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検索対象: 日本の天然記念物 4 植物Ⅱ

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日本の天然記念物 4 植物Ⅱ


日 本 の 天 然 記 念 物 植 物 Ⅱ

日本の天然記念物 4 植物Ⅱ


[ 凡 例 ] ( 特 天 ) = 特 別 天 然 記 念 物 ( 天 ) = 天 然 記 勿 れ た り し た こ と を 示 す 。 ら 指 定 土 或 が 助 日 拡 張 さ れ た り 、 解 除 縮 小 さ G 助 ロ 指 定 ) ・ ( ー に 解 除 ) は 、 保 護 の 必 要 上 か た こ と を 示 す 。 合 併 そ の 他 や む を え な い 理 由 に よ り 改 め ら れ ( 名 称 変 更 ) は 、 指 定 当 初 の 名 称 を 、 市 町 村 の む ね -- -- ・ 致 す る 。 5 . 區 = 指 定 年 月 日 。 徳 報 に 告 示 さ れ た 日 と お お 合 も あ る 。 編 集 の 都 合 に よ り 、 多 少 頂 序 を 入 れ か え た 場 の へ あ る い は 分 類 学 上 の 順 序 に よ っ た が 、 イ 牛 の 配 列 は 、 原 則 と し て 北 の も の か ら 南 の も 4 . 各 章 お よ び 章 内 の 同 種 グ ル ー プ 中 の 指 定 物 朝 体 ) は 指 定 外 の も の を 示 す 。 の も の は 国 指 定 の 天 然 記 念 物 を 示 し 、 細 字 ( 明 写 真 説 日 月 文 の 名 称 の う ち 、 太 字 ( ゴ シ ッ ク 体 ) あ る 。 断 に よ り 、 現 地 で の 慣 用 に 従 っ た も の も 若 干 然 記 念 牛 辧 旨 定 目 録 』 に よ っ た が 、 編 集 部 の 判 3 . 天 然 記 念 物 の 名 称 は 、 文 他 〒 編 『 史 跡 名 勝 天 ル ー フ 。 内 の 編 成 は 編 集 部 に よ る 。 れ を 生 活 型 に よ る グ ル ー プ で ま と め た 。 各 グ と 、 単 木 指 定 の も の と に 大 き く 分 け 、 そ れ ぞ 2 . 植 物 は 草 本 と 木 本 の 植 生 を 中 心 に し た も の 報 て 告 示 さ れ な い 限 り は 料 避 求 し 、 そ の 旨 を 記 物 て 指 定 解 除 申 請 中 の も の か 若 干 あ る が 、 官 体 指 定 の も の は 含 ま れ て い な い 。 枯 死 し た 植 「 国 指 定 」 の 天 然 記 靄 勿 の み で あ り 、 地 方 自 治 ( 1984 ) 5 月 現 在 の 指 定 物 件 の 全 部 で あ る 。 1 . 本 書 に 収 録 し た 天 然 記 念 物 は 、 昭 和 59 年 6 . 団 = 所 在 地 7 . = 管 理 者 ま た は 艝 理 団 体 。 ー ヨ 殳 に 土 地 の 所 有 者 か 咽 理 に あ た る の か 建 て 前 で あ る が 、 所 有 権 が 多 数 に わ た っ て い た り 、 そ の 他 要 な 事 由 が あ る 場 合 に は 、 個 サ 里 団 体 か 指 定 さ れ 管 理 す る こ と に な っ て い る 。 者 間 県 や 市 町 村 な ど 地 方 公 共 団 体 か こ れ に あ た る の か 普 通 で あ る 。 艝 サ 里 者 名 ・ 管 理 団 体 名 の う ち 、 * 印 の も の は 指 定 物 件 の 所 有 者 と し て 明 ら か な も の 。 細 字 ( 明 朝 体 ) の も の は 、 『 指 定 目 録 』 で は 空 白 に な っ て い る が 、 編 集 部 の 調 査 に よ っ て 判 明 し た 管 理 者 ま た は 里 団 体 を 示 す 従 っ て 、 こ れ は 公 式 の も の で は な い ) 。 な お か っ 調 べ か っ か な か っ た も の は 空 白 に し て あ る 。 8 . 解 説 お よ ひ 特 別 記 事 中 の 植 物 の 種 名 は 各 執 筆 者 に よ る 。 そ の 他 写 真 説 明 な ど 、 筆 者 名 の な い 言 己 主 は 編 集 部 に よ る 。 9 . 特 別 天 然 記 念 物 指 定 の も の に つ い て は 、 名 称 の 欄 に そ の 旨 を 記 し た 。 10. 第 6 巻 の 巻 末 に 、 天 然 記 念 物 の 所 在 地 地 図 、 都 道 府 県 別 目 録 お よ び 50 音 順 索 引 を 掲 載 し た 。 検 索 や 観 察 旅 行 な ど に 役 立 て は 幸 い で あ る 。

日本の天然記念物 4 植物Ⅱ


