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検索対象: 目にみえない心を読む 深層心理テスト
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1. 目にみえない心を読む 深層心理テスト

いつつしむという、堅いところがあります。このタイプの人は、新しいことや珍しいこと を積極的にうけいれ、自分の保守的なところを補うように行動してください。 @ 過敏性性格ーー自分をとりまく状況に対して、とても敏感に反応するタイプです。自分 のことも他人のこともひどく気にして、常に周りに気をつかい、なかなか積極的に行動に あらわさないところがあります。いわゆる〃神経質〃といわれる特徴です。それが、外面 的にあらわれると、相手に対して口うるさくなったりします。内面に向けられると、常に 自分で自分の身体を気にしたり、くよくよしてしまったりします。 ◎内閉性性格 , ーー自己を閉ざして、みずからの世界に閉じこもってしまうタイプです。人 づきあいはあまりいいほうではなく、人とっきあうよりは自分ひとりでいたいという気持 一日中ひとりで本を読 を強くもっています。ひとりでいることに対して何の苦痛もなく、 んでいたり、音楽を聞いたり、自然を散策したりすることを好みます。人と接するのがわ 理 ずらわしい、面倒くさいという気持が先に出て、新しい環境に入っても、なかなかとけこ 層 のトめないところが強くみられます。このタイプの人には友人関係が大切です。できるだけ不 特定多数の友人とっきあうように、とくに男性の場合は、一人でお酒を飲むことはできる 理だけやめましよう。 ② 層①受動性性格ーーこのタイプの特徴は、他のものを無条件でうけいれようとする要素が強 いことです。この度合いの強い人は、自己主張をほとんどしません。相手の意見をそのま乃

2. 目にみえない心を読む 深層心理テスト

ロ住 000 ・ 000 さないですか」などの質問によって強迫的な性格、自分を攻撃する自殺傾向などもみることがで きる。身体と心の両面が診断できるので、心身症とノイローゼの判別に用いられる。 ( 矢田部・ギルフォード性格検査 ) アメリカのギルフォード教授が考案したギルフォード・ マーチン人格検査を矢田部達郎教授な どの京大グループが標準化したものである。ギルフォード教授は、外向性とか内向性とかの〃向 性〃という人格特性がけっして単一のものではなく、 いくつかの特性の合成であることをみい出 した。そこで、このテストでは、社会適応性に関する「抑うつ 性」「回帰性傾向」「劣等感の強さ」「神経質」などの十二の特性 を選んで、それそれについて合計一二〇の質問項目をもうけてい る。その答えによって、テストをうけた人のプロフィールが孚、 びあがるようになっている。プロフィールには、次の五つのタイ プがある。 犁・ーー万事につけて平均的、調和的で目立った特徴が少なく、 臨床的に問題が少ない。 型ーー情緒不安定で、しばしば反社会的行動をとりがちな、調 和のとれない非行暴力型。 いいえ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 △△△△△△△△△ はい 0 0 0 0 0 0 0 0 0 れんしゅう イ人中ではだまっている・・・ こまかいめんど ) な仕事が好きである・・・ ′、いんきである・・ 元気である・・ ホ人の世話が好きである・・・ へいつもほがらかである・・ ト人前に出るのが恥かしい・・・・ チたのまれたことはすぐ行な ) ・・・ リ人のうわさはあまり気にしない・・・・・・・・ YG テストの質問例 2 ー 2

3. 目にみえない心を読む 深層心理テスト

1 性格を読みとる 十人十色といわれるように、私たちの身の回りには実にさまざまな特徴をもった人たちがいる。 ある人は危険に直面しても泰然自若としており、ある人はびくびくしている。いつも悲観的に考 えてばかりいる人もいれば、何度裏切られても楽観的にしか考えない人もいる。他人の失礼をひ どく怒る人がいるかと思えば、ぜんぜん気にかけない人もいる。個人を他の人から区別するこの ような特徴を個性という。私たちが、社会の中で円滑に生活をいとなんでいくためには、日頃接 触をもつひとびとの個性を理解して、それに応じた行動をとらなければならない。 個人を特徴づけるものは、広い範囲にわたっている。身長や体重、走力や握力などの体力、皮 膚や髪などによっても特徴づけられる。しかし、個人を特徴づける中心となるのはやはりその人 の性格だろう。そこで、ここでは「性格とは何か」ということについて、わかりやすく説明して いきたい。 * 性格とは仮面 ( ベルソナ ) てある

