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検索対象: ガラスの仮面 第23巻
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1. ガラスの仮面 第23巻

は ^ 、よう の記事で大きな反響をよびました。 せめて舞台の上では、現実とちがった夢幻の世界にひ 私達は、ギリシャ劇〃ォルフェイスのたて琴〃〃プたることが果たしてせいたくなのだろうガ、という考 さびりようろん ロメテウスの火〃マルシャーワの″森は生きている〃えに分ガれました。質否両論の中で、たくさんの人 バジョーフの″石の花″モリエールの〃いやいやなガの善意やはげましにささえられ、晴れの舞台をかさっ しゅせんど ら医者にされ〃〃守銭奴〃井上ひさしの″十一匹のネたのです。そして、演劇を通じて、生徒達も現実を見 たしませいぞう コ〃田島征三の″しばてん〃等のむすガしい作品を次々つめ、自分の生き方をあらためて問い直したのです。 に発表し、生徒達は舞台に大きな花を咲なせたのです。私の教えた可愛い生徒達は、「ガラスの仮面」の中 中でも〃ォルフェイスのたて琴〃は、中学校での演の姫川亜弓ではなく、北島マヤだったのです。いいえ、 劇のあり方が問題にされた作品になりました。中学生マヤは平凡でもオ能があります。私の生徒達はオ能も らしく生活劇で簡素にやるべきで、衣裳をつけたりメなく覚えの悪い子どもでした。でも、純粋で努力家で イワをしたりするのは、いきすぎであるという考えと、した。舞台の上で役柄の仮面をかぶることで変身し、 自信をつけ社会に大きくはばたいていきました。 よ「ガラスの仮面」を読みなガら、私はいつも「マヤ、が 森んばれ〃】マヤ負けないで・ : 」と応援しているのです。 イ それは、マヤだけでなく、私のたくさんの教え子に対 工する声援でもあるのです。今の私は、学校をやめて子 ラども達にハレエを教えています。その子ども達に夢を 0 たくしています。 レ 加私の悪いくせで、いつの間にか、こんな長いあ手紙 み、ジになってしまいました。私は北島マヤが大人になって ュどんな女優に育っかが楽しみなのです。どうぞこの物 語に終わりがありませんように : ・ おとな

2. ガラスの仮面 第23巻

警察へ ばくの みたものを いさっ それから - たら あの男達の ことを・ : ′・ なくちゃ・ : / このホテルで なに事も おきない・つちに あの男達に みつからない よ、つに ホテルを 出なくちゃ : 大丈夫だ ま′、は かくれんばの 名人だもの : ・

3. ガラスの仮面 第23巻

あ - ・り「かし J 、つ ございます′ . 「キッスは 楽しませて もらったよ ふん 2 分秒 わたし達が しんさいん 審査員のでー。〕、 うまくやろうと = 一ミ そればガり意識 - ・ わたし達と しているのに まるつきり くらべ 科識がちがう なんて子・ : 観る人に しんで もらえると 思って ですって・ : 卩彡、 おも 1 ひと 彡ミ、 役者、ト・ なんだわ¯-«. この子・ : . - 、場でさえ : ・ これにて じしんさ い次審査を 終了いたします′ . や ( しゃ

4. ガラスの仮面 第23巻

技をはじめました。たまねぎなしで、完全に演技でき思ってもいませんでしたから : : : 。私達も生徒達も、 るようになったのです。プかのがっかめたのです。新聞で評価され満足でした。そして私達は、もう来年 よひょうの方もしだいに演技に熱が入ってきました。の演しもので頭ガいつはいでした。「セリフのいえる 三年生は卒業だしね。あとを続けなければ意咊ないも こうして一一か月ガかりでやっと仕上げました。 学校の体育館の舞台に装置を組み、照明をつけ、本のね」ーと。 とお 翌年は、バントマイムと舞踊、合唱で構成した舞踊 番通りの通しけい古を何回となくくり返しました。 品川公会堂で、いよいよ本番になりました。よひょ劇〃バラエティ森〃 うのために自分の豺をぬいて千羽織りをつくるつう。をやりました。これ 欲に目がくらんだよひょう。悪人のうんすとそうど。は、品川区内の中学 そして村のこども達。みんな見事な演技で、みている校演劇発表会に参加 人の涙をさそいました。スタッフの先生も、裏方の生し、区代表として、 徒も、真剣に舞台を見守っていました。幕がありると東京都中学校演劇発 われるような拍手。「やった〃】とうとうやった″こ表会で公演しました。 ラエティ森〃は、 舞台の上では、知恵あくれでもなければ、ぐすでもな〃ハ Ⅱ・ 3 日付 ) 朝日新聞 ( い、よひょうなんだ、つうなんだ、という気持 ちガ、みんなを勇気づけ、すべてのことに自信、 をもたせてくれました。 その翌日のことです。学校に電話が殺到しま した。「あめでとう。あたくの〃タ鶴〃が新聞 にのっていたよ、よかったね」と。「えつ、特 殊学級の劇ガ : : : ″タ鶴〃が新聞に」びつく りしました。まさか新聞でとりあげられるとは ・っしトフ △いよいよ本番。今までの成果が試されます ( タ鶴 ) ぶよう

5. ガラスの仮面 第23巻

きみ達は これから ここでやる こと、 よくみていて はじめて 一よろしい ですか ?

