0 ■ 0 矗■■ 議 000 000 0 ロ 0 ロ 00 ロ 参考図 ( ) 基本型ののちに、この黒 1 、 3 のキリ取りが勿論先手である。 キリ取りにつづいて、 ( ) 、 C< ) 両 €, 図がある。 参考図 ( ) 黒 1 のコスミから 5 までを 打ち、白は当然 5 の一路左にツメて補 わざるを得ないが、それによって黒は、白から 1 の一路下にサ シコマれる不安を解消する。 参考図 ( ) ) のキリ取りにつづいて、この 1 と筋にオク。 (o) に比し白地が一目ふえる代りに、 3 、 7 まで利かせるこ とができるのが有力である。かくして黒の外勢は、いよいよ厚 壮を加え、この附近に白の配置があっても、それは忽ちこの黒 の厚みの前に重圧を感ずるであろう。 第 1 号の一旦後手を甘受するのと、その差の大を思ってほし もとよ 0 〇 0 十・ りしかし実 3 〇・ 戦では基木 ① 6 〇の ) 型と第 1 号 4 2 ・ 0 ① 0 との得失は 26 ・ いえない。② 3 ・ 第 2 号 0 ・〇・〇 Cd) 423 〇・ 6 3 黒 1 のツケに対し、シチョウ関係から 3 にハネコ ~ 得ない とき、白 2 とノビて打つほかない。 4 は 2 の二路左のツキア タリを先にすることもできるが、本図 4 までとなったところ は、第 1 型第 1 号と、手順を異にして同形に帰しているのに 注意する。 4 につづいて、黒の打ち方が三通りある。 参考図 C ) 1 とッキアタリ、 5 までの厚みを誇る。次にしかし ″方面に白から打たれ、厚みの効果が殺がれるような場合 例えば ( においては、 1 を先にするのが適切である。 4 2 3 0 ■ー■ 0 第 0 ■ 第■ 0 00 コ 0000 ロ 00 30 い 0 第 2 号 い ( f ) ( e )
第 9 号白 1 に対し、黒 2 とハサミ ッケるのも古くから行われる。 白まで、一段落である。黒は先手 で実利を収め、白は厚みを誇る。 このうち、注意を要するのは、白 3 が絶対である ( 参考図 ) こと、白 9 の 曲がりが要着である ( 参考図 ) こと、 黒はまれに 8 の一路上をオスことも 可能である ( 第川号 ) 、等々であろう。 第号黒 1 とオシて 7 まで進出する。これによって左上 隅の黒自身の配置と、重複するようなことがあっては面白く ないが、逆の場合など、考慮されていいと思う。白が厚いと はいえ " い。に断点をも っているので、そこを黒 十十ー十〇 にキラれると全体の厚み 号が消えることにもなら い O 十 とは限らない。 6 4 2 第 参考図 ( ) 第 9 号の白 3 を怠り、その点に黒が打 ったところである。この 第 9 号 ように何の味もな く完全に取り切ら れることを嫌うの は前にもふれてお いた通りである。 ⑨・ この黒の実利は ② 60 旧⑤③④ もとより、厚みが④③ OC 〔 ) ・ ・・②〇・ ・〇 大きく、白からよ りつけない。白の 5 ツメ ( 第 9 号 1 ) も無力に帰した。 参考図 ( ) 白 1 とここでキリ取り、黒 2 とカケて鎖され、隅 で小さく活きても、このように黒に外勢を張られることは椹え られない。 2 の一路上の断点も、急にはものをいわないであろ 参考図 ( ) 第 1 号の黒 4 、従って第 9 号の 黒 2 の手でかく 1 とハネる。白 8 まで部分 的に双方難点なく、合理的の帰結といえよ う。 8 ののち、白は 2 の二路右に迫って処 理することとなる。また 3 の二路右にいき なりッケるような形も考えられるところで ある。この黒 1 がかっては排斥されたが、 最近、実戦にもあらわれるようになってき たのを指摘しておく。 8 ⑥十 8 5 ④ 32 十 0 ■ 0000 ・①⑨ ( o ) 07 ッグ
