一三 - みる会図書館


検索対象: 完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡
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1. 完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡

凡例 : ・ 一一八常よりことに聞ゆるもの 一一九絵にかきておとるもの : 一二〇かきまさりするもの 一二三あはれなるもの : 一二四正月寺に籠りたるは : 一二五いみじく心づきなきものは・ 一二六わびしげに見ゆるもの : 一二七暑げなるもの 一二八はづかしきもの・ 一二九むとくなるもの 一三〇修法は : 目次 原文現代語訳 一三一はしたなきもの : 一三二関白殿の、黒戸より出でさせたま ふとて 一三三九月ばかり夜一夜降り明かしたる 雨の : 一三四七日の若菜を・ : 一三五二月官の司に : 一三六頭弁の御もとよりとて : ・ 一三七などて官得はじめたる六位笏に : : : 三八 : ・ 一三八故殿の御ために、月ごとの十日 : : : 三九 : ・ 一三九頭弁の、職にまゐりたまひて : 一四〇五月ばかりに、月もなくいと暗き 原文現代語訳 ・ : 一一四六 一一四九

2. 完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡

43 第 140 段 た のち とうのべん きこえむ」などのたまひて後に、経房の中将、「頭弁はいみじうほめたまふと = 「思ひ隈なし」は分別が十分に 行き届かないことをいう。深い考 ゃ。知りたりや。一日の文のついでに、ありし事など語りたまふ。思ふ人、人えがなくますいことをやった、と。 三御礼。感謝。 一三「を」は感動の間投助詞。 にほめらるるは、いみじくうれしく」など、まめやかにのたまふもをかし。 一四源経房。高明の四男。長徳一一 ふたき 「うれしき事二つ来てこそ。かのほめたまふらむに、また、思ふ人の中に侍り年 ( 究六 ) 七月右近衛中将。四年十 月左に転ず。 けるを」など言へば、「それは、めづらしう、今の事のやうにもよろこびたま一五私あての手紙の中で、頭弁が 語る、とみる。 一六「こそ」の下に「あれ」など省略。 ふかな」とのたまふ。 三巻本「にて」。 宅頭弁がほめたことと、経房の 「思ふ人」の中にはいっていること。 一四〇五月ばかりに、月もなくいと暗き夜 一 ^ あなたが私の思い人であるこ とをば、珍しがって今更のように さぶら 五月ばかりに、月もなくいと暗き夜、「女房や候ひたまふ」と、声々して一一 = ロお喜びになるとは。前からわかっ ていたと思ったのに、の気持 へば、「出でて見よ。例ならず言ふはたれそ」と仰せらるれば、出でて、「こは一九長保元年 ( 九究 ) 五月。 ニ 0 際立っている声は。 す 誰そ。いとおどろおどろしうきはやかなるは」と言ふに、物も言はで、簾をも三擬声語。がさつ、ごそっ。 はちく 一三淡竹の一種。 くれたけ ニ三おお。この君でしたか。「こ たげて、そよろとさし入るるは、呉竹の枝なりけり。「おい。この君にこそ」 おうきし の君」は竹の異称。『晋書』王徽之 てんじゃう と言ひたるを聞きて、「いざや。これ殿上に行きて語らむ」とて、中将、新中伝に「何ゾ一日モ此ノ君無力ル可 ケムャト」と見える。 ニ四中将以下特定しにくい。 将、六位どもなどありけるは、いぬ。 一九 ひとひ つねふさ

