検索 - みる会図書館

検索対象: 完訳 日本の古典 第四十一巻 宇治拾遺物語 ㈡

完訳 日本の古典 第四十一巻 宇治拾遺物語 ㈡から 407件ヒットしました。

完訳 日本の古典 第四十一巻 宇治拾遺物語 ㈡


完 訳 日 本 の 古 典 41 宇 治 拾 遺 物 語 二 小 林 智 昭 ・ 小 林 保 治 ・ 増 古 和 子 校 注 ・ 訳 ′ ク 0

完訳 日本の古典 第四十一巻 宇治拾遺物語 ㈡


9 凡 例 を 略 号 で 記 し た 。 一 、 脚 注 は 本 文 を 味 解 し 鑑 賞 す る た め の 手 が か り と な る よ う 、 次 の 諸 点 に 留 意 し た 。 簡 潔 ・ 明 快 で あ る こ と を 旨 と し 、 な お か っ 脚 注 だ け で 十 分 本 文 が 読 解 で き る よ う 心 が け た 。 2 語 釈 は 本 説 話 集 と し て 、 ま た 中 世 語 と し て 主 要 な も の を 重 点 的 に と り あ げ た 。 3 仏 語 の 解 釈 は と か く 難 解 と な り が ち だ が 、 本 書 は そ れ を 避 け て で き る だ け 平 易 で あ る よ う に 努 め た 。 脚 注 欄 の ス ペ ー ス の 関 係 で 、 前 ま た は 後 の ペ ー ジ の 注 を 、 さ ら に 一 冊 目 の 注 を 参 照 さ せ た 箇 所 が あ る 。 口 一 七 三 ハ ー 注 一 七 ( 一 冊 目 の 脚 注 を 参 照 す る 場 合 ) ↓ 四 六 ハ ー 注 九 ( 本 書 の 脚 注 を 参 照 す る 場 合 ) ↓ 1 5 脚 注 で 用 い た 古 辞 書 や 参 考 に し た 注 釈 書 類 は 略 号 で 示 し た 。 和 名 類 聚 抄 ↓ 和 名 抄 類 聚 名 義 抄 ( 観 智 院 本 ) ↓ 名 義 抄 伊 呂 波 字 類 抄 ( 十 巻 本 ) ↓ 字 類 抄 宇 治 拾 遺 物 語 ( 日 本 古 典 全 書 ) ↓ 全 書 本 宇 治 拾 遺 物 語 ( 日 本 古 典 文 学 大 系 ) ↓ 大 系 本 宇 治 拾 遺 物 語 打 聞 集 全 註 解 ↓ 全 註 解 宇 治 拾 遺 物 語 ( 校 注 古 典 叢 書 ) ↓ 校 注 本 ま た 『 宇 治 拾 遺 物 語 』 や 『 今 昔 物 語 集 』 の 日 本 古 典 文 学 全 集 本 は 全 集 本 と 略 し た 。 そ の 他 出 典 な ど を 示 す 文 献 類 で 長 名 の も の は 、 理 解 で き る 範 囲 内 で 略 称 を 用 い た 。 6 語 釈 の 出 典 は 必 ず し も 統 一 的 に 明 記 せ ず 、 省 略 し た 場 合 も 多 い 。 た と え ば 人 物 の 略 伝 の 場 合 、 主 と し て 『 公 卿 補 任 』 『 尊 卑 分 脈 』 な ど に よ る 時 は 多 く 省 き 、 そ の 他 の 特 殊 な 文 献 に よ る 時 は 注 記 す る の を 原 則 と し た 。 一 、 現 代 語 訳 は 正 確 な 直 訳 を 旨 と し つ つ 、 次 の よ う な 方 針 に 従 っ た 。 原 文 に 対 し て は 不 即 不 離 の 態 度 を と り 、 と く に 意 訳 に 流 れ 過 ぎ ぬ よ う に 努 め た 。 ま た 文 脈 、 語 義 な ど

