検索 - みる会図書館

検索対象: 完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡

完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡から 381件ヒットしました。

完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡


完 訳 日 本 の 古 典 13 枕 草 子 二 松 尾 聰 永 井 和 子 校 注 ・ 訳

完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡


完 訳 日 本 の 古 典 第 十 三 巻 枕 草 子 Ü 定 価 一 七 〇 〇 円 昭 和 年 8 月 引 日 初 版 発 行 校 注 ・ 訳 者 松 尾 聰 永 井 和 子 発 行 者 相 賀 徹 夫 印 刷 所 図 書 印 刷 株 式 会 社 発 行 所 株 式 会 社 小 学 館 〒 皿 東 京 都 千 代 田 区 一 ッ 橋 一 一 ー 三 ー 振 替 口 座 東 京 八 ー 二 〇 〇 番 電 話 編 集 ( 〇 三 ) 一 一 三 〇 ー 五 六 六 九 業 務 ( 〇 三 ) 二 三 〇 ー 五 三 三 三 販 売 ( 〇 三 ) 一 一 三 〇 ー 五 七 六 八 ・ 造 本 に は 十 分 注 意 し て お り ま す が 、 万 一 、 落 丁 ・ 乱 丁 な ど の 不 良 品 が あ り ま し た ら お と り か え い た し ま す 。 ・ 本 書 の 一 部 あ る い は 全 部 を 、 無 断 で 複 写 複 製 ( コ ビ ー ) す る こ と は 、 法 律 で 認 め ら れ た 場 合 を 除 き 、 著 作 者 お よ び 出 版 者 の 権 利 の 侵 害 と な り ま す 。 あ ら か し め 小 社 あ て 許 諾 を 求 め て く だ さ い Printed in Japan ( 著 者 検 印 は 省 略 ◎ SMatuo K. Nagai 1984 ISBN4 ・ 09 ・ 556013 ・ 4 い た し ま し た )

完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡


枕 草 子 12 ニ 十 二 行 古 活 字 本 ホ 十 三 行 古 活 字 本 2 三 巻 本 系 統 田 中 氏 の 校 本 に お い て 底 本 本 文 の 右 側 に 対 校 に 用 い て そ の 異 同 を 掲 出 し て あ る 本 文 。 田 中 氏 は 三 巻 本 の 第 一 類 本 の う ち 陽 明 文 庫 蔵 ( 墨 付 一 六 七 丁 ) 本 を 対 校 用 本 と さ れ た が 、 第 一 類 本 は 、 日 本 古 典 文 学 大 系 本 ( 三 巻 本 ) の 段 序 で 第 七 九 段 の 「 あ ぢ き な き も の ー ま で の 部 分 を 欠 い て い る の で 、 そ の 部 分 の 諸 段 お よ び 、 そ れ 以 後 の 段 で も 第 一 類 本 に な く て 第 二 類 本 に あ る 数 段 は 、 第 二 類 本 の 田 中 氏 蔵 弥 富 破 摩 雄 氏 旧 蔵 本 を も っ て 補 わ れ た 。 便 宜 上 、 そ れ を お し な べ て 「 三 巻 本 」 と し て 本 書 の 「 脚 注 」 で は 掲 げ て お い た が 、 能 因 本 と 三 巻 本 と で は 段 序 に ち が い が あ る か ら 、 本 書 の 段 の う ち ど の 段 の 対 校 に 用 い ら れ て い る の が 弥 富 本 で あ る か を 明 ら か に す る た め 、 そ れ に 当 る 本 書 の 段 序 を 次 に 掲 げ る 。 第 一 ~ 二 五 段 。 第 二 八 ~ 五 三 段 。 第 五 五 ~ 六 〇 段 。 第 六 二 ~ 八 一 段 ( 八 一 段 は 「 あ ぢ き な き も の 」 の 段 ) 。 第 一 七 三 段 。 第 二 一 三 段 。 第 二 九 五 段 ( こ の 段 は 弥 富 本 で は 本 書 第 一 〇 段 の 末 に 当 る 部 分 に は い る ) 。 第 三 〇 四 段 ( こ の 段 は 弥 富 本 で は 本 書 第 五 二 段 の 末 に 当 る 部 分 に は い る ) 。 右 以 外 の 各 段 は 陽 明 文 庫 本 で あ る が 、 た だ 次 の 諸 段 は 、 第 一 、 二 類 を 通 じ て 三 巻 本 に は 全 く 欠 け て い る 段 で あ る 。 一 ・ 三 〇 三 ・ 三 一 〇 ・ 三 一 第 五 四 ・ 六 一 ・ 八 二 ・ 八 四 ・ 一 一 七 ・ 一 五 二 ・ 二 一 九 ~ 二 二 三 一 四 ・ 三 一 八 ・ 三 二 三 段 。 3 前 田 家 本

