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住む。2014年 季刊 春


歳 月 が 育 ん だ 樹 々 の な か の 集 合 住 宅 に 住 む 写 真 ・ 西 川 公 朗 文 ・ 田 川 公 子 設 計 ・ 手 嶋 保 再 生 の 詩 学 澄 さ ん 、 そ れ は な ん で す か ? 写 真 ・ 大 友 洋 祐 文 ・ 澄 敬 一 直 す 、 つ く る 、 手 の カ 四 井 真 治 イ ン タ ビ ュ 1 写 真 ・ 池 内 功 和 特 別 企 画 三 谷 龍 一 さ ん と 信 州 で 見 つ け る 「 す ぐ そ ば に あ る 、 特 別 な 場 所 」 contents SUmLl Quarterly Magazine spring 20 】 4 49 0 106 4 ( A 「 ( D 一 「 。 0 ( 一 0 = 年 De 四 】 Matsudaira Toshiyuki Sato Yoshitaka え 。 一 n po 。 ( こ 「 ⑩ 一 夏 、 秋 、 夂 、 、 そ し て 春 詩 ・ 長 田 弘 第 二 新 ・ 暮 ら し の 洋 服 屋 に な り ま し た 絵 と 文 ・ 大 橋 歩 絵 日 記 ど こ か に あ る ) ハ ノ イ の 電 柱 文 ・ 原 研 哉 僕 の 生 活 散 歩 ⑩ 重 い コ 】 ト を 脱 い で 文 と 絵 ・ 三 谷 龍 一 一 家 を つ く る な ら 、 の び や か に 、 四 間 角 の 家 写 真 ・ 山 田 新 治 郎 近 く の 山 の 木 で ⑩ 手 仕 事 を 聞 く 鋏 写 真 ・ 池 内 功 和 名 前 の な い 道 一 つ つ わ の こ と わ り 1 文 ・ 赤 木 明 登 エ ネ ル ギ ー 探 偵 の 石 油 の 国 の 未 来 文 ・ 槌 屋 治 紀 時 事 談 義 ⑩ セ ン ス ・ オ プ ・ 食 の 安 全 性 と 補 助 金 行 政 文 ・ 畦 上 圭 子 プ ロ ポ ー シ ョ ン ⑩ 松 隈 洋 の 近 代 建 築 法 政 大 学 ・ 年 館 文 と 写 真 ・ 松 隈 洋 課 外 授 業 ⑥ 前 川 秀 樹 の 薄 墨 の 桜 文 と 絵 ・ 前 川 秀 樹 物 語 集 ⑩ sumu square 連 載 次 号 予 告 ユ 60 146 144 142 140 は 36 129 113 16 14 丨 12 10

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Spring 2014 れ 0.49 食 の 安 全 性 と 補 助 金 行 政 国 の 農 家 の 足 を 引 っ ぱ る 」 と い わ れ 、 ス イ ス の 面 積 は 、 九 州 よ り わ す か 減 反 補 助 金 減 反 割 り 当 て が 強 要 さ れ た 。 い ろ い に 大 き い 程 度 で あ る 。 森 林 が 国 土 の ・ 8 % を 占 め 、 山 岳 や 湖 水 な ど 、 減 反 政 策 は 、 「 コ メ を 作 ら な け れ ば ろ な 「 転 作 奨 励 」 が は か ら れ た が 、 お 金 を 出 す 」 と い う 、 世 界 史 上 類 例 成 功 例 が あ る 一 方 、 失 敗 例 も 多 く 、 生 産 に 適 さ な い 面 積 も 全 体 の % ・ 5 の な い 農 業 政 策 で あ る 。 農 業 か ら 離 れ る 人 が 増 え 、 全 国 で 4 % を 占 め る 。 農 業 も 林 業 も 、 日 本 よ 減 反 と は 、 政 府 が コ メ の 生 産 目 標 oo カ 所 を 超 え る 限 界 集 落 が 生 ま れ 、 り 環 境 が 厳 し い と 見 て よ い だ ろ う 。 を 決 め 「 そ れ を 農 家 に 割 り 当 て て 、 今 、 参 加 を 前 に 、 減 反 保 証 が ス イ ス の 第 一 次 産 業 従 事 者 数 は 、 コ メ の 生 産 量 を 減 ら す 政 策 で あ る が 、 悪 者 に さ れ 、 廃 止 へ と 誘 導 さ れ た 。 全 労 働 者 人 口 の 4 % 、 第 二 次 産 業 従 そ う す る と 、 小 規 模 農 家 は 経 営 が 立 農 家 は 、 ま さ に 踏 ん だ り 蹴 っ た り で 事 者 が 占 め る 割 合 は % 勿 、 第 三 次 産 業 は % な の で 、 就 業 構 造 も 日 本 に ち ゅ か な く な る 。 そ こ で 減 反 に 協 力 あ る 。 し た 農 家 に 補 助 金 を 支 給 す る こ と で 世 界 の 2 割 が 飢 え て い る 、 と い う 似 て い る 。 し た が っ て 農 業 規 模 は 小 政 府 は 、 / 規 模 農 家 を 保 護 し て き た の に 、 そ し て 日 本 に と っ て コ メ は 数 さ く 、 飼 育 頭 数 は 搾 乳 牛 間 5 頭 程 の で あ る 。 少 な い 国 内 自 給 可 能 な の に 、 コ メ が 度 と い わ れ る 。 ど う し て そ れ で 専 業 歴 代 政 府 は 、 農 家 と い う 大 き な 票 余 る か ら と 田 ん ほ を 潰 し 、 ペ ン ペ ン 経 営 が 成 り 立 っ て い る の か 。 田 を 確 保 す る た め 、 こ れ ま で ず っ と 草 を 生 や す 農 民 に 減 反 奨 励 金 が 出 さ ス イ ス で は 山 間 地 で 酪 農 を 営 む 農 継 続 し て き た が 、 安 倍 政 府 は 5 年 後 れ 、 結 果 、 日 本 の 原 風 景 が 失 わ れ 、 家 に 、 平 地 で 酪 農 を 営 む 農 家 の 数 倍 の 2018 年 度 か ら 廃 止 す る 方 向 に 自 然 環 境 は 変 化 し 、 生 態 系 に 影 響 を の 所 得 補 償 が 支 払 わ れ て い る 。 