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検索対象: 日本の街道 1 風かけるみちのく

日本の街道 1 風かけるみちのくから 166件ヒットしました。

日本の街道 1 風かけるみちのく


日 本 の 彳 野 道 ー ー ー 全 8 巻 ( 書 名 と 責 任 編 集 者 ) ・ 印 は 既 刊 / 〇 印 は 次 回 記 本 ・ 第 1 巻 風 か け る み ち の く 仲 野 浩 喆 渡 辺 信 夫 奧 州 街 道 羽 州 街 道 会 津 街 道 浜 街 道 学 習 院 児 玉 幸 多 ・ 第 2 巻 江 尸 へ の 道 東 海 道 日 光 道 甲 州 路 水 戸 ・ 佐 倉 道 大 山 道 〇 第 3 巻 雪 の 国 北 陸 粤 木 下 良 北 国 路 越 後 路 能 登 路 三 国 街 道 千 国 街 道 ・ 第 4 巻 山 な み 遙 か 歴 史 の 道 林 英 夫 信 濃 路 木 曾 路 伊 那 路 美 濃 路 飛 騨 路 大 阪 市 立 大 ・ 第 5 巻 京 へ の 道 原 田 伴 彦 学 名 誉 教 授 ′ 、 若 狭 路 近 江 路 丹 波 路 大 和 路 伊 勢 路 紀 州 路 第 6 巻 夢 誘 う 山 陽 山 陰 谷 口 澄 夫 山 陽 路 吉 備 路 安 芸 路 出 雲 路 長 門 路 第 7 巻 海 光 る 瀬 戸 内 ・ 四 国 山 本 大 遍 路 道 金 毘 羅 参 詣 道 土 佐 路 瀬 戸 内 の 海 路 九 州 大 学 ・ 第 8 巻 日 燃 ゆ る 九 り 料 助 教 授 丸 山 雍 成 筑 紫 路 日 向 路 薩 摩 路 長 崎 路 唐 津 街 道 ( 8 月 刊 行 ) 著 者 代 表 ー ー 渡 辺 信 夫 編 集 者 ー ー ー 株 式 会 社 日 本 ア ー ト ・ セ ン タ ー 東 京 都 千 代 田 区 神 田 神 保 町 電 話 ー 東 京 ・ 2 9 4 ・ 3 8 91 郵 便 番 号 101 発 行 者 ー ー ー 堀 内 末 男 発 行 所 - ー ー ー 株 式 会 社 集 英 社 東 京 都 千 代 田 区 一 ッ 橋 一 一 ー 五 ー 一 〇 電 話 ー 販 売 部 東 京 ・ 2 3 8 ・ 2 7 81 出 版 部 東 京 ・ 2 3 8 ・ 2 8 31 郵 便 番 号 101 印 刷 所 ー ー ー 共 同 印 刷 株 式 会 社 製 本 所 ー ー ー 申 央 精 版 印 刷 株 式 会 社 製 本 に は 十 分 注 意 し て い ま す が 、 落 丁 ・ 乱 丁 の 際 は お と り か え い ← に ー し ま 6 ・ す ・ ◎ 集 英 社 Printed in Japan 日 本 の 街 道 1 風 か け る み ち の く 昭 和 五 十 六 年 七 月 一 一 十 一 日 第 一 刷 発 行 032 ト ロ 600 ト 30

日本の街道 1 風かけるみちのく


風 か け る み ち の く 日 本 の 街 道 1 集 英 社 奧 州 街 道 羽 州 街 道 会 津 街 道 浜 街 道

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カ ラ ー ・ み ち の く の , フ た ー カ ラ ー ・ 随 想 南 京 婆 の や っ て く る 道 井 上 ひ さ し 紅 花 の 里 ・ 行 者 の み ち 真 壁 仁 目 に は 見 え な い も の の 列 長 部 日 出 雄 街 道 小 史 み ち の く の 道 は 近 世 の 道 渡 辺 信 夫 街 道 地 図 奧 州 街 道 / 会 津 西 街 道 / 米 沢 街 道 / 石 巻 街 道 カ ラ ー ・ 北 上 山 地 / 秋 田 街 道 / み ち の く の 祭 り 大 名 が 往 き 文 化 の 流 れ る 道 ー ー ・ み ち の く の 幹 道 ・ 奥 州 街 道 渡 