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1. 完訳 日本の古典 第三十二巻 今昔物語集 ㈢

の古典」に至ってはわずかに本朝部後半を収載するに過ぎ それを補正する好機ともなり得たからである。もちろん、 脚注のスペースが全集の頭注に比べて大幅に削減され、意ない。大系本を頂点に次第に切り捨てがひどくなる感じで、 を尽し得ないことが多かったが、それでもよかれあしかれ、削減もここまでくると、それはもはや「今昔」であって 「今昔」ではなく、作品の一面しか伝え得ないものになっ 私の流儀と判断で一貫することができた。大変ありがたい ことで、感謝こそすれ、愚痴をこばすいわれなどないのだている。こうしたことは営業上の制約などもからむ、やむ 力、作品理解の本道に立っと少々気になることがある。そを得ない仕儀だったかも知れないが、影響力の大きい刊行 れは収載量を一層削減して巻二十一以下とし、それを「本物であるにつけても、一般読者の「今昔」理解に偏見や誤 朝世俗部」の名において一括したことである。偶然の一致解を生む一因ともなりかねない。似たようなことは「本朝 かも知れないが、先の「新潮日本古典集成」でもそうだっ世俗部」という名称の使用についても言えそうである。こ た。出版元のお家の事情によるものではあろうが、これがの用語は大正二年に刊行された「攷証今昔物語集」などが すうせい 出版界の趨勢だとすると、『今昔物語集』の出版大歓迎、使い始めたもので、当時の今昔構成論が生み出した新造語 である。しかし現在では、当時のように巻二十一から巻三 多々ますます弁ずと喜んでばかりはおれないのである。 現在のところ、『今昔物語集』の全注釈は単行本として十一までを一括して世俗部とし、巻十一から巻二十までの は存在せず、全注が付されたのは、例外なく古典全集類に仏法部に対応するものとは見ていないので、学問的には成 おいてだった。戦後いち早く世に出た朝日新聞社の「日本立しがたい用語である。便宜的とはいえ、それをあえて巻 二十一以下の総称に用いることは誤解のもとともなり、出 古典全書」に始り、岩波書店の「日本古典文学大系」、 学館の「日本古典文学全集」、新潮社の「新潮日本古典集来ることなら避けたかった。 しかし、こうした「今昔」に対する不本意な扱いは今に 成」と続くものがそれで、今回の「完訳日本の古典」も同 類である。しかし、この中で全巻を収載しているのは「日始ったことではなく、昔からそうだった。「今昔」を初め いぎわばんりよう 本古典文学大系」だけで、「日本古典全書」「日本古典文学て大衆のものとした井沢蟠竜の改編本「今昔物語」も、刊 てんじく 全集」は本朝部に限られ、「新潮日本古典集成」「完訳日本行されたのは本朝部、それも仏教色の薄いもので、天竺・