理 由 舵 を 切 っ た 。 こ の 直 接 の き っ か け に 与 え 、 伝 統 あ る 農 業 文 化 が 失 わ れ て は 山 間 地 の ほ う が 平 地 よ り 数 倍 の コ し ま っ た 。 ス ト が か か る か ら で あ る 。 農 家 だ か な っ た の は 、 ( 環 太 平 洋 パ ト ナ 1 シ ッ プ 協 定 ) の 締 結 を 前 提 に 日 本 の 農 業 ・ 林 業 政 策 は 、 泥 縄 式 ・ ら 補 償 金 を 支 払 う の で は な く 、 農 業 ン ョ し て の こ と で あ る 。 海 外 か ら 安 い 米 場 当 た り 的 で 、 そ の 度 に 膨 大 な 予 算 困 難 な 場 所 だ け ど 、 自 然 の 維 持 、 地 が 大 量 に 輸 入 さ れ る こ と に 対 抗 す る が 費 や さ れ て き た 。 そ の 最 た る も の 域 景 観 の 手 入 れ 、 農 家 の 離 農 、 壊 村 シ を 防 ぐ た め の 労 働 に 対 し て 、 所 得 補 に は 、 農 家 を 集 約 化 す る 必 要 が あ り 、 が 減 反 政 策 で あ る 。 そ の た め に 小 規 模 農 家 を 支 援 す る 、 償 が 行 わ れ て い る の で あ る 。 ポ で 検 索 す る と 、 悪 条 件 の 場 減 反 政 策 が 邪 魔 に な っ た の で あ る 。 ス イ ス の 農 業 政 策 ロ 1970 年 代 か ら 始 ま っ た 、 こ の 所 で 、 わ ず か 肥 頭 の 搾 乳 牛 を 飼 っ て プ - 強 制 的 な 生 産 調 整 、 強 制 的 な 一 律 減 ス イ ス の 建 築 家 ピ 1 タ 1 ・ ズ ム ト い る 農 家 の 年 収 は 6 万 ス イ ス フ ラ ン 反 は 、 農 業 現 場 に 深 い 傷 を 残 す こ と ー の 建 物 は 辺 鄙 な と こ ろ に 建 っ て い ( 約 530 万 円 ) に 上 る と い う 農 家 に な っ た 。 制 度 的 に は 「 農 家 の 自 主 る も の が 多 い 。 レ ン タ カ 1 を 借 り て の 話 が で て い た 。 ス イ ス 農 業 局 の 調 フ オ 的 な 取 組 み 」 と い う 立 場 を 取 0 た が 、 建 物 を 探 し 回 り 、 山 奥 の 道 を 車 で 走 査 に よ る と 、 ス イ ス 国 内 の 農 家 が 年 実 質 的 に 義 務 化 さ れ た 制 度 だ っ た 。 っ て い た ら 、 人 が 転 け 落 ち そ う な 急 間 に 受 け 取 る 直 接 支 払 い の 平 均 額 は 、 当 初 、 「 自 主 選 択 で の 減 反 」 が い わ 傾 斜 地 で 、 牛 や ャ ギ が ゆ っ た り と 牧 平 地 部 で 約 380 万 円 、 山 間 部 で は ス れ た が 、 「 逆 ら う と 他 の 補 助 金 配 分 に 草 を 食 む 姿 が 見 ら れ 、 辺 鄙 な 土 地 の 約 550 万 円 。 ス イ ス 国 民 の 1 人 当 ン も 影 響 を 与 え る 」 「 一 単 位 農 協 の 否 定 農 業 が 生 き 生 き と 営 ま れ て い る こ と た り 所 得 は 約 410 万 円 な の で 、 そ の 額 に 驚 い た 。 日 本 で い え は 、 辺 鄙 的 な 見 解 や 協 調 性 の な い 動 き が 、 全 に 驚 い た 。 セ 一 文 ・ 畦 上 圭 子 ・ 49 Sense Of Proportion Spring 2014 no. 49 142

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再 生 主 義 ー こ の 町 で 写 真 ・ 池 内 功 和 文 ・ 鈴 木 る み こ 美 し い 再 生 ガ ラ ス / 辻 和 美 木 の 端 材 / 熊 谷 有 記 残 糸 / 真 木 千 秋 紙 / 森 友 見 子 写 真 ・ 児 玉 晴 希 町 家 に 堆 積 し た 時 間 と 改 修 の 記 憶 を と ど め て 写 真 ・ 飯 目 ( 拓 司 文 ・ 佐 野 由 佳 設 計 ・ 柳 沢 究 す で に 今 あ る 、 ー い も の を 壊 さ な い 新 し い だ け の も の に は な い そ れ ぞ れ の 物 語 が そ こ に は あ る contents Quarterly Magazine Spring 2 日 4 NO 49 0 福 島 の 蔵 か ら 大 阪 の 長 屋 へ 0 暮 ら し と 仕 事 は い つ も 一 緒 写 真 ・ 飯 貝 拓 司 文 ・ 佐 野 由 佳 設 計 / 施 工 ・ 安 藤 英 寿 、 安 藤 友 美 路 地 裏 の 古 家 を 、 仲 間 た ち と 自 力 改 修 写 真 ・ 笹 倉 洋 平 文 ・ 平 山 友 子 設 計 ・ 濱 田 猛 離 れ と 温 室 を 再 生 し て 、 さ ら に 次 世 代 へ 住 み 継 ぐ 写 真 ・ 雨 宮 秀 也 設 計 ・ 神 家 昭 雄 月 さ く 慎 ま し い 佇 ま い を 取 り 戻 す 写 真 ・ 雨 宮 秀 也 文 ・ 平 山 友 子 設 計 ・ 中 村 好 文 「 住 む 。 」 の 句 点 が 半 円 な の は 、 「 住 ま い は 完 成 し な い 住 み 手 が 育 て る も の 」 と い う 意 味 を こ め て い ま す 。 そ の 窓 か ら 何 が 見 え る ? 空 と 樹 と 家 遊 ぶ 子 ど も 0 0 表 紙 写 真 ・ 池 内 功 和

