第 4 号 ・ 0 〇〇 0 ・ 〇 0 の十十・・ 0 十 〇〇・〇〇十十 十 0 十十 0 十十 〇 00 〇〇 0 十十 〇〇〇〇〇 00 〇① 000 十十十 ・十 0 十 第 4 号 白先、であるが、それにつづく黒の打ち方にも考慮の余地 がありそうである。 ? ~ 寺 0 このようなせまい処でも、双方の打ち方によって、 目はすぐに違ってくるからョセはつなに細心を要する。 図は白も黒もただしくないョセであるが、白は右辺で 1 目ちかく、黒も上辺で一目損している。 1 は殊に、眼をたしかめて活きるという安心が先にたって ふかくも考えすにかく眼を 0 0 〇〇・ 0 もっ例にしばしば接するか ・・〇〇〇〇 0 ら、平易な形ではあるが取 ・・十十・ 00 てかかげた。 〇〇 0 〇〇 ②・十十・ なお、もし誤ってこの 1 とした後は、そこをいかに 収束すべきか、ということ も細部の間題として研究の 0 価値はありそうである。次 ・ヘ 1 ジ第 2 図参照。 00 ■ ■■■ 0 豆 00 京 (A)
ネたまま ( 術語にいわゆるハネつばなし ) にしておくというて、白は 1 の二路下のツギを しゃれた手があるからである。 いつでも先手で打っことがで 0 この 5 を白が一路右にオサ工たとき、黒はツガすに ( ツィきる。第 2 図は黒が先手であ 〇十 だらば大へんである ) 手をぬく。それがハネつはなしである。 った。そして両図とのあいた②〇十〇〇〇〇 ①・・〇・・〇 結局、白が 5 をトリ、黒が勿論その一路左に受けて に実質的の差がないから、本 一ー 0 十 0 十 0 〇 図は黒が、先後一手の損であ〇十・・・・〇 0 〇〇〇〇 第 4 図の形となる。 これと第 2 図との比較である。白地にはっきり 1 目の差が ・ 0 〇 あるが、黒も 1 目までは得していない。さきに 1 子トラれて 第 6 図第 1 図ののち、黒〇〇〇 いる。その劫を白がツグことになれば、第 2 図とのあいだにから打つのにこの 1 、のサガ リは、既出図との混同でし 得失がないけれど、そこに黒はいくらかの ( 3 分ノ 1 目 ) 権利 をもっているとみて、それだけ かない。 が第 2 図よりも黒の得になって第 2 図と本図は、黒が明白 〇 いる理である。 に 1 目の損である。つまりこ 半目の勝負というようなときの 1 のサガリを封じていると 〇①〇〇〇〇 0 ・〇・・〇 には、もちろん勝敗を動かすにころが、第 1 図 1 、の効果の ・十・十・〇 足りるであろう。 びとつだったと知られる。 十・・ 0 ・〇 ・〇〇〇〇 第 5 図第 1 図ののち、この 第 7 図第 1 図ののち、機・〇 ・・〇 1 、 3 とハネッグのは黒がよくを得て白から打っとすればこ 〇〇〇 十ない。第 2 図との比較である。 の 1 、である。第 2 図の黒 1 本図は黒が後手。 3 につづいと同点の急所といえる。 十〇 ①〇十〇〇〇 3 ・ 0 〇 0 ・〇十十図 〒・十 0 十・〇 〇十 00 総・〇 0 〇〇〇第 ・ 0 〇 〇〇〇 0 ■ 0 . ■住■■ ■ 0 ■■・■ 0 第 7 図 第 6 図
第号 〇ョ 〇 0 十十 〇〇 0 〇 0 〇 0 000 第号 もちろん黒からさきに打つ。 反対に白から先に打っときだと、注意を要する点がある。 これたけいえばわかるかも知れないように、白のダメのツ マった形を利用する筋である。 図黒 1 、白 2 、となるだけならば、とりたてていう値 うちはない。この白地、 6 目である。 また白 " いには黒がその一路ド、に受ける交換が、早晩 9 約東されているものとみる。これだけの予備知識をもって、 改めて原図にもどってエ風してほしい。 〇 5 引 〇 0 〇・ ②〇〇 0 0 ・〇 0 ① 00 ・ 0 ■ 0000 (A)