3. 完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡

枕草子 126 一三九星は 四 ひこばし五 星はすばる。彦星。みやう星。タづつ。よばひ星をだになからましかば、 まして。 一空に月のあるまま夜の明ける ころ。陰暦十六日以後の月。 かげん ニ「ほそうて出づる」のは下弦の 月、二十日余の月は夜十時半ころ、 二十三夜の月は零時半ころに出る。 三『和名抄』に「昴」を「須波流」と 読む。古くは六星、のちに七曜星 をいう。牡牛座に属する。 四『和名抄』に「牽牛」を「比古保 之」と読む。七夕の星。 五金星。暁に東の空に輝いてい る折にはこの名がある。明星。 六同じく金星であるが、日没後 耀 - ノ、折にはこのよ、つにい , つ。 セ『和名抄』に流星を「与波比保 之」と読む。「よばひ」は、呼び続 ける意から求婚の意となる。 〈「尾」だに、とみる。流星の光 跡を気味の悪いものとしたか。 雲は白き。紫。黒き雲あはれなり。風吹くをりのあま雲。 九ばちばちはねる炭火。 一 0 「たつる」は「たてる」の誤りか。 とき = 斎」僧の正式の食事。 二三一さわがしきもの 一ニ生飯。飯の一部を衆生に施す が、屋根などにまいておくのを鳥 からす一一 がついばむ光景。 さわがしきもの走り火。板屋の上にてたつる烏、時のさば食ふ。十八日に 一三毎月十八日は観音の縁日 くら さんろう きよみづこも 清水に籠り合ひたる。暗うなりて、まだ火ともさぬほどに、ほかほかより人の一四清水寺観音への参籠は普通の ありあけひんがし 月は有明。東の山の端に、ほそうて出づるほどあはれなり。 二三〇雲は 九び いたやうへ じゃう六 ヒコボ

4. 完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡

121 第 222 ~ 225 段 宅「馬屋」。道中馬を乗り継ぐ駅。 一 ^ 滋賀県草津市。 一三三むまやは 一九ニ 0 所在末詳。 ニ一京都府船井郡とも山口県玖珂 なしはら一九 むまやは梨原。ひぐれのむまや。つきのむまや。のぐちのむまや。山のむ郡ともいう。 一三『今昔物語集』巻十四に見える さんえき まや、あはれなる事を聞きおきたりしに、またあはれなる事のありしかば、な「赤穂ノ郡ノ山駅」がこれに当るか。 ニ三『今昔物語集』金峰山の僧転乗 の説話をさすか ほ取りあつめてあはれなり。 はりま ニ四伊周配流の時、播磨の「山の むまや」にとめられたかとする説 がある。 一三四岡は ニ五京都市北区。 かぐら ニ六京都府乙訓郡。神楽歌に拠る。 一著一お ふなをかニ六をか 岡は船岡。とも岡は、笹の生ひたるがをかしき事なり。かたらひの岡。人毛所在未詳。 さがの ニ〈京都府葛野郡、嵯峨野 見の岡 ニ九奈良県天理市石上神宮。 三 0 奈良県生駒郡。風の神 三一宮城県宮城郡、花淵崎。 一三五社は 三ニ新潟県沼垂にある社か。 三 0 三三奈良県桜井市の三輪神社か。 三三みやしろ ・一と たった やしろふる 社は布留の社。龍田の社。花ふちの社。みくりの社。杉の御社、しるしあ三四静岡県掛川市。「言のまま」に 通う 三五 みやうじん 三四 三五「ねぎごとをさのみ聞きけむ らむとをかし。ことのままの明神、いとたのもし。「さのみ聞きけむ」とも一言 やしろ 社こそはては歎きの森となるら め」 ( 古今・雑躰・誹諧歌 ) による。 はれたまへと思ふそ、いとをかしき。 をか 0 ニ九 ニ 0 三ニ ニ四 ニ七 めったり いそのかみ