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暮 ら し を 旅 す る 日 々 、 う つ わ 民 藝 の う つ わ の あ る 、 ロ 中 村 好 文 ・ 著 お い し い 日 常 ロ 15.4X15.4X1.5cm ロ 萩 原 健 太 郎 ・ 文 と 写 真 ロ KK ベ ス ト セ ラ ー ズ 1 , 381 円 ロ sae ・ レ シ ピ と 料 理 ロ 25.8X18.2><1cm ロ 誠 文 堂 新 光 社 1 , 500 円 鞣 つ 々 わ 地 域 の 「 お い し い 」 を つ く る フ ー ド テ ィ レ ク シ ョ ン と い う 仕 事 ロ 奥 村 文 絵 ・ 著 ロ 18.9X12.7X1.5cm ロ 青 幻 舎 1 , 800 円 暮 ら す 旅 京 都 京 の ろ お じ ロ 暮 ら す 旅 舎 ・ 編 ロ 21.2X14.6X1. lcm ロ 阪 急 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ズ 1 , 600 円 ( 地 域 の 「 お い し い 」 を つ ぐ る フ 3 ド デ ィ レ グ ン 戸 ン ( 一 二 上 い う 仕 事 了 け 文 誉 京 の ろ お じ ら :• す 一 ′ 、 暮 赤 「 旅 ね ず み 」 を 自 認 す る 建 築 「 う つ わ は 使 っ て こ そ 輝 き を 車 の 入 れ な い 路 地 は 、 そ こ に 町 お こ し 、 地 域 プ ラ ン デ ィ ン 暮 ら す 人 の た め の 生 活 道 路 。 家 の 工 ッ セ イ 。 設 計 の 仕 事 で 放 つ 」 と の 思 い か ら 、 全 国 12 グ が 各 地 で 行 わ れ て い る 。 後 本 書 は そ ん な 暮 ら し の 気 配 を 地 方 に 赴 き 、 時 に は 建 築 を 見 の 民 窯 で 出 合 っ た う つ わ を 、 継 者 不 足 や 地 場 産 業 の 衰 退 に 感 じ な が ら の 旅 を 提 案 す る 。 に 海 外 へ 。 ま た 、 好 き な 映 画 料 理 を 盛 っ た 姿 で 紹 介 す る 。 よ る 地 方 の 疲 弊 は そ れ ほ ど 深 ま た 、 京 都 は 至 る と こ ろ に 職 や 書 物 を 通 し て 、 見 知 ら ぬ 場 民 藝 の う つ わ の 楽 し さ は 、 カ 刻 だ 。 地 方 の 復 興 を 「 食 」 の 人 技 が 残 る 街 。 た く さ ん の 在 所 で 営 ま れ る 人 々 の 暮 ら し を 強 い お お ら か さ 。 窯 ご と に 色 面 か ら 後 押 し し て い る の が 著 庫 の 中 か ら 選 ぶ の で は な く 、 見 つ め る 。 そ の ま な ざ し は 、 や 技 法 、 意 匠 に 特 徴 が あ り 、 者 。 時 に も ど か し さ に ぶ つ か 思 い 通 り の も の を つ く り 、 古 著 者 の 設 計 す る 建 築 の 手 触 り 本 書 で は 窯 の 歴 史 と と も に 解 り つ つ も 、 リ サ ー チ を 重 ね 、 い も の を 再 生 し て も ら え る の の 秘 密 と と れ る 。 旅 の 荷 物 は 説 。 料 理 は sae さ ん 。 毎 日 の 地 元 の 人 と て い ね い に 語 り 合 も 京 都 な ら で は 。 京 都 国 立 博 で き る だ け 軽 く 、 小 屋 は で き 食 卓 の ヒ ン ト に な る よ う に と 、 う 。 自 ら の 仕 事 の 手 の 内 を 惜 物 館 文 化 大 使 で 、 手 仕 事 の 保 る だ け 簡 素 に 、 を 試 み る 著 者 シ ン プ ル で 美 味 し い レ シ ピ を し み な く 明 か す の も 、 食 文 化 存 に も 尽 力 す る 俳 優 の 井 浦 の 言 葉 の 先 に 、 「 な く て は な 提 案 。 民 藝 の 手 引 書 で も あ り 、 を 支 え る こ と が 地 域 を 潤 す こ 新 さ ん が 案 内 人 。 ら な い も の 」 が 透 け て 見 え る 。 料 理 本 と し て も 楽 し め る 。 と に な る と の 思 い か ら 。 “ BOOK ” 「 無 印 良 品 の 家 」 に 高 野 保 光 の 住 宅 設 計 間 取 り か ら 始 め な い 会 い に 家 づ く り の か た ち ロ 原 研 哉 ・ 編 ロ 21X15.8X1.3cm ロ 高 野 保 光 / ロ マ ガ ジ ン ハ ウ ス 1 , 500 円 遊 空 間 設 計 室 ・ 著 ロ 25.8X18.2><11cm ロ エ ク ス ナ レ ッ ジ 2 , 800 円 SUMU SQUARE 昭 和 の 暮 ら し で 写 真 回 想 法 ③ 食 と 建 築 土 木 農 ・ 山 ・ 漁 の 仕 事 た べ も の を つ く る 建 築 土 木 ( し か け ) ロ 鈴 木 正 典 ・ 監 修 萩 原 裕 子 ・ 助 言 ロ 後 藤 治 、 二 村 悟 ・ 著 須 藤 功 ・ 写 真 解 説 小 野 吉 彦 ・ 写 真 ロ 26.4X19X1. lcm ロ 21X14.8X1.2cm ロ 農 文 協 3 , 200 円 (DVD 付 き ) ロ LIXIL 出 版 2 , 300 円 の S M L.J SQUARE “ BOOK ” text : kimiko Tagawa を っ : 10 ・ ー 第 、 を 朝 1 「 無 印 良 品 の 家 」 ~ に 会 い に 。 