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検索対象: 太陽のいとなみ 植物、動物とともに
3件見つかりました。

1. 太陽のいとなみ 植物、動物とともに

地球は、太陽のまわりをまわっています。そして、月は 地球のまわりをまわっています。ですから、太陽と地球と 月のならび方は、いつも同じではなくて、少しずつ変わっ ています。そして、太陽と地球と月のならび方が変わると、 地球から見える月の形も変わります。 太陽の光があたると、どんなものにも明るい部分とかげ の部分ができます。月も、太陽の光があたっていますから、 明るい部分とかげの部分ができます。月のかげの部分が地 球の方を向いている時、地球から月が見えなくなります。 しんげつ みかっ、き これを新月といいます。新月から 3 日ほどたっと、三日月 まんげつ になり、それから半月になり、最後に満月になります。満 月のあと、月はだんだんやせてきて、半月になり、 び新月にもどります。新月からつぎの新月になるまで、 か月より少し短い日数がかかります。 なぜ月は光るのだろう おくねん 月は、何十億年も前から、地球といっしょに太陽のまわ りをまわってきました。月の光は、地球の生きものにとっ て、とくべつ大きなはたらきをしているわけではありませ ん。けれども、夜に活動する動物や、わたり鳥にとって、 月の光は大切な道しるべになります。わたしたちも、暗い 夜に月のあかりがあると、なんだかほっとしますね。 月の光は、月が自分で出している光ではありません。月 つめ は太陽とはちがって、冷たくひえた星です。生きものも住 ばうえんきよう かんさつ んでいません。大きな望遠鏡で月を観察すると、月に山 や谷や石ころだらけの地面があるのがわかります。それな のに、月か光って見えるのは、太陽の光が月にあたってい るからです。月は、太陽の光を、ちょうど鏡のようにはね 返します。その光か地球にとどくのです。 はんげつ かがみ につすう 30

2. 太陽のいとなみ 植物、動物とともに

たいよう ちきゅう 太陽と地球 みなさんは、夕方、太陽がしずんでいくのを見たことがあるでしよう。その時、太陽はどんなふうに見えたで しようか。地球から見る太陽は、あまり大きくありません。そして、丸い形をしているように見えます。けれど も、本当は、太陽はものすごく大きな火の玉なのです。 太陽は、休むことなく、まわりを強い光で照らしています。その光は、地球や、地球のとなりの月にもあたり ゆうがた つよ やす ねつ ちか 太陽からちょうどいい距離をはなれたところにあるので、それで、植物や動物や人間が生きていけるのです。 しよく」 : つどう」 : つにんげん また、地球が太陽からもっと遠かったら、太陽の光と熱が地球にとどかなかったことでしよう。けれども地球は、 ます。太陽の光はとても強いので、もし、地球が太陽の近くにあったら、地球はもえてしまったことでしよう。 みどりいろ きよリ とお はんたい くら 生きものが、光とかげの中を通りぬけていきます。 きて、光の中にはいっていくと、朝になります。地球がまわるのといっしょに、あなたやわたしたちやすべての あさ が、明るい部分からかげの部分にはいっていくからです。そして、みなさんの住んでいるところがかげから出て ぶぶん ているからです。ひとまわりにかかる時問は、 24 時間です。昼が夜になるのは、みなさんの住んでいるところ しかん 昼と夜はこうたいにやってきます。それは、わたしたちの住む地球が、まるでこまのようにぐるぐるとまわっ は、いま昼です。反対がわは、光があたっていないので、暗くかげになっています。 , こは、いま夜です。 ひる よる 右上の、緑色をした地球を見てみましよう。太陽の光があたっているところが、明るくなっています。 , ,

3. 太陽のいとなみ 植物、動物とともに

北半球が春のとき 太陽 北半球が冬のとき 北半球が夏のとき 北半球が秋のとき きせつ たちは北半球に住んでいますから、北半球に光が多くあた っている時が夏です。それから半年たっと、こんどは南半 球に光が多くあたるようになります。この時は、南半球が 夏です。南半球が夏の時、北半球では太陽の光が少ししか あたらないので、冬になります。 もし、宇宙から太陽と地球をながめることができたなら、 きっと、地球が太陽のまわりをまわっているようすがよく わかることでしよう。けれども、地球にいるわたしたちに は、地球が動いているのではなく、まるで太陽か東からの ほ、り、西にしずんでいくように見えるのです 地球から見える太陽の道すじのことを、黄ーと 0 、 0 、ます。 黄道はいつも同じではなく、毎日少しずつずれていきます。 北半球では黄道がどのようにずれていくのか、右のページ の絵でたしかめてこ。らんなさい。 太陽と季節のうつりかわり ちきゅうぎ みなさんは、地球儀を見たことがありますか。地球儀の まん中には、棒がささっていますね。地球儀は、この棒を ちゅうしん 中心にしてまわります。地球には、もちろん棒はささっ ていませんが、ちょうどこの棒のあるところを中心にして、 まわっています。ところで、地球儀を見ると、棒が少しな なめにかたむいています。これは、とても大切なことです。 というのは、地球に季節があるのは、地球の中心がかたむ いているおかげだからです。 地球は一年かけて、太陽のまわりをひとまわりします。 地球の中心は、いつも同じようにかたむいていますから、 きたはんきゅう 太陽の光は、ある時は北半球 ( 地球の北半分 ) に、ある おお 時は南半球 ( 地球の南半分 ) に多くあたります。わたし はんとし ふゆ うちゅう みなみはんきゅう