もとめら「」よい クてよろしい。 のでは、とキ ッたたけ損をさ きにした形だか ・〇十十十十十十 0 ・〇十 らである。 ・十十十 00 0 0 〇十〇十・・・〇〇・・・ 0 里のツケは十十十十十、十ー十十 第ー十・十十〇〇〇〇十十〇〇十十 かねての狙いで あった。このツ 十十十十 63 ⑩十 十 ケを基として中十十〇十・十 80 十十 336 導@十 3 〇十 9 ← 意味であるが、 十〇十十十十十十十十十十 それならば、は打たすに、当然ますのほうから 十十〇十十十十十十十十十十十十〇十一 手をつけるべき理であった 十・〇十十十十十十十十十十 鬲、この手で第 1 には、同図 2 とキ〉て、〇〇〇・ー一・十一ー十十十十十十 0 十十 この戦いは黒に不利なしと信じたのである。 とはすして打。たのは、もしこれから中央をカ〇〇〇 0 〇十十十十十〇十十〇十十十一 「うような碁になれば ( そして半ば、そうな。たの〇・・十〇十⑩① 6 十 0 十譜 だが ) 前の黒第いよいよ悪手ときま。てくるわけ・〇・〇 0 十十田 3 〇〇・十 だからその関係をもって打たれたのであろう。 〇十〇 0 ・はすされ一」な。と」かし下辺。白 = 対し倍は効十十十 0 3 十十十」〇 0 一 果的な迫り方が見出されす、黒の前途はすこぶる不 安である。すべては白部をゆるしたからであるとい ■■動■■ 0 ■■・■
0 ■ ■■ らば勿論このまま放置である。そして終局 第 1 図この 1 、とキリを人れるのがヨ 第 3 セとしての手筋である。黒はもちろん手をにいたり、黒が一手、手人れを要する。っ 〇〇ぬくわけに行かない。 〇・〇 〇・〇 はり先手 1 目の手に相当することにかわり ・・〇 ・・〇 第 2 図白 1 、黒 2 、白 3 、が先手であはない。 ② 0 〇 ・〇る。そして黒地は 6 目となる。参考図もや ①・〇 なお見合い計算というのは上にものべた はり黒地 6 目だが、白が後手だった。本図 ・〇 だと白が先手になっている。 ごとく全局な観点もしくは立場からのこ・〇 ・〇 ・・〇 1 目といえども動かない先手というのはとであ「て、部分的な計算と混同しないよ・・〇 〇〇〇 〇〇〇 大きい。後手 1 目の手は、双方からそれをうに注意する。後手 1 目の手が二ケ処にあ れば、そのうちのびとつは必す打っことが 打ち得る機会と権利とを ョできるけれど、一ヶ処だけだと、その手を 折半して、互いにそこに 0 〇〇 打っ機会と権利とは、全局的な考え方からすれば、一一分する一 半目の権利をもっていると考え、そのよう〇 0 〇 のがただしいから、半目という計算はそこに基づくわけであ にして全局のヨセを計算して行くのが、術・・十 る。本書では、特に必要があれば、その点をことわって見合 語にいわゆる″見合い計算〃であるが、そ ・〇 い計算にもふれるが、原則としては部分的の絶対の大きさだ の解釈にしたがうと、本図 1 、のキリは先①・〇 手で半目だけ得する理にあたる。ただし参・〇 , 十けを考えることとする。 ・〇十 考図と比較しての相対的の見方である。 ・ 0 絶対的には、そして部分的には、どこま〇〇〇 でも先手 1 目の利にほかならない。 第 3 図白 1 に黒 2 、と応する。これな第 2 図 第 1 図
第 1 図もし白から先に打っとすれョセの大きさも自然ちがってくること 〇 0 ・ 〇・・ヨョョ ば、 1 と堅くッグほかない。そして 1 はいうまでもない。 〇・十 0 〇・十・十十 〇・十自身、後手である。 〇・ーエー十 〇・ 第 3 図はじめに黒 1 、とハネてみ〇 0 十十図 図この 1 にはしかし早晩 1 〇・ る。白は 2 、と堅くツイで、のちに 1 〇 0 〇・ 第第 2 図 1 、 3 の先手 ( ネ→ギを打 0 一路右のオサ = は当然白 0 権利とし〇・ ち得ることが約東されている 十十十 て打たれ、黒は 1 の一路左をッグこと 0 ・ 白地は、 8 目である。第Ⅱ図の結果となる。 十 とは、白地に 3 目の差を生じたほかにすなわち白地、 7 目である。 黒地のほうも 2 目へった。合計、 5 目である。 すでに上の第 2 図とは、それだけで双方の地に、出人り 3 第Ⅱ図に明らかなように、黒からョセる手筋は先手なのだ目の差を生じた。