昭 和 27 年 3 月 29 日 ( 特 天 ) 所 宮 崎 県 宮 崎 市 折 生 迫 特 別 天 然 記 个 青 島 神 社 * び ろ う じ ま 枇 榔 島 亜 熱 帯 性 植 物 群 落 指 大 正 田 年 3 月 3 日 ( 天 ) 昭 和 引 年 7 月 円 日 ( 名 称 変 更 ) 昭 和 引 年 7 月 円 日 ( 特 天 ) 所 鹿 児 島 県 曽 於 郡 志 布 志 町 闇 農 林 水 産 省 青 島 は 陸 地 に 接 し た 周 囲 約 2 キ ロ メ ー ト ル の 平 地 て 、 、 全 島 が 亜 壯 ー 物 葮 物 群 落 て 覆 わ れ て い る 。 高 温 多 湿 て 、 ほ と ん ど 霜 を 見 な い こ の 島 は 、 植 物 数 が 実 に 豊 富 て 、 枇 榔 島 は 志 布 志 町 の 海 岸 か ら 約 5 キ ロ あ り 、 シ ダ 類 以 上 の 高 等 植 物 が 75 科 230 メ ー ト ル 沖 、 志 布 志 湾 の 洋 上 に 浮 か ぶ 小 種 あ る 。 こ の う ち 90 パ ー セ ン ト ま て 、 が 自 さ な 無 人 島 て 、 あ る 。 周 囲 は 約 4 キ ロ メ ー 然 生 て 、 、 と く に 亜 ・ 附 直 物 は 全 植 物 の ト ル 、 面 積 17.7 ヘ ク タ ー ル 、 海 抜 83 メ ー 14 パ ー セ ン ト に も 及 び 28 種 類 が 数 え ら ト ル て 、 あ る 。 島 の ま わ り は わ ず か の 砂 浜 れ る 。 を 除 い て 岩 場 や が け 地 に な っ て い る と こ 植 物 群 落 の 海 岸 に 近 い 周 辺 部 ( ソ デ 群 ろ が 多 い 落 ) は 、 ハ マ ゴ ウ ・ オ オ ハ マ グ ル マ ・ ハ 村 5 島 と い う 名 前 が 示 す と お り 、 海 上 マ エ ン ド ウ ・ ノ イ バ ラ ・ ノ 、 マ ナ タ マ メ な か ら 見 る と 島 本 が ビ ロ ウ の 木 て 、 お お わ ど か ら な り 、 所 に よ っ て は ハ マ ウ ド ・ ハ れ て い る と い っ て も い い ほ ど ビ ロ ウ が 多 マ オ モ ト な ど の 大 形 草 本 も 見 ら れ る 。 次 い 。 島 の 中 に 入 っ て も ビ ロ ウ が 密 生 し て の 内 側 ( マ ン ト 群 落 ) は 、 低 木 や 亜 高 木 い て 糸 糾 大 態 に な っ て い る 所 も 多 い 。 し が 次 第 に 多 く な り 、 ハ マ ビ ワ ・ モ ク タ チ か し 、 北 斜 面 に は シ イ ノ キ や マ テ パ シ ノ ヾ ナ ・ ト べ ラ ・ マ ル ノ ヾ グ ミ ・ マ サ キ ・ ダ イ ・ ア コ ウ な ど を 主 と す る 材 木 も 見 ら れ 、 ン チ ク な ど か ら な り 、 つ る 植 物 も サ ツ マ モ ク タ チ バ ナ ・ カ ラ ス キ バ サ ン キ ラ イ ・ サ ン キ ラ イ ・ サ ル ト リ イ バ ラ ・ フ ウ ト ウ シ ラ タ マ カ ズ ラ ・ フ カ ノ キ ・ シ ョ ウ べ ン カ ズ ラ な ど が 茂 る 。 場 所 に よ っ て ノ ア サ ノ キ お よ び ア オ ノ ク マ タ ケ ラ ン ・ フ ウ ト ガ オ が 多 い ウ カ ズ ラ ・ ク ワ ズ イ モ ・ ム サ シ ア プ ミ な ビ ロ ウ 群 落 は 一 殳 に 上 層 を ビ ロ ウ が 占 め 、 イ ヌ ビ ワ ・ タ ブ ノ キ ・ モ ク タ チ バ ナ ・ ど の 亜 熱 生 の 植 物 が 生 い 茂 っ て 景 観 を 特 徴 づ け て い る 。 ま た 、 全 島 て 、 は 180 種 余 ハ マ ビ ワ な ど が 混 じ る 。 特 に ビ ロ ウ の 純 の 植 物 が 言 当 求 さ れ て い る 。 林 て 、 は 低 木 は ほ と ん ど 見 ら れ な く な り 、 﨩 の 植 生 が 原 生 の 状 態 て 保 存 さ れ 下 層 に は ア オ ノ ク マ タ ケ ラ ン ・ ム サ シ ア ブ ミ ・ ク ワ ズ イ モ ・ ツ ワ プ キ ・ イ シ カ グ て い る の は 離 れ 小 島 て 、 あ る こ と 、 飲 お レ こ と 、 魚 イ 嚇 木 と し て 保 護 さ れ て い マ ・ フ ウ ト ウ カ ズ ラ な ど が 多 い 力 す な い る こ と 、 ; 神 社 の 社 林 と し て 伐 採 て 、 き 美 し い ビ ロ ウ 群 落 は 全 群 落 の 80 パ ー セ ン ト を 占 め 、 世 界 て 最 も 北 に あ る ビ ロ こ と な ど の 理 由 に よ る も の て 、 あ ろ う 。 ビ ロ ウ は 幹 も 葉 も 民 具 の 材 料 と し て ウ の 糸 木 と し て 名 高 い 。 ビ ロ ウ の 成 木 は 約 4300 本 て 、 最 高 擱 合 は 300 年 て 、 あ る 。 ビ 利 用 さ れ 、 ま た 、 庭 園 樹 や 街 路 樹 と し て 植 え ら れ る こ と も 多 い 。 し た が っ て ビ ロ ロ ウ 林 の 成 因 に は 、 南 方 か ら 黒 : 輔 毎 流 に ウ 林 が 手 つ か ず の 原 生 状 態 て 残 っ て い る よ っ て 果 実 が 流 れ 着 い て 育 っ た と い う 説 と こ ろ は 極 め て 少 な く な っ て お り 、 貴 重 ( 漂 着 譓 と 、 第 三 紀 以 降 の 気 候 の 変 化 に な 文 イ オ て 、 あ る 。 よ っ て 暖 か い 海 岸 付 近 だ け に ビ ロ ウ が ( 大 野 照 好 ) 残 っ た ( 遺 存 譓 と い う 2 説 が あ る 。 こ の 群 落 は 、 古 く か ら 青 島 神 社 の ネ 或 と し て 守 ら れ た も の て 、 あ る が 、 現 在 は 周 囲 に 柵 を し 、 ま た 林 内 に 消 火 栓 を 設 け て イ 呆 護 し て い る 。 ( 外 山 三 郎 = 宮 崎 、 荒 木 徳 蔵 ) 雌 し べ 花 ビ ロ ウ あ お し ま 青 島 亜 熱 帯 性 植 物 群 落 特 別 天 然 記 念 物 指 大 正 年 3 月 3 日 ( 天 ) 昭 和 27 年 3 月 29 日 ( 名 称 変 更 ) 60 ・ 小 島 の 自 然 林

