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検索対象: 日本の街道 6 夢誘う山陽山陰

日本の街道 6 夢誘う山陽山陰から 162件ヒットしました。

日本の街道 6 夢誘う山陽山陰


日 本 の 街 道 6 集 英 社 夢 誘 う 山 陽 山 陰 山 陽 道 吉 備 路 安 芸 路 出 雲 路 長 門 路

日本の街道 6 夢誘う山陽山陰


日 本 の 彳 圭 矜 首 ー ー ー ー 全 8 巻 ( 書 名 と 責 任 編 集 者 ) ・ 印 は 既 刊 / 〇 印 は 次 回 配 本 ・ 第 1 巻 風 か け る み ち の く 文 化 仲 野 東 北 大 : / ロ 学 教 授 / 度 辺 信 夫 奧 州 街 道 羽 州 街 道 会 津 街 道 浜 街 道 学 習 院 児 玉 幸 多 ・ 第 2 巻 江 戸 へ の 道 東 海 道 日 光 道 甲 州 路 水 戸 ・ 佐 倉 道 大 山 道 ・ 第 3 巻 雪 の 国 北 陸 要 木 下 良 北 国 路 越 後 路 能 登 路 三 国 街 道 千 国 街 道 ・ 第 4 巻 山 な み 遙 か 歴 史 の 道 林 英 夫 信 濃 路 木 曾 路 伊 那 路 美 濃 路 飛 騨 路 大 阪 市 立 大 ・ 第 5 巻 京 へ の 道 原 田 伴 彦 学 名 誉 教 授 ′ 、 若 狭 路 近 江 路 丹 波 路 大 和 路 伊 勢 路 紀 州 路 ・ 第 6 巻 夢 誘 う 山 陽 山 陰 兵 庫 教 育 心 ロ ラ 登 夫 大 学 学 長 ロ 山 陽 道 吉 備 路 安 芸 路 出 雲 路 長 門 路 〇 第 7 巻 海 光 る 瀬 戸 内 ・ 四 国 山 本 大 遍 路 道 金 毘 羅 参 詣 道 土 佐 路 瀬 戸 内 の 海 路 九 州 大 学 ・ 第 8 巻 日 燃 ゆ る 九 ヨ 助 教 授 丸 山 雍 成 筑 紫 路 日 向 路 薩 摩 路 長 崎 路 唐 津 街 道 ( 10 月 刊 行 ) 著 者 代 表 ー ー 谷 口 澄 夫 編 集 者 ー ー ー ー 株 式 会 社 日 本 ア ー ト ・ セ ン タ ー 東 京 都 千 代 田 区 神 田 神 保 町 一 ー 一 一 五 電 話 ー 東 京 ・ 2 9 4 ・ 3 8 91 郵 便 番 号 101 発 行 者 ー ー ー 堀 内 末 男 発 行 所 ー 。 株 式 会 社 集 英 社 東 京 都 千 代 田 区 一 ッ 橋 二 ー 五 ー 一 〇 電 話 ー 販 売 部 東 京 ・ 2 3 8 ・ 2 7 81 ・ つ 朝 0 8 ・ つ 0 8 っ 0 1 出 版 部 東 京 郵 便 番 号 101 印 刷 所 ー ・ ー ー 共 同 印 刷 株 式 会 社 製 本 所 ー ・ ー ・ ・ ・ ・ 中 央 精 版 印 刷 株 式 会 社 製 本 に は 十 分 注 意 し て い ま す が 、 落 丁 ・ 乱 丁 の 際 は お と り か え い た 」 ー ) ま 6 - す ・ ◎ 集 英 社 Printed in Japan 日 本 の 街 道 6 夢 誘 う 山 陽 山 陰 昭 和 五 十 六 年 九 月 一 一 十 一 日 第 一 刷 発 行 032 ト ロ 6006 ー 30

日本の街道 6 夢誘う山陽山陰


カ ラ ー ・ 中 国 路 の う た カ ラ ー ・ 随 想 山 陰 よ り 山 陽 へ 藤 原 審 爾 山 陰 路 の 旅 情 杉 本 苑 子 街 道 小 史 陸 路 海 路 が 併 用 さ れ た 山 陽 道 谷 口 澄 夫 街 道 地 図 カ ラ ー ・ 長 門 / 周 防 / 安 芸 / 備 後 / 備 中 / 美 作 / 備 前 / 播 磨 / 名 城 砲 煙 け む る 明 治 維 新 へ の 道 ー ー 山 陽 道 を 京 へ 有 元 正 雄 目 次 0 9 8 6 0 -4