8 ⑦ 参考図 ( ) 黒 6 の次に、白は一路左の一 第 6 号 第 5 号第 2 号におけるをもっ 子をツナギ、そこで黒が 5 の一路右にア 十 3 十 0 テてての大劫であるが、この劫を争うこ 号と第 3 号の中間を行く趣きがあっ ①② 4 とは白として不可能である。 〇・ 6 ・・〇・て、も「ともきびしい。 〇・黒 4 、白 5 、ともに唯一のシノギ 30 ・ 2 第 6 号第 2 号における白 2 の別法で とされる。 ある。白は三子を取っても、黒の外勢の ・〇・〇黒 6 のハネコミは、白 7 を強いた 強大に対抗し得ない。ナダレ型の初期に ②筋である。白 7 で 8 からキル無理が 行われたものである。 参考図 ( ) に示される。 黒もしかしこの厚みを利用する望みのないような状勢であ 局、黒まで、 ) 」のようなことに・なるのであるが、 ) 」れ も右下隅にもし白の配置があれば、白としては一そう有力でると、問題は自ら異な 0 てくる。 あろう。 第 7 号同じく、白 2 の手の変化である。 白間まで、これも白が損として今は顧みられないが、白の 十十十十←〕 十十十→」 十 厚みは必すしも土十十 ⅱ⑩ 0 6 ⑤ 00 十ー 十 2 ( 0 小さくな十← 0 ④③〇・ー ①・ 0 4 ① 00 号 参考図 ( ) さー一・ ( ) ・ 2 らに白 2 と単 8 →品 09 第 にノピて 8 ま 2 ・ 00 3 〇 0 で、これも黒 . 6 00 がまさる。
なお黒 2 で激しく 7 とキルこ 第 4 号白 1 に黒 2 とト・ヒッケ とは可能であるが、これはすで る型もあって行われる。これも比 号 に戦いであって、定石の範囲で 較的平易である。 4 ない。 2 のサガりは、 1 の一路 白 3 で 4 の方からハネれば、黒 第 ③第 右から出ギラれ、星の一子を取 3 とノビて、これは第型に帰す る。 込まれるに備えたものであって 3 と上からオサ工れば黒 4 は決定的であって、こののちの第 6 号の 6 とともに、堅実といえよう。 打ち方に変化が多い。主要なものをあげると 第 6 号黒 2 、 4 を先にして 6 と守ることもできる。 こののち〃い。を狙う意味がやはり強い。 第 5 号白 1 乃至 7 がある。黒は十数目の実質とともに安 定し、機をみて " い″から迫る狙いをもつ。この " はこ 第 7 号白 5 とトビッケる。これは参考図を期したもので こに築かれた白の勢力を削り、その厚みを消すこととなる場 あるが、黒は 6 とキッて白の意中を挫き、白 7 、黒 8 とフリ 合もあろうが、すすんで 7 までの白を大きく攻める意味とも カワってよく、簡潔である。隅の実利は白にゆるしても 6 、 なり得る急所である。 8 と抱えた厚みが大きいし、はじめに手をぬいて両ガカリさ れた結果としては満足以上であろう。 ( 参考図 ) 第 7 号の黒 6 で、かく 1 と 7 図 オサえ、白は 2 を犠牲として軽く黒 考 参を討鎖し、その姿勢を重複の凝り形 に帰せしめたところに働きを見出そ うとする。 ■■■ 00000 6 4 ⑤ ー② 5 ■新■■■ 0 2 4 卞い + 第 5 号 い 3 ④ 5 第 6 号 : ③②④ ・①
