読み聞かせ - みる会図書館


検索対象: てんのくぎをうちにいったはりっこ こどものとも(年中向き)
15件見つかりました。

1. てんのくぎをうちにいったはりっこ こどものとも(年中向き)

私の母が息子にと、月刊絵本を毎月持って す す ま きてくれたのがきっかけです。それからの 円円て 0 0 み - ま 0 定 込 予眄 税 価 づくしで、ロが痛くなるくらい読み聞かせ 価て と 大好きな時間 円尸 定定す も価 三谷美加 復と旬お定 亠 ( 価は 三人の息子は、ひとりひとり本の好みが 子子定あ ト て哂価円 0 私には三歳の娘がおります。いつも夜眠 恵恵・の 違い、今では、三人分の絵本を読んであげ 、ひ絵訳円絵替絵替 る前には、娘に大好きな絵本を好きなだる毎日です。次男は、『プポ「と。〈ポ「ケ 価 0 ズい乃眄〕ル子円ジ け、寝室に持って行かせるようにしていま L-D リ享リ享 0 コ 一し価 ーはんらばらたねまこうのまき』 ( 九月 0 万 ) が大 たキべ す。 スな宀疋価ア松ア松 好きで、動物によって声を変えたり、嵐で 価 くい絵訳定 1 2 の おふろから出て、牛乳を飲んで、歯プラ 一フン。、く、 / カ変な音になった時に、大笑いをし こ刈貞一」円っ定 つん第絵訳しし定 つべ瀨スも【 0 ま絵 シが済んだら、娘の楽しみの時問。「あやて、何度も「同じ所を読んで」と目を輝か をさをなな作絵一 ゅレスな一凵 ら一′の価ま かちゃん、本選んでね ! 」の私の一言で、 せて待っています。 た すシ八い定たか一いス第おお岡 松長 娘の目は輝き、本棚から私でも持ちきれな 私は、絵本を通して、子どもと触れ合っ 円たプチ絵うモき霧のの いジッのこカスうト一一 ? ⑥ 〕ほど 0 絵本。大体 = 十冊ー = 十冊積《てきて、ろんな勉強をしました。読ん望 重ねて、「お母さん、これだけね」。私は心の ととイんねたすのこツニ と いるうちに感動して、私だけが泣きなから ヌヌテ五さと 2 ねイひョ工工 中で、五冊も読めば、幸せそうな顔して、絵 読んだこともあります。一緒に笑ってドキ にの価一一かちしス。ん一いいジジん 本聞きながら眠ってしま、つのに・ レレぶにほガさボささココ ・・と思、 ドキしたこともあります。途中で眠くてし ドドかんめンコあウいいネネれ ながらも、どの本も娘にとっては、大好き ようがない時もありました。でも、六年尸 ママぶえうアかカちち黒黒そ ッ なお話なので、「もう少し減らしたら : も続けられたのは、本を通して子どもの成国 全 とも言えす、娘が眠るまで読んであげます。長を見ることができたからだと思います。 童、のニまな は本オびし 私にと 0 ても、とても心安まる時間。大子どもが成人しても、「こどものとも」三冊 本冊のよ選がい 好きな時問です。今日も「とこちゃんはどは、読んでいたいと思 0 ています。 一丁にのさ 全絵も のど彳 とみだ こ』 ( こどものとも傑作集 ) 他七冊を読み終 ( 北海道札幌市 ) た回子力もおく え、こうしておたよりいたしております。 ををみ て 。たる果会込 ( 大阪府羽曳野市 ) 絵本についてのお子様の反応、親子のや え とり、ご意見、ご感想などを、こどもの 六年間の読み聞かせ とも編集部「おたよりのへや」係まてお寄 加藤生恵せください。お父さんからのおたよりもお 六歳、四歳、ニ歳の息子の母です。福音 待ちしております。掲載分には絵本を進呈 しが書切国た 館の絵本との出会いは、長男が o 歳の時、 いたします。 久話図品全しく ◆第“ ◆ 3 ◆第◆第ー◆ ◆第・第を - ◆第◆第、当を 。 -64 ◆ - ・第◆ー◆ー Ⅳ