5. 完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡

205 第 321 ~ 322 段 え 「枕にこそはしはべらめ」と申ししかば、「さは得よ」とて給はせたりしを、あとしたら何を書こうか。 一一一条天皇。 かず 三前漢の司馬遷の著した紀伝体 やしきを、こじゃ何やと、つきせずおほかる紙の数を書きてつくさむとせしに、 の史書。文章道で重視された。 一三「枕」は書名とも関連するが明 いと物おばえぬ事そおほかるや。 解がない。↓田「解説」。 おほかたこれは、世ノ中にをかしき事を、人のめでたしなど思ふべき事、な一四「あやしき事を」の意とみる。 一五「故事」とみるが不審。 一六「をかしき」ことを書くのだが ほ選り出でて、歌なども木草鳥虫をも言ひだしたらばこそ、「思ふほどよりは その中でもさらに「人のめでたし わろし。心みつなり」とそしられめ。心一つにおのづから思ふ事を、たはぶれなど思ふべき事」を特に選んで。 宅不審。「『心見つ』なり」で引歌 なな に書きつけたれば、物に立ちまじり、人並み並みなるべき耳を聞くべきものかあるか。三巻奎心見えなり」。 一 ^ 評判。 一九 、とあやし一九気おくれするほどの立派さだ、 はと思ひしに、「はづかしさ」なども、見る人はのたまふなれば、し の意か。 くぞあるや。げにそれもことわり、人のにくむをもよしと言ひ、ほむるをもあニ 0 一般論としてそうした人の心 の程度を推量しているのだとみる。 ニ 0 しと言ふは、心のほどこそおしはかりたれ。ただ人に見えけむぞねたきや。 ばつぶん ニ一第二の跋文。↓田「解説」。 「左中将」は源経房。長徳四年十月 左中将、長和四年 ( 一 0 一五 ) 権中納言。 三一三左中将のいまだ伊勢の守と聞えし時 一三長徳元年正月から二年末まで ニ三伊勢権守。 たたみ せかみきこ ニ三畳をさし出したところが何と 左中将のいまだ伊勢の守と聞えし時、里におはしたりしに、端の方なりし畳 この草子も一緒に乗って出てしま さうし ったのだった。 をさし出でし物は、この草子も乗りて出でにけり。まどひ取り入れしかども、 はしかた

6. 完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡

139 第 254 段 と、かの言ひたりし人そをかしき。 え みちのくに紙、白き色紙、ただのも、白う清きは、得たるもうれし。 もとすゑと はづかしき人の、歌の本末問ひたるに、ふとおばえたる、われながらうれし。 一四左右に分れて物を合せ、優劣 常にはおばゆる事も、また人の問ふには、清く忘れてやみぬるをりそおほかる。を競う遊び。歌合せ、香合せ、絵 合せ、貝合せ、根合せなど。 とみに物求むるに、言ひ出でたる。ただいま見るべき文などを求めうしなひ一五ちょっとした機知で自慢の鼻 を折ることができたの。「はかる」 は工夫して計画を練り、欺くこと。 て、よろづ物をかへすがヘす見たるに、さがし出でたる、いとうれし。 一六返報。意趣返し。 ものあは 宅相手がきっとするだろう、と 物合せ、何くれのいどむ事、勝なる、いかでかうれしからざらむ。また、い こちらが思うのである。 をと - ) え みじうわれはと思ひて、知り顔なる人、はかり得たる。女などよりも、男はま天はかられた相手は、知らぬ顔 をして、反応を示さず、こちらを さりてうれし。これが答はかならずせむずらむと、常に心づかひせらるるもを油断させて時を過すのもおもしろ 。下二段他動詞「たゆむ」は、気 をゆるめさせる意。 カーしキ、こ、、 しとつれなく、何と思ひたらぬさまにて、たゆめ過ごすもをかし。 一九「荒き目」でひどいことと解す ニ 0 う るが疑わしい。三巻本「あしき目」。 にくき者のあらき目見るも、罪は得らむと思ひながらうれし。 - 一うむ ニ 0 仏罰を蒙っているだろうと思 ぐしむす い・ながら。 さし櫛結ばせてをかしげなるも、またうれし。またおほかる物を。 ニ一「結ぶ」とは具体的内容は不明。 ぐし 日ごろ月ごろなやみたるがおこたりたるも、いとうれし。思ふ人は、わが身三巻本「さし櫛すらせたるに」。 一三「また」の語が多い、と自分の 表現を反省したものとみる。 よりもまさりて , つれし。 がみ 一九 しきし たふ一七 かち ふみ 一三たった今見なくてはならない 書物などを探すのになくしてしま って。「求めうしなふ」はやや疑わ

