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検索対象: 完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢から 455件ヒットしました。

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


完 訳 日 本 の 古 典 32 今 昔 物 語 集 三 本 朝 世 俗 部 馬 淵 和 夫 ・ 国 東 文 麿 ・ 今 野 達 校 注 ・ 訳 0 ′ ク 0 0 0 小 学 館

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


完 訳 日 本 の 古 典 第 三 十 一 一 巻 今 昔 物 語 集 曰 昭 和 年 6 月 日 初 版 発 行 定 価 一 九 〇 〇 円 校 注 ・ 訳 者 馬 淵 和 夫 国 東 文 麿 今 野 達 発 行 者 相 賀 徹 夫 印 刷 所 凸 版 印 刷 株 式 会 社 発 行 所 株 式 会 社 小 学 館 〒 期 東 京 都 千 代 田 区 一 ッ 橋 一 一 ー 三 ー 振 替 口 座 東 京 八 ー 一 一 〇 〇 番 電 話 編 集 ( 〇 三 ) 二 九 二 ー 四 七 六 三 製 作 ( 〇 三 ) 二 三 〇 ー 五 三 一 一 一 三 販 売 ( 〇 三 ) 一 一 三 〇 ー 五 七 三 九 ・ 造 本 に は 十 分 注 意 し て お り ま す が 、 万 一 、 落 丁 ・ 乱 丁 な ど の 不 良 品 が あ り ま し た ら お と り か え い た し ま す 。 ・ 本 書 の 一 部 あ る い は 全 部 を 、 無 断 で 複 写 複 製 ( コ ピ ー ) す る こ と は 、 法 律 で 認 め ら れ た 場 合 を 除 き 、 著 作 者 お よ び 出 版 者 の 権 利 の 侵 害 と な リ ま す 。 あ ら か し め 小 社 あ て 許 諾 を 求 め て く だ さ い Printed ぎ Japan ( 著 者 検 印 は 省 略 K. Mabuti H. Kunisak 一 T. Konno い た し ま し た ) ISBN4 ・ 09 ・ 556032 ・ 0 1987

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


凡 例 : 今 昔 物 語 集 巻 第 一 一 十 八 本 朝 付 世 俗 ・ : 近 衛 の 舎 人 共 稲 荷 に 詣 で 重 方 女 に 値 ふ 語 第 一 ・ 頼 光 の 郎 等 共 紫 野 に 物 を 見 る 語 第 一 一 : 円 融 院 の 御 子 日 に 曾 禰 吉 忠 参 る 語 第 三 : 尾 張 宀 寸 ロ 五 節 所 の 語 第 四 越 前 守 為 盛 に 付 く 六 衛 府 の 官 人 の 語 第 五 : 歌 読 元 輔 賀 茂 祭 に 一 条 大 路 を 渡 る 語 第 六 近 江 の 国 矢 馳 の 郡 司 の 堂 供 養 の 田 楽 の 語 第 七 : 木 寺 の 基 僧 物 咎 め に 依 り 異 名 付 く 語 第 八 ・ 禅 林 寺 の 上 座 助 泥 破 子 を 殃 く 語 第 九 : ・ 近 衛 の 舎 人 秦 武 員 物 を 鳴 ら す 語 第 十 : ・ 目 次 原 文 現 代 語 訳 ・ : 三 0 三 ・ : 三 0 五 ・ : 三 0 九 ・ : 三 一 三 ・ : 三 一 四