昭 和 の 暮 ら し て 写 真 回 想 法 3 と 高 野 保 光 の 住 宅 設 計 “ 豊 か な 住 ま い の 5 原 則 た べ も の を つ く る こ こ で い う 建 築 土 木 と は 、 収 写 真 回 想 法 と は 、 過 去 の 写 真 気 が っ く と 「 無 駄 の な い 動 線 」 し つ か り し た 骨 格 、 内 部 を 変 を 見 る こ と で 、 高 齢 者 の 記 憶 穫 し た 野 菜 を 干 す た め の 櫓 や 「 何 部 屋 の 間 取 り 」 「 バ リ ア フ え て い く こ と も で き る 箱 の よ を 呼 び 起 こ し 、 五 感 を 刺 激 す 棚 や 海 苔 を 育 て る ソ ダ な ど 。 リ ー 」 な る 言 葉 で 住 宅 が 表 現 う な 家 。 無 印 良 品 が っ く っ た る 心 理 療 法 。 写 真 は 、 昭 和 20 そ の 地 の 形 や 風 向 き に よ っ て 、 さ れ る 。 言 葉 が で き る と 、 頭 家 に 住 む 10 の 家 族 を 、 松 浦 弥 ~ 50 年 代 に か け て の 農 山 村 、 の 中 が い つ の 間 に か 支 配 さ れ 最 も 都 合 の い い 形 が 生 ま れ る 。 太 郎 、 平 松 洋 子 、 伊 藤 ま さ こ 漁 村 の 仕 事 や 暮 ら し の 風 景 。 そ こ に マ ニ ュ ア ル は な く 、 あ る 。 目 立 つ パ ー ツ に 気 を と ら 他 、 10 人 が 訪 れ る 取 材 記 。 誰 消 え ゆ く 光 景 の 貴 重 な 記 録 で る の は 経 験 と 創 意 と 手 塩 に か れ が ち な 家 づ く り を 、 「 家 族 か に つ け て も ら っ た 価 値 に 頼 と 家 の 心 地 よ い 関 係 」 に 真 正 も あ る 。 ほ と ん ど が 手 作 業 だ け て 美 味 を つ く る 熱 意 の み 。 ら ぬ 住 み 手 は 、 糸 を 紡 ぎ 、 布 面 か ら 向 き 合 お う と 、 住 宅 設 っ た 時 代 の 生 活 が 手 に と る よ フ ィ ー ル ド ワ ー ク に 挟 み 込 ま を 織 る よ う に 、 暮 ら し を 愛 お れ た 建 築 家 や 作 家 と の 対 談 や 計 に 真 摯 に 取 り 組 む 建 築 家 が う に わ か る 解 説 付 き で 、 だ れ し む 。 取 材 者 た ち の 「 ス ー プ コ ラ ム は 示 唆 に 富 む 。 食 と 手 で も 充 分 楽 し め る 。 他 に 、 1 家 づ く り の ス タ イ ル を 明 か す 。 が 適 度 に 冷 め る 距 離 が 理 想 」 ス ケ ッ チ や 写 真 と と も に 、 住 巻 「 子 ど も と 遊 び 」 、 2 巻 「 家 仕 事 、 景 観 と 地 方 の 再 生 は 一 「 良 い モ ノ は 手 入 れ が 必 要 」 事 と 娯 楽 」 が あ る 。 み 手 と の や り と り も ヒ ン ト に 。 本 の 縄 に 編 み 込 ま れ て い る 。 な ど の 言 葉 が 腑 に 落 ち る 。 * 表 示 価 格 は す べ て 税 別 156

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げ な 限 界 集 落 や 、 棚 田 で 米 作 を 営 む 農 い る 」 と 答 弁 し て い た 。 民 主 党 も 、 国 土 は 狭 く 、 人 口 も 多 い 、 だ か ら 家 に 、 平 地 で 米 作 を 営 む 農 家 の 数 倍 の 流 れ に 沿 っ て 、 農 業 の 集 約 買 易 で や っ て い く し か な い 、 と 。 ク の 所 得 補 償 を 行 っ て い る わ け で 、 彼 化 を 推 進 し て い た の で あ る 。 ル マ を 売 る た め に 、 ア メ リ カ か ら 小 我 の 違 い に 唖 然 と し た 。 日 本 で 、 「 農 業 者 戸 別 所 得 補 償 制 麦 を 買 わ さ れ 、 子 ど も に 学 校 給 食 で 度 」 の 導 入 が 浮 上 し た 時 、 ス イ ス の 食 べ さ せ 、 コ メ が 余 っ た と い っ て 田 高 官 が 招 か れ 、 こ の 制 度 の ポ イ ン ト ん ほ の 水 が 失 わ れ た 。 や む を 得 な い 、 日 本 の 農 業 補 助 策 に つ い て 、 こ う 述 べ た 。 や む を 得 な い で や っ て き た 。 日 本 の 減 反 補 助 金 は 、 耕 作 を 放 棄 ① 農 家 に 対 し 農 家 で あ る こ と を 理 世 界 に は 飢 え て い る 人 が い る の だ さ せ た 減 反 政 策 に 沿 う も の で 、 農 家 由 に 補 償 金 を 支 払 う べ き で は な い 。 か ら 、 減 反 に お 金 を だ さ な い で 、 も を 保 護 す る と い う よ り 、 単 な る 「 慰 農 家 の 労 働 に 対 し 支 払 う べ き だ 。 さ し 余 剰 米 が あ る と い う な ら 、 そ の お 撫 政 策 ( こ と な か れ 主 義 ) 」 に 過 き ず 、 も な い と 消 費 者 の 反 対 に あ う 。 ② コ メ を 買 い 上 け て 途 上 国 援 助 に 回 す ス イ ス の 所 得 補 償 制 度 と は 似 て も 似 生 産 を 刺 激 し な い 制 度 で あ る こ と 。 と い う 案 は な か っ た の だ ろ う か 。 経 つ か な い も の で あ る 。 ③ 財 政 上 の 問 題 に つ い て は 、 農 業 済 は 、 そ う 単 純 に は い か な い と い わ 日 本 で も 、 民 主 党 政 権 の も と で 、 予 算 の 節 約 で き る 部 分 を 直 接 所 得 補 れ る け れ ど 、 誰 か に お い し く 食 べ て 「 農 業 者 戸 別 所 得 補 償 制 度 」 が 導 入 償 制 度 に ま わ せ ば よ い 。 予 算 の 枠 内 も ら い た い 、 と い う 気 持 ち が あ る か さ れ た 。 で で き る は ず 。 ら 人 は 精 が 出 る の で あ っ て 、 そ れ は 日 本 の 制 度 は 、 コ メ 農 家 に 川 ア ー 結 局 、 日 本 が ス イ ス の よ う に や れ 市 場 原 理 で は か れ な い も の で あ る 。 ル あ た り 1 ・ 5 万 円 を 支 払 う も の で 、 な か っ た の は 、 財 政 が 理 由 で は な く 、 が 導 入 さ れ る と 、 日 本 の 農 民 主 党 の 農 業 政 策 の 目 玉 だ っ た 。 政 膨 大 な お 金 を バ ラ マ キ な が ら も 、 そ 業 は 厳 し さ を 増 す だ ろ う 。 集 約 化 が 権 復 帰 し た 自 民 ・ 公 明 政 権 は 、 農 家 れ が 実 効 的 な 政 策 と し て 機 能 し な か い わ れ て い る が 、 ア メ リ カ の 農 場 を が 混 乱 し な い よ う に と い う 理 由 で 、 っ た か ら で あ る 。 も し 棚 田 な ど 、 条 見 る と と て も か な わ な い 規 模 で あ っ こ の 制 度 を 続 け て い る け れ ど 、 日 本 件 の 悪 い 土 地 で 農 業 を す る と 所 得 が て 、 規 模 の 経 済 に 走 る 危 険 性 は 高 い 。 で は こ の 制 度 は 有 効 に 働 い て い な い 。 補 償 さ れ る な ら ば 、 豊 か な 自 然 の 中 た だ 一 つ 有 効 な の は 、 消 費 者 が 「 地 こ の 制 度 は 、 作 目 ご と の 規 模 要 件 で 生 活 で き る の だ か ら 、 元 気 の い し 産 地 消 」 の も の の 方 が お い し い し 、 を 満 た せ は 、 す べ て の 農 家 に 支 給 さ 都 市 の 若 者 は 農 業 に 向 か っ た だ ろ う 。 安 全 だ か ら 、 自 分 は そ れ を 選 ぶ と い れ る 助 成 策 で 、 バ ラ マ キ 政 策 の 最 た ス イ ス の 政 府 高 官 は 前 述 の よ う に 、 う 流 れ を つ く る こ と で あ る 。 る も の と し て 批 判 さ れ て い る 。 民 主 農 業 予 算 の 節 約 で き る 部 分 を 所 得 補 政 府 が 補 助 金 を 出 す と 条 項 党 政 権 が こ の 制 度 を 取 り 上 げ た 時 、 償 制 度 に ま わ せ は 、 財 政 上 の 問 題 は ( 外 国 企 業 が 投 資 先 と な る 国 の 政 策 自 民 党 は 「 小 規 模 農 家 が 農 地 を 手 放 予 算 の 枠 内 で で き る 、 と い っ た が 、 で 被 害 を 受 け た 場 合 、 損 害 賠 償 が で し て く れ な い と 規 模 拡 大 は 頭 打 ち に 日 本 の 農 業 補 助 金 に 欠 け て い る の は 、 き る 制 度 ) に 引 っ か か る が 、 消 費 者 な る 。 プ レ 1 キ と ア ク セ ル を 両 方 踏 こ の 視 点 で は な い か 。 の 選 択 は だ れ も 制 限 で き な い 。 食 と ん で い る 。 ム ダ 遣 い だ 」 と 批 判 し て は 、 農 業 と は 何 な の か を 突 き 詰 め 、 い た 。 こ れ に 対 し て 、 民 主 党 の 当 時 「 買 易 立 国 だ か ら 」 な の か ? 農 家 と 消 費 者 が 協 働 し て 切 り 開 く 道 が 、 唯 一 、 残 さ れ た 道 の よ う に 思 わ の 農 林 水 産 相 は 、 「 小 規 模 農 家 も 規 模 拡 大 す れ は 収 入 が 増 え る 。 誘 導 し て 日 本 は 「 買 易 立 国 」 だ と い わ れ る 。 れ る が 、 い か が で あ ろ う 。 Sense of Proportion Spring 2014 - no. 49 143

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奈 良 ・ 神 奈 川 ・ 埼 玉 ・ 栃 木 神 奈 川 県 http://www.lakuju ・ jp/ 天 然 無 垢 材 で 構 成 す る エ 甼 に エ 甼 に 造 り 上 げ る 『 贅 沢 な 居 住 空 間 本 物 の 木 の 住 ま い 君 島 建 築 の 手 が け る 家 は 、 人 と 環 境 に も 優 し い 地 産 地 消 の 天 然 無 垢 材 で 建 て る ' 贅 沢 な 住 ま い 同 社 で は 、 県 内 や 近 県 で 活 躍 す る 建 築 家 と の コ ラ ボ に よ る ' ラ イ フ ス タ イ ル に 合 っ た 心 地 よ い 住 ま い . を テ ー マ に 、 空 間 の つ な が り や 開 放 を バ ラ ン ス よ く 組 み 立 て 、 限 ら れ た 敷 地 で も 光 や 風 を 上 手 に 取 り 入 れ 、 五 感 で 心 地 会 良 さ を 実 現 し た ' 自 由 設 計 の 家 限 有 別 荘 地 ・ 土 地 の 紹 介 等 お 気 軽 に 。 