完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡


73 第 166 段 ( 現 代 語 訳 二 七 一 一 ハ ー ) 見 に 出 で 来 て 、 た は ぶ れ さ わ ぎ 笑 ふ も あ ン め り し を 、 「 か う は せ ぬ 事 な り 。 上 月 華 門 。 三 巻 本 「 左 衛 門 の 陣 」 。 一 九 一 九 公 卿 が 着 座 す る 腰 掛 し ゃ う じ じ ゃ う く わ ん じ よ う か ん だ ち め 達 部 の つ き た ま ふ 倚 子 な ど に 、 女 房 ど も の ば り 、 上 官 な ど の ゐ る 床 子 を 、 み な = 0 政 官 の 借 字 。 太 政 官 。 ニ 一 机 に 似 た 背 も た れ の な い 腰 掛 一 三 底 本 原 本 「 う ち と を し 」 。 う ち 倒 し そ こ な ひ た り な ど 、 苦 し が る 者 ど も あ れ ど 、 聞 き も 入 れ ず 。 ニ 三 出 典 不 詳 。 直 訳 す れ ば 「 秋 ぐ 屋 の い と 古 く て 、 瓦 葺 な れ ば に ゃ あ ら む 、 暑 さ の 世 に 知 ら ね ば 、 御 簾 の 外 に 、 ら い な も の だ ろ う か 、 太 政 官 の 地 が 今 や か ゐ に な ろ う こ と を 」 と な む か で ひ ひ と ひ 夜 も 臥 し た る に 、 古 き 所 な れ ば 、 蜈 蚣 と い ふ 物 の 、 日 一 日 落 ち か か り 、 蜂 の 巣 る 。 「 か ゐ 」 は 不 明 。 三 巻 本 「 ・ あ に は か り き や 、 太 政 官 の 地 の い ま や て ん じ ゃ う び と か う ( 夜 行 ) の 庭 と な ら む 事 を 」 。 の 大 き に て 、 つ き あ つ ま り た る な ど 、 い と お そ ろ し き 。 殿 上 人 日 ご と に ま ゐ り 、 ニ 四 「 夏 と 秋 と ゆ き か ふ 空 の か よ だ い じ ゃ う く わ ん よ る 夜 も ゐ 明 か し 、 物 言 ふ を 聞 き て 、 「 秋 ば か り に や 、 大 政 官 の 地 の 、 今 や か ゐ に ひ ち は か た へ す ず し き 風 や 吹 く ら む 」 ( 古 今 ・ 夏 躬 恒 ) に よ る 。 ニ 五 「 七 月 八 日 今 暁 中 宮 太 政 官 ョ な ら む 事 を 」 と 誦 し 出 で た り し 人 こ そ を か し か り し か 。 リ 禁 中 ニ 還 入 」 と 、 三 巻 本 勘 物 に す ず 秋 に な り た れ ど 、 か た へ 涼 し か ら ぬ 風 の 所 が ら な ン め り 。 さ す が に 虫 の 声 な あ る 。 き こ う で ん ニ 六 ニ 六 乞 巧 奠 の 祭 。 還 御 の 前 日 七 月 た な ば た ま つ り ど は 聞 え た り 。 八 日 ぞ 帰 ら せ た ま へ ば 、 七 夕 祭 な ど に て 、 例 よ り は 近 う 見 ゆ る 七 日 に 太 政 官 で 行 わ れ た 。 毛 庭 の 祭 場 が 。 一 説 、 星 が 。 夭 太 政 大 臣 藤 原 為 光 の 次 男 。 参 は 、 ほ ど の せ ば け れ ば 、 な ン め り 。 議 ( 宰 相 ) に な っ た の は 長 徳 二 年 四 月 。 一 六 六 段 は 前 段 と 一 続 き の も の な の で 一 段 に ま と め る 説 も あ る 。 一 六 六 宰 相 中 将 斉 信 、 宣 方 の 中 将 と ニ 九 左 大 臣 源 重 信 の 息 。 正 暦 五 年 ニ 九 ( 究 四 ) 八 月 右 中 将 。 た だ の ぶ の ぶ か た 三 0 後 文 か ら み て 七 月 七 日 の こ と 。 宰 相 中 将 斉 信 、 宣 方 の 中 将 と ま ゐ り た ま へ る に 、 人 々 出 で て 物 な ど 言 ふ に 、 よ る ふ さ い し ゃ う の き こ ず し か は ら ぶ き ニ 四 三 0 み す と ニ 七 か ん