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


凡 例 : 今 昔 物 語 集 巻 第 一 一 十 八 本 朝 付 世 俗 ・ : 近 衛 の 舎 人 共 稲 荷 に 詣 で 重 方 女 に 値 ふ 語 第 一 ・ 頼 光 の 郎 等 共 紫 野 に 物 を 見 る 語 第 一 一 : 円 融 院 の 御 子 日 に 曾 禰 吉 忠 参 る 語 第 三 : 尾 張 宀 寸 ロ 五 節 所 の 語 第 四 越 前 守 為 盛 に 付 く 六 衛 府 の 官 人 の 語 第 五 : 歌 読 元 輔 賀 茂 祭 に 一 条 大 路 を 渡 る 語 第 六 近 江 の 国 矢 馳 の 郡 司 の 堂 供 養 の 田 楽 の 語 第 七 : 木 寺 の 基 僧 物 咎 め に 依 り 異 名 付 く 語 第 八 ・ 禅 林 寺 の 上 座 助 泥 破 子 を 殃 く 語 第 九 : ・ 近 衛 の 舎 人 秦 武 員 物 を 鳴 ら す 語 第 十 : ・ 目 次 原 文 現 代 語 訳 ・ : 三 0 三 ・ : 三 0 五 ・ : 三 0 九 ・ : 三 一 三 ・ : 三 一 四

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


日 本 の 古 典 」 全 巻 の 内 容 荻 原 浅 男 ( 千 葉 大 学 ) 国 古 事 記 小 島 憲 之 ( 大 阪 市 立 大 学 ) 佐 竹 昭 広 ( 成 城 大 学 ) ー 萬 葉 集 7 因 木 下 正 俊 ( 関 西 大 学 ) 中 田 祝 夫 ( 筑 波 大 学 ) 回 日 本 霊 異 記 小 沢 正 夫 ( 中 京 大 学 ) 回 古 今 和 歌 集 竹 取 物 語 片 桐 洋 一 ( 大 阪 女 子 大 学 ) 福 井 貞 助 ( 静 岡 大 学 ) 伊 勢 物 語 松 村 誠 一 ( 成 践 大 学 ) 土 佐 日 記 木 村 正 中 ( 学 習 院 大 学 ) 回 蜻 蛉 日 記 松 尾 聰 ( 学 習 院 大 学 ) 回 回 枕 草 子 冒 阿 部 秋 生 ( 東 京 大 学 ) 回 ー 四 源 氏 物 語 7 田 秋 山 虔 ( 東 京 女 子 大 学 ) 和 泉 式 部 日 記 藤 岡 忠 美 ( 神 戸 大 学 ) 中 野 幸 一 ( 早 稲 田 大 学 ) 紫 式 部 日 記 大 養 廉 ( お 茶 の 水 女 子 大 学 ) 更 級 日 記 鈴 木 一 雄 ( 明 治 大 学 ) 3 夜 の 寝 覚 冒 堤 中 納 言 物 語 稲 賀 敬 一 一 ( 広 島 大 学 ) 久 保 木 哲 夫 ( 都 留 文 科 大 学 ) 無 名 草 子 橘 健 二 ( 岐 阜 女 子 大 学 ) 四 大 鏡 冒 今 昔 物 語 集 7 質 馬 淵 和 夫 ( 中 央 大 学 ) 国 東 文 麿 ( 早 稲 田 大 学 ) 今 野 達 ( 横 浜 国 立 大 学 ) 本 朝 世 俗 部 新 間 進 一 ( 青 山 学 院 大 学 ) 梁 塵 秘 抄 CÜ 峯 村 文 人 ( 国 際 基 督 教 大 学 ) 3 国 新 古 今 和 歌 集 松 田 成 穂 ( 金 城 学 院 大 学 ) 方 丈 記 神 田 秀 夫 ( 武 蔵 大 学 ) 永 積 安 明 ( 神 戸 大 学 ) 徒 然 草 国 国 と は ず が た り ・ 久 保 田 淳 ( 東 京 大 学 ) 囮 回 宇 治 拾 遺 物 語 は 智 昭 ま 大 学 ) 市 古 貞 次 ( 東 京 大 学 ) 囮 ー 囮 平 家 物 語 囮 謡 曲 集 三 道 小 山 弘 志 ( 国 文 学 研 究 資 料 館 ) 佐 藤 健 一 郎 ( 武 蔵 野 美 術 大 学 ) 表 章 ( 法 政 大 学 ) 囮 謡 曲 集 ロ 風 姿 花 伝 佐 藤 喜 久 雄 ( 学 習 院 大 学 ) 北 川 忠 彦 ( 京 都 女 子 大 学 ) 安 田 章 ( 京 都 大 学 ) 囮 狂 言 集 大 島 建 彦 ( 東 洋 大 学 ) 国 御 伽 草 子 集 伊 牟 田 経 久 ( 鹿 児 島 大 学 ) 好 色 一 代 男 康 隆 ( 早 稲 田 大 学 ) 永 井 和 子 ( 学 習 院 大 学 ) 好 色 五 人 女 東 明 雅 ( 信 州 大 学 ) 今 井 源 衛 ( 梅 光 女 学 院 大 学 ) 国 好 色 一 代 女 谷 脇 理 史 ( 筑 波 大 学 ) 国 日 本 永 代 蔵 万 の 文 反 古 神 保 五 彌 ( 早 稲 田 大 学 ) 世 間 胸 算 用 井 本 農 一 ( 実 践 女 子 大 学 ) 中 村 俊 定 ( 早 稲 田 大 学 ) 図 芭 蕉 句 集 堀 信 夫 ( 神 戸 大 学 ) 堀 切 実 ( 早 稲 田 大 学 ) 栗 山 理 一 ( 成 城 大 学 ) 色 蕉 文 集 ・ 去 来 抄 讐 実 践 女 子 大 学 ) 国 近 松 門 左 衛 「 集 森 修 ( 大 阪 市 立 大 学 ) 鳥 越 文 蔵 ( 早 稲 田 大 学 ) 雨 月 物 語 高 田 衛 ( 都 立 大 学 ) 中 村 博 保 ( 静 岡 大 学 ) 春 雨 物 語 栗 山 理 一 ( 成 城 大 学 ) 外 村 南 都 子 ( 白 百 合 女 子 大 学 ) 国 蕪 村 集 ・ 一 茶 集 暉 埈 康 隆 ( 早 稲 田 大 学 ) 〔 古 典 詞 華 集 目 山 本 健 吉 ( 文 芸 評 論 家 ) 石 埜 敬 子 ( 跡 見 学 園 短 期 大 学 ) 丸 山 一 彦 ( 宇 都 宮 大 学 ) 松 尾 靖 秋 ( 工 学 院 大 学 ) 増 古 和 子 ( 上 野 学 園 大 学 )