辺 信 夫 宿 場 と 蔵 の 遺 る 道 ー ー ー 会 津 西 街 道 と 米 沢 街 道 竹 川 重 男 北 上 川 の 舟 運 渡 辺 信 夫 江 戸 へ 米 の 行 く 道 ー ー 平 泉 ・ 黄 金 の 文 化 を 支 え た 道 大 石 直 正 民 俗 の 里 へ ・ 遠 野 と 角 館 ー ー 遠 野 街 道 ・ 秋 田 街 道 細 井 計 / 平 川 新 北 上 山 地 の 鉄 と 塩 の 道 ー ー ー 小 本 街 道 と 野 田 ・ 沼 宮 内 街 道 深 井 甚 三 目 次 0 7 8 7 2

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カ ラ ー ・ み ち の く の , フ た ー カ ラ ー ・ 随 想 南 京 婆 の や っ て く る 道 井 上 ひ さ し 紅 花 の 里 ・ 行 者 の み ち 真 壁 仁 目 に は 見 え な い も の の 列 長 部 日 出 雄 街 道 小 史 み ち の く の 道 は 近 世 の 道 渡 辺 信 夫 街 道 地 図 奧 州 街 道 / 会 津 西 街 道 / 米 沢 街 道 / 石 巻 街 道 カ ラ ー ・ 北 上 山 地 / 秋 田 街 道 / み ち の く の 祭 り 大 名 が 往 き 文 化 の 流 れ る 道 ー ー ・ み ち の く の 幹 道 ・ 奥 州 街 道 渡 辺 信 夫 宿 場 と 蔵 の 遺 る 道 ー ー ー 会 津 西 街 道 と 米 沢 街 道 竹 川 重 男 北 上 川 の 舟 運 渡 辺 信 夫 江 戸 へ 米 の 行 く 道 ー ー 平 泉 ・ 黄 金 の 文 化 を 支 え た 道 大 石 直 正 民 俗 の 里 へ ・ 遠 野 と 角 館 ー ー 遠 野 街 道 ・ 秋 田 街 道 細 井 計 / 平 川 新 北 上 山 地 の 鉄 と 塩 の 道 ー ー ー 小 本 街 道 と 野 田 ・ 沼 宮 内 街 道 深 井 甚 三 目 次 0 7 8 7 2

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ー を ~ へ を 当 、 4 , を -1 ( 第 白 河 関 跡 ー ー 白 河 藩 主 の 松 平 定 信 が 建 て た 「 古 関 蹟 」 の 碑 て あ る 。 関 ケ 森 と よ ぶ 丘 の 上 に あ り 、 柵 列 の 跡 や 古 硯 な ど が 発 掘 さ れ た 。 姦 を 戔 置 く 伝 馬 制 を 実 施 し た 。 と も に 、 中 世 以 来 の 古 道 沿 奥 州 道 中 の 北 限 を 白 河 宿 と し た の も 当 然 で あ っ た 。 い に ひ と ま ず 新 領 国 経 営 の 必 要 か ら 伝 馬 制 を 設 置 し そ こ ま で の 奥 州 道 中 と は 、 江 戸 を 起 点 に し て 奥 州 に た も の と 思 わ れ る 。 至 る 街 道 と い う 意 味 で あ っ て 、 東 海 道 の よ う に 、 地 こ の よ う に 、 古 代 以 来 の 奥 羽 の 街 道 は 再 び 整 備 さ 域 内 を 通 過 す る 主 要 街 道 と い う 意 味 か ら 名 づ け た 街 れ は じ め る の で あ る が 、 本 格 的 な 整 備 は 江 戸 幕 府 と 道 名 で は な い か ら で あ る 。 各 藩 の 交 通 政 策 を ま た な け れ ば な ら な か っ た 。 江 戸 に 幕 府 が 開 か れ 奥 州 が 近 く な っ た と し て も 、 江 戸 の 人 々 に と っ て 奥 州 は い ぜ ん と し て み ち の く 奥 羽 の 道 は 近 世 の 道 ( 道 の 奥 ) で あ っ た の で あ る 。 