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検索対象: 完訳 日本の古典 第二十巻 源氏物語 ㈦

完訳 日本の古典 第二十巻 源氏物語 ㈦から 413件ヒットしました。

完訳 日本の古典 第二十巻 源氏物語 ㈦


完 訳 日 本 の 古 典 20 源 氏 物 語 七 阿 部 秋 生 ・ 秋 山 虔 ・ 今 井 源 衛 ・ 鈴 木 日 出 男 校 注 ・ 訳 0 ′ ク 0 0 0 小 学 館

完訳 日本の古典 第二十巻 源氏物語 ㈦


方 丈 記 神 田 秀 夫 ( 武 蔵 大 学 ) 日 本 の 古 典 」 全 巻 の 内 容 永 積 安 明 ( 神 戸 大 学 ) 徒 然 草 荻 原 浅 男 ( 千 葉 大 学 ) 国 古 事 記 国 と は ず ・ が た り ・ ロ 久 保 田 淳 ( 東 京 大 学 ) 小 島 憲 之 ( 大 阪 市 立 大 学 ) 佐 竹 昭 広 ( 成 城 大 学 ) 圄 ー 萬 葉 集 7 武 小 林 智 昭 ( 専 修 大 学 ) 木 下 正 俊 ( 関 西 大 学 ) 囮 回 宇 治 拾 遺 物 語 圄 小 林 保 治 ( 早 稲 田 大 学 ) 中 田 祝 夫 ( 筑 波 大 学 ) 回 日 本 霊 異 記 市 古 貞 次 ( 東 京 大 学 ) 国 ー 囮 平 家 物 語 小 沢 正 夫 ( 中 京 大 学 ) 回 古 今 和 歌 集 囮 謡 曲 集 三 道 小 山 弘 志 ( 国 文 学 研 究 資 料 館 ) 佐 藤 健 一 郎 ( 武 蔵 野 美 術 大 学 ) 佐 藤 喜 久 雄 ( 学 習 院 大 学 ) 表 章 ( 法 政 大 学 ) 回 竹 取 物 語 謡 曲 集 ロ 風 姿 花 伝 片 桐 洋 一 ( 大 阪 女 子 大 学 ) 福 井 貞 助 ( 静 岡 大 学 ) 画 伊 勢 物 語 松 村 誠 一 ( 成 蹊 大 学 ) 北 川 忠 彦 ( 京 都 女 子 大 学 ) 安 田 章 ( 京 都 大 学 ) 囮 狂 言 集 土 佐 日 記 国 御 伽 草 子 集 大 島 建 彦 ( 東 洋 大 学 ) 木 村 正 中 ( 学 習 院 大 学 ) 伊 牟 田 経 久 ( 鹿 児 島 大 学 ) 回 蜻 蛉 日 記 好 色 一 代 男 康 隆 ( 早 稲 田 大 学 ) 松 尾 聰 ( 学 習 院 大 学 ) 永 井 和 子 ( 学 習 院 大 学 ) 回 回 枕 草 子 冒 好 色 五 人 女 阿 部 秋 生 ( 東 京 大 学 ) 東 明 雅 ( 信 州 大 学 ) 今 井 源 衛 ( 梅 光 女 学 院 大 学 ) 国 回 ー 四 源 氏 物 語 7 田 秋 山 虔 ( 東 京 女 子 大 学 ) 鈴 木 日 出 男 ( 東 京 大 学 ) 好 色 一 代 女 和 泉 式 部 日 記 藤 岡 忠 美 ( 神 戸 大 学 ) 谷 脇 理 史 ( 筑 波 大 学 ) 區 日 本 永 代 蔵 中 野 幸 一 ( 早 稲 田 大 学 ) 紫 式 部 日 記 大 養 廉 ( お 茶 の 水 女 子 大 学 ) 万 の 文 反 古 更 級 日 記 神 保 五 彌 ( 早 稲 田 大 学 ) 世 間 胸 算 用 鈴 木 一 雄 ( 明 治 大 学 ) 3 夜 の 寝 覚 井 本 農 一 ( 実 践 女 子 大 学 ) 中 村 俊 定 ( 早 稲 田 大 学 ) 図 芭 蕉 句 集 堀 信 夫 ( 神 戸 大 学 ) 堀 切 実 ( 早 稲 田 大 学 ) 堤 中 納 言 物 語 稲 賀 敬 一 一 ( 広 島 大 学 ) 栗 山 理 一 ( 成 城 大 学 ) 久 保 木 哲 夫 ( 都 留 文 科 大 学 ) 国 芭 蕉 文 集 ・ 去 来 抄 は 一 ( 実 践 女 子 大 学 ) 無 名 草 子 囮 近 松 門 左 術 門 集 森 修 ( 大 阪 市 立 大 学 ) 鳥 越 文 蔵 ( 早 稲 田 大 学 ) 橋 健 一 ズ 岐 阜 女 子 大 学 ) 四 大 鏡 冒 高 田 衛 ( 都 立 大 学 ) 今 昔 物 語 集 7 周 馬 淵 和 夫 ( 中 央 大 学 ) 国 東 文 麿 ( 早 稲 田 大 学 ) ⑩ ー 国 中 村 博 保 ( 静 岡 大 学 ) 本 朝 世 俗 部 今 野 達 ( 横 浜 国 立 大 学 ) 雨 月 物 春 雨 物 新 間 進 一 ( 青 山 学 院 大 学 ) 外 村 南 都 子 ( 白 百 合 女 子 大 学 ) 国 国 梁 塵 秘 抄 蕪 村 集 ・ 一 茶 集 黯 理 一 ( 成 城 大 学 ) 国 国 新 古 今 和 歌 集 冒 峯 村 文 人 ( 国 際 基 督 教 大 学 ) 〕 〔 一 古 典 詞 華 集 冒 山 本 健 吉 ( 文 芸 評 論 家 ) 松 田 成 摠 ( 金 城 学 院 大 学 ) 石 埜 敬 子 ( 跡 見 学 園 短 期 大 学 ) 丸 山 一 彦 ( 宇 都 宮 大 学 ) 松 尾 靖 秋 ( 工 学 院 大 学 ) 増 古 和 子 ( 上 野 学 園 大 学 )