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カ ラ ー ・ 中 国 路 の う た カ ラ ー ・ 随 想 山 陰 よ り 山 陽 へ 藤 原 審 爾 山 陰 路 の 旅 情 杉 本 苑 子 街 道 小 史 陸 路 海 路 が 併 用 さ れ た 山 陽 道 谷 口 澄 夫 街 道 地 図 カ ラ ー ・ 長 門 / 周 防 / 安 芸 / 備 後 / 備 中 / 美 作 / 備 前 / 播 磨 / 名 城 砲 煙 け む る 明 治 維 新 へ の 道 ー ー 山 陽 道 を 京 へ 有 元 正 雄 目 次 0 9 8 6 0 -4

日本の街道 6 夢誘う山陽山陰


江 戸 時 代 鉄 山 業 稼 行 地 帯 虫 雲 ・ - = 0 ・ 大 森 、 門 ヾ 、 / 根 雨 ー 06 吉 \ 因 幡 、 美 作 川 本 6 赤 ゑ 勝 山 新 庄 。 0 布 野 0 西 城 津 山 ノ 中 山 = 次 東 城 可 ( 本 可 部 ノ = 広 島 、 但 馬 鉄 の 道 ・ 塩 の 道 諸 国 へ は ば た く 山 海 の 恵 み 弖 を 0 る 見 / 市 日 原 / イ ) 安 芸 0 新 見 の 牛 窓 種 保 周 防 土 井 作 治 広 島 県 史 編 纂 室 専 門 員 渡 辺 則 文 広 島 大 学 教 授 と う じ よ う み よ し か べ お の み ち 陽 側 の 備 後 東 城 ・ 三 次 ・ 可 部 な ど を 経 て 、 尾 道 ・ 四 方 に 延 び る 鉄 の 道 広 島 へ 送 ら れ る 荷 物 が あ っ た 。 せ き り よ う 江 戸 時 代 、 中 国 地 方 の 脊 梁 山 地 は 、 鉄 や 釼 の 宝 こ の よ う に 、 山 陽 側 で は 、 内 陸 の 津 山 ・ 勝 山 ・ 新 げ ん ぶ ん 庫 で あ っ た 。 元 文 元 年 ( ~ し 、 諸 国 か ら 中 央 市 場 大 見 ・ 東 城 ・ 三 次 ・ 可 部 な ど が 鉄 荷 の 集 散 地 と し て 賑 は り ま び つ う し ま ど 坂 へ 集 ま っ た 鉄 類 の 九 〇 パ 1 セ ン ト ま で が 播 磨 ・ 備 わ い を み せ 、 牛 窓 ・ 西 大 寺 ・ 玉 島 ・ 尾 道 ・ 広 島 な ど ち ゅ う み ま さ か び ん ご い わ み い ず も ほ う き 中 ・ 美 作 ・ 備 後 ・ 安 芸 ・ 石 見 ・ 出 雲 ・ 伯 耆 の 国 々 の が 積 出 港 と し て 繁 栄 し た 。 同 じ よ う に 山 陰 側 で は 、 人 里 離 れ た 山 中 で 、 も つ ば ら た た ら 製 鉄 法 に よ っ て 倉 吉 ・ 広 瀬 ・ 宍 道 ・ 木 次 な ど が 集 散 地 と な り 、 海 港 づ く て つ け ら て つ ゅ の つ 製 錬 さ れ た 銑 鉄 ・ 鉧 鉄 と 呼 ば れ た 材 料 鉄 で あ っ た 。 に は 米 子 ・ 境 ・ 安 来 ・ 温 泉 津 ・ 江 津 ・ 浜 田 な ど が あ け ん そ う ん し ゅ う て つ こ れ ら の 鉄 荷 は 、 険 阻 な 山 道 を 通 っ て 鉄 問 屋 の い げ ら れ る 。 雲 州 鉄 を 集 め る 安 来 は 、 「 安 来 千 軒 、 る 集 散 地 に 送 ら れ 、 そ こ か ら 舟 運 を 利 用 し た り 、 山 名 の 出 た と こ ろ 」 と い う 文 句 で は じ ま る 民 謡 「 安 来 陰 ・ 山 陽 間 を 横 切 る 脇 街 道 を 馬 で 運 ん で 、 海 港 に 集 節 」 で 名 高 く 、 そ の 一 節 に 「 十 神 山 か ら 沖 見 れ ば 、 は く し ゅ う て つ せ み め ら れ た 。 『 鉄 山 必 要 記 事 』 に よ る と 、 伯 州 鉄 は 、 い ず こ の 船 か は 知 ら ね ど も 、 滑 車 の 元 ま で 帆 を 巻 い に ぶ み ぞ ぐ ち か み 日 野 ・ 河 村 両 郡 の 産 地 か ら 日 野 川 沿 い に 二 部 ・ 溝 ロ て 、 ヤ サ ホ 、 ヤ サ ホ と 鉄 積 ん で 、 上 の ば る 」 と 歌 わ よ な ご し ん じ よ う を 経 て 米 子 に 送 ら れ る 荷 物 と 、 美 作 国 新 庄 ・ 美 れ て い る 。 こ れ ら 海 港 地 に 集 め ら れ た 鉄 荷 は 主 と し か も か つ や ま 甘 ・ 勝 山 に 出 て 、 旭 川 を 舟 運 で 三 蟠 に 送 ら れ る 荷 て 大 坂 へ 海 上 輸 送 さ れ 、 さ ら に 京 都 ・ 江 戸 を は じ め く せ 物 、 さ ら に 勝 山 か ら 久 世 ・ 坪 井 ・ 津 山 に 送 ら れ 、 吉 全 国 に 売 り さ ば か れ て い っ た 。 さ い だ い じ 井 川 の 舟 運 を 利 用 し て 西 大 寺 に 至 る な ど 、 い わ ゆ る 砂 鉄 七 里 に 木 炭 三 里 出 雲 街 道 ( 出 雲 往 来 ) と 舟 運 を 利 用 し て い た 。 出 雲 ・ し ん じ き す き か ん な な が 石 見 の 鉄 荷 は 、 広 瀬 ・ 宍 道 ・ 木 次 な ど の 集 散 地 か ら た た ら 製 鉄 法 で は 、 鉄 穴 流 し に よ っ て 砂 鉄 を 採 取 や す ぎ ご う つ た た ら か じ ゃ 山 陰 の 海 港 安 来 ・ 江 津 ・ 浜 田 へ 送 ら れ る も の と 、 山 し 、 こ れ を 高 殿 鑪 ・ 鍛 冶 屋 で 材 料 鉄 に 仕 上 げ た が 、 さ ん ば ん は が ね 75 イ

