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検索対象: 邪馬台国をとらえなおす

邪馬台国をとらえなおすから 98件ヒットしました。

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宗 教 佐 藤 幸 治 褝 の す す め 日 蓮 久 保 田 正 文 秋 月 龍 珉 道 元 入 門 定 方 晟 須 弥 山 と 極 楽 繝 「 般 若 心 経 」 を 読 む ー ー 紀 野 一 義 新 「 法 華 経 」 を 読 む ー ー ー 紀 野 一 義 い の ら 7 生 命 あ る マ ザ ー ・ テ レ サ 聞 す べ て の も の に 山 折 哲 雄 神 レ 」 仏 定 方 晟 斯 空 と 無 我 幻 イ ス ラ ー ム と は 何 か ー ー 小 杉 泰 キ リ ス ト 教 文 化 の ー 石 黒 マ リ ー ロ ー ズ 肥 常 識 日 本 仏 教 の 思 想 ー ー ー 立 川 武 蔵 ク シ テ ィ ・ モ ー ハ ン 鮖 ヒ ン ド ウ ー 教 中 川 正 生 訳 加 藤 隆 一 神 教 の 誕 生 聖 徳 太 子 の 仏 法 ー ー ー 佐 藤 正 英 西 山 厚 仏 教 発 見 ー こ れ が ほ ん ま の 四 国 遍 路 ー 大 野 正 義 8 世 界 の 宗 教 を ー ポ ー ル ・ オ リ バ 森 英 明 訳 1 読 む 事 典 入 門 哲 学 と し て の 仏 教 竹 村 牧 男 安 永 祖 堂 圏 笑 う 褝 僧 橋 爪 大 三 郎 燗 ふ し ぎ な キ リ ス ト 教 ー ・ 大 澤 真 幸

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哲 学 ・ 思 想 Ⅱ 論 語 貝 塚 茂 樹 正 し く 考 え る た め に 岩 崎 武 雄 美 に つ い て 今 道 友 信 輛 い か に 生 き る か 森 有 正 制 老 荘 を 読 む 蜂 屋 邦 夫 日 本 の 風 景 ・ ー . オ ギ ュ ス タ ン ・ ベ ル ク 川 西 欧 の 景 観 篠 田 勝 英 訳 旧 は じ め て の イ ン ド 哲 学 立 川 武 蔵 「 欲 望 」 と 資 本 主 義 ー 佐 伯 啓 思 浅 野 裕 一 刪 「 孫 子 」 を 読 む メ タ フ ァ ー 思 考 ー ー ー 瀬 戸 賢 一 世 紀 言 語 学 入 門 ー 加 賀 野 井 秀 一 ラ カ ン の 精 神 分 析 ー ・ 新 宮 一 成 「 教 養 」 と は 何 か ー ー ー ・ 阿 部 謹 也 古 事 記 と 日 本 書 紀 神 野 志 隆 光 〈 意 識 〉 と は 何 だ ろ う か ー 下 條 信 輔 シ ュ タ イ ナ ー 入 門 西 平 直 自 由 は ど こ ま で 可 能 か 森 村 進 前 田 英 樹 倫 理 と い う カ 5 丸 山 眞 男 を ど う 読 む か 長 谷 川 宏 菅 野 覚 明 神 道 の 逆 襲 「 タ オ = 道 」 の 思 想 林 田 愼 之 助 菅 野 覚 明 武 士 道 の 逆 襲 自 由 と は 何 か 佐 伯 啓 思 ソ シ ュ ー ル と 言 語 学 ー ・ 町 田 健 歴 史 認 識 を 乗 り 越 え る 小 倉 紀 蔵 1458 系 統 樹 思 考 の 世 界 ー ー 一 一 一 中 信 宏 現 代 建 築 に 関 す る 章 ー 五 十 嵐 太 郎 日 本 を 甦 ら せ る 政 治 思 想 ー 菊 池 理 夫 ニ ッ ポ ン の 思 想 ー ー ・ ・ 佐 々 木 敦 期 分 類 思 考 の 世 界 ー ー ー 一 一 一 中 信 宏 宣 教 師 ニ コ ラ イ と そ の 時 代 ー 中 村 健 之 介 1849 1875