い ま 奥 羽 の 大 道 と い え ば 、 多 く は 江 戸 時 代 の 奥 州 新 し い 奥 州 街 道 の 整 備 街 道 ( 奥 州 道 中 ) を 連 想 す る に ち が い な い 。 そ れ に は そ れ な り の 理 由 が あ る 。 古 く か ら 発 達 し 、 中 世 に 奥 州 の 道 は 奥 州 の 人 々 の 手 で し だ い に 整 備 さ れ て は 宿 も 存 在 し た 東 海 道 や 山 陽 道 と は 違 い 、 奥 羽 の 街 い っ た 。 参 勤 交 代 の 実 施 、 藩 に よ る 領 内 街 道 の 整 備 道 は 江 戸 時 代 に 入 っ て 急 速 に 整 備 さ れ た か ら で あ な ど に よ っ て 、 白 河 以 北 の 、 福 島 ・ 仙 台 ・ 盛 岡 と 北 る 。 そ の 意 味 で 奥 羽 の 道 は 近 世 の 道 な の で あ る 。 進 す る 道 筋 に も 宿 駅 が 設 け ら れ 、 一 里 塚 も 設 置 さ し 徳 川 氏 が 奥 州 道 中 の 一 部 に 伝 馬 制 を 布 き は じ め た れ 、 奥 州 道 中 の 延 長 路 と し て 一 筋 の 街 道 が で き あ が っ て い っ た 。 の は 、 開 幕 の 前 年 に あ た る 慶 長 七 年 (8() の こ と で あ る が 、 区 間 は 江 戸 千 住 宿 を 起 点 に 奥 州 の 玄 関 口 白 そ れ は 、 古 道 の 道 筋 に 沿 う も の で は あ っ た が 、 地 河 宿 ま で の 二 七 宿 に す ぎ な い 。 し か も 、 宇 都 宮 宿 ま 域 的 に み れ ば 古 道 と 江 戸 時 代 の 奥 州 街 道 の 道 筋 が 同 で は 日 光 道 中 と 同 道 で あ っ た か ら 、 狭 義 の 奥 州 道 中 一 で な い こ と で も わ か る よ う に 、 古 道 そ の も の の 整 は 白 沢 宿 か ら 白 河 宿 ま で の わ ず か 一 〇 宿 と い う こ と 備 で は な か っ た 。 新 し く 開 い た り 、 あ る い は 古 道 の に も な る 。 い ず れ に せ よ 、 奥 州 の 玄 関 口 白 河 宿 ま で 脇 道 を 拡 張 し た り し て 、 ま っ た く 新 し く 道 路 を つ く で あ る 。 る よ う な も の で あ っ た 。 幕 府 が 江 戸 と 京 坂 を 結 ぶ 東 海 道 ・ 中 山 道 の 一 一 大 街 そ し て 新 し い 街 道 を 整 備 す る の に は 一 つ の 原 則 が 道 と 、 江 戸 を 起 点 と す る 関 東 の 主 要 街 道 を 道 中 奉 行 あ っ た 。 す な わ ち 、 一 定 の 区 間 に 宿 駅 を 設 置 し 、 そ 管 轄 の 五 街 道 と 定 め 、 勘 定 奉 行 管 轄 の 脇 街 道 と 区 別 の 宿 駅 の 維 持 を 宿 住 民 に 負 担 さ せ る か わ り に 、 商 工 し て 、 別 扱 い に す る こ と が 原 則 で あ っ た と す れ ば 、 業 の 営 業 を 認 め る と い う 原 則 で あ る 。 宿 駅 村 に 町 屋 2

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霻 を ゝ 、 ト ・ 0 気 : 第 ま を に 。 “ 沢 地 檜 っ 、 一 だ の あ ~ ~ 一 の 津 幹 大 て を ・ 道 会 ぶ ど 路 、 、 お 街 は 9 は 】 難 沢 道 を 峠 く 米 街 方 原 づ 笹 谷 峠 ・ 有 耶 無 耶 関 跡 陸 奥 と 出 羽 を 結 ぶ 古 道 。 そ の 名 は 旅 人 に 山 鬼 の 有 無 を 烏 が 知 ら せ た こ と に よ る と い う 。 