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戦 国 と 維 新 を 結 = 歴 史 0 糸 。 ー 、 中 〔 000 宅 「 00 0000 。 「 是 = 松 影 に 探 る 吉 備 の 古 代 路 臼 井 洋 輔 根 木 修 航 海 の 神 ・ 金 毘 羅 へ の 参 詣 道 ー ー 岡 山 か ら 下 津 井 ・ 田 ノ ロ の 港 へ 柴 田 一 源 平 激 戦 の 嵐 吹 く 瀬 戸 内 の 道 ー ー 壇 ノ 浦 に 散 っ た 公 達 石 田 善 人 神 戸 か ら 西 へ ・ 十 余 年 の 長 い 道 ー ー ー 山 陽 鉄 道 建 設 の 苦 闘 太 田 健 一 桑 田 康 信 カ ラ ー ・ 石 見 / 出 雲 / 出 雲 大 社 / 伯 耆 / 因 幡 / 但 馬 / 中 国 路 の 祭 り 『 出 雲 国 風 土 記 』 の 道 を 訪 ね て ー ー 神 々 の 国 の 土 地 と 民 俗 内 藤 正 中 大 山 へ の 道 は 庶 民 の 道 ー ー 、 山 な み と 国 境 を 越 え る 伯 耆 往 来 齋 藤 伸 英 神 の 鎮 ま る 地 ・ 山 陰 の 神 話 , ー ・ ー 『 記 紀 』 に み る 国 つ く り 内 藤 正 中 松 岡 利 夫 「 海 の 国 」 の 幸 ゆ た か な 道 ー ー 山 陰 の 海 浜 を め ぐ る 山 陰 山 陽 を つ な ぐ 参 勤 交 代 道 ・ ー ー 出 雲 往 来 齋 藤 伸 英 物 資 の 往 き 交 う 山 越 え の 道 ー ー 東 城 往 来 と 周 辺 の 道 鶴 藤 鹿 忠 中 国 を め ぐ り て 幾 山 河 ー ー 歌 人 ・ 文 人 の 息 吹 を 求 め て 山 本 遺 太 郎 鉄 の 道 ・ 塩 の 道 ー ・ ー 諸 国 へ は ば た く 山 海 の 恵 み 土 井 作 治 渡 辺 則 文 歴 史 を 語 る 悠 久 の 流 れ ー ー 高 梁 川 の 舟 路 富 岡 敬 之 161 13 6 13 0 14 3 126 2 8 1 5 4 150 1 19 1 12 -4 9 9 8 8