完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡


( 現 代 語 訳 二 五 一 ハ ー ) し た が さ ね き め 、 , つ い , っ 々 須 で ・ も よ い で し ょ , つ 。 の 人 の 着 る 物 な れ ば 」 「 う へ の 衣 、 う へ の 袴 、 さ 言 ふ べ し 。 下 襲 も よ し 。 ま た 、 一 五 童 女 の 表 着 。 背 の 身 頃 が 長 く さ し め き 大 口 、 長 さ よ り は ロ の ひ ろ け れ ば 」 「 袴 い と あ ち き な し 。 指 貫 も 、 な そ 。 足 の 後 ろ に 引 く 。 一 六 後 ろ が 長 い の だ か ら 。 あ し ぶ く ろ し り な が 衣 、 も し は さ や う の 物 は 、 足 袋 な ど も 言 へ か し 」 な ど 、 よ ろ づ の 事 を 言 ひ の の 宅 当 時 、 男 児 の 服 装 に 尻 長 が あ っ た こ と が 台 記 な ど に 見 え る 。 男 か ぎ み の 子 の 尻 長 と 同 じ よ う に 、 汗 衫 も し る を 「 い で 、 あ な か し が ま し 。 今 は 言 は じ 。 寝 た ま ひ ね 」 と 言 ふ い ら へ に 、 尻 長 と 言 え ば よ い の に 、 の 意 と 仮 よ ゐ ニ 五 に 考 え る 。 夜 居 の 僧 の 、 「 い と わ ろ か ら む 。 よ ひ ひ と と き こ そ な ほ の た ま は め 」 と 、 に く 天 唐 衣 は 胴 が 隠 れ る 程 度 の 長 さ 。 こ ゑ う え は か ま し と 思 ひ た る 声 ざ ま に て 言 ひ 出 で た り し こ そ 、 を か し か り し に 添 へ て お ど ろ か 一 九 束 帯 の と そ の 時 着 る 表 の 袴 。 ニ 0 束 帯 の 時 、 袍 の 下 に 着 る 。 す そ ニ 一 裾 の ロ が 大 き く 広 い 大 口 袴 。 れ し か 。 一 三 裾 の 緒 を く く る 指 貫 袴 。 ニ 三 宮 中 に 一 晩 中 伺 候 し て 加 持 祈 と う 疇 を す る 僧 。 一 三 八 故 殿 の 御 た め に 、 月 ご と の 十 日 ニ 四 話 を や め る の は よ ろ し く な い 。 ニ 六 一 宝 「 宵 一 時 」 で 夜 の は じ め の 二 時 み き ゃ う ほ と け く や う こ と の 間 を い う か 。 三 巻 本 「 夜 一 夜 」 。 故 殿 の 御 た め に 、 月 ご と の 十 日 、 御 経 仏 供 養 ぜ さ せ た ま ひ し を 、 九 月 十 日 、 ニ 七 ニ 六 道 隆 。 長 徳 元 年 ( 究 五 ) 四 月 十 せ い は ん こ う じ か ん だ ち め て ん じ ゃ う び と 暇 職 の 御 曹 司 に て せ さ せ た ま ふ 。 上 達 部 、 殿 上 人 、 い と お ほ か り 。 清 範 講 師 に て 、 日 す る 。 毛 説 経 の 名 人 。 ↓ 田 四 二 段 。 説 く 事 ど も い と か な し け れ ば 、 こ と に 物 の あ は れ 深 か る ま じ き 、 若 き 人 も 、 み = 《 月 は 秋 と な っ て ま た 照 る け れ ど 、 月 を 賞 し た 人 は ど こ に 去 っ て 第 い っ た の か 、 の 意 。 「 月 秋 ト 期 シ な 泣 く め り 。 テ 身 イ ヅ ク ニ カ 去 ル 」 ( 本 朝 文 粋 ・ た だ の ぶ ず ん 果 て て 、 酒 な ど 飲 み 、 詩 誦 じ な ど す る に 、 頭 中 将 斉 信 の 君 、 「 月 秋 と し て 身 巻 + 四 ) に よ る 。 と お ほ ぐ ち き め ニ 四 つ き は か ま と う の か じ き