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


左 京 の 属 紀 茂 経 鯛 の 荒 巻 を 大 夫 に 進 る 語 第 三 十 : 大 蔵 の 大 夫 藤 原 清 廉 猫 に 怖 る る 語 第 三 十 一 ・ 山 城 介 三 善 春 家 蛇 に 恐 づ る 語 第 三 十 二 : 大 蔵 の 大 夫 紀 助 延 の 郎 等 唇 を 亀 に 咋 は る る 語 第 三 十 三 : 筑 前 守 藤 原 章 家 の 侍 錯 っ 語 第 三 十 四 : 右 近 馬 場 の 殿 上 人 の 種 合 の 語 第 三 十 五 : ・ 比 叡 山 の 無 動 寺 の 義 清 阿 闍 梨 の 嗚 呼 絵 の 語 第 三 十 六 ・ 東 の 人 花 山 院 の 御 門 を 通 る 語 第 三 十 七 : ・ 信 濃 守 藤 原 陳 忠 御 坂 に 落 ち 入 る 語 第 三 十 八 寸 白 信 濃 守 に 任 じ て 解 け 失 す る 語 第 三 十 九 : 外 術 を 以 て 瓜 を 盗 み 食 は る る 語 第 四 十 : ・ 近 衛 の 御 門 に 人 を 倒 す 蝦 蟆 の 語 第 四 十 一 ・ 兵 立 ち た る 者 我 が 影 を 見 て 怖 れ を 成 す 語 第 四 十 二 : 傅 の 大 納 言 の 烏 帽 子 を 得 る 侍 の 語 第 四 十 三 : 近 江 の 国 の 篠 原 の 墓 穴 に 入 る 男 の 語 第 四 十 四 今 昔 物 語 集 巻 第 一 一 十 九 本 朝 付 悪 行 : ・ 西 の 市 の 蔵 に 入 る 盗 人 の 語 第 一 : 多 衰 丸 調 伏 丸 二 人 の 盗 人 の 語 第 二 : : 一 0 三 : ・ ・ : 三 四 0 ・ : 三 四 六 ・ : 三 四 八 ・ : 三 四 九 ・ : 三 五 0 ・ : 三 五 六 ・ : 三 夭 ・ : 三 六 0 ・ : 三 六 三 三 六 四 ・ : 三 六 五 ・ : 三 六 七 ・ : 三 六 八

