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検索対象: 完訳 日本の古典 第五十三巻 万の文反古 世間胸算用

完訳 日本の古典 第五十三巻 万の文反古 世間胸算用から 356件ヒットしました。

完訳 日本の古典 第五十三巻 万の文反古 世間胸算用


解 説 : 近 世 の 貨 幣 制 度 : ロ 絵 目 次 都 鄙 図 : 川 口 遊 廓 図 : 西 鶴 自 画 賛 十 二 ヶ 月 帖 ・ : 〈 装 丁 〉 中 野 博 之 ・ : 三 七 六

完訳 日本の古典 第五十三巻 万の文反古 世間胸算用


解 説 : 近 世 の 貨 幣 制 度 : ロ 絵 目 次 都 鄙 図 : 川 口 遊 廓 図 : 西 鶴 自 画 賛 十 二 ヶ 月 帖 ・ : 〈 装 丁 〉 中 野 博 之 ・ : 三 七 六

完訳 日本の古典 第五十三巻 万の文反古 世間胸算用


375 解 説 『 万 の 文 反 古 』 東 明 雅 校 注 古 典 叢 書 明 治 書 院 昭 四 三 『 世 間 胸 算 用 』 前 田 金 五 郎 角 川 文 庫 角 川 書 店 昭 四 七 『 井 原 西 鶴 集 三 』 神 保 五 彌 日 本 古 典 文 学 全 集 小 学 館 昭 四 七 『 西 鶴 集 』 宗 政 五 十 緒 ・ 長 谷 川 強 鑑 賞 日 本 の 古 典 新 尚 学 図 書 昭 五 五

完訳 日本の古典 第五十三巻 万の文反古 世間胸算用


ほ ど あ け ば の 禄 五 年 み づ の え 、 さ る 程 に こ の 曙 め づ ら し 」 ( ↓ 一 八 七 ペ ー ジ 一 〇 行 ) と あ る と こ ろ か ら 、 元 禄 四 年 中 の 成 稿 と 考 え ら れ る 。 し よ う じ ゅ け ん う き ょ え い が い ち だ い お と こ 公 寿 軒 西 鶴 の 署 名 を 持 つ も の の 、 な お 西 鶴 真 作 と し て 、 元 禄 六 年 正 月 の 刊 記 を 持 っ 『 浮 世 栄 花 一 代 男 』 が 、 若 干 、 疑 問 視 さ れ て い る の で 、 こ の 作 品 を 除 外 す る と 、 『 世 間 胸 算 用 』 は 西 鶴 生 存 中 に 出 版 さ れ た 最 後 の 作 ド レ 品 と い う こ と に な る 。 同 時 に 、 第 一 遺 稿 集 、 元 禄 六 年 冬 の 出 版 で あ る 『 西 鶴 置 土 産 』 巻 頭 に 載 せ る 西 鶴 の 辞 す ゑ せ い ぎ ん き は ま 世 吟 の 「 人 間 五 十 年 の 究 り 、 そ れ さ へ 我 に は あ ま り た る に ま し て や 浮 世 の 月 見 過 し に け り 末 二 年 」 か ら 、 西 鶴 が 人 生 五 十 年 と 意 識 し て い た こ と が 確 認 で き る か ら 、 元 禄 四 年 、 五 十 歳 の 西 鶴 が 、 自 分 が 人 生 の 終 末 時 に 立 っ た こ と を 意 識 し な が ら 執 筆 し た 作 品 集 と い う こ と に も な る 。 大 晦 日 の 意 味 『 世 間 胸 算 用 』 は 、 傍 題 の 「 大 晦 日 は 一 日 千 金 ー が 示 す よ う に 、 収 め ら れ た 各 巻 四 章 全 二 十 章 の 作 品 が 、 す ト カ い お お み そ か べ て 大 晦 日 の 出 来 事 と し て 描 か れ て い る 。 そ れ も 大 部 分 は 京 ・ 大 坂 ・ 堺 と い う 上 方 の 商 業 都 市 が 舞 台 で あ り 、 そ こ に 生 き る 町 人 た ち の 、 一 年 の 最 後 の 最 大 の 収 支 決 算 日 で あ っ た 大 晦 日 を 乗 り 切 る た め に 、 金 銭 の や り く ほ ん そ う り に 奔 走 す る 苦 労 話 が 書 か れ て い る 。 説 中 に 巻 四 の 一 、 巻 四 の 二 、 巻 四 の 四 、 巻 五 の 四 の 各 章 の よ う に 、 地 方 の 特 殊 な 大 晦 日 風 俗 の 紹 介 を 意 図 し ・ 一 う し ・ よ く い ′ に い だ ん り ん は い か い 解 た 作 品 も ふ く ま れ て い る が 、 こ れ ら の 作 品 は 、 風 俗 詩 談 林 俳 諧 の 俳 諧 師 と し て 出 発 し た 西 鶴 が 、 『 好 色 一 代 お と こ 男 』 以 来 の 作 品 に 示 し た 風 俗 へ の 興 味 が 、 『 世 間 胸 算 用 』 に ま で 持 ち こ さ れ た も の と 見 る こ と が で き る 。 そ わ く し よ し れ 以 上 に 、 お そ ら く 書 肆 の 要 求 に よ っ て 決 定 さ れ た 大 本 五 巻 五 冊 と い う 枠 の 中 に 収 め る 全 二 十 章 の 短 編 を 、 つ き か み が た