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戦 国 と 維 新 を 結 = 歴 史 0 糸 。 ー 、 中 〔 000 宅 「 00 0000 。 「 是 = 松 影 に 探 る 吉 備 の 古 代 路 臼 井 洋 輔 根 木 修 航 海 の 神 ・ 金 毘 羅 へ の 参 詣 道 ー ー 岡 山 か ら 下 津 井 ・ 田 ノ ロ の 港 へ 柴 田 一 源 平 激 戦 の 嵐 吹 く 瀬 戸 内 の 道 ー ー 壇 ノ 浦 に 散 っ た 公 達 石 田 善 人 神 戸 か ら 西 へ ・ 十 余 年 の 長 い 道 ー ー ー 山 陽 鉄 道 建 設 の 苦 闘 太 田 健 一 桑 田 康 信 カ ラ ー ・ 石 見 / 出 雲 / 出 雲 大 社 / 伯 耆 / 因 幡 / 但 馬 / 中 国 路 の 祭 り 『 出 雲 国 風 土 記 』 の 道 を 訪 ね て ー ー 神 々 の 国 の 土 地 と 民 俗 内 藤 正 中 大 山 へ の 道 は 庶 民 の 道 ー ー 、 山 な み と 国 境 を 越 え る 伯 耆 往 来 齋 藤 伸 英 神 の 鎮 ま る 地 ・ 山 陰 の 神 話 , ー ・ ー 『 記 紀 』 に み る 国 つ く り 内 藤 正 中 松 岡 利 夫 「 海 の 国 」 の 幸 ゆ た か な 道 ー ー 山 陰 の 海 浜 を め ぐ る 山 陰 山 陽 を つ な ぐ 参 勤 交 代 道 ・ ー ー 出 雲 往 来 齋 藤 伸 英 物 資 の 往 き 交 う 山 越 え の 道 ー ー 東 城 往 来 と 周 辺 の 道 鶴 藤 鹿 忠 中 国 を め ぐ り て 幾 山 河 ー ー 歌 人 ・ 文 人 の 息 吹 を 求 め て 山 本 遺 太 郎 鉄 の 道 ・ 塩 の 道 ー ・ ー 諸 国 へ は ば た く 山 海 の 恵 み 土 井 作 治 渡 辺 則 文 歴 史 を 語 る 悠 久 の 流 れ ー ー 高 梁 川 の 舟 路 富 岡 敬 之 161 13 6 13 0 14 3 126 2 8 1 5 4 150 1 19 1 12 -4 9 9 8 8