完訳 日本の古典 第四十一巻 宇治拾遺物語 ㈡


完 訳 日 本 の 古 典 第 四 + 一 巻 宇 治 拾 遺 物 語 Ü 昭 和 年 2 月 日 初 版 発 行 定 価 一 七 〇 〇 円 校 注 ・ 訳 者 小 林 智 昭 小 林 保 治 増 古 和 子 発 行 者 相 賀 徹 夫 印 刷 所 図 書 印 刷 株 式 会 社 発 行 所 株 式 会 社 小 学 館 〒 期 東 京 都 千 代 田 区 一 ッ 橋 一 一 ー 三 ー 振 替 口 座 東 京 八 ー 一 一 〇 〇 番 電 話 編 集 ( 〇 三 ) 二 九 一 一 ー 四 七 六 三 業 務 ( 〇 三 ) 一 一 三 〇 ー 五 三 三 三 阪 売 ( 〇 三 ) 一 一 三 〇 ー 五 七 三 九 ・ 造 本 に は 十 分 注 意 し て お り ま す が 、 万 一 、 落 丁 ・ 乱 丁 な ど の 不 良 品 が あ り ま し た ら お と り か え い た し ま す 。 ・ 本 書 の 一 部 あ る い は 全 部 を 、 無 断 で 複 写 複 製 ( コ ピ ー ) す る こ と は 、 法 律 で 認 め ら れ た 場 合 を 除 き 、 著 作 者 お よ び 出 版 者 の 権 利 の 侵 害 と な り ま す 。 あ ら か じ め 小 社 あ て 許 諾 を 求 め て く だ さ い 。 Printed in Japan ( 著 者 検 印 は 省 略 ◎ T.K0bayasi Y.Kobayas1 一 9 田 K. Masuko い た し ま し た ) ISBN4 , 09 ・ 556041 ・ X

完訳 日本の古典 第四十一巻 宇治拾遺物語 ㈡


八 相 応 和 尚 都 卒 天 に の ば る 事 、 染 殿 の 后 祈 り 奉 る 事 九 仁 戒 上 人 往 生 の 事 : 十 秦 始 皇 天 竺 よ り 来 た る 僧 禁 獄 の 事 校 訂 付 記 付 録 関 係 説 話 表 固 有 名 詞 索 引 十 一 後 の 千 金 の 事 ・ : 三 七 一 一 十 二 盗 跖 と 孔 子 と 問 答 の 事 ・ : 三 詣 ・ : 三 七 五 ロ 絵 目 次 宇 治 拾 遺 物 語 絵 巻 : ・ 宇 治 拾 遺 物 語 絵 巻 慈 覚 大 師 画 像 -4 〈 装 丁 〉 中 野 博 之 ・ : 三 七 六 ・ : 三 七 七 三 八 九

完訳 日本の古典 第四十一巻 宇治拾遺物語 ㈡


381 関 係 説 話 表 説 話 巻 ー 話 順 番 号 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 四 古 事 談 二 江 談 抄 三 〃 七 古 事 談 三 〃 八 九 古 事 談 三 冨 家 語 関 係 説 話 表 ノ 古 事 談 三 東 斎 随 筆 ( 好 色 類 ) 同 文 話 こ こ に は 、 本 書 曰 の 各 説 話 に 関 連 あ る 文 献 の 所 在 を 示 し た 。 一 、 算 用 数 字 は 、 作 品 全 体 を 通 し た 説 話 番 号 で あ る 。 同 文 話 の 欄 に は 、 同 文 的 な い し 相 当 に 類 似 度 の 高 い 説 話 を 、 類 話 ・ 関 連 話 等 の 欄 に は 、 説 話 の 一 部 や 題 材 の う え で 関 連 あ る 話 や 記 事 を 掲 げ た 。 一 、 説 話 通 し 番 号 は 、 『 古 事 談 』 は 古 典 文 庫 、 『 古 本 説 話 集 』 は 日 本 古 典 全 書 、 『 冨 家 語 』 は 勉 誠 社 文 庫 祐 、 『 古 今 著 聞 集 』 は 日 本 古 典 文 学 大 系 、 往 生 伝 類 は 日 本 思 想 大 系 7 、 『 袋 草 紙 』 は 『 袋 草 紙 注 釈 』 ( 塙 書 房 ) に 従 っ た 。 一 、 『 今 昔 物 語 集 』 は 今 昔 、 『 古 本 説 話 集 』 は 古 本 説 話 と 略 称 し た 。 一 、 本 表 の 作 成 に は 、 間 日 本 古 典 文 学 大 系 、 ⑧ 『 宇 治 拾 遺 物 語 ・ 打 聞 集 全 注 解 』 、 0 「 古 事 談 出 典 一 覧 表 」 ( 古 典 文 庫 所 収 ) 、 ⑩ 『 日 本 説 話 文 学 索 引 』 な ど を 参 照 し た が 、 特 に か ら は 多 大 の 恩 恵 を 蒙 っ た 。 類 話 ・ 関 連 話 等 本 朝 法 華 験 記 下 今 昔 一 一 一 五 常 内 義 抄 今 昔 一 七 ー 一 地 蔵 菩 薩 霊 験 記 雑 談 集 九 捜 神 記 三 晋 書 ( 芸 術 伝 ) 真 言 伝 ~ ハ 袋 草 紙 ・ 撰 集 抄 八 今 物 語 金 葉 集 九 拾 遺 集 一 六 ー 三 六 宝 物 集 雑 談 集 七