2. 完訳 日本の古典 第三十巻 今昔物語集 ㈠

たわけで、「文学性」では計れない日本人的嗜好があった 昭和一一年、岩手県生れ。昭和一一十六年、東京文理科大学 はずである。そこに説話の価値を見るべきではないかとい 卒。中世文学専攻。現在、横浜国立大学教授。主著は ・一ろう うのが私の考えであるが、次第に柔軟さを失って頑迷固陋『新注今昔物語集選』『今昔物語集一 ~ 四 ( 日本古典文学全 になりつつあるわが頭で、なし得ることとも思われない。 集 ) 』 ( 共著 ) など。古美術、なかでも刀剣鑑賞がご趣味 で、お仕事の合間、手入れのひとときを、じっくりと楽 著者紹介 しんでおられる。 馬淵和夫 ( まぶちかずお ) 編集室より 大正七年、愛知県生れ。昭和十七年、東京文理科大学卒。☆第三十七回配本『今昔物語集一』をお届けいたします。 かいりよくらんしん 国語学専攻。現在、中央大学教授。主著は『日本韻学史「怪カ乱神を語らず」とは『論語』に説くところですが、 の研究』『上代のことば』『今昔物語集文節索引』『古『今昔物語集』を手がかりに、本月報で馬淵先生も指摘さ 語辞典』『今昔物語集一 ~ 四 ( 日本古典文学全集 ) 』 ( 共著 ) れている説話好みの日本人的嗜好について考えてみるのも 8 など。テニス歴の長い先生は、今も時々はコートで汗を興味深いことでしよう。 流されるとか ☆次回配本 ( 六十一年二月 ) は『宇治拾遺物語一一』 ( 小林智 国東文麿 ( くにさきふみまろ ) 昭・小林保治・増古和子校注・訳定価千七百円 ) です。 大正五年、東京都生れ。昭和十五年、早稲田大学卒。中ここには、後半、巻八より巻十五にいたる九九話を収録し、 世文学専攻。現在、早稲田大学教授。主著は『今昔物語完結します。巻末付録には、全話について同文話と関連話 集成立考』『今昔物語集一 ~ 四 ( 日本古典文学全集 ) 』 ( 共を対照した「関係説話表」 ( 小林保治編 ) と、地名・人名 著 ) 『今昔物語集一 ~ 九 ( 学術文庫 ) 』『今昔物語作者考』等を洩れなく収めた「固有名詞索引」 ( 増古和子編 ) をま など。『今昔』作者の足跡を追って、京都・奈良のゆか とめ、便宜をはかりました。好評の月報「古典文学散歩」 ちょう′一 しぎさんえんぎ りの地を精力的に歩き回っておられる。 は、『信貴山縁起絵巻』にも描かれた奈良県の信貴山朝護 そんしじ 今野達 ( こんのとおる ) 孫子寺を柳瀬万里氏が訪ねます。ご期待ください。

3. 現代日本の文学 41 中村 真一郎 福永 武彦 集

する。五月、「夜の寂しい顔ーを「群像」に発表。「賭はなされた」 ( 一 l) 」に収む。秋から冬にかけて、急性胃炎のため国立東京第一病 の翻訳を人文書院版サルトル全集にて刊行。新潮文庫の石川淳「紫院に入院。 苑物語」に ^ 解説 > を執筆。六月、長篇「風土」 ( 完全版・限定千昭和三十四年 ( 一九五九 ) 四十一歳 部 ) を東京創元社より刊行。七月、パスカル・ビア「ポードレー四月、「世界の終り」を「文学界」に、「未来都市」を「小説新潮、 ル」の翻訳を人文書院より刊行。八月、「鬼」を「キング」に発表。に、「素人探偵誕生記」を光文社版「推理小説作法」に、発表。五 九月、探偵小説「電話事件ーを「宝石」に発表。十月、「死後ーを月、「愛の試み愛の終り」の限定版 ( 三十部 ) を人文書院より、メ ードレール「。ハリの憂愁」の翻訳を岩波文庫にて 「群像ーに発表。ポ ースン「矢の家」の翻訳を創元推理文庫にて、刊行。六月、作品集 刊行。十一一月、書下ろしの「古事記物語」を岩波少年文庫にて、探「世界の終り」を人文書院より刊行。七月、「廃市」を「婦人之友」 偵小説集「完全犯罪」を講談社より、刊行。この年三月、神西清死に連載 ( 九月号完結 ) 。平凡社版世界名詩集大成「フランス篇Ⅱ」 す、「神西清氏のこと」を「詩学」五月号に寄す。 を編集、・ホードレール、マラルメ、ランポー、ヌーヴォーを訳出、 昭和三十三年 ( 一九五八 ) 四十歳「フランス詩史ーフランス象徴主義についての簡単なノート」を附 一月、・「地球を遠く離れて」を船田学の筆名で「別冊小説新す。夏、「ゴーギャンの世界」の大部分を書く。九月、「飛ぶ男」を 潮」第十一一巻一一号に発表。一一月、エッセイ「失われた愛」を毎日ラ「群像」に発表。十一一月、角川書店版近代文学鑑賞講座「中島敦・ イ・フラリー「恋愛と結婚」に発表。作品集「心の中を流れる河」を梶井基次郎」を編集し、評論「中島敦その世界の見取図」「梶井 東京創元社より刊行。京都に遊ぶ。三月、「愛の試み愛の終り」を基次郎その主題と位置」をそこに発表。 人文書院より、「神西清詩集」を編纂し東京創元社より、刊行。六 昭和三十五年 ( 一九六〇 ) 四十一一歳 月、新潮社版「堀辰雄全集 ^ 普及版 > 」の月報に「各巻・解説し一月、エッセイ「失われた美ー西本願寺本三十六人家集をみて」を ( 十一一月完結 ) を連載。七月、「影の部分ーを「群像ーに、探偵小説「芸術新潮」に、評論「今昔物語の世界」を筑摩書房版古典日本文 「眠りの誘惑」を「小説新潮」に、エッセイ「現代小説に於ける詩学全集「今昔物語集」に、発表。・ホヴェイダ「推理小説の歴 的なもの」を「季節 , に、発表。ェッセイ「深夜の散歩」を「エラ史」の翻訳を東京創元社より刊行。一一月、「樹」を「新潮」に、「風 譜リイ・クイーンズ・ミステリ・マガジンーに連載 ( 三十五年一一月号花」を「人間専科」に、発表。三月、小品「冬の信濃追分」を「ア 完結 ) 。十月、「堀辰雄と外国文学との多少の関係について」を角川ルプ」に、「画家のアフィシ、」を「芸術新潮ーに、発表。四月、 書店版近代文学鑑賞講座「堀辰雄」に、文芸時評「文壇の沈滞につ新潮社版日本文学全集「堀辰雄集」を編集し ^ 解説 > を執筆。五 月、現代語訳「古代歌謡」を筑摩書房版古典日本文学全集「古事記 年いて」を「群像」に、発表。佐藤春夫、大井広介と共に・ a ・ ・短篇探偵小説第一回日本コンテスト銓衡委員をつとめる。十風土記日本霊異記古代歌謡」に収む。六月、「退屈な少年」を「群 一月、文芸時評「小説の方法について」を「群像」に発表。現代語像」に発表。七月、作品集「廃市」を新潮社より刊行。八月、「・ヒ 訳「今昔物語」を河出書房新社版日本国民文学全集「王朝物語集エール・ポナールと芸術家の幸福」をみすず書房版現代美術「・ホナ