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完 訳 日 本 の 古 典 第 二 十 巻 源 氏 物 囮 昭 和 年 5 月 引 日 初 版 発 行 定 価 一 七 〇 〇 円 阿 部 秋 生 秋 山 虔 校 注 ・ 訳 者 今 井 源 衛 鈴 木 日 出 男 発 行 者 相 賀 徹 夫 印 刷 所 凸 版 印 刷 株 式 会 社 発 行 所 株 式 会 社 小 学 館 〒 期 東 京 都 千 代 田 区 一 ッ 橋 一 一 ー 三 ー 振 替 口 座 東 京 八 ー 二 〇 〇 番 電 話 編 集 ( 〇 三 ) 二 九 二 ー 四 七 六 三 製 作 ( 〇 三 ) 二 三 〇 ー 五 三 三 三 販 売 ( 〇 三 ) 一 一 三 〇 ー 五 七 三 九 ・ 造 本 に は 十 分 注 意 し て お り ま す が 、 万 一 、 落 丁 ・ 乱 丁 な ど の 不 良 品 が あ り ま し た ら お と り か え い た し ま す 。 ・ 本 書 の 一 部 あ る い は 全 部 を 、 無 断 で 複 写 複 製 ( コ ピ ー ) す る こ と は 、 法 律 で 認 め ら れ た 場 合 を 除 き 、 著 作 者 お よ び 出 版 者 の 権 利 の 侵 害 と な り ま す 。 あ ら か じ め 小 社 あ て 許 諾 を 求 め て く だ さ い 。 Printed in Japan ( 著 者 検 印 は 省 略 A. Abe. K. Akiyama G. lmai H. Suzuki い た し ま し た ) ISBN4 ・ 09 ・ 556020 ・ 7 1987

