形成された。 料を搭載しており ILLJ<F 弾対策にも有効と思わ 攻撃手段を迎撃するハードキルで被弾を防ぐ。 また、シグネチャを減らす為に、車体表面とれる。油圧ダンパーは、シグネチャ低減の為 ・貫通されない・ ・そして被弾しても、パッシ装甲の間に冷却の為の空間が設けられた。 に強制冷却される。 LLJO(J) の走行装置は総重量 ブ装甲やリアクティブ装甲等の各種装甲で貫通を戦聞室・・・乗員が 2 名になり非常にコンパクト __l(._)r-.so ( 62t ) まで対応する 防ぐ。 になった。この為、周囲に堅固な装甲を配置でき デカップルド・ランニングギアのデメリットは、 ・被害の低減 : ・たとえ装甲を貫通されても、様々た。乗員は、空調、高度に自動化された全体シスランニングギア・キャリアに厚みがある為、車筐 な手段で被害拡大を防止する。着弾の衝撃や貫通テムの元で乗務する。戦闘室上部は砲塔前端のひ内部の横幅が減少してしまう点である。 に伴って生じる飛散物を防ぐスポールライナー さし状の構造物に覆われており、これはトップア 自動消火装置、搭載弾薬誘爆による爆風を逃がすタック・ミサイル等やクラスター爆弾から戦闘室 LLJO(D の開発は、 1989 年秋から始められた。 プローオフパネル、地雷や—wo 対策の対衝撃を守る空間装甲として機能すると思われる。 設計にあたって、防御技術、構造力学、シグネチャ シート等。これは、特に乗員の防御が優先される。駆動装置・・・エンジンとレンク低減に重点が置かれた。そして、 1993 年秋に 操向変速器が、コンパクトな完成し、大規模なシグネチャ測定試験が行われた。 u.JOØは、この中の「発見されない」「貫通さ字型に配置された。そして強力なマフラーと排気 1 9 9 5 5 9 6 年初期の間には、ヴィークル・ダ れない」「被害の低減」の点に改善があった。また、放射の低減に有効な媒煙フィルターを装備した。 イナミクス試験がで行われた。この調 人間工学的にも明確な利点があると期待された。足回り ・足回りは、デカップルドこフンニン査の結果、後にプーマ歩兵戦闘車にデカップルド・ 頭上砲の特徴は >}-(.n—の項で既に述べたのグギアと呼ばれる方式が採用された。現在使用さランニングギアが採用される等の成果があった。
各社の提案の審査が終了した後に、以下の技術開発中のエアバス <<00> 輸送機で空輸出来る 最後に、今後ドイツが開発する戦車について予 について詳細な調査が必要とされた。 ことが求められた。しかし、の歩兵戦闘車想してみよう。恐らく ZKW2000 の様な戦 型では、この制限を守ることができなかった。こ車になると思われる。プーマ歩兵戦闘車が単独で ・武装及び弾薬技術の更なる発展 の為、歩兵戦闘車はから独立して開発が始設計されて共通車台の必要が無くなったので、戦 ・アクテブ防御システム められることになり、後にプーマとして制式採用車に適していないフロント・ドライプには成らな ・ディーゼル・エレクトリック駆動装置 (OUJ<) された。こうして、予算と国際情勢の変化により、 いだろう。乗員 2 名の実現は難しいかもしれない ・ヴェトロニクス ( デジタル・ネットワークの設 z O 計画は 2 0 0 2 年に中止された。 が、 > 2 0 0 0 の調査で技術的に問題があると 計、システム、センサー・システムとの の中止以降、ドイツ連邦軍が新型戦車の判断されたのは、既に年前のことである。 