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代 表 的 な も の の 計 画 的 な 指 定 を 沼 田 木 本 性 の 植 生 は こ の 巻 と 、 一 部 社 寺 林 が 第 3 巻 に 収 め ら れ て い る 。 第 5 巻 も 木 て 、 あ る か ら 、 植 物 編 3 册 の 75 パ ー セ ン ト は 木 を 扱 っ て い る と い っ て よ か ろ う 。 と こ ろ が 日 本 の 植 物 の 生 活 型 の 割 合 て 、 い う と 、 木 本 が 2 ヾ ー セ ン ト 、 草 本 が 72 パ ー セ ン ト て 、 あ る か ら 、 そ う い う 点 か ら は 逆 転 し て い る と い っ て よ い 木 本 性 群 落 の 第 一 は 自 然 林 26 件 て 、 あ る が 、 名 称 と し て は 原 始 林 、 自 然 林 、 濶 葉 抃 木 、 材 木 、 樹 叢 、 植 物 群 落 な ど 、 は な は だ 不 統 一 て 、 あ る 。 自 然 林 と い う の は 一 つ し か な い が 、 こ の 名 称 が 一 般 的 に は よ い て 、 あ ろ う 。 内 容 を 示 す の に は 針 葉 材 木 、 濶 ( 広 ) 葉 材 木 と い っ た 生 活 型 に よ る 表 現 が よ い て 、 あ ろ う 。 原 始 林 と か 原 生 林 と い う の は 、 文 字 通 り の 意 味 て 、 は 日 本 に は ほ と ん ど な い と い っ て よ い 。 オ ラ ン ダ の ウ ェ ス ト ッ フ ( 1971 ) は 多 少 人 手 の 入 っ た 原 生 林 的 な も の を 亜 自 然 林 と よ ん だ が 、 天 然 記 念 物 の 原 始 林 と い う の は せ い ぜ い 亜 自 然 林 て 、 あ ろ う 。 材 や 樹 叢 と い う の は 社 寺 林 ( 第 3 巻 ) に も て 、 て く る が 、 樹 叢 と い う 用 語 は と く に 必 要 を 認 め な い は ん ち ゅ う 小 島 の 自 然 林 と い う 範 疇 に は 14 件 あ る が 、 熱 帯 性 、 亜 熱 帯 性 、 暖 地 性 と い う 形 容 詞 の つ い た も の が 多 く 、 そ し て 抃 木 と 植 物 群 落 て 、 あ る 。 指 定 を 受 け た 島 の 場 所 も 多 く は 日 本 の 南 半 部 に あ る 小 島 て 、 あ る が 、 北 半 部 に は こ の よ う な と こ ろ は 少 な い の て 、 あ ろ う 地 、 分 布 限 界 を 扱 っ た も の て 、 あ る 。 そ れ を 大 き く グ て 、 あ と の 大 部 分 は 特 定 の 樹 木 の 群 落 、 材 木 、 自 生 以 上 が 生 活 型 を 中 心 と し た 群 系 的 な 扱 い て 、 あ っ ル ー ヒ 。 ン グ す る た め 、 や は り 生 活 型 に よ っ て 、 常 緑 お よ び 落 葉 の 広 葉 高 木 、 常 緑 針 葉 高 木 、 常 緑 お よ び 落 葉 の 低 木 、 タ ケ に わ け る こ と が て 、 き る 。 名 称 は 自 生 地 、 自 生 北 限 地 帯 、 材 木 、 産 地 、 原 始 林 、 原 生 林 、 群 叢 、 群 落 、 純 林 、 自 生 南 限 地 帯 と 実 に さ ま ざ ま な 用 語 が 用 い ら れ て い る 。 他 の 場 所 て 、 も 指 摘 し た が 、 用 語 や 概 念 の 見 直 し を 早 急 に 行 わ な い と 、 名 称 か ら く る 古 く さ い 時 代 ば な れ の し た イ メ ー ジ を ぬ ぐ い き れ な い 。 わ が 国 の 高 等 植 物 の 中 の 高 木 と 低 木 の 比 率 は そ れ ぞ れ 19 パ ー セ ン ト 、 8 パ ー セ ン ト て 、 あ る が 、 本 書 に と り あ げ ら れ た も の を み る と 、 高 木 67 件 ( 竹 林 を ふ く む ) に 対 し て 31 件 、 種 て 、 み る と 、 40 対 16 に な る の て 、 、 ほ ば 比 率 に 近 い 。 落 葉 広 葉 高 木 林 て 、 多 い の は サ ク ラ ・ ハ ナ ノ キ ・ ク リ ・ ブ ナ な ど 、 常 緑 高 木 林 て 、 ヒ ル ギ ・ マ ツ な ど て 、 あ る 。 し か し 、 落 葉 広 葉 高 木 林 は 、 ブ ナ 林 て 、 も 北 限 地 帯 を ふ く め て わ ず か 3 ヵ 所 、 ヤ マ モ ミ ジ ・ シ オ ジ 各 1 ヵ 所 と は ま こ と に 少 な い 。 日 本 の 代 表 的 な 落 葉 広 葉 高 木 林 と し て は フ 、 、 ナ の 他 に イ タ ヤ カ エ デ ・ エ ゾ イ タ ヤ ・ ミ ズ ナ ラ ・ コ ナ ラ ・ カ シ ワ ・ ダ ケ カ ン パ ・ シ ラ カ ン ノ ヾ ・ ケ ヤ キ ・ フ サ ザ ク ラ ・ サ ワ グ ル ミ ・ ク ヌ ギ ・ ハ ン ノ キ な ど 、 ち ょ っ と あ げ て も か な り あ る が 、 そ れ ら が 1 カ 所 も あ が っ て い な い の は お か し い ち ろ ん 大 部 分 は 二 冫 木 な の て 、 、 管 理 を 要 す る 天 然 記 な い 。 そ の よ う に い っ さ い 手 を ふ れ さ せ な い と い う 要 な ら ば 現 状 変 更 を 願 い 出 て 許 可 を え な け れ ば な ら て 、 は 勝 手 に 人 手 を い れ る こ と は 禁 じ ら れ て お り 、 必 念 物 と い う こ と に な る 。 天 然 記 念 物 の 今 ま て 、 の 概 念