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霧 の 三 次 ー ー - 西 城 川 ・ 馬 洗 川 ・ 可 愛 川 が 合 流 し て 江 ノ 川 に な る 三 次 盆 地 は 、 秋 か ら 春 に か け て 霧 の 海 と な る 。 日 山 陰 よ り 山 陽 ヘ ー ー 第 1 作 家 藤 原 審 爾 す え き 古 い 須 恵 器 の こ ろ の 窯 跡 の 分 布 を み る と 、 岡 山 、 広 島 県 あ た り で は 、 ま だ 中 国 山 地 を 越 え た ば か り で あ る 。 朝 鮮 よ り 渡 来 し て き た 人 た ち は 、 は じ め 山 陰 の 平 野 に 住 み 、 そ の う ち 川 ぞ い に 中 国 山 地 へ 入 っ て い く 。 も と よ り 川 も 山 も 生 活 資 源 で あ り 、 と く に 木 は 火 の た め の も の で あ り 、 そ う い う 環 境 を 求 め た と こ ろ か ら の 移 住 で あ ろ う 。 し か も 高 い 山 々 に ぶ つ か り 、 山 麓 を 横 に 移 住 し て 別 の 川 を さ が さ す 、 彼 ら の 子 孫 た ち は 中 国 山 地 を 越 え 、 山 む こ う の 川 を 求 め て 、 山 陽 側 に 出 て い る 。 よ り あ た た か い 土 地 を 求 め て 山 を 越 え た の で も あ ろ う が 、 し か し そ こ に 人 間 の 能 動 性 の 発 露 あ る い は 人 間 の や み く も な 衝 動 を 感 じ さ せ ら れ る 。 そ う し て 彼 ら は 、 た と え は 備 前 の よ う な 海 辺 ま で く だ っ て い っ た の で あ る 。 山 陰 か ら 山 越 え し て 山 陽 へ 出 る 道 は 、 西 の 益 田 か ら 広 島 、 浜 田 か ら 広 島 、 江 津 か ら 千 代 田 、 松 江 の て ま え か ら 尾 道 、 倉 吉 か ら 津 山 、 鳥 取 か ら 姫 路 ・ 岡 山 と い う よ う な 道 が あ る が 、 倉 吉 か ら 福 山 へ の 新 し い 道 を の ぞ い て 、 ど の 道 も 東 南 の 方 向 に の び て い る 。 そ の 東 南 の 線 を 北 西 へ の は し た と こ ろ に 朝 鮮 半 島 が あ る の で あ る 。 分 布 図 を み て い る と 、 渡 来 人 た ち が 、 あ さ ひ ひ た す ら 朝 陽 に む か っ て 進 ん で い き 、 そ れ が 道 に な っ た よ う な 神 秘 な も の を 感 じ さ せ る 。 と り わ け そ れ ら の 道 を つ な ぐ 東 西 へ の び た 道 が 、 ま っ た く 少 な い の が 、 神 秘 感 を い っ そ う か き た て る の で あ る 。 わ た し は 備 前 が 故 里 な の で 、 こ れ ら の 道 を よ く っ 、 亠 る ~ ご と か ま あ と 6