原図が要求するのはしかしも。と働いたヨ から、そのかぎりにおいて、第 1 図 1 目身、後手とはいえ、 セの手筋なのである。 先手にびとしい効果をもつものと解せ 本図、白 2 を一路上、にうっしてカケッグと 〇 0 十られる。先手 5 目は、 , ~ として大き い部類である。それゆえこのヨセは前 第 4 図この形はこのままで、最後〇 0 ・ヨョョ 〇 0 述のごとく双方いすれからも比較的にに白が手人れを要し、 6 目の地である。 0 ・十 0 十十 〇〇・ 〇・ 〇・ はやい時機に打たれるべきである。 カケツイだ、というそれたけで白は 〇 0 3 〇・ みすから 1 目損を招いている。このこ②〇 0 〒〇 0 , 一 .. 一 , 第なお第 1 図 1 を一路上、にカケッグとから、上の第 1 図 1 をもしカケッゲ 、①〇・ ④ 十十不利は、第 4 図から類推されるであろば、黒は勢い本図 1 の点に ( ネて、後 うし、また第 2 図 1 、 3 のハネッギが手でも満足するという考え方が成立す 先手に打てないような場合だと、このるであろう。 2 ① 3 、■園■■ 第 4 図
第図ここで黒がど酬でしかない。 白以下、はやく治 う打つのが最善かはいえ 十十〇十」ないが、かりに " いのま。たのは当然であ。 十十 〇十十ー一ハネ出しからもって行くて、まで、完全に活〇 〇・ 〇〇〇十十 としても ( 第図参照 ) きている。 どの無謀は明らかであ十⑥・〇〇十・十 〇〇十し、黒に後手を余義なく させて上辺のポ 1 シにまる。同図のごとく四子 ・②〇〇・十 わり得るようなことも考が浮動しては、右辺三 8 ①→・は 9 には 子の不安とともに、黒ト⑤トトト えられる。簡単には得失のいえない処である。 の全局的動揺に陥る。 黒、この手を一路右にツケて白に一路右から受けさせ、 第 5 譜 の点にヒクことがで 白霻これを怠って第図黒 1 、とハネ上げられてはたま きるとうまい ( 白が譜 らない。この黒町が先手で打てるところが、前譜のコスミ の間、で後に抵抗し の値うちでもあった。 黒、再三ふれたトたのとの差 ) けれど、 〇十十十 〇十十十 ビ ( 一路右下 ) よりも第幻図 2 、 4 と反撥さ 0 きびしく白に迫。たのれて黒は隅の損が大き①〇十 十 9 いようであった。 十十・〇十〇・十十 1 は今もい。たれ、の。 スミが打ってある関係 十十 0 〇キ①〇十・十十 第図は 4 のつぎ からである。 t は 9 + は 9 + トトトト黒まで、必然の応に黒が 4 の一路右、白 一 0 豆■住日巨 0 ■ 臨 00 0 ■■ 0 新 、■■豆 00 00 動 第 20 図 188
が 4 の一路下、黒 1 子をッギ、白が 4 の一路左、そ黒の進出は疑問がない。 して黒が 3 の一路下、となる。 白、肥をもって連絡にかえ、かっ隅の手段をにらんだのは最強最 大の抵抗である。 白以下も互いに順当の運びといえよう。黒は上 辺の地域がさだまり、白はまでの勢力をもって右「ヨ 辺の黒に迫るところから、今後相当の遺利にありつ 一、第 T 引 TTT 「 TT コ凵 こうとする。 一ー十 0 十 0 十十十十十十十 十十〇十」 白でもしの点にポーシされたら、黒は第図 〒十十十十十十十〇十 0 2 、とそのカドに打ったであろう。 第図白が 2 の一路下をオセば黒は 2 の一路左 にノビ出し てふりかわ 十十十〇〇 0 〇。 下 0 十十 63 十十十 3 十〇〇 十十十十十りの勢いを ( 0 ( 0 〒〇十十十十十 十十十十 9 ←・ ある。 〇⑩ 0 十十十十 十 0 十亠 十 0 〇 〒十十十 063 十 0 十 ・十十・〇① 譜皛は「⑩〇十十 十・ 0 〇〇 0 〇十一 後に第「 3 十十 0 〇十〇十・十十の〇十亠譜 〇〇 〇十十← 下各一・十 0 十十十十十十十十十〇十」 + + 〕「一〔食をも宅下十十 0 ⑩〇十十〇十 0 十 00 〇十」 ・ 0 十〇〇 0 〒沈着な手法一ーキ朝 3 十十十 6 ・ - 十・十・ 十亠ーー一ーであ。た。 第 22 図 189