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


左 京 の 属 紀 茂 経 鯛 の 荒 巻 を 大 夫 に 進 る 語 第 三 十 : 大 蔵 の 大 夫 藤 原 清 廉 猫 に 怖 る る 語 第 三 十 一 ・ 山 城 介 三 善 春 家 蛇 に 恐 づ る 語 第 三 十 二 : 大 蔵 の 大 夫 紀 助 延 の 郎 等 唇 を 亀 に 咋 は る る 語 第 三 十 三 : 筑 前 守 藤 原 章 家 の 侍 錯 っ 語 第 三 十 四 : 右 近 馬 場 の 殿 上 人 の 種 合 の 語 第 三 十 五 : ・ 比 叡 山 の 無 動 寺 の 義 清 阿 闍 梨 の 嗚 呼 絵 の 語 第 三 十 六 ・ 東 の 人 花 山 院 の 御 門 を 通 る 語 第 三 十 七 : ・ 信 濃 守 藤 原 陳 忠 御 坂 に 落 ち 入 る 語 第 三 十 八 寸 白 信 濃 守 に 任 じ て 解 け 失 す る 語 第 三 十 九 : 外 術 を 以 て 瓜 を 盗 み 食 は る る 語 第 四 十 : ・ 近 衛 の 御 門 に 人 を 倒 す 蝦 蟆 の 語 第 四 十 一 ・ 兵 立 ち た る 者 我 が 影 を 見 て 怖 れ を 成 す 語 第 四 十 二 : 傅 の 大 納 言 の 烏 帽 子 を 得 る 侍 の 語 第 四 十 三 : 近 江 の 国 の 篠 原 の 墓 穴 に 入 る 男 の 語 第 四 十 四 今 昔 物 語 集 巻 第 一 一 十 九 本 朝 付 悪 行 : ・ 西 の 市 の 蔵 に 入 る 盗 人 の 語 第 一 : 多 衰 丸 調 伏 丸 二 人 の 盗 人 の 語 第 二 : : 一 0 三 : ・ ・ : 三 四 0 ・ : 三 四 六 ・ : 三 四 八 ・ : 三 四 九 ・ : 三 五 0 ・ : 三 五 六 ・ : 三 夭 ・ : 三 六 0 ・ : 三 六 三 三 六 四 ・ : 三 六 五 ・ : 三 六 七 ・ : 三 六 八

