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検索対象: 完訳 日本の古典 第二巻 萬葉集 ㈠

完訳 日本の古典 第二巻 萬葉集 ㈠から 265件ヒットしました。

完訳 日本の古典 第二巻 萬葉集 ㈠


巻 第 一 巻 第 二 ・ 巻 第 三 ・ 解 説 付 録 万 葉 集 関 係 略 年 表 : 系 図 : 参 考 地 図 ・ 凡 例 目 次 : 三 五 九 : 三 九 四 : 三 究

完訳 日本の古典 第二巻 萬葉集 ㈠


巻 第 一 巻 第 二 ・ 巻 第 三 ・ 解 説 付 録 万 葉 集 関 係 略 年 表 : 系 図 : 参 考 地 図 ・ 凡 例 目 次 : 三 五 九 : 三 九 四 : 三 究

完訳 日本の古典 第二巻 萬葉集 ㈠


379 解 説 巻 の 順 序 を み だ り に 改 め る な ど 独 断 の 論 も 多 い 。 彼 が 古 い 巻 と 信 じ た 巻 一 ・ 二 ・ 十 三 ・ 十 一 ・ 十 二 ・ 十 四 の こ ま の ぶ な り 六 巻 以 外 の 巻 々 は 、 彼 の 死 後 に 狛 信 成 が 真 淵 の 門 人 た ち の 協 力 を 得 て ま と め た も の で 、 比 較 的 に 穏 健 で あ り 、 ち か げ り や く げ 別 個 に 扱 う べ き も の で あ る 。 加 藤 千 蔭 の 『 万 葉 集 略 解 』 は 平 易 な 注 釈 書 で あ る 。 本 居 宣 長 の 説 が 多 く 紹 介 さ れ て お り 、 そ れ に 採 る べ き も の が 多 い 。 こ れ が 明 治 ・ 大 正 に 至 る ま で 長 く 人 門 書 と し て 利 用 さ れ た 。 『 万 葉 か も ち ま さ ず み 集 古 義 』 ( 全 注 ) は 土 佐 の 学 者 鹿 持 雅 澄 の 著 で 創 見 に 富 み 実 証 的 で 詳 細 で あ る が 、 歌 と し て の 理 解 に 欠 け る 憾 み が あ る 。 以 上 が 近 世 の 代 表 的 な 注 釈 書 で あ る 。 明 治 以 降 の 注 釈 書 は 全 注 だ け に 限 り ( 『 万 葉 集 講 義 』 三 巻 は 例 外 ) 、 か っ 書 名 ・ 著 者 ・ 冊 数 ・ 出 版 社 名 ・ 刊 行 年 を 記 す に と ど め る 。 万 葉 集 新 考 井 上 通 泰 八 冊 歌 文 珍 書 保 存 会 ・ 大 四 、 昭 一 一 / 補 訂 版 八 冊 国 民 図 書 ・ 昭 三 、 四 万 葉 集 講 義 ( 巻 三 ま で ) 山 田 孝 雄 三 冊 宝 文 館 ・ 昭 三 、 一 一 万 葉 集 全 釈 鴻 巣 盛 広 六 冊 大 倉 広 文 堂 ・ 昭 五 、 一 〇 万 葉 集 全 註 釈 武 田 祐 吉 十 六 冊 改 造 社 ・ 昭 二 三 、 二 六 / 増 訂 版 十 四 冊 角 川 書 店 ・ 昭 三 一 、 万 葉 集 私 注 土 屋 文 明 二 十 冊 筑 摩 書 房 ・ 昭 二 四 、 三 一 ( の ち 補 巻 を 含 め 十 冊 と し て 再 版 ) 万 葉 集 ( 日 本 古 典 文 学 大 系 ) 高 木 市 之 助 ・ 五 味 智 英 ・ 大 野 晋 四 冊 岩 波 書 店 ・ 昭 三 一 一 、 三 七 万 葉 集 注 釈 沢 瀉 久 孝 二 十 冊 中 央 公 論 社 ・ 昭 三 二 、 四 三 万 葉 集 ( 日 本 古 典 文 学 全 集 ) 小 島 憲 之 ・ 木 下 正 俊 ・ 佐 竹 昭 広 四 冊 小 学 館 ・ 昭 四 六 、 五 〇 う ・ し 、 ら

