おすびこるりん にほんのはなし ふん = 「わせ・たまみえかとうひでお コー宇出方
おむすびこるりん 絵本フア・タ にほんのはなし / ノ え = かとうひでお ふん = 「わせ・たまみ
1 1 / い朝 1 の第 : とた すげ ろろ おひ ってお におきたるなをを しみ りひ こがにきおかこっ とまま さやをう きもヾだぶの あしら カたかひ しりす かとら きむ しのさんた もお かのあ一 では むもこて きも ひまこ しらうんらすさに かたよ一た、む むはきこは「おしに
すく、にとなりの しいさまは どんどこやまへ のぼっていった。 ところにきた。 ねずみのあなの 「ここだなあ。だが , ちいさなねすみに おむすひひとつはもったいないわい。」 しいさまははんぶんだけなげこむと , あとはしぶんでたべながら もうまちきれんというように あなのなかへとひこんでいった。 2 5
ねずみたちはしいさまにかけよると , こしをおしたりてをひつばったりして , おくへおくへとあんないした。 しいさまころりん すっとんとん おいしいおむすひありがとう 「ななんと , ここはねずみのくにかいな。」 「そうでちゅう。さあさあ , みんながまってまちゅう。」 の 0 4 の 0 0 戸 0 の
「う、つ , つノ、ノ、、ノ、・・ ますますうれしいしいさまは とうとうじぶんまで 「ほいころん / 」 かたをつぼめて せなかをまるめて あなにすぼんと ころげこんでしまった。
1 しいさまはおむすひをおいかけた。 : : おむすひはころころころが 0 た。 ころがってころがって , ころころとん / くさむらのあなにころげおちてしまった。 するとまあ , あなのなかから とってもいいこえがきこえてきた おむすひころりん すっとんとん・・・
1 するとそのとき , どこからか いっぴきのねずみがはしりでて , ちょろり しいさまのあしもとにかけよった。 「おんにや , おまえもたべたいのかい。」 しいさまはおむすひをもったまま , こしをかがめてはなしかけた。 と , そのとたん , おむすひはころり , てからはなれてころげおちてしまった。 「ありやりや , おむすびまっておくれ。」
うれしくなってしまったしいさまは , つぎつぎおむすひを 一ろがした。つぎつぎいいこえが おむすひがみんななくなると , 「しゃあこれも・・・・・・。」 しいさまはおむすひのはいっていた とんところがしこんで , みみにてを と , まあ / しゅうはこ ころりん すっとんとん・・・ あててまっていた。 しゅうはこまで きこえてきた。
「やあ , ねずみさんたちゃ。おむすひをあげたんだから , たんとおもちをついてくれろ , な ねずみたちはあきれてかおをみあわせた。 それでも , おもちをつきはしめた。 ねずみのくにはべったらこ よいよいくにだべったらこ 「ひやあ , もうすく、おもちがたべられる。 かえりはざんざらたからものだあ。」 03 ミ 0 2 6