の 帰 路 を こ の 会 津 街 道 に と り 、 檜 原 峠 か ら 磐 梯 山 を 軽 井 沢 番 所 跡 望 ん で 会 津 に 再 び 入 っ た の で あ っ た 。 こ の 檜 原 峠 の 一 一 五 〇 ゞ 日 ) 昭 和 五 十 四 年 五 、 六 月 、 地 元 小 野 田 町 が 緊 急 発 掘 調 メ ー ト ル カ 日 肝 会 津 街 道 は 明 治 十 七 年 、 西 方 に 大 峠 ( 査 し た 。 そ れ に よ れ ば 、 半 森 山 の 麓 の や や 東 西 の 平 坦 通 し た た め 衰 え 、 大 峠 越 え も ま た 奥 羽 線 の 開 通 で 衰 な と こ ろ に 境 目 番 所 跡 ・ 足 軽 屋 敷 跡 が 一 段 高 い 台 地 に え た 。 檜 原 越 え も 板 谷 越 え も 大 変 に 難 所 の 多 い 峠 道 あ る 。 番 所 跡 に は 、 北 側 に 幅 二 一 〇 メ ー ト ル 、 八 段 の で あ っ た 。 板 谷 越 え で 米 沢 藩 領 に 入 っ た 古 川 古 松 軒 石 段 が あ り 、 周 囲 を 石 垣 で 囲 み 、 内 部 に 井 戸 ・ 土 間 跡 は 、 次 の よ 一 つ に 記 し て い る 。 が 確 認 さ れ た 。 街 道 は 、 こ れ ら の 建 物 群 の 北 側 を 東 西 に 走 り 、 墓 地 奥 州 福 島 を 出 で て よ り 悉 く 山 路 な り 、 中 に も 板 が 三 カ 所 に 分 か れ 、 あ き ら か に 移 植 し た と 思 わ れ る 谷 峠 と い う は 三 里 の 嶮 道 に て 、 一 人 横 た わ れ ば ( 西 ) 杉 ・ く る み ・ 李 な ど の 木 が 建 物 群 の 周 辺 に あ り 、 街 道 万 人 を と ど む る と い う べ き 難 所 な り 。 南 方 は の 北 側 に は 水 田 跡 と 思 わ れ る 湿 地 帯 が あ る 。 旧 足 軽 が 会 津 よ り 越 ゆ る な り 。 こ の 道 に 奥 州 檜 原 峠 、 羽 明 治 中 期 ま で 住 ん で い た と い わ れ 、 耕 作 し て い た の で け ん そ 州 綱 木 峠 な ど の 難 所 あ り 、 そ の 嶮 岨 筆 紙 に 尽 く あ ろ う 。 番 所 遺 構 が ほ ば 完 全 な 形 で 残 さ れ て お り 、 本 そ う て ん す べ か ら ず 。 峰 に 上 れ ば 蒼 天 に 入 る か と 驚 き 、 格 的 な 調 査 の う え 、 貴 重 な 歴 史 遺 産 と し て 保 存 さ れ る こ ん り ん ざ 、 こ と が 望 ま れ る 。 谷 に 下 り て は 金 輪 際 に 落 つ る か と 恐 る 。 伝 え 聞 し よ く さ ん さ ん ど う く 蜀 山 の 桟 道 も 、 こ れ に は 過 ぎ じ と 覚 え 侍 る 。 檜 原 ・ 板 谷 の 峠 は 中 国 の 蜀 山 の 桟 道 よ り も 険 阻 な こ の 笹 谷 峠 ( ー 九 9 メ ) で あ っ た と す る 説 も あ る 。 江 戸 時 代 前 期 は 羽 州 街 道 の 参 勤 交 代 路 と し て 、 中 期 以 道 で あ る と い う 。 険 阻 な 道 で も 輸 送 路 で あ り 、 参 詣 降 は 年 貢 米 な ど の 輸 送 路 と し て 利 用 さ れ た 。 仙 台 と の 道 と な っ た 。 米 沢 方 面 か ら 会 津 地 方 に 移 出 さ れ た ふ た く ち も に わ あ お そ 品 物 は 青 芋 ・ 木 綿 ・ 漆 ・ 煙 草 な ど 、 移 入 品 は 焼 き 物 ・ 山 形 を 結 ぶ 最 も 近 い 二 ロ 街 道 は 、 茂 庭 ・ 長 町 間 が 笹 く る み 塗 り 物 ・ 胡 桃 な ど で 、 七 、 八 月 に は 一 日 四 、 五 〇 〇 谷 街 道 と 重 複 し 、 幕 末 に は 一 日 二 〇 〇 人 か ら 三 〇 〇 ど う し ゃ 人 に の ば る 三 山 参 詣 の 信 者 た ち が 二 ロ 峠 を 越 え 、 山 人 の 湯 殿 山 参 詣 の 道 者 が 通 っ た と い う 。 