ゴルフ会員権 = 買うとき・売るとき 上原卓郎著 全書判・並製・ 980 円 ゴルフ会員権に関するあらゆる問題点を , イラス ト入りで平易に解説し , これからゴルフ会員権を買 おうとする人 , または売ろうとする人々のたゆに , いちばんお得な買い方 , 上手な売り方をやさしく実 務的に伝授する本。 ゴルフ会員権の法律問題 須藤正彦著 B 6 判・並製・ 1200 円 預託金制のゴルフ会員権をめぐる訴が , 近頃多く なっている。ゴルフ場会社の倒産や建設遅延 , 預託 金の返還延長など , これらのトラブルをどう処置し たらよいか。ゴルフ会員権に関連する人々のため に , 会員権の権利・義務を法律面から解説した本。 ことはと漢字のクイス 上月木代次著 あなたの国語力は ? 新書判・並製・ 680 円 この本は , 国語教育的ない かめしいものではなく , 子供から大人まで , 楽しみ ながら国語に親しめる上ーう一に書かれたものです。家 庭や車中でも , 気軽にひもといて , ご自分の日本語 力をためしてみませんか。 時刻表が楽しくなる駅名クイズ 上月木代次著 新書判・並製・ 680 円 一冊の時刻表には夢がいつばい。駅名つづり方 , 駅名探し , 線名当て , などなど。時刻表で , 旅の楽 しさを味わいながら , 社会科の勉強にもなるユニ クな本。何倍も時刻表が楽しくなる鉄道博士に挑戦 してみてはいかが。 同信社
ソフトレフのすすめ ー一知的ゴノレファーの上達法ー 川合平夫著 ソフトゴルフのすすめ 短期間で上達するためには、どんな考え方と心構えで ゴルフをすればよいか。スイングの基礎、ショットの基本な ど、知的ゴルファーのためのソフト ( 頭脳 ) ゴルフを教える本。 著者紹介 ゴルフ会員権Ⅱ買うとき・売るときゴルフ会員権の法律問題 須藤正彦著判・並製・一ニ 00 円 上原卓郎著全書判・並製・九八 0 円 預託金制のゴルフ会員権をめぐる訴が、近 頃多くなっている。ゴルフ場会社の倒産や建 ゴルフ会員権に関する問題点を、イラスト 入りで平易に解説し、これからゴルフ会員権設遅延、預託金の返還延長など、これらのト を買おうとする人、または、売ろうとする人ラブルをどう処置したらよいか。ゴルフ会員 々のために、いちばんお得な買い方、上手な権に関連する人々のために、会員権の権利・ 義務を法律面から解説した本。 売り方をやさしく実務的に伝授する本。 とルプ嘱を年年航大川 、空学大合 ゴフ。何託担よ ルも一事、当り三気、一一正平 フ 45 面に名。、菱象卆 10 夫 を歳、も城昭三重を業年 両かそ、大和菱工専。、か 立らこ妥学 54 自業攻戦三わ さ始は協理年動株す時重い せめかを工、車入る中県ひ て、と許学定工社。、生ら 、持なさ部年業。戦陸まお 現ちくす講退株乗後軍れ 在前人、師社技用、気 オの柄真。。術車神象東 フ特の理現セの鋼将京 シ質深を在ン開電校物 ヤをさ探、タ発機と理 ル活が究日一研株し学 ハか偲す本の究をて校 ンしはるユ技に経中一一、 デ、れ技ニ術従て支現 イビる術バ電事、漢東 10 ジ人家ッ算、昭ロ京 。ネ。タク部同和に理 スゴイ株門 44 30 て科 0 知的ゴルファー の上達法 4 川合平夫著 Y860 ( ソフトゴルフ ) 0075 ー 97271 ー 5258 発行 / 同信社発売 / 同文舘 同信社 カバーテサイン・カワサキスタジオ
あとがき 会に , 自分のゴルフについても取まとめてみよう , と思い立ったの 総まとめをして , いわば「卒論」として会社に残してきた。この機 くれているように思う。会社を去るに当り , それまでの私の仕事の の仕事とゴルフから得たものが , そのまま大きくその支えになって らしい己の可能性への挑戦の場にあるが , 何をやるにしても , 今迄 私は昨年 , 定年を迎え , 長年の会社勤めから解放され , 今再び新 ラスになった。 々の教訓は , むしろそれを上廻るほど , 仕事をやっていく上でもフ。 対しても , かなり役立ったように思う。同時に , ゴルフから得た数 といったことにも , かなり興味をもっていた。このことがゴルフに 私は仕事の関係から , システム思考とか , 行動科学的アフ。ローチ が楽しい。逆に , スコアの悪い日は気分も悪く , 疲れも多い。だ ゴルフというものは , スコアが良ければ気分もよく , その日一日 が , 本書の生まれるキッカケとなった。
2 ゴルフへの姿勢 15 ない筈で , 相互にひんばんに交流し , あるいはフィードック的繰 返しを続けていけるところに , 大切な意味があると思う。 仕事も遊びも , それそれは独立して , より豊かになってほしいと 願うと同時に , つねに相手の成果を , 貧欲に利用しあいたい。 いった事が積み重なって , 人間が成長するのだと言えよう。 こういう意味からすると , 遊びの中でもゴルフは , とくにビジネ スや人生との間に , かなりの共通した性格をもっているわけであ る。 ・ビジネスとゴルフ これからの 80 年代を生きていくビジネスマンは , あらゆる面で 自立できるという心がけを , 日常もっことが必要であろうと言われ ている。このことは自分の仕事に対して , はっきりした姿勢をもつ ことであり , 同時に自らを律するという心の強さをもっことなので ある。 自ら律するということは , 自らが自分を教育し , 訓練し , 鍛えて いくことに他ならない。会社の仕事一辺倒のモーレッ型は , 高度成 長時代には通用したが , はや過去のものとなりつつある。これから は , いい意味で「会社は頼りにならない」と思い , 人生計画を自ら たてて実行していかねばならない時代である。 れらの知識を生かすための , 独自のソフトウェア , つまり知恵を身 大切なことは , 自らの実行を通じてそ 自己啓発的 , 自己形成的に己を訓練していくには , 単に知識を沢 山つめこむだけではだめで ,