栃 木 県 宇 都 宮 市 越 戸 1 9 ー 33 建 ロ 容 / / 028 , 661 ー 0502 県 島 ' / / 0 っ 《 8 -0 -0 「 ) っ ム - ) 8 【 ) 施 工 エ リ ア / 栃 木 県 北 地 域 5 県 内 一 円 、 福 島 県 一 部 、 他 応 相 談 http://kimi-ken.com/ ・ ラ ク ジ ュ 楽 住 朝 ku れ 君 島 建 築 ラ ク ジ ュ 光 と 風 を 賢 く 活 用 す る 。 ハ ッ シ フ デ サ イ ン の 家 無 理 の な い 資 金 計 画 か ら 、 土 地 探 し 、 中 古 物 件 探 し 等 住 ま い に 関 す る す べ て を ト ー タ ル サ ポ ー ト 。 豊 富 な 経 験 と 高 い 技 術 を 持 つ 、 一 級 建 築 士 が ラ イ フ ス タ イ ル に 合 わ せ て 10 00 万 円 台 の ロ ー コ ス ト で ナ チ ュ ラ ル な デ ザ イ ン ハ ウ ス を 提 案 し ま す 。 リ ノ べ 1 シ ョ ン の ご 相 談 も 〇 。 横 浜 市 港 南 区 芹 が 谷 4 ー 21 ー 22 容 / / 01 ・ つ 」 0 0 8 「 / ー 0 : 00 容 / / 04 ・ - ) ー 8 つ 」 -0 080 っ 乙 ・ 一 級 建 築 士 事 務 所 登 録 第 15423 号 ■ 建 設 業 許 可 ( 22 ) 第 75849 号 新 築 、 リ ノ ベ ー シ ョ ン 、 リ フ ォ ー ム 設 計 ・ 施 工 、 建 築 、 不 動 産 に 関 す る コ ン サ ル タ ン ト 業 当 社 の 心 掛 け て い る 「 一 屋 一 品 の 家 造 り 」 と は 、 お 客 様 の ご 希 望 に 沿 っ た 住 ま い を 誠 意 を 持 っ て 一 つ 一 つ 丁 寧 に 作 ら せ て 頂 く 事 を 意 味 し て い ま す 。 そ れ は 国 内 厳 選 の 伝 統 素 材 を 設 建 活 か し 、 工 務 店 と し て 、 設 計 、 葉 . 大 工 、 各 種 職 人 達 、 家 造 り に 芦 関 わ る 全 て の 者 の 顔 が 見 え る 、 会 式 良 質 な 本 物 の 木 の 家 づ く り を 株 実 現 さ せ て い ま す 。 地 域 密 着 に よ る 土 地 の 風 土 に 合 っ た 、 責 任 藝 の あ る 本 物 の 木 の 家 を 提 案 工 し て い ま す 。 玉 埼 玉 県 幸 手 市 上 宇 和 田 227 ー 2 容 / / 04 ・ 80 ー 4 ・ 8 1 ・ - 【 ) 0 0 0 0 『 0 0 』 は 奈 良 で 生 ま ⅲ れ た 木 造 注 文 住 宅 の プ ラ ン ド 。 古 来 か ら 世 界 最 高 峰 の 木 造 建 築 を 生 み 出 し て き た 職 人 達 の 高 い 技 術 水 準 。 そ し て 、 国 内 で も 最 高 級 の 木 材 が 低 コ ス ト で 手 に 入 る 地 の 利 : ・ こ の 土 地 に 秘 め ら れ た ポ テ ン シ ャ ル を 最 大 限 に 活 か し な が ら 、 全 国 で も ト ッ プ ク ラ ス の 設 計 事 務 所 と 提 携 。 洗 練 さ れ た ' か た ち . の 中 に 、 住 む 人 に よ り そ っ た ' こ こ ち . を 込 め た 、 価 値 あ る 木 造 住 宅 を 、 適 正 な コ ス ト で ご 提 案 し て い ま す 。 奈 良 市 大 安 寺 2 ・ 8 ー 1 容 / / 0742 ー -0 っ ) 1101 か た ち の 中 に 、 ロ こ こ ち 。 を 込 め て 0 http://ashiba.jp/ 奈 良 県 kinoto 芦 葉 建 設 kinoto 住 ま い 0 企 画 制 作 : ( 株 ) 文 化 ア デ ィ ッ ク http://www.bunka-ad.jp/

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長 田 弘 詩 人 。 一 九 三 九 年 福 島 市 生 。 代 表 作 に 、 詩 集 『 深 呼 吸 の 必 要 』 ( 品 文 社 ) 「 食 卓 一 期 一 会 』 ( 品 文 社 ) 「 長 田 弘 詩 集 』 ( 自 選 、 ハ ル キ 文 庫 ) 「 記 憶 の つ く り 方 」 ( 朝 日 文 庫 ) 「 世 界 は 一 冊 の 本 definitive ed 一 t 一 。 n 』 ( み す ず 書 房 ) 「 死 者 の 贈 り 物 』 ( み す す 書 房 ) 世 界 は う つ く し い と 』 ( み す す 書 房 ) 「 詩 ふ た っ 』 ( 画 ・ ク リ ム ト 、 ク レ ョ ン ハ ウ ス ) 「 詩 の 樹 の 下 で 」 ( み す ず 書 房 ) ェ ッ セ ー 「 な っ か し い 時 間 』 ( 岩 波 新 書 ) な ど 詩 集 「 奇 跡 ー ミ ラ ク ル ー 』 ( み す ず 書 房 ) に よ っ て 、 本 年 度 の 第 回 毎 日 芸 術 賞 を 受 賞 。 一 緒 に 生 き て い る も の た ち の 殊 更 な ら ざ る 真 実 の 、 慕 わ し さ そ れ ら 、 物 言 わ ぬ も の た ち か 、 日 々 に 徴 し て い る 親 和 力 に よ っ て 、 人 は 生 か さ れ て き た し 、 救 わ れ も し て き た と い 、 つ こ と を 考 、 ん る 季 節 の な か に 身 を さ ら し 、 こ だ に 、 日 々 の 風 景 を 読 む 詩 の 仕 事 は 、 農 業 の 仕 事 と 同 じ だ 。 詩 人 と い う の は 、 古 来 、 霞 を 食 べ て 感 受 性 の 畑 を 耕 す こ と を な り わ い と す る 、 言 葉 の 農 夫 だ っ た か ら ほ か に 、 ど ん な 理 由 か 必 要 だ ろ う か 両 掌 で 熱 い コ 1 ヒ 1 カ ッ プ を 包 ん で 飲 む 無 に を 吹 き 込 む よ う に し て 0 0 0 0 0 セ レ ス ト ( 至 高 の 天 空 の 色 の こ と ) 0 9 4 Made in Poetry Poetry by Osada Hiroshi

