左上 - みる会図書館


検索対象: 最新囲碁全書 第一巻『定石』篇
88件見つかりました。

1. 最新囲碁全書 第一巻『定石』篇

臨■臨■宿 00 ロ 0 ■ 0 第 2 号 第 2 号基本 型の白 5 でかく 1 、・ 3 とキル筋〇 0 ・号 7 ・ 0 も時に面白い。 63 ・ ①・ ①・④ 第 3 号黒 1 5 ② 「ヨ、② cö 0 ) に黒は左上隅をハサムこととなるであ 92 ろう。 4 0 ⑧第 4 号これも 白が格別悪くある 3 ②・ ・ 3 朝⑩ まい。 1 ・ 第 5 号、第 6 号十 次に左上隅を白十 第 3 号 がヒライて、とも にある程度の成功とされる。 0 第 7 ②〇・ 号黒 1 ・ ② 0 白Ⅱに 第 4 号 第 9 号・劫トル 次いで 第 7 号 第 6 号 第 8 号 左上隅を黒がハ マヨ、 0 ) CO ③⑦ ⑩④① 0 十 第 8 号黒 2 ⑤ 6 ② ①② 0 ないし肥につづー 0 いて、白が左上 。十 隅からヒラく。 第 9 号黒 4 とヒケば、白 5 ないし Ⅱの次に黒が劫をトリ、そして白蜷とやはりヒライて、存外 白がしゃれているかも知れない。 参考図 ( ) 白 3 以下、高目第 7 型にあらわれたが、白 3 の方向欲 が好ましくな 。古風とし ③ 6 ⑦ て排斥されよ 1 ②⑤⑩ⅱ ② 0 十 03 0 参考図 ( ) ( ) の白 5 を この 1 とする のは姿勢低く 絶好の黒 4 を 0 ゆるしては白十 カよくない ( a )

2. 最新囲碁全書 第一巻『定石』篇

″三間、ハサミ〃第 8 型 手ぬき定石 三間バサミにおいて白が手をぬいたとき、黒から 打つには 1 とコス ~ ッケる一手である。 白 2 は必すしもこれに限らないが、かく立つのが 普通だし、立てば黒 3 は絶対である。 白 4 とポーシし、黒 5 と受けるか、またこの 5 を 一路左上にヒライて受けるか、いすれかがもっとも 多い。 5 の手で 4 の一路右に直接ッケるきびしい手 法は、左上隅に特に強力な黒の配置がある場合の措 置であるが、実戦にはほとんど行使されす、それを 検討することは、研究のための研究の傾きがあるの で、本書ではふれないこととした。 左上隅に白の配置があって、それから 5 の二路左 上にケイマにツメるのに好適な場合、 5 は第 3 号の ごとくヒラいて打っこととなる。 第 1 号白 1 と一路控えれば、黒は 2 とコスンで 受け、次に 3 の一路左へのカケを見る。 白 3 はそのカケを避けたのである。 黒 4 とトンで姿勢を整え、白・ " い】のツケ越しに備えつつ、逆に 3 の一路左にツケ越す手段を狙う。 白がそれを防ぐには 3 の一路下に早晩ッキアタるくらいのもので あって、そのとき黒は 2 の二路右にトンで一段落である。 ①十十 3 亠亠 下十・十④ー一 0 ④十 0 十十 0 十十い・ ① 第

3. 最新囲碁全書 第一巻『定石』篇

②、、 ど、無要の抵抗である。に示される。 Ⅱの次に、白がの一路左にオョゲば、黒 は勿論Ⅱの一路左にノビていい。 参考図 ( ) 白 6 、 8 の出ギリに対し、部分 的には黒″、 〃と受ける形であるが、第 1 号の簡潔に及ばぬのは自明であろう。 参考図 ( ) 基本型白でかく 1 と / ゾいて 来たとき、多くの場合、黒は 2 とハネて、 この方で受けるべきことを忘れてはならな い。そして白 3 のキリをゆるしても、黒 4 と構え、左右独立し て根拠がたしかでありさえすれば、 1 、 3 は白の負担となるに すぎない 白″ろ〃を交換することができる なお 4 に先だって黒″い″ し、また 4 は一路左上の二間ビラキが好もしい場合もあろう。 いずれにせよ、切断を恐れて 2 の手で 3 にツギ、参考図 (Z) の愚形となることは 0 ゆるされない もしまた本図 4 ( 或いは二間ビラキ ) が 町ちにくいような、換言すれば上辺左方に 白の配置があるものとすると、白に三々の 打込みをゆるしたこと、否、さかのぼって はじめ黒が大ゲイマにヒライて受けた手か 十 らしてそもそも疑間とならざるを得ない。 い 03 大ゲイマ・ヒラキに際しては当初この点に 考慮を愛するので、め「て、これは半ば以上 布石の間題でもあるが、大ゲイマの代りに 例えば、第 1 型の小ゲイマに受けるのが選 ばれる、というようなことになって来るわ けである。 大ゲイマ定石における根木の態度として 重ねて注意を要求する。 参考図 ( ) 上辺左方の白の配置はこのほか にも種《考えられるが、とにかくこのように黒が攻められる姿一 となっては忍びない不利である。 参考図 ( ) 基本型の黒Ⅱを怠って、この白 1 、 3 となるような ことは、あり得べからざるものである。 黒は隅の実質を失ったうえに、代償としての外勢の伸張もないど ころか、全体が逆に攻め立てられるという不 安に至っている。よほど多く置いた碁でも、 このような形があらわれると、その不利は全 局におよんで、回復できないものである。 根本は、黒とツイで姿勢がくずれたところ にあるので、要は / ゾカれないように、また ノゾカれても、ツガずに抵抗することを考え るのである。 0