リンク、インフォメーション・フロー等々 ) 開発を始めたという報せは無い。 武装は、プーマ歩兵戦闘車の様に頭上砲式にな ・ 2 名用戦闘室の形成について、人間工学的な調 るだろ - つ。しかし、主砲はにははならな 査と操縦手用光学サイトの調査。 いかもしれない。現在は、 12 5 以上の主砲を 以降 新型戦車の開発が進まない中、ドイツ連邦軍は有する主力戦車や、頭上砲の様な極端な方法で防 この内、最後の項目については I—I•—Y ( 装軌技オパルト 2 の改修を続けてきた。 oo 年代には増御の強化を計った戦車は配備されていない。この 術実証車 ) と呼ばれる技術実証車が製造されてム加装甲を装着した <LD が配備され、 2000 年代為、携行弾数が減少するデメリットもある大口径 ンスターの機甲兵学校で 1999 年の末にフィー には 55 口径 120m 砲を装備した <(0 、これに化の必要性は低く、戦車砲が搭載される ルド・トライアルが行われた。については、対地雷装甲を装着した <()> が配備された。 かもしれない。ただ、将来の発展余裕は余裕は確 外観が分かる資料が入手できず簡単な側面図しか現在は、が O-ØO の名称で提案した市街保されるだろう。 得られなかった。 戦向改修に変更を加えたものを、レオパルト 2 駆動装置には zoæでも検討された、ディーゼ -n 0 Q ( 市街作戦 ) の名称で調達することがノ レ・エレクトリックに期待が寄せられるだろう 決まっている。この改修は、ドイツ連邦軍が保有この方式は、操向変速器の代わりに発電機と駆動 計画の終焉 前述の調査は 1997 年から 2002 年に行わする 350 両のうち 150 両に、 2011 年から用モーターを使用する。これは、伝達軸が不要に れた。これについて、早い段階で明らかになった 2 018 年までかけてゆっくりと行われることに なりレイアウトの自由度を高めることが出来る。 のは、 z U で計画された 3 種類の派生型を同時なっている。 また、燃費の改善、エンジンを停止してのステル に開発することは、財政状況が許さないというこ こうした改修で問題になるのは重量である。こス走行、無段階操向変速、優れた低速時加速力等、 とだった。それゆえ、 1998 年には歩兵戦闘車れまでの改修は、装備を追加する形であった為、戦車の変速操向装置として大きな将来性がある。 型の技術開発だけが続けられることになった。 徐々に戦闘重量が増加し、 < 4 で 5 5 ・ 15 だっ 問題は、開発がいっ始められるかである。現在、 さらに国政情勢の変化が、歩兵戦闘車の開発にたが、 LnO Q では 67 ・にもなっている。ドイツを取り巻く国際情勢は安定しており LIJD 圏 も影響を与えた。冷戦後の国際社会において、ド Q は、平和維持活動での使用を考慮しては軍縮傾向にある。現在の主要な任務である平和 ィッ連邦軍は平和維持・強制活動を本来任務とさ いると思われるが、多くの紛争地域は交通インフ維持活動では、強力な戦車と戦闘になる確率は低 れ、 2001 年春に、への要求は Z<FO ラが貧弱で、重量の増加は問題になるだろう く、レオパルト 2 で苦戦するような状況は考えに や u-JD などの上位の安全保障を基準にするとされ くい。こうした状況で、戦車開発の優先度は低く、 調達は更に先延ばしにされるかもしれない。 た。歩兵戦闘車は地域紛争に迅速に対応する為に未来のドイツ戦車は ?