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ま う し う だ ん な 一 招 待 す る 。 頃 出 入 を 申 す 旦 那 を 申 請 け し と 見 え た り 。 今 日 の 入 目 も 、 う ち ば に と っ て 三 一 一 費 用 。 ご ふ く も の ね ん ぢ ゅ う 百 四 五 十 と は つ も り ぬ 。 年 中 に 十 五 貫 目 が 呉 服 物 売 り て 、 一 割 と っ て 一 貫 五 三 一 割 の 利 益 を 得 て 。 古 四 ↓ 二 六 ハ ー 注 一 一 一 。 五 節 句 に も 型 い ま ど き お ほ か た ふ る ま ひ ご せ つ く 文 百 目 な り 。 年 に 二 度 も 振 舞 、 五 節 句 立 つ れ ば 、 大 方 は 元 へ も ど る な り 。 今 時 の ご と く 付 け 届 け を す れ ば 。 の ◆ 評 に 言 う よ う に 、 資 金 を ス ム ー 万 ズ に 借 り る た め に 、 資 金 主 の 旦 那 の 商 ひ 、 皆 こ ん な 事 ぞ か し 。 勝 手 よ い 事 ば か り は さ せ ぬ と 見 え け る 。 を 招 待 し よ う と し て 、 先 方 の 手 代 に 申 し 入 れ た 手 紙 に 対 す る 返 事 で ご う し ゃ あ る 。 豪 奢 な 船 遊 び の 背 後 に ひ そ む 暗 い 現 実 を 暴 い た 作 品 で あ る が 、 作 者 の 意 図 は 最 後 の 評 で し か 理 解 で き す 、 作 品 と し て 十 分 に 成 功 し て い る と は い え な い 。 規 模 は 違 う が 、 金 を 借 り る た め に 金 主 の 機 嫌 を 取 る 作 品 に 、 『 西 鶴 織 留 』 一 の 二 し な だ ま ま つ だ け 「 品 玉 取 る 種 の 松 茸 」 が あ る 。 で い り あ き な い り め 一 巻 終