夏 は 牛 馬 だ し よ い こ が 冬 は す べ て 背 負 子 で 運 ん だ 。 形 方 面 か ら も 多 く の 人 た ち が 金 華 山 参 詣 ・ 松 島 遊 山 な か や ま こ う よ う き さ か た に 越 え て き た 。 文 人 中 山 高 陽 は 仙 台 か ら 象 潟 へ の 旅 参 詣 の 峠 に 二 ロ 峠 を 越 え て 山 寺 に 出 て 、 帰 路 笹 谷 峠 を 越 え て 仙 台 藩 の 南 部 と 山 形 方 面 を 結 ぶ 笹 谷 街 道 は 、 す で 帰 仙 し て い る 。 二 ロ 峠 を 越 え る と き の 様 子 を 、 う や む や 二 口 に 着 。 国 堺 番 、 山 中 に 二 軒 有 。 こ こ に て セ に 代 に 開 か れ 、 歌 枕 に う た わ れ た 有 耶 無 耶 の 関 は 8

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心 な 三 を い 1 い 第 を を 豌 . を 米 沢 街 道 米 沢 街 道 は 、 米 沢 か ら 東 に 板 谷 峠 を 越 え て 、 庭 坂 を 経 経 て 宇 津 峠 を 越 え 、 ト / 国 か ら 越 後 に 入 る 街 道 が 分 か れ て て 福 島 で 奥 州 街 道 に 結 は れ 、 一 方 、 会 津 若 松 と の 間 は 、 い た 。 米 沢 の 周 辺 は 置 賜 地 方 と 呼 ば れ て 、 冬 の 気 候 は 厳 大 峠 越 え で 中 小 屋 ・ 根 小 屋 を 経 て 喜 多 方 ( 小 田 付 ) に 出 し く 、 交 通 の 不 便 な と こ ろ で あ り 、 加 え て 領 主 上 杉 家 は る か 、 檜 原 峠 を 越 え て 檜 原 湖 の 北 を 通 り 大 塩 ・ 熊 倉 ・ 塩 三 〇 万 石 か ら 一 五 万 石 に 減 封 さ れ て い た し か し 、 名 君 8 川 を 経 て 会 津 若 松 に 出 る 道 で あ っ た 。 ま た 、 糠 目 か ら 治 憲 ( 鷹 山 ) が 出 て 藩 を 再 建 、 今 日 の 置 賜 地 方 繁 栄 の 基 赤 湯 を 経 て 上 山 で 羽 州 街 道 と 結 ば れ 、 赤 湯 か ら は 飯 豊 を 礎 を 築 い た 。 渓 谷 の 美 一 一 一 東 北 を 縦 走 す る 奥 羽 山 脈 の 谷 あ い は ま た 、 四 季 折 々 の 景 観 を 呈 し て 、 道 ゆ く 人 々 の 目 を 慰 め る 。 米 沢 の 家 並 み 一 一 最 上 川 の 上 流 松 川 と 鬼 面 川 に ま た が り 、 上 杉 鷹 山 の 殖 産 興 業 ・ 質 素 倹 約 の 気 風 を 今 に 残 す 。

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君 命 に 従 っ た 江 戸 時 代 の 旅 の 代 表 的 な も の は 、 い 家 な ど も 奥 州 街 道 に 出 て 江 戸 に 上 る 場 合 と 水 戸 街 道 う ま で も な く 大 名 の 参 勤 交 代 で あ っ た 。 奥 州 街 道 を を 通 っ て 江 一 尸 に 向 か う 場 合 と が あ っ た 。 上 り 下 り し た 諸 大 名 を 文 政 四 年 ( hl<) に 調 べ た 幕 府 江 戸 へ の 道 は 遠 く の 記 録 が あ る 。 