ントの小型化と、装甲技術の進歩に 戦車の近未来は ? 今回は、ドイツが構想した第四世代戦車につい より、従来と同等以上の装甲防御を て紹介したが、最後に世界の戦車開発について簡有していると言われている。こうし 単に述べる。 た在来型砲塔での進歩は、多くのリ 現在の所、第四世代戦車と呼ばれる物は出現しスクを含む頭上砲の必要性を弱める ておらず、定義は定まっていない。現在でも戦車かもしれない。 開発は活発に行われているが、新興国による開発 が、多く第三世代戦車を超える戦車を開発可能な また、技術的な変化の他に想定さ 国は少ない 一方で、先進国による戦車開発は冷れる戦闘環境の変化も、戦車への要 戦の終結により鈍化している。それでも一部の先求に変化を与えるかもしれない。 進国で、ドイツと同じようにレイアウトの変更で戦後の戦車は、機甲戦だけでなく非 第四世代戦車を構想したが、そうした計画で実現対称戦への投入も期待されている。 したものはない。 こうした任務には、直接視界の良い アメリカの LL O c.D ( 将来戦闘システム ) の 0 砲塔戦車が要求されるかもしれな (D は、 ZOC に近い計画であった。この計画では、 。また、戦車の設計に正規戦以外 共通車台から多数の派生型が計画され、戦車型はの任務への適応力を、どの程度に盛 乗員 2 名の頭上砲式だった。動力も、 z U と同 り込むべきか考えなければならない だ「つ、つ じディーゼル・エレクトリックが予定されていた。 ロシアの試作車 e 9 5 は、、 ョ公毒のまま計画が 中止されたが、頭上砲式に大口径砲を装備してい 頭上砲の技術的な問題は、時代と たと一三ロわれている。 共に解決されつつある。しかし、そ 第 4 世代戦車とは言えないかもしれないがヨルれでも相対的にリスクとコストは高 ダンも頭上砲戦車を試作している。これは、チャ いままになっている。こうした点と、 レンジャーの車体に頭上砲式のファルコン砲塔を 非対称線への適合性は国によって、 搭載するというものであった。この計画は、試作 価か異なり、異なる方向性の第 4 車の製造まで進んだが正式採用は実現しなかっ世代戦車が出現するかもしれない。 た。この様に、今のところ頭上砲戦車の前途は厳将来登場する第 4 世代戦車は、頭上 しい状況だ。 砲によるブレイクスルーを図るか、 砲塔戦車を磨き上げる形になるのか 一方、日本で開発された 10 式戦車は、在来型未だ分からない。 砲塔に自動装填装置を搭載した構造だが、 4 45 4 8 と軽量になっている。これは、コンポーネ ご覧頂き ありがと一つ ございました 今回のお話は ここまでです お疲れ様でした 次は旧式戦車の 戦力向上改修の 話だよ また見てね 5 しオ / ( ルト 2 28
為に、自動装填装置も新しく製造された。試験の外の参加国も za を配備した国はなかった。 140 戦車砲 ZO-NE 背景 : ・ 1979 年に配備されたレオパルト 2 は、結果、レオパルト 2 への搭載は可能と証明された。 120 戦車砲と複合装甲を装備した優れた戦車 mNE*NOOO の計画終了 であった。しかし、この優位性はソ連戦車の進歩性能・・・ za は、大口径化と装薬量の増大は、乗員 2 名の実現に技術的 により、何時かは失われると考えられた。ソ連戦により砲ロエネルギーが強化され、約 cvo な問題を抱えていた。しかし、そうした開発リス 1 1 5 1 0 0 車の主砲は、 125m と着 -) にもなった。ラインメタル 44 口径 120m 戦クの発生とは関係無く、冷戦の終結とドイツ再統 ~ 亠 実に強化されていた。装甲は、東側の技術水準が車砲からを発射した場合の 9 ・と一の影響により 1992 年に中止されてしまっ どの程度か推測の域を出なかったが、西側が複合比較して約 2 倍である。 た。冷戦終結は、予算の削減に加えて国際情勢の 装甲を獲得したのと同様に強化されると考えられ 140 砲弾の装薬は、 102 から 202 に増変化による装備の優先度をも変化させた。こうし た。