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日 本 の 古 典 」 全 巻 の 内 容 蘇 原 浅 男 ( 千 第 大 学 ) 国 古 事 記 小 島 憲 之 ( 大 阪 市 立 大 学 ) 佐 竹 昭 広 ( 京 都 大 学 ) ー 萬 葉 集 木 下 正 位 ( 関 西 大 学 ) 中 田 祝 夫 ( 筑 汽 大 学 ) 回 日 本 霊 異 記 小 沢 正 夫 ( 中 京 大 学 ) 回 古 今 和 歌 集 竹 取 物 語 片 開 洋 一 ( 大 阪 女 子 大 学 ) 福 井 貢 助 ( 静 岡 大 学 ) 囮 伊 勢 物 語 松 村 誠 一 ( 成 蹊 大 学 ) 土 佐 日 記 伊 牟 田 経 久 ( 鹿 児 島 大 学 ) 木 村 正 中 ( 学 習 読 大 学 ) 回 蜻 蛉 日 記 松 蜷 聰 ( 学 習 院 大 学 ) 永 井 和 子 ( 学 習 院 大 学 ) 囮 枕 草 子 秋 山 虔 ( 東 京 女 子 大 学 ) 今 井 源 衛 ( 九 州 大 学 ) 回 ー 源 氏 物 語 可 部 秋 生 ( 実 践 女 子 大 学 ) 鈴 木 日 出 男 ( 東 京 大 学 ) 和 泉 式 部 日 記 第 岡 忠 美 ( 神 戸 大 学 ) 中 野 幸 一 ( 早 稲 田 大 学 ) 紫 式 部 日 記 大 養 廉 ( お 茶 の 水 女 子 大 学 ) 更 級 日 記 鈴 木 一 雄 ( 明 治 大 学 ) 夜 の 寝 覚 堤 中 納 言 物 語 稲 買 敬 ニ ( 広 島 大 学 ) 久 保 水 哲 夫 ( 都 留 文 大 学 ) 無 名 草 子 橋 健 二 ( 岐 阜 女 子 た 学 ) 四 大 鏡 鰐 測 相 夫 ( 中 央 大 学 ) 今 昔 物 語 集 国 東 文 ( 早 稲 田 大 学 ) 今 野 達 ( 横 浜 国 立 大 学 ) 本 朝 世 俗 部 新 間 進 一 ( 青 山 学 院 大 学 ) 梁 塵 秘 抄 峯 村 文 人 ( 国 際 基 督 教 大 学 ) 3 新 古 今 和 歌 集 松 田 成 穗 ( 金 城 学 院 大 学 ) 石 埜 敬 子 ( 跡 見 学 圓 短 期 大 学 ) 方 丈 記 神 田 秀 夫 ( 武 蔵 大 学 ) ・ 水 積 安 明 ( 神 戸 大 学 ) 徒 然 草 い 口 久 保 田 淳 ( 東 京 大 学 ) 鷓 と は ず が た り 小 株 智 昭 ( 専 修 大 学 ) 曰 ロ ⑩ 回 宇 治 拾 遺 物 語 小 林 保 治 ( 早 稲 田 大 学 ) 市 古 次 ( 東 京 大 学 ) ー 囹 平 家 物 語 ( - 囮 謡 曲 集 三 道 小 山 弘 志 ( 国 文 学 研 究 資 料 館 ) 佐 藤 一 郎 ( 武 蔵 野 美 術 大 学 ) 佐 藤 喜 久 雄 ( 学 宮 院 女 子 期 人 学 ) 表 章 ( 法 政 大 学 ) 囮 謡 曲 集 風 姿 花 伝 北 川 忠 彦 ( 京 都 女 子 大 学 ) 安 田 章 ( 京 都 大 学 ) 囮 狂 言 集 大 島 建 彦 ( 東 洋 大 学 ) 囮 御 伽 草 子 集 岐 康 降 ( 早 稲 田 大 学 ) 好 色 一 代 男 好 色 五 人 女 東 明 雅 ( 信 州 大 学 ) 好 色 一 代 女 協 理 史 ( 筑 波 大 学 ) 國 日 本 永 代 蔵 万 の 文 反 古 神 保 五 彌 ( 早 稲 田 大 学 ) 世 間 胸 算 用 井 本 農 一 ( 実 践 女 子 大 学 ) 図 色 蕉 句 集 場 信 夫 ( 神 戸 大 学 ) 井 本 農 一 ( 実 践 女 子 大 学 ) 芭 蕉 文 集 。 去 来 抄 村 松 友 次 ( 東 洋 大 学 ) 囮 近 松 門 左 衛 門 集 森 阪 市 立 大 学 ) 雨 月 物 高 田 衛 ( 立 大 学 ) 中 村 博 保 ( 静 岡 大 学 ) 春 雨 物 栗 山 理 一 ( 成 城 大 学 ) 囮 蕪 村 集 。 一 茶 集 鮟 環 隆 ( 早 陥 田 大 学 ) 日 い 山 健 吉 ( 文 芸 評 論 家 ) 山 圄 古 典 詞 華 集 中 村 俊 定 ( 早 稲 田 大 学 ) 場 切 実 ( 早 稲 田 大 学 ) 栗 山 理 一 ( 成 城 大 学 ) 島 越 文 蔵 ( 早 稲 田 大 学 ) 増 古 和 子 ( 上 野 学 団 大 学 ) 丸 山 一 彦 ( 字 都 宮 大 学 ) 松 尾 靖 秋 ( 工 学 大 学 )