完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢


143 以 外 術 被 盗 食 瓜 語 第 四 十 ぐ ゑ ず つ を も っ て う り を め す み く は る る こ と だ い し じ ふ 以 外 術 被 盗 食 瓜 語 第 四 十 そ う じ ん き 本 話 の 典 拠 は 未 詳 。 た だ し 、 二 十 巻 本 『 搜 神 記 』 一 所 取 の 呉 の 徐 光 の 話 と の 酷 似 性 よ り 推 し え ん ぎ し き て 、 本 話 が そ の 翻 案 で あ る こ と は ほ ば 疑 い の な い と こ ろ 。 ち な み に 、 瓜 は 『 延 喜 式 』 以 来 大 和 国 の 名 産 と し て 著 名 で 、 広 く 京 人 の 需 要 に こ た え て い た 。 そ う し た 史 的 背 景 を 踏 ま え る 時 、 本 話 の ご と き 大 和 瓜 に 関 連 づ け た 徐 光 譚 の 翻 案 が な さ れ る の も き わ め て 自 然 な 成 行 き で あ っ た ろ う 。 し か し 、 翻 案 者 は 編 者 自 身 で は な く 、 本 集 成 立 以 前 に す で に 翻 案 は 行 わ れ て い た も の と み る 。 七 月 の 炎 天 下 、 大 和 瓜 を 馬 で 京 に 輸 送 中 の 下 衆 共 が 、 飢 渇 し た 老 翁 に 瓜 一 つ を 惜 し ん で 与 え な か っ た た め 、 老 翁 の 幻 術 で 瓜 を 全 部 巻 き 上 げ ら れ た 話 。 題 目 に も し る す 通 り 、 老 翁 は 外 術 目 く ら ま し の 幻 術 の 大 家 で 、 下 衆 共 の 眼 前 で 見 る 見 る 瓜 を 栽 培 完 熟 さ せ 、 下 衆 や 道 行 く 人 と も ど も 瓜 を 食 べ た と い う が 、 そ れ を わ が 物 と も 知 ら ず に 食 べ 、 老 翁 が 去 っ て 後 に 気 づ い て 地 団 太 を 踏 ん だ 下 衆 共 の う か っ さ に は 、 一 銭 を 惜 し ん で 千 金 を 失 う に も 似 た 笑 い が あ る 。 な お 、 ほ う お ん じ ゅ り ん 本 話 は 『 本 朝 語 園 』 七 に 引 か れ 、 一 方 『 捜 神 記 』 所 収 話 は 『 法 苑 珠 林 』 七 六 + 悪 編 綺 語 部 引 証 部 り よ ら ′ ) い し い に 転 載 さ れ 、 類 話 は 後 代 の 『 聊 斎 志 異 』 一 の 四 に も 所 見 。 一 三 現 在 の 京 都 府 宇 治 市 一 四 実 の な ら な い 柿 の 木 。 方 々 に い ま は む か し ふ み つ き ば か り や ま と く に お ほ く む ま ど も に う り お ほ っ ら ね げ す ど も お ほ き ゃ う の ば り 今 昔 、 七 月 許 ニ 大 和 ノ 国 ョ リ 、 多 ノ 馬 共 瓜 ヲ 負 セ 烈 テ 、 下 衆 共 多 ク 京 へ 上 あ る が 、 西 坂 本 か ら 比 叡 山 根 本 中 き た 堂 へ 登 る 途 中 に あ っ た も の は 著 名 。 な ら か き き き あ し た こ か げ ケ ル ニ 、 宇 治 ノ 北 ニ 、 不 成 ヌ 柿 ノ 木 ト 云 フ 木 有 リ 、 其 ノ 木 ノ 下 ノ 木 影 ニ 、 此 ノ 特 殊 な 木 と し て 神 聖 視 さ れ た 。 そ き ( 現 代 語 訳 三 六 〇 ハ ー ) ま く わ う り あ ま う り 三 甜 瓜 。 甘 瓜 。 ↓ 本 話 解 説 。

