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現代日本の文学 Ⅱ― 7 嘉村 礒多 梶井 基次郎 中島 敦 集


現 イ 日 本 の 文 学 11-7 嘉 木 石 義 多 梶 井 基 次 第 集 中 島 敦 〈 監 修 委 員 〉 伊 藤 整 井 上 靖 川 端 康 成 ネ = 一 島 由 紀 夫 究 〈 編 集 委 員 〉 習 足 立 巻 一 学 奥 野 健 男 尾 崎 秀 樹 ( 五 十 音 順 )

現代日本の文学 Ⅱ― 7 嘉村 礒多 梶井 基次郎 中島 敦 集


現 代 日 本 の 文 学 全 10 巻 嘉 村 礒 多 梶 井 基 次 郎 集 中 島 敦 昭 和 51 年 1 月 1 日 初 版 発 行 昭 和 57 年 3 月 10 日 6 版 発 行 嘉 村 礒 多 著 者 梶 井 基 次 郎 中 島 敦 発 行 者 古 岡 発 行 所 鑾 学 習 研 究 社 東 京 都 大 田 区 上 池 台 4 ー 40 ー 5 郵 便 番 号 145 振 替 東 京 8 -142930 電 話 東 京 ( 720 ) 1111 ( 大 代 表 ) 印 刷 株 式 会 社 恒 陽 社 印 刷 所 株 式 会 社 美 術 版 画 社 信 毎 書 籍 印 刷 株 式 会 社 製 本 加 藤 製 本 株 式 会 社 本 文 用 紙 三 菱 製 紙 株 式 会 社 表 紙 ク ロ ス 東 洋 ク ロ ス 株 式 会 社 製 函 永 井 紙 器 印 刷 株 式 会 社 * こ の 本 に 関 す る お 問 合 せ や ミ ス な ど が あ り ま し た ら , 文 書 は 、 学 研 電 話 は . 東 京 都 大 田 区 上 池 台 4 丁 目 40 番 5 号 ( 〒 145 ) お 客 さ ま 相 談 セ ン タ ー 現 代 日 本 の 文 学 係 へ , 東 京 ( 03 ) 720 ー 1111 へ お 願 い し ま す 。 ◎ 1976 Sakae Kamura,Kenichi Kajii,Takeshi Nakajima 164 677 ー 1002 Printed in Japan 本 書 内 容 の 無 ISBN4 ー 05 ー 050631 ー 9 断 複 写 を 禁 す