4. 完訳 日本の古典 第三十一巻 今昔物語集 ㈡

を創りあげていた。それをのちに記述法を変えて『今昔』 語辞典』『今昔物語集一 ~ 四 ( 日本古典文学全集 ) 』 ( 共著 ) 。 の世俗部に収めた。また直接『今昔』記述法で書いたもの国東文麿 ( くにさきふみまろ ) もあったろう。仏教説話など、典拠の漢文を『今昔』文に 大正五年、東京都生れ。昭和十五年、早稲田大学卒。中 翻訳する場合にも、やはり登場人物に人間の息を吹き込も世文学専攻。現在、早稲田大学教授。主著は『今昔物語 うとした。『今昔』全話にわたって表現的統一性がみられ集成立考』『今昔物語集一 ~ 四 ( 日本古典文学全集 ) 』 ( 共 るのはそのためである。 著 ) 『今昔物語集一 ~ 九 ( 学術文庫 ) 』『今昔物語作者考』。 だから、『今昔』は単なる編集の書ではなく、半ばは編今野達 ( こんのとおる ) 集者自身の創作、半ばは創作性の濃い翻訳話を抱えもっ作昭和一一年、岩手県生れ。昭和一一十六年、東京文理科大学 品なのである。『今昔』は、これによって人間の文学にな卒。中世文学専攻。現在、横浜国立大学教授。主著は っており、そこに「作者」を捉えることができる。芥川が 『新注今昔物語集選』『今昔物語集一 ~ 四 ( 日本古典文学全 『今昔』を「人間喜劇」といい、その表現を通じて作者と 集 ) 』 ( 共著 ) 。 いったのは、芥川という作家の眼の確かさといってよかろ《編集室より》 う。その「作者」はいったい誰なのか。筆者にはその姓名☆第四十三回配本『今昔物語集二』をお届けいたします。 が用意されているが、今は触れないでおく。 定評ある、各話の典拠解説によって、説話間の相関関係や、 ( 一九八六・六 ) その発展してゆく姿をたどってみるのも興味深いことでし よ、つ 《著者紹介》 ☆次回配本 ( 六十一年十月 ) は『萬葉集五』 ( 小島憲之・木 馬淵和夫 ( まぶちかずお ) 下正俊・佐竹昭広校注・訳定価千七百円 ) です。創作歌 あずまうた 大正七年、愛知県生れ。昭和十七年、東京文理科大学卒。とは一味ちがった魅力をもち、民謡の源流を思わせる東歌 国語学専攻。現在、中央大学教授。主著は『日本韻学史二百三十首を配列した巻十四から、大伴家持の生活記録と の研究』『上代のことば』『今昔物語集文節索引』『古もいうべき巻十七までの四巻を収めました。

