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検索対象: 完訳 日本の古典 第二十三巻 源氏物語 ㈩

完訳 日本の古典 第二十三巻 源氏物語 ㈩から 495件ヒットしました。

完訳 日本の古典 第二十三巻 源氏物語 ㈩


完 訳 日 本 の 古 典 23 源 氏 物 語 十 阿 部 秋 生 ・ 秋 山 虔 ・ 今 井 源 衛 ・ 鈴 木 日 出 男 校 注 ・ 訳 館 0 ′ ク 0 0

完訳 日本の古典 第二十三巻 源氏物語 ㈩


引 歌 一 覧 : 官 位 相 当 表 : 各 巻 の 系 図 : 源 氏 物 語 引 歌 索 引 : 源 氏 物 語 引 用 漢 詩 文 索 引 : 源 氏 物 語 引 用 仏 典 索 引 : ロ 絵 目 次 源 氏 物 語 図 扇 面 / 浮 舟 : 源 氏 物 語 蜻 蛉 図 白 描 色 紙 : 源 氏 物 語 手 習 図 白 描 色 紙 : 源 氏 物 語 夢 浮 橋 図 色 紙 ・ ・ 〈 装 丁 〉 中 野 博 之 ・ : 四 四 四 ・ : 四 八 0 ・ : 四 八 八

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引 歌 一 覧 : 官 位 相 当 表 : 各 巻 の 系 図 : 源 氏 物 語 引 歌 索 引 : 源 氏 物 語 引 用 漢 詩 文 索 引 : 源 氏 物 語 引 用 仏 典 索 引 : ロ 絵 目 次 源 氏 物 語 図 扇 面 / 浮 舟 : 源 氏 物 語 蜻 蛉 図 白 描 色 紙 : 源 氏 物 語 手 習 図 白 描 色 紙 : 源 氏 物 語 夢 浮 橋 図 色 紙 ・ ・ 〈 装 丁 〉 中 野 博 之 ・ : 四 四 四 ・ : 四 八 0 ・ : 四 八 八

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完 訳 日 本 の 古 典 第 二 十 三 巻 源 氏 物 国 昭 和 年 間 月 引 日 初 版 発 行 定 価 一 九 〇 〇 円 阿 部 秋 生 秋 山 虔 校 注 ・ 訳 者 今 井 源 衛 鈴 木 日 出 男 発 行 者 相 賀 徹 夫 印 刷 所 凸 版 印 刷 株 式 会 社 発 行 所 株 式 会 社 小 学 館 〒 期 東 京 都 千 代 田 区 一 ッ 橋 二 ー 三 ー 振 替 口 座 東 京 八 ー 二 〇 〇 番 電 話 編 集 ( 〇 三 ) 一 一 三 〇 ー 五 一 四 一 業 務 ( 〇 三 ) 一 一 三 〇 ー 五 三 三 三 販 売 ( 〇 三 ) 一 一 三 〇 ー 五 七 三 九 ・ 造 本 に は 十 分 注 意 し て お り ま す が 、 万 一 、 落 丁 ・ 乱 丁 な ど の 不 良 品 が あ り ま し た ら お と り か え い た し ま す 。 ・ 本 書 の 一 部 あ る い は 全 部 を 、 無 断 で 複 写 複 製 ( コ ピ ー ) す る こ と は 、 法 律 で 認 め ら れ た 場 合 を 除 き 、 著 作 者 お よ び 出 版 者 の 権 利 の 侵 害 と な り ま す 。 あ ら か し め 小 社 あ て 許 諾 を 求 め て く だ さ い 。 Printed in Japan A. Abe K. Akiyama ( 著 者 検 印 は 省 略 1988 G. lmai H. Suzuki い た し ま し た ) ISBN4 ・ 09 ・ 556023 ・ 1

完訳 日本の古典 第二十三巻 源氏物語 ㈩


引 歌 一 覧 官 位 相 当 表 各 巻 の 系 図 源 氏 物 語 引 歌 索 引 源 氏 物 語 引 用 漢 詩 文 索 引 源 氏 物 語 引 用 仏 典 索 引