実際には、 60 年代中盤に出現した T64 か加した。この為、砲弾の全長約 r-ooo た事情により、同時期に行われていた歩兵戦闘車 ら既に複合装甲が使用されており、 mo 年代にはから約 1500 に増加した。そして重量は約と駆逐戦車の開発計画も同様に中止されている。 爆発反応装甲の配備が始まり眼に見える形で脅威 20 瓸から約 380 瓸に増加した。弾薬は、強度 が増大した。こうしたソ連との緊張関係のもと、を確保し、取り回しを容易にする為に 2 分割式に 1 より強力な戦車砲が必要とされた。 された。またその重量と寸法から自動装填装置の E E E E ・羊 E Z 使用が不可欠になった。弾薬の巨大化により、戦 E m00 言 m00 0 0 5 、 0 0 0 0 0 4 4 7 ・ 0 0 LO 0 -1 -1 CD 糸′ ( 、 8 【 0 -1 4 ^ 0 開発 ・・・ 19 8 0 年 5 月に、米英独仏の 4 カ国車への弾薬搭載量は、従来の 4 0 発から 3 2 発に ~ 4 は将来戦車主武装 (LLF><) の名称で 140 減少する予想とされた。 戦車砲を開発する了解覚書を交わした。これは、 主砲の高威力化は反動衝力を増大させ、プラッ 砲と弾薬に関する基本的なパラメーターの取り決トフォームへの負荷が著しく増大した。駐退器に E Z Z め、インターオペラビリティ、個々のコンポーネよる後退距離は 160m の増加で済んだが、反動 E g っ乙 6 っ 0 ワ」 4 0 -1 4 ントの互換性を確保する為だった。開発には、各衝力は 4 4 口径砲 12 0 の約 5 5 0 z ( 5 5 国から以下の企業が参加した。米ウォーターブ ) から約 14 0 0 z ( 14 0 ) に激増した。 4 リート・アーセナル、英ロイヤル・オードナンス、射角は、 120m 砲と比べて 10 % 増加した。こ 3 a- 仏ジアット・インダストリーズ、独ラインメタル。 れは、軽量構造・結合揺架そして、多段式尾栓等師Ⅲ 0 っっ名っ 4 0 7 、 1982 年から研究と予備調査が始められ、 1 の重量面で有利な構造により可能になった。 -1 1 【 0 9 / ー、 7 ・・つ 0 ( 0 っ 0 988590 年に設計上の個々の問題を抜き出すこうして戦車砲 zc の開発は完了 為の技術試験と実現可能性の調査が行われた。 1 した。しかし、ドイツでは搭載を予定していた 重ノ 9 9 0 5 9 2 年にはラインメタルにより 14 0 が中止されてしまった為、配備に ギ れ S 一 z N ( 新型戦車砲 ) の名称でデモンストレー は至らなかった。 z N は、この他にもレオパ レ 取 E モ ターが製造され、射撃台を用いた射撃試験が行わルト 2 の改修計画Ⅲ、歩兵戦闘車 ネ仂 ~ が衡 長工薬圧足 角平 れた。そして 1992 年にレオパルト 2 の試作砲の対戦車型、後述するにも搭載が予定され 径身ロ戦ス座動曲寸不 ロ砲砲ガ後反印 ( 塔 T19 を改造して車載テストが行われた。このていたが、。 とれも中止されてしまった。ドイツ以
Kpz90 ( 5ampfpanzer90) 90 年代主力戦車いった意味。 FT mod4 ( バラレル砲塔 ) FT mod3 ( タンデム砲塔 ) 砲塔 バスルは 軽量化の為か 幅が狭くなっており バスル弾薬庫の搭載弾数 はわずか 9 発しかなかった。 砲塔天井高はレオパルト 2 より 250 mm 低かった 短縮車体 + フラット砲塔 ↑フラット砲塔は、主砲が俯角をとると、天井から砲尾が露出する。 短縮車体前面装甲強化案 0 詳細不明のレオバルト 2 改修案 右頁で述べた、 Kpz90 開発中止後に検討された装填補助装置を備えた 3 人乗り新型砲塔がこれだと思われる。作画の参考にした資料の写真は K MW が提供しており、当時のクラウス・マッファイかヴェクマンの提案と思 われる。砲塔小型化の為かバ スル弾薬庫が廃止されている。 装填補助装置 は、車体弾 薬庫から取り 出した砲弾を 載せると砲尾 部まで持ち上 げるエレベー ターである。車体弾薬庫からの装填は、バスル弾薬庫からの装填より労力が大きいため設置されたと思 わえる。しかし、バスルを廃止した分だけ搭載弾数は減り、装填にも時間がかかるだろう。 0