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こ と て 、 天 然 記 念 物 保 護 は は か ら れ て き た の て 、 あ る が 、 も う こ の 辺 て 、 考 え 方 を 改 め 、 管 理 を 伴 っ た 天 然 記 念 物 の 指 定 に ふ み き る べ き だ と 思 う 。 も ち ろ ん そ の 場 合 に は 、 植 生 管 理 の マ ニ ュ ア ル を き め て 、 そ れ に 従 う と い う こ と て 、 な い と ま す い が 。 も 気 が 向 い た も の を 適 当 に 指 定 し た と い う 感 じ て 、 あ い の に 驚 く 。 た び た び 述 べ た こ と て 、 は あ る が 、 こ れ 東 以 南 に 多 い の て 、 あ る が 、 ほ と ん ど 指 定 さ れ て い な ツ バ キ な ど 、 い わ ゆ る 照 葉 材 木 を 構 成 す る も の が 関 ガ シ ・ コ ジ イ ・ ウ バ メ ガ シ ・ タ ブ ・ イ ス ノ キ ・ ヒ メ ロ ガ シ ・ ア カ ガ シ ・ ア ラ カ シ ・ シ ラ カ シ ・ ツ ク ノ ヾ ネ 表 的 な 常 績 ム 葉 高 木 林 と し て は 、 ス ダ ジ イ ・ ウ ラ ジ 限 地 帯 だ け と い う の は ま こ と に 淋 し い 。 わ が 国 の 代 イ ガ シ 各 1 カ 所 の ほ か 、 ツ バ キ ・ サ ザ ン カ な ど の 北 常 緑 広 葉 高 木 林 て 、 は 、 シ イ ノ キ ・ ク ス ノ キ ・ イ チ る 。 根 本 的 に 見 直 し を 要 す る 。 常 緑 お よ び 落 葉 低 木 の 群 落 て 、 は 、 圧 倒 的 に 多 い の ノ ヾ ー し て い る が て 、 は 、 林 野 庁 の 学 術 参 考 保 護 林 が か な り の も の を カ 表 的 自 然 は す べ て 含 ま れ る よ う て 、 あ り た い 。 そ の 点 て 、 な い か が わ か る 。 記 念 物 と い う か ら に は 日 本 の 代 う ち の ご く わ ず か に す ぎ な い 。 指 定 が い か に 副 価 的 が 、 天 然 記 念 物 と し て 指 定 さ れ て い る も の は 、 そ の マ ツ ・ キ タ ゴ ョ ウ ・ ヒ メ コ マ ツ な ど が あ げ ら れ よ う キ ・ ヒ ノ ヾ ・ ヒ ノ キ ア ス ナ ロ ・ ス ギ ・ ア カ マ ツ ・ ク ロ ビ ソ ・ カ ラ マ ツ ・ コ メ ッ ガ ・ ト ウ ヒ ・ ク ロ べ ・ ヒ ノ は 、 ト ド マ ツ ・ ア カ エ ゾ マ ツ ・ オ オ シ ラ ビ ソ ・ シ ラ 常 緑 針 葉 高 木 林 に つ い て も 日 本 の 代 表 的 な も の が シ ャ ク ナ ゲ ・ ツ ッ ジ て 、 、 そ の 他 は ナ ン テ ン ・ ツ ゲ ・ イ ヌ ツ ゲ ・ コ ケ モ モ ・ ツ ル マ ン リ ョ ウ ・ ヤ ェ ク チ ナ シ ・ オ オ ヤ マ レ ン ゲ ・ シ デ コ プ シ ・ ハ マ ナ ス 各 1 ~ 2 件 と い う と こ ろ て 、 あ る 。 た く さ ん あ る 広 葉 低 木 の 中 か ら こ れ だ け て 、 よ い の か 、 検 討 を 要 す る と こ ろ て 、 あ る 。 常 緑 針 葉 低 木 林 と し て は 、 ソ テ ッ 自 生 地 2 件 と ダ イ セ ン キ ャ ラ ボ ク 林 の み て 、 あ る 。 こ の グ ル ー プ て 、 誰 て 、 も 頭 に う か ぶ の は ハ イ マ ツ ・ ハ イ ネ ズ な ど て 、 あ ろ う が 、 そ う い う も の は 対 象 と し て と り あ げ ら れ て い な い 。 ノ 、 イ マ ッ 帯 な ど は 国 立 公 園 の 特 別 保 護 地 区 と か 原 生 自 然 環 境 保 全 地 域 に 含 ま れ て い る が 、 天 然 記 念 物 と し て は 重 複 を い と わ ず 指 定 し て ほ し い も の て 、 あ る 。 タ ケ て 、 は キ ン メ イ チ ク ・ サ カ サ ダ ケ ・ カ タ シ ボ ダ ケ ・ ト ラ フ ダ ケ の よ う に 、 木 な ら 珍 木 奇 木 と い っ た と こ ろ て 、 あ る 。 も っ と ノ ー マ ル な マ ダ ケ ・ ハ チ ク ・ モ ウ ソ ウ チ ク ・ ヤ ダ ケ な ど 、 サ サ ま て 、 広 げ れ ば ク マ イ ザ サ ・ チ マ キ ザ サ ・ チ シ マ ザ サ ・ ミ ヤ コ ザ サ ・ ネ ザ サ ・ ア ズ マ ザ サ な ど か な り 多 く の も の が 指 定 の 対 象 に な る は ず て 、 あ る 。 し か も こ れ ら 多 く の 竹 林 や 笹 原 は 、 単 に 柵 の 中 に か こ っ て お く と い っ た 保 護 て 、 は な く 、 適 切 な 管 理 を 要 す る 方 の 記 念 物 て 、 あ る 。 以 上 、 樹 木 の 群 落 や 自 生 地 て 次 然 記 念 物 に 指 定 さ れ て い る も の を 簡 単 に 概 観 し て み た の て 、 あ る が 、 全 体 の 感 想 を 述 べ て み た い 。 植 物 編 の 3 巻 、 4 巻 、 5 巻 全 体 と し て 、 明 治 以 米 の 巨 樹 名 本 が 強 く 、 そ れ 以 後 に 指 定 さ れ た 草 本 性 あ る い は 木 本 ・ 附 直 生 は 弱 い そ の 弱 い 中 に も 巨 樹 名 木 の 中 に あ る 奇 木 珍 木 的 発 想