6. ガラスの仮面 第23巻

40 40 あっ・ : ′ . え ? わっ′ . せびろ あの黒い背広は・ さっきロビーで一こ ぶつかった おじさん達だ : くろ , つわっ・ : ′ . 3 人し J も 入口の方から ( ・ こっちを 、みている・ : 。 ほくのことを 探しているの ( ・ かしら ? ・

7. ガラスの仮面 第23巻

・ : 」こんなひけた。さあ、みんな大さわぎです。「ほくはものをつく あたしたちはだめなのよ。どうせ 目がいつも生徒達のを暗くしていました。こんな生るのが好きだから、大道具係になるよ」「わたしは、 徒達と毎日をすごしている時、私はふっと、こんなこ衣装をつくりたいわ」「あれは、せったい照明をやり かんじん たい」と裏方の希望はたくさんあるのに、肝の役者 とを思いっきました。 当時、私は、ミチオ・イトウ舞踊研究所でモダン・のなりてガないのです。「あれ字ガよめないもんな」 タンスを習っていました ( 現在は、古荘妙子舞踊研究「セリフなんてとっても覚えられないガら、せったい じあれ 所 ) 。いつもひっこみ思案の私が、舞台に立っているにいやだわ」とみんなしりごみをはじめたのです。私 時は、まるで別の自分に変身しているのです。「これは、きっとそうなるだろうと思っていましたので、「字 ・」いじよ・つふ だ″】この感覚を生徒達にも味わわせてあげたい」とが読めなくても大丈夫。先生のまねをして何回もやれ ば覚えられるわよ。普通の人が十回やるところ、百回 思ってはじめたのが演劇指導だったのです 9 きのしたじゅじ はじめての作品は、木下順一一の〃タ鶴〃でした。どやればいいじゃないの。ネ、ガんばろうよ」とはげま ) うしてはじめからむすかしいもしたり、あだてたりしてやっと配役ガきまりました。 のを : : : とあ思いになるかもしそれから公演まで大変なさわぎでした。私が美内さ すれません。けれど、やる以上、んのように漫画ガかければ、その時の様子をきっと絵 たかが学芸会といわれるのがいにするところですが残念です。とにかく台本をくばり 圦やで、生徒にすべてをかけて " 夕ました。、一応読み合わせをしました。漢字をぬガして、 ちょうせん 熱鶴〃に挑戦したのです。五人のひらがなばかりひろい読みをしている子、全然ちがう おおどうぐ えんしゆっしさつめい 、も先生ガ、演出・照明・大道具・頁を読んでしまう子。ト書きとセリフの区別ガっガな おん、、よう こ小道具・音響・衣装・メイワのい子がいて、少しもすすみません。そこで私は思いき 係を担当しスタッフになりましって台本をとりあげてしまい、動作をつけながらセリ 引た。それに六十人の生徒が必すフを口うっしで覚えさせ、演技も手とり足とりの指導 立何かの係をやることになりましです。一人の役者に演技をつけている間に、他の役者 ぶよう ゅうづる ど・フさ はいやく

8. ガラスの仮面 第23巻

新。 0 このホテルの レストランの ひと 人だ : あれ・ : みつかると つまみだされ るぞ : ー 7 ー それにしても ホテルの中って ひろ 広いなあ かくれんばの しかいかあるや 0 この レストランは 力いてんまえ まだ開店前 なんだな なか い - だアれも いなくて か′、れ - るのには っこう 絶好の場所だ 親せきの 結婚式なんて あきるよなあ ホテルの : レストラン ってことに したようです わね っこ 4 しき はあ いとこ達と かくれんば してる方が おもしろいや

9. ガラスの仮面 第23巻

々新物ト 0 江川さん : 0 もうひとりの がんばってね あ あ・り・かヒっ おめでとう 北島さん △フはも - フ くやしいと い - っ気も おきないわ 今はむしろ あなたの才能に 敬服する思い よ わたしもよしレ 北島さん わたし達 あなたに 韆だわ 敵が大きすぎる 戦う意欲も なくなるもの なのね てきお 江川さん : ド ) っ 0 よ ( 実力の差って あるものなのよ かだい 最後の課題 よくあれだけ 演れたわね しかたない じゃない ほ」ほし J かしん 感心したわ

10. ガラスの仮面 第23巻

それでは 1 時半から 審査をはじめ ます しんさ じはん べんとう お弁当を 食べながら かだい でも課題に とりくんで いてください つぎの しんさ 審査まで 間があるぜ 昼メシ いこ・フせ ひる 音楽をテーマに したってことは わたし達の リズム感を みたいってこと 、をを : 窰じゃないかしら・を 、わたしは ディスコで 踊るわ′・だい第ぶ 大丈夫よ ディスコ ハウスで よくほめられ「・ るんだから / をすれば いいのかしら ? 困ったわ おど おんが ( とみ ~ ・や わたし ジャズダンスを 習っているの これで踊って みせるわ どんな 振り・付け・に しょ・つ かしら ? 日本音楽著作権協会許諾番号第 8 幻 0460 号