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今 昔 物 語 集 巻 第 二 十 八 あ そ の さ く わ ん め す び と に あ ひ て は か り て の が る る こ と だ い じ ふ ろ く 阿 蘇 史 値 盗 人 謀 遁 語 第 十 六 本 語 の 典 拠 は 未 詳 。 深 夜 宮 中 よ り 退 出 し た 阿 蘇 の 史 が 、 車 中 で 裸 に な っ て 衣 服 を た た み 隠 し 美 福 門 の 辺 で 盗 賊 に 襲 わ れ る や 、 す で に 身 ぐ る み 剥 ぎ 取 ら れ た と 答 え て 難 を 免 れ た 話 。 盗 賊 の い ん ぎ ん 出 現 を 予 想 し て そ の 裏 を か い た 史 の 奇 計 、 盗 賊 に 対 す る 史 の 慇 懃 な 態 度 ・ ロ ぶ り な ど 、 い か に も 滑 稽 至 極 で 、 一 読 噴 飯 の 笑 い を 誘 う 。 頓 知 ・ 弁 才 で ま ん ま と 盗 賊 を あ ざ む い た 点 で は 前 話 と は な し ば ん う き ょ お い は ぎ 同 工 異 曲 。 は る か 後 代 の も の な が ら 、 同 様 の 趣 向 は 噺 本 『 浮 世 は な し 鳥 』 所 収 の 「 追 剥 」 、 古 く ら ま え か ご 典 落 語 「 蔵 前 駕 籠 ( そ っ て ん 芝 居 ) 」 に も み え る 。 な お 、 本 話 が 事 実 譚 か 否 か の 決 め 手 は な い が 、 何 か 基 づ く と こ ろ が あ っ た と す れ ば 、 そ の 源 流 は 中 国 の 古 笑 府 類 に 発 し た か 。 一 人 名 の 明 記 を 期 し た 欠 字 。 ニ 太 政 官 の 第 四 等 官 。 大 史 は 正 六 位 、 小 史 は 正 七 位 に 相 当 。 今 昔 、 阿 蘇 ノ げ ト 「 ム ス 史 有 ケ リ 。 長 ケ 短 也 ケ レ ド モ 、 魂 ハ 極 キ 盗 人 ニ テ あ り ↓ 六 七 ハ ー 注 = 四 。 ゾ 有 ケ ル 。 四 右 京 。 ↓ 二 九 四 ハ ー 注 一 。 五 太 政 官 で の 公 務 。 儀 式 な ど か 。 に し き ゃ う あ り く じ あ ・ り う ち ま ゐ り よ ふ け い へ か へ り 家 ハ 西 ノ 京 ニ 有 ケ レ バ 、 公 事 有 テ 内 ニ 参 テ 、 夜 深 更 テ 家 ニ 返 ケ ル ニ 、 東 ノ 中 六 待 賢 門 の 別 称 。 東 大 宮 大 路 に 面 す る 。 み か ど く る ま の り お ほ み や く だ り や ら ゆ き し ゃ う ぞ く み な と き か た ノ 御 門 ョ リ 出 テ 、 車 ニ 乗 テ 大 宮 下 ニ 遣 セ テ 行 ケ ル ニ 、 着 タ ル 装 束 ヲ 皆 解 テ 、 片 セ 東 大 宮 大 路 を ( 北 か ら ) 南 へ 。 ^ こ こ で は 、 束 帯 姿 の 正 装 み な た た み く る ま た た み し た う る は し お き そ う へ た た み し き さ く わ ん か む り し た う づ は き 端 ョ リ 皆 帖 テ 、 車 ノ 畳 ノ 下 ニ 直 ク 置 テ 、 其 ノ 上 ニ 畳 ヲ 敷 テ 、 史 ハ 冠 ヲ シ 襪 ヲ 履 九 「 し た ぐ っ 」 の 音 便 形 。 沓 下 と し て 、 多 く 束 帯 着 用 時 に 用 い た 一 は だ か な り く る ま う ち ゐ た び し ろ は ぶ た え テ 、 裸 ニ 成 テ 車 ノ 内 ニ 居 タ リ 。 種 の 足 袋 。 白 羽 二 重 製 。 ( 現 代 語 訳 三 二 四 ハ ー ) 四 さ か ん ひ む が し な か

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今 昔 物 語 集 巻 第 一 一 十 八 本 朝 付 世 俗