完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡


211 ( 付 ) 第 1 2 段 一 三 巻 本 前 段 に 「 渡 り は 」 の 段 が あ り 、 そ こ に 相 当 す る 前 田 本 、 堺 本 に は 「 た ま っ く り ( 地 名 ) の わ た り 」 と い う 名 が み え る 。 本 文 に 混 乱 が あ り 明 解 は 得 に く い が 「 た ち 」 ~ た ち は た ま っ く り 。 た ち た ち は 仮 に 「 館 」 と み る 。 一 説 「 太 刀 」 。 ニ 玉 で 飾 っ た 美 し い 邸 宅 。 「 太 刀 」 な ら 玉 を ち り ば め た 飾 り 太 刀 。 二 職 に お は し ま す こ ろ 三 こ の 段 三 巻 本 の み 。 長 徳 三 年 ( 究 七 ) あ る い は 四 年 の こ と か 。 う こ ん な い し び は 職 に お は し ま す こ ろ 、 八 月 十 余 日 の 月 あ か き 夜 、 右 近 の 内 侍 に 琵 琶 ひ か せ て 、 四 主 上 付 き の 女 房 。 ↓ 田 七 段 。 一 一 一 巻 本 系 統 諸 本 逸 文 〔 凡 例 〕 一 、 能 因 本 に は 見 え な い 、 三 巻 本 系 統 の 章 段 を 付 載 し た が 、 原 文 ・ お お む 脚 注 ・ 現 代 語 訳 な ど は 概 ね 能 因 本 に つ い て と 同 様 の 方 針 に 従 っ た 。 一 、 本 文 は 『 校 本 枕 冊 子 』 付 巻 の 「 三 巻 本 系 統 諸 本 逸 文 」 に 拠 っ た 。 こ れ は 「 校 本 本 文 篇 に 対 校 で き な か っ た 三 巻 本 系 統 ( 第 一 類 ・ 第 二 類 ) 本 文 を 各 類 本 の 原 文 の 順 序 に 」 田 中 氏 が 掲 げ ら れ た も の で 、 全 体 は 四 〇 段 に 分 段 さ れ て い る 。 本 書 の 章 段 の 分 け 方 は 「 校 本 」 の ま ま と し た 。 本 文 の 内 容 は 次 の と お り で あ る 。 1 、 陽 明 文 庫 本 ( 一 類 ) を 底 本 と す る 段 ー ー ー 一 一 ・ 2 、 弥 富 本 ( 二 類 ) を 底 本 と す る 段 ー ー 一 ・ 四 ・ 一 一 ・ 三 五 ・ 三 六 ・ 四 〇 ( こ の う ち 四 ・ 一 一 ・ 四 〇 は 二 類 本 の み に あ る ) し き 一 た ち は -1 、 ワ 、 陽 明 文 庫 本 を 底 本 と し 弥 富 本 を 対 校 し て あ る 段 以 外 の 章 段 一 、 本 文 の 意 味 不 通 の 箇 所 な ど は 最 小 限 の 校 訂 を 試 み た が 、 能 因 本 の ご と き 「 校 訂 付 記 」 は 省 略 し 、 脚 注 に そ の 旨 記 す に と ど め た 。 オ た だ し 一 、 「 見 出 し 語 」 に つ い て も 原 則 と し て 「 校 本 」 に 拠 っ こ 。 四 ・ 一 一 ・ 一 九 ・ 四 〇 の 各 段 に つ い て は 、 「 校 本 」 に お い て 「 一 本 云 々 」 の 本 文 が 記 載 さ れ 、 そ の 後 に 項 目 本 文 が あ げ て あ る が 、 本 書 で は 「 一 本 云 々 」 は 〔 〕 で 囲 ん だ 。 こ の 場 合 、 項 目 本 文 の 冒 頭 の み を 本 文 部 分 の 「 見 出 し 語 」 と し た 。 さ ら に 四 ・ 四 〇 段 に つ い て は 、 複 数 と お ば し き 項 目 を 含 む の で 、 目 次 に は そ の 項 目 す べ て を 列 挙 し た 。