7. 完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡

一しかるべき立派な家にふさわ しいもの。 一一人の家につきづきしきもの ニ台所。 四 三従者の詰所。 子 くりやさぶらひざうし かけばん五 おしき 人の家につきづきしきもの厨。侍の曹司。箒のあたらしき。懸盤。童女。四四足の台の上に折敷をのせか 草 けた形の膳。貴人の用いるもの。 きちゃうさうぞく ちゅうばんついたてさうじ 五召使の少女。 枕はした者。中の盤。衝立障子。三尺の几帳。装束よくしたる餌袋。からかさ。 六雑仕の女。 らうぢくわろ たなづしわらふだひぢ セ中ぐらいの大きさの平膳か かきいた。棚厨子。円座。肘折りたる廊。地火炉。絵かきたる火桶。 ふすましようじ ^ 台のある襖障子のような衝立。 仕切りや隔てに用いる。 九小型の几帳。ほかに四尺のも 二一二物へ行く道に、清げなるをのこの のがある。 一 0 装飾を立派にほどこした。 物へ行く道に、清げなるをのこの、立て文のほそやかなる持ちて、いそぎて = 唐風の傘の義。中流以上の人 の用いた柄のある深いもの。 一ニ裁縫用の裁ち物板か。 行くこそ、いづちならむとおばゆれ。 一三棚をしつらえた厨子。 わらは また、清げなる童などの、衵どもの、いとあざやかにはあらず、萎えばみた一四折れ曲っている回廊。 一五料理用の大きないろりという。 っち る、屐子のつややかなるが、かはに土おほくついたるをはきて、白き紙に包み底本「ちくわうゑかきたる火桶」と あり、これを「竹王絵描きたる火 ふたさうし たる物、もしは箱の蓋に草子どもなど入れて持て行くこそ、いみじう呼び寄せ桶」と解する説もある。竹王は中 国の伝説に見える男の子。 あいぎゃう かどちか 一六細長くたたんだ正式の書状。 て見まほしけれ。門近なる所の前をわたるを呼び入るるに、愛敬なく、いらへ 宅童女の服 天下駄や足駄のような履物。 もせで行く者は、使ふらむ人こそおしはからるれ。 ( 現代語訳一一九五ハー ) あこめ 一九 たぶみ ははき ニ 0 な

8. 完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡

125 第 226 ~ 227 段 ( 現代語訳三〇三ハー ) 九夢の中に。 よるあらはれてのたまひける、 一 0 「わがれる」は四段動ーわが を ななわた る」の存在を想定させるが疑わし 七曲にわがれる玉の緒をぬきてありとほしとも知らずやあるらむ 仮に「曲がれる」の意に従う。 七曲りに曲った玉に緒を通したの とのたまひける」と、人の語りし。 あり は、玉を貫いて蟻を通したのだと いうことを人は知らないでいるの だろうか、の意。明神が名の由来 一三六降るものは を語った歌。 = 「き」は、自分の経験した過去 ましろ あられ についていう。私に語ったのです 降るものは雪。にくけれど、みそれの降るに、霰、雪の真白にてまじりた よ。 るをかし。 三「にくけれど」は、みぞれにつ していう ひはだぶき ひのき 一三檜の皮で屋根を葺いた家。 檜皮葺、いとめでたし。すこし消えがたになるほど。 ひわだぶき 一四檜皮葺の屋根の上で、少し消 えそうになるところ、の意であろ おほくは降らぬが、瓦の目ごとに入りて、黒うまろに見えたる、いとをかし。 しぐれ いたや かわら 一五瓦で葺いた屋根の、瓦と瓦と 時雨、霰は板屋。霜も板屋。 の葺き合せ目。一説、檜皮葺の棟 がわら 瓦。 一六瓦の、雪におおわれていない 一三七日は 部分が、雪にふちどられて丸く黒 く浮き出て見えることをいう。 日は入り果てぬる山ぎはに、光のなほとまりて、あかう見ゆるに、薄黄ば宅板葺の家。音を賞でる。 一 ^ 「山ぎは」は、山の稜線に接す るあたりの空。 みたる雲のたなびきたる、いとあはれなり。 は五 ら うすき むわ

