るいているよ、フでした。 にち プータマをしたって、まい日もどってきていたのが、秋 のはじめごろから、なやを、たびたびあけるよ、つになりま した。 しんばいそうなプータマを見て、チャッチャは、 「しんばい : ねえ」 と、せつめいしてやりました。 ふゅ さむい久、にまけないために、トッカリは、秋の、フちに、 たくさんたべだめをしておくのです。そのためには、こ 、つみ の湖のさかなだけではたりません。それで、海に行くので す。 「トッカリはな、プータマ」 くち ハアも、そばからロをそ、えます・。 みずうみ あき あき
「、え、えっ おも ンタさんは、しまったと思いました。 「このはなのとこと、目のわきのきず、まちがいねえ」 「こまったな。プータマにしかられるな」 「なくべサ。こえっ ( こいっ ) と、とてもなかよしにしてて、 まいにち、もどってくるのをまってたもんな」 「しかたねえ。また、トッカリの子ども、さがしてやるべ。 このことはだまってろな」
プータマの家も、一そうのいそ舟をもって、湖のさかな まち 」とり・ 、町へ、フり・に一打去」ます・。 プータマには、りよう親ともいません。 家には、プータマの、じいちゃんとばあちゃんにあたる、 チャッチャと ヾッパアとかいます。が、チャッチャは中 気とい、フひょ、つきで、からたか、おも、フよ、つに、フごかせ ません。だから、しごとは、ふたりのあんちゃんがしてい ます。 プータマのとうちゃんは、トッカリ プータマが二つのとき、トッカリ、フちに行って、そのまま かえってきませんでした。 かあちゃんは、生活がくるしくて、家をとびだしてしま ったのでした。 せいかっ しん ぶね ンターでしたが、 みずうみ ちゅう
いいました。 は、じよ、フ」げ , んで あんちゃんは、たまげてしまいました。 「さすが、アメリカみやげのライフルは、すげえ。こんなて つばうがでてきたら、このへんのトッカリは、たえてし ま、つな」 「そ、つでもねえ。こんだあ、トッカリのほ、つで気をつける。 オオいままでのよ、つなてつば、つでは、とりにくくなるべな」 ンタさんは、わらいました。 氷の上に、とびのったあんちゃんは、三とうのバオイに ャスキ ( モようなどうぐ ) を、っちこも、フとして、おどろきの ~ 尸 をあげました。 「たいへんだあ。このいちばんおっきいの、これハンタ さんがくれたプータマのバオイだぜ」 こおり 、つ、
こおり 次は、、フす ) 、なって、かけ , らか湖に、つかぶよ、つになり・ま した。そ、つなると、まちかねたよ、フに、この湖のトッカリた ちかか、えってきました。 カモメももどり、カモやハクチョウがきて、制は、きゅ にぎやかになりだしました。 プータマは、まいにちまいにち、、フらのはまべで、バオイ 」まちました。 てんき はれたり、くもったりの天気がつづいて、あいかわらす おお きりか多くたちこめていました。 こおり はんっき 氷がわれてから、半月ぐらいして、プータマのバオイが、 もどってきました。 ハオイは、かおとわきの下と、尾びれに、きすをうけ ていました。プータマのゆめのように、かおのきずは、な みずうみ みずうみ みずうみ
しました。 こおリ 「ことしは、氷のくるのもおそかったが、きえるのも おそい。だから、まだ、舟おろしてねえが、あしたあたり てんき おも 天気だら、おろしてみつかと思ってた」 あし と、あんちゃんは、足をなげだしたまま、しゃべっていま した。 ンタさんから、舟ぐるみやとわれるというのが、あん ちゃんの、まいとし、あてにしてるしゅ、フにゆ、つ ( 収入 ) で した。 「トッカリ . よ、。こ、、 オしふはいってきてるよ、フだな。さっきも きりの中でないてたつけ」 「ンだあ : : : 」 くち あんちゃんのこたえるまえに、ヾツバアが口をだしま ふね ふね
たべませんでした。 「あんちゃん、おらのバオイ、なんにもくわねえ。しぬン でないべか ? プータマに、 こうたずねられて、あんちゃんにも、よいち えはうかびませんでした。 そのとき、チャッチャのところへ、あそびにきたぶらく のじいさんが、そのはなしをきいて、こ、フ、、 ししました。 っちょま、え ( いちにんまえ ) 「トッカリはな、プータマ。子か、い くち に、さかなをたべるよ、フになるまで、おやがロンなかで かんで、つばで、ねってくわせるのよ。さかなだけ、ばん とやったって、くうもんじゃねえ」 プータマはそれをきいて、あんちゃんがとってきたこ くち まい ( 氷下無 ) を、ロのなかで、ぐちゃぐちゃとかんで、手の
ねりをあげて、おしあい、ヘしあいしていました。 こおり 氷のかどには、たくさんのワシかとまっていて、氷と、 っしょにながれていました。 春のたいよ、つは、きらきらとかかやいていますが、ここ ではまだ、氷のごっごっしたのが目につきます。 プータマは、どこからかながれてきて、きしべに、っちあげ こおり られた木にこしをおろして、ワシのよ、フにじっと氷のな がれを見つめていました。 さんりばんや あれはてて、さむざむとした三里番屋がはるかとおくで ひか ぎん色に光っていました。 こおり はる こおり
にち つぎの日は、日よ、つ日でした。 プータマは、あさごはんがすむと、たったひとりで、きし に一打きました。プータマのバオイが、きよ、つこそ、か、えって おも きそ、フに思えたからでした。 ひょうざん つもは、ゆったりと、フかんでる氷山か、ここでは、フ 「、フん、、フったものは、どもなンねえもんな。だけど、こえ つはほかのきしから、りくにあげるべ。プータマにわか 、らね、えよ、フに・ ンタさんは、こんどは、ひとばんもとまらないで、こそ こそとにげるよ、フにして、かわやのト一フックでか、えって し」ました。 プータマは、ああよかったと、むねをなでおろしました。
ンタさんは、まる一日をつぶしてしまいました。 こおり 夕日がしず・むころになって、よ、つやくハンタさんは、氷 の上で親のかえりをまっている、トッカリの子を見つけ ました。 トッカリの子は、 小さいなからも、は、んかけ・のきば ) む して、かみつこ、つとしました。 けれど、 ンタさんが、トッカリの子のそばにひざを ついて、下あごに手をやってなではじめると、目をつぶつ ておとなしくなりました。 ンタさんのみやげは、プータマを、なによりもよろこ ばせました。 そのばんプータマは、なやの中にとじこめられたトッ ゅ、つひ した おや て 、ちにち め み