むすびに代えて i73 う。とにかく , 腹筋 , 背筋をはじめ , 腰や臀部の筋肉を鍛えること が , 一般の人々にとっても , 健康管理上大切なことは , 等しく専門 家が強調していることである。 こういう観点からすると , ゴルフが健康に役立つのは , コースを 歩くということの他に , スイング運動というのが , 腰 , 臀部 , 背 , 腹の筋肉を鍛えることになるからではないかと思う。 そして , 日常これらの筋肉の鍛練を , いろいろの機会を活用して 続けていくことが , 逆にスイング自身をよりよくすることに役立 ち , ひいてはゴルフのフ。レイをより愉しくしてくれる。そしてます ます快い体調を維持していけるという , 好循環が生まれるのではな いだろうか。 つまり練習をしたり , クラブのすぶりをしたり , あるいは体操し たり , その他各人なりにそのやり方はいろいろあろう。ただーっ言 えることは , これらすべて , 要するに長期的に持続しないと効果は ないということである。 さらに , 私はそれにもまして , 日頃の生活において , 極力正しい 姿勢をとるようにし , 背骨をのばし , 胸をはって , そしてできるだ け歩くことを奨めたいのである。それは何も , 特別なことをやるの ではなくて , サラリーマンなら会社への通勤の中で , あるいは会社 の中で , なるべく歩くということだ。そのつもりになれば , その人 なりにいくらもやる機会がある筈である。 私の知っている人達の中でも , 国電の駅から会社まで , 毎朝 4 ~ 50 分 , 交通機関を使わずに , わざわざ歩いている人 , 会社の中でも ,
5 プレイの実績記録とその分析 153 せぐのはティショットを打った方になる。というおかしなことがお こるのである。 ゴルフは , 最後のツメまで自分でやらざるをえないのである。 ういう仕事のやり方をする連中のゴルフは , ティショットこそゴル フであり , 己のゴルフのすべてだと思いがちである。だからあまり うまくならないのである。 ものごとの本質を把握し , すぐれた先見性と , 適確な状況判断の もとに , 己のとるべき行動をきめていくということは , どのような 立場にあっても必要なのであり , それは日頃 , きびしく自己管理し ていくことによってのみ可能であろう。仕事であろうが , 遊びであ ろうが , それは全く同じなのである。会社等で , とくに管理的立場 にある者にとって , これは極めて大切なことである。自分を自分で 管理できなくて , 他人の管理などできるわけがないからである。 さて , 少し脱線ぎみになったので , 本題に戻そう。 バッティングのレベルを上げる唯一の方法は , 不断の練習しかな いと言えよう。パットの打ち方に定形はないと言われていること は , よくご存知であろう。 そこで , まず第 1 に必要なことは , 各自なりに自分の打ち方を決 かめることで , コースに出た時も , それが実行できるようにするこ ティングラインどおりにポールが転がってくれるかを , 繰返したし うに構えて , どういうフィーリングでパットすれば , ねらったパッ めねばならないということだ。自分の打ち方を決めるとは , どのよ
2 ゴルフへの姿勢 ある。 17 これらのことは , ゴルフに対しても , 全く同じ姿勢が適用される と思う。どういう姿勢でゴルフをやっていくかは , その人なりの哲 学いかんであろうが , ゴルフも仕事や人生と同様に , たしかに思想 いるものに他ならない。 そ必要だが , このことは同時に であるし同時に意志でもある。 これからの企業マンに求められて ゴルフには思考力を駆使した , 独自の知恵に支えられた実行カこ て穴に入れるという , 極めて単純なゲームと言えばそうだが , さて , ゴルフはたかが小さな白球をかっとばし , ころがし , そし 0 情報システムとしてのゴルフ行動 は際限なくあると思うのである。 ゴルフというものから , 己の仕事にとり入れ , かっ学ぶべきこと ( あるいは自分なりのパー ) という判然とした目標があり , ことの本質的な面といってよかろう。 思う手段をとって , 実際に行動を行う。これがゴルフをやるという 自分である目標を立て , その目標を達成するに最も適していると れているわけである。 この目標に向って , フ。レイ全体としての最善をめざすように仕組ま ったいろいろのレベルあるいは次元において , それそれ目標設定→ さらに大きくは自分のゴルフというものについて , とい つまり , 一打ごとに , そして一ホールごとに , またラウンド全体 としても ,
