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検索対象: 大学生のための「社会常識」講座―社会人基礎力を身に付ける方法

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大学生のための「社会常識」講座―社会人基礎力を身に付ける方法


大 学 の 勉 強 と 「 社 会 人 基 礎 力 」 の 関 係 「 社 会 人 基 礎 力 」 の 大 学 の お け る 普 及 の 促 進 を め ざ し て い る 経 済 産 業 省 で は 、 二 〇 〇 七 年 に は 、 経 済 産 業 省 の 「 社 会 人 基 礎 カ 育 成 事 業 」 と し て 全 国 の 七 つ の 大 学 ( 宮 城 大 学 ・ 東 京 電 機 大 学 ・ 武 蔵 大 学 ・ 山 梨 学 院 大 学 ・ 中 京 大 学 ・ 愛 知 学 泉 大 学 ・ 大 阪 大 学 大 学 院 ) を モ デ ル 校 と し て 指 定 し 、 一 一 〇 〇 九 年 に は 、 「 社 会 人 基 礎 カ 育 成 グ ラ ン プ リ 二 〇 〇 九 」 と し て 、 全 国 の 大 学 か ら 応 募 大 学 を 募 り 、 二 〇 〇 九 年 二 月 ・ ビ ジ ネ に 東 京 で 決 勝 大 会 が 開 催 さ れ た 。 産 学 共 同 を テ 1 マ に 、 大 学 と 企 業 と の 具 体 的 な べ ン チ ャ ー ス 立 ち 上 げ の た め の 提 案 等 の イ ン キ ュ べ 1 シ ョ ン 事 業 の 成 果 を 問 う た も の で 、 〔 優 秀 賞 〕 に 小 樽 商 科 て 大 学 ( * ) 、 東 京 女 子 大 学 、 豊 橋 科 学 技 術 大 学 、 愛 知 学 泉 大 学 ( * ) 、 大 阪 工 業 大 学 、 関 西 学 院 大 学 、 9J 奈 良 佐 保 短 期 大 学 、 香 川 大 学 、 日 本 文 理 大 学 、 〔 准 優 秀 賞 〕 に 、 電 気 通 信 大 学 、 城 西 大 学 、 宮 城 大 学 礎 ( * ) 、 山 梨 学 院 大 学 、 富 山 大 学 ( * ) 、 摂 南 大 学 、 大 阪 大 学 ( * ) 、 が 選 ば れ た ( * は モ デ ル 校 ) 。 人 す で に 指 摘 し た よ う に 、 大 学 は 小 学 校 ・ 中 学 校 ・ 高 等 学 校 等 で 幅 広 く 観 点 か ら 培 わ れ た 基 礎 学 力 を 会 社 基 盤 と し て 、 さ ら に 高 度 な 専 門 的 な 学 力 を 学 ぶ 場 で あ る 。 「 社 会 人 基 礎 力 」 は 大 学 生 の 実 践 的 な 視 編 点 ・ 知 識 を 磨 い て い く た め の 補 助 的 な ス キ ル ( 技 能 ) で あ る 。 ア メ リ カ の ビ ジ ネ ス ・ ス ク 1 ル ( 専 門 資 職 経 営 大 学 院 ) は か っ て 、 企 業 の マ ネ ジ メ ン ト を リ ー ド し て い く 人 気 の あ る 大 学 院 だ っ た が 、 ビ ジ ネ 2 ラ 3