そ れ に よ る と 奥 州 は 一 九 家 、 羽 州 一 一 家 、 野 州 四 家 、 松 前 一 家 と な っ て い る 。 こ れ を 街 参 勤 交 代 が 制 度 と し て 定 期 的 に 実 施 さ れ た の は 寛 え い 道 沿 い に み る と 、 八 戸 藩 の 南 部 家 、 盛 岡 藩 の 南 音 永 十 一 一 年 ( 一 一 0 に 幕 府 が 武 家 諸 法 度 を 改 訂 し て か ら 一 五 六 七 家 、 仙 台 藩 伊 達 家 、 一 一 本 松 藩 丹 羽 家 、 白 河 藩 松 平 家 で あ る 。 と き の 仙 台 藩 主 は 独 眼 竜 伊 達 政 宗 C な ど は 当 然 な が ら 奥 州 街 道 を 参 勤 交 代 路 と し た 。 こ 六 ) で あ っ た 。 か っ て 天 下 人 豊 臣 秀 吉 に 抵 抗 し 、 江 み ん ま や は せ く ら つ ね な が れ に 松 前 藩 の 松 前 家 が 海 路 三 厩 に 出 て 奥 州 街 道 を 利 戸 幕 府 が 生 ま れ た 後 も 家 臣 支 倉 常 長 を ロ ー マ に 派 遣 用 し 、 会 津 藩 の 松 平 家 は 会 津 道 を 白 河 宿 に 出 、 棚 倉 し て 、 奥 州 の 王 を 主 張 し た 政 宗 で は あ っ た が 、 天 下 よ わ い 藩 の 井 上 家 は 棚 倉 街 道 を 白 河 宿 に 出 て 奥 州 街 道 を 上 は 大 き く 変 わ り 、 齢 七 十 の 、 膈 噎 ( 胃 癌 ) の 症 で 苦 あ る じ っ た 。 弘 前 藩 の 津 軽 家 、 久 保 田 藩 の 佐 竹 家 、 新 庄 藩 し む 老 骨 の 一 国 の 主 と な っ て い た 。 政 宗 は 翌 寛 永 十 こ お り の 戸 沢 家 な ど は 羽 州 街 道 を 上 り 、 桑 折 宿 で 奥 州 街 道 三 年 四 月 二 十 日 仙 台 城 を 発 ち 江 戸 に 上 っ た 。 国 許 の に 出 た 。 羽 州 街 道 か ら 離 れ て い る 庄 内 藩 の 酒 井 家 家 臣 に は も は や 逢 う こ と も あ る ま い と 告 げ て の 悲 愴 は 、 新 庄 ま た は 山 形 城 下 で 羽 州 街 道 に 出 た が 、 米 沢 な 旅 立 ち で あ っ た 。 途 中 、 彼 は 奥 州 道 中 ( 奥 州 街 藩 は 仙 台 藩 領 の 通 過 を 避 け た の で あ ろ う か 、 険 阻 な 道 ) の 大 田 原 宿 か ら 日 光 に 向 か い 、 東 照 宮 に 参 詣 し 米 沢 街 道 を 福 島 に 出 て 江 戸 に 向 か っ た 。 江 戸 浜 街 道 て い る 。 か っ て の 盟 友 徳 川 家 康 の 一 一 一 回 忌 に あ た る ( 陸 前 浜 街 道 ) 沿 い の 中 村 藩 の 相 馬 家 、 磐 城 平 の 安 藤 か ら で も あ っ た が 、 今 生 の 別 れ と 覚 悟 し て の 日 光 立 ち 寄 り で あ っ た に ち が い な い 。 彼 は 自 ら 予 期 し た よ う に 同 年 五 月 二 十 四 日 、 江 戸 桜 田 屋 敷 に お い て 七 十 道 歳 の 生 涯 を 閉 じ た の で あ る 。 翌 日 政 宗 の 遺 体 は 江 戸 平 台 沼 村 物 当 奠 州 街 道 関 成 折 島 を 出 発 し 奥 州 街 道 を 仙 台 に 下 っ た 。 道 筋 で は 彼 の 死 桑 = ニ 財 第 を 悼 み 多 く の 人 び と が 合 掌 し て 別 れ を 惜 し ん だ と い ノ 山 沢 ~ ' 2 白 原 う 。 追 い 腹 を 切 り 壮 烈 な 殉 死 を 遂 げ た 家 臣 一 五 人 を 松 年 , ッ き よ う が み ね ず い ほ う で ん ・ 大 従 え て 、 彼 は い ま 仙 台 経 ケ 峰 の 豪 華 な 霊 廟 瑞 鳳 殿 に 眠 っ て い る 。 青 森 十 和 田 間 弖 ム 首 朋 倉 , 日 光 。 ぶ ん せ い か ん