2. てんのくぎをうちにいったはりっこ こどものとも(年中向き)

ばあちゃんは、おおきくうなすいた。 「よくいった、はりつこ。わがやの ひいひいじいさまのくまのかじゃのかたみの ハンマー、ななつったわるそのなかで いちばんちいさなハンマーこそ、おまえのために あったのだと、いまこそわかった。さあ、それを もち、いっておいで」 はりつこは、ハンマーをにぎりしめた。 ばあちゃんは、ことばをつづけた。 「きたやまにそびえたつはしごをのばるものは、 ひをふくへびとたたかわねばならぬ。はりの よろいをきていても、ゆだんはならない。そのときこそ ハンマーがおまえをまもってくれるだろう。 さて、いまひとつ、よくおきき。てんのくぎを うっときは、ふるいうたにもあるように、かならす ななっかぞえてうつのだよ」 「わかった。じゃ、いってくるよ、ばあちゃん」 「おれカミひとはしりおくっていこう」 すすみでたおおかみにとびのり、はりつこは、 しゆっぱっした。

3. てんのくぎをうちにいったはりっこ こどものとも(年中向き)

こどものとも ( 年中向き ) 2 てんのくぎをうちにいったはりつこ折り込みふろく 1 994 いつの季節にもわたしたちの頭一本の釘によ 0 て支えられ、その釘こそ、動 春夏秋冬、 かぬ星、北極星なのです。天の釘とよばれる 上にかがやく星々のなかで、幼いころから親 かんざわとしこ この釘がぬけ落ちたらそれこそ一大事 : しんだのは北斗です。 神沢利子 物はここからはじまります。 次にそれを手がかり はしめに北斗を知り 天蓋はすでに釘で留められています。この これらの星は大熊 に北極星をさがしました。 釘を打ったのはだれ ? ト熊座に含まれて わたしは大熊座のイメ います。 作者のことば ジの熊の鍛冶屋を思 このしつはのなかい います、 ) あとをつぐも 熊たちが夜をかけて、 天の釘、北極星 一九二四年、福岡県に生まれた。 のかなく 、鍛台場の火 北海道、樺太て幼少期を過ごす。 天空をゆ。たりとめぐ申沢利子 は消え、ばあちゃんが 文化学院文学部卒業。著書に『流 ることを田 5 、つだけで ~ 豕を守 ( ' ています。ばれのほとり』『むかしむかしおばあ わたしはいい知れぬな ちゃんは』 ( 福音館書店刊 ) 、『ちび あちゃんの養い子のハ っこカムのぼうけん』 ( 理論社刊 ) 、 つかしさをおばえます。 ことって ) ネズミがゆるんだ天絵本に『えぞまっ』『いい ひのいたくなるはど どんなこと』 ( 以上福音館書店刊 ) の釘を打ちにゆく 星を見あげていた幼い など多数ある。東京在住。 八五年度版の「こども はり、っちせ ) 。こ 1 しュま亠 9 日を田 5 しオ 一九八七年 ) のとも」の時、堀内さ堀内誠一 この夏、富良野の森 んは渡欧前の慌ただし の中できらめく大空を ) 日にもかかわらす・ 仰ぎました。東 ~ では こんな素敵な絵を描い 薄い光の北極星もここ て下さいました。そし では澄んでかがやき、 てこの絵本がご一緒さ 工ゾ松がくろぐろとと せていただいた最後の 東京に生まれた。グラフィック り囲む空は、円形にく 仕事となってしまいまデザイナーとして編集美術を多く りぬかれていました。 手がけ、イラストレーターとして 人の世のよろこびやかなしみをこ 古代バビロニア人も、また北方民族も、天した : 絵本、児童書に活躍。絵本の仕事 は『くろうまプランキー』『たろう えて、天の釘は今日もわたしたちの頭上にか を天幕の屋根になぞらえて想像していました。 おおなペ のおてかけ』など多数ある。編者 がやいています。 また、なかには大鍋を伏せたような、半球形 書に『絵本の世界・Ⅷ人のイラス なお、今回改めて文章に手を加えたところ トレーター』 ( 以上福音館書店刊 ) の蓋を考える人々もいました。この蓋が上下 がある があるのをおことわりさせていただきます。 しいます。大鍋は に動く時、風が吹きこむと、 ン。 作 糸 - 丿 絵本は声を出して読んてやりましよう