現代日本の文学 Ⅱ― 7 嘉村 礒多 梶井 基次郎 中島 敦 集


嘉 村 礒 多 集

現代日本の文学 Ⅱ― 7 嘉村 礒多 梶井 基次郎 中島 敦 集


市 ー 自 知 ~ 攻 工 一 集 第 四 巻 ・ 甲 ・ 自 新 - 一 扠 ム 、 ~ ~ 集 - 第 三 を 山 ー 白 . 敦 ム エ 一 第 ( 第 二 を 右 敦 自 鬆 昭 和 34 年 6 月 か ら 35 年 9 月 に か け て 文 治 堂 書 店 よ り 刊 行 さ れ た 『 中 島 敦 全 集 』 劇 的 な 構 成 は す ば ぬ け て 巧 妙 で あ る 。 そ の 二 つ め は 、 し よ う す い 「 光 と 風 と 夢 」 に 代 表 さ れ る 憧 景 の 系 列 で あ る 。 「 南 島 言 」 も こ れ に 属 す る 。 三 つ め は 「 斗 南 先 生 」 「 か め れ 刊 お ん 日 記 」 「 狼 疾 記 」 な ど 身 近 に 取 材 し 、 知 識 人 の 内 潮 面 風 景 を 鋭 く 分 析 し た 作 品 群 で あ る 新 中 島 敦 は 中 村 光 夫 の い う よ う に 「 人 間 を 知 り 、 人 門 年 と 人 間 の 交 渉 の 間 に 生 れ る 恐 怖 」 を だ れ よ り も 強 く 知 和 っ て い た 作 家 の 一 人 と い っ て よ い 。 没 後 発 表 さ れ た 「 弟 昭 子 」 や 「 李 陵 」 は 、 い さ さ か の 濁 り も 含 ま ぬ 人 間 認 識 刊 房 の 小 説 で あ る 。 「 李 陵 」 の な か に 描 か れ た 三 人 の 人 物 ー ー 李 陵 ・ 司 馬 遷 ・ 蘇 武 は 、 大 き な 歴 史 の 運 命 と 摩 筑 各 自 の 独 特 の 資 質 の な か で 、 互 い に 緊 張 関 係 を 含 み つ つ 、 お の れ 自 身 を 深 め て い く 。 そ の 関 連 の お の す か ら 和 の 均 整 、 そ こ に こ の 作 の 卓 抜 さ が あ る 弟 子 」 に お 昭 い て も そ れ は 孔 子 と 子 路 と 子 貢 と の 関 係 に お い て み ご と な ド ラ マ が 成 立 す る 書 没 後 再 評 価 の 機 運 と と も に 友 人 た ち の あ た た か い 手 で 全 集 が 編 ま れ た 風 景 も ま た 嘉 村 礒 多 ・ 梶 井 基 次 郎 ・ 中 島 敦 三 人 の 共 通 の も の で あ る 和 昭 ※ 写 真 は 嘉 村 栄 ・ 梶 井 謙 一 ・ 中 島 桓 ・ 山 田 悟 ・ 中 谷 孝 雄 ・ 安 藤 公 夫 ・ 淀 野 あ や ・ 山 口 比 男 の 各 氏 を は じ め 、 文 治 堂 書 店 ・ 山 口 高 等 学 校 ・ 横 浜 学 園 ・ 湯 川 屋 ・ 日 本 近 代 文 学 館 の 御 協 力 を 賜 わ り ま し た 。 写 真 の 著 作 権 は 極 力 調 査 し ま し た が 、 お 気 づ き の 点 は 御 連 絡 を お 願 い 致 し ま す 。 譚 島 南 光 ど ど 夢 著 敦 島 中 店 山 小 日 462

現代日本の文学 Ⅱ― 7 嘉村 礒多 梶井 基次郎 中島 敦 集


評 嘉 故 神 途 秋 曇 足 父 崖 業 業 嘉 伝 村 年 注 郷 苦 村 的 礒 の 礒 嘉 解 多 譜 解 に 墓 多 村 説 文 帰 前 辺 文 礒 学 多 つ り 相 な の 紀 集 ろ 婚 上 で 日 撲 日 下 苦 ロ 六 八 一 0 四 紅 野 敏 郎 四 五 紅 野 敏 郎 四 三 三 足 立 巻 一 一 七 梶 井 基 次 郎 集 目 次 梶 井 基 次 郎 文 学 紀 行 蝉 の 文 法 、 闇 の こ と ば 城 の あ る 町 に て : あ る 心 の 風 景 の 昇 天 : 冬 の 日 : 筧 の 話 器 楽 的 幻 覚 : 冬 の 蠅 あ る 崖 上 の 感 情 : 桜 の 樹 の 下 に は : 足 立 巻 一 一 穴 一 一 三 四 ・ : 一 一 三 六 ・ : 一 七 三 一 九 七 一 一 0 六

現代日本の文学 Ⅱ― 7 嘉村 礒多 梶井 基次郎 中島 敦 集


評 嘉 故 神 途 秋 曇 足 父 崖 業 業 嘉 伝 村 年 注 郷 苦 村 的 礒 の 礒 嘉 解 多 譜 解 に 墓 多 村 説 文 帰 前 辺 文 礒 学 多 つ り 相 な の 紀 集 ろ 婚 上 で 日 撲 日 下 苦 ロ 六 八 一 0 四 紅 野 敏 郎 四 五 紅 野 敏 郎 四 三 三 足 立 巻 一 一 七 梶 井 基 次 郎 集 目 次 梶 井 基 次 郎 文 学 紀 行 蝉 の 文 法 、 闇 の こ と ば 城 の あ る 町 に て : あ る 心 の 風 景 の 昇 天 : 冬 の 日 : 筧 の 話 器 楽 的 幻 覚 : 冬 の 蠅 あ る 崖 上 の 感 情 : 桜 の 樹 の 下 に は : 足 立 巻 一 一 穴 一 一 三 四 ・ : 一 一 三 六 ・ : 一 七 三 一 九 七 一 一 0 六