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が や は り 流 れ て い て 、 珍 し い 木 や 斑 入 り な ど に 目 を う ば わ れ る 。 日 本 の 自 然 を 代 表 す る 最 も 普 通 の 植 生 は 一 切 指 定 さ れ て い な い て 、 、 代 表 的 て 、 な い も の が 指 定 を う け て い る 。 天 然 記 念 物 の 考 え 方 を 基 本 的 に 検 討 し 直 す 必 要 が あ ろ う 。 こ れ か ら 狭 い 国 上 の 開 発 は ま す ま す 進 み 、 最 も 普 遍 的 な 、 代 表 的 な 植 生 が 姿 を 消 し て し ま わ な い う ち に 指 定 を す べ き て 、 あ ろ う 。 天 然 記 勿 は ま さ に 日 本 の 自 然 を 記 念 す る 代 表 匪 の あ る も の を 主 と す べ き て 、 、 珍 奇 な も の は む し ろ つ け た り に し た ら よ い 。 何 の た め に 天 然 記 念 物 の 保 護 を は か る の か を も う 一 度 考 え 直 し た い 次 に 間 題 と な る の は 植 生 管 理 て 、 あ る 。 東 京 都 て 、 は 、 開 発 の い ち じ る し く 進 ん だ 中 て 、 、 自 然 環 境 保 全 法 に も と づ く 地 域 指 定 を す る に 当 た っ て 、 所 有 者 と の 合 意 の も と に 植 生 目 標 を き め 、 そ の 目 標 を 達 成 す る た め の マ ニ ュ ア ル を 作 っ た ( 奧 富 ・ 柿 崎 ・ 沼 田 1976 ) 。 今 ま て 、 に 指 定 さ れ た 天 然 記 念 物 て 、 も 分 る よ う に 、 対 象 の 植 生 は 極 相 と は 限 ら な い 。 極 相 の 植 生 て 、 も 決 し て 完 全 に 安 定 し て い る わ け て 、 は な く 、 自 然 に 枯 死 す る も の も あ れ ば 、 病 虫 害 に や ら れ る も の も あ り 、 台 風 て 、 倒 れ る 木 も あ る 。 林 床 に は 新 た な 芽 生 え を み る 。 し か し 一 般 的 に 林 そ の も の が ひ ど く 変 貌 す る こ と は な い の て 、 、 人 工 を 加 え な い て 、 放 置 し て も 余 り 問 題 は な い 。 し か し 、 遷 移 の 途 中 相 の 場 合 は 放 っ て お け ば 極 相 の 方 向 に 進 ん て 、 い く の が ふ つ う て 、 あ る か ら 、 ど う い う 植 生 の タ イ プ て 維 持 す る か 、 つ ま り 目 標 植 生 を き め て 、 手 を う っ て い く が 必 要 に な る の て 、 あ る 。 東 京 都 て 、 き め た マ ニ ュ ア ル は そ の た め の も の て 、 あ っ た が 、 そ う し た 方 式 を 天 然 記 今 物 保 護 の 方 法 論 と し て と り い れ て い く こ と が 必 ロ じ 、 要 て 、 あ ろ う 。

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天 然 記 念 物 目 録 ・ 自 然 林 富 士 山 原 始 林 20. 幻 野 幌 原 始 林 藻 岩 原 始 林 円 山 原 始 林 登 別 原 始 林 那 智 原 始 林 青 葉 山 25 宮 山 原 始 林 甑 岳 針 葉 樹 林 43 城 山 46 諸 志 御 岳 の 植 物 群 落 46 田 港 御 願 の 植 物 群 落 47 安 波 の タ ナ ガ ー グ ム イ の 20 24 25 植 物 群 落 47 0 小 島 の 自 然 林 椿 島 暖 地 性 植 物 群 落 津 島 暖 地 性 植 物 群 落 大 島 暖 地 性 植 物 群 落 蒼 島 暖 地 性 植 物 群 落 50 50 ー 引 仏 経 岳 原 始 林 28 春 日 山 原 始 林 28 弥 山 原 始 林 29 喜 山 暖 帯 林 29 三 瓶 山 自 然 林 30 ー 引 高 尾 暖 地 性 濶 葉 樹 林 34.35 指 月 山 34 室 戸 岬 亜 熱 帯 性 樹 林 お よ び 海 岸 植 物 群 落 35 洲 藻 白 岳 原 始 林 38 竜 良 山 原 始 林 38.39 阿 蘇 北 向 谷 原 始 林 39 諫 早 市 城 山 暖 地 性 樹 叢 普 賢 岳 紅 葉 樹 林 42 39 八 景 島 暖 地 性 植 物 群 落 引 弁 天 島 熱 帯 性 植 物 群 落 引 沖 の 島 原 始 林 54 焼 尻 の 自 然 林 55 黒 子 島 原 始 林 55 満 珠 樹 林 55 干 珠 樹 林 55 虚 空 蔵 島 の 亜 熱 帯 林 55 枇 榔 島 亜 熱 帯 性 植 物 群 落 58 青 島 亜 熱 帯 性 植 物 群 落 59