完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡


方 丈 記 神 田 秀 夫 ( 武 蔵 大 学 ) 日 本 の 古 典 」 全 巻 の 内 容 永 積 安 明 ( 神 戸 大 学 ) 徒 然 草 荻 原 浅 男 ( 千 葉 大 学 ) 国 古 事 記 国 国 と は ず ・ が た り ・ ロ 久 保 田 淳 ( 東 京 大 学 ) 小 島 憲 之 ( 大 阪 市 立 大 学 ) 佐 竹 昭 広 ( 京 都 大 学 ) 圄 ー の 萬 葉 集 7 因 木 下 正 俊 ( 関 西 大 学 ) 囮 回 宇 治 拾 遺 物 語 冒 に 保 治 ( 早 稲 田 大 学 ) 中 田 祝 夫 ( 筑 波 大 学 ) 回 日 本 霊 異 記 市 古 貞 次 ( 東 京 大 学 ) 囮 ー 平 家 物 語 吉 小 沢 正 夫 ( 中 京 大 学 ) 回 古 今 和 歌 集 囮 謡 曲 集 三 道 小 山 弘 志 ( 国 文 学 研 究 資 料 館 ) 佐 藤 健 一 郎 ( 武 蔵 野 美 術 大 学 ) 表 章 ( 法 政 大 学 ) 竹 取 物 語 囮 謡 曲 集 0 風 姿 花 伝 佐 藤 喜 久 雄 ( 学 習 院 大 学 ) 片 桐 洋 一 ( 大 阪 女 子 大 学 ) 福 井 貞 助 ( 静 岡 大 学 ) 回 伊 勢 物 語 北 川 忠 彦 ( 京 都 女 子 大 学 ) 安 田 章 ( 京 都 大 学 ) 松 村 誠 一 ( 成 蹊 大 学 ) 囮 狂 言 集 土 佐 日 記 大 島 建 彦 ( 東 洋 大 学 ) 国 御 伽 草 子 集 木 村 正 中 ( 学 習 院 大 学 ) 伊 牟 田 経 久 ( 鹿 児 島 大 学 ) 回 蜻 蛉 日 記 國 好 色 一 代 男 康 隆 ( 早 稲 田 大 学 ) 松 尾 聰 ( 学 習 院 大 学 ) 永 井 和 子 ( 学 習 院 大 学 ) 回 囮 枕 草 子 圄 好 色 五 人 女 東 明 雅 ( 信 州 大 学 ) 阿 部 秋 生 ( 実 践 女 子 大 学 ) 今 井 源 衛 ( 梅 光 女 学 院 大 学 ) 国 回 ー 四 源 氏 物 語 7 田 好 色 一 代 女 和 泉 式 部 日 記 谷 脇 理 史 ( 筑 波 大 学 ) 藤 岡 忠 美 ( 神 戸 大 学 ) 国 日 本 永 代 蔵 中 野 幸 一 ( 早 稲 田 大 学 ) 紫 式 部 日 記 大 養 廉 ( お 茶 の 水 女 子 大 学 ) 万 の 文 反 古 更 級 日 記 神 保 五 彌 ( 早 稲 田 大 学 ) 世 間 胸 算 用 鈴 木 一 雄 ( 明 治 大 学 ) CÜ 3 夜 の 寝 覚 井 本 農 一 ( 実 践 女 子 大 学 ) 中 村 俊 定 ( 早 稲 田 大 学 ) 図 芭 蕉 句 集 堀 信 夫 ( 神 戸 大 学 ) 堀 切 実 ( 早 稲 田 大 学 ) 堤 中 納 言 物 語 稲 賀 敬 一 ズ 広 島 大 学 ) 栗 山 理 一 ( 成 城 大 学 ) 久 保 木 哲 夫 ( 都 留 文 科 大 学 ) 国 芭 蕉 文 集 ・ 去 来 抄 魃 ( 実 践 女 子 大 学 ) 無 名 草 子 国 近 松 門 左 衛 門 集 森 修 ( 大 阪 市 立 大 学 ) 鳥 越 文 蔵 ( 早 稲 田 大 学 ) 橘 健 二 ( 岐 阜 女 子 大 学 ) 四 大 鏡 冒 雨 月 物 語 高 田 衛 ( 都 立 大 学 ) 今 昔 物 語 集 馬 淵 和 夫 ( 中 央 大 学 ) 国 東 文 麿 ( 早 稲 田 大 学 ) 中 村 博 保 ( 静 岡 大 学 ) 本 朝 世 俗 部 今 野 達 ( 横 浜 国 立 大 学 ) 春 雨 物 語 栗 山 理 一 ( 成 城 大 学 ) 新 間 進 一 ( 青 山 学 院 大 学 ) 国 梁 塵 秘 抄 国 蕪 村 集 ・ 一 茶 集 暉 埈 康 隆 ( 早 稲 田 大 学 ) 国 国 新 古 今 和 歌 集 冒 峯 村 文 人 ( 国 際 基 督 教 大 学 ) 当 古 典 詞 華 集 冒 山 本 健 吉 ( 文 芸 評 論 家 ) 松 田 成 穂 ( 金 城 学 院 大 学 ) 石 埜 敬 子 ( 跡 見 学 園 短 期 大 学 ) 丸 山 一 彦 ( 宇 都 宮 大 学 ) 松 尾 靖 秋 ( 工 学 院 大 学 ) 増 古 和 子 ( 上 野 学 園 大 学 )