完訳 日本の古典 第二巻 萬葉集 ㈠


245 巻 第 三 306 309 な い は や ど ~ 岩 屋 戸 に 立 て る 松 の 木 汝 を 見 れ ば 昔 の 人 を 相 見 る ご と し お け の お お き み 伊 勢 の 海 の 沖 っ 白 波 花 に も が 包 み て 妹 が 家 づ と に せ む 本 若 子 と 記 し て い る 。 一 説 に 、 弘 計 王 ( 顕 宗 天 皇 ) の 別 名 を 来 目 稚 子 と い っ た の で こ れ に 擬 す る が 、 不 明 。 四 豪 に も 詠 ま れ て い る 。 こ の イ マ ス は 居 ル の 敬 語 。 ケ い は や き の く に は く つ う ふ し リ は 伝 聞 的 回 想 。 博 通 法 師 、 紀 伊 国 に 行 き 、 三 穂 の 岩 屋 を 見 て 作 る 歌 三 首 常 磐 な す ー 巨 岩 の よ う に 。 ト キ ハ は く め わ く ご ト コ 十 イ ハ の 約 。 大 き な 岩 を い つ ま は だ す す き 久 米 の 若 子 が い ま し け る 〈 一 に 云 ふ 、 「 け む 」 〉 三 恵 で も 変 ら な い も の の 代 表 と し て あ げ た 。 あ 〇 住 み け る 人 ー 久 米 の 若 子 を さ す 。 〇 常 い は や の 岩 屋 は 見 れ ど 飽 か ぬ か も 〈 一 に 云 ふ 、 「 荒 れ に け る か も 」 〉 な か り け る ー 若 子 が こ の 世 に い な い こ と を い う 。 岩 屋 戸 ー 洞 窟 の 人 口 。 〇 昔 の 人 ー 久 米 の 若 子 を さ す 。 と き は 常 磐 な す 岩 屋 は 今 も あ り け れ ど 住 み け る 人 そ 常 な か り = 長 皇 子 の 子 。 高 安 王 の 弟 。 和 銅 三 年 ( 七 一 0 ) 従 五 位 下 。 伊 勢 守 、 出 雲 守 、 弾 正 尹 、 右 京 大 夫 な ど を 歴 任 。 天 平 十 一 年 ( 七 け る 三 九 ) 兄 の 高 安 王 ら と 臣 籍 に 下 り 、 大 原 真 人 の 姓 を 賜 っ た 。 十 七 年 従 四 位 上 大 蔵 卿 を 以 て 没 。 風 流 侍 従 の 異 名 で 知 ら れ る 。 三 一 一 六 ・ 三 七 一 ・ 五 三 六 ・ 一 0 一 三 の 作 者 。 四 平 城 京 の 東 西 に 置 か れ た 市 の う ち 、 そ の 東 の も の 。 左 京 八 条 一 二 坊 に あ っ た 。 今 の 奈 良 市 街 地 の 東 南 郊 外 東 九 条 町 の 辺 り 。 市 の 辺 り に は 街 路 樹 が 植 え て あ っ た 。 『 令 義 解 』 に よ る と 、 市 は 正 午 に 開 か れ 、 日 没 に は 鼓 を 合 図 に 解 散 し た 。 市 で は 異 性 に 逢 う 機 会 も 多 か っ た 。 か ど べ の お き み ひ む が し い ち う ゑ き ょ お は ら の ま ひ と う ち 門 部 王 、 東 の 市 の 樹 を 詠 み て 作 る 歌 一 首 後 に 姓 大 原 真 人 の 氏 を 賜 ふ し ら な み い も あ ひ み つ ね