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か な い 。 法 的 に は も と よ り 道 徳 的 に も 、 こ の 自 然 の な か て 美 し く 咲 く ホ ン シ ャ ク ナ ゲ を 観 賞 す べ き て 、 あ る 。 ( 南 川 幸 ) や っ た け 八 ヶ 岳 キ バ ナ シ ャ ク ナ ゲ 自 生 地 脂 大 正 に 年 3 月 7 日 所 長 野 県 南 佐 久 郡 南 牧 村 闇 農 林 水 産 省 * 八 重 咲 き の 黄 花 シ ャ ク ナ ゲ ( ヤ エ キ バ ナ シ ャ ク ナ の は 、 雄 し べ カ 材 t 弁 に な っ た も の て 、 、 珍 し い 植 物 と し て 最 初 の 発 見 地 が 天 然 記 念 物 に 指 定 さ れ て い る 。 キ バ ナ シ ャ ク ナ ゲ は 、 本 州 中 部 の 高 山 帯 や 東 北 ・ 北 海 道 そ し て シ ベ リ ア 大 陸 な ど 北 方 に 分 布 す る 常 緑 性 の 小 低 木 て 、 あ る 。 樹 高 の 低 い ハ イ マ ッ 群 落 や そ の 周 辺 に 広 く 生 育 し て い る か ら 、 ヤ エ キ ノ ヾ ナ シ ャ ク ナ ゲ は 、 他 の 山 岳 て 、 も ま れ に 見 る こ と が て 、 き る 。 八 ヶ 岳 の 指 定 地 て 、 も 少 な く 、 八 重 咲 き の 花 が 群 生 し て い る わ け て 、 は な い 。 ま た 、 ヤ エ キ ノ ヾ ナ シ ャ ク ナ ゲ だ け を 指 定 し た も の て 、 は な く 、 キ バ ナ シ ャ ク ナ ゲ を 中 心 に 、 ハ イ マ ツ や ウ ル ッ プ ソ ウ な ど の 局 山 植 物 が 豊 富 な 場 所 を 選 定 し た の て 、 あ 指 定 地 は 、 硫 黄 岳 ( 2742 メ ー ト ル ) と 横 岳 ( 2825 メ ー ト ノ の の 中 間 て 、 国 土 地 理 院 の 地 形 図 ( 2 万 5 000 分 の 1 及 び 5 万 分 の 1 ) に は 、 沿 い に 約 1 キ ロ メ ー ト ル 、 東 斜 面 ( 佐 久 側 ) に 約 500 メ ー ト ル の 範 囲 が 自 生 地 と し て 記 さ れ て い る 。 八 ヶ 岳 て 、 は 、 こ の 付 近 一 帯 カ 塙 山 植 物 の 最 も 豊 か な 場 所 て 、 あ っ て 、 現 在 て 、 は 登 山 道 の 周 囲 に ロ ー プ が 張 ら れ 、 監 視 も い き と ど い て よ く 保 護 さ れ て い る 。 ま た 、 な だ ら か な 斜 面 が 続 き 、 山 小 屋 も あ っ て そ の 周 り に は 高 山 植 物 園 も 造 ら れ て い る の て 、 大 勢 の 登 山 者 の い こ い の 場 と も な っ て い る 。 八 ヶ 岳 連 峰 の 高 山 帯 は 、 冬 季 の 積 雪 が そ れ ほ ど 多 く は な い の て 、 湿 性 の お 花 畑 は 少 な く 、 中 ・ 乾 性 の 植 物 群 落 が 豊 か て 、 あ る 。 硫 黄 岳 か ら 横 岳 に か け て は 、 い お う 沿 い に も 高 山 荒 原 が 多 く 、 砂 臻 地 に は コ マ ク サ や タ カ ネ ス ミ レ ・ ウ ル ッ プ ソ ウ の 群 落 が 広 が っ て い る 。 風 当 た り の 強 い 場 所 に は 、 オ ヤ マ ノ エ ン ド ウ を は じ め コ タ ヌ キ ラ ン ・ ヒ メ コ ゴ メ グ サ ・ タ カ ネ ヒ ゴ タ イ な ど の 群 落 や 、 岩 場 に は チ ョ ウ ノ ス ケ ソ ウ や イ ワ ウ メ な ど が 多 く 生 育 し て い る 。 そ し て 、 な だ ら か な 斜 面 に は い つ く ば る よ う に ハ イ マ ツ や キ ノ ヾ ナ シ ャ ク ナ ゲ ・ ウ ラ シ マ ツ ッ ジ な ど が 群 落 を つ く っ こ れ ら の 大 木 の 下 に カ ギ カ ズ ラ ・ ヤ マ シ グ レ ・ マ ノ レ ノ ヾ ア オ タ モ ・ イ ロ ハ モ ミ ジ ・ 工 ン コ ウ カ エ デ ・ ナ ン キ ン ナ ナ カ マ ド ・ ク マ シ デ ・ ア カ シ デ な ど と 混 生 し て い る 。 近 年 、 か な り 盗 掘 さ れ た が 、 そ れ て 、 も 根 回 り 70 セ ン チ 、 高 さ 5 メ ー ト ル 、 一 株 て 、 3 平 方 メ ー ト ル の 地 面 を お お っ て い る 大 木 も 見 ら れ る 。 こ て 、 の 花 の 盛 り は 毎 年 4 月 下 句 か ら 5 月 上 句 に 及 ぶ 。 い ぬ た け ( 外 山 三 郎 = 長 崎 ) て い る 。 た ら だ け ( 和 田 清 ) ぐ ん そ う 多 良 岳 ッ ク シ シ ャ ク ナ ゲ 群 叢 指 昭 和 26 年 6 月 9 日 昭 和 48 年 7 月 24 日 ( 追 加 指 定 ・ 一 部 解 所 長 崎 県 北 高 来 郡 高 来 町 闇 高 来 町 善 多 良 岳 は 長 崎 、 佐 賀 両 県 境 に そ び え る 山 て 、 、 浸 食 谷 と い わ れ る 火 口 底 状 の 大 村 き よ う だ け 市 黒 木 を 囲 ん て 、 、 北 に 経 ヶ 岳 、 東 に 多 良 ご か カ ま ら だ け 岳 ( 狭 、 南 に 五 家 原 岳 の 三 主 峰 が あ る 。 