4. 目にみえない心を読む 深層心理テスト

理のほうから正常な人の性格を考えるようになった。 小さいときから・身 正常なときの性格というものは、いろいろな仮面をつけている。たとえば、 につけてきた自我の防衛機制といったものが、幾重にも衣類を着重ねると同じように重なり、環 境との関係でいろいろな面のほんとうの人格や性格をかくしている。そのために、もっともよく 知っているはずの自分を分析しようとすると非常にわかりにくい、自分で自分を分析するくらい 嫌なことはない、 といった大きなプラックポックスにつきあたってしまう。クレッチメルは、そ のような正常な状態の性格の姿は、たとえば精神分裂病のような病理において、病的な特徴とし てではあるが顕著に浮かび上がると考えた。事実、正常な人が精神の不健康な状態におちいった ときをみると、精神病の症状の大きな特徴に類した精神特徴、性格特徴があらわれるのである。 そうした意味で、精神病理的な観点から正常な人の性格を分類して考えるということが、きわめ 理て適切であるという考え方が出てくるのである。 それでは、クレッチメルに従って三つの性格タイプの具体的な特徴を説明していこう。 深 の 格 性躁うつ性性格 ②これは、肥満型の体格の人によくみられる。特徴として、次の三つの点があげられる。 ①社交的、善良、親切、温和 ②陽気、明朗、ユーモアに富む、活発、激しやすい 6

5. 目にみえない心を読む 深層心理テスト

して、もっと詳しく説明していこ、フ。 クレッチメルは、長い間の病院における臨床的観察によって、次に述べるようないくつかの体 格の類型を、精神病の患者において見い出した。そしてさらに、興味深いことであるが、やせ型 の体格の患者は分裂病に多く、肥満型の患者には躁うつ病が多くみられるという事実を発見した のである。 彼は、体格型を考えるにあたって、細長型・闘士型・肥満型、そして、これらに類型されない 少数の発育不全型、以上の四つの体格型をあげている。これらの体格型の特徴をあげてみよう。 ①細長型ーーやせ型である。全体的な印象として、全身が細長く、厚みがなく、やさな感じが して、細面といった印象をうける特徴がある。部分的な特徴としては、皮下脂肪が少なく手足 が細い、青白い顔をしている、胸部もやせていて肋骨が浮きばりになっているといったような 体格をしている。 ②闘士型ーーこれは筋骨隆々とした体格である。全体的な印象としては、骨格、筋肉、皮膚が 発達して、非常にたくましい筋骨質という感じである。部分的な特徴としては、肩幅はがっし りとして筋肉が盛り上がり、手足の関節などはしつかりとしている。 ③肥満型ーーーこれは太ったタイプである。全体的な印象としては、頭、胸、腹、こうしたもの がすべて大きく、ずんぐりと太ったタイプで、脂肪によった肥満がみられる。部分的な特徴と しては、手足が柔らかくて丸味をもっている、首が短く太いといったことがみうけられる。

6. 目にみえない心を読む 深層心理テスト

守、り、 ③平静、不活発、陰気、柔和、気力し ①は、この性格をもつ人々の基本的な性格である。人づきあいが良く、善良で、人にも親しま れ、親切で、開放的である。多少性格がゆがんできても、この基本的な特徴はもち続ける。②と ③は、陽気と陰気、活発と不活発、激しやすいと気が弱いなど、対照的な性格を示している。躁 うつ病とは、躁の状態とうつの状態という二つの面を持っている。性格を考える場合でも、躁が もっとも典型的にあらわれている②の " 朗らかタイプ〃と、その反対で、ゆううつの状態が典型 的にあらわれる③の " 抑うつタイプ〃があるわけである。そしてその中間に、動作にスビーディ ーなところはないが、じっくりとした感じ、温和が全体としての特徴といったタイプが考えられ る。また、躁とうっというものは、循環するのが大きな特徴であるので、循環型といった性格の タイプも考えられる。 分裂性性格 これは、細長型の体格の人によくみられる。 ①非社交的、内気、もの静か、控え目、まじめ、変わり者 ②臆病、恥ずかしがり、敏感、神経質で気が小さい、興奮しやすい ③従順、お人よし、正直、おちつきがある、鈍感、愚鈍 この性格の基本的な特徴は、内閉性と、敏感と鈍感の共存ということである。 6