大学生のための「社会常識」講座―社会人基礎力を身に付ける方法


大 学 生 の た め の 「 社 会 常 識 」 講 座 ー ー 社 会 人 基 礎 力 を 身 に 付 け る 方 法 目 次

大学生のための「社会常識」講座―社会人基礎力を身に付ける方法


図 P-I 補 習 授 業 の 実 施 大 学 数 ■ 国 立 ■ 公 立 ロ 私 立 18 2 開 4 年 度 2 開 5 年 度 2 Ⅸ 年 度 210 159 か に し て 、 大 学 生 の 学 力 低 下 に 警 鐘 を 鳴 ら し た ( 岡 部 〔 一 九 九 九 【 八 ー 九 〕 ) 。 「 所 属 学 部 で 学 力 低 下 が ど れ だ け 問 題 に な っ て い る か ? 」 と い う ア ン ケ ー ト の 質 問 に 対 し て 、 八 % の 教 員 が 「 授 業 が 成 り 立 た な い な ど 深 刻 な 問 題 に な っ て い る ー と 答 え 、 「 や や 問 題 , と 回 答 し た 教 員 は 五 三 % に 上 っ た 、 と い う 結 果 も あ る (Benesse 教 育 研 究 開 」 発 セ ン タ ー 三 〇 〇 五 〕 ) 。 慮 作 配 り そ の 結 果 、 大 学 生 の 学 力 不 足 を 補 う た め に 、 補 習 授 業 を 実 施 す る の よ 数 大 況 大 学 が 増 え て い る ( 図 ・ 1 ) 。 二 〇 〇 六 年 度 時 点 の わ が 国 に お け る 開 修 大 学 の 数 は 七 四 四 ( 出 所 【 文 部 科 学 省 『 学 校 基 本 調 査 報 告 書 』 ) で あ っ の 礙 た が 、 う ち 二 三 四 大 学 で 補 習 授 業 が 実 施 さ れ て い る ( 出 所 【 文 部 科 で 幟 学 学 省 三 〇 〇 八 〕 ) 。 大 学 生 の 学 力 低 下 に 歯 止 め が か か ら な い 一 方 で 、 補 習 授 業 を 行 う た め の 大 学 側 の リ ソ 1 ス も 限 界 に 達 し つ つ あ り 、 つ 省 面 学 。 い に 補 習 が 必 要 な 学 生 を 高 校 へ ″ 差 し 戻 し 〃 す る こ と で 大 学 と 高 校 科 部 皿 0 文 が 提 携 し た と い う 報 道 も 行 わ れ た ( 読 売 新 聞 、 二 〇 一 〇 年 五 月 一 五 日 典 付 ) 。

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大 学 生 の た め の 「 社 会 常 識 」 講 座 社 会 人 基 礎 力 を 身 に 付 け る 方 法 松 野 弘 編 著 ミ お レ ヴ ァ 書 房

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大 学 生 の た め の 「 社 会 常 識 」 講 座 ー ー 社 会 人 基 礎 力 を 身 に 付 け る 方 法 目 次

大学生のための「社会常識」講座―社会人基礎力を身に付ける方法


い う 基 盤 の 上 に 構 築 さ れ て い る も の で あ る 。 し た が っ て 、 「 基 礎 学 力 」 や 「 専 門 知 識 」 と い う 基 礎 が で き て い な い と 、 「 社 会 人 基 礎 カ . も 身 に 付 か な い と い う こ と に な る 。 さ ら に 、 こ れ ら の 基 本 能 力 を 次 の よ う な 一 二 の 〔 能 力 要 素 〕 、 す な わ ち 、 ( 1 ) 「 前 に 踏 み 出 す 力 」 【 ① 主 体 性 、 ② 働 き か け 力 、 ③ 実 行 力 、 ( 2 ) 「 考 え 抜 く カ ① 課 題 発 見 力 、 ② 計 画 力 、 ③ 創 造 力 、 ( 3 ) 「 チ ー ム で 働 く 力 、 〕 ① 発 信 力 、 ② 傾 聴 力 、 ③ 柔 軟 性 、 ④ 状 況 把 握 力 、 ⑤ 規 律 性 、 ⑥ ス ト レ ス コ ン ト ロ ー ル カ 、 に 分 類 し て い る ( 表 1 参 照 ) 。 こ れ ら の 能 力 要 素 を み る と 、 大 企 業 の す ぐ れ た マ ネ ジ ャ ー ・ ク ラ ス な ら 達 成 で き る よ う な 要 素 ば か り で あ る 。 大 学 生 に こ の よ う な 能 力 の 育 成 を 大 学 に 求 め る と い う の は 、 大 学 を 高 等 職 業 訓 練 専 門 学 校 と し て み な し 、 大 学 生 を 企 業 の 社 員 に な る た め の 予 備 訓 練 兵 と し て 捉 え て い る よ う な 感 じ も す る け れ ど も 、 「 企 業 と 学 生 の ミ ス マ ッ チ が 解 消 し て い く ー 手 段 と い う こ と の よ う で あ る 。 ま さ に 、 こ の 「 社 会 人 基 礎 カ ー は 若 者 に 社 会 で 働 い て い く た め の 厳 し さ を 具 体 的 な ス キ ル 基 準 で 示 し 、 そ の 目 標 達 成 の た め に 努 力 さ せ て い く と い う 企 業 側 の 意 図 が み え る よ う に 思 わ れ る 。 し か し 、 企 業 を 含 め た 社 会 で 働 く た め の ス キ ル 基 準 が 示 さ れ た こ と で 、 努 力 目 標 が 明 確 化 さ れ た と い う こ と は 評 価 し て い い か と 思 わ れ る が 、 こ の こ と を 大 学 教 育 に 組 み 入 れ る に 際 し て は 、 学 問 的 な 真 理 の 探 求 と い う 、 大 学 本 来 の 目 的 と 実 践 的 な 「 社 会 人 基 礎 能 力 . と を い か に 有 機 的 に 連 関 さ せ る か 、 が 大 学 の 重 要 な 課 題 と な っ て く る だ ろ う 。 く れ ぐ れ も 大 学 が 就 職 予 備 校 に な ら な い よ う に 関 係 者 の 方 々 は 留 意 し て い た だ き た い も の で あ る 。 252