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1 郡 山 城 遠 望 ー ー ー 山 城 の 前 に ひ ら け た の は 吉 田 盆 地 、 元 就 は こ こ を 本 拠 に 中 国 地 方 の 覇 者 に 成 長 し た 。 清 神 社 ( 祇 園 社 ) ー ー 吉 田 荘 の 鎮 守 社 。 神 代 の 昔 、 可 愛 川 上 て 素 戔 嗚 尊 を 迎 え た 脚 摩 手 摩 夫 妻 と 稲 田 姫 も 祀 ら れ る 。 ら れ た が 、 一 方 、 両 人 は 毛 利 宗 家 の 最 高 指 揮 に 参 画 三 本 の 矢 の 故 事 と 百 万 一 心 碑 す る た め 吉 田 に 屋 敷 を 構 え て お り 、 元 春 の 屋 敷 は 郡 郡 山 城 南 麓 の 中 学 校 敷 地 は 御 里 屋 敷 と 呼 ば れ 、 元 山 西 南 麓 に 、 隆 景 の そ れ は 可 愛 ・ 多 治 比 両 川 の 合 流 お し え 就 晩 年 の 居 所 で 、 そ の 一 隅 に 三 矢 の 訓 跡 碑 が 立 っ 点 に あ っ た 。 元 就 は 家 督 を 継 い だ と き 、 尼 子 氏 の 策 よ う り つ て い る 。 ま た 先 の 元 就 墓 所 に は 百 万 一 心 碑 が あ る 。 動 を う け た 一 部 家 臣 が 、 彼 を 討 っ て そ の 庶 弟 を 擁 立 て つ 百 万 一 心 碑 は 、 元 就 が 郡 山 を 全 山 城 郭 と し た と き 、 し よ う と す る 陰 謀 に あ っ た た め 、 子 孫 に は そ の 轍 を 人 柱 の 代 わ り に 巨 石 に こ の 四 文 字 を 刻 ん で 埋 め て お 踏 ま せ ま い と 一 致 協 力 に 気 を 配 っ た の で あ る 。 い た の を 、 江 戸 末 期 に 萩 藩 士 武 田 泰 信 が こ の 城 跡 を 吉 田 か ら 広 島 へ 居 城 を 移 す 訪 れ た と き 、 見 つ け て 拓 本 を と っ て お い た も の に よ 吉 田 は 、 三 九 〇 年 前 に 毛 利 氏 が 広 島 へ 本 拠 を 移 し っ て 建 て ら れ た 。 文 字 が 刻 ま れ た も と の 石 は 今 は な い が 、 衆 人 協 力 を 説 く 元 就 の 精 神 を 象 徴 し て い る よ て か ら は 、 地 方 の 郷 町 と し て 過 ご し て き た が 、 往 時 の 街 筋 や 町 名 の 一 部 が 現 存 し て い て 、 広 島 の 原 点 で う で あ る 。 三 矢 の 訓 は 、 元 就 が 死 に 臨 ん で 大 勢 の 子 息 た ち を あ る 初 期 城 下 町 の 姿 を し の ぶ こ と が で き る 。 郡 山 城 枕 頭 に 集 め 、 一 本 の 矢 は 折 れ る が 束 ね た 矢 は 折 れ な 下 に は 、 攻 防 戦 が あ っ た 天 文 九 年 、 す で に 町 屋 が で い と い う た と え を 引 い て 、 一 味 同 心 を 教 え た の が 原 き 、 裏 小 路 も あ っ た が 、 天 正 十 六 年 し 六 月 に 輝 話 で あ る が 、 江 一 尸 末 期 に は 、 こ れ が 正 室 の 三 子 、 隆 元 が 吉 田 の 町 に 下 し た 法 度 で は 、 大 道 は 二 間 半 ( 間 か ど な み も と は る た か か げ は 約 一 ・ 八 メ ー ト ル ) 、 小 路 は 一 間 の 道 幅 と 決 め 、 町 中 は 門 並 元 ・ 元 春 (— 朝 一 」 〇 ) ・ 隆 景 (_ 九 七 一 五 三 三 ) に 与 え た 教 訓 と に 朝 夕 の 掃 除 を し 、 道 を 汚 し た り 大 道 を 大 声 で 雑 言 し て 流 布 し て い た 。 隆 元 は 元 就 よ り 先 に 死 ん で い る の で 、 こ れ を 元 就 臨 終 の 教 え と は い え な い が 、 元 し て 通 る こ と を 厳 禁 し て お り 、 城 下 町 の 威 厳 を 保 と う と し て い た こ と が 知 ら れ る 。 城 麓 近 く を 東 西 に 通 糸 春 ・ 隆 景 が 、 元 就 の 教 え を 守 っ て 、 隆 元 の 嫡 子 輝 元 史 一 伍 五 三 —) を 一 致 し て 盛 り 立 て た こ と が 、 毛 利 氏 を る 三 日 市 ・ 六 日 市 、 そ れ と 並 行 し て 多 治 比 川 寄 り に 通 る 十 日 市 と 、 そ の 両 者 を 結 ぶ 新 町 が 往 時 の 大 道 の 結 中 国 地 方 の 覇 者 に 成 長 さ せ た 要 因 に 違 い な い 。 を お お あ さ 新 一 部 と み ら れ る 。 町 ・ 豊 平 町 元 春 は 吉 川 氏 を 継 ぎ 、 大 朝 の 日 の 山 城 ( 広 島 県 大 朝 ) 維 現 在 、 広 島 の 街 西 部 の 中 心 十 日 市 町 は 、 吉 田 の 十 を 本 拠 に 山 陰 一 帯 、 隆 景 は 本 郷 の 新 高 山 城 え び す し 、 つ い で 三 原 城 原 ) を 本 拠 に 山 陽 ・ 内 海 地 日 市 を 移 し た も の で あ り 、 東 部 の 繁 華 街 胡 町 に 鎮 6 域 、 そ れ ぞ れ の 統 轄 ・ 軍 事 の 実 権 を 毛 利 氏 か ら 委 ね 座 す る 胡 社 は 、 吉 田 十 日 市 西 辻 の 胡 社 が 毛 利 氏 時 代