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歳 月 が 育 ん だ 樹 々 の な か の 集 合 住 宅 に 住 千 葉 県 浦 安 市 再 生 主 義 第 画 ト 、 ー は 第 ユ ー 築 三 十 五 年 に な る 低 層 の 集 合 住 宅 。 豊 か な 植 栽 は す っ か り 敷 地 に 馴 染 ん で い る 。 そ の な か の 一 軒 を 改 修 す る こ と で 、 都 市 に い な が ら 心 安 ら ぐ 住 ま い と 環 境 を 手 に 入 れ た 。 写 真 ・ 西 川 公 朗 文 ・ 田 川 公 子 設 計 ・ 手 嶋 保 82

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父 に も つ 大 江 が 、 東 京 帝 国 大 学 建 築 学 憧 れ た の だ ろ う 。 し か し 、 戦 争 に よ っ が 同 居 し て い る こ と だ 。 そ こ に は 、 大 差 し を 手 に 入 れ た の で あ る 。 帰 国 後 、 科 に 入 学 し た の は 1935 年 、 日 中 戦 て 、 そ う し た 建 築 を 手 が け る こ と は で 江 が 後 に 掲 げ る こ と に な る 「 混 在 併 大 江 は 、 続 く 年 館 の 設 計 を 大 幅 に 修 争 へ と 突 き 進 む 苛 酷 な 時 代 だ っ た 。 そ き す 、 大 学 卒 業 後 、 文 部 省 や 三 菱 地 所 存 」 と い う 独 自 の 建 築 思 想 の 萌 芽 を 読 正 し 、 学 生 ホ 1 ル を 中 心 と す る 内 外 の 空 間 に 、 異 質 な 日 本 的 要 素 を 盛 り 込 ん ん な 中 、 同 級 生 の 丹 下 健 三 ( 1913 で 調 査 や 工 場 の 設 計 に 携 わ り 、 木 造 小 み 取 る こ と が で き る 。 、 2005 年 ) は 、 ル ・ コ ル ビ ュ ジ ェ 住 宅 の 試 作 な ど 、 わ ず か な 仕 事 を 経 験 は 、 浦 年 館 の 建 設 中 だ っ た 19 で い く 。 そ れ は 、 単 な る デ ザ イ ン の 変 更 の ソ ヴ ィ エ ト ・ パ レ ス の コ ン ペ 案 ( 1 し た だ け で 敗 戦 を 迎 え る 。 54 年 の 3 月 か ら 半 年 間 、 初 め で は な か っ た 。 晩 年 に 自 ら 述 懐 し た よ 930 年 ) に 見 ら れ る 、 人 間 の 存 在 を そ し て 、 戦 後 に よ う や く 手 が け る こ て の 海 外 出 張 の 機 会 を 得 る 。 視 察 先 の う に 、 南 禅 寺 の 伽 藍 を 参 照 し つ つ 、 多 様 超 越 し た 記 念 碑 的 な 造 形 に 心 酔 す る 。 と が で き た の が 、 1952 年 に 始 ま る ア メ リ カ で は 、 ミ 1 ス ・ フ ァ ン ・ デ で 豊 か な 学 生 の 生 活 を 受 け と め る 襞 の ル ・ ロ ー エ や グ ロ ピ ウ ス ら 、 ル ・ コ ル し か し 、 大 江 が 心 ひ か れ た の は 、 外 国 法 政 大 学 の キ ャ ン パ ス だ っ た 。 厳 し い よ う な 陰 影 の あ る 空 間 を 目 指 し た の だ 。 の 建 築 雑 誌 に 掲 載 さ れ て い た ワ ル タ 財 政 状 況 の 下 、 大 江 は 、 全 体 計 画 を 検 ビ ュ ジ ェ と 共 に 最 前 線 で 活 躍 し て い た こ う し て 、 法 政 大 学 は 軽 快 さ と 質 実 ・ グ ロ ピ ウ ス の バ ウ ハ ウ ス ・ デ ッ サ 討 し つ つ 、 最 初 に 大 学 院 校 舎 の 年 館 建 築 家 と 直 接 会 い 、 そ れ ぞ れ の 最 新 作 さ が 同 居 す る 近 代 建 築 と し て 誕 生 す る 。 ウ 校 舎 ( 1926 年 ) や イ ギ リ ス の 建 を 完 成 さ せ る ( 1995 年 に 解 体 ) 。 の イ リ ノ イ 工 科 大 学 ( 1951 年 ) や そ れ は 、 大 内 が 求 め た 戦 後 の 開 か れ た 築 家 リ ュ ベ ト キ ン & テ ク ト ン の 集 合 住 そ れ は 、 文 字 通 り 、 イ ン タ 1 ナ シ ョ ナ バ 1 ド 大 学 ( 1950 年 ) な ど を 大 学 の 姿 で も あ っ た 。 だ が 、 竣 工 か ら 宅 ハ イ ボ イ ン ト — ( 1936 年 ) に 代 ル ・ ス タ イ ル の 白 く 輝 く 近 代 建 築 と し 見 学 し て い る 。 し か し 、 大 江 が も っ と ほ ば 半 世 紀 、 多 く の 学 生 が 大 切 な 時 間 表 さ れ る 、 白 い 壁 と 黒 い 窓 枠 を 基 調 と て 実 現 す る 。 そ し て 、 続 い て 設 計 し た も 感 銘 を 受 け た の は 、 意 外 に も ギ リ シ を 過 ご し た 校 舎 は 、 近 く 建 て 替 え ら れ す る イ ン タ 1 ナ シ ョ ナ ル ・ ス タ イ ル の の が 、 こ の 浦 ・ 年 館 で あ る 。 