5. 完訳 日本の古典 第三十三巻 今昔物語集 ㈣

それにしても、「語」を付ける著作は他にはないから、 ( 共著 ) 『今昔物語集一 ~ 九 ( 学術文庫 ) 』『今昔物語集作 それをどう読むかはやはり未解決である。『類聚名義抄』 者考』。 をもう一度引くと ( 引用は必要な部分にとめる ) 、 今野達 ( こんのとおる ) コトコトハカタラフカタル 語 昭和一一年、岩手県生れ。昭和一一十六年、東京文理科大学 モノカタリ モノイフフ ( ウか ) ワサ とあるから、「コト」とも「モノガタリーともよめる。『今卒。中世文学専攻。現在、横浜国立大学教授。主著は 昔物語集』という書名からすると、「今は昔の物語を集め 『新注今昔物語集選』『今昔物語集一 ~ 四 ( 日本古典文学全 た集」とも解されるが、集中「モノガタリ」という語はい 集 ) 』 ( 共著 ) 。 つも「物語」と書いているので、「語」一字でそう読むの〈編集室より》 ちゅうちょ は躊躇され、結局 NS の系列から考えて日本古典文学全集☆第五十八回配本『今昔物語集四』をお届けいたします。 以来、「コトーと読むことにしたのである。 本巻で『今昔物語集』本朝世俗部全四冊は完結です。日本 てんじくしんだん 古典屈指のこの大作は、ほかに天竺・震旦・本朝仏法があ 《著者紹介 りますが、本朝世俗部はその圧巻ともいえます。十分お味 馬淵和夫 ( まぶちかずお ) わいくたさい 大正七年、愛知県生れ。昭和十七年、東京文理科大学卒。☆次回は都合により、九月下旬に『古典詞華集一一』 ( 山本 国語学専攻。主著は『日本韻学史の研究』『上代のこと健吉著定価千九百円 ) を配本いたします。山本健吉氏は、 ば』『今昔物語集文節索引』『古語辞典』『今昔物語集五月七日、急性呼吸不全のため逝去されましたが、入院先 一 ~ 四 ( 日本古典文学全集 ) 』 ( 共著 ) 『探要法花験記』。 にもさまざまな資料をとりよせて仕事を続けられ、『古典 国東文麿 ( くにさきふみまろ ) 詞華集二』も、九分どおり仕上げられておりました。現在、 大正五年、東京都生れ。昭和十五年、早稲田大学卒。中生前に示されていた氏の編纂方針にのっとって、作業を続 世文学専攻。現在、早稲田大学名誉教授。主著は『今昔行いたしております。上代から江戸末期まで、的確な評釈 物語集成立考』『今昔物語集一 ~ 四 ( 日本古典文学全集 ) 』 つきの古典アンソロジーは、これが初めてです。