完訳 日本の古典 第二十巻 源氏物語 ㈦


幻 御 タ 鈴 横 柏 法 霧 虫 笛 木 校 訂 付 記 : 巻 末 評 論 ・ 凡 例 : 目 次 原 文 現 代 語 訳 ・ : 三 三 七 ・ : 一 一 七 四 ・ : 二 四

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幻 御 タ 鈴 横 柏 法 霧 虫 笛 木 校 訂 付 記 : 巻 末 評 論 ・ 凡 例 : 目 次 原 文 現 代 語 訳 ・ : 三 三 七 ・ : 一 一 七 四 ・ : 二 四

完訳 日本の古典 第二十巻 源氏物語 ㈦


こ れ ゆ き ら か だ が 、 そ の 後 数 十 年 で 書 か れ た 藤 原 伊 行 の 『 源 氏 釈 』 、 ま た 、 そ れ よ り も さ ら に お く れ る 藤 原 定 家 の お く い り 『 奥 入 』 の い ず れ に も 、 「 雲 隠 」 は な い 。 し か し 、 巻 序 は 、 伊 行 の 『 釈 』 に は 「 二 十 五 幻 、 二 十 七 匂 兵 部 卿 」 と し 、 『 奥 入 』 で は 幻 に は 巻 序 を 記 さ ず 、 「 廿 七 匂 兵 部 卿 宮 」 と す る 。 定 家 の 『 奥 入 』 は 伊 行 釈 を 増 補 し た も の だ か ら 、 お そ ら く 同 意 見 だ っ た と み て よ く 、 と も に 、 名 前 こ そ 出 し て い な い が 「 二 十 六 雲 隠 」 で あ る こ と を 知 っ て い た で あ ろ う 。 げ ん ち ゅ う さ い ひ し よ う ち か ゆ き よ う あ ま た 『 奥 入 』 に お く れ る こ と 約 三 十 年 の 『 原 中 最 秘 抄 』 ( 源 親 行 著 、 行 阿 ら 増 補 。 貞 治 三 年 〈 一 三 六 四 〉 完 成 ) は 長 か せ ん き よ う び き ん ろ ん 文 の 注 を 加 え て お り 、 そ の 要 旨 を 言 え ば 、 第 一 に 、 「 名 題 有 り て 真 実 無 き 准 拠 」 と し て 、 迦 旃 経 と 毘 勤 論 を て ん じ く 挙 げ る 。 天 台 の 非 有 非 空 門 は 迦 旃 経 、 亦 有 亦 空 門 は 毘 勤 論 に 拠 っ て い る が 、 こ の 両 者 と も に 天 竺 ( イ ン ド ) に 留 ま っ た ま ま 、 中 国 に 伝 来 せ ず 、 し か る に 、 天 台 で は そ の 趣 旨 を 以 て 釈 す る の は 不 思 議 だ が 、 こ れ も 名 の み あ っ て 形 を 見 な い 例 だ と い う こ と 、 第 二 に は 、 当 代 以 前 の 巻 名 目 録 に は 「 雲 隠 の 巻 は は じ め か ら な い 」 と と い , つ に ~ め り ・ 、 書 い て あ っ た こ と 、 第 三 に は 、 当 時 の 識 者 の 意 見 も 、 お お む ね 雲 隠 の 本 文 の こ と は 知 ら な い 、 第 四 に 、 行 阿 は 、 近 ご ろ の 説 と し て 、 源 氏 の 逝 去 を 書 き あ ら わ さ な か っ た の は 、 作 者 に 深 い 考 え が あ っ て の こ と で 、 彼 の 死 は 一 一 = ロ 語 に 絶 す る こ と だ か ら 、 名 の み あ っ て 詞 は な い と 言 っ て い る こ と 、 第 五 に 、 雲 隠 を 読 む ち よ く し お も ん ば か 人 に 、 み だ り に 出 家 の 志 を 起 さ せ る 弊 害 の あ る の を を 慮 っ て 、 勅 旨 を も っ て こ の 巻 だ け を 焼 却 さ せ た と い 評 う 説 が あ る が 、 行 阿 は こ れ を 不 可 と し た こ と 、 な ど で あ る 。 大 要 と し て は 、 本 文 が 書 か れ な か っ た と の 立 場 巻 で あ る 。 こ の 『 最 秘 抄 』 の 説 は 、 い ち 早 く 、 そ の 後 の 雲 隠 の 巻 を め ぐ る 問 題 の 所 在 を ほ と ん ど す べ て 指 摘 し た も の と い え る の で あ る 。 し め い し よ う ま ず 、 こ の 中 の 第 二 点 、 雲 隠 の 巻 が も と か ら な か っ た と の 説 は 、 『 異 本 紫 明 抄 』 や 為 氏 本 源 氏 古 系 図 附 載 げ ん じ し や く