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文 学 2 光 源 氏 の 一 生 ー ・ ー ー 池 田 弥 三 郎 美 し い 日 本 の 私 ー 川 端 康 成 サ イ デ ン ス テ ッ カ ー 中 国 の 名 句 ・ 名 言 ー ー ー 村 上 哲 見 漢 詩 の 名 句 ・ 名 吟 ー ー 村 上 哲 見 池 内 紀 悪 魔 の 話 山 口 博 王 朝 貴 族 物 語 井 村 君 江 妖 精 学 入 門 鬨 漢 詩 を た の し む ・ ・ ー 林 田 愼 之 助 復 本 一 郎 Ⅲ 俳 句 と 川 柳 Ⅷ ア メ リ カ 文 学 の レ ッ ス ン , ー 柴 田 元 幸 鹿 島 茂 悪 女 入 門 き む ら 式 童 話 の つ く り 方 ー 木 村 裕 一 1419 1208 1039 1026 837 漱 石 と 三 人 の 読 者 ー ー 石 原 千 秋 知 「 て る 古 文 の 知 ら な い 魅 力 ー ・ 鈴 木 健 一 読 み 替 え ら れ た 日 本 神 話 ・ ー 斎 藤 英 喜 百 年 前 の 私 た ち ー ー 石 原 千 秋 複 数 の 「 古 代 」 ー ー ー 神 野 志 隆 光 上 野 誠 大 和 三 山 の 古 代 決 定 版 一 億 人 の 俳 句 入 門 長 谷 川 櫂 村 上 春 樹 を 読 み つ く す 小 山 鉄 郎 長 谷 川 櫂 句 会 入 門 2074 2071 2029

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主 要 参 考 文 献 本 書 で は 多 く の 著 作 物 ・ 論 文 ・ 発 掘 調 査 報 告 書 等 を 参 考 に さ せ て い た だ い た が 、 本 書 の 性 格 上 、 す べ て を 掲 載 す る こ と が で き な い の で 、 読 者 の 皆 様 が 入 手 し や す い も の を 主 に あ げ た 。 主 な 著 作 物 ア サ ヒ グ ラ フ 編 『 吉 野 ケ 里 邪 馬 台 国 が 見 え て き た 』 ( 高 島 忠 平 ・ 森 浩 一 監 修 ) 朝 日 新 聞 社 、 一 九 八 九 年 石 野 博 信 『 邪 馬 台 国 の 候 補 地 ・ 纒 向 遺 跡 』 ( 遺 跡 を 学 ぶ 刃 ) 新 泉 社 、 一 一 〇 〇 八 年 王 仲 殊 『 一 一 一 角 縁 神 獣 鏡 』 ( 新 装 普 及 版 、 西 嶋 定 生 監 修 ) 学 生 社 、 一 九 九 八 年 ) 吉 川 弘 文 館 、 一 九 九 九 年 岡 村 秀 典 『 三 角 縁 神 獣 鏡 の 時 代 』 ( 歴 史 文 化 ラ イ ブ ラ リ ー 金 関 恕 他 「 邪 馬 台 国 と 吉 野 ケ 里 』 東 京 新 聞 吉 野 ケ 里 取 材 班 編 、 学 生 社 、 一 九 九 七 年 白 石 太 一 郎 『 古 墳 と ヤ マ ト 政 権 ー ー 古 代 国 家 は い か に 形 成 さ れ た か 』 文 春 新 書 、 一 九 九 九 年 鈴 木 勉 「 「 漢 委 奴 国 王 」 金 印 ・ 誕 生 時 空 論 ー ー ー 金 石 文 学 入 門 1 金 属 印 章 篇 』 雄 山 閣 、 一 一 〇 一 〇 年 寺 沢 薫 『 王 権 誕 生 』 ( 日 本 の 歴 史 ) 講 談 社 、 一 一 〇 〇 〇 年 富 岡 謙 蔵 『 古 鏡 の 研 究 』 丸 善 、 一 九 二 〇 年 奈 良 県 立 橿 原 考 古 学 研 究 所 編 「 纒 向 』 奈 良 県 桜 井 市 教 育 委 員 会 、 一 九 七 六 年 奈 良 県 立 橿 原 考 古 学 研 究 所 編 『 5 次 元 デ ジ タ ル ア ー カ イ プ 古 鏡 総 覧 』 学 生 社 、 一 一 〇 〇 六 年 福 永 伸 哉 『 一 一 一 角 縁 神 獣 鏡 の 研 究 』 大 阪 大 学 出 版 会 、 一 一 〇 〇 五 年 福 永 伸 哉 他 「 シ ン ポ ジ ウ ム 三 角 縁 神 獣 鏡 』 学 生 社 、 二 〇 〇 三 年 松 木 武 彦 『 人 は な ぜ 戦 う の か ー ー 考 古 学 か ら み た 戦 争 』 講 談 社 選 書 メ チ ェ 、 二 〇 〇 一 年 松 本 清 張 『 邪 馬 台 国 清 張 通 史 1 』 講 談 社 文 庫 、 一 九 八 六 年 お 7 主 要 参 考 文 献