9. 完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡

かたうど しいらへたるとて、「すべて物聞えず。方人とたのみきこゆれば、人の言ひふちの治安一一年 ( 一 0 = 一 l) のことで疑わ しい。三巻本「閑院の左大将」。 = 当時「うち臥しの巫女」という るしたるさまに取りなしたまふ」など、いみじうまめだちてうらみたまふ。 巫女がいたことが『大鏡』『今昔物 。、かなる事をか聞えつる。さらに聞きとめたまふ事なし」など語集』などに見える。同一人物か。 一ニ『紫式部日記』に、藤原実成の 言ふ。かたはらなる人をひきゅるがせば、「さるべき事もなきをほとほり出で舞姫の付添として見える人物か。 一三左京の親「うち臥し」に「打ち たまふ、やうこそあらめ」とて、はなやかに笑ふに、「これもかの言はせたま臥して」をかけてからかったもの。 一四「なり」は伝聞。 一五自分の味方をしてくれる人。 ふならむ」と、いと物しと思へり。「さやうにさやうの事をなむ言ひはべらぬ。 一六以前から世間の人が ( 私が左 のち 人の言ふだににくきものを」と言ひて、引き入りにしかば、後にもなほ、「人京に通うと ) うわさをしていると 同じふうに事を解釈なさる。 てんじゃうびと に恥ちがましき事言ひつけたる」とうらみて、「殿上人の、笑ふとて、言ひ出宅本当に「横になる」の意味だけ で言ったのだと言いのがれた。 ひとり でたるなり」とのたまへば、「さては一人をうらみたまふべくもあらざンなる天自分の加勢をさせようと。 一九かんかんに怒る意。 ニ 0 悪口を言うのは。 に、あやし」など言へど、その後は絶えてやみたまひにけり。 三むりにこじつけて言う。 一三殿上人が、そう言えば人が笑 段 うだろうというわけで、でたらめ 一六七昔おばえて不用なるもの を言い出したのだ。 ニ三私との交際。 からゑ ふよう うげん たたみふ 昔おばえて不用なるもの繧繝ばしの畳の旧りて、ふし出で来たる。唐絵の = 四昔は立派だったが、今は役に 立たぬもの。 ニ五 ぢずりも 7 びやうぶおもて 屏風の表そこなはれたる。藤のかかりたる松の木の枯れたる。地摺の裳の花か一宝縹色があせたの。 「あなあやし 一八 きこ 一九 はなだ

10. 完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡

四二本牛飼はおほきにてといふ次 に〕法師は : 女は : 女の遊びは 五いみじう暑き昼中に : 六南ならずは 七大路近なる所にて聞けば : ・ 八森は 九九月二十日あまりのほど : ・ 一〇清水などにまゐりて、坂もとのば るほど 、いにくきものの下〕 夜居にまゐりたる僧を : 一二世ノ中になほいと心憂きものは : : : 一一一六 : 三巻本系統諸本逸文 一たちは 二職におはしますころ ・ : 三璧 ・ : 三五五 ・ : 三五七 ・ : 三五七 ・ : 三五七 ・ : 三五七 ・ : 三五八 一三男こそ、なほいとありがたく : 一四よろづのことよりも情あるこそ : : : 一二八 : 一五人のうへ言ふを腹立つ人こそ 一六古代の人の指貫着たるこそ : 一七成信の中将こそ 一八左右の衛門の尉を 一九〔一本きよしとみゆるものの次 に〕夜まさりするもの : 二〇ひかげにおとるもの : 二一聞きにくきもの・ 二二文字に書きてあるやうあらめど心 得ぬもの : 二三下の心かまへてわろくてきょげに 見ゆるもの : 二四女のうは着は : 二五汗衫は : 一一六薄様色紙は : 二七硯の箱は : ・ : 三五八 ・ : 三五九 ・ : 三五九