みにくいあひるの子 - みる会図書館


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1. ひろすけ幼年童話8 アンデルセン童話

ー 85 みにくいあひるの のぼっていきました。 みにくいあひるの子が、はじめ て庭から逃げだして、ひとりぼっ ちで草のしげみにねむった時、ど んな気もちがしたでしよう。 ひろ 広い世界は、みにくいあひるの 子にとって、らくなものではあり ませんでした。のがもにもいじめ られ、かりゅうど、大、ねこ、お ひやくしよう、だれにあっても、 しんばい どきどきと心配しました。 つらくても、じっとがまんにが まんをつづけて、いっか、けだか はくちょう い白鳥になったのでした。 にわ

2. ひろすけ幼年童話8 アンデルセン童話

才 6 ーみにくいあひるの子 そこて、ただぬまのほとりをな がめていました。そ , フする、フちに、 日かくれそ、フになってきました。 「こん夜は、ここにとまろフよ」 くさ あひるは、草のしげみの中に からだをかくしてかかみました。 ぐっすリねむって夜があけました。すると、ぬま ー、士した。 ののがもの一わが、あひるを見つけて 「おや、へんなあひるがいるよ」 「レ J れ、・とこに。 と、なかまののがも力、、 「ほ、ら、そこに、おしりをこちらにむけている」 いち

3. ひろすけ幼年童話8 アンデルセン童話

7 75 みにくいあひるの子 おきていました。 , フいているむ ねのまわリにうすいこおリが はり・かけ・て、 , フ ) / 、とこおり・かひ おと ・ちんと音をたてました。 こうして、ある夜も、あひるは ひとばんおきていました。けれど

4. ひろすけ幼年童話8 アンデルセン童話

750 みにくいあひるの子 4 由》にわから おひやくしようやのかあさ んあひるが、三つのたまごを だいていました。一つのた まごがかえリました。つづ ても一つかえリました。か ニつのひなは、 一、、、わいらしい かあさんあひるのおなかの 毛からあたまをだしてび よびよとなキ、だしました。 せかい 「なんて世界はひろいんだ ひと みつ ふた ひと そと

5. ひろすけ幼年童話8 アンデルセン童話

ゆき さ。雪のようなあのからだ。」 , フっとリとしてみにくいあひるは、見 えなくなるまて、烏たちのうしろすがた すがたのじ を見おくリました。みにく、 かんては、あのうつくしい白島になれる のぞみはあリません。けれども、いつも まじめな気もちてつきあうなら、ちが , フ = 子烏ても、あの烏たちの友だちになれる ることかもしれないと、みにくいあひるは あ おもいました。 ん「まじめな気もちがだいじだよ。」 そうあひるの子はおもいました。 AJ り・ とり・ とーり・ とーも ) はくちょう

6. ひろすけ幼年童話8 アンデルセン童話

なりました。見ると、いちば ひょこが三、はに んしまいのひょこは、かあさんあひるに ていません。さきのひょこにくらべると、 、かたち からだがずっと大きくて、みにく、 をしていました。 「なんてこの子は、 こ ) フがわるいだろフよ。 しちめんちょうの子かも みず しれない。そんなら水は およげないおよぐかど うか、ためしてみれば すぐわかる。」 さん おお マ時 ~

7. ひろすけ幼年童話8 アンデルセン童話

ー 66 ゃぶからぬけだして、ぬまをはなれていきました。 、。、くあてなんかあリません。そこ ・とこへ らをぶらっき、つかれるとそこにやすんて、えさを ひと ひろってたべながら、みにくいあひるは、もう一つ、 ひろいのはらをこえました。 もり なりました。森のはずれにた またばんがたに た一けんひやくしようやがたっていました。そま いえ つな家てありました。へやにあかリかたった一 ぐち ) ロのいた戸が一まい っともっていました。いー はずれかかってたっていました。 みにくいあひるはちかづいて、戸のすきまから ーました。 ちょろりと中にはい ) いっ いち ひと

8. ひろすけ幼年童話8 アンデルセン童話

衂なかまはいっせいにとびたちました。あひるの子も くさ にげ・こみました。く、ひを またおどろいて、草ゃぶに すくめてかくれていると、一びきの大きな犬が はなをならしてかぎたてながらやぶをふみふみ やってきました。 犬は、ちらリと目をむけて、みにくいあひるを みつけたようにおもわれました。 「なんだい、 こんな ちっぽけなやつ。」 犬はそ、フおもっ たのかもしれません。 りよっとと 6 って いぬ いめ いっ おお いぬ

9. ひろすけ幼年童話8 アンデルセン童話

ー 84 「いちばんわかくてげん気が、、 「ぐんぐんとおよいているよ。」 ぬまのところをとおりかかって子ど 、いました。 亠も、ら、がゆ , ひ癶ししは、が、ら 、かっこうなあひるの子、みにく、 あひる、それがちっともあひるては なく白烏なのてあリました。 みごとな白烏、あたらしい一わの はくちょう はくちょう よったばかリの白は、 白烏、わかものにた 気もはればれとぬまの上からとびた そら そら あお 空、あかるい空へ白烏 ちました。青い たか は、つばさをのばしてはばたいて高く はくちょう はくちょう うえ いち は′、ちょう

10. ひろすけ幼年童話8 アンデルセン童話

ー 5 ーみにくいあひるの子 ろ ) フ」 あお 「青くて 、、よあかるいよ」 ニわのひょこは、びよびよ とないてそこらを見わた しました。ちょうどきせつの よいころて、草はのびたち、 木の葉のみどリがちらち 、らレ」風に ふかれてゆれて 「かあちゃん、あそこに ても と、一わのひょこが、、 いち かぜ