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源 氏 物 語 6 4 見 出 し は 、 本 文 に 付 し た 見 出 し と 同 じ も の を 現 代 語 訳 の 該 当 箇 所 に 付 け た 。 原 文 と 現 代 語 訳 と の 照 合 の 検 索 の 便 を は か り 、 そ れ ぞ れ 数 ベ ー ジ お き の 下 段 に 、 対 応 す る べ ー ジ 数 を 示 し た 。 一 、 巻 末 評 論 は 、 本 巻 所 収 の 巻 々 に 関 連 し て 問 題 と な る テ ー マ を 一 つ と り あ げ て 論 じ た 。 一 、 巻 末 付 録 と し て 、 「 引 歌 一 覧 」 「 官 位 相 当 表 」 「 各 巻 の 系 図 」 「 源 氏 物 語 引 歌 索 引 」 「 源 氏 物 語 引 用 漢 詩 文 索 引 」 「 源 氏 物 語 引 用 仏 典 索 引 」 を 収 め た 。 一 、 本 巻 の 執 筆 に あ た っ て の 分 担 は 、 次 の と お り で あ る 。 本 文 は 、 阿 部 秋 生 が 担 当 し た 。 2 脚 注 は 、 秋 山 虔 と 鈴 木 日 出 男 が 執 筆 し た 。 現 代 語 訳 は 、 秋 山 虔 が 執 筆 し た 。 巻 末 評 論 は 、 今 井 源 衛 が 執 筆 し た 。 5 付 録 の 「 引 歌 一 覧 」 は 、 鈴 木 日 出 男 が 執 筆 し た 。 一 、 そ の 他 1 ロ 絵 の 構 成 ・ 選 定 ・ 図 版 解 説 に つ い て は 田 口 栄 一 氏 を 煩 わ し た 。 2 ロ 絵 に 掲 載 し た 『 源 氏 物 語 図 扇 面 』 に つ い て は 浄 土 寺 の 、 『 源 氏 物 語 図 色 紙 』 に つ い て は 東 京 国 立 博 物 館 ・ 徳 川 黎 明 会 の 協 力 を 得 た 。