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哲 学 ・ 思 想 — 石 ウ イ ト ゲ ン シ ュ タ イ ン は ー 鬼 界 彰 夫 〈 子 ど も 〉 の た め の 哲 学 永 井 均 こ う 考 え た じ ぶ ん ・ こ の 不 思 議 な 存 在 ー 鷲 田 清 一 上 野 修 ス ピ ノ サ の 世 界 岩 崎 武 雄 聞 哲 学 の す す め 田 島 正 樹 新 し い へ ー ゲ ル ー ー 長 谷 川 宏 読 む 哲 学 事 典 弁 証 法 は ど う い う 科 学 か 三 浦 っ と む ゲ ー ム 的 リ ア リ ズ ム の 誕 生 ー 東 浩 紀 国 力 ン ト の 人 間 学 ー 、 ー 中 島 義 道 繝 ニ ー チ 工 と の 対 話 ー ー 西 尾 幹 二 高 橋 昌 一 郎 9 理 性 の 限 界 Ⅷ こ れ が ニ ー チ ェ だ ー ー ー 永 井 均 言 葉 と 無 意 識 ー ー ー 丸 山 圭 三 郎 大 塚 英 志 野 矢 茂 樹 リ ア ル の ゆ く え 無 限 論 の 教 室 東 浩 紀 は じ め て の 構 造 主 義 ー 橋 爪 大 三 郎 矚 今 こ そ ア ー レ ン ト を 読 み 直 す ー ー 仲 正 昌 樹 ゲ ー デ ル の 哲 学 ー ・ 高 橋 昌 一 郎 廣 松 渉 哲 学 入 門 一 歩 前 叨 現 代 思 想 を 読 む 事 典 今 村 仁 司 編 ド ウ ル ー ズ の 哲 学 ー ー 小 泉 義 之 は じ め て の 言 語 ゲ ー ム ー ・ 橋 爪 大 三 郎 村 瀬 学 動 物 化 す る ポ ス ト モ ダ ン ー 東 浩 紀 「 あ な た 」 の 哲 学 新 田 義 弘 哲 学 の 歴 史 ロ ポ ッ ト の 心 柴 田 正 良 高 橋 昌 一 郎 知 性 の 限 界 ミ シ ェ ル ・ フ ー コ ー ー 内 田 隆 三 団 超 解 読 ! は じ め て の 竹 田 青 嗣 開 ハ イ デ ガ ー 古 東 哲 明 今 こ そ マ ル ク ス を 読 み 返 す ー ー 廣 松 渉 ヘ ー ゲ ル 「 精 神 現 象 学 」 西 研 存 在 神 秘 の 哲 学 谷 徹 野 矢 茂 樹 こ れ が 現 象 学 だ は じ め て の 政 治 哲 学 哲 学 の 謎 的 超 解 読 ! は じ め て の 時 間 は 実 在 す る か 入 不 二 基 義 期 「 時 間 」 を 哲 学 す る ー ・ 中 島 義 道 加 カ ン ト 『 純 粋 理 性 批 判 』 竹 田 青 嗣 1301