完訳 日本の古典 第二十巻 源氏物語 ㈦


の 山 に も と ど め て お け そ う だ が 、 、 い の ほ う は 野 に も 山 に も 迷 柏 木 い 出 て い き そ う で あ る 。 ・ Ⅱ ・ 8 大 方 の 我 が 身 一 つ の 憂 き か ら に な べ て の 世 を も 出 家 し て も 、 風 流 に 執 す る 心 は 抑 え が た い と す る 歌 。 同 じ ( 拾 遺 ・ 恋 五 ・ 九 五 三 紀 貫 之 ) 恨 み つ る か な 作 者 の 類 想 歌 と し て 、 「 い つ ま で か 野 辺 に 心 の あ く が れ む お お む ね わ が 身 一 つ が つ ら く 思 わ れ る ば っ か り に 、 す べ て の 花 し 散 ら ず は 千 代 も 経 ぬ べ し 」 ( 古 今 ・ 春 下 ・ 突 ) が あ り 、 『 河 か い し よ う 世 の 中 を も 恨 ん で し ま う こ と で あ る よ 。 海 抄 』 な ど は こ れ を も 掲 げ て い る 。 物 語 で は 、 柏 木 の 出 家 ほ だ し 願 望 と そ の 絆 を 語 る 「 野 山 に も あ く が れ む 道 の 重 き 絆 な る 『 後 撰 集 』 ( 雑 三 ・ 一 = 三 三 ) に は 類 歌 と し て 、 初 句 「 飛 鳥 川 」 、 べ く 」 の 叙 述 に 、 次 項 の 和 歌 と と も に 引 か れ て い る 。 こ の 第 三 句 「 淵 瀬 ゅ ゑ 」 の 異 同 の あ る 歌 ( 読 人 し ら ず ) が あ る 。 物 語 で は 、 「 な べ て の 世 の 中 す さ ま じ う 思 ひ な り て 」 の 、 歌 を ふ ま え て 「 野 山 に も あ く が れ む 道 」 と あ る だ け に 、 出 え ん せ い 柏 木 の 厭 世 観 を 語 る 叙 述 に 引 か れ て い る が 、 そ れ に 先 立 っ 家 は 自 ら の 魂 の あ こ が れ を 志 向 し て い る と い え よ う か 。 次 「 一 つ 二 つ の ふ し ご と に 、 身 を 思 ひ お と し て し こ な た 」 に 項 参 照 1 ム . 0 11 1 世 の 憂 き め 見 え ぬ 山 路 へ 入 ら む に は 思 ふ 人 こ そ 覧 も ひ び き あ っ て い る 。 古 来 「 一 つ 二 つ 」 が 何 を さ す か 問 題 ・ も の の べ の よ し な ほ だ し な り け れ ( 古 今 ・ 雑 下 ・ 九 五 五 物 部 吉 名 ) 一 と な っ て き た が 、 こ う し た 引 歌 に よ る 和 歌 的 な 表 現 で あ る 歌 世 の 中 の つ ら さ に あ わ ず に す む 山 の 中 に 入 ろ う と す る と 、 捨 点 に 注 意 し た い 。 て が た く 思 う 人 が 修 行 の 妨 げ に な る も の だ っ た 。 1 ・ 1 い づ く に か 世 を ば 厭 は む 、 い こ そ 野 に も 山 に も ま ( 古 今 ・ 雑 下 ・ 九 四 七 素 性 法 師 ) ど ふ べ ら な れ 前 出 ( ↓ 賢 木 三 八 七 ハ ー 上 段 な ど ) 。 物 語 で は 前 項 の 和 歌 と と ど こ に 世 を 厭 う て 出 家 し た ら い い の だ ろ う か 。 体 な ら 一 箇 所 も に 、 柏 木 の 出 家 願 望 と そ の 絆 を 語 る 叙 述 に 引 か れ て い る 。 引 歌 一 覧 、 こ の 「 引 歌 一 覧 」 は 、 本 巻 ( 柏 木 ~ 幻 ) の 本 文 中 に ふ ま え ら れ て い る 歌 ( 引 歌 ) で 、 脚 注 欄 に 掲 示 し た 歌 を ま と め た も の で あ る 。 一 、 掲 出 の 仕 方 は 、 は じ め に 、 引 歌 表 現 と み ら れ る 本 文 部 分 の ペ ー ジ 数 と 行 数 を あ げ 、 そ の 引 歌 お よ び 出 典 を 示 し 、 以 下 、 行 を 改 め て 、 歌 の 現 代 語 訳 と 解 説 を 付 し た 。 へ か

