■をー■ 00000 内 2 ない。二闇バサミなどだと、黒はこのようにツメと隅の曲がりとを 見合いとすることができないから、そこの差が著しい。第 1 図の定 第九局 石が白を主として一一間バサミの場合に、より多く用いられるゆえん である。 第 1 譜 ⑩ 5 三間バサミに、黒 4 とッケてすぐに行動を起こし 十十十十十⑧①④⑦ー 第 1 図を期してはやく治まることをもとめた。 6 ⑨ 第 1 図いうまでも なく譜の白 7 で、普通 ・十 にかく 1 、とヒイた定 型である。 黒 4 を想定し、この のち白第い′ならば黒 は 2 の一路右を曲がる べく、また白が 2 の一 路右のオサ工から打て ば黒みい′とツメる。 十十十 これは黒として安心な わけで、白はそれだけ 変化をもとめる余地が すくない理にほかなら 第 1 誥
, 000 ■戸■■ 0 ■住目■■■ 0 0000 ■ 00 ■ロ 00 ロ 0 ■駅 0000 ロ 00 ■ 0 ロ 0 に 9 ( 白は 2 に対し、このコスミッケから打つのがつれにもっとも 有力 ) ならば黒はその方にかまわす、第 1 図 2 、としてよろしい。 第八局 そのまま白が放置すれば、第 2 図黒 1 以下がのこされるので、同図 のようになったとき、・左下隅の黒の姿勢が白の背面を衝いて絶好の 白 3 の三間バサミは一ばんゅ「くりした態度であ る。これに対し黒は 2 から三路上、に二間トビする、 十十十十十 6 十十④十十①十十 5 の点にカケる、 十十・十十十←十十十第⑤十⑨十 の・三々にツケる、 というように 2 の 補強から出発する 手法もあるが、三 十十十十 子局では 4 、 6 、 のごとく 2 は軽く 見て全局の発展を 第志し、 2 の一子は 次第によりすてて も意としないとい う打方が多く選ば れるようである。 白 7 でもし直ち 十 108
000 00 ロロ 0 ロ 00000 第十局 白 3 、一一間バサミを試みる。 黒 4 、 6 、とッケオサえて 8 、とカケるのがはっ きりした定石だとおもう。 白 5 で逆の方からハネ返せば、第 1 図の定石につ づいて、第 2 図でよろしい。 また白 5 を 6 の点にノビ出せば、第 3 図 2 、以下 の定石がある。 白 9 、ないし黒が、びとつの型である。 黒のハネコミを先にして、とヒクのが常用の 手筋となっていることは周知 であろう。 白でと、渡る変化は第 十一局にあらわれる。 亠 , 十十 黒まで、後手ではあるが 十⑤①②④・第味よく、小さくない実質をも っている。白もしかし 9 以下 が安定していることを黒は忘 6- 8 れてはならない。 白を他のどの点に向けても、黒に第 4 凶 1 、とヒラかれては苦 痛が大きい。したがってのカカリはつねに絶対である。 十亠・ 十十十⑩⑩⑨ 1 十 0 十十十十十←←⑩ 0 十⑩ 十十十十十十「エー丁十 6 十十十十十十十 ④③十 十十←十十十十十十十十十十十十 十十 0
第讎■■■■■ 0 00 0 ■ 0 コ 0 ロ新ロ期■ロ 0 ■■動 0 ■ きるが、いすれにせよ部分的 にいって 4 までは白の方がす 第七局 こし働いたものとみられる。 第 2 図黒 2 、白 3 、ののち に白みい′を打とうとする。 2 を 1 の一路左にツキアタ 白 3 の一間高バサミに、黒 4 とケイマする。 白 5 とオシ、黒 6 以下、この定れば白は 1 の二路上にトンで 打つのである。 石としては初期のものである。 5 の手で第 1 凶 1 、とヒラキ、もし くは第 2 図 1 、とコスムのはとも にハサンた石を軽く見て、右辺へ の展開を志す意味である。 第 1 図白 3 、黒 4 、はいすれ も形である。のちに黒が 3 の一路 右に打って遮り、白は 3 の一路下 にサガることとなる。そうでなく て白から 3 の一路右をツナぎ、そ して黒に 4 の一路右上をオサ工ら れる、そのような姿になるのは白 が重いとして排斥される。 白 5 は全然他へ向けることもで 事 0 図 0 ~ ロ ②・ 1 十い 0 十十十 0 十ヨ ⑤④十・ 3 0 ・第 1 譜 第 2 図 105