4. 最新囲碁全書 第一巻『定石』篇

9 の方に白の勢力が加わると、 白から 1 の一路左上にコスミッケ 十⑧②十十 号て、この黒に活路の失われることキ - 一・ 0 十 - 一 , (. イ、十 しワ」 0 も忘れてはならない。 朝 6 ( ) 〇 0 十 十第 3 号黒 1 とヒクのは、幾 分無理であるといっておいた。 白 2 、 4 が関連する。 黒 5 と迫るのが一応の筋であ るが、白 6 、とッケてキルという俗手がここでは最善であ って、肥とっき出すことになり得失は自明であろう。黒はき わめて味の悪い姿である。 第 4 号第つ「号の黒 5 を、この 1 のトビにかえた。 白は平易、 2 とコスンでよろしい。 黒島と活路についたとき、Ⅱとオシ出すこととなれば、こ れで白の不利ということは 7 ・・ 3 の亠亠、、・普通には考えられな第 但し白 4 は、第 5 号 1 と 4 ノビるのもよく、取捨はも 丁一・ 0 ( , 〔朝十 9 キ⑧十 ゴとより自由である。 第 5 号黒の 2 のち、 1 の一路右のオサ工が白から 2 0 先手である。オサえに対し、 黒は 2 の一路左にツキアタる ことを要する。 2 に先たって 1 の一路右を . オョギ、 1 の一路ドの白のノ ビと交換すれば、もはやオサ 工を利かされる憂いはないが その交換も忍びがたい。 第 6 号白 1 とオサエコンで打つ。 黒 2 は絶対のハである。 白 3 、この手で 4 の点をキル筋がある。その方が白はまさ っているが 3 とオサ工れば 5 のツギは必然である。 黒 6 、形である。こののち、白が 6 の一路左にコスミッケ れば、 6 の一路右にナランで活きる。 かくて白 7 と進出し、 023 白 9 となるが、両断されてい 0 ①⑤十・⑨ 号る白の苦しい戦いが当然予想 0 〇 6 される。以上、二間バサ ~ に 第おける出ギリの定石としては 7 結局第 1 、 2 号が基本型にあ けらるべきである。 0 0 第 5 号 114

5. 最新囲碁全書 第一巻『定石』篇

4 8 6 ・■第新■ - ここには省略する 6 参考図 ( ) この形十。一 ! は、白 1 のカカリ に対し黒が一旦手 0 をぬき、白が下辺 0 : 0 十 ② 十 を五間にヒライて から 2 とコスンだ ものと解する。こ れには白 3 と受けるのが恰好である。 参考 ) 白 3 を適切とする左上隅の配置を、このように想定 ( 3 で基木型のごとく 1 から右方へヒラクと、黒は 3 の一路上 までヒライて、左上隅の白のハサミを兼ねる好形につくことが 第 3 号右ド隅にこのような配置を想 できる ) して、黒 4 とカケるのは一般碁理に反する。それはか 定し、 2 をコスムと星下の好点を白に与 くカケて圧迫を試みても、その効果のあらわれる所がなく、白える ( 参考図の 3 のごとき ) のを嫌う 3 によって 4 の効果は、著しく殺がれているからである。 とき、この 2 とヒラク型も成立し、これ なお白 5 につづいて黒 6 とさらに高圧を加え、白 9 までとな も今日つねに行使される。 る型が、 3 とは独立に古くからあるが、この型自身は白の姿勢 が低く、好もしくないとしてある。 第 2 号黒ソ〕、白 3 、とコスムのを相コスミとよぶ。今は あまり行われない。 黒 8 の曲がりが中央の位を制する上での要点である。この 点を、白 7 の手でオスには燎わしいシチョウ関係が加わるが 7 3 4 6 0 3