完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡


( 現 代 語 訳 三 五 〇 ハ ー ) が う る は し き 、 ま た し ら が が み む く つ け げ な る な ど 、 お ほ く て 、 い と な げ に て 、 一 六 供 の 者 が た く さ ん い て 。 宅 暇 無 げ 。 い そ が し げ 。 こ こ か し こ に ゃ ん ご と な き お ば え あ る こ そ 、 法 師 も あ ら ま ほ し き わ ざ な ン め れ 。 天 捨 て て お け な い 大 切 な も の と し て の 世 間 の 信 望 が 厚 い の こ そ 。 一 九 一 九 こ の 一 文 三 巻 本 ナ シ 。 法 師 の 親 な ど い か に う れ し か ら む と こ そ お し は か ら る れ 。 親 に つ い て の 言 。 ニ 0 こ の 段 を 以 っ て 能 因 本 の 実 質 上 の 章 段 は 終 る 。 三 二 〇 見 苦 し き も の え も ん ニ 一 抜 き 衣 紋 に し て 着 る こ と 。 一 三 た ま に 来 る 人 。 一 説 、 並 々 で し た す だ れ き め せ め 一 一 く び は な い 人 、 ま た 一 説 、 病 人 。 見 苦 し き も の 衣 の 背 縫 ひ 片 寄 せ 着 た る 人 。 ま た の け 領 し た る 人 。 下 簾 き た ニ 三 不 釣 合 の さ ま か 。 わ ら は か ん だ ち め ニ 四 婦 人 の 外 出 姿 。 な げ な る 上 達 部 の 御 車 。 例 な ら ぬ 人 の 前 に 、 子 を ゐ て 来 た る 。 袴 着 た る 童 の 、 お ん よ う じ ニ 四 一 宝 法 師 な の に 神 職 の 陰 陽 師 を 兼 あ ゆ き あ し だ い ま や う つ ば さ う ぞ く 足 駄 は き た る 。 そ れ は 今 様 の 者 な り 。 壺 装 束 し た る 者 の 、 い そ ぎ て 歩 み 来 た る 。 ね る 者 。 か み か ぶ り ニ 六 三 巻 本 「 紙 冠 」 と あ る 。 額 に つ ニ 五 お ん や う じ は ら へ そ う ぎ よ う 法 師 陰 陽 師 の か う ぶ り し て 祓 し た る 。 ま た 色 黒 う や せ 、 に く げ な る 女 の か づ ら け る 三 角 形 の 白 紙 で 、 神 が 僧 形 を 忌 む の で つ け る も の か と い う 。 を と こ ひ げ し た る 、 鬚 が ち に や せ や せ な る 男 と 昼 寝 し た る 。 何 の 見 る か ひ に 臥 し た る に か 毛 か も じ 。 入 れ 毛 。 ニ ^ 寝 る の が 当 然 な こ と 。 よ る 段 あ ら む 。 夜 な ど は か た ち も 見 え ず 、 ま た 、 お し な べ て さ る こ と と な り に た れ ば 、 え 朝 早 く 起 き て 立 ち 去 る 。 寝 起 き の 顔 は 醜 い か ら 。 三 巻 本 「 起 き わ れ に く げ な り と て 、 起 き ゐ る べ き に も あ ら ず か し 。 っ と め て と く 起 き い ぬ る 、 ぬ る 」 。 第 三 0 つ ま ら な い 顔 か た ち 。 目 や す し か し 。 夏 、 昼 寝 し て 起 き ゐ た る 、 い と よ き 人 こ そ 、 い ま す こ し を か し 三 一 油 ぎ っ て 光 る さ ま 。 = 三 寝 て 押 し つ け た た め に 顔 が い 三 0 び つ に な る こ と 。 け れ 、 え せ か た ち は 、 つ や め き 寝 腫 れ て 、 よ う せ ず は 、 頬 ゆ が み も し つ べ し 。 ニ 六 れ い か た よ は か ま ふ ニ 九 ニ 七