務として淫かんでくる。そルゆえ黒 " いにほとんど発乎である。 ( 星第型 隅とフリカワる 参考図 ) 左辺の星に配置ある場合、基本型の 8 をこの 1 の曲がりにか 黒は厚みに満足 えて打っ方が働いた姿であるのは、自明であろう . 。 上辺の星下に黒の配置 ( はじめの小イマのカカ リの挾撃にあたる ) を想定し、黒 2 、 4 のツケノビ 型 ⑤十 6 ① 3 につづいて白 5 と三々を侵すのは、実戦につねに試 ⑦ 0 十② 3 みられる手法である。その意、黒 6 、 8 を期し、 7 まで一応先手で治ま「て、星下の黒の ( サミを効果一 の小さいものとするにある。早く治まれば挾撃の意 図が空しく、価値を減せざるを得ないからである。 黒 8 とキリ取ってしかし手厚い姿であり、この厚 みを活用することができれ ば黒は満足する。従ってそ のようにエ風して打たなけ ればならない。 いいののち、れい″の点は ー〇 双方いすれから打っても、 眼にうつる以上の好処であ て、里 ~ から " いとツメ ることになれば、さらに参 考図 ( ) の 1 がきびしい 0 ① 0 半・十キ〇 0 0 0 ( b )
( 参考図 ) 第 1 号の黒を 4 にハネ、白 3 、黒トリにつづいて、この白 1 、 ″一間高、ハサミ〃第 4 型 3 となる。これも、高・ハサミから一路左にナラゾでノゾく形が好まし 治まらせては拙 くないので排斥されよう。 ゆるますに圧迫 白 3 の三々ッケである。 黒 4 は、普通の一門ヾ 日 , サミと異なり、かくノビて型 打つがいい。 4 白 5 ないし 9 、が必然であるから、この厚みをも ってとヒラくこととなり、黒が充分である。つづ いての二路左に黒がト・フことを得れば、その模様 はいよいよ大きい。白からこの模様に臨むには、 の二路左、その一路上、或いはの一路左上のカド から道るか、それらのうちが選ばれるであろう。 第 1 号基本型の黒 4 をもっ てかく 1 とハネるのは、白 2 、 4 と治まられ、黒やや不満であ る。 5 のまま白は手をぬいてよ く、黒が 4 の一路左をオサエコ 0 ② ・ンできたとき、 " いと走る。結 局、高バサミの位置に難点があ ( 参考図 ) る理である。 ⑨⑦①⑤ 3 2 8 6 4 3 3 ・〇④ ② 第 1 号 105
" 星 , 第型 三々打込み を恐れない 白 1 の大ゲイマガカリ も隅への力が弱く、実戦 にはあまり行われない。 黒 2 と大ゲイマに受け てよく、白 3 、黒 4 で治 , 十 一段落である。 4 と守られることを嫌って白一 が三々に打込めば、参考図 ( ) である。 参考図 ( ) 黒まで、はじめの大ゲイマのカカリがい たんでくる。それゆえ黒はこの打込みを意としない。 参考図 ( ) 基本型の後、白 1 とここに打込んでくれ ば黒 2 と応じて隅を守る。白 3 以下俗手にすぎないが もしこれを強行す るなら黒はまで 3 ④ 一子はすてて、こ ( の厚みを利しと 挾撃して代償をこ の方に得る。 ① 0 ② 3 ヨ ー第 32 型 参考 ( o ) 白が三々の打込みでなく、こ分 1 の走りなら黒は 3 の点に そして白 3 、黒 受けてもいいか、受けずに 2 と展開することもできる。 4 と受けて、 1 と大ゲイマガカリとの間の不備 ( 黒から 1 の一路左にツ ケる ) を狙う。白は早晩、しかもなるべく早く、 1 の一路左下にコスン で補っていなければならない。 十十 ! エー 亠・亠ートトトト亠、〇キー ⑩亠ー ! ト 0 ②⑦ 06 ④③①⑨ 0 ( a ) 5