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う 語 形 も あ り 、 そ れ は 日 常 一 般 の 言 語 を 表 す 「 こ と ば ー と 区 別 し て 優 美 な 言 語 表 現 、 こ と に 詩 的 一 一 一 口 語 で あ る お 「 や ま と う た 」 を そ の よ う に 呼 ぶ の が 慣 わ し で あ っ た 。 『 古 今 集 』 序 に あ る ご と く 、 人 の 心 を 「 種 ー と し て 生 し り ん そ う 集 い 出 た 歌 々 を 「 よ ろ づ の 葉 」 に 当 て る こ と は 極 め て 自 然 と い っ て よ か ろ う 。 漢 籍 に も 詩 文 集 を 「 詞 林 」 「 叢 り ん 葉 林 」 な ど 「 林 」 に た と え る こ と が あ る ゆ え 、 詩 歌 の 一 首 一 首 を 「 葉 」 に 見 な す こ と は 十 分 に 可 能 な 思 考 法 で 萬 あ る 。 た だ 、 比 較 的 に 、 こ の 「 よ ろ づ の 言 の 葉 」 説 は 和 風 の 理 解 と い う べ き で あ ろ う 。 り よ う の ぎ げ に ん み よ う そ れ に 対 し て 、 「 万 世 」 説 は 例 証 に 事 欠 か な い 。 『 代 匠 記 』 に は 、 『 令 義 解 』 を 公 布 し た 際 の 仁 明 天 皇 の 詔 に 、 を し わ か あ ま ね 宜 し く 天 下 に 頒 ち 、 普 く 画 一 の 訓 へ を 遵 用 し て 萬 葉 に 垂 れ し む べ し 。 こ ご し ゅ う い い ん べ の ひ ろ な り と あ る の や 、 斎 部 広 成 の 『 古 語 拾 遺 』 に 、 っ た 0 0 時 に 随 ひ て 制 を 垂 れ 、 萬 葉 の 英 風 を 流 へ 、 興 廃 継 絶 、 千 歳 の 闕 典 を 補 ふ 。 け ん ぞ う と あ る の を 引 い て い る が 、 こ れ よ り 早 く 『 日 本 書 紀 』 ( 顕 宗 即 位 前 紀 ) に 、 よ も 0 0 さ か 克 く 四 維 を 固 め て 、 永 く 萬 葉 に 隆 り に し た ま ふ 。 も ん ぜ ん ぶ ん か ん し り ん と あ り 、 そ の 出 典 は 古 く 『 梁 書 』 武 帝 紀 に 求 め ら れ 、 ま た 『 文 選 』 や 『 文 館 詞 林 』 な ど に も 使 用 例 が あ る 。 し よ く に ん ぎ 特 に 『 続 日 本 紀 』 の 完 成 を 祝 う 、 延 暦 十 六 年 ( 七 九 七 ) の 上 表 文 に 、 あ ら は 0 0 か が み よ き な よ き み あ あ め っ ち 庶 は く は 、 英 を 飛 ば し 茂 を 騰 げ 、 二 儀 と と も に 風 を 垂 れ 、 善 を 彰 し 悪 を 瘴 し め 、 萬 葉 に 伝 へ て 鑒 と な さ む こ と を 。 と あ る の は 、 今 成 っ た 書 物 の 永 遠 に 伝 わ ら ん こ と を 念 ず る 意 味 に お い て 、 『 万 葉 集 』 の 「 万 葉 」 も 同 じ 意 味 ず し よ り よ う る い じ ゅ う み よ う ぎ し よ う で な い か と 思 わ せ る 。 時 代 は 下 る が 、 図 書 寮 本 『 類 聚 名 義 抄 』 に 「 万 歳 、 ヨ ロ ヅ ョ 、 萬 葉 集 」 と あ る の も 、 よ じ ゅ ん よ う 0 0 お き ぬ や ま