完訳 日本の古典 第五十三巻 万の文反古 世間胸算用


凡 例 : 万 の 文 反 古 巻 三 : 目 録 ・ : 京 都 の 花 嫌 ひ ・ : 目 録 : 縁 付 ま へ の 娘 自 慢 : ・ 序 目 録 : 世 帯 の 大 事 は 正 月 仕 舞 : 目 次 原 文 現 代 語 訳 ・ : 一 一 一 五 栄 花 の 引 込 所 : 百 三 十 里 の 所 を 十 匁 の 無 心 : ・ : 一 一 一 六 来 る 十 九 日 の 栄 耀 献 立 : ・ ・ : 五 七 明 け て 驚 く 書 置 箱 : ・ : 一 四 四 代 筆 は 浮 世 の 闇 ・ : 安 立 町 の 隠 れ 家 ・ : : 一 三 五 京 に も 思 ふ や う な る 事 な し : 原 文 現 代 語 訳 - 七 - プ く ー 0 ) 四 : 一 四 四

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凡 例 : 万 の 文 反 古 巻 三 : 目 録 ・ : 京 都 の 花 嫌 ひ ・ : 目 録 : 縁 付 ま へ の 娘 自 慢 : ・ 序 目 録 : 世 帯 の 大 事 は 正 月 仕 舞 : 目 次 原 文 現 代 語 訳 ・ : 一 一 一 五 栄 花 の 引 込 所 : 百 三 十 里 の 所 を 十 匁 の 無 心 : ・ : 一 一 一 六 来 る 十 九 日 の 栄 耀 献 立 : ・ ・ : 五 七 明 け て 驚 く 書 置 箱 : ・ : 一 四 四 代 筆 は 浮 世 の 闇 ・ : 安 立 町 の 隠 れ 家 ・ : : 一 三 五 京 に も 思 ふ や う な る 事 な し : 原 文 現 代 語 訳 - 七 - プ く ー 0 ) 四 : 一 四 四