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171 タ 霧 の ち た ま へ り し か 、 事 あ ら た め て 麦 よ 、 、 彳 。 し と た ま さ か に 、 つ れ な く な り ま さ り た ま 一 三 藤 典 侍 も 穏 や か で あ る ま い と 。 一 四 許 せ な い と 思 う 心 の 片 一 方 で ニ 0 は 、 藤 典 侍 に 同 情 を 寄 せ た 。 う つ つ 、 さ す が に 君 達 は あ ま た に な り に け り 。 こ の 御 腹 に は 、 太 郎 君 、 三 郎 君 、 一 五 「 人 の 世 」 は 他 人 の 夫 婦 仲 。 下 五 郎 君 、 六 郎 君 、 中 の 君 、 四 の 君 、 五 の 君 と お は す 。 内 侍 は 、 大 君 、 三 の 君 、 の 句 は 、 つ ら い 夫 婦 仲 が 自 分 の こ と に な る と は 思 わ な か っ た 意 。 六 の 君 、 二 郎 君 、 四 郎 君 と そ お は し け る 。 す べ て 十 二 人 が 中 に 、 か た ほ な る な 0 右 の 贈 答 、 『 蜻 蛉 日 記 』 上 巻 で 、 兼 家 を 町 の 小 路 の 女 に 奪 わ れ た 作 な い し ば ら き む だ ち お 者 が 、 兼 家 の 正 妻 時 姫 と 詠 み 交 す い と を か し げ に 、 と り ど り に 生 ひ 出 で た ま け る 。 内 侍 腹 の 君 達 し も な ん 、 贈 答 に 似 て い る 。 か た ち 一 六 致 仕 の 大 臣 が タ 霧 と 雲 居 雁 の 容 貌 を か し う 、 心 ば せ か ど あ り て 、 み な す ぐ れ た り け る 。 三 の 君 、 二 郎 君 は 、 仲 を 裂 い て い た 間 。 ひ む が し お と ど 宅 藤 典 侍 。 ↓ 注 八 。 東 の 殿 に そ と り わ き て か し づ き た て ま つ り た ま ふ 。 院 も 見 馴 れ た ま う て 、 一 〈 タ 霧 と 雲 居 雁 が 結 婚 し た こ と 。 ニ 四 一 九 タ 霧 と 藤 典 侍 の 間 の 子 供 た ち 。 と ら う た く し た ま ふ 。 こ の 御 仲 ら ひ の こ と 言 ひ や る 方 な く と そ 。 ニ 0 雲 居 雁 腹 ニ 一 以 下 の 子 供 の 人 数 、 雲 居 雁 腹 と 藤 典 侍 腹 の 割 り 振 り は 諸 本 に 異 同 が 多 く 、 そ の い ず れ に よ っ て も 他 の 巻 の 記 述 と 矛 盾 す る 。 一 三 花 散 里 。 ↓ 若 菜 下 一 四 一 ハ ー 。 ニ 三 源 氏 。 ニ 四 問 題 が 複 雑 す ぎ て 語 り 尽 せ な い と す る 。 語 り 手 の 省 筆 の 弁 。 0 律 儀 者 の 子 沢 山 を 印 象 づ け な が ら 、 ほ ろ 苦 い 家 庭 喜 劇 の 幕 が 閉 じ ら れ る 。 次 巻 か ら は 本 筋 へ 復 帰 。 一 九 き む だ ち か た な い し