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み み が み ね 五 ) の よ う な 気 宇 壮 大 の 作 品 が あ る の に 対 し て 、 天 武 天 皇 に 「 み 吉 野 の 耳 我 の 嶺 に 」 ( 孟 ) の よ う な 民 謡 を 踏 ま え た 歌 が あ る の は 、 内 政 の 充 実 に 努 め 伝 統 文 化 の 保 存 を 図 っ た そ の 人 に 似 つ か わ し い 。 『 万 葉 集 』 の 繁 栄 集 は こ の 天 智 ・ 天 武 両 天 皇 の 存 在 な く し て は あ り 得 な か っ た と い っ て よ い 。 お う み か き の も と の ひ と ま ろ 葉 や が て 柿 本 人 麻 呂 が 現 れ 、 伝 統 に 即 し な が ら 構 想 ・ 修 辞 共 に 個 性 的 な 作 品 を 生 み 出 し た 。 近 江 の 宮 跡 に た 萬 た ず ん で 懐 旧 に ひ た る 歌 は そ の 比 較 的 初 期 の 作 で あ る が 、 す で に そ の 特 徴 を 十 分 に 生 か し て い る と い っ て よ ぐ ぶ い 。 ま た 、 持 統 天 皇 の 吉 野 行 幸 に 供 奉 し て 讃 歌 を 奉 っ て い る が 、 天 皇 が 神 と し て 振 舞 い 、 山 川 の 自 然 神 も こ よ れ に 従 属 し 、 そ し て 廷 臣 は そ の 間 に 遊 楽 す る 、 と い う 当 時 の 理 想 的 世 界 が 詠 ま れ 、 「 神 の 御 代 か も 」 と 讃 美 し て い る 。 『 古 今 和 歌 集 』 の 序 に 「 こ れ は 君 も 人 も 身 を 合 は せ た り と い ふ な る べ し 」 と 言 っ て い る の は 、 ま た 人 麻 呂 の 宮 廷 歌 人 と し て の 位 置 を 物 語 る と も い え よ う 。 文 武 天 皇 の 代 以 後 、 題 詞 の 記 載 の 仕 方 に 変 化 が 起 る 。 こ れ ま で 編 者 は 『 日 本 書 紀 』 や 『 類 聚 歌 林 』 を 引 い て 作 歌 年 代 を 考 証 し て い た が 、 文 武 以 後 の 歌 に つ い て は 、 し ん ち う お き す め ら み こ と き の く に い ぞ ま 大 宝 元 年 辛 丑 の 秋 九 月 、 太 上 天 皇 、 紀 伊 国 に 幸 す 時 の 歌 釡 四 題 詞 ) な ど の ご と く 書 か れ る よ う に な っ た 。 『 万 葉 集 』 は 『 日 本 書 紀 』 ( 持 統 天 皇 の 代 ま で の 史 書 ) を 参 考 に す る こ と し よ く に ん ぎ は あ っ て も 、 『 続 日 本 紀 』 ( 文 武 天 皇 以 後 の 史 書 、 延 暦 十 六 年 完 成 ) を 引 く こ と が な い 、 と い う 事 実 と 無 関 係 で は な か ろ う 。 ぎ よ う こ う し か し 、 大 宝 二 年 ( 七 0 一 l) に 崩 じ た 太 上 天 皇 ( 持 統 ) が 難 波 に 行 幸 し た 時 の 歌 ( 六 六 ) や 吉 野 宮 に 幸 し た 時 の な に わ け い う ん 歌 ( 七 0 ) を 、 持 統 崩 後 の 慶 雲 三 年 ( 七 0 六 ) に 文 武 天 皇 が 難 波 に 行 幸 し た 時 の 歌 ( 六 四 ) よ り も 後 に 置 い て あ る の は 、 年 代 的 に 合 わ な い 。 こ れ は 編 者 の 誤 り と い う よ り 、 年 代 明 記 の 資 料 を 先 に 挙 げ た と 解 釈 す べ き で あ ろ う 。 は か ふ る ま み よ