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げ に ん き ち す け て う せ き た ふ る だ う ぐ り に な っ た も の 。 る 小 家 か り て 、 面 む き に 古 道 具 出 し 置 き 、 下 人 吉 介 に 朝 夕 焼 か せ 、 世 間 の い ひ 九 武 器 、 特 に 槍 を い う 。 こ ぎ か な わ け に 堺 の 浜 な る 小 肴 を 求 め 、 毎 日 大 坂 へ 遣 は し て 町 々 を 商 売 い た さ せ 、 敵 の 一 0 駕 籠 の 両 側 の 垂 れ 。 = 外 を 見 る た め に 、 垂 れ に つ い け ん ぶ ん つ か ま つ り 隠 れ 家 し の び / 、 に 見 聞 仕 候 へ ど も 、 今 に 見 わ た り 申 さ ず 、 さ て / 、 武 運 て い る 窓 。 く さ り か た 0 ら 三 鎖 帷 子 。 細 い 鎖 を つ な い で 襦 ま う し ば ん 袢 の よ う に 作 っ た も の 。 に つ き 申 候 。 一 三 現 、 大 阪 府 和 泉 市 内 。 ま 、 つ し み や う じ き ゃ う だ い 兄 弟 と 人 に は 語 ら れ す 、 気 を つ く し 申 候 。 名 字 は か く し 、 名 も 伝 五 郎 ・ 伝 九 一 四 道 ば た の 茶 屋 。 掛 茶 屋 。 一 五 「 信 太 ノ 森 ニ 老 楠 ア リ 。 世 ニ わ れ ら か ら ・ や く う り す が た 郎 と 替 申 し 、 形 を さ ま み 、 に な し て 、 我 等 は 膏 薬 売 に な り て 、 隅 々 残 ら ず さ が 千 枝 ノ 楠 ト 称 ス 、 是 ナ リ 。 歌 林 良 材 集 ニ 出 ヅ 。 古 歌 、 和 泉 な る し の つ か ま っ だ の 森 の 楠 の 千 枝 に 別 れ て 物 を 社 し 、 油 断 仕 り 申 さ ず 候 。 思 へ 」 ( 和 漢 三 才 図 会 ) 。 か た ち 又 、 弟 が 儀 は 、 次 第 に 形 う る は し く 罷 成 り 、 人 の 目 に 立 ち 、 世 上 へ 出 し か ね 、 一 六 信 太 の 森 の 葛 の 葉 狐 の 伝 説 に ま つ わ る 歌 「 恋 し く ば た づ ね 来 て と も あ め か ぜ じ ゃ う げ や ど お き ま う し 不 断 宿 に 置 申 候 う ち に 、 上 下 六 七 人 に て 道 具 な し の 供 ま は り 、 雨 風 も な き 見 よ 和 泉 な る 信 太 の 森 の う ら み 葛 の 葉 」 を 踏 ま え る 。 ま う し り ゃ う ひ ょ り は や か ご 日 和 に 早 駕 籠 の 両 を お ろ し 、 何 と や ら し の ぶ 体 に 見 え 申 候 を 、 伝 九 郎 追 っ か け 、 宅 江 戸 時 代 、 西 国 で 一 村 の 長 を い う 。 関 東 の 名 主 に 同 じ 。 ま ど の ぞ き ま う し 窓 覗 申 候 へ ば 、 頭 巾 引 き か ぶ り し 風 俗 、 敵 戸 平 に う た が ふ 所 な き と て 、 着 込 一 ^ 坪 庭 。 屋 敷 内 の 庭 。 『 大 日 本 地 名 辞 書 』 に 「 信 太 森 は 今 信 太 村 の せ ん し う は 不 断 肌 を は な さ ず 、 刀 お っ 取 り 跡 を し た ひ 、 打 つ べ き 首 尾 を 見 あ は せ 、 泉 州 中 村 に あ り 。 信 太 明 神 の 社 を 譚 ふ に あ ら ず 。 社 の 西 十 町 許 り 、 荘 官 く す き く ず で ぢ や や 】 し の だ の 信 太 と い ふ 里 に て 駕 籠 を 立 て さ せ 、 出 茶 屋 に た づ ね て 、 古 歌 の 楠 の 木 、 葛 の 森 田 氏 の 宅 地 に 老 楠 あ り 。 之 を 土 人 信 太 森 と 呼 び 、 樹 高 凡 八 丈 、 枝 あ ん な い う ら み ち し う や つ ば 葉 の 裏 道 を 茶 屋 に 案 内 さ せ て 、 庄 屋 の 坪 の う ち に 行 く を 、 こ こ ぞ 願 ひ の 所 と 思 葉 繁 茂 す 。 明 神 の 旧 地 と ぞ 」 。 か く が は か へ さ か ひ お と と ぎ は だ お も て づ き ん と ま か り な か た き と へ い つ か し ゅ び せ じ ゃ う か た き き ご み や り こ れ じ ゅ こ そ

完訳 日本の古典 第五十三巻 万の文反古 世間胸算用


一 、 脚 注 は 、 見 開 き ペ ー ジ 内 に お さ め 、 簡 明 の う ち に 意 を 尽 し た も の と す る よ う っ と め た 。 ま た 、 作 品 鑑 賞 の 手 引 と な る よ う な 事 柄 に つ い て は 、 脚 注 欄 に 、 ◆ を つ け て 記 し た 。 算 一 、 本 文 の 該 当 箇 所 に お さ め た 挿 絵 に つ い て は 、 『 万 の 文 反 古 』 に つ い て は 京 都 府 立 総 合 資 料 館 所 蔵 本 、 『 世 間 胸 算 用 』 に つ い て は 早 稲 田 大 学 図 書 館 所 蔵 本 を 、 そ れ そ れ 参 照 し た 。 同 館 に 対 し 、 厚 く 謝 意 を 表 す る 。 ま た 、 ロ 絵 に つ い て も 、 貴 重 な 資 料 の 紹 介 を 央 く お 許 し く だ さ っ た ご 所 蔵 先 に 、 御 礼 申 し 上 げ る 次 第 で あ 万 一 、 本 書 の 校 注 に は 、 既 刊 の 評 釈 ・ 注 釈 書 か ら 多 く の 示 教 を 得 た が 、 と り わ け 野 間 光 辰 『 西 鶴 集 下 』 ( 日 本 古 典 文 学 大 系 、 岩 波 書 店 刊 ) に 教 え ら れ る と こ ろ が 多 か っ た 。 記 し て 感 謝 の 意 を 表 し た い 。