現代日本の文学 Ⅱ― 7 嘉村 礒多 梶井 基次郎 中島 敦 集


中 島 敦 文 学 ア ル バ ム 明 治 四 十 二 年 生 ま れ の 中 島 敦 は 、 三 十 四 年 生 ま れ の 梶 井 基 次 郎 に 比 べ て 八 歳 年 下 と い う こ と に な る 。 ま た 三 十 年 生 ま れ の 嘉 村 礒 多 に 比 べ て 十 二 歳 の 年 齢 の 開 き が あ る 。 し か し 嘉 村 は 昭 和 八 年 に 亡 く な っ て い る の で 享 年 は 三 十 六 歳 、 梶 井 は 昭 和 七 年 に 亡 く な っ て い る の で 享 年 は 三 十 二 歳 、 そ し て 中 島 は 昭 和 十 七 年 に 亡 く っ て い る の で 享 年 は 三 十 三 歳 、 従 っ て こ の 世 で の 生 存 期 間 は こ の 三 人 は は と ん ど 同 し 、 と い う こ と に な る い す れ も ま だ 人 生 的 に は こ れ か ら と い う 時 点 で 亡 く な っ て い る し か し 文 学 的 な 観 点 か ら い え ば 、 そ の 短 か し よ う 力 、 い 生 涯 の な か で い す れ も は ば 完 全 に 昇 華 し き っ た 作 品 を こ の 世 に 残 し て い る 。 ま た 生 存 中 よ り も む し ろ 死 後 良 質 の 読 者 や 研 究 者 に 大 い に 恵 ま れ て い る 、 と い う 点 か ら い っ て も 共 通 の 性 格 を 持 つ 。 中 島 敦 の 父 中 島 田 人 は 、 漢 学 者 中 島 山 の 第 七 子 、 年 少 の と き よ り 漢 学 を 父 に 習 い 、 や が て 文 部 省 の 教 員 検 定 試 験 ( 漢 文 ) に 合 格 、 つ い で 各 地 の 中 学 で 漢 文 の 教 昭 和 十 一 年 頃 長 男 桓 と 敦 師 と し て 勤 め た 。 敦 か ら い え ば 、 祖 父 も 父 も 、 と も に け し 評 伝 的 解 説 〈 中 島 敦 〉 紅 野 敏 郎 あ っ し イ 53

現代日本の文学 Ⅱ― 7 嘉村 礒多 梶井 基次郎 中島 敦 集


梶 井 基 次 郎 集

現代日本の文学 Ⅱ― 7 嘉村 礒多 梶井 基次郎 中島 敦 集


一 「 ~ ま 0 ・ 第 て 一 多 こ 第 物 午 し 丐 ク ッ ト , に き え を を ゆ 冖 第 ま を ー こ も 女 に を , て , “ と 5 勺 ル え ー み ー し 4 ー を - お - ト 、 よ 0- ャ ) 、 と , ) み を 準 へ 0 を 1 ) ( 窄 す 」 ” は 一 、 ~ ・ の 第 に 一 科 レ を レ 汁 み わ 0 」 イ あ - ー , と に を ー 名 ~ の ル 」 れ は し ~ を は ー 主 み を 4 を え お ・ 上 ノ ー ト に 書 か れ た ひ そ 詩 「 秘 や か な 楽 し み 」 「 檸 檬 」 の 原 形 と な っ た も の 、 第 。 右 三 高 時 代 左 よ り 基 次 郎 , 中 谷 孝 雄 , 外 村 繁 ( 当 時 茂 ) 、 左 大 正 12 年 23 歳 当 時 の 基 次 郎 、 を マ 間 か ら 萌 え 出 て い る 」 が 刻 み こ ま れ た 。 さ ら に そ の 夏 に は 中 谷 孝 雄 、 飯 島 川 冬 彦 、 石 川 弘 、 小 山 栄 雅 正 、 浅 野 晃 、 平 林 英 子 、 ら に 地 元 の 人 々 の 執 筆 し た 『 記 念 文 集 』 も 編 ま れ た 。 こ れ ら 二 つ の 小 冊 子 の ど の 頁 を 繰 っ て も 梶 井 に 対 す る 心 か ら の 愛 着 が 語 ら れ て い る 一 般 の 文 学 碑 に つ い て は 必 す し も 全 面 的 な 賛 意 を 表 し が た い も の も 多 い の だ が 、 梶 井 の も の に つ い て は 、 推 進 者 や そ の 周 辺 の 人 々 の ま し り け の な い 純 粋 さ に あ る 感 動 も 覚 え 、 文 句 な し に 賛 意 を 表 し た い 。 梶 井 が 亡 く な っ た の は 昭 和 七 年 三 月 で あ る が 、 そ の と く し ゅ う 年 の 五 月 号 の 「 作 品 」 は 、 「 梶 井 基 次 郎 特 輯 号 」 を 編 ん で い る 嘉 村 礒 多 の 追 悼 号 と 同 し く こ の 「 作 品 」 の 見 識 を 示 す も の と い っ て よ い 。 当 時 の 主 流 の ジ ャ ー ナ ) ズ ム は 、 こ の 梶 井 の 死 を 心 か ら 啅 む 営 み を ほ と ん ど 示 し て い な い 「 作 品 」 に は 、 井 伏 鱒 一 一 、 辻 野 久 憲 、 阿 部 知 二 、 飯 島 正 、 菱 山 修 三 、 蔵 原 伸 一 一 郎 、 井 上 良 雄 滝 井 孝 作 、 丸 山 薫 、 淀 野 隆 三 、 小 野 松 二 ら が 寄 稿 し て い る 。 「 青 空 」 の 直 接 的 な 関 係 者 は 飯 島 正 と 淀 野 隆 三 わ す の 二 人 で あ る 。 「 僅 か 一 夏 の 数 週 間 と 一 春 の 十 日 余 り と が 僕 達 の 交 り の す べ て 」 と い う 辻 野 久 憲 は 、 「 し か し こ れ ほ ど 強 く 僕 を 惹 き つ け 、 こ れ は ど 敬 愛 の 念 を 僕 妬 に 抱 か せ た 人 は そ う 多 く い な い 」 と 断 言 す る 。 辻 野 の