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万 葉 集 関 係 略 年 表 付 録 参 考 系 図 参 考 地 図

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と 書 い て あ る 。 思 う に 、 こ の 伊 予 か ら 続 い て 讃 岐 に 行 幸 さ れ た の で あ ろ う か 。 8 あ す か の か わ ら の み や あ め と よ た か ら い か し ひ た ら し ひ め の す め ら み こ と こ う ぎ よ く 集 明 日 香 川 原 宮 の 天 皇 の 御 代 天 豊 財 重 日 足 姫 天 皇 ( 皇 極 ) 葉 ぬ か た の お お き み 萬 額 田 王 の 歌 作 者 に つ い て は 疑 い が あ る か や あ す か い た ぶ き の 7 秋 の 野 の 萱 を 刈 っ て 屋 根 に 葺 き 旅 宿 り を し た 宇 治 の み や こ の 仮 の 庵 が 思 一 斉 明 天 皇 元 年 ( 六 ) 、 飛 鳥 板 蓋 宮 が 火 災 に 遭 っ た 後 、 一 時 皇 居 と な っ た 所 。 い 出 さ れ る 宮 址 は 明 日 香 村 川 原 の 川 原 寺 付 近 か と い る い じ ゅ う か り ん 右 、 山 上 憶 良 大 夫 の 類 聚 歌 林 に つ い て 調 べ て み る と 、 「 あ る 書 に よ れ ば 、 孝 う 。 た だ し 、 次 の 斉 明 天 皇 の 代 の 後 岡 本 徳 四 年 比 良 宮 に 行 幸 さ れ た 時 の お 歌 で あ る 」 と い う 。 た だ し 、 日 本 書 紀 に は 宮 と 区 別 し て い る と こ ろ を 見 る と 、 『 万 葉 集 』 編 纂 者 は こ れ を 皇 極 天 皇 の 代 と 解 「 ( 斉 明 ) 五 年 の 春 正 月 一 二 日 に 、 天 皇 は 紀 伊 の 温 泉 か ら 帰 ら れ た 。 三 月 一 日 に 、 し て い た の で あ ろ う 。 ち ょ う そ お う み ひ ら ニ 皇 極 天 皇 。 重 祚 し て 斉 明 天 皇 と な る 。 天 皇 は 吉 野 宮 に 行 幸 し 、 御 宴 を 催 さ れ た 。 三 日 に 、 天 皇 は 近 江 の 比 良 の 浦 に た か ら の 本 名 は 宝 皇 女 。 舒 明 天 皇 の 皇 后 と な り 、 は し ひ と の 行 幸 さ れ た 」 と あ る 。 天 智 ・ 天 武 両 天 皇 お よ び 間 人 皇 女 を 生 ん だ 。 大 規 模 な 工 事 を 数 多 く 行 い 、 国 民 の 反 感 を 買 っ た 。 斉 明 七 年 ( 六 六 一 ) 正 月 百 済 な か の お お え の 救 援 の た め に 皇 太 子 中 大 兄 皇 子 ( 天 智 ) ら と 筑 紫 に 赴 き 、 同 年 七 月 崩 じ た 。 か が み の お お き み = 鏡 王 ( 化 天 皇 の 三 世 の 孫 か ) の 娘 。 初 め 大 海 人 皇 子 ( 天 武 ) の 寵 を 受 け 、 と お ち の 十 市 皇 女 を 生 ん だ が 、 の ち 天 智 天 皇 の 許 に 移 っ た 。 万 葉 女 流 歌 人 中 最 も 優 れ た 歌 才 を 発 揮 し た 。 「 末 だ 詳 ら か な ら ず 」 の 注 ふ い お り