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源 氏 物 語 4 猶 ・ 尚 ↓ な ほ 中 / 、 ↓ な か な か 3 「 / 、 」 「 ゝ ー な ど の 繰 返 し 記 号 は 用 い ず 、 文 字 を 繰 り 返 し て 表 記 し た 。 ま た 、 「 / 、 」 「 ゝ 」 を 「 々 」 に 改 め た も の も あ る 。 つ つ や う / 、 ↓ ゃ う や う 日 ゝ ↓ 日 々 人 / 、 ↓ 人 々 御 方 / 、 ↓ 御 方 々 4 漢 語 の 韻 尾 の E ・ 音 の 区 別 は 決 定 し が た い と こ ろ も あ る の で 、 原 則 的 に は 音 ( 「 ん 」 表 記 ) に 統 一 、 例 外 も あ る 。 さ む ゐ か ぎ み り ん だ う 三 位 ( サ ン ミ ) 散 位 ( サ ン ニ ) 汗 衫 竜 胆 ( ま た は 「 り う た む 」 ) 底 本 に 二 通 り の 表 記 が あ る 同 語 は 、 底 本 の 形 に し た が っ た 。 か る し ー か ろ し ( 軽 し ) か ぞ ふ ー か ず ふ ( 数 ふ ) う ま る ー む ま る ( 生 ま る ) う め ー む め ( 梅 ) ま な ー ま ん な ー ま む な ( 真 字 ) ん ー む ( 助 動 詞 ) な ん ー な む ( 助 詞 ) な め り ー な む め り ー な ん め り つ い し よ う ー っ い そ う ( 追 従 ) こ き で ん ー こ う き で ん ( 弘 徽 殿 ) じ よ う き ゃ う で ん ー そ き ゃ う で ん ( 承 香 殿 ) お ほ い ど の ー お ほ と の ( 大 殿 ) 一 、 底 本 を 校 訂 し た 部 分 は 、 「 校 訂 付 記 」 に 掲 げ 、 校 訂 の 拠 り ど こ ろ と し た 諸 本 の 略 号 を 記 し た 。 だ い せ ん 一 、 各 帖 の 本 文 冒 頭 に あ る 巻 名 は 、 底 本 の 題 簽 の 文 字 を 活 字 体 に な お し て 用 い た 。 一 、 脚 注 に つ い て は 、 日 本 古 典 文 学 全 集 『 源 氏 物 語 』 の 注 を ふ ま え て も い る が 、 な お 次 の よ う な 配 慮 の も と に 執 筆 し た 。 簡 潔 ・ 明 快 で あ る こ と を 旨 と し 、 な お か っ 脚 注 だ け で 十 分 本 文 が 読 解 で き る よ う に 心 が け た 。 さ ん ゐ