16 2 ゴルフへの姿勢 につけることである。そういう知恵によって , はじめて価値のある 情報が , どんどん集るようになってくるし , そこにまた発想の転換 や , 独自の創造も可能となるわけだ。 つまり , 自立という姿勢をとるかとらぬかで , 情報の量と質が全 く変ってくる。だから , このためには絶えず不断に , 己の成長を問 いつつ , まわりから常に新しい情報をとりこみつつ , それによって 己の個有のソフトウェアを , 豊かにしつづける。という心の姿勢が 必要なのである。 サラリーマンにとっては , 自分のやりたいと思うことには , おの ずからいろいろの制約がある。だからこそ , 自分の手の届く範囲 で , 精一杯なんでも盗んでやろう , という姿勢が必要だ。つまり , まわりのいろんなものから , つねに何かを貪欲に吸収してやろうと いう姿勢だ。それが自立するための基盤である。 そして , この姿勢が , 現にやっている仕事への意識をも高める結 果となり , ひいてはその企業や会社にとってフ。ラスになるのであ る。つまり , 仕事というのは , 自分のためにまず一生懸命やること が大切で , そのことが会社のためになり , ひいては社会のためにな るのである。 始めにふれたように , これからのビジネスマンというのは , 会社 の中の一員であると同時に , 仕事や組織を超えた発想のできる人 , 会社を離れても通用する能力をもつ人 , そして仕事たけでなく , 遊 こういった自立型の複合人間こそが期待されているので 自分の人生を積極的に設計し , それに絶えず挑戦して いける人 , びも含めて ,
6 むすびに代えて 171 る必要もなかろう。身の程をわきまえるべきであろうが , ゴルフと いうものに対する己の信念は , いくら年をとっても全く変える必要 はないと思っている。それは人生をよく生きるということと , いい ゴルフをするということには , かなり共通した面がきわめて多いと 思うからである。 この年になってもなおスクラッチプレーヤを目標 私は私なりに , にしているし , セニアチャンビオンを夢に見つづけている。同時 に , たまたまご一緒にプレーして頂いた方々にも , もう一度いつか また一緒にまわりたい , という気持をもってもらえるようないいゴ ルフアになりたい , といつも願っている。 ・ゴルフと健康 一般のゴルファーが , ゴルフをすることの一つの意味として , 自 己の健康管理上の利点をあげていることは確かだ。ゴルフがやれる ということが , 少なくともその人なりに , 健康が保持されている一 つの証しであるともいえよう。 しかし , 一寸頭においておかねばならぬことは , ゴルフ 1 ラウン ドに費されるカロリーは , わずか 500 カロリーといわれており , 月 に数回のラウンドをするのみでは , 運動とは言えないのである。週 1 回のゴルフでさえ , それはリクリエーション的効果しかないとい われている。では , ゴルフが健康に役立っているのは , どんな理由 によるのであろうか。 二本足で立っている人間の場合 , 背骨の下端 , つまり腰椎と骨韆
1 引 6 むすびに代えて ずい分と無駄な試行錯誤を繰返してきた。 その間に , それでも得られたいくつかの貴重なヒントは , そのほ とんどがアマチュアの人達の書かれたものからであった。このこと が , 私をして , あえて素人ゴルファー諸氏のために , とくにサラリー マンゴルフアのためにと , 本書をまとめる決心をさせたのである。 一般ゴルファーのすべてが , スクラッチプレーヤーを目ざしてい るのではない。それはごく一部の , いわば特殊な人達に限られるで あろう。プロやスクラッチプレーヤのゴルフが , 自分のやるべきゴ ルフだと思うならば , それは自らがゴルフというものを , 自分の手 の届かないところに押しやってしまうことに他ならない。われわれ サラリーマンがゴルフをやるのは遊びであり , そこに愉しさを見出 し , その遊びを通して己の人生を豊かにしていくことに意味がある のではないか。 ゴルフを愉しむためには , まずわれわれなりのゴルフというもの の概念というか認識をもつべきであろう。するとそこから各人なり の行動計画がスタートする。目的は何であり , 目標をどこにおく か , 何をやるべきか , そしてそこから何を見出し , 何を得ようとす るか。といった具体的なアプローチが始まるのである。 われわれはスコアを良くすることよりも , いいゴルフをすること を , むしろ目的とすべきではなかろうか。いいゴルフとは , 自分自 身がそこに心からの愉しさとよろこびを見出し , つねに明日への期 待を持ちつづけ得るようなゴルフをすることであり , まわりに対し ては , どのような人達にも好感をもってもらえるようなゴルファー