トイレ - みる会図書館


検索対象: はれときどきぶた
4件見つかりました。

1. はれときどきぶた

いも虫みたいに、 ふとんからはいでた。 「ねむいなあ : : : 」 ねばけまなこで、ふらふら しなから、トイレにいオ トイレの戸をたたいた。 へんじ 返事があった。 「あれ、父さんは、とっくに かいしゃ 会社に行ったはすだし、 ・こ、どころ かあ 母さんは台所にいたし : おも ふしぎに田 5 って、戸をあけ ると、ヘびがいた A 」、つ むし

2. はれときどきぶた

こ、て お 朝、玉ちゃんの声で起こされた。 「お兄ちゃん、ちこくするよ、ちこくするよ」 じかん お 目ざまし時計を見ると、とっくに起きる時間はすぎている。 「あれー、おかしいな。 ベルがならなかったのかなあ」 よる その夜、ばくはふとんにねてから考えた。 かお につ」 かあ 母さんが、あの日記を読んだら、どんな顔をするかな ? あわてて、トイレのそうじをするぞ。 いつひつひ : ひとりで、おもしろがっているうちに、ばくはねむってしまった。 ところが、つぎの日、つまり四日になってみると、へんなことになっ あさ 0 よっか かんカ

3. はれときどきぶた

2 トイレにヘびガいた おも ばくは、なんとかして、母さんをぎやふんといわせてやろうと思った。 そして、 しいことを考えついた。 カ につき 日記に、へんなことを書いてやれ。母さんが見たら、びつくりするよ 、つなことを。 カ でも、ありもしなかったようなうそを書くわけにもいかない。せつか まいにち につ」 く毎日つづけてきた日記なんだから。 カ につ そこで、″あしたの日記〃を書くことにしたんだ。 おも 思いっきだ。 ″あしたの日記〃だなんて、われながらいい あたま ばくの頭もけっこ、つつかえるぞ。 カ カ これから先のことを書くのだから、なにを書いても、うそときまった わけじゃない。 こんなぐあいだ。 さき につき かんが かあ かあ み 4

4. はれときどきぶた

あお 大きなへびだ。たぶん、青だいしようというやつだろう。 おも はんぶん ほくは、半分ねほけていたから、こわいとも思わなかった。 しんぶんしをまるめて、ペちやペちゃと、かべをたたいて、おいはら ってやった。 へびは、するするっと、にげこ。 そと まどから外へ出ていった。 きぶん ばくは、ゆめのつづきでも見ているような気分だった。 こえ おお 母さんが大きな声を出した。 「則ちゃん、早くしないと、おくれますよ」 ばくは、あわててふくを着がえた。 あさ 朝ごはんも食べないで、家を飛び出した。 おかげで、トイレにもいきそこなってしまった。 かっこ、つ " 罕校には、ぎりぎりでまにあった。 おお かあ のり はや