6. 最新囲碁全書 第一巻『定石』篇

直■な理新製 4 8 下〇キ④②・〇ー 亠・・〇② 「十⑥ 0 ・〇・① 参考図 ( ) 基本型ののち、この白 1 とオサ工て来た際の措置を 示す。黒 2 乃至 8 が稔かではあるが、これは消極的の難を免れ ない。黒 4 は C ) および ) の 1 とヒクのが強い。 参考図 (. ) 黒 1 、白 2 とキレば、 7 まで必然である。 白二子を動き出す隙はあるけれど、 7 の一路左上を黒がタタ ク形がきびしく、いまここで動き出しても、それは白の負担と なるにすぎない 7 の一路左上を白が / ビれば、黒は勿論二子を確保してよろ 参考図 ) 白 2 以下 6 ・ 0 ② 39e リまで、活きても苦 ・・〇・①兮 しく、黒〃い〃のきび しさを考慮に人れて い これも黒のゆうに抵 +- 抗し得る形である。 ( d ) ( c ) ⑦ 3 半 「十⑤⑦⑨ 0 ・ 7 603 ①⑩ 十④② 3 十 亠 , ⑩ 6 の 十 十 第 3 号黒 2 、 4 とッケヒイたときの一つの型を示す。 黒〃い″を想定し、肥まで、黒が手厚い。 第 4 号用 ( 2 、 4 とッケノビる。 5 と三々を侵し、黒 6 ないし白Ⅱにつづいて、黒と守るのが堅実であるつ 3 の一 子を抱えられる負担を控え て、白は意のごとく行動で い きない。 第 5 号黒 2 、 4 は手強 一 0 い。この劫は互いにゆすれ 第ないが、もし " い。方面に 予め白の記置があれば、次 には・日 " 「 2 が有力となる であろう。 5 6 ・十十十〇②⑨・ 3 7 ・ 第 4 号 tO 、 6

7. 最新囲碁全書 第一巻『定石』篇

まで、古来典型的なものとなっている。 ミ″んリワ〕ゴ 第 3 号白 1 とハサミを一路ゆるめ、黒 2 、白 3 とトンで打っこ 左上方面に白の勢力を想定 0 とがある。第 1 号などのごとく右辺をオシッケるのを得策としない 月ヾ 白 3 と小ゲ 4 マにカケる型は大たい一、 ~ にも併用されるので、ここには二間バサミにおい 型 丁エー・ 0 十 6 て特に著しいものたけを示す。 3 、 5 と圧道し、こ の勢力をもって 7 、 9 と挾撃してその方面に地域を 占め形勢を張「 0 うとする目的は、」」の ( サ、、にも共第一 , 亠ー① 通する。従って左上隅方面には白の配置のあること が想定されなければならない。 亠亠ー② 9 につづいて黒が 8 の二路下にトビ、白が 5 の一 日ヾサ ~ に示されたが、二 路下をオス型はすでに一門ノ 一亠ー⑦ 9 間バサミでは、第 1 号 1 の曲りも有力である。 第 1 号白 2 を誘って 3 とサガリ、三々の要点を 占める。実利の大のほかに“い″の欠陷に関する白 からのいろいろな利かし ( 一間バサミ第 2 型参照 ) ~ 解甬し、 7 、 9 と不安なく二段バネに出て白に迫一ーー一ーー りつつ局面の展開を期することができるのは、この 1 、 3 の効果にほかならない。 白間に次いで第 2 号、白Ⅱとシチョウに抱える 60 い 0 ・ 3 ーエ 000000 、一・、 トト 3 ⑤ トト 110