6. 完訳 日本の古典 第四十巻 宇治拾遺物語 ㈠

宇治拾遺物語三木紀人・小林保治・原田行造編桜楓社昭 テキスト 宇治拾遺物語陽明叢書国書篇第十三輯陽明文庫本の影印版思 文閣出版昭 宇治拾遺物語萩野由之・落合直文・小中村義象校訂日本文学全 注釈・現代語訳・研究書 書第七編博文館明 宇治拾遺物語松下大三郎編国文大観物語部四板倉屋書房明 宇治拾遺物語註釈三木五百枝・三輪杉根誠之堂明 宇治拾遺物語私註小島之茂国文註釈全書第十一一巻国学院大学 宇治拾遺物語塚本哲三有朋堂文庫大昭 出版部明 宇治拾遺物語山崎麓校註日本文学大系国民図書大 ロ訳宇治拾遺物語外山たか子広文堂大 7 宇治拾遺物語全藤井乙男有朋堂書店大 今昔物語集の新研究坂井衡平誠之堂大 ( 名著刊行会より 宇治拾遺物語藤井乙男国文学名著集 3 文献書院昭 2 再版昭 ) 宇治拾遺物語正宗敦夫日本古典全集日本古典全集刊行会昭 宇治拾遺物語新釈中島悦次大同館書店昭 3 宇治拾遺物語黒板勝美新訂増補国史大系国史大系刊行会昭宇治拾遺物語私記矢野玄道未刊国文古註釈大系第十四冊帝国 教育会出版部昭 9 ( 宇治拾遺物語私記補遺 ( 抄 ) 愛媛大学地 翻刻 ) 域社会総合研究所研究報告号昭・ 3 宇治拾遺物語上・下中島悦次改造文庫昭 校訂宇治拾遺物語井本農一「古典研究」雄山閣昭・ 3 、昭近古時代説話文学論野村八良明治書院昭 付 中世文学の形象と精神荒木良雄昭森社昭 今昔物語集の研究上片寄正義三省堂昭 宇治拾遺物語上・下渡辺綱也岩波文庫昭 % 宇治拾遺物語上・下野村八良日本古典全書朝日新聞社昭幻 御書本うち拾遺物語上・下写本の影印版笠間書院昭絽 宇治拾遺物語古活字本の影印版三弥井書店昭 ~ 《付録》 一、以下の文献は、本作品を読むにあたって参考となる、翻刻・研究書・雑誌論 文などを分類してまとめたものである。 『宇治拾遺物語』を読むために 一、「各話関係論文」の項で、行頭にある太数字は、本作品全一九七話を通した 説話の番号である。

7. 完訳 日本の古典 第四十巻 宇治拾遺物語 ㈠

新註宇治拾遺物語田中順一一新註日本短篇文学叢書 9 河原書店中古説話文学研究序説高橋貢桜楓社昭四 昭 中世説話文学研究序説志村有弘桜楓社昭四 宇治拾遺物語・古今著聞集永積安明現代語訳日本古典文学全集宇治拾遺物語上・下長野甞一校注古典叢書明治書院昭 語河出書房・昭 物中世小説の研究市古貞次東京大学出版会昭 グラフィック版今昔物語・宇治拾遺物語野坂昭如日本の古典 6 世界文化社昭 中世文学の展望永積安明東京大学出版会昭引 治今昔物語・宇治拾遺物語佐藤謙一一一日本古典鑑賞講座第八巻角中世説話文学論序説春田宣桜楓社昭 川書店昭 今昔物語集・宇治拾遺物語佐藤謙一一一鑑賞日本古典文学角川 書店昭引 宇治拾遺物語の探求中島悦次有朋堂昭 宇治拾遺物語中島悦次角川文庫昭 宇治拾遺物語評釈小林智昭・増古和子武蔵野書院昭 宇治拾遺物語渡辺綱也・西尾光一日本古典文学大系岩波書宇治拾遺物語・大和物語・竹取物語横山青娥古典文学選別巻 店昭肪 塔影書房昭 中世文学の可能性永積安明岩波書店昭 説話文学と絵巻益田勝実三一書房昭 宇治拾遺物語・お伽草子永積安明古典日本文学全集筑摩書宇治拾遺物語説話と文学研究会編説話文学の世界一一笠間書院 昭 房昭 今昔物語集成立考国東文麿早稲田大学出版部昭 ( 増補版論纂説話と説話文学三谷栄一他編西尾光一教授定年記念論集 笠間叢書昭 中世説話文学論西尾光一塙書房昭 説話文学論考長野甞一著作集一一笠間叢書Ⅷ昭 日本の説話神田秀夫筑摩書房昭 検非違使を中心としたる平安時代の警察状態谷森饒男柏書房 昭 説話文学辞典長野甞一東京堂出版昭 中世の説話西尾光一講座日本文学 5 中世編—三省堂昭 説話文学の構想と伝承志村有弘明治書院昭 宇治拾遺物語・打聞集全註解中島悦次有精堂昭恥 中世説話文学の研究下原田行造桜楓社昭 A CoIIection of tales from こ一 D. E. Mills Cambridge Universi ・ 今昔物語集高橋貢編日本文学研究資料叢書有精堂昭恥 ty Press 1970 今昔物語福永武彦・野坂昭如日本の古典河出書房昭鮖 説話文学中野猛他編日本文学研究資料叢書有精堂昭町 文学史 宇治拾遺物語小林智昭日本古典文学全集小学館昭 日本の説話中世Ⅱ市古貞次他編東京美術昭四