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解 説 一 書 名 の 意 味 こ の 集 を 『 万 葉 集 』 と 名 付 け た の は 何 故 か 。 こ の 問 い に 二 人 の 優 れ た 万 葉 集 研 究 の 先 達 は お の お の 別 個 の 答 え を 出 し た 。 せ ん が く 一 人 は 鎌 倉 中 期 の 仙 覚 、 「 コ レ ハ ョ ロ ヅ ノ コ ト ノ ハ ノ 義 ナ リ 」 と 解 し 、 『 古 今 和 歌 集 』 の 序 に 「 や ま と う た よ ろ づ こ と は は 、 人 の 心 を 種 と し て 、 万 の 言 の 葉 と ぞ な れ り け る 」 と あ る の が そ の 何 よ り の 証 拠 だ と 言 っ た 。 け い ち ゅ う だ い し よ う き も う 一 人 は 近 世 元 禄 の 学 僧 契 沖 、 そ の 著 『 万 葉 代 匠 記 』 初 稿 本 の 冒 頭 に 、 「 万 」 は 「 た だ 物 の お ほ か る を い ふ な り 」 、 「 葉 ー は 「 世 の 心 」 、 「 此 集 万 世 ま で に っ た は り て 世 を お さ め 、 民 を み ち び く 教 と も な れ と い は ひ て 名 付 た る に や 」 と い う 。 「 葉 」 が 世 代 を 意 味 し て 用 い ら れ る こ と は 古 く 、 例 が 多 い 。 そ れ と 同 時 に 、 第 二 説 し り ぞ 案 と し て 「 よ ろ づ の こ と の は 」 と す る 説 を も 斥 け な い 。 契 沖 の 学 問 の 特 性 の 一 つ で あ る 穏 健 の 風 は こ の 点 に 解 も 現 れ て い る 。 そ の 後 の 学 説 も 大 方 こ れ ら を 出 な い 。 『 万 葉 集 』 で は 、 言 語 を 表 す の に 「 こ と 」 を 用 い る の が 一 般 で あ る が 、 ま た 「 こ と ば 」 な い し そ れ の 東 国 訛 「 け と ば 」 と い う 語 も あ っ た 。 中 古 に は そ の 他 に 「 こ と の は 」 と い た ね な ま り ・ せ ん だ っ