完訳 日本の古典 第四十一巻 宇治拾遺物語 ㈡


宇 治 拾 遺 物 語

完訳 日本の古典 第四十一巻 宇治拾遺物語 ㈡


八 相 応 和 尚 都 卒 天 に の ば る 事 、 染 殿 の 后 祈 り 奉 る 事 九 仁 戒 上 人 往 生 の 事 : 十 秦 始 皇 天 竺 よ り 来 た る 僧 禁 獄 の 事 校 訂 付 記 付 録 関 係 説 話 表 固 有 名 詞 索 引 十 一 後 の 千 金 の 事 ・ : 三 七 一 一 十 二 盗 跖 と 孔 子 と 問 答 の 事 ・ : 三 詣 ・ : 三 七 五 ロ 絵 目 次 宇 治 拾 遺 物 語 絵 巻 : ・ 宇 治 拾 遺 物 語 絵 巻 慈 覚 大 師 画 像 -4 〈 装 丁 〉 中 野 博 之 ・ : 三 七 六 ・ : 三 七 七 三 八 九

完訳 日本の古典 第四十一巻 宇治拾遺物語 ㈡


宇 治 拾 遺 物 語 10 の は っ き り し な い 箇 所 で は 、 主 語 、 目 的 語 な ど を 適 宜 補 っ て 訳 出 し た 。 古 文 の 常 と し て 原 文 に は 非 常 に 長 い セ ン テ ン ス が あ る が 、 こ れ は 適 宜 に 区 切 っ た 。 ま た 「 奉 る 」 「 申 す ー 「 給 ふ 」 な ど の 敬 語 は 、 そ の ま ま 用 い た り 、 ま た 現 代 ロ 語 文 と し て か え っ て 不 自 然 と 思 わ れ る 場 合 に は 時 に 省 略 し た 。 3 「 : : : の い ふ や う 、 『 : ・ : 』 と い ひ け れ ば ー の よ う な 、 同 類 語 が 前 後 冫 こ 続 く 二 重 形 式 は 本 書 に 多 い が 、 た い て い の 場 合 前 者 の ほ う を 略 し て 訳 し た 。 一 、 原 文 と 現 代 語 訳 と を 照 合 す る 際 の 検 索 の た め 、 そ れ そ れ 数 ベ ー ジ お き の 下 段 に 対 応 す る べ ー ジ 数 を 示 し 一 、 底 本 に は 挿 絵 は な い が 、 万 治 版 の 流 布 本 に あ る 挿 絵 は 古 朴 な が ら 参 考 に な る の で 、 本 書 の 該 当 箇 所 に 挿 入 し た 。 一 、 本 書 の 作 成 に 際 し て は 、 ト / 林 智 昭 の 手 に な る 日 本 古 典 文 学 全 集 本 を 基 と し つ つ 、 次 の よ う に 仕 事 を 分 担 し た 。 本 文 の 修 訂 に は 増 古 和 子 、 現 代 語 訳 の 執 筆 に は 小 林 保 治 、 脚 注 の 執 筆 に は 両 名 が あ た っ た 。 ま た 、 付 録 の 「 関 係 説 話 表 」 は 小 林 、 「 固 有 名 詞 索 引 」 は 増 古 が ま と め た 。 一 、 本 書 が 成 る に あ た り 、 宮 内 庁 書 陵 部 ・ 内 閣 文 庫 ・ 古 典 文 庫 ・ 陽 明 文 庫 ・ 蓬 左 文 庫 ・ 竜 門 文 庫 ・ 東 京 大 学 ・ 実 践 女 子 大 学 ・ 名 古 屋 大 学 ・ 京 都 大 学 ・ 九 州 大 学 ・ 一 乗 寺 に 種 々 の 面 で お 世 話 に な っ た 。 衷 心 か ら 御 礼 を 申 し あ げ た い 。