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こ の よ う な 流 れ か ら 、 行 政 ( 経 済 産 業 省 ) ・ 企 業 ( 財 界 ) ・ 大 学 が 一 緒 に な っ て 取 り 組 む べ き だ と い う こ と に な り 、 二 〇 〇 六 年 七 月 に 経 済 産 業 省 の 私 的 研 究 会 「 社 会 人 基 礎 力 に 関 す る 研 究 会 」 ( 座 長 ・ 法 政 大 学 大 学 院 教 授 諏 訪 康 雄 ) が 設 置 さ れ 、 二 〇 〇 七 年 五 月 に そ の 中 間 報 告 が 出 さ れ 、 「 社 会 人 基 礎 力 、 に 関 す る 具 体 的 な 考 え 方 が 明 か に さ れ た 。 こ の 背 景 に は 、 大 学 生 の 学 力 の 低 下 は 大 学 の み な ら ず 、 地 域 社 会 ・ 家 庭 に お け る 教 育 力 の 低 下 が 原 因 で あ る と い う 考 え 方 が 根 底 に あ 「 た ( 読 売 新 聞 社 編 『 息 子 ・ 娘 を 成 長 さ せ る 大 学 』 読 売 新 聞 社 、 一 一 〇 〇 七 年 ) 。 2 「 社 会 人 基 礎 力 、 と は 何 か そ れ で は 、 「 社 会 人 基 礎 力 」 と は 一 体 、 ど の よ う な も の だ ろ う か 。 「 社 会 人 基 礎 力 に 関 す る 研 究 会 」 で は 、 「 職 場 や 地 域 社 会 の 中 で 多 様 な 人 々 と と も に 仕 事 を 行 っ て い く 上 で の 必 要 な 基 礎 的 な 能 力 。 を 「 社 会 人 基 礎 能 力 」 と し て 定 義 し 、 こ れ を 構 成 す る 三 つ の 要 素 を 、 ( 1 ) 「 前 に 踏 み 出 す 力 」 ( ア ク シ 「 ン ) 一 歩 前 に 踏 み 出 し 、 失 敗 し て も 粘 り 強 く 取 り 組 む 力 、 ( 2 ) 「 考 え 抜 く 力 」 ( シ ン キ ン グ ) 疑 問 を も ち 、 考 え 抜 く 力 、 ( 3 ) 「 チ ー ム で 働 く 力 。 ( チ ー ム ワ ー ク ) ー ー 多 様 な 人 々 と と も に 、 目 標 に 向 け て 協 力 す る 力 、 と し て い る 。 こ の 「 社 会 人 基 礎 力 、 は 、 小 学 校 ・ 中 学 校 ・ 高 校 時 代 の 「 基 礎 学 力 」 ( 読 み ・ 書 き ・ 算 数 ・ 基 本 ス キ ル 等 ) と 大 学 時 代 の 「 専 門 知 識 」 ( 仕 事 に 必 要 な 知 識 や 資 格 等 ) と 2 ラ 0