8. 完訳 日本の古典 第四十五巻 平家物語 ㈣

しゅうちゅうしよう ( 日信か ) であろう。和書では『袖中抄』『無名抄』『井蛙《著者紹介》 抄』などの歌学書や『今昔物語集』『古事談』『十訓抄』市古貞次 ( いちこていじ ) 『太平記』『三国伝記』などから多く引用しているが、第一一明治四十四年、山梨県生れ。昭和九年、東京大学卒。中 えんぎ 延喜帝の条の神泉苑で鷺を五位になされたというところは、世文学専攻。現在、東京大学名誉教授。学士院会員。主 巻五「朝敵揃」 ( 一一一ページ ) とよく似た文章である。 著に『中世小説の研究』『中世小説とその周辺』『御伽草 第十「蘇武雁札」は『源平盛衰記』巻八「漢朝蘇武事」 子』『平家物語一・一一』 ( 日本古典文学全集 ) など。日本古 ( 『平家物語』巻一一蘇武 ) と内容が同じであるが、それぞれ典文学会理事長・全国大学国語国文学会代表理事などの 『漢書』からとったのかもしれない。第十一「幽王后褒娯」 役職にもっかれている。 は巻一一「烽火之沙汰」 ( 田一三一 ・一三二ページ ) と、第十三 編集室より》 「三井寺頼豪」は巻三「頼豪」と大同小異の文章である☆第四十八回配本『平家物語四』をお届けいたします。わ ( なお頼豪が終りに鼠となり経巻を食い破ったとのことは『平家』が国軍記物語の最高傑作は、これで完結です。あらためて 8 にはなく、延慶本あるいは『源平盛衰記』によったのであろう ) 。全四冊を通読され、感動を新たにしていただければと思い てん 第二十「小侍従・蔵人」は巻五「月見」により、同「展ます。 葛」は巻四「大衆揃」の孟嘗君の故事を承けたことは疑い☆次回は、都合により、五月下旬に『源氏物語七』 ( 阿部 秋生・秋山虔・今井源衛・鈴木日出男校注・訳定価千七 また第十六は全巻霊剣に関するもので、和漢の名剣説話百円 ) を配本いたします。正室女三の宮は不義の子を出産 十五編を収めるが、『太平記』をはじめ、『源平盛衰記』『保し出家、密通した柏木の死と、事件はつづき、生涯の伴侶 元物語』『平治物語』など軍記物語によったものが多い 紫の上にも先立たれて、その追憶にのみ生きる光源氏 『平家物語』巻十一「剣」や本書付録の「平家物語剣巻」本書は「柏木」から始まり、「横笛」「鈴虫」「タ霧」「御 とも関連するところがあり、宝剣尊重の時代相の窺われる法」、そして源氏の最晩年を描いた「幻」の六帖を収めま 巻であった。 す。どうそご期待ください かっ 0