た。基本車体及び装甲防御、戦闘室、駆動装置とび W>NO ( 道路交通許可規則 ) を順守するこ 冷戦終結直前には、 ZKW2000 と共に歩走行装置、防御システム、指揮手段、エネルギーと。乗員は、 2 名十交代要員 2 名 ( 下車歩兵を含 兵戦闘車、駆逐戦車 N<n 供給。車台の共通化は、調達・開発コスト削減や、まない ) 。歩兵戦闘車の下車歩兵は、 8 名が望ま といった開発計画が進められていた。これらは、訓練・兵站の共通化によるライフサイクル・コスしいが最低 6 名を確保する。操作機能の十分な自 冷戦の終結とドイツ再統一の結果、全て中止されトの削減も狙っていた。 動化。ケッペン気候区分で < 1 、 3 、 01 、 0 2 てしまった。そして、 1995 年になると新たな しかし、これは困難な妥協を要求した。連邦軍気候帯で使用できること ( 熱帯雨林気候、地中海 装甲戦闘車両開発計画が ( 新型装甲プラツは、戦車にはリア・ドライブの防御・機動特性が性機構、温帯夏雨気候で熱、乾燥、湿気に対応し トフォーム ) の名称で開始された。この計画では、適しており、歩兵戦闘車は車輌を盾にして歩兵をなければならない ) 。各機能には冗長性を持たせ 前述の戦闘車両に加えて、近い将来旧式化する戦展開する為に後部ドアが必要でフロント・ドライるため非常用操作装置が要求された。防御面では、 闘車両もまとめて置き換えるとされた。 70 年代プが適していた。こうした問題を多少でも軽減す高度な弾道防御の他に、クラスター爆弾や地雷等 に導入されたレオパルト 2 、マルダー歩兵戦闘車、る為に、エンジンの小型化が希望された。 の様々な脅威に対する残存性が求められた。 ゲパルト自走高射砲は度重なる戦力向上改修が行 この他要求されたのは、 >-JO()O を達成する 提案されたコンセプトをが検討した結 われていたが、 2010 年には寿命を迎えるとさ為のコンパクトな 2 名用戦闘室、レオパルト 2 と果、 1996 年には以下の企業、クラウス・マッ れていた。これらを置き換えるの配備は、同等の機動力。要求された指揮及び迅速な反応能ファイ・ヴェクマン & 0 0 、システム・ゲ 歩兵戦闘車型が最も早く 2007 年で遅くとも 2 力は、例えば現代的なや情報交換可能な偵ゼルシャフト O E-oc 、ヘンシェル・ヴェアテヒ 009 年までに導入するとした。戦車型は 201 察手段、兵装センサー、敵味方識別装置との連携ニク、の参加が決定した。 5 年、支援型は 2020 年を期限とするとした。 に基づくとされた。 この他、以下の技術が調査された。武装は、ロ zoa- 戦車と歩兵戦闘車 径 14 0 戦車砲の他に、電子熱化学砲 ( 0 ) 共通車台の要求に対し、 -y はフロント・ド コンセプト では、歩兵戦闘車や支援車両も同時に調が検討されたが実用化の目処は立っていなかっ ライブの共通車台の後部に各派生型のモジュール 達することになり、こうした異なる用途の車輌もた。デジタル・ネットワークの構築。駆動装置にを組み込むことを提案した。そしてヴェクマンは、 共通のプラットフォームから派生させることが要はディーゼル・エレクトリック推進が、防御面で リア・ドライブの共通車台を提案した。歩兵戦闘 求された。この為、は用途に合わせて < 、、はアクティブ防御システムが検討された。 車型は、、」 月型のエンジンを片側に寄せることで、 O の 3 種類のプラットフォームを開発するとされ 幅約 750 の下車兵員用スペースを確保した。 注目すべき点は、重量が戦車型で 55577t 、 た。 < は戦車、は歩兵戦闘車、 0 は自走迫撃砲や計画の進行 対空車両、エ兵車両等の支援車両となる。 1995 年に連邦国防省は、連邦軍が計画した歩兵戦闘車型は 55571 ・ 9 にもなってしまっ 車台の共通化は、全ての派生型が戦車と同じ戦 Z(-5Q の開始を決定した。