い ず れ も 1000 メ ー ト ル 前 後 の 山 て 、 こ れ ら を 総 称 し て 多 良 山 系 と い う 。 国 鉄 長 崎 本 線 湯 江 駅 か ら Ⅲ こ 沿 っ て と ど ろ き の た き 進 み 、 途 中 に あ る 有 名 な 轟 滝 を 見 て 、 さ ら に 登 る と 標 高 900 メ ー ト ル の 所 に 修 験 道 場 と し て 栄 え た 金 泉 寺 が あ る 。 多 良 山 系 に は 全 山 に ツ ク シ シ ャ ク ナ ゲ が 多 く 、 昔 金 泉 寺 に 参 拝 し た ふ も と の 人 た ち た ら だ け し ば は 、 シ ャ ク ナ ゲ を 多 良 岳 芝 と 称 し 、 小 さ い 枝 葉 を 折 り 取 っ て 持 ち 帰 り 、 自 宅 の 神 棚 へ 供 え た と い う 。 し か し 決 し て 根 か ら 掘 り 取 る こ と は し な か っ た 。 さ て 指 定 地 は 、 前 記 湯 江 駅 か ら 金 泉 寺 に 向 か っ て 登 る こ と 8 キ ロ 、 金 泉 寺 南 方 1 キ ロ 、 標 高 600 メ ー ト ル の 地 点 て 、 あ る 。 木 が 空 高 く そ び え 、 ツ ク シ シ ャ ク ナ ゲ は 、 ツ ・ ツ ガ ・ シ イ ノ キ ・ イ ヌ グ ス な ど の 大 お お わ れ た 巨 岩 が 多 く 、 そ の 間 に ア カ マ こ は 50 ~ 80 度 の 急 傾 斜 地 て 、 、 コ ケ 類 に 大 ヶ 岳 ッ ク シ シ ャ ク ナ ゲ 自 生 地 指 昭 和 40 年 6 月 4 日 所 福 岡 県 豊 前 市 大 分 県 下 毛 郡 耶 馬 渓 町 農 林 水 産 省 大 ヶ 岳 ( 1131 メ ー ト ル ) は 福 岡 県 の 東 南 部 に あ り 、 英 彦 山 の 東 方 に 連 な る 火 山 岩 性 の 山 地 て 、 共 に 大 分 県 と の 県 境 に 位 置 し て お り 、 耶 馬 日 田 英 彦 山 国 定 公 園 の 一 部 て 、 あ る 。 こ の 山 地 の 海 抜 900 メ ー ト ル 以 上 の 地 は ブ ナ 林 と な っ て い る が 、 ツ ク シ シ ャ ク ナ ゲ は そ の 尾 根 す じ の 岩 塊 が 露 出 し て い る と こ ろ に 多 く 生 じ 、 さ ら に 尾 根 か ら 100 メ ー ト ル 下 る 範 囲 の 林 中 に 分 布 し て い る 。 犬 ヶ 岳 の 山 項 か ら 東 方 の 経 読 岳 ( 992 メ ー ト ノ の を 連 ね る 尾 根 を 中 心 に 数 キ ロ メ ー ト ル に わ た っ て 群 落 が 見 ら れ お い づ る る 。 こ と に み ご と な の は 笈 吊 の 尾 根 す じ て 、 、 樹 高 3 メ ー ト ル に 及 び 、 ブ ナ そ の 他 の 高 木 に 左 右 を か こ ま れ て 帯 状 に 連 な り 、 5 月 中 句 ご ろ 淡 紅 色 の 美 し い 花 を 多 数 つ け 、 こ の 尾 本 首 を 通 る と き は 花 の ト ン ネ ル を く ぐ る 感 が あ る 。 開 花 時 に は 多 数 の ハ イ カ ー が お と ず れ て い る 。 数 年 前 に 、 こ の 方 面 の 造 林 化 が 進 行 し 、 笈 吊 の 南 斜 面 は ツ ク シ シ ャ ク ナ ゲ の 群 落 の 直 下 ま て 伐 採 さ れ 、 ス ギ 苗 が 植 え つ け ら れ た が 、 ツ ク シ シ ャ ク ナ ゲ の 群 落 は 強 い 陽 光 と 強 風 に さ ら さ れ る よ う に な り 、 は し の 方 か ら 活 力 を 失 っ て 一 部 は 枯 れ つ つ あ る 。 ( 尼 川 大 録 ) 常 緑 ・ 落 葉 低 木 の 群 落 ・ 149

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藻 岩 原 始 林 は 軒 重 が 豊 富 て 、 あ る こ と が キ 致 の ひ と っ て 、 あ る が 、 ま た 、 モ イ ワ ナ ズ ナ ・ ヤ マ ハ ナ ソ ウ ・ モ イ ワ ポ ダ イ ジ ュ ・ モ イ ワ シ ャ ジ ン ・ モ イ ワ ラ ン な ど 、 、 藻 岩 の 名 を 冠 し た 植 物 も 多 い 。 こ の よ う に 古 く か ら 、 多 く の 人 々 に 親 し ま れ た 植 物 研 究 の 場 て 、 も あ っ た 。 円 山 原 始 林 指 大 正 田 年 3 月 3 日 ま る や ま ( 伊 藤 浩 司 ) 所 北 海 道 札 幌 市 中 央 区 円 山 北 海 道 ・ 農 林 水 産 省 円 山 は 札 幌 市 の 中 心 街 か ら 西 へ わ ず か 3 キ ロ メ ー ト ル ほ ど の 郊 外 に 立 つ 海 抜 226 メ ー ト ル の 丘 陵 の 山 て 、 あ る 。 山 体 の 大 部 分 は 深 い 森 林 に お お わ れ て お り 、 森 林 は 典 型 的 な 囹 羸 帯 夏 ム 葉 材 木 て 、 あ る が 、 古 い 言 求 て 、 は 、 現 在 よ り も 多 少 ト ド マ ツ ・ エ ゾ マ ツ の よ う な 針 葉 樹 に 富 ん て 、 い た よ う て 、 あ る 。 