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日 本 の 古 典 」 全 巻 の 内 容 荻 原 浅 男 ( 千 葉 大 学 ) ① 古 事 記 小 島 憲 之 ( 大 阪 市 立 大 学 ) 佐 竹 昭 広 ( 京 都 大 学 ) 圄 ー 萬 葉 集 木 下 正 俊 ( 関 西 大 学 ) 中 田 祝 夫 ( 筑 波 大 学 ) 日 本 霊 異 記 小 沢 正 夫 ( 中 京 大 学 ) 古 今 和 歌 集 竹 取 物 語 片 桐 洋 一 ( 大 阪 女 子 大 学 ) 福 井 貞 助 ( 静 岡 大 学 ) 囮 伊 勢 物 語 松 村 誠 一 ( 成 蹊 大 学 ) 土 佐 日 記 伊 牟 田 経 久 ( 鹿 児 島 大 学 ) 木 村 正 中 ( 学 習 院 大 学 ) 回 蜻 蛉 日 記 永 井 和 子 ( 学 習 院 大 学 ) 松 尾 聰 ( 学 習 院 大 学 ) 囮 枕 草 子 秋 山 虔 ( 東 京 大 学 ) 今 井 源 衛 ( 九 州 大 学 ) 囮 ー 源 氏 物 語 田 阿 部 秋 生 ( 実 践 女 子 大 学 ) 鈴 木 日 出 男 ( 成 城 大 学 ) 和 泉 式 部 日 記 中 稲 田 大 学 ) 四 紫 式 部 日 記 大 養 廉 ( お 茶 の 水 女 子 大 学 ) 更 級 日 記 鈴 木 一 雄 ( 金 沢 大 学 ) 四 夜 の 寝 覚 冒 堤 中 納 言 物 語 稲 賀 敬 一 一 ( 広 島 大 学 ) 久 保 木 哲 夫 ( 都 留 文 科 大 学 ) 無 名 草 子 橘 健 一 ズ 秋 田 大 学 ) 四 大 鏡 ロ 馬 淵 和 夫 ( 筑 波 大 学 ) 今 昔 物 語 集 国 東 文 麿 ( 早 稲 田 大 学 ) 今 野 達 ( 横 浜 国 立 大 学 ) 本 朝 世 俗 部 新 間 進 一 ( 青 山 学 院 大 学 ) 梁 塵 秘 抄 CÜ 峯 村 文 人 ( 国 際 基 督 教 大 学 ) 調 新 古 今 和 歌 集 松 田 成 穂 ( 金 城 学 院 大 学 ) 石 埜 敬 子 ( 跡 見 学 園 短 期 大 学 ) 方 丈 記 神 田 秀 夫 ( 武 蔵 大 学 ) 永 積 安 明 ( 神 戸 大 学 ) 徒 然 草 CÜ 久 保 田 淳 ( 東 京 大 学 ) 囮 と は ず が た り 小 林 智 昭 ( 専 修 大 学 ) ⑩ 囿 宇 治 拾 遺 物 語 小 林 保 治 ( 早 稲 田 大 学 ) 市 古 貞 次 ( 東 京 大 学 ) 曰 ー 国 ー 囮 平 家 物 語 囮 謡 曲 集 三 道 小 山 弘 志 ( 国 文 学 研 究 資 料 館 ) 佐 藤 健 一 郎 ( 武 蔵 野 美 術 大 学 ) 佐 藤 喜 久 雄 ( 宀 亠 院 女 子 知 期 大 学 ) 表 章 ( 法 政 大 学 ) 囿 謡 曲 集 凵 風 姿 花 伝 北 川 忠 彦 ( 京 都 女 子 大 学 ) 安 田 章 ( 京 都 大 学 ) 囮 狂 言 集 大 島 建 彦 ( 東 洋 大 学 ) 御 伽 草 子 集 暉 畯 康 降 ( 早 稲 田 大 学 ) 好 色 一 代 男 好 色 五 人 女 東 明 雅 ( 信 州 大 学 ) 好 色 一 代 女 谷 脇 理 史 ( 筑 波 大 学 ) 國 日 本 永 代 蔵 万 の 文 反 古 神 保 五 彌 ( 早 稲 田 大 学 ) 世 間 胸 算 用 井 本 農 一 ( お 茶 の 水 女 子 大 学 ) 中 村 俊 定 ( 早 稲 田 大 学 ) 図 芭 蕉 句 集 堀 切 実 ( 早 稲 田 大 学 ) 堀 信 夫 ( 神 戸 大 学 ) 芭 蕉 文 集 ・ 去 来 抄 ( お 茶 の 水 女 子 大 学 ) 栗 山 理 一 ( 成 城 大 学 ) 一 近 松 門 左 衛 門 集 森 修 ( 大 阪 市 立 大 学 ) 鳥 越 文 蔵 ( 早 稲 田 大 学 ) 雨 月 物 語 高 田 衛 ( 都 立 大 学 ) 中 村 博 保 ( 静 岡 大 学 ) 春 雨 物 語 囮 蕪 村 集 ・ 一 茶 集 ぐ 康 隆 ( 早 稲 田 大 学 ) 可 山 可 古 典 詞 華 集 ロ 山 本 健 吉 ( 文 芸 評 論 家 ) 増 古 和 子 ( 上 野 学 園 大 学 ) 丸 山 一 彦 ( 宇 都 宮 大 学 松 尾 靖 秋 ( 工 学 院 大 学