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賢 木 一 七 四 ( 三 八 七 ) ・ 総 角 3 一 一 0 五 ( 四 八 九 ) あ 秋 の 野 の 草 の 袂 か 花 薄 ほ に 出 で て 招 く 袖 と 見 ゆ ら む 飽 か ざ り し 君 が 匂 ひ の 恋 し さ に 梅 の 花 を そ 今 朝 は 折 り つ る タ 顔 田 二 0 ( 四 四 五 ) ・ 宿 木 一 0 七 ( 一 宅 五 ) 手 習 = 一 0 ( 四 四 一 ) 秋 の 夜 に 雨 と き こ え て 降 り つ る は 風 に 乱 る る 紅 葉 な り け り 飽 か ざ り し 袖 の な か に や 入 り に け む わ が 魂 の な き 心 地 す る 帚 木 田 六 四 ( 四 四 一 ) 末 摘 花 図 一 一 ( 三 六 七 ) ・ 秋 の 夜 の 千 夜 を 一 夜 に な せ り と も こ と ば 残 り て 鶏 や 鳴 き な む 若 菜 下 圈 一 八 三 ( 四 00 ・ タ 霧 一 一 一 一 ( 三 九 五 ) ・ 浮 舟 叫 一 一 五 ( 四 一 一 六 ) タ 顔 田 一 三 セ ( 四 四 七 ) ・ 若 菜 下 同 一 三 九 ( 四 0 六 ) 暁 の 露 は 枕 に お き け る を 草 葉 の 上 と 何 思 ひ け む 御 法 一 八 五 ( 四 0 一 ) 秋 は き ぬ 紅 葉 は 宿 に ふ り 敷 き ぬ 道 ふ み わ け て と ふ 人 は な し 秋 風 の 吹 く に つ け て も 訪 は ぬ か な 荻 の 葉 な ら ば 音 は し て ま し 帚 木 田 六 四 ( 四 四 一 ) ・ 宿 木 3 一 0 四 ( 三 七 五 ) 手 習 一 八 四 ( 四 三 九 ) 秋 萩 の 下 葉 色 づ く 今 よ り や ひ と り あ る 人 の 寝 ね か て に す る 秋 来 ぬ と 目 に は さ や か に 見 え ね ど も 風 の 音 に そ お ど ろ か れ ぬ る 若 菜 上 圈 七 0 ( 四 0 一 l) 篝 火 3 六 三 ( 四 0 一 ) 秋 萩 の 下 葉 に つ け て 目 に 近 く よ そ な る 人 の 心 を ぞ 見 る 索 厭 秋 な れ ば 山 と よ む ま で 鳴 く 鹿 に 我 お と ら め や ひ と り 寝 る 夜 は 若 菜 上 四 九 ( 三 九 七 ) 語 タ 霧 一 四 一 ( 三 九 七 ) 秋 は な ほ 夕 ま ぐ れ こ そ た だ な ら ね 荻 の 上 風 萩 の 下 露 物 秋 の 露 は 移 し に あ り け り 水 鳥 の 青 葉 の 山 の 色 づ く 見 れ ば 少 女 3 一 0 七 ( 四 一 一 三 ) ・ 真 木 柱 3 一 七 へ ( 四 0 八 ) ・ 幻 一 二 七 ( 四 0 五 ) 源 若 菜 上 六 九 ( 四 0 一 ) 秋 吹 く は い か な る 色 の 風 な れ ば 身 に し む ば か り あ は れ な る ら む を み な へ し 秋 の 野 に 狩 り ぞ 暮 れ ぬ る 女 郎 花 今 宵 ば か り の 宿 も か さ な む 御 法 一 八 三 ( 四 00 ) ・ 宿 木 3 九 八 ( 三 七 四 ) 一 0 タ 霧 一 一 一 一 ( 三 突 ) 秋 を お き て 時 こ そ あ り け れ 菊 の 花 移 ろ ふ か ら に 色 の ま さ れ ば ひ と と き 秋 の 野 に な ま め き 立 て る 女 郎 花 あ な か し が ま し 花 も 一 時 帚 本 田 六 四 ( 四 四 一 ) ・ 藤 裏 葉 回 一 一 一 八 ( 四 一 四 ) 源 氏 物 語 引 歌 索 引 一 、 完 訳 日 本 の 古 典 『 源 氏 物 語 』 曰 ~ の 各 冊 に 引 歌 と し て 指 摘 し た 歌 を 五 十 音 順 に 配 列 し 、 該 当 す る べ ー ジ を 示 し た 。 一 、 歌 の 配 列 は 、 歴 史 仮 名 遣 い の 五 十 音 順 に よ っ た 。 一 、 ペ ー ジ の 掲 出 の 仕 方 は 、 巻 名 ( 桐 壺 ~ 夢 浮 橋 ) 、 本 書 の 冊 数 ( 田 ~ ) 、 本 文 中 の 引 歌 表 現 の ペ ー ジ 数 、 ( ) 内 に 巻 末 付 録 「 引 歌 一 覧 」 に お け る べ ー ジ 数 、 の 順 に 示 し た 。 た も と は な す す き

