それから これを おまもり・ を ? いっかは 話そ , っと 思っていた これは あの子が むかし 身につけて まって ま「て雪王 ) 父上が " ちちうえ 父上が : ちちう・え 父上 " てまり , フしろ , ゆきおう 雪王 "
くれないに燃ゆるとも 父と : よばぬか あたか 安宅 " おまえは おれの むすこたリ ち - か , フ ちか , っ ちカ , っ : ・ はじめて あったとき おゅうか かえってきた のかと思った こぬか あたか 安宅 ! ちか , フ わたしの ちちうえ にている父上はただひとり おさなかった わたしを ひろって そだててくれた いつも わたしが たかいたかいをぐうぜん すそはなちちうえ してくれた 裾花の父上に すそはなちちうえ 裾花の父上 のわれたのは たたひとり 弾正のせいじゃない さらわれたのは だんじよう 弾正の せいじゃない ああ そのあいだ だんじよう 弾正はわたしを さがしてさがし さがして ゆきおう 雪王 " 2 6 1
あれが だんドエう 弾正 だれより つよくて やさしかった ちちうえ 父上を だまし討ちに した男 とおい日の イ・、、埖王がいて 月王がいて多一 父上がいて かか王料 も A っ : ・ に′」」は かえらない 見ろ 204
月王 じゅおう 樹王 : ・ はなおうあにうえ 花王兄上も ほんトに ほんトに つきおう ちちうえ 父上が : おまもり を ? むかし ゆきおう 雪王が 身につけて いたもの だからって あ・ : これ ちちうえ 父上が : 王に わたす よ - つにつて 名まえが なか 泣くな てまり ! も はなさない から も、フ 泣くな ・ : なんだ あか ~ ) 赤子のように こぶしを にぎって 安宅丸 あたカまる
なにをしてる ゆきおう 雪王 ! かたきだぞ すそはなゆきおう 裾花の雪王は てきあるじま・ん 敵の主を前にして ちちあに 父や兄たちのかたきも うてんのか " 月王 , わすれるな ! おまえは 物れたちの 弟だ , ちちうえ 裾花の父上の むすことして おれたちと ゆきおう そだった雪王が すそはな つきおう なぜ J まど - フ この死に ぞこないが なにをい , フカ 父上 おとなしく めいどへ あたか 安宅
けれど てま - C ・・か 秋のこと お館さま ト、フ 夜討ち じゃ やカた りようち この領地 おれが も物ら、フー・ 裾花の お讎に 見参 " すそはた・ けんざん おのれ : ・ たかお 高尾の 0 だんじさフ 弾正 " ちちうえ お父上 わたしも ナたカ , フ ばかっ , なにをしてる はやくいけ , むざむざ 討たれる ちち 父ではないぞ はやく はなおう 花王 ! じゅおう 樹王 つきおう 月王 てまりを つれて てまりー 兄たちと はぐれる なよ
くれないに燃ゆるとも いぞなあ三じ つんにれ三い こんまきり ーばせい = あたか 安宅と いう名を 知っているか ? いやそのおさまが ちい ゆきおう いつも血の病の 雪王さまは しんば、 」さいころ 心配をして 体がおよわ かったから ? 水血ち よは あたか 安宅 ぞんじません ぞんじません ぞんじません ちちうえ 父上が 物夜討ちの日に わたしがむかし 身につけていた ものだとい - っ おまもり擲を てまり・に わたして その中に かいてあった 名まえだが なか さてさて いそかしい いそかしい 失礼して あちらへ しつれい 2 2 1
見ての いくら とおり あなたが たとえ ちちんじん 2 ヾひろい子だっこ父の恩人の むすこでも としても キ - うだい 口がす・、る V;, 兄弟である 、心 ` 、ことに 、ヘ 2 かわりはない 伊、弟ーお : 織 : だれ王 たは のち ■ー 三Ⅷ / 了 / わたしの : ほんとうの名は 安宅 一一父上は : あの夜討ちの丿 , さわぎの中き、、・ , 呷当イ て , つい、つ わけか あたか きっと : じつのが と一」かに いる力も しれぬと いいのこし たくて これを : 伊織どの ! 一ほっ - とナ・ー . あとでよく 話しあうさ 」 - フカい するぞ " おり 238
おワ 伊織さまかいるのに 雪王を すきになるのは いけないことだって わかってるのに てまりのばか てまりのばか ゆきおう おこってるんだ 雪王 : 妹のくせして はしたなくも 兄にせまったりして あのときから てまりの ことばかり 気になって てまり 胸かくるしくて くるしくて カ・ル要 : 1. 乾燥し このへんは むわ 刃ク と蜩どして そだ 0 てきたはずなのに なぜだろう ちちうえ 父上のあだ討ちで 頭がいつばいでなくちゃ ならないはずなのに しばらく 雨を見ないし 山火事でも おきたら えらいことに ゆきおう なるな雪王 あめ の・↓・かし 北の森 異常 南のをも かわりない 232
ⅷトヾド 婚約 させたくは なかったねえ おれは こんやく そういえば てまり・も 彼といっしょに いるってい - フのに ちっとも - フれしそ - フじゃ ないし かれ ゼ」こ あの男より わたしと 、るとのほ - つか ・ずっと・ : ばかだな どうかしている ・ - いび、 恋人より 兄のほうが いいのかな なんて 考えるなんて まったく みず 血は水より - っす・い」 しいますか も - っ なんともない ちょっと : ちちうえ 父上のことを 思いだして メおお ゆきおう 雪王さまは ~ ・うだい 物ご兄妹の中でも いちばんの 心親っ子でした からなあ - ふた , お館さまも 」り・わけ - 王さまを かわいかって どうなされました ゆきおう 雪王さま ポンヤリして きず まだ傷が いたみますのか 2 2 0