いー 3.. ド煢 くうらいそらのまるてんじように びつかりひかるはなんじゃいな ごらんよあれはてんのくぎ てんをささえてひかります びつかりびつかりびつかりこ てんのはしごをよじのばり くぎをうったはだれじゃいな ななたびうったはだれじゃいな くまのかじゃのおおおとこ わがやのひいひいじいさまよ とんてんかんてんとんてんかん とんてんかんてんとんてんかん
あかんばうはそのうたをきくと、 ふしぎにびたりとなきゃんだ。 ばあちゃんのたいたおかゆを たつぶりたべて、はりつこはじきに おおきくなった。 きにのばるのがだいすきで、きに のばっては、そらをみた。 ひるまはあかるいまるてんじように てんのくぎはみえなかった。 けれども、はりつこのみみには、 くまのかじゃのハンマーのおとが、 たったいまうっているように きこえていた。 とんてんかんてんとんてんかん とんてんかんてんとんてんかん 「ばくも、てんへのばってみたいなあ」 はりつこのむねは、どきどきした。