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「 講 談 社 現 代 新 書 」 の 刊 行 に あ た っ て 教 養 は 万 人 が 身 を も っ て 養 い 創 造 す べ き も の て あ っ て 、 一 部 の 専 門 家 の 占 有 物 と し て 、 た だ 一 方 的 に 人 々 の 手 も と に 配 布 さ れ 伝 達 さ れ う る も の て は あ り ま せ ん 。 し か し 、 不 幸 に し て わ が 国 の 現 状 て は 、 教 養 の 重 要 な 養 い と な る べ き 書 物 は 、 ほ と ん ど 講 壇 か ら の 天 下 り や 単 な る 解 説 に 終 始 し 、 知 識 技 術 を 真 剣 に 希 求 す る 青 少 年 ・ 学 生 ・ 一 般 民 衆 の 根 本 的 な 疑 間 や 興 味 は 、 け っ し て 十 分 に 答 え ら れ 、 解 き ほ ぐ さ れ 、 手 引 き さ れ る こ と が あ り ま せ ん 。 万 人 の 内 奧 か ら 発 し た 真 正 の 教 養 へ の 芽 ば え が 、 こ う し て 放 置 さ れ 、 む な し く 滅 び さ る 運 命 に ゆ だ ね ら れ て い る の て す 。 こ の こ と は 、 中 ・ 高 校 だ け て 教 育 を お わ る 人 々 の 成 長 を は ば ん て い る だ け て な く 、 大 学 に 進 ん だ り 、 イ ン テ リ と 目 さ れ た り す る 人 々 の 精 神 力 の 健 康 さ え も む し ば み 、 わ が 国 の 文 化 の 実 質 を ま こ と に 脆 弱 な も の に し て い ま す 。 単 な る 博 識 以 上 の 根 強 い 思 索 カ ・ 判 断 力 、 お よ び 確 か な 技 術 に さ さ え ら れ た 教 養 を 必 要 と す る 日 本 の 将 来 に と っ て 、 こ れ は 真 剣 に 憂 慮 さ れ な け れ ば な ら な い 事 態 て あ る と い わ な け れ ば な り ま せ ん 。 わ た し た ち の 「 講 談 社 現 代 新 書 」 は 、 こ の 事 態 の 克 服 を 意 図 し て 計 画 さ れ た も の て す 。 こ れ に よ っ て わ た し た ち は 、 講 壇 か ら の 天 下 り て も な く 、 単 な る 解 説 書 て も な い 、 も つ ば ら 万 人 の 魂 に 生 ず る 初 発 的 か っ 根 本 的 な 間 題 を と ら え 、 掘 り 起 こ し 、 手 引 き し 、 し か も 最 新 の 知 識 へ の 展 望 を 万 人 に 確 立 さ せ る 書 物 を 、 新 し く 世 の 中 に 送 り 出 し た い と 念 願 し て い ま す 。 わ た し た ち は 、 創 業 以 来 民 衆 を 対 象 と す る 啓 蒙 の 仕 事 に 専 心 し て き た 講 談 社 に と っ て 、 こ れ こ そ も っ と も ふ さ わ し い 課 題 て あ り 、 伝 統 あ る 出 版 社 と し て の 義 務 て も あ る と 考 え て い る の て す 。 一 九 六 四 年 四 月 野 間 省 一

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発 掘 で 増 え て い る 。 牛 の 肩 胛 骨 だ け で は な く 、 火 に あ て た 金 属 の 棒 を 甲 羅 に あ て が い 、 甲 羅 の ひ び の 割 れ 方 で 事 の 吉 凶 を 占 う 、 亀 ト な ど に 使 っ た 亀 の 甲 羅 な ど の 遺 物 も 出 て い る の で 、 邪 馬 台 国 で は こ う し た ト 骨 、 骨 占 い が お こ な わ れ て い た こ と は ま ち が い な い 。 元 広 島 大 学 教 授 の 重 松 明 久 氏 は 著 書 『 邪 馬 台 国 の 研 究 』 の な か で 、 卑 弥 呼 の 鬼 道 は 道 教 的 な も の と し て い る 。 も し も 卑 弥 呼 の 鬼 道 が 道 教 的 な 色 彩 の 濃 い も の で あ る の な ら 、 道 教 は す で に 三 世 紀 の 日 本 に 入 っ て き て い た と 考 え ざ る を え な く な る 。 ま た 楼 閣 や 城 柵 を 設 け た 宮 室 は 、 邪 馬 台 国 の 女 王 卑 弥 呼 の 住 ん で い る と こ ろ 。 高 島 忠 平 氏 が 中 心 と な っ て 発 掘 し た 吉 野 ケ 里 で は 、 二 重 の 環 壕 が め ぐ ら さ れ て い て 、 大 き な 柱 穴 が や ぐ ら あ っ た 。 建 築 学 者 は そ れ を 十 数 メ ー ト ル か ら 二 〇 メ ー ト ル を 超 え る 高 見 櫓 の 跡 だ と 指 摘 し て い る 。 た て あ な そ う い う 敵 を い つ も 見 張 る と こ ろ が あ る 場 所 こ そ 、 宮 室 で あ る 、 と 。 さ ら に 大 型 竪 穴 住 居 や 、 城 柵 が 発 掘 さ れ た の で 、 吉 野 ケ 里 こ そ 、 邪 馬 台 国 の 卑 弥 呼 の い た と こ ろ だ と 注 目 を 集 め た 。 「 吉 野 ケ 里 に 立 っ て 周 り を 見 渡 す と 、 邪 馬 台 国 が 見 え る 」 と 高 島 忠 平 氏 が 語 っ た の で 、 マ ス コ ミ に と り あ げ ら れ た こ と も あ っ た 。 で は 、 吉 野 ケ 里 が 邪 馬 台 国 か と い う と 、 残 念 な が ら 吉 野 ケ 里 は 邪 馬 台 国 よ り も 少 し 前 の 時 代 の 遺 跡 な の で あ る 。

