不安 - みる会図書館


検索対象: 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)
40件見つかりました。

1. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

■第■■■ 0 譜のととなしくツイでもし 黒のツギには本来すこ ・〇 0 かしこの一団に危険が急に加わる し重い嫌いがある。この手 ・〇 0 3 ・〇〇 ・・ 0 , 図で第 4 図 1 、とオス方がまキ〇・ 0 〇図ようなことは考えられないこと勿 さっているかもしれない。 ・ 30 論である。 ①〇 黒、白から一路上にカカられ ② 第 4 図黒 1 、白 2 、な 貯との間に模様をはられることを らば黒 3 、とヒラいて、こ十 嫌う。絽を二路下まで一ばいに行 2 のヒラキがやはり右上隅と くのは、第 7 図白 2 、とコスマれ のつり合いの宜しきを得て同図 3 、と受けなければならぬとすると、それだけ右下隅の いる。そしてこののち黒から 1 の一路左、のノビキリが利い黒が弱くなる不安を免れない。 ている強みが大きい。 右下隅が現在どうということはないにせよ弱体にはちがい そのノビキリに、白がもし手をぬけば、第 5 図 1 以下がもないのたから、それを控えているのに第 7 図のごとくその方 っときびしいからである。 へ迫ることは理論からいってもたたしくないわけである。こ -T. 5T7 第 4 図の黒 1 に対し、第 6 図のような関係はあらゆる場合に通する原則である。 白 2 、とヒイて受ければ 0 ・・〇 ・〇〇 9 ・〇 十ー・〇④第 6 図ここで黒 3 とツイで 0 も、 1 、 2 の交換は白を重くし ② 十 て、それだけ黒が働いているし 十 十ー また黒は 3 とッガすに、さらに 1 の . 一路左をオシて打っことも できるのである。 第 5 図

2. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

ころに応する所以でない。白にの一路右にツケられたり 第 8 図 4 につづいて、 ③④亠亠 , ・白が 4 の一路下に抱え、黒そのほか手段の隙を提供するものだからである。 十 0 十十〇②〇①十図 でしかし第図 1 とし、同図白 2 をゆるしても ( 譜の が 3 の一路にアテ、白が との差 ) 3 とトンで、下辺および左辺の打込みを窺うという 2 の一路上からキリ、白 3 十・亠亠ー 0 ・〇 ー一亠ー一ー一ー下亠ー一ー下っ十第を黒がトリ、そして第 9 図方針有力と考えられる。同図において、左上隅の白一子は 白 1 とキッたとき、黒は同もはや動いても効果の得られない姿である。いすれにせよ黒 にはどこにも不安な処がなく、わかり易い局面と知られる。 図 2 とアテることを忘れて はならない。劫の負担を軽くする意味である。 第 7 図のはじめの状態から見ても、ここは二、三子に拘泥 十・十十〇十〇十・亠亠ー 0 ーエ - ー〇 すべきでないが、しかも白にとってはこれは相当重大な劫争 となっている、そこに黒の有利な立場が見出されよう。 は左隅の二間高ガカりの配置においてしばし ば行使されるびとつの型である。次にの一路左、のツケを ねらい、黒がそれに備えたものであることは、すでに定石 篇で学ばれたであろう。 白と右下隅をひろげた 十十〇 とき、黒とびかえてヒラ 十・ーエー 0 〇・〇〇十図 き、さらに二間ビラきの余 , 一ー・十十・十②・〇 裕をみせたのは正しい。 を一路右にすすめるのは、 右下隅の白が強化されたと ② 第図

3. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

新 000 ■ 0 ■澄■■就■ 0 ■ 0000 コロ 1 の形が根本なので、順序は特に問題にしなくていいとおもう。 進出することができる。 ・〇〇 但し白の手で、第図 1 、と突張り同図黒 8 まで、このよ 白 4 とコスまれたのと、 0 十〇十・〇十 うな目新しい型も実戦にあらわれているから、譜の、の この 4 の点に譜のごとくカ 十 先後が全く無関係というわけではない。 ケて白を低位に就かしめる十・十〇十・十・〇 0 白と抱えたから黒はのキリを人れ、幻とカケて圧迫すのと、下辺は小さくない差亠ー一ー卞十 , 一ー下卞 3 〇② ー一、 0 十〇十・十十 る。これカ 1 1 ま 6 、 8 、に含まれた狙いのびとつでもあって、もであるが、しかし黒 1 とト とより難点のあるべきでなプことにより右辺に形勢を十ー一亠・ 亠亠ー① 0 エー十・②ー いが、このをもって第 張ったのも好ましい。 十・十〇④・十〇 図 図 1 のトビを先にすること 譜は以下の三子のダメがツマっているのが聊か気になる 十十十⑦⑤③十① 2 も考えられるようである。 ほかに、のちにの二路上に白から打込まれる余地をのこし ている点も幾分の不安である。 第墅図 1 のトビから、 本図、白 4 でもし 2 の二路上に曲がってトビでもすれば、 白 2 ないし黒 5 と、自然に黒は第図 1 、と急にツケる筋がきびしい。 第図このように黒 1 、 3 、とゆるますオサえることに ・〇 なれば譜とは大差であって、黒の満足はいうまでもない。 ・十〇 0 十〇〇十 ・・〇 ①十〇・十 0 〇・ 白、常用の筋である。 次に下辺を進出するのに、を一路右に打ったのでは、 まで歩をのばすことはできない。すなわちと、は関連す る。またを他へ向けたとき、黒から打つにも、単にの点 に打つべき形である。 〇 第 22 図

4. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

あるのたから、このように はっきり形がきまれば、そ 0 ・十 れだけ局面が単純化する意 十十十 味もあるだろうかっ 〇十〇十図 十 : 十⑤ 3 ・・〇十「十 本区、 4 のつぎに黒が一 ⑥④②〇 0 〇・十 路下からアテ、 4 の一路左 〇・十十亠亠ー第 十 3 ・〇④・ 第に白がノビ、黒が 3 の一路一 , ・亠・ー・ 十十〇・十・十十 十丁〇 0 す〇①十 , 卞卞十 十十〇①・ー丁一ー 下にカケッギ、白が隅を オサえて、下辺を黒が補う こととなる。 黒の呼で、第 8 図 1 、とソィッケるのも悪くないようで第図黒 1 、以下である。 ある。これたと安全に突破できる ! 同図は、左辺の白をかためるようたが、黒 7 とトンでこの 第 8 図黒 1 、白 2 、そ方の白を攻めることとなるから、これで悪くない。大一兀はも して 3 、とヒク。白 4 、黒ちろん働いてくる。 5 、につづいて白は左辺の 隅の黒は、地ということを考えすに、大たい治まっていれ 十星にかまえるくらいのものばいいとするのであるが、しかし機を得てもう一手加えれば , 一ー「十十〇十十〇十一「とすれば、そ一暑黒も , 0 小さくない地たし、いすれにせよ一方の白に不安がある以上、 十十十⑤ 3 ④、十十十」 9 二路上にトプのである。 黒は恐れる所がないわけである。 黒とやむなくッギ、白貨とッガれることになって、部分 十十朝〇 0 十 〇・十十す卞第 十〇①十・亠 第 9 図黒 1 に、白 2 、 的にこれは黒がすこしやられた感じではある。しかし、わ 4 、も常用の形である。 右に断点はあるし、この白の外勢は決して完全でない。黒 黒 5 、白 6 、につづいて と穏かにトンであせらす、十分の姿とおもう。 0 183

5. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

0 住 0000 蹊 第 2 譜 てふりかわるほかなかった。 白 5 で隅の三々 〇十 第 5 図おなじく前頁第 2 図につづく。黒 1 、白 2 、とノビ切ら に打込み、第 3 図十 黒までとなって ・④⑤ 0 ③ は両ガカりがとも ・〇 3 ②① に用をなさす、隅 の実利の大をもっ てしても犠牲が大 きすぎて不可とおしえられる。 第 4 図前頁第 1 図につづいて、黒 1 、白 2 、は 当然ふりかわるべき場合であるが、それを 3 とヒキ 出したのは重い。 白 6 まで、黒の変調である。 3 は 6 の点にサガっ 十十十十十十十 十十十十 十十十⑩十十一 〇十 4 十十〇・十 6 十十十十十 0 ⑤十←十 0 十十 , 第十十十十十十一ー十 0 ⑦⑨十〇十十十十 第 3 調 0 ・ 154

6. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

0 第■当■ 00 0 ロ 00 ロ就 0 ■ ・原■■■■■■■ 0 ■ 6 ■ い理なので、黒にとって不利であるはすがない。 白 9 、この手でよく見られるようにの点にハネ返すのは無理で あるー第 3 、 4 区。 第 1 譜 7 日 3 の高い二間バサみに黒 4 、とコスむ型。 十⑨ 16 ⑩ 白 5 はゆっくり進もう 3 与 0 ゑ = 。下一・十・十十十十十 ~ 十十⑤ 十十十② 手で第 1 図 1 、とコスミ ッケるのは、同図 9 まで の定型につづいて黒加で 急激な碁とならすにいな い 第 1 図白は下辺の一 子をすぐに動き出さない と、黒第い′のカケが成 立するからである。従っ て第 2 図白 1 、 3 、のよ 十・「十・十十」 うに行動を起さなければ ならない。ということは 白が他を顧みる余裕のな ・①⑤ ② 3 第 1 図 第二局

7. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

喆も疆 2 の一路下にワリコむところから、第図のごとく直ぐに渡りをも 第 4 譜 . とめて来るかもしれないが、それならば黒は渡らせてすこしも不利 白、二路右にトビッケての渡りを見てここから のない形である 手をつけ、局面の進展をはかるほかない。この手を 一路高く打っことは可能でわるー第図以下。 第図白 1 、黒 2 、と平易とトビ、白 3 には黒 4 、とこの方で報いて 動じない。 一 , 十十十十十十十十 十〇〇 0 ・十十 なお白が 3 の一路右 十 0 十 0 十十 下、にアテてくれば黒 十ト 0 〇十」 はいつでも一子はツガ す、 3 の二路右、をッ 十十十ー十ー ナイで応するものと知 0 るべきである。このこ の 3 十の十 とは以下の諸図にも譜 の十 3 にも通する。 3 十十十 本図黒 2 を、一路下 にナラんで白の渡りを , 十 3 3 0 ゆるさす、強く打つな ども考えられないのでアー一ー ないーー、第図。 また本図白 3 の手で ③十十〇・〇 0 ②十十十・〇・〇・ ・十十①十・キ〇 0 十・十十〇

8. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

・■ 0 ■ 0 ■ロ 第 6 盟 図黒 1 、白 2 、そして 3 、と大きく迫ることも考えられるし、ま 第 2 譜 たこの 3 は普通に一路左上の二間トビでもよろしい。いすれにせよ 黒は白 第 7 図 1 、と曲がられては白が苦しく、譜のがつねに本手と知っ 〇・ 0 ・〇 0 〇」の走りを防 てほしい。 3 十・〇ー 析の原則か . 〇 十十十 0 〇十 らいっても 一ー十十十 30 十十〇十 0 十十十・ C ) 0 〇 正しい。 十 十・ 0 〇十 白、こ 十十十十十 0 の手で打つのに上辺にも左辺にも大場はあるが、大 十の十十十十十ーエ、十十十十十〇十 場の先べんたけを急いでもこの一団が安定していな いことには必す不利がかえってくるものである。逆 にとそなえてあれば、右上隅においては三々の打 込みくらいに打てるし、左辺にもまだ大場はのこ っているので、三子局といえどもこのように徐々に 打ちすすむべき である。 0 〇〇 図白がを他へ 十十十十 ・ト〇 向けたとき、黒 ② はの三路下に 打って勿論いい が ( 二子第三局 参照 ) 別に第 7 3 第 2 譜ー

9. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

第図前図につづサガリ、もしくはそ一路上の「スミも利かせることが 0 きるの いて白 1 とオサえればで、このようなことにな。ては堪えられない白の不利である。 第 2 譜 ・十 0 十の , 一ー〇③・図黒は 2 以下を・すぐに , エー一亠ー卞②④⑤ 打つ。黒 6 とキリをび黒は、を先にして後から、とトンでいるが、要するにこ 十 0 ・〇 第とっ入れるのが巧みな 3 9 手順である。 白はこれを抱えるの 0 ⑨十 0 〇⑩⑩@ と、次図のごとくッグ のと、両方ある。譜に の⑩⑩のー おいては抱える型を採 った。 十十 第図白 1 とッゲ 十 ば、黒 2 を利かせて 4 、 とトプことになる。 〇十 白 3 でもし 2 の一路 右、をキレば黒 3 、白 トリ、そして次図であ る。黒 2 で 3 、を先に 3 〇十〇・〕 してもそれと同結果な ・〇・・〇〇 04 図 ・・〇のをたしかめる。 十 0 ・〇〇 第四図黒 1 ないし 白 4 ののち、黒は必要 , 十亠ー に応じて 3 の一路右の 0 ・〇・ 〇・ 0 〇 1 〇・③ 第 18 図

10. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

路に働 お高をて 20 ① 0 十一ト十十〇〇〇十十・ 20 低ーいの ・十 ので路る価第 ト十半十十十 効も上こ値 果そ、とを 4 はこには動 、に小見か譜 こ大ゲのな 〇十 れ差イがい ををマせも 怠生になの っす受いと でのう利のもいオ失黒たに白比ッてるけ。す あ関。に点のてサう第えは第だ較ターのて往る 。いるき 10 とすら路であ々上 る係要帰もをはェ 。がすす恐い実コそ′反び図おれれ左ある打に 逆るるらい利ミのが面しもばた、るのた 16 、とが一切、く白うー第に。だれが とにでく なす黒本と譜い実右黒 1 。そ 10 白とる大 るべあの図もに′さ上にが う図か よい のてろ権 1 におのを隅こ次明とら う ' に 第 図 白での一路下に、ヒラケば黒は墅の点に曲が。て白を圧迫し、 厚壮を誇る。譜のごとくとトべば、黒とツメる。これが見合い であゑ布石はこれで終り、きわめて無事な経過であったが、もと より黒に不利は考えられない。 ・十十十十十十・十〇十十十〇十十 十十十十十十十 0 十十十〇十十 十十十十〇十一 十十十十十十十 〇十十十十十十← 十 0 十 ⑩十十〇十十⑩十の十十十第 1