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戦 国 と 維 新 を 結 ぶ 歴 史 の 糸 中 国 路 の 雄 ・ 毛 利 氏 の 居 城 を め ぐ る 山 に 押 し 込 め ら れ て 、 広 島 か ら 退 去 し な け れ ば な ら な 山 . 城 ー 福 6 道 城 戦 国 の 雄 、 毛 利 氏 の 本 拠 地 尾 山 っ 一 」 0 0 0 0 ら 一 広 島 か ら 、 陰 陽 連 絡 の 国 道 五 四 号 線 を 四 五 キ ロ 防 長 に 移 っ た 毛 利 氏 は 新 藩 庁 と し て 、 内 心 は 山 口 え の か わ こ う の み ね メ ー ト ル 北 上 す る と 、 可 愛 川 ( 江 を う 〉 し に 沿 っ て 吉 田 の 高 嶺 か 、 防 府 の 桑 山 か の 山 陽 側 に 築 城 を 望 ん だ 0 こ お り や ま の 町 並 み が あ り 、 そ の 北 側 に 横 た わ る 郡 山 城 は 、 が 、 遠 隔 地 に 毛 利 氏 を 封 じ 込 め て お き た い 徳 川 氏 の も う ・ り る 。 市 ' 儼 平 日 尾 、 。 武 家 の 名 門 毛 利 氏 が 二 五 六 年 間 本 拠 を 置 い た と こ ろ 意 向 に よ っ て 、 第 三 候 補 で あ っ た 萩 に 築 城 し た 。 日 、 , ~ 戔 第 第 ま ! 第 、 勇 : 0 / 豊 廿 桜 、 ・ 国 岩 山 い も と な り し づ き さ ん あ が わ ー ( 防 徳 益 で あ る 。 戦 国 の 英 傑 毛 利 元 就 ( 一 四 九 七 5 一 五 七 一 ) が 現 れ る 本 海 に 突 出 し た 指 月 山 と 阿 武 川 河 口 デ ル タ を 取 り 込 と 、 毛 利 氏 の 勢 力 圏 は 中 国 地 方 一 帯 だ け で は な く 四 ん だ 萩 城 と そ の 城 下 は 、 珠 玉 の よ う な 景 勝 の 地 で 、 / 山 ( 0 0 国 の 伊 予 や 北 九 州 に 拡 大 し 、 吉 田 に は 諸 国 大 名 か ら か っ て の 中 国 地 方 の 覇 者 毛 利 氏 と そ の 家 臣 た ち は こ の 使 者 が 往 来 し 、 政 治 ル ー ト は 西 日 本 各 地 に 通 じ て こ に 集 住 し 、 封 建 体 制 下 の 時 の 流 れ に 身 を 任 せ て い 0 い た 。 商 人 ・ 職 人 も 集 ま り 商 業 活 動 も 活 発 で 、 ま た る か に み え た 。 と こ ろ が 一 六 〇 年 後 、 こ こ が 討 幕 、 公 家 や 芸 能 人 た ち が 都 の 文 化 を 持 ち 込 ん で き た 。 維 新 回 天 運 動 の 震 源 地 と な っ た 。 そ し て 、 明 治 維 新 天 下 が 統 一 さ れ て 豊 臣 政 権 下 に 入 る と 、 毛 利 氏 の 激 動 が 一 過 す る と 、 再 び 萩 は 静 か に 眠 る 地 方 都 市 は 、 東 国 の 徳 川 氏 に 対 比 で き る 西 国 最 大 の 大 名 に 似 に 帰 る が 、 そ れ が か え っ て 、 萩 が 城 下 町 の 風 情 を 伝 つ か わ し い 広 島 城 と そ の 城 下 町 を 、 漁 村 が 点 在 し た え る 数 少 な い 街 と し て 多 く の 人 た ち の 心 を 捉 え る こ に す ぎ な い 広 島 湾 頭 の 太 田 川 デ ル タ に 大 規 模 に 築 造 と と な っ た 。 歴 史 の 糸 で 結 ば れ た こ れ ら の 城 と 城 下 し た 。 そ れ ま で に 吉 田 に 集 積 さ れ て い た い っ さ い の を 、 歴 史 の 声 に 耳 を 傾 け な が ら 訪 れ て み よ う 。 も の が 広 島 に 移 さ れ た が 、 城 が 完 成 し た 直 後 、 わ ず 元 就 の 菩 提 寺 跡 、 郡 山 城 か に 一 二 年 で 関 ヶ 原 の 戦 に 敗 れ た 毛 利 氏 は 、 徳 川 氏 か ら 中 国 地 方 九 カ 国 一 一 二 万 石 を 削 ら れ 、 防 長 両 国 郡 山 城 は 径 約 一 キ ロ メ ー ト ル 、 比 高 二 〇 〇 メ ー ト 0 萩 城 下 - ー ー 萩 城 詰 丸 の 指 月 山 山 頂 か ら の 展 望 て 、 阿 武 川 河 口 に 設 営 さ れ た 城 下 町 の 配 置 が よ く わ か る 。 河 合 正 治 広 島 大 学 名 誉 教 授