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こ の 乗 馬 用 の 道 具 が 布 留 1 式 の 土 器 と 一 緒 に 出 土 し た の で あ る 。 「 魏 志 倭 人 伝 」 に は 邪 馬 台 国 で は 牛 馬 が い な い 、 と 記 さ れ て い る し 、 定 説 で は 鐙 は 三 世 紀 末 の 発 明 で あ っ て 、 日 本 へ 乗 馬 の 習 慣 が 入 っ て き た の は 朝 鮮 半 島 経 由 で 五 世 紀 と さ れ て い る 。 桜 井 市 教 育 委 員 会 の 発 表 時 の 新 聞 報 道 な ど は 、 つ ぎ の よ う に 記 し て い る 。 は し は か し ゅ う ご う 奈 良 県 桜 井 市 箸 中 の 前 方 後 円 墳 、 箸 墓 古 墳 の 周 壕 跡 か ら 古 墳 時 代 前 期 ( 三 世 紀 末 ー 四 世 わ あ ぶ み 紀 初 め ) の 木 製 輪 鐙 が 出 土 し た と 、 同 市 教 委 が 三 十 日 、 発 表 し た 。 馬 具 と し て は 国 内 最 古 で 、 現 存 す る 鐙 で は 世 界 最 古 と 見 ら れ る 。 わ が 国 の 乗 馬 の 始 ま り を 百 年 近 く さ か の ぼ ら せ る 発 見 で 、 四 世 紀 後 半 ー 五 世 紀 初 め ご ろ に 、 朝 鮮 半 島 の 騎 馬 軍 団 に 対 抗 す る た め 導 入 し た と す る 通 説 は 見 直 し を 迫 ら れ る こ と に な り そ う だ 。 ( 読 売 新 聞 二 〇 〇 一 年 十 二 月 一 日 付 ) 布 留 1 式 土 器 と と も に 出 土 し た 輪 鐙 は カ シ 材 で 、 長 さ 一 六 ・ 三 セ ン チ メ ー ト ル 、 幅 二 ・ 七 — 一 〇 セ ン チ メ ー ト ル 、 厚 さ 一 ・ 六 セ ン チ メ ー ト ル 。 箸 墓 後 円 部 南 東 側 の 周 壕 跡 の 底 近 く か ら 出 土 し た と さ れ て い る 。 桜 井 市 教 育 委 員 会 は 、 「 周 壕 内 か ら 出 土 し た 鐙 は 箸 墓 築 造 後 三 〇 年 ほ ど の 堅 く 積 も っ た 225 第 六 章 箸 墓 = 女 王 卑 弥 呼 の 墓 の 可 能 性 を さ ぐ る

