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検索対象: 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)
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1. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

0 ■新■就 00 ■ 00 ■■新■ ④・・〇十 0 十卞〇十・ 〇〇・ 0 〇・②⑤ 0 ⑥ 0 〇 第 2 図白 7 まで、定型のようなものである。 1 、 7 間の 不備のゆえに 7 の方の白が安定していないので、隅の黒はこ ののちもし手をぬいて出路をとざされることとなっても全く 不安がないのがその強みである。実際にはしかし黒は 1 の一 路室にハサミッケ 、ナるところから進出 してなお 7 の方の 図攻撃をつづけるで 3 あろう。 第 3 図譜の黒 間で 1 、とこの方 からせまる。白 4 〇 0 ①十 3 ②〇 十 ④ 0 十 〇 ・十〇 2 ・⑤〇 , 亠ー〒・ ・〇〇 十 0 亠・、〇ヰ亠ー丁十十 のとき、その一路上にハネコンでいいとしてあるが、つづい て第 4 図の白 6 までとなっては、黒が悪くないにせよ、天元一 が働いた形とはいえまい。 なお第 4 凶自 4 で 5 、の方からアテるのは、第 5 図黒 2 、 4 、で白が失取に おわる。周知であ ② 3 ろうけれど念のた ・・〇〇・①十 図めに。また第 3 凶 0 〇 0 黒 1 で 2 の点や 2 ・ 0 第の二路右にツケる 不合理については ー「 , ・一、今さらいうまでも ないとなもう。 ■■当 0 ■ 00 ■ 0 当 00 0 ■ 0 ■ 〇 0 0 227

2. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

第第測第第 3010 測 0 動協動■ 0 亠ー十・〇〇十 十十・〇亠ー十十 〇〇・②十十十 第図譜における黒加の 手で、隅をかく 1 、とサガっ て強化する。隅を不安なくし ておいてつぎに白 2 、黒 3 、 とはげしく挑戦しようという のである。事実これは、なか なかきびしい手段で、天元の置石、および当初第 1 譜 2 、と ハサんだ意味との関連において有力とおもわれる。 第Ⅱ図前図につづいて白は 1 、とヒクほかなく、黒 2 は 1 の一路下をオス ( 第図 ) のもあるが、本図のようにヒイ ても悪いはすがない。 ・ 0 〇十十 ・〇十十十 3 ② ・ーエー十十 第 図 第 図 ・〇十・十十ヨ ⑤十 十十〇〇・・ 0 十十・〇 0 ④十・ 十 3 7 ・② 十 卞⑧ 十十十十 十・十 第 12 図 1 〇・・〇 ④②・〇〇〇 3 聿 ⑤ 第貶図前図につづく。 白 1 、黒 2 、の交換は苦 しいが次に 3 、と進出する ためにやむを得ない。 図 しかし黒 8 まで、白は両 方に不安をひかえ、得失は 第自明であろう。 第図白 1 、黒 2 、と オシッケ、黒 6 まで、これ も黒が好調である。 237

3. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

第Ⅱ図白 1 、 3 、には黒 4 、をもって報いる型がある。 第図白 3 と補ってなくては姿勢が完でない。 3 の一 白 5 、黒 6 、で 3 が孤立に陥るのである。下辺の白二子も路下、に黒からッケ越される余地があるからである。 安定してはいない。 黒 4 とポーシして大勢を制する。 十十〇十・十十十十・・十 0 キ十 , 十十 丁一・十・十④キ十十十十亠・十・十十ー一 ⑥十 , 一ー①十十〇亠 , 十・キ十十十 〇一 , ・十一、②①」 第 4 譜 白の割打ちを迎えて黒は、と特に一ばいに迫った。 黒で四、に先べんすることはできるけれど、その方がい 次に左上方を大きく囲おうというのである。 いかどうかは前述のごとく間題である。 白を一路下、にすすめても、第図黒 2 、と当然受けら すなわち第図、白 4 までが想定され、黒が悪いとはいえれ、白の薄弱が否定されない。 ないにしても、この下辺の模様に黒が打込んで行くことはあ 同図、白 3 、黒 4 、を想定し上方の黒模様が拡大する反面 きらめなくてはなるまい。このような形勢になると、右辺の左辺の白陣は依然不安である。 黒四子が、急に攻められる恐れはないにせよ、本当に治まり 黒で布石の一段落とみる。次に白の着眼は必然左上方へ 切っていない不安が新しく浮かんでくるであろう。 向けられるであろう。きわめて常識的で白第いーならば、黒

4. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

う。黒は 2 の手で ! 第 5 図この 2 とハネ 返し、までを期する方 がまさっているだろう。 譜にうつって、白四は とともに星の石に対しもっときびしく迫ったもの で、これ以外に打ち方はない。 黒、当然かくコスミ出すべきである。 この手で第 6 図のごとく隅に退いて同図白 2 、を ゆるすのは、そのように 封鎖されても隅で治まり 十十 さえすればいいという消 →← 0 十 2 十 一 ! 十〇 7 ⑩④・ 1 ・・ LO CO 第 6 図 第う図 ①① 極的態度である。四囲に白の配置があって動きだすのに不安な場合 ならばとにかく、そうでないのに進出を避けるという理由はあり得 ない。この点、 ~ 定石篇′でも必すそう学ばれたはすであるし 十〇〇 十 0000 0 十十十十十十 0 〇 0 十十 十十十十⑩ 0 十 0 十 十十十十十十十十十十 0 〇十一 十 0 〇十 十十十十十十 ー十十⑩十 十十 0 十十」 2 20 17 、、 123

5. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

■■ 000 ■臨 十 十十 」 ! キ十十 のを、高くとハサめばそのような憂いもなく白幻、黒 が決定的だというような考慮も加わっているのである。この 十十十ト 0 ②十〇ー 十・〇 ③〇十 0 十十 十〇十十 〇・ 第 9 図 第 11 図 が本局布石の中心点であって、つづいて第図白 1 ないし 5 、ならば黒ほ上辺に 6 、と三連星を築いて中し分がない。 また第図の 5 を第Ⅱ図 1 、ならば黒はむろん 2 、とコス ミ出し、同図日 3 には一路上、をオシていい。左下隅の黒が すこしの不安もない姿であることが、そしてそれから幻、と 進出していることが、今後の進行を順調に黒に有利にみちび くのは明白である。 十十十十十・十ー十〒十十 0 〇〇〇 ー〇・・〇十」 十十十十十十十ー一ー十十」 十十十十十十十十十十十十十十①十」亠 十十十十十十→十十十十・十十 0 十、一 十十十十十十十十十十〇十十十十十亠

6. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

ー■ 00 ■ 第 8 図 第 9 図 それには一路右に突当っても黒に ある。 「十十黒の不安は上辺、白・い , 〒十〇・ 十そのほか黒にはオろ′のところ一、十〇・十十十十・十だけなので、早く ' ろ′のハ 十の ( ネッギを利かせるようなエ合下十〇 0 十十十十十十ネッギを打ち、さらに , は , 下十十・ もあるので、このハネッギが打て あたりに黒が打っ運びとなり 十十①・① さえすれば比較的こまかくと れば上辺は単純に治まるだけでも十十・十十 〒十・②③⑤⑨ 〒十・十十 も必勝の形といえよう。 一ー。一ー・エー④⑥十〒十 十十十十十 ろ ・十 ・十十十〒十十十・十十十 下十十十十十十十十十 充分に満足できよう。 〇十十十 〇・① 〒・十・十十・十十 白としては恐らく第図 1 ・・〇〇十「・十十・十十 方、譜のまでの一団が弱い 十十十 のである。 〒十〇〇〇〇十十十 白以下、常態である。 ア十・十・十十・十 黒で布石は一段落したが一ー十十・十十・十十十 前にもいったようにゆっくり ト - トト した、じみな碁となりそうで 第 9 図 一口目

7. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

・■ロロ■ 0 ■動■ 回新住 0 ■■ 0 0 菱新第住 0 ロ 0 ロ■ 0 0 ■ 〇 第図第図 2 と低く受けたのに対し本図白 1 、 3 、な らば黒 2 、 4 、と堅実に応じて、つぎに上辺また右辺の白の ラスみをうかがう。第図ではその意味がすこし弱まらざる を得ない。本図には白みい′とコス・、、、ツケる筋があるが、そ ② 0 ③十 〇十十十十十十十 ー義 0 第新■第 1 ロロロ 0000 〇①十下 十十朝 0 第図図 第 15 図 ョョ」ョ」ーヨれに対し第図は白を手厚い 姿に導いて疑間たから、第 図の 1 以下のごとく受けて左 上隅を 7 、と守るはこびを期 すれば黒に不満がない。どこ にも不安を感じさせる石がな いからである。 十 3 ②① 0 ・亠ー下・ 3 〇図 〇①・十④⑥⑧ ・ 0 十←の 十〇④② 〇十〇 , 、一・十 5 3 ・ 門 9

8. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

第 2 譜 ・日 9 から里、そして白Ⅱ、とトンで一応調子を 得たようであるが、いすれにせよ左辺に黒にふみ込 まれ、直接の連を絶たれている姿はくるしい。か さねて第 3 図との差に注目したい。 白 9 で部分的には第 6 図 1 、とコスむ形も考えら れるけれど、同図黒 2 ないし 8 で、これは譜よりも 一そう白が窮屈に陥る。 黒も肥 1 、と絶好の運びである。ことに天元と 連絡してしまったから、全く不安がないどころか、 これはもう大きな勢力である。 ー十ー卞一 : 亠 , 十⑧③十十・十十 十十十十キ十十の④①十十 0 十キ十十十 , ナ 十 0 十〇」ー亠・〇ー丁十 第 6 図 でな るて 16 : は以 十十十十十十 も方順 き 15 圧 十〇十⑨十十十十十十十十十十十十 をの迫 得方し 十十十 + 十十十十十十十十十十十十 るか白 十十 0 十十一十十十十十 の、は ぞまい 0 十⑩斗の十十十十十十十十十みたよ は 19 い なのよ 十〇十⑩十⑩十十十十十十十十 い方切 し 十・十ト十の十十十十十 十 0 十・十十⑩⑩⑩十十 0 ー十十十〇十⑩⑩十 が なよ 形に 第 2 譜 給 6

9. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

勢を襯望したのである。 る。この手で第Ⅱ図 1 のカカりは同図黒 2 、と一ばいにハサまれ、 そこで白は三々を侵すくらいのものたが、これは 1 の方へ渡らせる 定石で黒地が大きく安定することが知られるであろう。 第 4 譜 白、わが勢力のある方 すなわちの方からはカカ らない原則である。もし白 十 ならば、黒はの一路左 にトンで受けていい。 〇 譜のごとくの方からカ 十十十 0 カって、ともかくもわが勢 力のある方へ黒を打たせるのでなくてはならない。 十十 黒、一路上に高く受けて悪いことはないが、白 十十十十十 の配置があるところたから、かく堅固にかまえた。 〇十 白がもし三々を侵してくれば、黒は第図のごと く受けてよろしい。 同図は黒 8 で 9 、一ーー一ー 十〒十〇 とオサえると白に 8 0 図 の点をオサれ、そこ 0 ① 0 ・から出ギラれて一方 0 十十十 ・十第に白があるゆえ不安 0 0 が大きい。 白割打ちであ ■■回■新 0 ・② 3 図 ⑩・①十①、 5 ⑨⑦ 十十→←十十 0 0 十十 第 4 譜 - ー 157

10. 最新圍碁全書 第二巻 布石篇(置碁)

第 S 図 2 、 4 、と平 第 9 図 十十十十 易に打って何事もない。白 下十十十十十十十十・十十〇十 ④十十十十十十は連絡したというばかりで ア十①十十十十③十・十十得るところが少しもない形 十②・十・十十十十十十 下十〇〇十十十十十十十十十十〇ー一亠 である。上辺が治まり切っ 下十十十十一ー十十十十十十十十十十十十亠 〇十十 ていない以上、白もあまり 十十十十十十十十十十十十十十十十十亠図 強いことはいえない。 一ー卞〇亠亠ー十 , 一ー一ー・・一 - ー一・ - ・・・右下方に見込まれる白地 十亠亠ーは実質的に左上方の黒地に エー・・十・ 遠くおよばないし、黒には どこにも不安な石がないか 0 十・〇十十 , 一・十 3 十 ら楽勝のかたちである。 ・〇 ョ - ョョ 十〇十十〇・〇十〇十十」 ヒラき、そして黒も下辺星下にヒラくこととなれば、前述の 十十十十」 結果に帰することが知られるであろう。 問題は右上隅および右辺であるが、第 9 、図に示す。 〇〇十十③ 十十十十十十十十」 1 十十十十十十十十十十十十十十十十亠亠第 十〇十〇十十十十十十十十十十十十 第 9 図ます白 1 の打込みには黒 2 、と抵抗する。 つづいて白 3 に対し、黒 4 と退いて守り隅を確保すれば白 も第図 1 、 3 、と連絡をはかるほかあるまい。 十十十十十十十十十十十十十十十ーエ