は軍需産業に対たことである。この歩兵戦闘車の重量は、マルダー 闘環境で活動し、同じ脅威に対処できることが求して提案の公募を一丁、、 彳し以下のことを要求した。 1 < 4 の 3 8 5 やプーマ歩兵戦闘車の 4 3 められた為である。この為に、生存性、機動性、戦車型は 140 戦車砲を装備し弾薬 30 発をと比べて非常に重く、他国の歩兵戦闘車と比べて 指揮と反応速度、投入能力、運用性は戦車と同じ搭載する。歩兵戦闘車型は 35 / 50 も極めて重かった。これは、戦車と同等の防御と 水準が求められた。この為に、以下のコンポーネ oco 機関砲を装備し弾薬 300 発を搭載する。機いう高度な要求に答えた結果である。 ントは共通化されたモジュラー構造にするとされ動性はレオパルト 2A4 と同等で、 >—IO()O 及 てを
0 〇 〇 0 〇 〇 今後 レオパルト 3 が 開発されるなら Q-NYBNOOO に 近い外観になると 筆者は考えて います 0 ↑ PzKW2000 ・従来の戦車と比べて戦闘室が小型で、重量効率が良好なことが うかがえる。灰色で示した部分が重装甲化される部分で、節約さ れた重量で、戦闘室と砲塔基部の防御が強化されていることが 分かる。 ・ PzKW2000 の乗員は、交代要員が配置されるので一両 あたりの乗員の人数は変わらない。しかし、車長を従来の 2 倍養成する必要が生じるだろう。 ・自動装填装置は、どの様なも物が計画されたかは分 からない。可能性としては、ベルトコンべア式弾薬庫 かロシア戦車のコルジナのようなリング型弾薬庫が 考えられる。ベルトコンべア式弾薬庫の配置 は、 4 種類が考えられるが紙面の都合で 割愛することになったので、機会を改めて 解説したい。 SteaIth Versuchs 齒 ge 「 -Stelth demonstrator- ステルス・デモンストレーターは、防盾下部と車体操縦 席部分にパネルラインが見られる。恐らくこれは、移動 時の視界確保と操縦手の出入りの為に、外装パネルを 取り外せるようにしたものと思われる。左のイラストは、 外装パネルを取り外した姿をイメージして作画した。 0
Kpz3 度な防御を達成するのは、初期の段階で軽蔑され排除して非常に小さい。これにより、装甲重量は レオバルト 3 へ レオパルト 2 以降の戦車開発は、まだレオパルていた無砲塔戦車だけだとされた。 軽減され、その分を戦闘室の装甲強化に回して乗 ト 2 が開発中だった 19 7 2 年から始まってい レオパルト 2 は、革新的な Z70 (>me 員の生存性を向上させることもできる。また、乗 た。レオパルト 2 は、 M48 を置き換えることに ) の開発失敗もあり、比較的保守的な設計だっ員は被弾率の低い車体に位置するので生存性が更 なっていたが、近い将来レオパルト 1 が旧式化すた。 LLOØや装甲素材には技術革新があったが、 に高まる。車体弾薬庫を戦闘室から排除するは、 るのは避けられず、後継車両が必要とされた。 レイアウトはほぼ在来型のままだった。 誘爆の被害から乗員を守るメリットもある。 こうして、レオパルト 1 を mo 年代後半に置き レオパルト 2 以降の開発は、特に防御の向上に のもう一つの特徴は、ケースメイト戦車 換えるオペレーション要求が発布された。この計重点が置かれた。西側第三世代戦車は、装甲重量でありながら行進間射撃が可能な点である。 画は、イギリスと共同開発することとなり、イギの約半分を車輌筐体と装甲が占めており、レイアのは、旋回式照準器で照準したまま、車 リスは >Ol--coo 、ドイツはと命名した。ウトの改善が出来れば相当の軽量化でき、この余体を目標方向に旋回させると最適のタイミングで そして 1975 年までの間に、、 ooe 、裕で装甲強化が可能であると考えられていた。無自動的に発砲するというものである。この行進間 ラインシュタール・トランスポルトテヒニク、ク砲塔戦車が注目されたのは、こうした理由による射撃に必要な安定化の為に、砲架は仰俯のみ可能 ラウス・マッファイ、ホッブズ・グループ・ものであった。