明 治 6 年 ( 1873 ) 、 は や く も 禁 伐 区 と し て 指 定 さ れ 、 破 壊 か ら 保 護 さ れ て き た 天 然 林 は 、 そ の 稀 有 の 森 林 も い わ 植 物 相 を 保 存 す る た め 、 藻 岩 原 始 林 と 並 ん て 、 大 正 10 年 ( 1921 ) に 北 海 道 の 天 然 記 ; 勿 第 1 号 と し て 指 定 さ れ た 。 森 林 の 樹 木 は 、 蓄 積 量 て 、 は シ ナ ノ キ ・ オ オ ノ ヾ ボ タ 、 イ ジ ュ ・ ア カ イ タ ヤ ・ オ ヒ ョ ウ ・ シ ウ リ ザ ク ラ ・ ハ リ ギ リ ・ ミ ズ ナ ラ ・ ハ ウ チ ワ カ エ デ ・ ア サ ダ ・ サ ワ シ ノ ヾ ・ カ ツ ラ ・ キ タ コ プ シ ・ ア ズ キ ナ シ ・ ア オ ダ モ な ど が 多 く 、 本 数 て 、 は オ ヒ ョ ウ ・ ア カ イ タ ヤ ・ カ ッ ラ ・ シ ナ ノ キ ・ オ オ ノ ヾ ポ ダ イ ジ ュ ・ オ ニ グ ル ミ な ど が 多 い 。 群 落 の 上 か ら み る と 、 北 斜 面 の カ ッ ラ 林 が 代 表 的 な 森 林 て 、 あ る 。 尾 根 沿 い に は ミ ズ ナ ラ ・ イ タ ヤ カ エ デ 林 、 ミ ズ ナ ラ ・ ア サ ダ ・ イ タ ヤ カ エ デ 林 が 発 達 す る が 、 乾 燥 す る 西 斜 面 に か け て は ミ ズ ナ ラ ・ シ ラ カ ン ノ ヾ 林 が あ ら わ れ る 。 北 東 の 急 斗 面 に は オ ニ グ ル ミ ・ オ ヒ ョ ウ 林 が 発 達 す る 。 林 床 は ク マ イ ザ サ ・ ハ イ イ ヌ ガ ヤ 、 そ し て オ シ ダ や リ ョ ウ メ ン シ ダ が 優 占 し て い る 。 円 山 は ま た 、 工 ゾ ノ シ ロ ノ ヾ ナ シ モ ッ ケ の タ イ プ 産 地 ( 新 種 の 標 本 を 採 集 し た 土 地 ) と し て 知 ら れ て い る 。 都 市 の 市 彳 也 に 密 接 し な が ら 、 34 . 9 ヘ ク タ ー ル の 指 定 面 積 中 に 約 380 種 も の 高 等 植 物 を 産 す る 円 山 の 自 然 は 、 札 幌 市 の み な ら ず 日 本 が 誇 り う る 貴 重 な も の て 、 あ る 。 ( 伊 藤 浩 司 ) 自 然 林 ・ 23 ( 伊 藤 浩 司 ) 生 が 多 く な り 、 低 木 景 観 に 変 わ っ て い く 。 ソ ッ ツ ジ ・ ガ ン コ ウ ラ ン な ど 火 山 荒 原 植 が 、 火 山 地 形 て 、 は オ オ イ タ ド リ ・ エ ゾ イ 的 環 境 ( 適 潤 地 ) て 、 は サ サ 類 が 繁 茂 す る シ ・ ノ リ ウ ッ ギ が 著 し い 。 林 床 は 、 中 生 の 影 響 を 受 け て い る 斜 面 て 、 は 、 ヤ マ ウ ル が あ り 、 大 湯 沼 ・ 日 和 山 な ど の 火 山 硫 気 ケ カ ン ノ ヾ ・ ナ ナ カ マ ド ・ コ シ ア プ ラ な ど の ほ か 、 ウ ダ イ カ ン ノ ヾ ・ シ ラ カ ン ノ ヾ ・ ダ ノ キ ・ カ ッ ラ ・ イ タ ヤ カ エ デ ・ ハ リ ギ リ 落 が 最 も 一 ヨ 殳 的 て 、 あ る 。 混 生 樹 に は ホ オ 生 す る 天 然 林 て 、 、 ミ ズ ナ ラ ー ク マ イ ザ サ 群 現 在 の 登 別 原 始 林 は 各 種 の 広 葉 樹 カ 鯤 半 分 に 減 じ て い る 。 除 に 至 り 、 面 積 も 178.1 ヘ ク タ ー ル と 約 昭 和 34 年 ( 1959 ) に は 指 定 上 或 の 一 部 解 あ っ た が 、 台 風 に よ る 風 倒 被 害 の た め 、 ツ や ェ ゾ マ ツ を 混 じ え た 原 生 的 な 森 林 て 、 ノ キ ・ イ タ ヤ カ エ デ ・ ハ リ ギ リ に ト ド マ 木 も 多 く 、 ミ ズ ナ ラ を 主 に カ ッ ラ ・ ホ オ 天 然 記 念 物 に 指 定 さ れ た 。 指 定 当 時 は 巨 た 自 然 風 致 の た め に 、 大 正 13 年 ( 1924 ) 、 う な 火 山 学 的 に 重 要 な 地 形 を 含 ん だ 優 れ し て 、 ま た 地 獄 谷 ・ 大 湯 沼 ・ 日 和 山 の よ じ ご く だ に お お ゆ ぬ ま ひ ょ り 代 表 す る 典 型 的 な 冷 温 帯 夏 純 ム 葉 樹 林 と 石 狩 低 地 帯 へ の 移 行 帯 南 部 の 植 物 区 系 を く み ら れ る 森 林 て 、 、 北 海 道 黒 松 内 町 か ら 原 始 林 は 、 こ の 温 泉 地 の 背 景 の 山 地 に 広 て い る 北 海 道 有 数 の 温 泉 地 て 、 あ る 。 登 別 ポ ロ べ ッ 会 所 が 湯 治 場 と し て 認 可 を 出 し 登 別 温 泉 は 、 安 政 5 年 ( 1858 ) 、 幕 府 の 間 農 林 水 産 省 所 北 海 道 登 別 市 登 別 温 泉 昭 和 34 年 5 月 29 日 ( 一 部 解 除 ) 指 大 正 ロ 年 に 月 9 日 登 別 原 始 林 の ば り べ つ

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植 物 Ⅱ 樹 木 の 群 落 編 集 沼 田 眞