興 味 深 ア の パ ル テ ノ ン 神 殿 だ っ た 。 そ の 圧 倒 て 姿 を 消 す と い う 。 大 江 と 大 内 が 求 め 建 築 だ っ た 。 お そ ら く 、 大 江 は 、 そ れ い の は 、 こ の 校 舎 に 、 イ ン タ 1 ナ シ ョ 的 な 存 在 感 の 中 に 変 わ ら ぬ 建 築 の 本 質 た 自 由 な 精 神 は 継 承 さ れ る の だ ろ う か 。 ら の 建 物 に 、 清 潔 で 透 明 感 の あ る 、 よ ナ ル ・ ス タ イ ル の 軽 快 さ と 、 年 館 に を 見 出 し 、 最 先 端 の 技 術 に よ っ て 楽 観 今 こ そ 、 そ こ に 培 わ れ て き た 風 景 を 心 り 人 間 に 親 し い 建 築 の 姿 を 見 て 、 強 く は な か っ た 禅 寺 の よ う な 日 本 的 な 空 間 的 に 突 き 進 む 近 代 建 築 を 相 対 化 す る 眼 に 刻 ん で お き た い と 思 う 。 影 年 館 ′ レ 。 学 大 外 ! 1 を : 00 蟲 0 = 55 ・ 58 年 館 の 正 面 外 観 0 南 側 に 広 が る 大 内 山 庭 園 と 58 年 館 の ス ロ ー プ 、 い す 足 元 の ウ ッ ド ・ デ ッ キ の 風 景 2 階 の 回 廊 か ら 見 下 ろ す 学 生 ホ ー ル 145

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名 前 の な い 道 、 つ つ わ の こ と わ り 1 2 文 ・ 赤 木 明 登 あ か ぎ ・ あ き と 塗 師 。 1962 年 岡 山 県 生 ま れ 。 中 央 大 学 文 学 部 哲 学 科 卒 業 後 、 編 集 者 を 経 て 、 年 輪 島 へ 。 輪 島 塗 を 修 業 後 、 年 独 立 。 著 書 に 『 漆 塗 師 物 語 』 「 美 し い も の 』 。 揺 さ ぶ ら れ て 二 〇 〇 七 年 「 能 登 半 島 地 震 が あ っ た 年 。 春 の 宵 。 ば く は 久 し ぶ り に 「 に し ぐ ち 」 に 酒 を 飲 み に 行 っ た 0 に し ぐ ち は 、 ば く が 三 十 年 前 ( 一 九 八 四 年 ) に 初 め て 輪 島 を 訪 ね た 日 、 案 内 を し て く れ た 漆 芸 家 の 角 偉 三 郎 さ ん に 連 れ て 行 か れ た 居 酒 屋 だ っ た 。 そ の 人 も 今 は い な い 。 か っ て 、 文 化 人 類 学 者 の ク ロ 1 ド ・ レ ヴ ィ = ス ト ロ 1 ス が 、 輪 島 の 職 人 文 化 を 調 査 す る た め に 、 こ の 店 を フ ィ ー ル ド に し た と い う 伝 説 が 残 っ て い る 。 職 人 街 の 小 さ な 木 造 住 宅 の 建 て 込 ん だ 路 地 の 奥 の 方 に 確 か 店 は あ っ た 。 夕 方 に な る と 、 仕 事 を 終 え た 漆 職 人 が 一 杯 や り に 、 そ こ に 集 ま っ て く る 。 あ の 地 震 の あ と 、 ま だ 訪 ね て い な か っ た の で 、 こ の 居 酒 屋 も 無 事 な の か ど う か 少 々 心 配 し て い た 。 弟 子 に 車 で 送 っ て も ら い 、 路 地 の 入 り 口 に 立 っ て み る 。 「 あ れ ? な い 」 あ の 路 地 そ の も の が な い の だ 。 暗 闇 に 目 を 凝 ら す 。 「 あ っ ! 」 と 小 さ な 声 が 出 た 。 「 あ っ た 」 確 か 路 地 の 奥 ま っ た よ う な 場 所 に あ っ た は す の 店 が 、 広 場 の 真 ん 中 の よ う な と こ ろ に ポ ツ ン と 建 っ て い る 。 両 隣 と お 向 か い が 全 壊 し て 、 す で に 更 地 に な っ て し ま っ て い た の だ 。 「 よ く そ れ で 、 こ こ だ け 建 っ て い た も ん で す ね 」 「 そ れ が あ ん た 、 右 側 の 家 と 、 左 側 の 家 が 傾 い て 両 方 う ち の 方 に 寄 っ か か っ て き た も ん で 、 う ち は 挟 ま っ た ま ん ま 、 真 っ 直 ぐ 建 っ と た ん よ 。 こ こ な ん か い ち ば ん に 潰 れ そ う や っ た の に 」 そ う 言 っ て に し ぐ ち の マ マ が 笑 う 。 カ ウ ン タ 1 に は 、 顔 を 知 っ て い る 職 人 さ ん た ち が 何 人 か い る 。 並 ん で 飲 ん で い る の は 下 地 職 人 と 蒔 絵 師 。 輪 島 で は 、 同 じ 漆 を 塗 る 職 人 さ ん で も 、 工 程 ご と に い ろ い ろ な 職 種 が あ っ て 分 業 化 し て い る 。 大 き く 分 け る と 、 木 地 作 り 専 門 の 人 、 塗 り 専 門 の 人 、 加 飾 っ ま り 模 様 を つ け る 専 門 の 人 。 下 地 職 は 塗 り の 一 工 程 を 担 う 。 蒔 絵 は 、 加 飾 の 一 種 だ 。 輪 島 の 景 気 が い い こ ろ は 、 こ こ に も 客 が あ ふ れ て い た 。 狭 い 店 な の で 、 席 は お お よ そ の 時 間 、 誰 が 座 る 場 所 な の か が 暗 黙 に 決 ま っ て い た か ら 、 余 所 か ら き た 者 が 勝 手 に 座 る 場 所 な ど な い 雰 囲 気 。 当 時 ま だ 、 若 か っ た ば く は 、 立 っ 名 前 の な い 道 136