9. 完訳 日本の古典 第二十三巻 源氏物語 ㈩

昭和十三年、青森県生れ。昭和四十六年、東京大学大学 院卒。古代文学専攻。現在、東京大学助教授。主な論文 は「古代和歌における心物対応構造」「古今的表現の形 《著者紹介》 成」「浮舟物語試論」「光源氏の死と再生」。 阿部秋生 ( あべあきお ) 《編集室より 明治四十三年、福岡県生れ。昭和十一年、東京大学卒。☆最終配本『源氏物語十』をお届けいたします。これで、「完訳日 本の古典」全六十巻は完結いたします。これもすべて、編集委員、 平安文学専攻。現在、東京大学名誉教授。主著は『書紀 校注・訳の先生方のお力によるものであり、そして、赤字の多い 集解首巻』『源氏物語研究序説』『日本文学史・中古篇』 校正紙に黙々として取り組まれた校正者、印刷所の方など、数多 『源氏物語 ( 日本古典文学全集 ) 』 ( 全六巻共著 ) 。 い裏方のおかげです。また、発刊以来六年、最後までご支援くだ さった読者の皆様。 こ、、いからお礼を申し上げます。 秋山虔 ( あきやまけん ) 大正十三年、岡山県生れ。昭和二十二年、東京大学卒。☆この全集は、私たちの貴重な文化遺産である古典文学を、より 広く、どなたにでも親しんでいただけるようにしたいとの念願か一 平安文学専攻。現在、東京大学名誉教授・東京女子大学 ら、スタートしました。収録作品を厳選し、手に取りやすい大き 教授。主著は『紫式部日記』『源氏物語の世界』『源氏物 さにしてカラーロ絵を収録したのも、そのためでした。 語 ( 日本古典文学全集 ) 』 ( 全六巻共著 ) 『更級日記』『王☆刊行中、読者の方々からお手紙で電話で、数々のご声援をいた 朝の文学空間』『源氏物語の女性たち』。 だきました。その中で、「自分の生きているうちに早く完結してほ しい」というご高齢の方々のお声は、それほどまでこの全集をご 今井源衛 ( いまいげんえ ) 大正八年、三重県生れ。昭和二十二年、東京大学卒。現支援くださ 0 ているのかと大変ありがたく、また辛くもありまし た。配本を延期せざるを得なかったことが、時折あったからです。 在、九州大学名誉教授・梅光女学院大学教授。主著は 完結した今、この全集が、一人でも多くの方々の古典に親しむ契 『源氏物語の研究』『紫式部』『花山院の生涯』『王朝文学 機になることができたら、と、私たちは祈っています。近いうち の研究』『源氏物語 ( 日本古典文学全集 ) 』 ( 全六巻共著 ) 。 にまた、想を改めた企画で、ふたたびお目にかかりたいと存じて 鈴木日出男 ( すずきひでお ) おります。長い間、本当にありがとうございました。 を反映して、この希有な絵巻が誕生したのである。 ( 東京芸術大学助教授 )

10. 完訳 日本の古典 第三十巻 今昔物語集 ㈠

完訳日本の古典第三十巻今昔物語集曰 定価一七〇〇円 昭和引年 1 月引日初版発行 校注・訳者馬淵和夫国東文麿今野達 発行者相賀徹夫 印刷所凸版印刷株式会社 発行所株式会社小学館 〒期東京都千代田区一ッ橋二ー三ー 振替口座東京八ー二〇 0 番 電話編集 ( 〇三 ) 二九二ー四七六三業務 ( 〇三 ) 二 三〇ー五三三三販売 ( 0 三 ) 一一三〇ー五七三九 ・造本には十分注意しておりますが、万一、落丁・乱丁 などの不良品がありましたらおとりかえいたします。 ・本書の一部あるいは全部を、無断で複写複製 ( コピー ) することは、法律で認められた場合を除き、著作者およ び出版者の権利の侵害となります。あらかしめ小社あて 許諾を求めてください Printed in Japan ( 著者検印は省略 K. Mabuti H. Kunisaki いたしました ) T. Konno ISBN4 ・ 09 ・ 55603P4 1986