完訳 日本の古典 第四十一巻 宇治拾遺物語 ㈡


宇 治 拾 遺 物 語 384 番 説 95 94 93 92 91 90 89 88 87 86 85 84 83 82 81 80 79 78 77 76 75 74 73 72 71 70 順 古 本 説 話 下 今 昔 三 ー 四 古 本 説 話 下 療 今 昔 一 六 ー 三 七 古 本 説 話 下 古 本 説 話 下 古 本 説 話 下 今 昔 一 九 ー 一 一 今 昔 一 〇 ー 一 〇 今 昔 五 ー 一 今 昔 五 ー 一 八 今 昔 一 一 四 ー 五 六 今 昔 二 八 ー 一 一 三 今 昔 一 九 ー 四 〇 古 本 説 話 下 的 〃 四 続 本 朝 往 生 伝 十 訓 抄 七 ー 一 七 四 同 文 話 宝 物 集 袋 草 紙 % 後 拾 遺 集 一 七 元 亨 釈 書 一 一 九 日 本 霊 異 記 下 九 打 聞 集 今 昔 一 一 七 ー 三 冨 家 語 盧 至 長 者 因 縁 経 法 苑 珠 林 七 七 昔 物 語 治 聞 集 五 本 朝 法 華 験 記 下 今 昔 一 六 荘 子 ( 漁 夫 篇 ) 准 南 子 九 説 苑 一 七 大 唐 西 域 記 一 一 法 苑 珠 林 三 一 経 律 異 相 四 三 増 壱 阿 含 経 四 一 仏 説 九 色 鹿 経 法 苑 珠 林 六 一 一 一 経 律 異 相 一 一 古 今 著 聞 集 一 八 聞 今 鏡 四 比 良 山 古 人 霊 託 類 話 ・ 関 連 話 等 ー 六 観 音 利 益 集

完訳 日本の古典 第四十一巻 宇治拾遺物語 ㈡


か い う ん び く わ ら は ご だ い さ ん 九 唐 の 五 台 山 の 僧 。 『 宋 高 僧 伝 』 一 海 雲 比 丘 の 弟 子 童 の 事 で は 、 普 賢 菩 薩 の 応 身 と あ る 。 善 財 童 子 の 善 知 識 と も い わ れ る 伝 説 的 人 物 。 「 比 丘 」 は 梵 語 bhiksu の 音 写 。 乞 食 ・ 托 鉢 行 者 な ど と 訳 し 、 今 は 昔 、 海 雲 比 丘 、 道 を 行 き 給 ふ に 、 十 余 歳 ば か り な る 童 子 、 道 に あ ひ ぬ 。 出 家 し て 具 足 戒 を 受 け た も の の 通 一 一 れ う 比 丘 、 童 に 問 ひ て 日 く 、 「 何 の 料 の 童 ぞ 」 と の た ま ふ 。 童 答 へ て 日 く 、 「 た だ 道 称 一 0 『 古 清 涼 伝 』 下 で は 、 年 十 六 、 な ん ぢ 一 ニ 七 。 名 を 高 守 節 と す る 。 ま か る 者 に て 候 」 と い ふ 。 比 丘 い ふ 、 「 汝 は 法 華 経 は 読 み た り や 」 と 問 へ ば 、 = 何 を し に 行 く の か 、 少 年 よ 。 さ ぶ ら 童 い ふ 、 「 法 華 経 と 申 す ら ん 物 こ そ い ま だ 名 を だ に も 聞 き 候 は ね 」 と 申 す 。 比 三 『 妙 法 蓮 華 経 』 の 略 。 一 三 住 房 。 僧 房 。 一 四 中 国 華 北 区 山 西 省 代 州 五 台 県 丘 ま た い ふ 、 「 さ ら ば 我 が 房 に 具 し て 行 き て 、 法 華 経 教 へ ん 」 と の た ま へ ば 、 四 の 東 北 に 連 な る 山 。 五 峰 あ り 、 そ 十 お ほ せ し た が ご だ い さ ん の 最 高 峰 は 海 抜 二 七 八 〇 。 中 国 第 童 、 「 仰 に 随 ふ べ し 」 と 申 し て 比 丘 の 御 供 に 行 く 。 五 台 山 の 坊 に 行 き 着 き て 、 巻 仏 教 の 霊 地 で 名 僧 知 識 が 多 く 住 み 、 法 華 経 を 教 へ 給 ふ 。 ま た 『 華 厳 経 』 の 「 菩 薩 住 処 品 」 に 説 も ん じ ゅ 8 く 文 殊 菩 薩 の 住 む 清 涼 山 に な ぞ ら え ら れ た 。 経 を 習 ふ 程 に 、 小 僧 常 に 来 て 物 語 を 申 す 。 誰 人 と 知 ら ず 。 比 丘 の の た ま ふ 、 宇 治 拾 遺 物 語 巻 第 十 四 九 175 た れ ふ げ ん