完訳 日本の古典 第二十三巻 源氏物語 ㈩


源 氏 物 語

完訳 日本の古典 第二十三巻 源氏物語 ㈩


に す ぎ な い か ら だ 。 『 竹 取 物 語 』 で は か ぐ や 姫 は 地 上 の あ ら ゆ る 男 の 希 望 を ふ り き っ て 、 彼 女 の 本 貫 で あ る あ て み や -4 月 世 界 に 帰 っ て ゆ く し 、 『 宇 津 保 物 語 』 の 貴 宮 は 大 勢 の 求 婚 者 に 言 い 寄 ら れ な が ら 、 結 局 東 宮 に 参 嫁 す る 。 あ こ ぎ な い し の す け 語 『 落 窪 物 語 』 で は 主 人 公 の 少 将 は 最 後 に は 太 上 大 臣 と な り 、 そ の 娘 は 皇 后 に 、 大 活 躍 を し た 阿 漕 は 典 侍 に 出 氏 世 し て 二 百 歳 ま で 生 き た と あ る 。 源 『 源 氏 物 語 』 の 場 合 に は 、 光 源 氏 は 正 し く そ の 作 り 物 語 の 伝 統 に 沿 0 た 主 人 公 で あ る 。 彼 は 準 太 上 天 皇 に 達 し 、 栄 華 を 極 め た 。 そ れ に 比 べ て 、 次 の 世 代 の 薫 ・ 匂 宮 の 結 末 の 語 り 口 は ひ ど く 変 っ て い る 。 当 時 の 読 者 の 目 に は 、 そ れ は 物 語 の 結 末 と は 名 付 け に く い ほ ど あ い ま い で 、 そ の 後 の 薫 や 浮 舟 の 運 命 は ど う な る の か 、 ま っ た く 見 当 が っ か な い も の に 見 え た で あ ろ う 。 作 者 は こ こ で 物 語 を 終 ら せ る つ も り だ っ た の か 、 そ れ と も 、 さ ら に 書 き 続 け る つ も り だ っ た の が 何 か の 事 情 で そ れ が で き な く な っ た の か 、 不 審 は 果 て し が な か っ た に ち も っ と も こ う し て 論 を 完 結 説 と 未 完 ( 中 断 ) 説 と に 分 け て み る と 、 昔 か ら 後 者 は き わ め て 少 な く 、 前 者 が 大 勢 を 占 め て お り 、 物 語 は 現 在 の 形 で 完 結 し て い る も の と 解 し た う え で 、 も つ ば ら そ の 作 意 を せ ん さ く す る こ と に つ と め て い る 。 そ れ は 「 夢 浮 橋 」 の 巻 名 と か ら ん で 、 世 間 生 死 一 切 夢 幻 の 意 、 あ る い は 女 主 人 公 浮 舟 の 一 生 が 夢 さ な が ら の 意 、 あ る い は ま た 「 た だ 無 常 迅 速 の こ と わ り を あ ら は し 盛 者 必 衰 の お も む き を し ら し め 」 ( 『 河 海 抄 』 ) た も の な ど と い う の で あ る 。 未 完 説 は 、 形 の 上 で 末 尾 に 未 解 決 の も の が 多 け れ ば 、 こ れ を 未 完 な い し 中 絶 と 考 え る わ け で 、 た し か に 前 述 の よ う に 『 源 氏 物 語 』 以 前 の 物 語 に は こ の 原 則 は あ て は ま り そ う だ が 、 『 源 氏 物 語 』 は 、 女 性 が 初 め て 本 格 的 な 物 語 作 者 に な っ た と い う 点 だ け で も 画 期 的 な 作 品 だ か ら 、 内 容 に お い て も 従 来 見 ら れ な か っ た 現 象 が

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宇 治 十 帖 で は 、 作 者 が 全 身 的 な 共 感 と と も に 自 身 の 思 想 や 感 情 を 投 入 し よ う と し た の は 、 薫 や 匂 宮 で は な 大 君 あ る い は 浮 舟 で あ る 。 薫 が こ の 後 ど う し た か 、 と い う よ う な こ と は 作 者 に と っ て は さ し た る 関 心 事 語 で は な か っ た で あ ろ う 。 浮 舟 の 姿 を こ の よ う に 描 き 終 っ た 意 味 を 我 々 は 十 分 に 汲 み 取 る べ き だ ろ う 。 氏 古 典 と 現 代 と を 限 ら ず 、 日 本 文 学 に 一 貫 す る も の と し て 、 し ば し ば 母 性 へ の 帰 依 と か 思 慕 が 指 摘 さ れ る が 、 源 『 源 氏 物 語 』 も ま た そ の 例 外 で は な か っ た の で あ る 。