こうして双砲身ケースメイト戦車だった。また、は高速で蛇行機動をとりな オブ・コンサルティング・エンジニアーズの 5 社と頭上砲戦車の実現性を調査する為に技術実証車がら発砲を繰り返すことで、被弾率を低減した。 が、 9 種類のコンセプトを提案した。それは、判が製造された。また、当時注目されていたフロンの射撃方法は、技術実証車の射撃試験で要 明している範囲では以下の様なものだった。 ト・ドライブ戦車の調査も行われることになった。求を満たす命中精度を実現した。 ・後部駆動の砲塔戦車 しかし、は、運用試験で許容不能な欠点 ・前部駆動の砲塔戦車 が指摘されて、戦車部隊から配備を拒否されてし の開発 ・双砲身ケースメイト戦車 ( 0 ) ( 双砲身ケースメイト戦車 ) の開発は、まい計画は中止された。まず、部隊行動中の蛇行 ・頭上砲戦車 1972 年にから始められた。 OCY-Y の構造は、軌道射撃は、隊形の維持が困難で、先行車が後続 車体両端に主砲が設置され、その後部に自動装填車の射界に入り危険であった。また、 2 本の砲身 提案は、デザイン研究の後に行われたプロジェ装置が配置されていた。乗員は 3 名で、 2 門の主が突き出している為、市街地や森林での行動も不 クト・デフィニション段階で次の 3 案に絞られた。砲の間の戦闘室に配置された。この様な配置に適格とされた。蛇行機動戦闘は広大な平地が適し ・砲塔戦車 ( クラウス・マッファイ ) なったのは防御の向上を狙ってのものだった。 ているが、そうした地形は限られていた。そして、 ・双砲身ケースメイト戦車 ( ) 戦車は、車両全体の装甲を分厚くすると重量過射撃する時は目標に進路を向けなければならない ・頭上砲戦車 ( ホップ ) 多になってしまう。この為、乗員の生存だけでもので、目標と並走しながらの射撃も出来なかった。 確保する為に、戦闘室は重点的に装甲化されてお これを受けてイギリスは砲塔戦車の案を提示し これらのコンセプトは、イギリスの提案と共にり重い。この為、戦闘室の小型化は、軽量化の効たが、ドイツはレオパルト 2 と比較して改善点が 比較評価された。しかし、イギリスの提案は非常果が大きい。在来型の戦車は、乗員が車体と砲塔無いとして拒絶した。そして、有効なアドバンテー に高度な作戦上の要求を満足させられなかった。 に分かれており、さらに戦闘室内には主砲や車体ジを達成し得るのは、ラディカルなデザインへの そして、 1976 年に始められたパラメーター 弾薬庫が配置されており戦闘室を肥大化させてい挑戦だけだとして頭上砲戦車の開発を始めた。イ 研究において >—IO()O の重量制限を守りつつ高る。これに対しの戦闘室は、武装と弾薬をギリスはこれを拒絶し、共同開発から離脱した。
0 「ホップの単砲身ケースメイト戦車 (Einrohr kasemattpanzer) こんな名前だが、旋回範囲が 限定された砲架を有する 頭上砲戦車である。ー 年代は技術の進歩により これまで不可能だった = = 言力可能こなり 様々な案が検討されました クラウス・マッファイの 低姿勢砲塔 自動装填装置の弾庫は 縦置きベルトコンべア ( 立体駐車場の様な ) になっているので ルクレールと比べて 後方視界が良い。 クラウス・マッファイの 頭上砲戦車 主砲後部に搭載弾薬の 全てである 40 発が 搭載された。 この方式は周囲の視界が 良いが、対空警戒に問題を 生じると思われる。また、対空 機銃はリモコン式が不可欠になるだろう。 しかし頭上の武装は、トップアタック・ミサイルや クラスター爆弾から乗員を守る盾としても機能する。 0 を MaK の DRK ( 双砲身ケースメイト戦車 ) については 「ドイツ連邦 駆逐戦車開発小史 編」で詳しく 解説しましたので 参考にして下さい 0 、」の 0 0 分 9 乗員は 2 門の主砲の間の コンパクトで軽量な 戦闘室に配置されており 重量効率が良い。戦闘室両脇の武装は 戦闘室を守る空間装甲としても機能し残存性が高い。 气、 0