「いやですよ。ばく、もう / たたかれたくない」 ニシキヘビは、 ~ / 、し、し 「じゃあ、おまえがだれかをたたサよ 「ええ、ばく、たたきかえしてやりたい 「そうだよ。おまえのそのべんりなはなで、たたいて しまえば いいんだ 「ありがとう、ばく、おばえておく」 しました。 子ゾウは、いゝ 「ばく、うちへかえります。そして、たたいてやりますよ 2 ゝじゃないか」
ゞ、はなはすこしもちぢみませんでした。かわいそう しまのゾウとお に、そのときから、子ゾウのはなは、 ) ゞ ) はなになってしまったのです。 なじに、な力し むし 三日めのタがたです。虫がとんできて、子ゾウのか たをさしました。子ゾウは、とっさにはなをもちあげ て、虫をたたきました。虫は、つぶれてしまいました。 ) ました。 ニシキヘビがしし たたいったとおりだ。もと 「ほ一つら、ひとつやノ、に のはなだったら、そんなこと、できやしないぜ。 さあ、いつまでもすわりこんでいないで、すこしは みつか むし ゅう
たべているか、 たしかめてみたいんだ すると、みんなは、 子ゾウが、 「たたくのはやめて」 レ」 いうのに、また、 おしりをたたきました。 でも、こんどは、 「しつかりやってくるんだな いって、たたいたのでした。 へ
のつばのダチョウおばさん、 それに、ひょろながの キリンおじさんも、みんな ばくのおしりをたたくんだ。 とうさんもかあさんも たたくんです。 そのうえ、さっき、 ざらざらしつばの ニシキヘビにまで たたかれました。
たたきました。 さんざん たたかれてから、 子ゾウは、とげとげの ( ~ ゃぶのなかに にげこみました。 そこで、ホロホロチョウに あいました。 子ゾウはいゝ 「と一つさんか しました。
1 おしりをたたいたん だ。それにかあさん も、おじさん、おばさ / ん、みんなでばくを たたいたんだ。 / でも、ばく、ワニが なにをたべるかし りたいんだよ すると、ホロホロチ ョウは、子ゾウがか
「あなたも、 ばくをたたこうと したんでしよ。ばく、 も一つい、やおに たたかれたくない」 すると、ワニは、 「そうかいそいつは かわいそうだ。さあ、 こっちへおいで、ちび ワニは、うそなみだを
ひょろながのキリンおじさんにききました。 「なぜ、キリンのからだには、まだらもようがついてい るの ? 」 すると、ひょろながのキリンおじさんは、かたい足の つめで、子ゾウのおしりをたたきました。 たたかれても、子ゾウは、もっとききたいのです。 1
やらのヒヒおじさんをもちあげると、ミッパチのすの なかにほ一つりこみました。 それから 、いたずら子ゾウは、うちじゅうのものたち をたたいてまわりました。 みんなはびつくりしました。びつくりして、もう子ゾ ウをいじめないと いうまでたたきつづけました。
「へんなの しました。 子ゾウはいゝ 「ヘビまでがみんなのように、 ばくをたたくなんて。 わかんないな 子ゾウは、ニシキヘビに さよならをしました。 そして、ヘビがもとのように、 とぐろをまくのを てつだってあげました。