4. てんのくぎをうちにいったはりっこ こどものとも(年中向き)

をツム はりつこはさけんだ。 「やあやあ、ヘびめ、そこをどけ。 はりねすみのはりつこが、てんのくぎを うちにいくのだ。さっさとみちを あけて、おれさまをおとおししろ」

5. てんのくぎをうちにいったはりっこ こどものとも(年中向き)

ななつのたにとやまをこえ、 はしり、かけにかけて、 はしりに めざすきたやまにのばりついた。 はしごはくもまにそびえたち、 そのしたにまきつくのは、あかめの へびだ。くちからひをふき、こちらを にらんだ。 おおかみのせからとびおりて、 ' み、気こ三こ

6. てんのくぎをうちにいったはりっこ こどものとも(年中向き)

やがてもりのあちこちから、となかい おおかみきつねにうさぎたち、 なかまたちが、いろをかえてかけてきた。 「たいへんだ、たいへんだ」 「くまばあさま、みたか。てんのくぎが ゆれだしたぞ」 ばあちゃんはふといいきをつき、 「まてまて。しずかになされや」 と、なかまたちをおしとどめた。 「みてのとおり、てんのくぎが ゆるんだからには、だれかがいって、 うたねばならぬ。さて、だれがいくかな ? 」 なかまたちはかおをみあわせた。 だが、はりつこはじぶんでも しらないうちにさけんでいた。 「ばくだ。ばくがいく」 ー 2

7. てんのくぎをうちにいったはりっこ こどものとも(年中向き)

。「ただいま、ばあちゃん」 げんき 0 、ば 0 、、はりこはさけんだ 0 ' 第をま , : 1. くまばあち ~ んはりようてをうた。 ごくろう 「よくやった、はりつこ。 ごくろう。おなかがす 0 、たろう。さあ あたかいおかゆをおあがり 0 てんのくぎはまるてんじように いちだんとあかるくかがやいて いた。

8. てんのくぎをうちにいったはりっこ こどものとも(年中向き)

「こしやくなちびめ ! 」 こフごうひをふいて、 へびは かまくびもちあげとびかかった。 らんらんとかがやくあかいめ、 ふきだすほのお。 せめくるヘびを、みぎにひだりに ツと彡う かわしても、せなかのはりが、じりじり こげる。 もうこれまでと、はりつこは かじゃのハンマーふりあげて、 いっしんこめてうちかかった。 へびはのうてんくだかれて、 ころげまわって、いきがたえた。

9. てんのくぎをうちにいったはりっこ こどものとも(年中向き)

あかんばうはそのうたをきくと、 ふしぎにびたりとなきゃんだ。 ばあちゃんのたいたおかゆを たつぶりたべて、はりつこはじきに おおきくなった。 きにのばるのがだいすきで、きに のばっては、そらをみた。 ひるまはあかるいまるてんじように てんのくぎはみえなかった。 けれども、はりつこのみみには、 くまのかじゃのハンマーのおとが、 たったいまうっているように きこえていた。 とんてんかんてんとんてんかん とんてんかんてんとんてんかん 「ばくも、てんへのばってみたいなあ」 はりつこのむねは、どきどきした。

10. てんのくぎをうちにいったはりっこ こどものとも(年中向き)

むかしむかし。 おおぞらがまだ、おなべをふせた ように、わたしたちのあたまのうえ たかくかかっていたころのこと もりのまるたごやに、きのいい くまのばあちゃんが、すんでいた。 ばあちゃんは、おやをなくした はりねすみのこをひろって そだてていた。 「なくな、はりつこ。おいしいおかゆが たけるまで、ばあちゃんがうたって あげるでな」 ばあちゃんは、あかんばうを あやしてはうたをうたった。