大学生のための「社会常識」講座―社会人基礎力を身に付ける方法


◎ 学 校 教 育 法 施 行 規 則 第 二 十 六 条 校 長 及 び 教 員 が 児 童 等 に 懲 戒 を 加 え る に 当 っ て は 、 児 童 等 の 心 身 の 発 達 に 応 ず る 等 教 育 上 必 要 な 配 慮 を し な け れ ば な ら な い 。 ② 懲 戒 の う ち 、 退 学 、 停 学 及 び 訓 告 の 処 分 は 、 校 長 ( 大 学 に あ っ て は 、 学 長 の 委 任 を 受 け た 学 部 長 を 含 む 。 ) が 行 う 。 ③ 前 項 の 退 学 は 、 公 立 の 小 学 校 、 中 学 校 ( 学 校 教 育 法 第 七 十 一 条 の 規 定 に よ り 高 等 学 校 に お け る 教 育 と 一 貫 し た 教 育 を 施 す も の ( 以 下 「 併 設 型 中 学 校 」 と い う 。 ) を 除 く 。 ) 又 は 特 別 支 援 学 校 に 在 学 す る 学 齢 児 童 又 は 学 齢 生 徒 を 除 き 、 次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る 児 童 等 に 対 し て 行 う こ と が で き る 。 一 性 行 不 良 で 改 善 の 見 込 が な い と 認 め ら れ る 者 二 学 力 劣 等 で 成 業 の 見 込 が な い と 認 め ら れ る 者 識 常 三 正 当 の 理 由 が な く て 出 席 常 で な い 者 会 社 四 学 校 の 秩 序 を 乱 し 、 そ の 他 学 生 又 は 生 徒 と し て の 本 分 に 反 し た 者 の 活 ④ 第 二 項 の 停 学 は 、 学 齢 児 童 又 は 学 齢 生 徒 に 対 し て は 、 行 う こ と が で き な い 。 学 大 座 講

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「 社 会 常 識 」 講 座 大 学 生 の た め の 社 会 人 基 礎 力 を 身 に 付 け る 方 法 松 野 弘 編 著 ~ ミ 0 H ラ 1 ミ 判 レ ヴ ァ 書 房

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ー ダ ー と し て の 知 的 役 割 を 果 た し て き た 。 か っ て 、 大 学 生 は 若 者 の み な ら ず 、 社 会 の オ ピ ニ オ ン ・ リ 「 若 と り わ け 、 一 九 七 〇 年 代 頃 ま で は 、 大 学 生 は 一 般 大 衆 の 民 意 を デ モ 活 動 と い う 形 で 体 現 し て い く き オ ピ ニ オ ン ・ リ ー ダ 1 」 と し て 、 大 学 紛 争 や さ ま ざ ま な 社 会 問 題 を 通 じ て 、 権 力 者 ( 政 府 Ⅱ 政 治 的 権 力 者 ・ 企 業 Ⅱ 経 済 的 権 力 者 等 ・ 大 学 Ⅱ 教 育 的 権 力 者 等 ) へ の 「 異 議 申 し 立 て 」 を 盛 ん に 行 っ た 。 し か し 、 一 九 七 〇 年 代 以 降 、 社 会 の 安 定 志 向 化 、 大 学 の 大 衆 化 、 大 学 生 の 娯 楽 志 向 化 、 政 治 的 ア パ シ ー ( 無 関 心 ) の 浸 透 な ど に 伴 い 、 大 学 生 の 社 会 規 範 意 識 や 社 会 常 識 の 欠 如 が 大 学 生 の 社 会 意 識 を 希 薄 化 し 、 社 会 に 無 関 心 で 、 エ ゴ イ ス テ ィ ッ ク な 大 学 生 を 生 み 出 し て き た 。 こ う し た こ と が 今 日 の 非 常 識 な 行 動 ( 電 車 や 授 業 中 の 携 帯 使 用 や 飲 食 ・ ク ラ ブ 活 動 等 で の 一 気 飲 み 等 ) や 犯 罪 ( 大 麻 汚 染 ・ 性 的 犯 罪 ・ オ レ オ レ 詐 欺 等 ) を も た ら し た と 要 因 と い っ て も よ い だ ろ う 。 そ の マ ク ロ な 背 景 に は 、 家 族 機 能 の 衰 退 化 や 解 体 化 と い う 社 会 化 の 機 能 不 全 現 象 が 、 さ ら に は 、 大 学 生 自 身 の 社 会 的 孤 立 化 状 況 が あ げ ら れ る 。 つ ま り 、 「 社 会 の 中 の 個 人 」 と し て の 意 識 が な い ば か り で な く 、 社 会 へ の 無 関 心 、 社 会 規 範 、 社 あ 一 と が き