完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡


に 〕 法 師 は : 女 は : 女 の 遊 び は : ・ 五 い み じ う 暑 き 昼 中 に : 六 南 な ら ず は : ・ 七 大 路 近 な る 所 に て 聞 け ば : ・ 八 森 は 九 九 月 二 十 日 あ ま り の ほ ど 一 〇 清 水 な ど に ま ゐ り て 、 坂 も と の ば る ほ ど 、 い に く き も の の 下 〕 夜 居 に ま ゐ り た る 僧 を : 一 二 世 ノ 中 に な ほ い と 心 憂 き も の は : : : 一 一 一 六 : 三 巻 本 系 統 諸 本 逸 文 一 た ち は : 二 職 に お は し ま す こ ろ 四 〔 一 本 牛 飼 は お ほ き に て と い ふ 次 ・ : 三 璧 ・ : 三 契 ・ : 三 五 六 ・ : 三 五 六 ・ : 三 五 七 ・ : 三 五 七 ・ : 三 五 七 ・ : 三 五 七 ・ : 三 夭 一 三 男 こ そ 、 な ほ い と あ り が た く : 一 四 よ ろ づ の こ と よ り も 情 あ る こ そ : ・ : ・ 一 二 八 : 一 五 人 の う へ 言 ふ を 腹 立 つ 人 こ そ : 一 六 古 代 の 人 の 指 貫 着 た る こ そ : 一 七 成 信 の 中 将 こ そ : 一 八 左 右 の 衛 門 の 尉 を : ・ 一 九 〔 一 本 き よ し と み ゆ る も の の 次 に 〕 夜 ま さ り す る も の : 二 〇 ひ か げ に お と る も の : 一 聞 き に く き も の ・ 二 二 文 字 に 書 き て あ る や う あ ら め ど 心 得 ぬ も の : 二 三 下 の 心 か ま へ て わ ろ く て き ょ げ に 見 ゆ る も の : ・ 二 四 女 の う は 着 は : 二 五 汗 衫 は : 一 一 六 薄 様 色 紙 は : 二 七 硯 の 箱 は : ・ : 三 夭 ・ : 三 五 九 ・ : 三 五 九

完訳 日本の古典 第十三巻 枕草子 ㈡


一 、 本 書 に は 、 第 一 一 八 段 ~ 第 一 = 二 三 段 、 奥 書 を 収 め 、 ま た 、 能 因 本 に は な い 三 巻 本 系 統 の 章 段 を 付 載 し た 。 一 、 本 書 は 、 「 日 本 古 典 文 学 全 集 」 の 『 枕 草 子 』 を も と と し て 新 し く 修 正 、 添 削 の 筆 を 加 え て 成 0 た も の で 子 あ る が 、 曰 は 松 尾 が 原 稿 を 作 成 し 永 井 が 閲 読 加 筆 し 、 は 永 井 が 原 稿 を 作 成 し 松 尾 が 閲 読 加 筆 し た 。 草 一 、 ロ 絵 に 関 し て 、 徳 川 黎 明 会 、 浅 野 長 愛 氏 、 静 嘉 堂 文 庫 ほ か の 協 力 を 得 た 。 記 し て 謝 意 を 表 す る 。 枕