8. 最新囲碁全書 第一巻『定石』篇

″三間サミ〃第 7 型 治まるのが目齣 白 3 と大ゲイマにカケる、いわゆる " 亠八斜定石。 の一部をなすものである。三間バサミなしに、単独 にカケる本来の定石は、晋から大斜百変といわれて いるほどに変化が多く難解なものとなっているが 今日、実戦には行われることが少ない。 本来の大斜定石は積極的な意味が非営に強いに反 し三間バサミにおけるこれは、 1 とカカった石を早 く治まろうとするのが主である。黒 4 ないし割が、 もっとも普通の型とされる。 このうち、は単にとするのがあり、また葺の 一路左、 或いはの一路右、に打つなどもある。 白、これを一路左に進めることが可能である。 そう進めたとき、黒割とやはり受けると、白から 幻の一路左下にカケられ、左上隅との配置関係が好 ましくないようならば、は一路左上に移すことも できるが、に対しを全くはぶいて、白からの 一路上、の急所に迫られては黒の苦しい姿と知って ほしい。 に次いで、右下隅に白の置があれぼ、それからの二路右下 に直接迫って、の一路下にツみ , 越す手段を狙う。 第 1 号白 1 に、黒 2 とコスミッケるのが、簡明を求めて、往々 打たれる。黒物につづいて白Ⅱ、は当然として、この得失は、右 一、⑩ 03e 一、朝 ⑦⑤ 6 ③ー・一、、十⑩ーエ 第 1 ④⑨⑩十⑩十・ 3 の 2 0 ー 亠ー 一亠ー③十 下エー十⑨⑦⑤①② ⑩「十 06 ④十① 第 1 号 172

9. 最新囲碁全書 第一巻『定石』篇

■■■■ 0000 0 ■ 000 ■ 0 ロロ 000 ロ 000000 0 12 8 ⑨ をもって 第 4 号 第 2 号黒 2 とッケる通法であ う / 、 1 ÄJ る。白 3 とハネコムことのできる 条件は勿論かわらない。 ・⑩ 0 ⑩ 1 十 〒十 00 十・〇十一一段にオ 十サえて打 黒 8 も二間ハサミ返しのときと h40C) 十つのが働の〇②・・ 同じく、一つの形である。 0 くことが 白 9 、黒加とヒケば、白はⅡを下十〇 十十 十ある。一 下〇・ 3 手順に、 十 ② とサガ ←←帯 0 白を 4 6 十・・一・ いよいよ低位に就かしめ、更にの って一段落である。 十 ちの隅のヨセを見ることができる 黒貶をⅡの上にツグのは利かされ のをたしかめる。 である。肥のオシに、白もしⅡの一 路上をキレば、黒はⅡの一路下から 参考図 ( ) シチョウ関係に拘らず ハコンで、フリカワっていい。 白は 3 とハネ出し、貨まで第型 図および第型第 5 号参照 ) を 第 3 号第 2 号の黒間をもって隅 うらかく 1 とハネ、 7 までを導く。 左上隅にこのような白のシマリがあ る時など、その勢力を自然に殺ぐこ ・・ 0 ② ・十十 ととなって、黒が大いに面白い。 0 第 4 号左上隅にこのような白の 低い配置があると、き、第 ? 号の黒 5 ・ 9 ⑤⑦イ 3 ・②③・ 第 2 号 第 3 号 3 ・・〇 0 下十 0 十十 期し得る。 参考図 ( ) 黒の側からも、シチョ ウ関係を無視して、この 4 以下を 打っことが不可能でない。 両図とも、白 1 がやや働いた位 置である。 136

10. 最新囲碁全書 第一巻『定石』篇

■ 0 、 4000 ロ 00 ロ 00 ′、 0 0 ■ 0 ■ 0 ■第 4 0 0 第新第 0 、 000 ■ 0 ■ 00 0 000 ■臨 00 ■ 0 ■■■、 0 ー■■ 0 ■ 000 ■■ ・、臨■ 0 ■ 00 ■第■ 第号白 9 は、第号 における 2 の別法である。 1 、 7 の二子はすてる方 針であって、左上方にこの ようなシマリなどを想定し 9 、Ⅱが成立する。すてる 十十・、十十 十十十十 十 参考図 ( ) 左上隅にこの星の配置を 想定し、第号黒 3 をもって、かく 1 と構えることができる。左上隅の とするこ 配置如何では、 1 を〃い〃 とも可能である。 とトプ 本図 1 ののちにも黒が″し〃 のは依然好点にあたり、それに対し 白は三路右にハネることを要する。 第 15 号 第号 とはいっても、白が 7 の一路下に出 る、その一路下を黒がオサえる、そ しての一路下をキルような味がの こるので、白はそれを利してこの大 模様を強化することができる。 これを、白 7 、黒 8 の交換なしに 直ちに 9 とツメ、参考図 ( ) のごと 何の味ものこさすに取切られるの とは、その差が大きい。このゆえに 黒 6 のカケに対し、白 7 と一日一は必 す受ける ( 次に白 9 とツメると否と に拘らす ) べきものとする。 第号基本型 7 につづいて、黒 1 、 3 とオシッケ、 5 と二段にオサ える。左上方に低く堅固な白がある ときなど、それと重複せしめる間に 外勢の厚壮を期することができる。 参考図 ( ) 第号につづいて、白 1 、 黒 2 とッキ出し、白 3 ともしトッても 黒はそのまま手をぬいて、白に渡りが