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山 河 を 越 え る 深 雪 の 道 羽 州 街 道 ぶ 攣 羽 州 街 道 と 旅 日 記 こ の 街 道 は 、 福 島 の 北 方 、 桑 折 で 奥 州 街 道 に 分 か か み の や ま し ち か し ゆ く れ 、 山 中 七 ケ 宿 街 道 を 通 り 、 上 山 ・ 山 形 ・ 新 庄 秋 田 ・ 弘 前 の 主 な 城 下 町 を 結 ん で 青 森 に 達 す る 。 そ の 宿 駅 の 数 は 五 八 宿 と い わ れ て い る が 、 も ち ろ ん こ れ は 「 間 の 宿 」 と も 呼 ば れ る 補 助 駅 も 加 え て の 数 で あ る 。 南 か ら 村 山 平 野 ・ 新 庄 盆 地 を 通 り 、 横 手 盆 地 ・ 秋 田 平 野 と 、 多 く の 盆 地 や 平 野 を 結 び な が ら 走 る が 、 そ の た め に ま た 多 く の 峠 を 越 え 、 奥 羽 山 脈 か ら 流 れ る 無 数 の 川 を 渡 ら な け れ ば な ら な か っ た 。 こ の 街 道 の 特 色 は 、 冬 期 に は 二 メ ー ト ル 以 上 の 深 い 積 さ ば ね お が ち 雪 で 途 絶 え が ち と な る 猿 羽 根 峠 や 雄 勝 峠 な ど の 峠 と 、 川 の 難 所 が 多 い こ と で あ ろ う 。 こ の 街 道 の 旅 日 記 と し て 知 ら れ る 主 な も の に は 、 , 。 、 一 ヾ 〈 こ ) 一 第 、 「 ~ 一 ~ 、 一 、 一 第 二 ~ 一 ・ 近 世 初 頭 0 『 梅 津 政 景 〕 記 一 元 禄 年 0 丸 て ん め い 山 可 正 『 奥 羽 日 記 』 が あ り 、 ま た 天 明 (L 坐 ふ る か わ こ し よ う け ん ) 年 間 の 古 川 古 松 軒 『 東 遊 雑 記 』 や 高 山 彦 九 郎 『 北 行 日 記 』 も 、 関 連 す る と こ ろ は 部 分 的 だ が 、 興 味 深 い 記 述 が あ る 。 上 山 か ら 青 森 ま で 、 街 横 山 昭 男 、 」 お り 山 形 大 学 教 授 か ん

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七 ケ 宿 街 道 ・ 上 戸 沢 宿 ゆ る や か な 坂 道 と 茅 葺 き 屋 根 の 家 並 み は 、 旧 道 を 進 む 者 に い っ そ う 旧 宿 駅 の 風 情 を 感 し さ せ る 。 、 、 ま ー ミ ま 廃 し て 院 内 峠 を 開 き 、 江 戸 へ の 道 を 整 備 し て い る 。 側 の い う 会 津 道 で あ る 。 秀 吉 が 小 田 原 か ら 会 津 入 り ま た 、 東 海 道 や 中 山 道 の 伝 馬 制 に 類 似 す る 、 青 印 の し た と き に 開 発 さ れ た 。 の ち に 延 長 さ れ 、 越 後 に 入 伝 馬 制 を 領 内 で 実 施 し た の も 慶 長 期 で あ る 。 た だ 当 り 、 三 大 佐 渡 路 の 一 つ と し て 佐 渡 産 金 を 江 戸 に 運 ん 初 、 出 羽 国 か ら 陸 奥 国 へ の 羽 州 街 道 の 道 筋 は 、 山 形 だ 。 