KOBUNSHA 頭の体操第 1 集 ′くズノレ・クイズで脳ミソを鍛えよう 千葉大学 教授多湖輝 あきら 光文社 カッ′ヾ・フ・ツクス
お願い この本をお読みになって、どんな 感想をもたれたでしようか。「読後 の感想」を左記あてにお送りいたた けましたら、ありがたく存じます。 なお、このほかに、「カツ。ハの本 では、どんな本を読まれたでしよう か。どの本にも、一字でも誤植がな いようにつとめておりますが、もし お気づきの点がありましたら、お教 えください。ご職業、ご年齢なども お書きそえくだされば、幸せに存じ ます。 東京都文京区音羽ニの十ニの十三 ( 郵便番号 112 ) 光文社出版局 頭の体操第 1 集パズル・クイズで脳ミンを鍛えよう 昭和 41 年 12 月 15 日初版発行 昭和 52 年 8 月 10 日 410 版発行 た 著者多湖 東京都中野区中央 3-43-13 発行者小保方宇三郎 印刷者堀内文治郎 東京都千代田区三崎町 2-18-11 堀内印刷 東京都文京区音羽 2 株式 会社光文社 発行所 振替東京 1 1 5 3 4 7 電話東京 ( 942 ) 2 2 4 1 ( 代 ) 落丁本・乱丁本は本社でお取替えいたします。 ( 関川製本 ) 表紙の模様・意匠登録 116613 0 Akira Tago 1
K. スお OOKS KOBUNSHA ・ブックス」誕生のことば 光文社の「カッパ ツ。 ( は、日本の庶民が生んだフィクションであり、みずからの象 ちょう 徴である。 力、ノー 、いかなる権威にもへコたれない。非道の圧迫にも屈しない ツ。、と、自由自在に行動する。その何ものにもとらわれぬ なんのへのカノ くったく 明朗さ。その屈託のない濶達さ。 はだか しっさいの虚飾をとりさって、真実を求めてやま 裸一貫のカツ。ハは、、 ない。たえず人びとの心に出没して、共に楽しみ、共に悲しみ、共に怒 る。しかも、つねに生活の夢をえがいて、飽くことを知らよ、 こそは、私たちの心の友である。 この愛すべきカツ。 ( 精神を編集モットーとする、私たちの「カツ・ ( の れんか 本」 Kappa Books は、いつもスマートで、新鮮で、しかも廉価。あら ゆる人のポケットにあって、読むものの心を洗い、生きる喜びを感じさ せるーそういう本でありたい、と私たちは願ってやまないのである。 昭和二十九年十月十日 かったっ しよう
舮 MD(DKS 頭の体操第集 体 千葉大学教授 ( 心理学専攻 ) ′冫胡 第 集 00 篭ま V 髪 勉強ぎらいの 人への福音 慶応義塾大学 多湖輝・頭の体操 ( 1 ) 著者・多湖輝 おもしろい、一見、人をくった本たとか、みごとにやられたとか、 思わずニャリ である。著者は、まず、常識を捨思わずニャリとしてストレスを解 ストレスを解消 消させるであろ、フ。そのなかに、 てろとい、フ点から説いているカ きたもワお 作家北社夫これは、現代社会の日常の中に生フランス流の機知もあれば、人生 きるわれわれが、いかに既成の概の諸問題、あるいは、生きるうえ 念にとらわれ、動脈硬化症状を呈の知恵につながる意外に深い意味 合いをもひそませているのが、こ しているかの警鐘ともいえる。 むすかしいことを抜きにしても、の本の特色といえよう。 この本を読んで、人は、一杯くっ たれまたけよし いさかよしたみう カバーデザイン・計中一光カバーイラスト・伊坂芳太良著者撮影・田沼武能 ′ズノレ・クイズで月畄ミソを鍛えよう た 朝 0 あきら この絵の中に ロ人の彦頁がある。 どこにある力、。 答は、裏カ / く一 たごあ , ・物 いたずらの 0 まことに愛すべき、 著者・多湖輝君のこと さ′っー第 ? レ 天才である。 東京大学名誉教授 相良守次 心理学者 ^ 著者略歴〉大正十五年、スマトラ生まれ。 われわれの仲間で、多 - 湖君ほど東京大学心理学科卒。現在、千葉大学教授。 著書に、「頭の体操 ( 第 2 ー 5 集ご、「読心術」 郊範囲の広い人はめずらしい 「企画カズ光文社刊 ) などがある。 「社」」とい、つニックネームさ、ん カ・ハーの問題の答 ( 赤い部分が顔 ) つけられている。見るからに福徳 円満な、陽気な紳士である。彼の 第術の秘密は、その人徳もさる ことながら、一一つの特技に負、フと ころが・大きい。王もと。ハズルだ。 彼と話していると、彼の手に持 っていた煙一早が、すっと消、える。 要、て、ち おやっと田、フと、私の袖口からひ よいと山山て ~ 、る。また、野々たる 、ズルを 大学教授たちを相手に、 出題しては、四苦八苦するのをな がめるのが趣味らしい。 頭の体操とは、頭の働き ( 思考、がらトレーニングできるとなれば、 計算、創造 ) を強くするためのト勉強ぎらいの人びとにとって、大 きな福音となるだろう。 レーニングを意味している。 頭のトレーニングは、①読書す著者のあげたすべてのクイズが、 ること、②自分で考えること、③文好奇心をそそり、興味をもたせる 章を書くこと、の三つを不断に続ようにできているので、新形式の けてゆくことによってできるといアミューズメントとしても、広く うのが、大原則だ。さらにそのう推奨したい。 この本のよ、フに、楽しみな 。、ズル・クイスで畄ミソを鍛えよう 2 雑大学多湖輝③ た あ き ら KOBIJNSHA