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喪 に 服 す の は 、 十 日 余 り で 、 そ の 間 は 肉 を 食 べ な い 。 喪 主 は 泣 き わ め き 、 他 の 人 は 歌 っ た り 踊 っ た り 飲 酒 を す る 。 埋 葬 が 終 わ る と 、 家 中 の 人 が 水 中 に 人 り 、 洗 い 清 め る 。 そ れ は ま る で 中 国 の 練 沐 の よ う で あ る と 。 三 世 紀 前 半 に は 、 宗 教 の よ う な も の が あ り 、 葬 儀 は そ れ に の っ と っ て お こ な わ れ た こ と が わ か る 。 し か も 中 国 で お こ な わ れ て い た 練 沐 と 同 じ 、 と い う 記 述 も 中 国 の 宗 教 的 慣 習 と の 関 わ り に お い て 興 味 深 い 。 魏 の 時 代 以 前 に 中 国 と 同 じ 慣 習 を 有 し て い た こ と に な る 。 こ う ら い い た つ ね く し け ず 其 の 行 来 、 渡 海 し て 中 国 に 詣 る に は 、 恒 に 一 人 を し て 頭 を 梳 ら ず 機 蝨 を 去 ら ず 、 衣 服 垢 そ う じ ん 汚 し 、 肉 を 食 わ ず 、 婦 人 に 近 づ か す 、 喪 人 の 如 く せ し む 。 こ れ を 名 づ け て 持 衰 と な す 。 も き っ ぜ ん す な わ し 行 く 者 吉 善 な れ ば 、 共 に 其 の 生 ロ と 財 物 を 顧 し 、 も し 疾 病 あ る か 、 暴 害 に 遭 え ば 、 便 ち こ れ を 殺 さ ん と 欲 す 。 其 れ 持 衰 謹 ま す と 謂 う な り 。 中 国 へ の 遣 い は 渡 海 の 際 に 、 つ ね に 呪 術 者 の よ う な 人 を 乗 せ て い っ た と あ る 。 そ の 呪 術 者 を 持 衰 と い う 。 髪 の 手 入 れ を せ ず 、 し ら み を と ら ず 、 服 は 垢 で 汚 れ た ま ま で 、 肉 を 食 べ ず 、 婦 人 を 近 づ け ず 、 ま る で 、 喪 に 服 し て い る か の よ う に さ せ て い た 、 と い う 。 も し 、 旅 が う ま く い け ば 、 人 び と は 持 衰 に 生 ロ 、 財 物 を 与 え 、 も し 病 気 や 、 暴 風 に あ え ば 、 持 衰 を 殺 そ う と す る 。 な に も か も 、 持 衰 が 身 を 慎 ま な か っ た せ い だ と い う の で あ る 。 せ い こ う き し つ じ さ い

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纒 向 遺 跡 へ の 土 器 の 流 入 は 最 大 規 模 さ て 卑 弥 呼 の 宮 殿 跡 が 見 つ か っ た と 話 題 に な っ た 奈 良 県 の 纒 向 遺 跡 に は 日 本 列 島 内 の 各 地 か ら 、 人 と モ ノ が 集 ま っ て い る 痕 跡 が あ る 。 し か も 、 他 地 域 か ら の 土 器 の 流 入 は 日 本 最 大 規 模 だ 。 纒 向 遺 跡 の 発 掘 に 携 わ っ て い る 桜 井 市 教 育 委 員 会 の 報 告 に よ る と 、 多 数 の 搬 入 土 器 ( 外 来 系 土 器 ) の 割 合 は 、 大 和 の 土 器 が 八 五 パ ー セ ン ト で あ る の に 対 し て 、 一 五 パ ー セ ン ト も あ る 。 一 五 パ ー セ ン ト の 外 来 系 土 器 の う ち 東 海 系 が 四 九 パ ー セ ン ト 。 山 陰 ・ 北 陸 系 が 一 七 ー セ ン ト 。 河 内 が 一 〇 パ ー セ ン ト 、 吉 備 が 七 パ ー セ ン ト 、 関 東 が 五 パ ー セ ン ト 、 近 江 が ー セ ン ト 、 紀 伊 が 一 バ ー セ ン ト と ー セ ン ト 、 播 磨 が 三 パ 五 パ ー セ ン ト 、 西 部 瀬 戸 内 が 三 パ な っ て い る 。 東 海 地 方 の も の が 多 い 。 大 和 の 纒 向 遺 跡 と 東 海 地 方 と の 人 や モ ノ の 交 流 は か な り 色 濃 い 。 し か し 、 山 陰 や 北 陸 な ど と も 関 係 が あ る こ と が わ か る 。 そ し て 纒 向 遺 跡 も 時 代 が 新 し く な る に し た が っ て 、 外 来 系 の 土 器 の 比 率 が 高 く な っ て く る 。 弥 生 後 期 後 半 に な る と 東 海 だ け で な く 、 山 陰 、 北 陸 、 河 内 、 近 江 の 土 器 が 増 え て く る 。 と い う こ と は 、 広 範 囲 で 人 の 往 来 が 激 し く な っ て き た こ と の 証 で あ る 。 197 第 五 章 土 器 と 墓 が 語 る 邪 馬 台 国