十・ 白ーい′がはぶけす、それ ( 田、 2 を打った後にも黒冱ろ′白 ' は , 黒 ' に , のような味十 十い」がのこるのを白の不満とす 〇朝 るーーこれは定石でも学ば ⑩・ ①十 れたことであろうが、第 3 はろ② 〇 3 図の白ーい′を怠っている と、第 4 図黒 1 ないし、 の手順で活きられ、活きら れたときに右辺の黒 ( 譜の 4 、 6 ) がしつかりした姿勢なの で、白の外勢の厚みがむなしいこととなる。 なお第 5 図は、第 4 凶の黒を省略すると、白 1 、 3 、の 手段があって黒が完全でない関係を、念のためにしめしたの である。 ・〇・〇〇〇 白 9 ののちにもしかし黒 は 4 の二路左のトビ、また ものとなることが知られるであろう。 〇①② なお第 2 図において、黒 1 に先たち黒オい′白ろ′を交その一路下のカケを利かせ 〇 換することも可能である。 る ( 右辺の模様の拡大 ) 意十 十・ 白 9 、前にもいったように三間バサミにおいてはこのコス味で、 2 の一子にはどこま ミッケが正しい。 9 で第 3 図 1 、とカケるのは同図黒 2 、白でも拘泥しない態度がのぞ 3 、のまま一日一放置され ( 黒 4 がこの場合想定される ) 結局ましい。 第 2 図 4 3 2 ①い十〇 〇ろ十 第 3 図 ■ 0000 ■ 0 ' 00 ■ 0 ■麗都 ℃ 9
0 ・〇・ ・②の④⑤〇〇 ①③ 6 〇 〇 0 ⑦ 〇① 第 5 図前図 1 、に含まれた本図白 1 、の狙いがあること は周知であろう。しかしこれに対して黒 2 、とツイで抵抗し 以下 8 までとなれば、隅の黒に不安なく、これから出発する 戦いは黒に有利でなければならない。 第 6 図白 1 とここでキリを入れるのは常用の筋であって 小目一間バサミの定石中にもあらわれたはすである。 黒 2 と当然抱え、つぎに白が 1 の二路左に曲げ、白 1 を黒 十十②①・ 十十〇十・〇・ 十十十〇 , 一・十 ロ■ 0 ■■ 圏■ 0 は■ : ■■■ 0 画 ロ 00 ロロ就 ■■ 0 ■ 0 ■ 0 第 6 図 第 5 図 がトッたところから第 7 図である。 本図 2 につづいて、白が 1 の二路下をキッて黒一子をシチ ョウに抱える方は、今の場合、シチ「ウは成立するけれど、 考えなくていいとおもう。 第 7 図白 1 ないし 5 、に次いで黒右辺はの劫をツナぐく らいのものであろう。白としては第 3 、 4 、 5 図などよりも 本図の方がまさっているといえる。 譜の黒以下、この直截の抵抗がかえって簡潔である。 次譜、黒却まで、必然そのように進行し、白はほかに打ち 9 ようのないことが知られるであろう。 ・十・ 十ー 〇①・〇・ 0 十 0 〇〇十キ・十十 , 〇・ 十十十十十十。卞下十十十ー第 一十十④十十ー十十十 下十十⑤十
0 ■■日■ロ■ 0 ■ 十 3 ① 第三局 第 1 譜 黒 2 と今度は咼いハサミを試みる。 白 3 の一間高ガカりに、黒 4 とッケるのでなくて は、 2 のハサミを 効果的ならしめな 0 ①図 いーー 4 で第 1 図 ① 3 1 、とその方にツ e ②① 2 十〇④ ケるのは、同図 7 トー厂トトト匸 まで周知の定石と なり、無事ではあ るけれど、白も治 まるので、はじめ に 2 とハサんだ意 図がむなしい。 また 4 を 6 の点 にコスムのは、 3 が二間高ガカりの 際 ( 第五局参照 ) 隅と 第をの , 2 侵混 0 十十聿聿十十十十十十十①十。 れで 十十十十十十十十十十十十十十ヨに墨ゑ , 十十十十十十十十十十十十十十十ヨを一 十十十 十十十十ヨ、ま聞 十十十十十十十十 路 十十十十十十十十十十十十十ヨ カ リ ②十十十十十十十十十十十十爿ヨヨ黒 の 十十十十十十ヨ こ 十十十十十十十 場 は 第 0 十③十⑦十十十十十十十 0 十一十ヨ自 図 . 渡 2 た 4 形 と が ー第 1 譜ーー