7. 目にみえない心を読む 深層心理テスト

③興奮し夢中になる、怒りやすい この性格の基本的な特徴は、かたいこと、すなわち環境に対して柔軟性が乏しいことと、粘着 性と爆発性である。この性格の人は、ねばり強くて、ときには鈍重と思えるほど、ひとつのこと をコッコッとやる。会話はまわりくどくて、些細なこともきちんとしゃべらないと気がすまない。 つねに身の回りをきちんと片づけて、人に対してはとても丁寧である。しかし、時として我を忘 れて爆発的に激怒することがある。 ここまで読んできて、自分にもみられる性格の特徴が出てきたことと思う。それでは次に、か んたんな質問に答えるテストの形で、自分の性格診断をしてみよう。

8. 目にみえない心を読む 深層心理テスト

・七 % についてこの体格型がみられた。てんかんと闘士型との間に関係性がみられる。 それから細長型については、てんかん二五・一 % 、分裂病五〇・三 % 、躁うつ病一九・二 % と、分裂病が圧倒的に多くなっている。不全型は、てんかん二九・五 % 、分裂病一〇・五 % 、躁 うつ病一・一 % という数字になって、てんかんが多くなっている。その他、これら四つのいずれ にも属さないものについては、てんかんが一一・〇 % 、分裂病八・六 % 、躁うつ病八・四 % であ つ、 ) 0 ここで体格型と精神病との関連性をまとめてみると、分裂病と躁うつ病、この二つに関しては、 まったくはっきりとした形で、分裂病の場合には細長型、躁うつ病の場合には肥満型というよう に親和性がみられる。てんかんについては、闘士型および不全型にみられ、分裂病・躁うつ病の ようにはっきりした形ではあらわれないけれども、細長型・肥満型・闘士型の三つの中で考えた 場合には、闘士型に分類されるという結果がでている。 こうした統計的な結果にもとづいて、グレッチメルは、精神病の患者の性格特徴を基本にしな がら、普通の人の性格類型をつくりあげた。分裂性性格、躁うつ性性格、てんかん性性格という 三つの基本的な性格特徴を類型化したのである。 * 体格型てとらえる性格 クレッチメルは、こうした精神病の典型例を、体格型と性格との関連において考えて、精神病

9. 目にみえない心を読む 深層心理テスト

PART ②性格の深層心理 これらの特徴は、もちろん成人期に達した大人の体格をもとにして考えている。 クレッチメルは、これらの体格型と精神病との親和性を統計的にとらえている。 肥満型については、てんかんの患者千五百五人を対象として調べてみると、そのうちの五・二 % にこの体格型がみられた。分裂病の患者五千二百三十二人を対象にして調べると一三・七 % 。 次に、躁うつ病の患者千三百六十一人を対象として六四 % 。このように、肥満型には、圧倒的に 躁うつ病が多い。 闘士型については、てんかん患者中二八・九 % 、分裂病患者中一六・九 % 、躁うつ病患者中六 肥満型 4 細長型 闘士型 ′ 0

10. 目にみえない心を読む 深層心理テスト

まうけいれて、それに従って何ら苦にならないのです。ある環境の中に入ると、その環境 ト スに染まってしまう、そこにいる人の考え方に従ってしまう傾向が強く、自分から積極的に ものごとを判断し、主張することがあまりみられません。つね日頃から、イエス・ノーを 理 はっきり・い、つよ、つに、いがけ・てくだ、い このタイプには、自分を目立たせよう、他人とはちがったところを 深②自己顕示性性格 みせようとする特徴があります。派手好みで、言動も大げさです。常に誰からも注目され ていないと気がすまないので、何か大きなことをやってみようとします。といっても、コ ッコッと努力したうえで打って出るというではなくて、表面的な華やかさを追いかけてし まいます。このタイプの人は、人生の挫折につながるような大失敗をおこしやすい人です。 くれぐれも注意してください