″一間′サミ〃第型 白、再度の手ぬき 黒は強度の厚壮 間バサミに対し白が手をぬけば、黒 1 とッケて 封鎖するのがきびしい。一 間バサ ~ 本来の使命でも あって、このきびしさは他の二間、三間のハサミに 見られないものである。 黒 1 のツケに、白が再び手をぬいて参考図 ( ) の如く完全に取切られると、黒の実質はもとより勢 力の強大も薯しいので、多くの場合、白は 1 に応じ て隅に活路を求めるがこの際にも 2 とハネコ ~ 得 るか否か、シチョウ関係がやはり根本である。 黒 7 に次いで白 8 とアテるのは、黒 9 のまま、更 に手をぬいて他の要処に向かう意味であるが、それ は一応働いた打ち方にちがいな いと同時に、それたけに足りな い点もあるのはやむを得ない。 第 1 号基本型の白 8 をかく 1 とサガって後手に甘んする。 のちに白“い″ ( もちろんこの " い″をシチョウには取られな 0 ( a ) 場合 ) の狙いがあり、それを含みとして " ろ。その他その方から迫っ て、黒の厚みを消すことができる。 " ろ″その他に対し、黒は〃い″の 一路上、二路上、などに受けることを要し、また単独には、白 1 に 応じて " ろの一路左上の星下にヒラクのが要点である。 型 ⑥・⑨ 4 ② 3 「〇① 0 ろ十十十 0 〇〇 十十①〇
からのツケ、もしくはコスミッケを防ぎ、或いはそれらのきびしさ " 二間′サミ〃第燔型 を緩和しようとするところから田発したものであるといえる。手ぬ 手ぬを定石の き定石に人るに先たって、一応この点を強調しておきたい。 ニつの手法 二間バサミに、白が手をぬいたとき、黒から打っ には、 1 の一路ドのツケと、 1 の一路右のコスミッ型 ケと両様ある。 前者は、白を封鎖して外勢を張り、隅で活かして 実利を与えても、みづからは厚みを誇らうとする。 後者は、白に根拠をゆるさす、とれを中央へ駆り出 して攻め立てることにより側辺に形勢を張りつつ局 ②十十十十ーエ亠亠ーエ亠ーエ亠 面を展開して行かうとする。前者には殊に、白から 星の点にハネコミ得るか否かについて、シチョウ関 係が加わるのであ「たが、このように打ち方が二通・ー丁亠ー一、 りあるということは、参考図 ( ) 十十十十十十」亠ー十 の三間バサミにおいて 1 の一路左 のコスミッケ、また (n) の一 バサミでは 1 とッケる。いづれも その一つにほとんど限られている のと、大きな差である。 二間バサ ~ 第 1 型以来これまで 説いてきた定石は、すべてこの黒 第 0 ■■ 0000 ■ 0 ② ( a ) 137
二間高ガカリの目的の一半が、相手のシマリを一 応先手で坊けるにあったのからも察せられるように このカカリに関連する応接は、互いに先手を得よう とする所をめぐって展開される傾きが、特に ~ 者しい 点に注意したい。 白 1 に、黒 2 とこのカドから迫る。これは白が手 をぬき得ない点、第 1 型のケイマに受けるなどより よほどきびしい。白は 3 とオスか、また第 1 号の 3 とその方をオスかである。手をれいて黒に 3 の点を オサれては忍びない。 黒 4 、正確である。 黒 6 、怠って一路右上への白のケイマをゆるすこ とはできない。 白 7 もこの頭を黒にハネさせることは考えられな いので、絶対とされる。従って先手は黒にまわると ととなった。白はしかし後手でも、 7 までの厚みと いう満足がある。 はじめ 1 に対し、黒 6 と下からケイマ ( 第 4 型参 " 二間高ガカリ〃第 3 型 ー第 3 型ーー 1 ④ 0 ③② 7 照 ) し、白 5 、黒 4 、白 3 で一段落であるのに、そこに加わったと みられる黒 2 、白 7 の交換は、一般に白有利といわれている。 第 1 号白 3 とこの方をオセば、黒も 4 と上からオシッケる。こ ② 0 ⑤ 0 。③① 7 第 1 号 200