0 ロ 0000 ロ■■■ー 0 ・ 0 」ロ 00 ■巨■一目巨 0 ■第■重■ 00 ■■ ■ 0 ロ新新 0 ロ 0000 ロ 第 2 図 トリ返し、大ていの白の劫ダテにはである。これを第 1 譜 8 の手で打つ。 かまわすウチヌイて、第図の形と 白 2 、一路右にトンでも、黒 3 とコスマれるのに変りはな なる。 い。そうとすればその 3 の方から、一路でも遠いこの 2 、の 十・十 0 これはほとんど計算を超えた大きケイマが合理的であるのは容易に理解されよう。白 2 をさそ と全く同巧である。 〇 0 十 0 〇さであるが、しかし本局では白の劫。て黒 3 、を導くのは第 2 譜黒 8 、、 0 十・〇 0 十 ダテが右下隅のあたりに求められ白 4 、自他の根拠に関するところーーっづいて第、図 0 るから である。 問題で「 あろう。いすれにせよ譜の幻の 第肥図黒 1 とふたたび = 卞ー卞〇① 点に白からコスマれるのは、白 ・ 0 亠ー卞十・下・この方から ( サみ、右下隅一 に調子を与えることとなって、 十 2 ②④⑤との間に模様を張りつっ白 ア〇 この場合好ましくないというの 2 、 4 を促して自然に 7 、 である。 までの展開を得る。 これが一法である。つぎ 黒で布石の一段落である。 に 6 の一路左を黒にハネら なお、第 1 譜黒 8 の手で上辺④ れては白が苦しいし、上辺 のハサミからもって行く手法が の一子 ( 第Ⅱ図黒 1 ) の措 あるといっておいた。これは全 〇 置に白がこまる、というよ く別の布石になるわけであるが りはそれがいかに働いてい ついでをもって第Ⅱ図以下で検 るかを思ってほしい。 討してみよう。 黒 1 では別にこれに劣ら 第Ⅱ図黒 1 が上辺のハサミ ない有力な打方がある。 第 3 図 〇 〇
第一局 白 7 までのはこびについては特にいうことがない 0 黒 8 、普通はこれを一路びかえて第 1 図 1 、とし同図 5 ま でを期するのが穏当で、黒がよいと従来説かれている。第 1 図 4 で、第 2 図白 1 も、同図 8 まで、やはり黒大いに有利と いうのである 0 それに相違ないが、譜のごとく 8 、と一ばい にツメるのも、急がしく打って白に他を顧みる余裕を与えな い意味において、軽視できないものがあると考える。 8 では しかし別に上辺のハサミからもって行くのもある ( 第Ⅱ図 ) 。 白 9 をさそい、そして黒を導く点は、第 1 図も譜の 8 も かわらないのである。 十十十〇十①十 ・十・十十十十十十⑤十十・ , ■■互■日住 ■■■ 0 ■ 第 1 図 〇 0 00 ■ 0 ■動 ■ 0 ■ロ■ロ■■■新■百新ロ 2 0 ⑩④ 5 〇 ⑥②・ ⑨ ① 十①十④・ 十 第 2 図 ー第 1 譜一一 ー 47
26 白までの結果を、二間 ハサミに白がすぐに三々に ッケた第 6 図の定石と比較 すると、同図 6 と譜のと の差は黒が劣っているが 0 〇 3 ・ 白という不急の一着が加 下 0 ② 0 〇 わっていることに気づかれ るであろう。 すなわちまでの形は、白の不満の方が黒のそれ よりも大きいことがいえるのである。 黒、この手であたりにヒラくのも非常な好点 であるが、白にもしくはその一路上、に割打ちさ れると左辺の模様が一時 に消えてしまう。 それは第 7 図黒 1 、白 0 2 、につづいて第 8 図の 黒 1 、白 2 、となるか、 また第 7 図の白 2 を一路 6 一・ 100 上、に移した第 9 図のご とく上隅の黒の動揺を 見るか、いすれも黒が特 第 6 るがに ア、アコで加第悪 ろっ図と 十〇十十 0 十十十十十 うてのい 一十十十 0 。い白う 亠十十十ヨる 2 の + 十一ト第十十に殊な 強にい 十十イヨ化急 さ所 ヨれで局 いつの 十十十十十 るて複 白、雑 のこ化 勢のを カよま 十 がうぬ にか 半十 0 十〇十十〇十 0 〇・十〇十〇 もなれ のるな 十 0 〇十十十十十 0 十〇 0 〇 ' をとい ⅱ日 ての く 19 ーー第 2 譜ー 28 24