00 十・ ①第・〇 0 ・ 〇 0 〇〇〇・ ③〇十十〇・ 十〇〇 十十 〇 〇・②・ ①・・〇・・ 〇・〇〇〇 〇 第 6 図前図につづいて、白手でツイだものとする。 十 1 と渡ったとき、黒 2 とッグ前既出図に比し、白は 2 目しか得していない。それでもし には劫を争うべきこと、いうまかしここがもしョセとして最後の大きな処であって、あとは 図でもない。そしてここでも ( とみな見合いの関係にあるというような場合ならば、本図も成 十 いうのは、第 5 図ですでに一た立の可能性がないとはいえない。 ん屈服したのだから ) 2 、と屈 服したものとして、このまま白第 8 図第 5 図の黒 2 の手で、かく 2 、と堅くッグのは働 がもし放置すれば、黒 " い。ときがないことを示す。 現在、白 3 のツギが成立するのは、第 5 、 6 図との差とし 十しても白 2 子だけは取れている △△ ことに注意する、 - 、、ー両劫だからて疑いのないところである。勿論この 3 を、白はすぐには打 である。 " い。のまえに黒が劫をトル ( 1 の二路右に ) 余地つまい。白が打たない場合、黒から打つものとしても、第 6 があることは、これも勿論である。要するに本図白 1 の手で図とのあいだにあらわれる差は、これも動かないものである。 二路右にツグには黒 " い。の危 険があって白も非営な決心を要 するし、よほどの場合でないと そうは打てない理である。黒の 図カケッギ ( 第 5 図、 2 ) が弾力 7 をもっているというのは、これ 第らの関係からにほかならない。 第 7 図第 5 図の白 1 で、本 図 1 とッギ、黒 2 、白 3 、と後 ■■ 0 ■ 0 ■ っ・② ③〇・ 0 0 〇 0 十 〇・〇〇〇 0 〇十十十 0 ・ 、 0 ロ 0 ロ新新 000
第図黒 1 のヤリに、白が劫で実際はツブレる所だったの し〃とオサ工、 だから、それをおもえば考え 〇ー一ーー一ー一ーをッゲば、黒は " 、 十十〇十 0 〇十〇白は 1 の一路右をャルほかない。 る余地がない。黒はここに見 0 〇〇 0 ・・・十 ・〇 損じがあったので、それとい〇 0 〇 第 9 譜 〇 0 ・・ ・〇 0 〇 うのもさかのぼれば前譜白 十①〇十〇十 黒が問題の手であっ ないし黒から、本譜に入っ 十十十 0 ・〇← 0 十十〇・〇〇・・ た。むしろ左下隅を、第図ては、などに原因したと 〇・・ 0 十 00 ←〇 0 ・十十十 〇〇・十・ のごとくキメて打つほうが実いえよう。 十 0 十十・十 〇〇〇十〇 0 十・ 利が大きく、味もよかったと 十〇・〇十十 十〇 0 〇〇〇〇・ 考える。 第朝図譜の黒竹につづい〇 0 十〇・・ 〇・・・十・・十 〇・黒以下も、の手でと て、この白 1 、と直ぐにサガ 2 子を取込んでおくほうがよる。黒 2 、そしてその一路上〇〇〇十〇・十・ かったにちがいない・ーーしたがって白 8 5 はともに最善のに白がホ ーリ「 , だのを黒が十〇・〇〇十〇〇・十一 収束とみられる。 トッたところから、次図白 5 ないしⅡ、である。 黒に先たち、のアテを打って白に 2 子をッガせる。そ の交換ののちに、が手順であった。 第れ図白 7 、 9 を先にされる手順があるため、攻合いは 白ないし、をゆるしたため、黒はいわゆるウスイ形と黒敗けである。そう 十〇・・・十・・十 なったことが否定されない。 でなければ、白がⅡ 白、巧みな手順であり、筋でもあった。 の一路左下をキッて〇十〇十〇 0 十〇・十・ 黒行ではの一路下から、第図のごとく抱えるくらいの連絡してしまう。い十十十〇 0 〇〇②〇〇・十 〇十 0 ・・・ 0 ① 0 十〇・ ものであったろう。同図には白 2 、とキラれる手段があるがすれにせよ、碁はお 3 ョセだけの問題にすぎす ( それをたしかめる ) 、第 $ 、囚わりである。 図 第 38 図 210