会 津 で は 白 河 ま で を 東 通 り ・ 白 河 通 り ( 白 河 街 一 城 下 か ら 東 に 折 れ て 笹 谷 峠 を 越 え 奥 州 街 道 の 刈 田 宮 道 ) な ど と 呼 び 、 幕 府 役 人 の 往 来 、 会 津 藩 主 の 参 勤 宿 に 出 て い た が 、 し だ い に 山 中 七 ケ 宿 街 道 を 利 用 す 交 代 路 と し て 、 ま た 庶 民 の 江 戸 往 還 路 と し て 賑 わ っ た の で あ る 。 る よ う に な り 、 桑 折 宿 が 奥 少 , 、 街 道 と の 分 岐 点 と な っ た の で あ る 。 羽 州 街 道 の 呼 称 も ま た 固 定 し た も の で 会 津 若 松 と 江 尸 を 結 ぶ も う 一 つ の 主 要 街 道 は 南 山 は な く 、 最 上 道 ・ 山 形 道 ・ 秋 田 道 な ど と 呼 ぶ こ と も 通 り ( 会 津 西 街 道 ) で あ る 。 日 光 道 中 の 今 市 宿 を 起 あ っ た の で あ る 。 点 に 北 上 し 、 会 津 若 松 に 通 じ る 街 道 で 、 江 戸 ・ 会 津 一 方 、 秋 田 ・ 津 軽 両 藩 で は 羽 州 街 道 を 「 大 道 」 と 若 松 間 の 最 短 距 離 と し て 会 津 藩 の 江 戸 廻 米 が 送 ら 称 し 、 他 の 領 内 道 を 「 脇 街 道 」 と 呼 ん で 区 別 し て い れ 、 民 間 の 運 送 業 者 で あ る 中 附 馬 な ど が 往 来 し た 。 た 。 江 戸 に 通 じ る 道 、 参 勤 交 代 路 、 他 国 者 も 通 る 往 南 山 通 り の 旧 大 内 宿 は 、 か っ て の 宿 場 の た た ず ま い を い ま も 山 中 に と ど め て い る 。 還 路 な ど の 意 味 が そ こ に こ め ら れ て い る の で あ ろ 白 河 宿 を 東 に 入 る の が 棚 倉 街 道 で あ る 。 六 万 石 の 棚 倉 が 中 心 で 、 南 下 し て 常 陸 に 入 り 江 一 尸 城 下 に 達 す 白 河 に つ づ く 道 る 。 幅 三 間 (f い ) と 奥 州 街 道 と 同 じ 道 幅 の 大 道 み ち の く を 南 北 に 走 る 奥 州 街 道 と 羽 州 街 道 を 幹 に で あ っ た 。 郡 山 宿 か ら 太 平 洋 岸 の 平 方 面 に 通 じ る 道 多 く の 脇 街 道 が 走 り 、 秘 境 や 名 勝 地 に も 通 じ て い が 岩 城 街 道 で あ る 。 沿 道 の 守 山 藩 や 一 一 本 松 藩 の 江 戸 な た 。 玄 関 口 白 河 宿 を 起 点 に 北 進 し つ つ 、 主 な 脇 街 道 廻 米 の 津 出 し 路 で 、 岩 城 浜 の 諸 湊 か ら 船 で 常 陸 の 那 か み な と を た ど る こ と に し よ う 。 珂 湊 に 運 ん だ の で あ る 。 帰 り 荷 は 塩 荷 が 多 く 牛 に よ は じ め に 、 奥 州 会 津 へ の 道 で あ る 。 秀 吉 の 奥 州 下 り 駄 送 さ れ た 。 郡 山 宿 を 北 上 し 本 宮 ・ 二 本 松 な ど を し ず め 向 以 来 、 会 津 は つ ね に 奥 羽 の 鎮 と し て 重 き を な し 、 通 過 す る と 板 倉 三 万 石 の 城 下 福 島 に 着 く 。 こ こ か ら 譜 代 大 名 が 配 置 さ れ て き た 。 水 運 に 恵 ま れ ず 、 関 東 現 在 の 国 鉄 奥 羽 線 沿 い に 北 進 し 米 沢 城 下 に 至 り 、 羽 に 近 い こ と も あ っ て 街 道 が 発 達 し た 。 白 河 宿 を 西 に 州 街 道 の 上 山 宿 に 連 結 す る の が 米 沢 街 道 で あ る 。 折 れ 、 長 沼 ・ 勢 至 堂 を 経 て 会 津 若 松 に 至 る 道 が 白 河 米 沢 藩 の 参 勤 交 代 路 と し て 利 用 さ れ た 。 か み の や ま 2