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な ひ に け る 、 な ど 申 な し 給 ふ こ そ 」 な ど の 文 で み れ ば 、 著 者 の 見 識 と い う よ り は 、 伝 聞 で あ り 、 こ の 種 の 説 が 一 般 に か な り 、 広 ま っ て い た と 考 え て よ い だ ろ う 。 ゅ う り ん こ の 巷 説 が さ ら に 勢 い を 得 る と 、 室 町 中 期 、 祐 倫 の 著 、 『 光 源 氏 一 部 歌 』 の よ う な 記 述 と な る 。 す な わ ち 、 氏 廿 五 幻 の 巻 の 末 尾 に 、 源 か や う に の た ま ひ し ま ゝ に て 、 そ の の ち の 行 ゑ し る 事 な し 。 廿 六 の 巻 よ り 廿 八 九 丗 並 二 帖 以 上 六 て う は 宇 治 の 宝 蔵 に こ め ら れ し ゅ へ 也 。 雲 が く れ と も を し あ て に こ そ 申 せ 、 み た る 人 な し 。 五 帖 二 帖 三 帖 以 上 山 路 の 露 十 帖 是 也 す も り 桜 人 燥 峨 野 な ど と 云 も の ち に 作 り そ へ ら れ た る 本 也 。 そ れ も い ま は 世 に わ た ら ず 。 廿 五 よ り 廿 七 か ほ る 中 将 へ う つ る べ し 。 そ の 間 八 九 年 と み え た り 。 文 中 、 「 か ほ る 中 将 」 は 匂 宮 の 巻 の 別 名 で あ る 。 ま た 、 こ こ に 見 え る 「 宇 治 宝 蔵 ー と は 、 藤 原 摂 関 家 累 代 さ ん ち ょ う の 宝 物 を 納 め る 実 在 の 宇 治 平 等 院 の 宝 蔵 を 指 し 、 そ の 蔵 本 の こ と に つ い て は 、 同 じ く 祐 倫 の 著 で あ る 『 山 頂 こ め ん し よ う 湖 面 抄 』 の 一 節 に も 、 一 一 十 六 雲 隠 ョ リ 末 六 帖 ハ 次 第 不 同 宇 治 之 宝 蔵 ニ 被 籠 テ 今 世 ニ 不 渡 と あ る 。 趣 旨 は 本 書 と ほ ば 同 じ で あ る 。 こ れ ら の 本 に い う 、 「 廿 六 の 巻 よ り 廿 八 九 丗 並 二 帖 以 上 六 て う 」 あ る い は 「 二 十 六 雲 隠 ョ リ 末 六 帖 」 と は 、 う つ か り す る と 廿 六 雲 隠 か ら 丗 総 角 ま で 、 そ の 間 に 「 並 び 」 の 巻 の 紅 梅 ・ 竹 河 の 二 帖 を ふ く め て の 七 帖 か と 誤 解 さ れ そ う だ が 、 そ う で は な く 、 『 光 源 氏 一 部 歌 』 で は 、 宇 治 十 帖 の 巻 々 は 橋 姫 以 下 順 次 「 宇 治 十 帖 一 」 「 宇 治 十 帖 二 」 と 数 え る の で あ っ て 、 こ の 直 後 の 文 に も 「 宇 治 十 帖 は 一 橋 姫 よ り 十 夢 の う き 橋 ま で 十 て う あ る べ し 」 と 記 し て い て 、 右 の 中 の 廿 八 か ら 丗 ま で は 、 橋 姫 ~ 総 角 の こ と で は な く 、 そ れ は 現 存 し な い 、 た ぶ