現代日本の文学 Ⅱ― 7 嘉村 礒多 梶井 基次郎 中島 敦 集


昭 和 四 年 文 壇 に 認 め ら れ た 頃 の 礒 多 評 伝 的 解 説 〈 嘉 村 礒 多 〉 紅 野 敏 郎 か む ら い そ た 昭 和 九 年 一 月 の 「 作 品 」 は 、 嘉 村 礒 多 の 追 悼 特 集 を 編 ん で い る 。 嘉 村 の 参 考 文 献 リ ス ト を 見 て も わ か る よ う に こ の 前 後 に 力 を 入 れ た 嘉 村 の 追 啅 号 は ほ と ん ど 編 よ こ み つ り ま れ て い な い よ う で あ る 。 こ の 「 作 品 」 に は 、 横 光 利 わ か わ 9 ) し 、 井 伏 鱒 一 一 、 小 野 松 二 、 勤 、 加 藤 武 雄 、 櫨 川 あ へ と も ( 成 瀬 正 勝 ) 、 新 河 上 徹 太 郎 、 堀 木 克 三 、 阿 部 知 こ ん ひ で み 二 、 飯 島 正 、 今 日 出 海 ら が 寄 稿 、 つ ま り 当 時 と し て は 大 特 集 と い っ て よ い し か も こ の 「 作 品 」 は 、 い わ ば 「 文 学 界 」 前 史 と も い う べ き 要 素 を も 持 っ て い た 昭 和 初 期 の 芸 術 派 文 学 者 の 一 大 拠 点 で も あ っ た 。 こ の 「 作 品 」 の 追 悼 号 は 、 「 途 上 」 が は し め て 「 中 央 公 論 」 誌 上 に 掲 げ ら れ た あ の 伝 説 的 な 喜 び と と も に 嘉 村 の 至 り つ い た 浄 福 の 一 つ の 姿 を 示 し て い る も の と も 思 え る 「 作 品 」 掲 載 の 嘉 村 の 「 略 歴 」 を 引 い て み る と 、 「 山 口 中 学 を 中 途 退 学 し 後 宗 教 に 道 を 求 め た り 又 は 文 学 に 志 し て 再 三 上 京 せ り 。 大 正 十 四 年 上 京 後 不 同 調 へ ん し ゅ う の 記 者 を し つ づ い て 近 代 生 活 の 編 輯 な ど を 手 伝 い そ が け の 間 『 崖 の 下 』 『 途 上 』 の 二 冊 を 著 せ り 」